JP2505181B2 - Posシステム - Google Patents
PosシステムInfo
- Publication number
- JP2505181B2 JP2505181B2 JP31153686A JP31153686A JP2505181B2 JP 2505181 B2 JP2505181 B2 JP 2505181B2 JP 31153686 A JP31153686 A JP 31153686A JP 31153686 A JP31153686 A JP 31153686A JP 2505181 B2 JP2505181 B2 JP 2505181B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic cash
- cash register
- message
- printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 51
- 239000000047 product Substances 0.000 description 26
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 2
- 235000013410 fast food Nutrition 0.000 description 2
- 235000016795 Cola Nutrition 0.000 description 1
- 235000011824 Cola pachycarpa Nutrition 0.000 description 1
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 description 1
- 235000016213 coffee Nutrition 0.000 description 1
- 235000013353 coffee beverage Nutrition 0.000 description 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000011389 fruit/vegetable juice Nutrition 0.000 description 1
- 235000015220 hamburgers Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、各電子キャッシュレジスタで販売登録され
た商品の販売データをファイル制御部に集計するPOSシ
ステムに係わり、特に販売データをレシートに印字する
プリンタを電子キャッシュレジスタから独立して設ける
ようにしたPOSシステムに関する。
た商品の販売データをファイル制御部に集計するPOSシ
ステムに係わり、特に販売データをレシートに印字する
プリンタを電子キャッシュレジスタから独立して設ける
ようにしたPOSシステムに関する。
[従来の技術] 例えばコーラ,コーヒー,ジュース,ハンバーガー等
のファースト・フードを販売する飲食店等に設置される
POS(販売時点情報管理)システムは第11図のように構
成されている。すなわち、事務所内に設置された1台の
ファイル制御部1に伝送路2を介して売場のカウンター
等に設置された複数台の電子キャッシュレジスタ3がイ
ンライン接続されている。また、ファイル制御部1には
厨房に配設されたキッチンプリンタ4が接続されてい
る。なお、各電子キャッシュレジスタ3内にはレシート
およびジャーナルに販売商品の品名(商品コード),数
量,金額等の販売データを印字出力するプリンタ4が内
蔵されている。また、ファイル制御部1の記憶部内には
この飲食店で販売される各商品の売上点数,売上金額を
商品コード(品名)別に集計する売上データファイルが
形成されている。
のファースト・フードを販売する飲食店等に設置される
POS(販売時点情報管理)システムは第11図のように構
成されている。すなわち、事務所内に設置された1台の
ファイル制御部1に伝送路2を介して売場のカウンター
等に設置された複数台の電子キャッシュレジスタ3がイ
ンライン接続されている。また、ファイル制御部1には
厨房に配設されたキッチンプリンタ4が接続されてい
る。なお、各電子キャッシュレジスタ3内にはレシート
およびジャーナルに販売商品の品名(商品コード),数
量,金額等の販売データを印字出力するプリンタ4が内
蔵されている。また、ファイル制御部1の記憶部内には
この飲食店で販売される各商品の売上点数,売上金額を
商品コード(品名)別に集計する売上データファイルが
形成されている。
このようなPOSシステムにおいて、各電子キャッシュ
レジスタ3にて販売商品の商品コード(品名)を例えば
メニューキーを用いてキー入力すると、該当商品の品名
(商品コード)および販売金額が表示部に表示されると
ともにプリンタ4によってレシートおよびジャーナルへ
印字出力される。同時にこの販売データは伝送路2を介
してファイル制御部1へ送信される。販売データを受信
したファイル制御部1はこの販売データに含まれる販売
点数,販売金額で売上データファイル内の該当商品コー
ドの売上点数および売上金額を更新する。さらに、該当
販売データはキッチンプリンタ4へ送信されて品名,個
数等が注文伝票として印字出力される。
レジスタ3にて販売商品の商品コード(品名)を例えば
メニューキーを用いてキー入力すると、該当商品の品名
(商品コード)および販売金額が表示部に表示されると
ともにプリンタ4によってレシートおよびジャーナルへ
印字出力される。同時にこの販売データは伝送路2を介
してファイル制御部1へ送信される。販売データを受信
したファイル制御部1はこの販売データに含まれる販売
点数,販売金額で売上データファイル内の該当商品コー
ドの売上点数および売上金額を更新する。さらに、該当
販売データはキッチンプリンタ4へ送信されて品名,個
数等が注文伝票として印字出力される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、第11図のように構成されたPOSシステ
ムにおいてもまだ次のような問題があった。すなわち、
前述したファースト・フードを販売する飲食店等におい
ては、一人の客が購入する商品の合計金額は少額であ
り、その商品を持帰る場合も少ないので、客がレシート
を要求する場合は希である。したがって、通常各電子キ
ャッシュレジスタにおいて切換スイッチ等によってレシ
ートの発行を停止しておき、客が特別にレシートを要求
した場合のみ切換スイッチ操作によって、レシート発行
を行なうようにしている。
ムにおいてもまだ次のような問題があった。すなわち、
前述したファースト・フードを販売する飲食店等におい
ては、一人の客が購入する商品の合計金額は少額であ
り、その商品を持帰る場合も少ないので、客がレシート
を要求する場合は希である。したがって、通常各電子キ
ャッシュレジスタにおいて切換スイッチ等によってレシ
ートの発行を停止しておき、客が特別にレシートを要求
した場合のみ切換スイッチ操作によって、レシート発行
を行なうようにしている。
このように希にしか発行しないレシートの為に全部の
電子キャッシュレジスタにプリンタを組込むことは非常
に不経済なことであり、POSシステム全体の設備費が上
昇する懸念がある。また、各電子キャッシュレジスタに
プリンタを組込むことは電子キャッシュレジスタが大型
化する問題も生じる。
電子キャッシュレジスタにプリンタを組込むことは非常
に不経済なことであり、POSシステム全体の設備費が上
昇する懸念がある。また、各電子キャッシュレジスタに
プリンタを組込むことは電子キャッシュレジスタが大型
化する問題も生じる。
そこで本発明は、客毎に販売データを逐次印字してレ
シートを発行するプリンタを電子キャッシュレジスタか
ら独立して設け、このプリンタを複数台の電子キャッシ
ュレジスタで共有することによって、プリンタの設置台
数を電子キャッシュレジスタの設置台数と比較して少な
くすることができ、システム全体の設備費を低減できる
とともに、各電子キャッシュレジスタを小型化できるPO
Sシステムを提供しようとするものである。
シートを発行するプリンタを電子キャッシュレジスタか
ら独立して設け、このプリンタを複数台の電子キャッシ
ュレジスタで共有することによって、プリンタの設置台
数を電子キャッシュレジスタの設置台数と比較して少な
くすることができ、システム全体の設備費を低減できる
とともに、各電子キャッシュレジスタを小型化できるPO
Sシステムを提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、入力装置を介して入力された販売商品の販
売データに基づき販売商品に対する販売登録業務を実行
する複数台の電子キャッシュレジスタと、この各電子キ
ャッシュレジスタに対して伝送路を介して接続され、各
電子キャッシュレジスタから送信された販売データを受
信する毎にレシートへ印字出力するプリンタとを有する
POSシステムにおいて、各電子キャッシュレジスタは、
販売データを、自己の電子キャッシュレジスタ番号と後
続データの有無を区別する専有フラグとともに印字伝文
に組込み、この印字伝文を伝送路を介してプリンタへ送
信するようにする。プリンタは、各電子キャッシュレジ
スタからの印字伝文を伝送路を介して受信する伝文受信
手段と、印字伝文に組込まれる電子キャッシュレジスタ
番号を記憶する送信元番号記憶部と、伝文受信手段によ
り印字伝文を受信する毎に送信元番号記憶部で電子キャ
ッシュレジスタ番号を記憶しているか否かを判断する判
断手段と、この判断手段により送信元番号記憶部で電子
キャッシュレジスタ番号を記憶していないことを確認す
ると、受信した印字伝文の専有フラグを調べる第1のフ
ラグ判定手段と、この第1のフラグ判定手段により専有
フラグが後続データ有りを示すとき受信した印字伝文の
電子キャッシュレジスタ番号を送信元番号記憶部に格納
する番号格納手段と、判断手段により送信元番号記憶部
で電子キャッシュレジスタ番号を記憶していることを確
認すると、この送信元番号記憶部の電子キャッシュレジ
スタ番号と受信した印字伝文の電子キャッシュレジスタ
番号とを比較する比較手段と、この比較手段により両電
子キャッシュレジスタ番号の一致を確認すると、受信し
た印字伝文の専有フラグを調べる第2のフラグ判定手段
と、この第2のフラグ判定手段により専有フラグが後続
データ無しを示すとき送信元番号記憶部をクリアする番
号クリア手段と、比較手段により両電子キャッシュレジ
スタ番号の不一致を確認すると、受信した印字伝文の販
売データのレシートへの印字を禁止する印字禁止手段
と、判断手段により送信元番号記憶部で電子キャッシュ
レジスタ番号を記憶していないことを確認したとき及び
比較手段により両電子キャッシュレジスタ番号の一致を
確認したとき、受信した印字伝文の販売データをレシー
トへ印字させる印字制御手段とを備える。
売データに基づき販売商品に対する販売登録業務を実行
する複数台の電子キャッシュレジスタと、この各電子キ
ャッシュレジスタに対して伝送路を介して接続され、各
電子キャッシュレジスタから送信された販売データを受
信する毎にレシートへ印字出力するプリンタとを有する
POSシステムにおいて、各電子キャッシュレジスタは、
販売データを、自己の電子キャッシュレジスタ番号と後
続データの有無を区別する専有フラグとともに印字伝文
に組込み、この印字伝文を伝送路を介してプリンタへ送
信するようにする。プリンタは、各電子キャッシュレジ
スタからの印字伝文を伝送路を介して受信する伝文受信
手段と、印字伝文に組込まれる電子キャッシュレジスタ
番号を記憶する送信元番号記憶部と、伝文受信手段によ
り印字伝文を受信する毎に送信元番号記憶部で電子キャ
ッシュレジスタ番号を記憶しているか否かを判断する判
断手段と、この判断手段により送信元番号記憶部で電子
キャッシュレジスタ番号を記憶していないことを確認す
ると、受信した印字伝文の専有フラグを調べる第1のフ
ラグ判定手段と、この第1のフラグ判定手段により専有
フラグが後続データ有りを示すとき受信した印字伝文の
電子キャッシュレジスタ番号を送信元番号記憶部に格納
する番号格納手段と、判断手段により送信元番号記憶部
で電子キャッシュレジスタ番号を記憶していることを確
認すると、この送信元番号記憶部の電子キャッシュレジ
スタ番号と受信した印字伝文の電子キャッシュレジスタ
番号とを比較する比較手段と、この比較手段により両電
子キャッシュレジスタ番号の一致を確認すると、受信し
た印字伝文の専有フラグを調べる第2のフラグ判定手段
と、この第2のフラグ判定手段により専有フラグが後続
データ無しを示すとき送信元番号記憶部をクリアする番
号クリア手段と、比較手段により両電子キャッシュレジ
スタ番号の不一致を確認すると、受信した印字伝文の販
売データのレシートへの印字を禁止する印字禁止手段
と、判断手段により送信元番号記憶部で電子キャッシュ
レジスタ番号を記憶していないことを確認したとき及び
比較手段により両電子キャッシュレジスタ番号の一致を
確認したとき、受信した印字伝文の販売データをレシー
トへ印字させる印字制御手段とを備える。
[作用] このように構成されたPOSシステムにおいては、プリ
ンタの送信元番号記憶部に電子キャッシュレジスタ番号
が格納されていない状態で、いずれか1台の電子キャッ
シュレジスタから後続データ有りを示す専有フラグを含
む印字伝文Aがプリンタに送信されると、上記送信元番
号記憶部にこの印字伝文A中の電子キャッシュレジスタ
番号が格納されるとともに、この印字伝文A中の販売デ
ータがレシートに印字される。続いて、同電子キャッシ
ュレジスタから、後続データ無しを示す専有フラグを含
む印字伝文Bがプリンタに送信されると、上記送信元番
号記憶部から電子キャッシュレジスタ番号がクリアされ
るとともに、この印字伝文B中の販売データがレシート
に印字される。一方、上記印字伝文Aが送信されてから
印字伝文Bが送信されるまでの間に、他の電子キャッシ
ュレジスタから印字伝文Cが送信されても、プリンタの
送信元番号記憶部に記憶されている電子キャッシュレジ
スタ番号と印字伝文C中の電子キャッシュレジスタ番号
とが一致しないので、この印字伝文C中の印字データは
レシートに印字されない。したがって、1枚のレシート
には1人の客の販売データが印字され、他の客の販売デ
ータが混在して印字されることはない。
ンタの送信元番号記憶部に電子キャッシュレジスタ番号
が格納されていない状態で、いずれか1台の電子キャッ
シュレジスタから後続データ有りを示す専有フラグを含
む印字伝文Aがプリンタに送信されると、上記送信元番
号記憶部にこの印字伝文A中の電子キャッシュレジスタ
番号が格納されるとともに、この印字伝文A中の販売デ
ータがレシートに印字される。続いて、同電子キャッシ
ュレジスタから、後続データ無しを示す専有フラグを含
む印字伝文Bがプリンタに送信されると、上記送信元番
号記憶部から電子キャッシュレジスタ番号がクリアされ
るとともに、この印字伝文B中の販売データがレシート
に印字される。一方、上記印字伝文Aが送信されてから
印字伝文Bが送信されるまでの間に、他の電子キャッシ
ュレジスタから印字伝文Cが送信されても、プリンタの
送信元番号記憶部に記憶されている電子キャッシュレジ
スタ番号と印字伝文C中の電子キャッシュレジスタ番号
とが一致しないので、この印字伝文C中の印字データは
レシートに印字されない。したがって、1枚のレシート
には1人の客の販売データが印字され、他の客の販売デ
ータが混在して印字されることはない。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例のPOSシステム全体を示すブロック図
である。1台のファイル制御部(FC)11に伝送路12を介
して、複数台(l台)の電子キャッシュレジスタ(EC
R)13と、1台のキッチンプリンタ14と、N台のレシー
トプリンタ15と、M台のジャーナルプリンタ16とが接続
されている。そして、各電子キャッシュレジスタ13は#
1乃至#lの電子キャッシュレジスタ番号IDEが付され
ており、各レシートプリンタ15には#1乃至#Nのレシ
ートプリンタ番号IDRが付されており、さらに各ジャー
ナルプリンタ16には#1乃至#Mのジャーナルプリンタ
番号IDJが付されている。なお、キッチンプリンタ14は
1台であるが#1のキッチンプリンタ番号IDKが付され
ている。
である。1台のファイル制御部(FC)11に伝送路12を介
して、複数台(l台)の電子キャッシュレジスタ(EC
R)13と、1台のキッチンプリンタ14と、N台のレシー
トプリンタ15と、M台のジャーナルプリンタ16とが接続
されている。そして、各電子キャッシュレジスタ13は#
1乃至#lの電子キャッシュレジスタ番号IDEが付され
ており、各レシートプリンタ15には#1乃至#Nのレシ
ートプリンタ番号IDRが付されており、さらに各ジャー
ナルプリンタ16には#1乃至#Mのジャーナルプリンタ
番号IDJが付されている。なお、キッチンプリンタ14は
1台であるが#1のキッチンプリンタ番号IDKが付され
ている。
前記ファイル制御部11の記憶部内には、前述した売上
データファイルが形成されており、各電子キャッシュレ
ジスタ13から送信された販売データをこの売上データフ
ァイル内の該当商品コードの売上点数,売上金額の領域
へ累積登録する。
データファイルが形成されており、各電子キャッシュレ
ジスタ13から送信された販売データをこの売上データフ
ァイル内の該当商品コードの売上点数,売上金額の領域
へ累積登録する。
前記各電子キャッシュレジスタ13には、例えば第2図
に示すように、販売商品を特定するメニューキー,販売
個数等の数字データを入力するための置数キー,合計キ
ー等の販売登録用キーの他にレシート発行を指示するた
めのレシート発行キー等が配設されたキーボード17と、
販売商品の品名や販売金額等を表示する表示器18と、現
金を収納するドロワー19等が設けられている。
に示すように、販売商品を特定するメニューキー,販売
個数等の数字データを入力するための置数キー,合計キ
ー等の販売登録用キーの他にレシート発行を指示するた
めのレシート発行キー等が配設されたキーボード17と、
販売商品の品名や販売金額等を表示する表示器18と、現
金を収納するドロワー19等が設けられている。
第3図は各電子キャッシュレジスタ13を示すブロック
図である。各種演算を実行するCPU(中央処理装置)20
は、バスライン21を介して、各種制御プログラムを記憶
するROM22,キーボード4からキー入力された販売データ
等の可変データを一時記憶するRAM23,前記表示器18,キ
ーボード17,ドロワー19,キー操作時におけるデータの取
込音やエラー音を発生させるブザー24,および伝送路12
を介して各プリンタ14,15,16およびファイル制御部11に
接続された伝送インターフェース25等を制御する。
図である。各種演算を実行するCPU(中央処理装置)20
は、バスライン21を介して、各種制御プログラムを記憶
するROM22,キーボード4からキー入力された販売データ
等の可変データを一時記憶するRAM23,前記表示器18,キ
ーボード17,ドロワー19,キー操作時におけるデータの取
込音やエラー音を発生させるブザー24,および伝送路12
を介して各プリンタ14,15,16およびファイル制御部11に
接続された伝送インターフェース25等を制御する。
前記RAM23内には、第4図に示すように、一人の客に
販売した商品の各販売データを一時記憶するデータバッ
ファR1,一人の客に販売した各商品の合計金額を算出す
るための合計器R2,この電子キャッシュレジスタ13に予
め割付けられたレシートプリンタ15のレシートプリンタ
番号IDRと同じく自己に割付けられたジャーナルプリン
タ16のジャーナルプリンタ番号IDJおよびキッチンプリ
ンタ14のキッチンプリンタ番号IDKを格納する送信先プ
リンタ番号メモリR3,自己の電子キャッシュレジスタ番
号IDEを記憶するECR番号メモリR4,ファイル制御部11又
は各プリンタ14〜16へ送信するデータを一時格納する送
信バッファR5等が形成されている。
販売した商品の各販売データを一時記憶するデータバッ
ファR1,一人の客に販売した各商品の合計金額を算出す
るための合計器R2,この電子キャッシュレジスタ13に予
め割付けられたレシートプリンタ15のレシートプリンタ
番号IDRと同じく自己に割付けられたジャーナルプリン
タ16のジャーナルプリンタ番号IDJおよびキッチンプリ
ンタ14のキッチンプリンタ番号IDKを格納する送信先プ
リンタ番号メモリR3,自己の電子キャッシュレジスタ番
号IDEを記憶するECR番号メモリR4,ファイル制御部11又
は各プリンタ14〜16へ送信するデータを一時格納する送
信バッファR5等が形成されている。
前記各プリンタ14,15,16は同一構成であり、第5図に
示す外観を有している。すなわち、ほぼ直方体状に形成
されたケース31の前面に設けられた操作パネルに、動作
状態を示すLEDで形成された複数の表示ランプ32と電源
オン/オフ制御や記録用紙送り等を指示する複数のキー
スイッチ33が配設されている。さらに、ケース31の前面
にはレシート、ジャーナル又は注文伝票が排出される発
行口34が形成されている。
示す外観を有している。すなわち、ほぼ直方体状に形成
されたケース31の前面に設けられた操作パネルに、動作
状態を示すLEDで形成された複数の表示ランプ32と電源
オン/オフ制御や記録用紙送り等を指示する複数のキー
スイッチ33が配設されている。さらに、ケース31の前面
にはレシート、ジャーナル又は注文伝票が排出される発
行口34が形成されている。
第6図は各プリンタ14,15,16の概略構成を示すブロッ
ク図である。各種演算を実行するCPU(中央処理装置)3
5は、バスライン36を介して、各種制御プログラムを記
憶するROM37,各電子キャッシュレジスタ13から入力され
た印字データ等の可変データを一時記憶するRAM38,操作
パネルの表示ランプ32,エラー音等を発生するブザー39,
レシート,ジャーナル又は注文伝票に印字出力する印字
機構40を制御するプリンタ制御回路41,および伝送路12
を介して各電子キャッシュレジスタ13に接続された伝送
インターフェース42等を制御する。さらに、前記CPU35
に対してバスライン36を介して操作パネルのキースイッ
チ33から指令信号が入力される。
ク図である。各種演算を実行するCPU(中央処理装置)3
5は、バスライン36を介して、各種制御プログラムを記
憶するROM37,各電子キャッシュレジスタ13から入力され
た印字データ等の可変データを一時記憶するRAM38,操作
パネルの表示ランプ32,エラー音等を発生するブザー39,
レシート,ジャーナル又は注文伝票に印字出力する印字
機構40を制御するプリンタ制御回路41,および伝送路12
を介して各電子キャッシュレジスタ13に接続された伝送
インターフェース42等を制御する。さらに、前記CPU35
に対してバスライン36を介して操作パネルのキースイッ
チ33から指令信号が入力される。
前記RAM38内には、第7図に示すように、各電子キャ
ッシュレジスタ13から受信した第8図(a)に示す印字
伝文43を一時記憶する受信バッファR6,印字伝文43に含
まれる実際の印字データを格納する印字バッファR7,自
己のプリンタ番号IDPを記憶する自己プリンタ番号領域R
8,1回の印字伝文43のみで1客文の販売データを送信し
きれなかった場合における送信元の電子キャッシュレジ
スタ番号IDを格納する送信元番号記憶部としての送信元
ID領域R9等が形成されている。
ッシュレジスタ13から受信した第8図(a)に示す印字
伝文43を一時記憶する受信バッファR6,印字伝文43に含
まれる実際の印字データを格納する印字バッファR7,自
己のプリンタ番号IDPを記憶する自己プリンタ番号領域R
8,1回の印字伝文43のみで1客文の販売データを送信し
きれなかった場合における送信元の電子キャッシュレジ
スタ番号IDを格納する送信元番号記憶部としての送信元
ID領域R9等が形成されている。
第8図は伝送路12を介して各電子キャッシュレジスタ
13と各プリンタ14,15,16間で伝送される伝文の伝文フォ
ーマットを示す図である。同図(a)は各電子キャッシ
ュレジスタ13から各プリンタ14,15,16へ送信される印字
伝文43であり、開始フラグFOと終了フラグFEとの間に、
送信先プリンタを特定する送信先ID,送信元の電子キャ
ッシュレジスタ13を特定する送信元ID,伝送上の所定コ
ードからなる伝送コントロール,印字出力時の条件等か
らなるプリンタコントロール,販売データ等の実際に印
字出力される印字データ,伝送上のエラーをチェックす
るためのFCS(フレーム・チェック・シーケンス)等が
組込まれている。
13と各プリンタ14,15,16間で伝送される伝文の伝文フォ
ーマットを示す図である。同図(a)は各電子キャッシ
ュレジスタ13から各プリンタ14,15,16へ送信される印字
伝文43であり、開始フラグFOと終了フラグFEとの間に、
送信先プリンタを特定する送信先ID,送信元の電子キャ
ッシュレジスタ13を特定する送信元ID,伝送上の所定コ
ードからなる伝送コントロール,印字出力時の条件等か
らなるプリンタコントロール,販売データ等の実際に印
字出力される印字データ,伝送上のエラーをチェックす
るためのFCS(フレーム・チェック・シーケンス)等が
組込まれている。
なお、この印字伝文43に組込むことが可能な印字デー
タの容量にも限界が存在するので、多数の商品をまとめ
て購入した客に対する販売データを複数回に分割して伝
送する必要がある。この場合、その間に他の電子キャッ
シュレジスタ13からの割込み印字を避けるために印字伝
文43のプリンタコントロールに専有フラグを設け、この
専有フラグが1に設定されていれば、同一販売データに
対応する後続の印字伝文43が存在することを示す。
タの容量にも限界が存在するので、多数の商品をまとめ
て購入した客に対する販売データを複数回に分割して伝
送する必要がある。この場合、その間に他の電子キャッ
シュレジスタ13からの割込み印字を避けるために印字伝
文43のプリンタコントロールに専有フラグを設け、この
専有フラグが1に設定されていれば、同一販売データに
対応する後続の印字伝文43が存在することを示す。
第8図(b)は各電子キャッシュレジスタ13から送信
された印字伝文43が各プリンタ14,15,16にて正常に受信
されたことを示す各プリンタ14,15,16から該当電子キャ
ッシュレジスタ13へ返信する肯定伝文44である。また、
同図(c)は逆に正常に受信されなかったことを示す否
定伝文45である。
された印字伝文43が各プリンタ14,15,16にて正常に受信
されたことを示す各プリンタ14,15,16から該当電子キャ
ッシュレジスタ13へ返信する肯定伝文44である。また、
同図(c)は逆に正常に受信されなかったことを示す否
定伝文45である。
しかして、各電子キャッシュレジスタ13において、キ
ャッシャーがキーボード17に配列された各販売商品のメ
ニューキーを順次キー入力してゆき、最後に合計キーを
押すと、販売データは伝送インターフェース25,伝送路1
2を介してファイル制御部11へ送信され、売上データフ
ァイルに累積登録される。
ャッシャーがキーボード17に配列された各販売商品のメ
ニューキーを順次キー入力してゆき、最後に合計キーを
押すと、販売データは伝送インターフェース25,伝送路1
2を介してファイル制御部11へ送信され、売上データフ
ァイルに累積登録される。
この場合、各電子キャッシュレジスタ13において、合
計キーをキー入力する前にレシート発行キーをキー入力
すると、合計キーのキー入力操作に応動して、販売デー
タをファイル制御部11へ送信するとともに、販売データ
を印字データとして第8図(a)の印字伝文43に組込ん
で伝送路12へ送出する。この印字伝文43の送信先IDに送
信先プリンタ番号メモリR3のレシートプリンタ番号IDR
をセットし、送信元IDにECR番号メモリR5の自己電子キ
ャッシュレジスタ番号IDEをセットする。さらに、販売
データが一回で送信されなかった場合で後続の印字伝文
43を続けて送信する場合は、プリンタコントロールの専
有フラグを1に設定する。
計キーをキー入力する前にレシート発行キーをキー入力
すると、合計キーのキー入力操作に応動して、販売デー
タをファイル制御部11へ送信するとともに、販売データ
を印字データとして第8図(a)の印字伝文43に組込ん
で伝送路12へ送出する。この印字伝文43の送信先IDに送
信先プリンタ番号メモリR3のレシートプリンタ番号IDR
をセットし、送信元IDにECR番号メモリR5の自己電子キ
ャッシュレジスタ番号IDEをセットする。さらに、販売
データが一回で送信されなかった場合で後続の印字伝文
43を続けて送信する場合は、プリンタコントロールの専
有フラグを1に設定する。
なお、厨房で料理が必要な商品が含まれていた場合は
送信先IDにキッチンプリンタ番号IDKをセットした印字
伝文43を別途送出する。ジャーナルに印字させる場合も
同様の手法にてジャーナルプリンタ番号IDJをセットし
て印字伝文43を出力する。これらキッチンプリンタ14お
よびジャーナルプリンタ16に対する印字データの送信条
件はユーザの要求に応じて予めプログラム設定されてい
る。
送信先IDにキッチンプリンタ番号IDKをセットした印字
伝文43を別途送出する。ジャーナルに印字させる場合も
同様の手法にてジャーナルプリンタ番号IDJをセットし
て印字伝文43を出力する。これらキッチンプリンタ14お
よびジャーナルプリンタ16に対する印字データの送信条
件はユーザの要求に応じて予めプログラム設定されてい
る。
以上の手順で各電子キャッシュレジスタ13から伝送路
12に送出された、送信先IDが自己のプリンタ番号IDPを
指定する印字伝文43を受信した各プリンタ14,15,16のCP
U35は第9図の流れ図に従って、該当販売データの印字
出力処理を実行するようにプログラム構成されている。
すなわち、流れ図が開始され、P1にて自己宛ての印字伝
文43が伝送インターフェース42へ入力すると(伝文受信
手段)、P2にてRAM38の送信元ID領域に送信元IDが格納
されているか否かを判断する(判断手段)。そして、格
納されていなければ、P3にて受信した印字伝文43のプリ
ンタコントロールの専有フラグの状態を調べ(第1のフ
ラグ判定手段)、1に設定されていれば、同一販売デー
タに属する後続の印字伝文43が存在するので、送信元ID
領域R9へ印字伝文43から読出した送信元IDを格納する
(番号格納手段)。その後、P4へ進み、第8図(b)に
示す肯定伝文44の送信先IDに受信した印字伝文43の送信
元IDをセットし、さらに送信元IDに自己プリンタ番号ID
Pをセットして、伝送路12へ送出する。なお、受信した
印字伝文43のプリンタコントロールの専有フラグが0に
解除されていれば、送信元ID領域R9に何も格納せずにそ
のままP4へ進む。
12に送出された、送信先IDが自己のプリンタ番号IDPを
指定する印字伝文43を受信した各プリンタ14,15,16のCP
U35は第9図の流れ図に従って、該当販売データの印字
出力処理を実行するようにプログラム構成されている。
すなわち、流れ図が開始され、P1にて自己宛ての印字伝
文43が伝送インターフェース42へ入力すると(伝文受信
手段)、P2にてRAM38の送信元ID領域に送信元IDが格納
されているか否かを判断する(判断手段)。そして、格
納されていなければ、P3にて受信した印字伝文43のプリ
ンタコントロールの専有フラグの状態を調べ(第1のフ
ラグ判定手段)、1に設定されていれば、同一販売デー
タに属する後続の印字伝文43が存在するので、送信元ID
領域R9へ印字伝文43から読出した送信元IDを格納する
(番号格納手段)。その後、P4へ進み、第8図(b)に
示す肯定伝文44の送信先IDに受信した印字伝文43の送信
元IDをセットし、さらに送信元IDに自己プリンタ番号ID
Pをセットして、伝送路12へ送出する。なお、受信した
印字伝文43のプリンタコントロールの専有フラグが0に
解除されていれば、送信元ID領域R9に何も格納せずにそ
のままP4へ進む。
P4にて肯定伝文44の送出が終了すると、P5にて印字伝
文43の印字データを読出して印字バッファR7へ格納す
る。その後、プリンタ制御回路41に対して印字バッファ
R7に対する印字指令を送出する(印字制御手段)。そし
て、P1へ戻り、次の印字伝文43の入力を待つ。なお、印
字指令を受けたプリンタ制御回路41は印字バッファR7に
格納されている印字データを順次読出して印字機構40で
もってレシート,ジャーナル,注文伝票等の記録用紙に
印字していく。
文43の印字データを読出して印字バッファR7へ格納す
る。その後、プリンタ制御回路41に対して印字バッファ
R7に対する印字指令を送出する(印字制御手段)。そし
て、P1へ戻り、次の印字伝文43の入力を待つ。なお、印
字指令を受けたプリンタ制御回路41は印字バッファR7に
格納されている印字データを順次読出して印字機構40で
もってレシート,ジャーナル,注文伝票等の記録用紙に
印字していく。
また、P2にてRAM38の送信元ID領域R9に既に送信元ID
が格納されていた場合は、P6にてその送信元IDと新たに
受信した印字伝文43の送信元IDとを比較して両送信元ID
が一致するか否かを判断する(比較手段)。P7にて送信
元IDが一致すれば、同一の販売データに属する印字伝文
43が入力したと判断する。そして、受信した印字伝文43
のプリンタコントロールの専有フラグの状態を調べる
(第2のフラグ判定手段)。P8にて1に設定されていれ
ば、まだ後続の印字伝文43が存在するので、そのままP4
へ進み、該当電子キャッシュレジスタ13へ肯定伝文44を
送信する。
が格納されていた場合は、P6にてその送信元IDと新たに
受信した印字伝文43の送信元IDとを比較して両送信元ID
が一致するか否かを判断する(比較手段)。P7にて送信
元IDが一致すれば、同一の販売データに属する印字伝文
43が入力したと判断する。そして、受信した印字伝文43
のプリンタコントロールの専有フラグの状態を調べる
(第2のフラグ判定手段)。P8にて1に設定されていれ
ば、まだ後続の印字伝文43が存在するので、そのままP4
へ進み、該当電子キャッシュレジスタ13へ肯定伝文44を
送信する。
P8にて専有フラグが0に解除されていた場合は、同一
販売データに該当する印字データは今回の印字伝文43で
終了すると判断して、送信元ID領域R9に格納されている
送信元IDをクリアする(番号クリア手段)。そして、P4
へ進み、肯定伝文44を該当電子キャッシュレジスタ13へ
送信する。
販売データに該当する印字データは今回の印字伝文43で
終了すると判断して、送信元ID領域R9に格納されている
送信元IDをクリアする(番号クリア手段)。そして、P4
へ進み、肯定伝文44を該当電子キャッシュレジスタ13へ
送信する。
また、P7にて送信元ID領域R9の送信元IDと新たに受信
した印字伝文43の送信元IDとが一致しない場合は、一つ
の販売データに対応する全部の印字データの印字処理が
終了する前に異なる販売データに属する印字伝文43が割
込んできたと判断し、P9にて第8図(c)の否定伝文45
の送信先IDに入力した印字伝文43の送信元IDをセット
し、送信元IDに自己のプリンタ番号IDを組込み、さらに
他の販売データに対する印字中のエラーコードを付加し
て伝送路12へ出力する(印字禁止手段)。
した印字伝文43の送信元IDとが一致しない場合は、一つ
の販売データに対応する全部の印字データの印字処理が
終了する前に異なる販売データに属する印字伝文43が割
込んできたと判断し、P9にて第8図(c)の否定伝文45
の送信先IDに入力した印字伝文43の送信元IDをセット
し、送信元IDに自己のプリンタ番号IDを組込み、さらに
他の販売データに対する印字中のエラーコードを付加し
て伝送路12へ出力する(印字禁止手段)。
このように構成されたPOSシテムにおける各電子キャ
ッシュレジスタ13と各プリンタ14,15,16との間の伝送シ
ーケンスの一例を第10図を用いて説明する。この場合、
電子キャッシュレジスタ番号ID=nの電子キャッシュレ
ジスタ13からプリンタ番号ID=kのプリンタへ長い販売
データを,,の3回に分割して送信するとする。
この場合、との印字伝文43のプリンタコントロール
の専有フラグが1に設定され、の印字伝文43の専有フ
ラグが0に解除されている。したがって、時刻t1にてプ
リンタへの印字伝文43が入力すると、送信元ID領域R9
へ電子キャッシュレジスタ番号ID=nの送信元IDがセッ
トされ、の印字伝文43が入力した時刻t7以降にセット
されたID=nの送信元IDがクリアされる。したがって、
その専有期間中の時刻t3にて電子キャッシュレジスタ番
号ID=mの電子キャッシュレジスタ13から印字伝文43が
入力したとしても、この印字伝文43の印字データは印字
バッファR7に格納されずに、該当電子キャッシュレジス
タ13に対して時刻t4にて印字中のエラーコードを含んだ
否定伝文45が送信される。否定伝文45を受信した該当電
子キャッシュレジスタ13(ID=m)は所定時間後に再度
同一印字伝文43をプリンタへ送信する。そして、その時
点で送信元ID領域R9がクリアされていれば、この印字伝
文43は受領される。
ッシュレジスタ13と各プリンタ14,15,16との間の伝送シ
ーケンスの一例を第10図を用いて説明する。この場合、
電子キャッシュレジスタ番号ID=nの電子キャッシュレ
ジスタ13からプリンタ番号ID=kのプリンタへ長い販売
データを,,の3回に分割して送信するとする。
この場合、との印字伝文43のプリンタコントロール
の専有フラグが1に設定され、の印字伝文43の専有フ
ラグが0に解除されている。したがって、時刻t1にてプ
リンタへの印字伝文43が入力すると、送信元ID領域R9
へ電子キャッシュレジスタ番号ID=nの送信元IDがセッ
トされ、の印字伝文43が入力した時刻t7以降にセット
されたID=nの送信元IDがクリアされる。したがって、
その専有期間中の時刻t3にて電子キャッシュレジスタ番
号ID=mの電子キャッシュレジスタ13から印字伝文43が
入力したとしても、この印字伝文43の印字データは印字
バッファR7に格納されずに、該当電子キャッシュレジス
タ13に対して時刻t4にて印字中のエラーコードを含んだ
否定伝文45が送信される。否定伝文45を受信した該当電
子キャッシュレジスタ13(ID=m)は所定時間後に再度
同一印字伝文43をプリンタへ送信する。そして、その時
点で送信元ID領域R9がクリアされていれば、この印字伝
文43は受領される。
このように一つの電子キャッシュレジスタ13から一人
の客に対する販売データを印字している途中で他の電子
キャッシュレジスタ13から同一プリンタに対する印字デ
ータの割込みが発生した場合であっても、その割込みの
販売データは印字されることはないので、同一レシート
に他人の販売データが混入して印字されることはない。
の客に対する販売データを印字している途中で他の電子
キャッシュレジスタ13から同一プリンタに対する印字デ
ータの割込みが発生した場合であっても、その割込みの
販売データは印字されることはないので、同一レシート
に他人の販売データが混入して印字されることはない。
このような構成であると、1台のプリンタで複数台の
電子キャッシュレジスタ13の販売データを電子キャッシ
ュレジスタ毎に混乱なく印字出力することが可能である
ので、プリンタ14,15,16の設置台数を電子キャッシュレ
ジスタの設置台数と独立して設定可能である。したがっ
て、全客に対するレシート要求客の割合い等を考慮し
て、プリンタの設置台数を最も効率的に稼働できる台数
に設定できる。その結果、POSシステム全体を最も経済
的に構成できる。
電子キャッシュレジスタ13の販売データを電子キャッシ
ュレジスタ毎に混乱なく印字出力することが可能である
ので、プリンタ14,15,16の設置台数を電子キャッシュレ
ジスタの設置台数と独立して設定可能である。したがっ
て、全客に対するレシート要求客の割合い等を考慮し
て、プリンタの設置台数を最も効率的に稼働できる台数
に設定できる。その結果、POSシステム全体を最も経済
的に構成できる。
さらに、各電子キャッシュレジスタ13には専用のプリ
ンタを組込む必要がないので、電子キャッシュレジスタ
自体を小型に形成でき、店内の狭いカウンターをより有
効に使用できる。
ンタを組込む必要がないので、電子キャッシュレジスタ
自体を小型に形成でき、店内の狭いカウンターをより有
効に使用できる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでは
ない。例えば、ジャーナルに店控えを印字する必要ない
場合は、ジャーナルプリンタ16を除去してもよい。
ない。例えば、ジャーナルに店控えを印字する必要ない
場合は、ジャーナルプリンタ16を除去してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、客毎に販売デー
タを逐次印字してレシートを発行するプリンタを電子キ
ャッシュレジスタから独立して設け、このプリンタを複
数台の電子キャッシュレジスタで共有できるようにした
ので、プリンタの設置台数を電子キャッシュレジスタの
設置台数と比較して少なくすることができ、システム全
体の設備費を低減できるとともに、各電子キャッシュレ
ジスタを小型化できるPOSシステムを提供できる。
タを逐次印字してレシートを発行するプリンタを電子キ
ャッシュレジスタから独立して設け、このプリンタを複
数台の電子キャッシュレジスタで共有できるようにした
ので、プリンタの設置台数を電子キャッシュレジスタの
設置台数と比較して少なくすることができ、システム全
体の設備費を低減できるとともに、各電子キャッシュレ
ジスタを小型化できるPOSシステムを提供できる。
第1図乃至第10図は本発明の一実施例に係わるPOSシス
テムを示すものであり、第1図はシステム全体を示すブ
ロック図、第2図は電子キャッシュレジスタの外観図、
第3図は電子キャッシュレジスタを示すブロック図、第
4図は電子キャッシュレジスタの記憶部の各メモリを示
す図、第5図はプリンタの外観図、第6図はプリンタを
示すブロック図、第7図はプリンタの記憶部の主なメモ
リを示す図、第8図は伝文構成を示す図、第9図はプリ
ンタの動作を示す流れ図、第10図は伝送シーケンスを示
す図であり、第11図は従来のPOSシステムを示す図であ
る。 11……ファイル制御部、12……伝送路、13……電子キャ
ッシュレジスタ、14……キッチンプリンタ、15……レシ
ートプリンタ、16……ジャーナルプリンタ、17……キー
ボード、18……表示部、19……ドロワー、20,35……CP
U、23,38……RAM、25,42……伝送インターフェース、34
……発行口、41……プリンタ制御回路、43……印字伝
文、44……肯定伝文、45……否定伝文、R3……送信先プ
リンタ番号メモリ、R4……自己ECR番号メモリ、R7……
印字バッファ、R8……自己プリンタ番号メモリ、R9……
送信元ID領域。
テムを示すものであり、第1図はシステム全体を示すブ
ロック図、第2図は電子キャッシュレジスタの外観図、
第3図は電子キャッシュレジスタを示すブロック図、第
4図は電子キャッシュレジスタの記憶部の各メモリを示
す図、第5図はプリンタの外観図、第6図はプリンタを
示すブロック図、第7図はプリンタの記憶部の主なメモ
リを示す図、第8図は伝文構成を示す図、第9図はプリ
ンタの動作を示す流れ図、第10図は伝送シーケンスを示
す図であり、第11図は従来のPOSシステムを示す図であ
る。 11……ファイル制御部、12……伝送路、13……電子キャ
ッシュレジスタ、14……キッチンプリンタ、15……レシ
ートプリンタ、16……ジャーナルプリンタ、17……キー
ボード、18……表示部、19……ドロワー、20,35……CP
U、23,38……RAM、25,42……伝送インターフェース、34
……発行口、41……プリンタ制御回路、43……印字伝
文、44……肯定伝文、45……否定伝文、R3……送信先プ
リンタ番号メモリ、R4……自己ECR番号メモリ、R7……
印字バッファ、R8……自己プリンタ番号メモリ、R9……
送信元ID領域。
Claims (2)
- 【請求項1】入力装置を介して入力された販売商品の販
売データに基づき前記販売商品に対する販売登録業務を
実行する複数台の電子キャッシュレジスタと、この各電
子キャッシュレジスタに対して伝送路を介して接続され
各電子キャッシュレジスタから送信された各販売データ
を受信する毎にレシートへ印字出力するプリンタとを有
するPOSシステムにおいて、 前記各電子キャッシュレジスタは、前記販売データを、
自己の電子キャッシュレジスタ番号と後続データの有無
を区別する専有フラグとともに印字伝文に組込み、この
印字伝文を前記伝送路を介して前記プリンタへ送信し、 前記プリンタは、前記各電子キャッシュレジスタからの
印字伝文を前記伝送路を介して受信する伝文受信手段
と、前記印字伝文に組込まれる電子キャッシュレジスタ
番号を記憶する送信元番号記憶部と、前記伝文受信手段
により前記印字伝文を受信する毎に前記送信元番号記憶
部で電子キャッシュレジスタ番号を記憶しているか否か
を判断する判断手段と、この判断手段により前記送信元
番号記憶部で電子キャッシュレジスタ番号を記憶してい
ないことを確認すると、受信した印字伝文の専有フラグ
を調べる第1のフラグ判定手段と、この第1のフラグ判
定手段により前記専有フラグが後続データ有りを示すと
き受信した印字伝文の電子キャッシュレジスタ番号を前
記送信元番号記憶部に格納する番号格納手段と、前記判
断手段により前記送信元番号記憶部で電子キャッシュレ
ジスタ番号を記憶していることを確認すると、この送信
元番号記憶部の電子キャッシュレジスタ番号と受信した
印字伝文の電子キャッシュレジスタ番号とを比較する比
較手段と、この比較手段により両電子キャッシュレジス
タ番号の一致を確認すると、受信した印字伝文の専有フ
ラグを調べる第2のフラグ判定手段と、この第2のフラ
グ判定手段により前記専有フラグが後続データ無しを示
すとき前記送信元番号記憶部をクリアする番号クリア手
段と、前記比較手段により両電子キャッシュレジスタ番
号の不一致を確認すると、受信した印字伝文の販売デー
タの前記レシートへの印字を禁止する印字禁止手段と、
前記判断手段により前記送信元番号記憶部で電子キャッ
シュレジスタ番号を記憶していないことを確認したとき
及び前記比較手段により両電子キャッシュレジスタ番号
の一致を確認したとき、受信した印字伝文の販売データ
を前記レシートへ印字させる印字制御手段とを具備した
ことを特徴とするPOSシステム。 - 【請求項2】前記プリンタの台数は、前記各電子キャッ
シュレジスタの台数よりも少ない複数台であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のPOSシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31153686A JP2505181B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | Posシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31153686A JP2505181B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | Posシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63163598A JPS63163598A (ja) | 1988-07-07 |
JP2505181B2 true JP2505181B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=18018420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31153686A Expired - Fee Related JP2505181B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | Posシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505181B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2573747B2 (ja) * | 1990-12-19 | 1997-01-22 | 株式会社テック | 商品販売データ処理装置 |
CN104756164B (zh) * | 2012-10-11 | 2017-07-14 | 精工爱普生株式会社 | Pos系统、以及打印机 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57141769A (en) * | 1981-02-25 | 1982-09-02 | Omron Tateisi Electronics Co | Electronic cash register including remote printer |
JPS57147771A (en) * | 1981-03-06 | 1982-09-11 | Omron Tateisi Electronics Co | Electronic cash register containing remote-printer |
JPS61229187A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-13 | 東芝テック株式会社 | 電子キヤツシユレジスタ |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP31153686A patent/JP2505181B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63163598A (ja) | 1988-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2505181B2 (ja) | Posシステム | |
JPS5854474A (ja) | レストランシステム | |
JP3722024B2 (ja) | 販売データ処理装置 | |
JPH0636235B2 (ja) | Posシステム | |
JP3112621B2 (ja) | 注文管理システム | |
JP2000322655A (ja) | 商品販売データ処理装置 | |
JP3754261B2 (ja) | 注文管理システム | |
JP3641455B2 (ja) | 商品販売システム及び会計装置 | |
JP2573747B2 (ja) | 商品販売データ処理装置 | |
JPS60215297A (ja) | クレジットカード処理装置 | |
JP2003303377A (ja) | 注文データ管理装置 | |
JPH0123838B2 (ja) | ||
JP3576054B2 (ja) | 注文管理装置 | |
JP3264591B2 (ja) | 商品受注登録データ処理装置 | |
JP2566011B2 (ja) | レストランシステム | |
JP3056041B2 (ja) | 商品販売登録データ処理装置 | |
JPH06139255A (ja) | オーダ入力装置 | |
JPS637964A (ja) | 金銭登録機のプリンタ制御装置 | |
JPS6034153B2 (ja) | レストラン等飲食店向けオ−ダ−システム装置 | |
JPH06176272A (ja) | 商品販売データ処理装置 | |
JP2930391B2 (ja) | 商品販売データ処理装置 | |
JPH08315257A (ja) | 商品販売登録データ処理装置及び商品販売登録データ処理システム | |
JP4909568B2 (ja) | 注文データ印字方法及びそのシステム | |
JPH08315046A (ja) | オーダー入力システム | |
JP2602211Y2 (ja) | 電子式キャッシュレジスタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |