JPH09165840A - 環状目地ガスケット - Google Patents
環状目地ガスケットInfo
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- JPH09165840A JPH09165840A JP34762495A JP34762495A JPH09165840A JP H09165840 A JPH09165840 A JP H09165840A JP 34762495 A JP34762495 A JP 34762495A JP 34762495 A JP34762495 A JP 34762495A JP H09165840 A JPH09165840 A JP H09165840A
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- wall panel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】建築途中の構造物の外壁に設けられる開口部に
外壁パネルを組み込むのみで、この外壁パネルの間に形
成される縦横の各目地をシール可能にする。 【解決手段】方形状の外壁パネルＰの４辺に対応する４
本の直線状ガスケット部Ｇ1 の各コーナー部をコーナー
ガスケット部Ｇ2 で連結したガスケットＧを外壁パネル
Ｐの外周面に装着して、この外壁パネルＰを組み付け
て、直線状及びコーナーの各ガスケット部Ｇ1,Ｇ2 を構
成する一次側及び二次側の各シール部を互いに弾接させ
ることにより、各外壁パネルの組付け時において、その
間に形成される縦横の各目地２３，２４をシールする。
外壁パネルを組み込むのみで、この外壁パネルの間に形
成される縦横の各目地をシール可能にする。 【解決手段】方形状の外壁パネルＰの４辺に対応する４
本の直線状ガスケット部Ｇ1 の各コーナー部をコーナー
ガスケット部Ｇ2 で連結したガスケットＧを外壁パネル
Ｐの外周面に装着して、この外壁パネルＰを組み付け
て、直線状及びコーナーの各ガスケット部Ｇ1,Ｇ2 を構
成する一次側及び二次側の各シール部を互いに弾接させ
ることにより、各外壁パネルの組付け時において、その
間に形成される縦横の各目地２３，２４をシールする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物外壁を構成
する方形状の外壁パネルの外周面に装着されて、この外
壁パネルを組み付けることにより、その間に形成される
縦横の各目地がシールされる構造の環状目地ガスケット
に関するものである。なお、本明細書において多用され
ている「弾接」とは、二つの部材が弾性変形して互いに
密着し合うことを意味する。
する方形状の外壁パネルの外周面に装着されて、この外
壁パネルを組み付けることにより、その間に形成される
縦横の各目地がシールされる構造の環状目地ガスケット
に関するものである。なお、本明細書において多用され
ている「弾接」とは、二つの部材が弾性変形して互いに
密着し合うことを意味する。
【０００２】
【従来の技術】建築途中の構造物の外壁に設けられる開
口部に方形状の外壁パネルを組み込むと、各外壁パネル
間に目地が縦横に形成される。そして、この縦横の目地
をシールする従来の工法の一つとしては、図１３に示さ
れるように、シーリング材４１を用いて、各外壁パネル
Ｐ間の目地４２の入口側を一次シールすると共に、同様
のシーリング材４１により目地４２の奥側を二次シール
するものがある。また、他の工法としては、図１４に示
されるように、目地４２の入口側をシーリング材４１に
より一次シールすると共に、その奥側を弾性変形可能な
ガスケット４３を用いて二次シールするものがある。な
お、図１３及び図１４において、４４は、一次側のシー
リング材４１のバックアップ材を示す。
口部に方形状の外壁パネルを組み込むと、各外壁パネル
間に目地が縦横に形成される。そして、この縦横の目地
をシールする従来の工法の一つとしては、図１３に示さ
れるように、シーリング材４１を用いて、各外壁パネル
Ｐ間の目地４２の入口側を一次シールすると共に、同様
のシーリング材４１により目地４２の奥側を二次シール
するものがある。また、他の工法としては、図１４に示
されるように、目地４２の入口側をシーリング材４１に
より一次シールすると共に、その奥側を弾性変形可能な
ガスケット４３を用いて二次シールするものがある。な
お、図１３及び図１４において、４４は、一次側のシー
リング材４１のバックアップ材を示す。
【０００３】上記した従来のいずれの工法においても、
目地４２の一次側はシーリング材４１によりシールする
と共に、二次側をガスケット４３でシールする工法にお
いても、このガスケット４３は、外壁パネルＰの組込み
時に施工している。このため、以下のような各不具合が
あった。（１）施工に足場を必要とし、しかもこの足場
を長期間に亘って設置しておく必要がある。（２）足場
を用いて施工せざるを得ないので、作業自体が危険であ
る。（３）シーリング材４１又はガスケット４３の施工
に時間がかかって、工期が長くなる。（４）シーリング
材４１に長期間に亘る安定性がなく、シーリング切れに
よって建築物の内部に雨水などが浸入する恐れがある。
目地４２の一次側はシーリング材４１によりシールする
と共に、二次側をガスケット４３でシールする工法にお
いても、このガスケット４３は、外壁パネルＰの組込み
時に施工している。このため、以下のような各不具合が
あった。（１）施工に足場を必要とし、しかもこの足場
を長期間に亘って設置しておく必要がある。（２）足場
を用いて施工せざるを得ないので、作業自体が危険であ
る。（３）シーリング材４１又はガスケット４３の施工
に時間がかかって、工期が長くなる。（４）シーリング
材４１に長期間に亘る安定性がなく、シーリング切れに
よって建築物の内部に雨水などが浸入する恐れがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した各
不具合に鑑み、建築途中の構造物の外壁に設けられる開
口部に外壁パネルを組み込むのみで、この外壁パネル間
に形成される縦横の各目地を同時にシールできるように
するのに加えて、縦横の各目地における十字状の交叉部
のシール性を高めることを課題としている。
不具合に鑑み、建築途中の構造物の外壁に設けられる開
口部に外壁パネルを組み込むのみで、この外壁パネル間
に形成される縦横の各目地を同時にシールできるように
するのに加えて、縦横の各目地における十字状の交叉部
のシール性を高めることを課題としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の請求項１に記載の本発明は、建築物外壁を構成する方
形状の外壁パネルの外周面に環状となって装着されて、
該外壁パネルを組み付けることにより、その間に形成さ
れる縦横の各目地をシールするための環状目地ガスケッ
トであって、外壁パネルの各辺の外周面の直線状部分に
装着される直線状ガスケット部と、その各コーナー部に
装着されるコーナーガスケット部とから成って、該コー
ナーガスケット部は、外壁パネルの相隣接する２辺に装
着される各直線状ガスケット部に対して型成形により一
体に接合成形されて、全体形状が環状となっており、前
記直線状ガスケット部及びコーナーガスケット部は、い
ずれも目地の入口側に配置される管状又はひれ状の一次
側シール部と、その奥側に配置される管状の二次側シー
ル部とが板状の連結部を介して一体に連結され、二次側
シール部の底部に一体成形されたアンカー部が、前記外
壁パネルの外周面に設けられた環状の嵌着溝に嵌着され
ることにより、ガスケット全体が外壁パネルに固定され
るように構成したことを、その特徴としている。また、
上記課題を解決するための請求項４に記載の発明は、上
記環状目地ガスケットにおいて、コーナーガスケット部
の型成形時においては、その二次側シール部が欠落され
ていて、この欠落部には、直線状ガスケット部の二次側
シール部よりも低応力で変形し得る材質から成るシール
片が装着されて、コーナーガスケット部を構成する二次
側シール部の全体形状が現出されるように構成したこと
を、その特徴としている。
の請求項１に記載の本発明は、建築物外壁を構成する方
形状の外壁パネルの外周面に環状となって装着されて、
該外壁パネルを組み付けることにより、その間に形成さ
れる縦横の各目地をシールするための環状目地ガスケッ
トであって、外壁パネルの各辺の外周面の直線状部分に
装着される直線状ガスケット部と、その各コーナー部に
装着されるコーナーガスケット部とから成って、該コー
ナーガスケット部は、外壁パネルの相隣接する２辺に装
着される各直線状ガスケット部に対して型成形により一
体に接合成形されて、全体形状が環状となっており、前
記直線状ガスケット部及びコーナーガスケット部は、い
ずれも目地の入口側に配置される管状又はひれ状の一次
側シール部と、その奥側に配置される管状の二次側シー
ル部とが板状の連結部を介して一体に連結され、二次側
シール部の底部に一体成形されたアンカー部が、前記外
壁パネルの外周面に設けられた環状の嵌着溝に嵌着され
ることにより、ガスケット全体が外壁パネルに固定され
るように構成したことを、その特徴としている。また、
上記課題を解決するための請求項４に記載の発明は、上
記環状目地ガスケットにおいて、コーナーガスケット部
の型成形時においては、その二次側シール部が欠落され
ていて、この欠落部には、直線状ガスケット部の二次側
シール部よりも低応力で変形し得る材質から成るシール
片が装着されて、コーナーガスケット部を構成する二次
側シール部の全体形状が現出されるように構成したこと
を、その特徴としている。
【０００６】外壁パネルの外周面に全周に、一次側及び
二次側の各シール部を有する環状の目地ガスケットが装
着されているために、建築途中の構造物の外壁開口部に
外壁パネルを組み付けると、コーナーガスケット部を含
めてガスケットの全周に亘って、一次側及び二次側の各
シール部どうしが弾接する。これにより、外壁パネルを
組み付けるのみで、外壁パネルの間に形成される縦横の
各目地の全ての部分が入口側と奥側とで二重シールされ
る。
二次側の各シール部を有する環状の目地ガスケットが装
着されているために、建築途中の構造物の外壁開口部に
外壁パネルを組み付けると、コーナーガスケット部を含
めてガスケットの全周に亘って、一次側及び二次側の各
シール部どうしが弾接する。これにより、外壁パネルを
組み付けるのみで、外壁パネルの間に形成される縦横の
各目地の全ての部分が入口側と奥側とで二重シールされ
る。
【０００７】また、コーナーガスケット部の型成形時に
は、その二次側シール部を欠落させておいて、この欠落
部に、直線状ガスケット部の二次側シール部よりも低応
力で変形可能な材質から成るシール片を装着する構成に
すると、外壁パネルの組付け時において、このシール片
には複数の異なる方向から複合的な外力が加わっても、
特定の方向に大きく変形する座屈現象を生ずることな
く、自身に加わる複合的な外力に対応して全方向に自在
に変形して、各シール片どうしの密着性が高まる。この
ため、縦横の各目地における十字状の交叉部のシール性
が高められる。
は、その二次側シール部を欠落させておいて、この欠落
部に、直線状ガスケット部の二次側シール部よりも低応
力で変形可能な材質から成るシール片を装着する構成に
すると、外壁パネルの組付け時において、このシール片
には複数の異なる方向から複合的な外力が加わっても、
特定の方向に大きく変形する座屈現象を生ずることな
く、自身に加わる複合的な外力に対応して全方向に自在
に変形して、各シール片どうしの密着性が高まる。この
ため、縦横の各目地における十字状の交叉部のシール性
が高められる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。図１は、本発明に係る環状目地ガス
ケットＧを外周面に装着した外壁パネルＰにより構築さ
れた建築物の外壁部の部分正面図であり、図２は、本発
明に係るガスケットＧを外壁パネルＰの外周面に装着す
る状態を示す断面図であり、図３は、図１のＷ−Ｗ線拡
大断面図であり、図４は、図１でＡで示される部分（縦
横の各目地２３，２４の交叉部）の背面側の拡大図であ
り、図５は、本発明に係るガスケットＧを構成する直線
状ガスケット部Ｇ1 の斜視図であり、図６は、同じくコ
ーナーガスケット部Ｇ2を主体に示す斜視図であり、図
７は、コーナーガスケット部Ｇ2 を構成するシール片Ｓ
の斜視図であり、図８は、本発明に係るガスケットＧの
コーナー部の正面図であり、図９及び図１０は、それぞ
れ図８のＸ−Ｘ線及びＹ−Ｙ線の各断面図であり、図１
１は、図８のＺ−Ｚ線断面図であり、図１２は、図８の
Ｂ−Ｂ線矢視図である。図２に示されるように、方形状
の外壁パネルＰの外周面には、環状の嵌着溝２１が設け
られ、この嵌着溝２１を用いて、外壁パネルＰの外周面
に装着された本発明に係る環状のガスケットＧが固定さ
れている。また、外壁パネルＰの外周面における壁表側
の部分には、ガスケットＧの一次側シール部１，１１を
設置するための互いに直交する第１及び第２の各段差面
２２ａ，２２ｂが全周に亘って設けられている。
に詳細に説明する。図１は、本発明に係る環状目地ガス
ケットＧを外周面に装着した外壁パネルＰにより構築さ
れた建築物の外壁部の部分正面図であり、図２は、本発
明に係るガスケットＧを外壁パネルＰの外周面に装着す
る状態を示す断面図であり、図３は、図１のＷ−Ｗ線拡
大断面図であり、図４は、図１でＡで示される部分（縦
横の各目地２３，２４の交叉部）の背面側の拡大図であ
り、図５は、本発明に係るガスケットＧを構成する直線
状ガスケット部Ｇ1 の斜視図であり、図６は、同じくコ
ーナーガスケット部Ｇ2を主体に示す斜視図であり、図
７は、コーナーガスケット部Ｇ2 を構成するシール片Ｓ
の斜視図であり、図８は、本発明に係るガスケットＧの
コーナー部の正面図であり、図９及び図１０は、それぞ
れ図８のＸ−Ｘ線及びＹ−Ｙ線の各断面図であり、図１
１は、図８のＺ−Ｚ線断面図であり、図１２は、図８の
Ｂ−Ｂ線矢視図である。図２に示されるように、方形状
の外壁パネルＰの外周面には、環状の嵌着溝２１が設け
られ、この嵌着溝２１を用いて、外壁パネルＰの外周面
に装着された本発明に係る環状のガスケットＧが固定さ
れている。また、外壁パネルＰの外周面における壁表側
の部分には、ガスケットＧの一次側シール部１，１１を
設置するための互いに直交する第１及び第２の各段差面
２２ａ，２２ｂが全周に亘って設けられている。
【０００９】図６，図８及び図１１に示されるように、
この環状のガスケットＧは、外壁パネルＰの外周形状に
対応して、その各辺に装着される直線状ガスケット部Ｇ
1 と、各コーナー部に装着されるコーナーガスケット部
Ｇ2 とで構成され、各コーナーガスケット部Ｇ2 は、外
壁パネルＰの相隣接する２辺に装着される各直線状ガス
ケット部Ｇ1 の端部に対して型成形により一体に接合成
形されている。直線状ガスケット部Ｇ1 は、図２及び図
５に示されるように、多数の外壁パネルＰを縦横に組み
付けることにより各外壁パネルＰの間に形成される縦横
の各目地２３，２４（図１及び図３参照）の入口側に配
置される管状の一次側シール部１と、その奥側に配置さ
れる同じく管状の二次側シール部２とが板状の連結部３
を介して一体に連結され、二次側シール部２の底部に前
記嵌着溝２１に嵌着されるアンカー部４が一体成形され
た構成である。一次側シール部１に対する連結部３の高
さ方向に沿った連結部位は、該一次側シール部１の底面
よりも僅かに高い部分である。一次側シール部１の底部
には、浅い溝が成形されて、この浅い溝に接着用の両面
テープ５が貼り付けられる。二次側シール部２の底部に
一体成形されている中空状のアンカー部４の両側面（目
地２３，２４を基準にすると、その手前側と奥側に対応
する部分）にそれぞれ２枚のシールリップ６が突設され
ている。このガスケットＧは、管状の二次側シール部２
のみが発泡ゴムで成形されて、残りの部分は、全て軟質
ゴムで成形されている。このため、二次側シール部２
は、一次側シール部１よりも低い応力により変形可能と
なる。
この環状のガスケットＧは、外壁パネルＰの外周形状に
対応して、その各辺に装着される直線状ガスケット部Ｇ
1 と、各コーナー部に装着されるコーナーガスケット部
Ｇ2 とで構成され、各コーナーガスケット部Ｇ2 は、外
壁パネルＰの相隣接する２辺に装着される各直線状ガス
ケット部Ｇ1 の端部に対して型成形により一体に接合成
形されている。直線状ガスケット部Ｇ1 は、図２及び図
５に示されるように、多数の外壁パネルＰを縦横に組み
付けることにより各外壁パネルＰの間に形成される縦横
の各目地２３，２４（図１及び図３参照）の入口側に配
置される管状の一次側シール部１と、その奥側に配置さ
れる同じく管状の二次側シール部２とが板状の連結部３
を介して一体に連結され、二次側シール部２の底部に前
記嵌着溝２１に嵌着されるアンカー部４が一体成形され
た構成である。一次側シール部１に対する連結部３の高
さ方向に沿った連結部位は、該一次側シール部１の底面
よりも僅かに高い部分である。一次側シール部１の底部
には、浅い溝が成形されて、この浅い溝に接着用の両面
テープ５が貼り付けられる。二次側シール部２の底部に
一体成形されている中空状のアンカー部４の両側面（目
地２３，２４を基準にすると、その手前側と奥側に対応
する部分）にそれぞれ２枚のシールリップ６が突設され
ている。このガスケットＧは、管状の二次側シール部２
のみが発泡ゴムで成形されて、残りの部分は、全て軟質
ゴムで成形されている。このため、二次側シール部２
は、一次側シール部１よりも低い応力により変形可能と
なる。
【００１０】一方、図６及び図１０に示されるコーナー
ガスケット部Ｇ2 は、請求項４に記載の発明を実施した
ものであって、二次側シール部のみが欠落された状態
で、外壁パネルＰの相隣接する２辺に装着される各直線
状ガスケット部Ｇ1 の端部に対して型成形により一体に
接合成形されていて、二次側シール部に対応する別体の
シール片Ｓを、コーナーガスケット部Ｇ2 における二次
側シール部が設けられる部位の欠落部に装着する構成と
なっている。このため、コーナーガスケット部Ｇ2 は、
外壁パネルＰの相隣接する２辺に装着される各直線状ガ
スケット部Ｇ1 の端部に一体成形される一体成形部１０
と、別体のシール片Ｓとで構成されることになる。この
一体成形部１０は、その正面形状がＬ字形をしていて、
直線状ガスケット部Ｇ1 の一次側シール部１と同一断面
形状の一次側シール部１１と、直線状ガスケット部Ｇ1
のアンカー部４と同一構造のアンカー部１４とが板状の
連結部１３を介して一体に連結された構成となる。
ガスケット部Ｇ2 は、請求項４に記載の発明を実施した
ものであって、二次側シール部のみが欠落された状態
で、外壁パネルＰの相隣接する２辺に装着される各直線
状ガスケット部Ｇ1 の端部に対して型成形により一体に
接合成形されていて、二次側シール部に対応する別体の
シール片Ｓを、コーナーガスケット部Ｇ2 における二次
側シール部が設けられる部位の欠落部に装着する構成と
なっている。このため、コーナーガスケット部Ｇ2 は、
外壁パネルＰの相隣接する２辺に装着される各直線状ガ
スケット部Ｇ1 の端部に一体成形される一体成形部１０
と、別体のシール片Ｓとで構成されることになる。この
一体成形部１０は、その正面形状がＬ字形をしていて、
直線状ガスケット部Ｇ1 の一次側シール部１と同一断面
形状の一次側シール部１１と、直線状ガスケット部Ｇ1
のアンカー部４と同一構造のアンカー部１４とが板状の
連結部１３を介して一体に連結された構成となる。
【００１１】別体のシール片Ｓは、同じくその正面形状
がＬ字形をしていて、直線状ガスケット部Ｇ1 の二次側
シール部２を成形している発泡ゴムよりも低い応力で変
形し得る発泡シリコンゴムで中実状に成形されて、その
両端面に、直線状ガスケット部Ｇ1 を構成する管状の二
次側シール部２の端部に中空孔２ａ（図１１参照）に嵌
着される嵌着突起１７が突設されている。そして、図１
１に示されるように、シール片Ｓの両端の各嵌着突起１
７が、相隣接する直線状ガスケット部Ｇ1 の二次側シー
ル部２の中空孔２ａに嵌着されて、該シール片Ｓの全体
が接着剤を介して一体成形部１０に接着されている。な
お、コーナーガスケット部Ｇ2 の一体成形部１０を構成
しているアンカー部１４にも、直線状ガスケット部Ｇ1
のアンカー部４と同様にシールリップ１６（図６参照）
が同方向に突設されている。
がＬ字形をしていて、直線状ガスケット部Ｇ1 の二次側
シール部２を成形している発泡ゴムよりも低い応力で変
形し得る発泡シリコンゴムで中実状に成形されて、その
両端面に、直線状ガスケット部Ｇ1 を構成する管状の二
次側シール部２の端部に中空孔２ａ（図１１参照）に嵌
着される嵌着突起１７が突設されている。そして、図１
１に示されるように、シール片Ｓの両端の各嵌着突起１
７が、相隣接する直線状ガスケット部Ｇ1 の二次側シー
ル部２の中空孔２ａに嵌着されて、該シール片Ｓの全体
が接着剤を介して一体成形部１０に接着されている。な
お、コーナーガスケット部Ｇ2 の一体成形部１０を構成
しているアンカー部１４にも、直線状ガスケット部Ｇ1
のアンカー部４と同様にシールリップ１６（図６参照）
が同方向に突設されている。
【００１２】上記ガスケットＧを構成する直線状及びコ
ーナーの各ガスケット部Ｇ1,Ｇ2 の各アンカー部４，１
４を外壁パネルＰの環状の嵌着溝２１に嵌着すると共
に、直線状ガスケット部Ｇ1 の一次側シール部１の底面
に貼り付けられている両面テープ５を外壁パネルＰの各
辺の外周面の第１段差面２２ａに貼り付けると、図２で
２点鎖線及び図６に示されるように、外壁パネルＰの外
周面にガスケットＧが環状となって装着される。外壁パ
ネルＰの嵌着溝２１に各アンカー部４，１４が嵌着され
ることにより、外壁パネルＰに対してガスケットＧが固
定されると共に、直線状ガスケット部Ｇ1 の一次側シー
ル部１が両面テープ５を介して外壁パネルＰの外周面の
第１段差面２２ａに貼り付けられるために、一次側シー
ル部１と外壁パネルＰの外周面との間の水・気密性が保
持され、しかも連結部３が外壁パネルＰの外周面に密着
して、一次側シール部１の内側面が第２段差面２２ｂに
当接し得る構造となるために、装着状態におけるガスケ
ットＧは、その幅方向に移動できなくなる。また、各ア
ンカー部４，１４が外壁パネルＰの嵌着溝２１に嵌着さ
れると、その両側面に突設された各シールリップ６が該
嵌着溝２１の内壁面に弾接して、二次側シール部２の部
分におけるガスケットＧと外壁パネルＰの外周面との間
の水・気密性が保持される。
ーナーの各ガスケット部Ｇ1,Ｇ2 の各アンカー部４，１
４を外壁パネルＰの環状の嵌着溝２１に嵌着すると共
に、直線状ガスケット部Ｇ1 の一次側シール部１の底面
に貼り付けられている両面テープ５を外壁パネルＰの各
辺の外周面の第１段差面２２ａに貼り付けると、図２で
２点鎖線及び図６に示されるように、外壁パネルＰの外
周面にガスケットＧが環状となって装着される。外壁パ
ネルＰの嵌着溝２１に各アンカー部４，１４が嵌着され
ることにより、外壁パネルＰに対してガスケットＧが固
定されると共に、直線状ガスケット部Ｇ1 の一次側シー
ル部１が両面テープ５を介して外壁パネルＰの外周面の
第１段差面２２ａに貼り付けられるために、一次側シー
ル部１と外壁パネルＰの外周面との間の水・気密性が保
持され、しかも連結部３が外壁パネルＰの外周面に密着
して、一次側シール部１の内側面が第２段差面２２ｂに
当接し得る構造となるために、装着状態におけるガスケ
ットＧは、その幅方向に移動できなくなる。また、各ア
ンカー部４，１４が外壁パネルＰの嵌着溝２１に嵌着さ
れると、その両側面に突設された各シールリップ６が該
嵌着溝２１の内壁面に弾接して、二次側シール部２の部
分におけるガスケットＧと外壁パネルＰの外周面との間
の水・気密性が保持される。
【００１３】そして、図１に示されるように、外周面に
環状をしたガスケットＧが装着された多数枚の外壁パネ
ルＰを、建築途中の構造物の外壁に設けられている開口
部に縦横に組み込むと、直線状ガスケット部Ｇ1 におい
ては、縦横に相隣接する各外壁パネルＰの一次側及び二
次側の各シール部１，２どうしが互いに弾接する（図３
参照）と共に、コーナーガスケット部Ｇ2 においては、
その一次側シール部１１どうしと、そのシール片Ｓどう
しが互いに弾接する（図１参照）。このため、外壁パネ
ルＰを縦横に組み付けるのみで、この外壁パネルＰの間
に形成される縦横の各目地２３，２４は、その交叉部を
含めて全ての部分が同時にシールされる。
環状をしたガスケットＧが装着された多数枚の外壁パネ
ルＰを、建築途中の構造物の外壁に設けられている開口
部に縦横に組み込むと、直線状ガスケット部Ｇ1 におい
ては、縦横に相隣接する各外壁パネルＰの一次側及び二
次側の各シール部１，２どうしが互いに弾接する（図３
参照）と共に、コーナーガスケット部Ｇ2 においては、
その一次側シール部１１どうしと、そのシール片Ｓどう
しが互いに弾接する（図１参照）。このため、外壁パネ
ルＰを縦横に組み付けるのみで、この外壁パネルＰの間
に形成される縦横の各目地２３，２４は、その交叉部を
含めて全ての部分が同時にシールされる。
【００１４】ここで、コーナーガスケット部Ｇ2 は、そ
のシール時において、縦横の各目地２３，２４が十字状
に交叉するために、該コーナーガスケット部Ｇ2 を構成
する管状の一次側シール部１１とシール片Ｓとは、他の
３つの同一部材と互いに密着し合う構造となって、互い
に異なる複数の方向から複合的な外力を受けて、複雑に
変形することになる。この点、直線状ガスケット部Ｇ1
は、そのシール時において、特定の一方向（長手方向と
直交する方向）から外力を受けるのみであって、全体が
均一に変形する。この点を考慮して、請求項４に記載の
発明では、上記実施例に示されるように、コーナーガス
ケット部Ｇ2 における二次側シール部に相当する部位が
欠落されていて、相隣接する２つの直線状ガスケット部
Ｇ1 に型成形により一体となって接合される一体成形部
１０と、該一体成形部１０の欠落部に装着される別体の
シール片Ｓとでコーナーガスケット部Ｇ2 を構成して、
このシール片Ｓを、直線状ガスケット部Ｇ1 の二次側シ
ール部２を成形している材質よりも低応力で変形し得る
材質（上記実施例では、発泡シリコンゴム）で成形して
あるために、シール時（外壁パネルＰの組付け時）にお
いて、該シール片Ｓは、これに複合的な外力が加わって
も、外力に対応して自在に変形して、他の３つのシール
片Ｓとの密着性が高められて、シール性が良好となる。
この点、シール片Ｓを、直線状ガスケット部Ｇ1 の二次
側シール部２を成形している材質と同一材質で成形する
と、シール片Ｓが特定の一方向に大きく変形する座屈現
象が生じて、シール性が低下する恐れがあるが、請求項
４に記載の発明によれば、この恐れがなくなる。
のシール時において、縦横の各目地２３，２４が十字状
に交叉するために、該コーナーガスケット部Ｇ2 を構成
する管状の一次側シール部１１とシール片Ｓとは、他の
３つの同一部材と互いに密着し合う構造となって、互い
に異なる複数の方向から複合的な外力を受けて、複雑に
変形することになる。この点、直線状ガスケット部Ｇ1
は、そのシール時において、特定の一方向（長手方向と
直交する方向）から外力を受けるのみであって、全体が
均一に変形する。この点を考慮して、請求項４に記載の
発明では、上記実施例に示されるように、コーナーガス
ケット部Ｇ2 における二次側シール部に相当する部位が
欠落されていて、相隣接する２つの直線状ガスケット部
Ｇ1 に型成形により一体となって接合される一体成形部
１０と、該一体成形部１０の欠落部に装着される別体の
シール片Ｓとでコーナーガスケット部Ｇ2 を構成して、
このシール片Ｓを、直線状ガスケット部Ｇ1 の二次側シ
ール部２を成形している材質よりも低応力で変形し得る
材質（上記実施例では、発泡シリコンゴム）で成形して
あるために、シール時（外壁パネルＰの組付け時）にお
いて、該シール片Ｓは、これに複合的な外力が加わって
も、外力に対応して自在に変形して、他の３つのシール
片Ｓとの密着性が高められて、シール性が良好となる。
この点、シール片Ｓを、直線状ガスケット部Ｇ1 の二次
側シール部２を成形している材質と同一材質で成形する
と、シール片Ｓが特定の一方向に大きく変形する座屈現
象が生じて、シール性が低下する恐れがあるが、請求項
４に記載の発明によれば、この恐れがなくなる。
【００１５】また、請求項４に記載の発明において、上
記実施例では、シール片Ｓを直線状ガスケット部Ｇ1 の
二次側シール部２よりも低い応力で変形可能にするの
に、両者の材質を異ならしめているが、両者を同材質で
成形して、その発泡率を異ならしめるなどして、シール
片Ｓを直線状ガスケット部Ｇ1 の二次側シール部２より
も低い応力で変形可能にしてもよい。また、請求項１及
び４の各発明の上記実施例では、直線状及びコーナーの
各ガスケット部Ｇ1,Ｇ2 を構成する一次側シール部１，
１１は、管状になっているが、これらをリップ状にし
て、シール時に互いに弾接させることもできる。なお、
図１２において７，１８は、それぞれ直線状ガスケット
部Ｇ1 の一次側シール部１及びコーナーガスケット部Ｇ
2 の一体成形部１０に設けられた中子抜孔を示す。
記実施例では、シール片Ｓを直線状ガスケット部Ｇ1 の
二次側シール部２よりも低い応力で変形可能にするの
に、両者の材質を異ならしめているが、両者を同材質で
成形して、その発泡率を異ならしめるなどして、シール
片Ｓを直線状ガスケット部Ｇ1 の二次側シール部２より
も低い応力で変形可能にしてもよい。また、請求項１及
び４の各発明の上記実施例では、直線状及びコーナーの
各ガスケット部Ｇ1,Ｇ2 を構成する一次側シール部１，
１１は、管状になっているが、これらをリップ状にし
て、シール時に互いに弾接させることもできる。なお、
図１２において７，１８は、それぞれ直線状ガスケット
部Ｇ1 の一次側シール部１及びコーナーガスケット部Ｇ
2 の一体成形部１０に設けられた中子抜孔を示す。
【００１６】
【発明の効果】このように、請求項１に記載の発明によ
れば、外壁パネルを組み付けることにより、その外周面
に装着されている環状のガスケットを構成する一次側及
び二次側の各シール部どうしが弾接するので、外壁パネ
ルの間に形成される縦横の各目地は、その交叉部を含め
て全ての部分が同時にシールされる。この結果、外壁パ
ネルの間の目地をシールするための従来の施工法のよう
に、足場が不要になって、その工期が短くなると共に、
シーリング材を全く使用しない乾式工法であるために、
長期間に亘って良好なシール性能を維持できる。更に、
ガスケットを構成する一次側シール部と二次側シール部
との間の密閉空間２５（図３参照）は、全域に亘って連
続しているため、その下端部に大気導入口を設けること
により、この密閉空間と大気とを等圧にできるので、一
次側シール部から雨水が浸入したとしても、この雨水は
上記大気導入口の部分から確実に排出される。この点に
おいても、シール性が高まる。
れば、外壁パネルを組み付けることにより、その外周面
に装着されている環状のガスケットを構成する一次側及
び二次側の各シール部どうしが弾接するので、外壁パネ
ルの間に形成される縦横の各目地は、その交叉部を含め
て全ての部分が同時にシールされる。この結果、外壁パ
ネルの間の目地をシールするための従来の施工法のよう
に、足場が不要になって、その工期が短くなると共に、
シーリング材を全く使用しない乾式工法であるために、
長期間に亘って良好なシール性能を維持できる。更に、
ガスケットを構成する一次側シール部と二次側シール部
との間の密閉空間２５（図３参照）は、全域に亘って連
続しているため、その下端部に大気導入口を設けること
により、この密閉空間と大気とを等圧にできるので、一
次側シール部から雨水が浸入したとしても、この雨水は
上記大気導入口の部分から確実に排出される。この点に
おいても、シール性が高まる。
【００１７】また、請求項４に記載の発明によれば、請
求項１に記載の発明に係る環状目地ガスケットにおい
て、コーナーガスケット部の型成形時においては、その
二次側シール部が欠落されていて、この欠落部には、直
線状ガスケット部の二次側シール部よりも低応力で変形
し得る材質から成るシール片が装着されて、コーナーガ
スケット部を構成する二次側シール部の全体形状が現出
されるように構成されているので、外壁パネルの組付け
時において、このシール片には複数の異なる方向から複
合的な外力が加わっても、特定の方向に大きく変形する
座屈現象を生ずることなく、自身に加わる複合的な外力
に対応して全方向に自在に変形して、各シール片どうし
の密着性が高まる。このため、縦横の各目地の交叉部の
シール性が高められる。
求項１に記載の発明に係る環状目地ガスケットにおい
て、コーナーガスケット部の型成形時においては、その
二次側シール部が欠落されていて、この欠落部には、直
線状ガスケット部の二次側シール部よりも低応力で変形
し得る材質から成るシール片が装着されて、コーナーガ
スケット部を構成する二次側シール部の全体形状が現出
されるように構成されているので、外壁パネルの組付け
時において、このシール片には複数の異なる方向から複
合的な外力が加わっても、特定の方向に大きく変形する
座屈現象を生ずることなく、自身に加わる複合的な外力
に対応して全方向に自在に変形して、各シール片どうし
の密着性が高まる。このため、縦横の各目地の交叉部の
シール性が高められる。
【図１】本発明に係る環状目地ガスケットＧを外周面に
装着した外壁パネルＰにより構築された建築物の外壁部
の部分正面図である。
装着した外壁パネルＰにより構築された建築物の外壁部
の部分正面図である。
【図２】本発明に係るガスケットＧを外壁パネルＰの外
周面に装着する状態を示す断面図である。
周面に装着する状態を示す断面図である。
【図３】図１のＷ−Ｗ線拡大断面図である。
【図４】図１でＡで示される部分（縦横の各目地２３，
２４の交叉部）の背面側の拡大図である。
２４の交叉部）の背面側の拡大図である。
【図５】直線状ガスケット部Ｇ1 の斜視図である。
【図６】コーナーガスケット部Ｇ2 を主体に示す斜視図
である。
である。
【図７】コーナーガスケット部Ｇ2 を構成するシール片
Ｓの斜視図である。
Ｓの斜視図である。
【図８】本発明に係るガスケットＧのコーナー部の正面
図である。
図である。
【図９】図８のＸ−Ｘ線断面図である。
【図１０】図８のＹ−Ｙ線断面図である。
【図１１】図８のＺ−Ｚ線断面図である。
【図１２】図８のＢ−Ｂ線矢視図である。
【図１３】外壁パネルの目地部の従来のシール構造の断
面図である。
面図である。
【図１４】外壁パネルの目地部の従来の他のシール構造
の断面図である。
の断面図である。
Ｇ：ガスケット Ｇ1 ：直線状ガスケット部 Ｇ2 ：コーナーガスケット部 Ｐ：外壁パネル Ｓ：シール片 １：直線状ガスケット部の一次側シール部 ２：直線状ガスケット部の二次側シール部 ３：連結部 ４：直線状ガスケット部のアンカー部 １０：コーナーガスケット部の一体成形部 １１：コーナーガスケット部の一次側シール部 ２１：外壁パネルの嵌着溝 ２２ａ：第１段差面（段差部） ２２ｂ：第２段差面（段差部） ２３：目地（縦） ２４：目地（横）
Claims (6)
- 【請求項１】 建築物外壁を構成する方形状の外壁パネ
ルの外周面に環状となって装着されて、該外壁パネルを
組み付けることにより、その間に形成される縦横の各目
地をシールするための環状目地ガスケットであって、 外壁パネルの各辺の外周面の直線状部分に装着される直
線状ガスケット部と、その各コーナー部に装着されるコ
ーナーガスケット部とから成って、該コーナーガスケッ
ト部は、外壁パネルの相隣接する２辺に装着される各直
線状ガスケット部に対して型成形により一体に接合成形
されて、全体形状が環状となっており、 前記直線状ガスケット部及びコーナーガスケット部は、
いずれも目地の入口側に配置される管状又はひれ状の一
次側シール部と、その奥側に配置される管状の二次側シ
ール部とが板状の連結部を介して一体に連結され、二次
側シール部の底部に一体成形されたアンカー部が、前記
外壁パネルの外周面に設けられた環状の嵌着溝に嵌着さ
れることにより、ガスケット全体が外壁パネルに固定さ
れていて、 各外壁パネルを組み付けることにより一次側及び二次側
の各シール部どうしを弾接させて、外壁パネル間の縦横
の各目地をシールするように構成されていることを特徴
とする環状目地ガスケット。 - 【請求項２】 一次側シール部は、接着剤を介して外壁
パネルの外周面に固着されていることを特徴とする請求
項１に記載の環状目地ガスケット。 - 【請求項３】 外壁パネルの外周面における外壁側の部
分に段差部が設けられて、該段差部に一次側シール部が
固着されていることを特徴とする請求項１に記載の環状
目地ガスケット。 - 【請求項４】 請求項１に記載の環状目地ガスケットに
おいて、 コーナーガスケット部の型成形時においては、その二次
側シール部が欠落されていて、この欠落部には、直線状
ガスケット部の二次側シール部よりも低応力で変形可能
な材質から成るシール片が装着されて、コーナーガスケ
ット部を構成する二次側シール部の全体形状が現出され
ていることを特徴とする環状目地ガスケット。 - 【請求項５】 前記シール片は、直線状ガスケット部を
構成する二次側シール部の材質とは異なる発泡シリコン
ゴムから成ることを特徴とする請求項４に記載の環状目
地ガスケット。 - 【請求項６】 前記シール片は、中実状になっているこ
とを特徴とする請求項４に記載の環状目地ガスケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34762495A JPH09165840A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 環状目地ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34762495A JPH09165840A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 環状目地ガスケット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09165840A true JPH09165840A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18391485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34762495A Pending JPH09165840A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 環状目地ガスケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09165840A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002121844A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 目地用防火材及び防火構造 |
| KR102021407B1 (ko) * | 2018-05-28 | 2019-09-17 | 주식회사 신원데크 | 외벽패널용 기밀구조체 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP34762495A patent/JPH09165840A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002121844A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 目地用防火材及び防火構造 |
| KR102021407B1 (ko) * | 2018-05-28 | 2019-09-17 | 주식회사 신원데크 | 외벽패널용 기밀구조체 |
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