JPH06282555A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JPH06282555A
JPH06282555A JP6874993A JP6874993A JPH06282555A JP H06282555 A JPH06282555 A JP H06282555A JP 6874993 A JP6874993 A JP 6874993A JP 6874993 A JP6874993 A JP 6874993A JP H06282555 A JPH06282555 A JP H06282555A
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Mitsuhiro Kaneko
光弘 金子
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくともハンディターミナルとキッチンプ
リンタとを組合わせた商品販売データ処理装置におい
て、同一の注文伝票を発行するキッチンプリンタを離反
した複数の位置に設置したような場合に不用な注文伝票
の発行を解消する。 【構成】 キッチンプリンタ5,6の設置位置に対応し
たプリンタ指定データをハンディターミナル11の送信
データの一つとして設定し、この送信データに基づいた
注文伝票の発行を、プリンタ指定データに対応した設置
位置のキッチンプリンタ5,6で選択的に実行するプリ
ンタ制御手段12を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくともハンディタ
ーミナルとキッチンプリンタとを組合わせたレストラン
システム等の商品販売データ処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、レストランなどの飲食店で顧客の
注文を正確かつ迅速に調理人に伝達するために利用され
ている商品販売データ処理装置であるレストランシステ
ムは、例えば、店員が個々に携帯する多数のハンディタ
ーミナルと、厨房に設置した所定数のキッチンプリンタ
と、キッチンプリンタの一種としてウォータステーショ
ンに設置した所定数のカスタマチェックプリンタと、会
計処理部に設置した一個の電子キャッシュレジスタとを
通信自在に設けた構造などとなっている。
【0003】そこで、このような商品販売データ処理装
置の一従来例を図7に基づいて以下に説明する。まず、
ここで例示する商品販売データ処理装置であるレストラ
ンシステム1は、店員(図示せず)が個々に携帯する多
数のハンディターミナル2と、レストランの天井裏(図
示せず)などに設置された一個の無線通信装置3と、レ
ストランの会計処理部(図示せず)に設置された一個の
電子キャッシュレジスタ4と、キッチンプリンタの一種
としてレストランのウォータステーション(図示せず)
に設置された複数個のカスタマチェックプリンタ5と、
レストランの洋食厨房や和食厨房やドリンクカウンタ
(何れも図示せず)などの複数の位置に分散されて設置
された複数個のキッチンプリンタ6とを組合わせた構造
となっている。
【0004】そして、このレストランシステム1では、
前記ハンディターミナル2と前記無線通信装置3とは各
種データを無線通信するようになっており、前記無線通
信装置3と前記電子キャッシュレジスタ4と前記カスタ
マチェックプリンタ5と前記キッチンプリンタ6とは各
種データをLAN(Local Area Network)7で有線通信す
るようになっている。
【0005】ここで、前記ハンディターミナル2は、そ
の外面に少なくともキーボード8とディスプレイ9とを
具備しており、各種データを固定的に予め記憶したデー
タ記憶手段であるROM(Read Only Memory)、各種デー
タを更新自在に一時記憶するRAM(Random Access Mem
ory)、各種のデータ処理を実行するCPU(Central Pro
cessing Unit)、各種データを無線送信するデータ送信
手段である無線通信装置(何れも図示せず)などの回路
部品を具備している。そこで、このようなハンディター
ミナル2では、少なくとも顧客データとなる座席コード
やメニューデータ等の各種データを前記RAMやROM
などが予め記憶しており、このようなRAMやROMか
ら選択的に読出した所定データを前記無線通信装置3に
無線送信するデータ送信手段が、例えば、前記キーボー
ド8と前記RAMと前記CPUと前記無線通信装置とで
形成されている。
【0006】このような構成において、このレストラン
システム1では、例えば、顧客が要望した和食と洋食と
のメニューデータや顧客データ等を店員がハンディター
ミナル2にキーボード8で操作入力すると、この操作入
力を検知したハンディターミナル2のCPUは、RAM
やROMから各種データ等を選択的に読出してRAMで
一時記憶するなどしてから無線通信装置で無線送信す
る。そして、このようにして顧客の注文に対応した各種
データをハンディターミナル2が無線送信すると、これ
を無線通信装置3が無線受信してLAN7から電子キャ
ッシュレジスタ4と一個のカスタマチェックプリンタ5
と一個のキッチンプリンタ6とに有線送信することにな
る。この時、このようなレストランプリンタ1では、無
線通信装置3が予め設定された分類に従ってメニューデ
ータを送信するプリンタ5,6を選択するようになって
いるので、和食のメニューデータは和食厨房のキッチン
プリンタ6のみに送信され、洋食のメニューデータは洋
食厨房のキッチンプリンタ6のみに送信され、カスタマ
チェックプリンタ5には略全部のデータが送信されるこ
とになる。
【0007】そこで、このようにして送信された各種デ
ータに基づいて和食厨房と洋食厨房とのキッチンプリン
タ6が和食用と洋食用との注文伝票を各々発行すると共
にカスタマチェックプリンタ5が顧客伝票を発行するの
で、例えば、洋食厨房や和食厨房では注文伝票の印字内
容に従って和食や洋食の調理を各々開始し、ドリンクカ
ウンタでは注文伝票の印字内容に従って飲物を準備し、
ウォータステーションでは顧客伝票を店員が顧客の座席
に搬送することになる。そして、顧客は顧客伝票で自身
の注文内容を確認することになり、食事の終了後には顧
客伝票を会計に持参して電子キャッシュレジスタ4で会
計処理を行なうことになる。
【0008】なお、このレストランシステム1では、ハ
ンディターミナル2から無線通信装置3にデータ伝送を
無線で行なうようになっているが、この他にもメニュー
データ等を操作入力したハンディターミナル2を店員が
ウォータステーションのジャック(図示せず)に装着す
ると、このジャックから各プリンタ5,6等に各種デー
タが有線で送信される商品販売データ処理装置(図示せ
ず)なども実用化されている。また、このレストランシ
ステム1では、カスタマチェックプリンタ5とキッチン
プリンタ6とは実際には同一構造となっており、ここで
は動作モードの設定条件のみが相違しているので、これ
は相互に代用や共用が可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなレストラ
ンシステム1では、メニューデータの内容に対応した厨
房のキッチンプリンタ6で注文伝票を選択的に発行する
ことができるので、厨房での調理作業の能率向上に寄与
することができる。
【0010】ここで、上述のようなレストランシステム
1を利用したレストランでは、一階フロアと二階フロア
との各々に並設した厨房を和食用と洋食用とに分散して
いるような場合があるが、このような場合でもドリンク
カウンタなどは一階フロアと二階フロアとの両方に設け
ることが望ましい。
【0011】しかし、上述したレストランシステム1で
は、メニューデータの内容に対応して注文伝票を発行す
るキッチンプリンタ6を選択することはできるが、上述
のように一階フロアと二階フロアとに設けた二つのドリ
ンクカウンタは同一の注文内容を取扱うので、これらの
ドリンクカウンタに各々設置した二個のキッチンプリン
タ6で注文伝票を選択的に発行することはできない。
【0012】つまり、このような形態のレストランで従
来のレストランシステム1を利用すると、一階フロアの
顧客が注文した飲物の注文伝票が一階フロアと二階フロ
アとのドリンクカウンタのキッチンプリンタ6の両方が
発行することになるため、従来のレストランシステム1
では、複数の位置に分散して設置したキッチンプリンタ
6で同一のメニューデータを取扱うことには対応不能と
なっている。なお、このような課題は、上述のようなレ
ストランシステム1においてキッチンプリンタ6の一種
に相当するカスタマチェックプリンタ5にも同様に発生
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
予めメニューデータ等の各種データを記憶したデータ記
憶手段とこのデータ記憶手段から選択的に読出した各種
データを送信するデータ送信手段とをハンディターミナ
ルに設け、このハンディターミナルから受信した各種デ
ータに基づいて注文伝票を発行する複数個のキッチンプ
リンタをレストランの複数の位置に分散して設置した商
品販売データ処理装置において、少なくとも前記キッチ
ンプリンタの設置位置に対応したプリンタ指定データを
前記ハンディターミナルの送信データの一つとして前記
データ記憶手段に設定し、このハンディターミナルから
の送信データに基づいた前記注文伝票の発行を予め設定
された所定の前記メニューデータに対しては前記プリン
タ指定データに対応した設置位置の前記キッチンプリン
タで実行するプリンタ制御手段を設けた。
【0014】請求項2記載の発明は、予め顧客データや
メニューデータ等の各種データを記憶したデータ記憶手
段とこのデータ記憶手段から選択的に読出した各種デー
タを送信するデータ送信手段とをハンディターミナルに
設け、このハンディターミナルから受信した各種データ
に基づいて注文伝票を発行する複数個のキッチンプリン
タをレストランの複数の位置に分散して設置した商品販
売データ処理装置において、前記ハンディターミナルか
らの送信データに基づいた前記注文伝票の発行を予め設
定された所定のメニューデータに対しては前記顧客デー
タで予め規定された所定の前記キッチンプリンタで実行
するプリンタ制御手段を設けた。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明は、少なくともキッチンプ
リンタの設置位置に対応したプリンタ指定データをハン
ディターミナルの送信データの一つとしてデータ記憶手
段に設定し、このハンディターミナルからの送信データ
に基づいた注文伝票の発行を予め設定された所定のメニ
ューデータに対してはプリンタ制御手段がプリンタ指定
データに対応した設置位置のキッチンプリンタで実行す
ることで、複数の位置に分散して設置したキッチンプリ
ンタで同一のメニューデータの注文伝票を選択的に発行
することができる。
【0016】請求項2記載の発明は、ハンディターミナ
ルからの送信データに基づいた注文伝票の発行を予め設
定された所定のメニューデータに対してはプリンタ制御
手段が顧客データで予め規定された所定のキッチンプリ
ンタで実行することで、複数の位置に分散して設置した
キッチンプリンタで同一のメニューデータの注文伝票を
選択的に発行することを、ハンディターミナルの構成を
変更することなく実現することができる。
【0017】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1ないし
図6に基づいて説明する。まず、本実施例の商品販売デ
ータ処理装置であるレストランシステム10では、図1
に例示するように、店員(図示せず)が個々に携帯する
多数のハンディターミナル11と、会計処理部(図示せ
ず)に設置された一個の電子キャッシュレジスタ12
と、ここではキッチンプリンタの一種としてウォータス
テーションに設置された複数個のカスタマチェックプリ
ンタ5と、洋食厨房と和食厨房と二箇所のドリンクカウ
ンタ(何れも図示せず)との複数の位置に個々に設置さ
れた複数個のキッチンプリンタ6と、バックヤード(図
示せず)に設置された一個のファイルプロセッサ13
と、バックヤードに設置された一個のモデムユニット1
4とを組合わせた構造となっている。そこで、このレス
トランシステム10では、前記電子キャッシュレジスタ
12と各プリンタ5,6と前記ファイルプロセッサ13
と前記モデムユニット14とはLAN7で接続されてお
り、前記モデムユニット14にはPSTN(Public Swit
ched Telephone Network)15を介して店外のホストコ
ンピュータ16が接続されている。
【0018】ここで、このレストランシステム10の前
記電子キャッシュレジスタ12は、図1及び図2に例示
するように、各種データの処理作業を実行するCPU1
7、OS(Operating System)等の各種データを固定的に
予め記憶したROM18、各種データを更新自在に一時
記憶するRAM19、動作モードを切替操作するモード
スイッチ20、各種データが操作入力されるキーボード
21、各種データを表示出力するディスプレイ22、各
種データを印字出力するR/J(Receipt/Journal)プリ
ンタ23、現金(図示せず)を出入自在に格納するドロ
ワ24、各種データを無線通信する無線通信装置25、
各種データを有線通信する有線通信装置26等をバス2
7で接続した構造となっている。そこで、この電子キャ
ッシュレジスタ12は、前記有線通信装置26でLAN
7に接続されており、前記無線通信装置25で各ハンデ
ィターミナル11と無線通信するようになっている。
【0019】そして、この電子キャッシュレジスタ12
では、図3に例示するように、多数のメニューデータが
予め設定されたメニューテーブル28と、複数のターミ
ナルデータが予め設定されたターミナルテーブル29と
が、前記RAM19の設定領域に更新自在に登録されて
おり、上述のようなテーブル28,29から選出した各
種データを一時記憶する登録テーブル(図示せず)が、
前記RAM19の作業領域に形成されている。
【0020】ここで、この電子キャッシュレジスタ12
のメニューテーブル28がメニュー毎に予め記憶したメ
ニューデータには、メニューコードや名称データや単価
データなどの一般的なデータの他、ここでは出力先デー
タが1バイトで設定されており、この出力先データは、
和食厨房や洋食厨房などに分散して設置された複数個の
キッチンプリンタ6を個々に指定する7ビットのプリン
タコードと、プリンタ5,6の指定不能を示す1ビット
のフリーフラグとで形成されている。そして、この電子
キャッシュレジスタ12のターミナルテーブル29がハ
ンディターミナル11毎に予め記憶したターミナルデー
タには、無線通信の周波数を示すチャンネルデータ、I
D(Identification)コード、メニューデータでは指定不
能なカスタマチェックプリンタ5を個々に指定するプリ
ンタコード、メニューデータでは指定不能なキッチンプ
リンタ6を個々に指定するプリンタコード等が設定され
ている。
【0021】また、このレストランシステム10の前記
ハンディターミナル11は、図1及び図4に例示するよ
うに、各種データの処理作業を実行するCPU30、O
S等の各種データを固定的に予め記憶したROM31、
各種データを更新自在に一時記憶するRAM32、各種
データが操作入力されるキーボード33、各種データを
無線通信する無線通信装置34、各種データを表示出力
するディスプレイ35等をバス36で接続した構造とな
っている。
【0022】そこで、このようなハンディターミナル1
1では、図5に例示するように、ここでは前記プリンタ
5,6の設置位置に対応したプリンタ指定データとして
自身専用に予め設定された一つのIDコードの格納領域
37と、多数のメニューデータが予め設定されたメニュ
ーテーブル38と、顧客データである多数の座席コード
が予め設定された座席テーブル39とが、前記RAM3
2の設定領域に更新自在に登録されており、上述のよう
なテーブル38,39から選出した各種データを格納領
域37のIDコードと共に一時記憶する登録テーブル
(図示せず)が、前記RAM32の作業領域に形成され
ている。
【0023】そして、このハンディターミナル11で
は、前記キーボード33の操作入力に従って前記RAM
32のテーブル38,39等から選択的に読出した所定
データを前記RAM32の登録テーブルで一時記憶する
などしてから前記電子キャッシュレジスタ12に無線送
信するデータ送信手段が、前記CPU30と前記ROM
31と前記RAM32と前記キーボード33と前記無線
通信装置34とで形成されている。
【0024】ここで、このレストランシステム10を設
置した本実施例のレストラン(図示せず)は、例えば、
一階フロアと二階フロアとの各々に並設した厨房を和食
用と洋食用とに分散し、このような一階フロアと二階フ
ロアとの両方にドリンクカウンタとウォータステーショ
ンとを設けた構造となっている。そこで、このようなレ
ストランで利用したレストランシステム10では、一階
フロアと二階フロアとで使用する前記プリンタ5,6を
予め区分しており、例えば、これらのプリンタ5,6に
個々に設定したプリンタコードを一階フロア用は“01
…”などとすると共に二階フロア用は“02…”などとし
ている。同様に、このレストランシステム10では、一
階フロアと二階フロアとで使用する前記ハンディターミ
ナル11も予め区分しており、例えば、これらのハンデ
ィターミナル11に個々に設定したIDコードを一階フ
ロア用は“01…”などとすると共に二階フロア用は“02
…”などとしている。
【0025】そして、このようなレストランシステム1
0において、前記ハンディターミナル11から各プリン
タ5,6へのデータ送信を制御する前記電子キャッシュ
レジスタ12のRAM19のメニューテーブル28に
は、例えば、一階フロアの和食厨房のみに送信する和食
のメニューデータの出力先データが“0”のフリーフラ
グと“01…”のプリンタコードとで設定され、二階フロ
アの洋食厨房のみに送信する洋食のメニューデータの出
力先データ“0”のフリーフラグと“02…”のプリンタ
コードとで設定され、一階フロアと二階フロアとのドリ
ンクカウンタに送信する飲物のメニューデータの出力先
データが“1”のフリーフラグと“00…”のプリンタコ
ードとで設定されている。
【0026】さらに、このような電子キャッシュレジス
タ12で上述のような“1”のフリーフラグに従って参
照されるRAM19のターミナルテーブル29には、一
階フロアで使用する前記ハンディターミナル11のター
ミナルデータが、“01…”のIDコード、一階フロアの
カスタマチェックプリンタ5を指定する“01…”のプリ
ンタコード、一階フロアのキッチンプリンタ6を指定す
る“01…”のプリンタコード等で設定されており、二階
フロアで使用する前記ハンディターミナル11のターミ
ナルデータが、“02…”のIDコード、二階フロアのカ
スタマチェックプリンタ5を指定する“02…”のプリン
タコード、二階フロアのキッチンプリンタ6を指定する
“02…”のプリンタコード等で設定されている。
【0027】このようにすることで、このレストランシ
ステム10では、前記ハンディターミナル11の前記R
AM32の格納領域37に個々に設定したIDコード
が、前記キッチンプリンタ6の設置位置であるフロアに
対応したプリンタ指定データとなっており、このような
ハンディターミナル11の送信データに基づいた注文伝
票の発行を、飲料水や飲物などのメニューデータに対し
てはIDコードに対応したフロアの前記プリンタ5,6
で選択的に実行するプリンタ制御手段が、前記電子キャ
ッシュレジスタ12のCPU17等で形成されている。
【0028】このような構成において、このレストラン
システム10では、接客した店員が顧客データやメニュ
ーデータ等をハンディターミナル11で操作入力して無
線送信すると、これを電子キャッシュレジスタ12の無
線通信装置25が無線受信してLAN7から一個のカス
タマチェックプリンタ5と一個のキッチンプリンタ6と
に有線送信するようになっている。すると、このように
して送信された各種データに基づいてキッチンプリンタ
6が注文伝票を発行し、カスタマチェックプリンタ5が
注文伝票の一種に相当する顧客伝票を発行するので、厨
房では注文伝票の印字内容を視認して調理を開始し、ウ
ォータステーションでは顧客伝票を店員が顧客の座席に
搬送することになる。
【0029】この時、この電子キャッシュレジスタ12
では、ハンディターミナル11から各種データ等を無線
受信してキッチンプリンタ6に有線送信する電子キャッ
シュレジスタ12が、メニューデータの調理分類に従っ
て所定のキッチンプリンタ6に振分けて各種データを送
信することで、厨房の調理作業を迅速に開始できるよう
にしている。
【0030】一方、顧客は座席に搬送された顧客伝票で
自身の注文内容を確認し、食事の終了後には顧客伝票を
会計に持参して電子キャッシュレジスタ12で会計処理
を行なうことになる。この時、この電子キャッシュレジ
スタ12は、ハンディターミナル11から受信した各種
データをRAM19で一時記憶しているので、例えば、
顧客が持ち寄った顧客伝票の顧客データを店員がキーボ
ード21で操作入力すると、この顧客データで所定の記
憶データが検索されてディスプレイ22の表示やR/J
プリンタ23の印字で出力されるので、その会計処理を
迅速に完了することができる。
【0031】そこで、このようなレストランシステム1
0において、ハンディターミナル11から無線受信した
各種データを各プリンタ5,6に有線送信する電子キャ
ッシュレジスタ12の処理動作を、図6に例示するフロ
ーチャートに基づいて以下に詳述する。まず、この電子
キャッシュレジスタ12は、IDコードと座席コードと
メニューコードとを含んだ各種データをハンディターミ
ナル11から無線通信装置25で無線受信すると、この
受信データをCPU17がRAM19の作業領域に格納
するなどして登録処理を実行する。
【0032】そして、このような登録処理を完了したC
PU17は、RAM19に格納した受信データからメニ
ューデータを順次読出し、この出力先データのフリーフ
ラグが“0”の場合は厨房用であると判定する。そし
て、このCPU17は、上述のようにして厨房用と判定
したメニューデータの出力先データのプリンタコードが
“01…”ならば、このメニューデータを和食用と判定し
て一階フロアの和食厨房のキッチンプリンタ6に送信
し、出力先データのプリンタコードが“02…”ならば、
このメニューデータを洋食用と判定して二階フロアの洋
食厨房のキッチンプリンタ6に送信する。
【0033】一方、このようなCPU17は、RAM1
9から読出したメニューデータの出力先データのフリー
フラグが“1”の場合は、このメニューデータがウォー
タステーションやドリンクカウンタ用であると判定し、
RAM19に格納した受信データのIDコードに従って
RAM19のターミナルテーブル29から二つのプリン
タコードを読出すことになる。そこで、このCPU17
は、上述のようにして読出したプリンタコードが“01
…”ならば、このメニューデータを一階フロアの飲物用
と判定して一階フロアのウォータステーションのカスタ
マチェックプリンタ5とドリンクカウンタのキッチンプ
リンタ6とに送信し、出力先データのプリンタコードが
“02…”ならば、このメニューデータを二階フロアの飲
物用と判定して二階フロアのウォータステーションのカ
スタマチェックプリンタ5とドリンクカウンタのキッチ
ンプリンタ6とに送信する。
【0034】このようにすることで、このレストランシ
ステム10では、一階フロアの和食厨房と二階フロアの
洋食厨房とに分散して設置したキッチンプリンタ6が、
和食と洋食との注文伝票を選択的に発行するので、これ
らの厨房では不用な注文伝票を受取ることなく必要な注
文伝票のみを受取って調理作業を迅速に実行することが
できる。しかも、このレストランシステム10では、一
階フロアと二階フロアとの両方のウォータステーション
とドリンクカウンタとに設置したプリンタ5,6が、そ
の設置されたフロアの注文伝票のみを選択的に発行する
ので、そのウォータステーションとドリンクカウンタと
では不用な注文伝票を受取ることなく必要な注文伝票の
みを受取って配膳作業や調理作業を迅速に実行すること
ができる。
【0035】なお、ここでは請求項1記載の発明の一実
施例として、ハンディターミナル11のRAM32にプ
リンタ指定データとなるIDコードを設定することを例
示したが、請求項2記載の発明のように、従来からハン
ディターミナル11が必然的に送信する顧客データであ
る座席コードで、注文伝票を発行するプリンタ5,6を
規定することも実施可能である。この場合、ハンディタ
ーミナル11のRAM32にプリンタ指定データとなる
IDコードなどを設定する必要がないので、レストラン
システム10の生産性の向上に寄与することができ、ハ
ンディターミナル11の使用位置を限定する必要もない
ので、レストランシステム10での作業能率の向上に寄
与することができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、少なくともキッ
チンプリンタの設置位置に対応したプリンタ指定データ
をハンディターミナルの送信データの一つとしてデータ
記憶手段に設定し、このハンディターミナルからの送信
データに基づいた注文伝票の発行を予め設定された所定
のメニューデータに対してはプリンタ指定データに対応
した設置位置のキッチンプリンタで実行するプリンタ制
御手段を設けたことにより、同一の注文伝票を発行する
キッチンプリンタを離反した複数の位置に設置したよう
な場合でも、これらのキッチンプリンタが設置位置に対
応した注文伝票のみを選択的に発行するので、不用な注
文伝票を発行することなく必要な注文伝票のみを発行し
て各種作業の能率向上に寄与することができる等の効果
を有するものである。
【0037】請求項2記載の発明は、ハンディターミナ
ルからの送信データに基づいた注文伝票の発行を予め設
定された所定のメニューデータに対しては顧客データで
予め規定された所定のキッチンプリンタで実行するプリ
ンタ制御手段を設けたことにより、離反した複数の位置
に同一の注文伝票を発行するキッチンプリンタを設置し
たような場合でも、顧客の位置に対応したキッチンプリ
ンタのみが注文伝票を選択的に発行するので、不用な注
文伝票を発行することなく必要な注文伝票のみを発行し
て各種作業の能率向上に寄与することができ、ハンディ
ターミナルの構成を変更することも要しないので、商品
販売データ出力装置の生産性の向上にも寄与することが
できる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の商品販売データ処理装置
の一実施例であるレストランシステムの全体構造を例示
する模式図である。
【図2】電子キャッシュレジスタの回路構造を例示する
ブロック図である。
【図3】電子キャッシュレジスタのRAMの各種データ
の記憶構造を例示するメモリマップである。
【図4】ハンディターミナルの回路構造を例示するブロ
ック図である。
【図5】ハンディターミナルのデータ記憶手段であるR
AMの各種データの記憶構造を例示するメモリマップで
ある。
【図6】ハンディターミナルから受信した各種データを
複数のキッチンプリンタに振分けて送信する電子キャッ
シュレジスタの処理動作を例示するフローチャートであ
る。
【図7】商品販売データ処理装置の一従来例であるレス
トランシステムの全体構造を例示する模式図である。
【符号の説明】
5,6 キッチンプリンタ 10 商品販売データ処理装置 11 ハンディターミナル 17 プリンタ制御手段 30〜34 データ送信手段 32 データ記憶手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予めメニューデータ等の各種データを記
    憶したデータ記憶手段とこのデータ記憶手段から選択的
    に読出した各種データを送信するデータ送信手段とをハ
    ンディターミナルに設け、このハンディターミナルから
    受信した各種データに基づいて注文伝票を発行する複数
    個のキッチンプリンタをレストランの複数の位置に分散
    して設置した商品販売データ処理装置において、少なく
    とも前記キッチンプリンタの設置位置に対応したプリン
    タ指定データを前記ハンディターミナルの送信データの
    一つとして前記データ記憶手段に設定し、このハンディ
    ターミナルからの送信データに基づいた前記注文伝票の
    発行を予め設定された所定の前記メニューデータに対し
    ては前記プリンタ指定データに対応した設置位置の前記
    キッチンプリンタで実行するプリンタ制御手段を設けた
    ことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 予め顧客データやメニューデータ等の各
    種データを記憶したデータ記憶手段とこのデータ記憶手
    段から選択的に読出した各種データを送信するデータ送
    信手段とをハンディターミナルに設け、このハンディタ
    ーミナルから受信した各種データに基づいて注文伝票を
    発行する複数個のキッチンプリンタをレストランの複数
    の位置に分散して設置した商品販売データ処理装置にお
    いて、前記ハンディターミナルからの送信データに基づ
    いた前記注文伝票の発行を予め設定された所定のメニュ
    ーデータに対しては前記顧客データで予め規定された所
    定の前記キッチンプリンタで実行するプリンタ制御手段
    を設けたことを特徴とする商品販売データ処理装置。
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