JP3112621B2 - 注文管理システム - Google Patents

注文管理システム

Info

Publication number
JP3112621B2
JP3112621B2 JP20771994A JP20771994A JP3112621B2 JP 3112621 B2 JP3112621 B2 JP 3112621B2 JP 20771994 A JP20771994 A JP 20771994A JP 20771994 A JP20771994 A JP 20771994A JP 3112621 B2 JP3112621 B2 JP 3112621B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
order
data
code
product
slip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20771994A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0877252A (ja
Inventor
雅彦 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP20771994A priority Critical patent/JP3112621B2/ja
Publication of JPH0877252A publication Critical patent/JPH0877252A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3112621B2 publication Critical patent/JP3112621B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲食店等で利用される
注文管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な飲食店向け注文管理シス
テムの概要を図17に示す。この従来システムは、キー
ボード,表示器,無線回路等を搭載した複数台の注文登
録用端末1と、各注文登録用端末1との間で無線による
データ通信を行う無線ユニット2aを有するステーショ
ン2と、注文伝票を印字発行する伝票発行装置、いわゆ
るカスタマープリンタ3と、厨房内に設置され、注文登
録用端末1にて登録された注文商品の発注データを調理
指示票として印字発行する出力装置、いわゆるキッチン
プリンタ4と、会計場所に設置され、注文登録用端末1
にて登録された注文商品の会計を処理する会計装置、い
わゆる電子式キャッシュレジスタ5とからなり、ステー
ション2とキッチンプリンタ3,カスタマープリンタ4
及び電子式キャッシュレジスタ5との間はLAN(ロー
カル・エリア・ネットワーク)等の通信回線6により接
続されていた。
【0003】前記注文登録用端末1は、ウエイターやウ
エイトレスと呼ばれる接客担当者がそれぞれ携帯し、客
から注文を受けた飲食メニュー品目いわゆる商品の品
番,注文個数等の注文商品データの入力や、その客が着
いた食卓の卓番号、接客担当者のIDコード、客の人数
等の客管理データの入力を行うものであった。そして、
各注文登録用端末1は、入力された1客分の注文商品デ
ータ及び客管理データを記憶部に一時記憶し、その後、
1客の注文登録終了を宣言する終了宣言キーの操作入力
を検知すると、前記記憶部に記憶された1客分の注文商
品データ及び客管理データを無線回路を介して無線送信
するように構成されていた。
【0004】前記ステーション2は、無線ユニット2a
を介して前記1客分の注文商品データ及び客管理データ
を受信する毎に固有の伝票番号を発番し、この伝票番号
と受信データとに基づいて注文伝票の印字データ及び調
理指示票の印字データを編集してカスタマープリンタ3
及びキッチンプリンタ4にそれぞれ送出する。また、受
信データを対応する伝票番号とともに注文登録ファイル
7に登録して記憶管理するように構成されていた。
【0005】前記カスタマープリンタ3は、ステーショ
ン2からの印字データに従い、伝票番号,卓番号,接客
担当者氏名,注文受付日時,注文商品の品名,注文個
数,金額,合計金額等が印字された注文伝票を発行する
ように構成されていた。また、前記キッチンプリンタ4
は、ステーション2からの印字データに従い、注文があ
った商品の品名,注文個数等が印字された調理指示票を
発行するように構成されていた。
【0006】前記電子式キャッシュレジスタ5は、伝票
番号の入力手段を有し、伝票番号が入力されるとステー
ション2に問合わせを行って、入力された伝票番号で管
理されている注文登録ファイル7のデータを呼び出す。
そして、この呼び出したデータに基づいて会計業務を処
理し、レシートを印字発行するように構成されていた。
【0007】ところで、前記各注文登録用端末1には各
種商品の品番,品名,金額(単価)等の商品の注文登録
に必要な各種情報が予め設定された商品テーブル8が設
けられている。そして、各注文登録用端末1は、キーボ
ード等から注文商品の品番が入力されると前記商品テー
ブル8を検索し、該当品番に対応する品名,金額等の商
品情報を読出し、この商品情報に基づいて注文商品デー
タを取得していた。
【0008】このため、各注文登録用端末1の商品テー
ブル8内のデータは全端末1間で共通していなければ矛
盾が生じる。そこで、ステーション2にマスタ商品テー
ブル9を設け、このマスタ商品テーブル9の内容をステ
ーション2から全注文登録用端末1にダウンロードさせ
ることによって、各商品テーブル8の共通化を図ってい
た。
【0009】なお、各注文登録用端末1から商品テーブ
ル8を排除し、各注文登録用端末1は品番が入力される
毎にステーション2に問合せを行ってマスター商品テー
ブル9から該当商品情報を呼び出すように構成すること
も可能ではあるが、この場合は、各注文登録用端末1と
ステーション2との間の通信トラフィック量が著しく増
大するため、混雑時にはビジィ状態により通信不能とな
って機能を停止してしまうおそれがあり、実用的でな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の注文管理システムにおける注文登録用端末1において
は、商品テーブル8を記憶する必要があったので、メモ
リ容量の低減化を図れない問題があった。また、登録さ
れた注文商品データをステーション2に伝送するための
通信機能を備えなければならない問題もあった。
【0011】一方、注文管理システム全体としても、各
注文登録用端末1の商品テーブル8を共通化させるため
にステーション2にマスター商品テーブル9を設け、こ
のマスター商品テーブル9のデータを全注文登録用端末
1にダウンロードしなければならず、構成が複雑である
上、システム全体のメモリ容量が増加し、低コスト化が
困難であった。また、ステーション2においては各注文
登録用端末1にて登録された1客分の注文商品データ及
びその客管理データを固有の伝票番号とともに注文登録
ファイル7に登録して記憶管理しなければならず、この
点からも構成の複雑化及びメモリ容量の増加を生じてい
た。
【0012】さらには、各注文登録用端末1とステーシ
ョン2との間では無線によるデータ通信機能を必要とす
るので、客席のどの場所からも各注文登録用端末1から
の電波を無線ユニット2aで受信できるように、客席の
レイアウトを考慮しなければならない面倒もあった。
【0013】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的とするところは、注文登録用端
末と出力装置と会計装置とをそれぞれ独立して構成する
ことでステーションを不要にできシステム全体の構成を
簡略化できる上、注文登録用端末と出力装置及び会計装
置との間のデータ通信が不要で、データ通信の制限なく
客席のレイアウトを設計することができる注文管理シス
テムを提供しようとするものである。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【課題を解決するための手段】注文商品を登録する複数
台の注文登録用端末と、注文登録用端末にて登録された
注文商品の発注データを出力する出力装置と、注文登録
用端末にて登録された注文商品の会計を処理する会計装
置とからなる注文管理システムにおいて、請求項1記載
の発明は、注文登録用端末に、メニューシートに商品別
に印刷された該当商品の注文登録に必要な全情報を含有
する商品情報2次元データコードを読取るコード読取手
段と、このコード読取手段により読取られた商品情報2
次元データコードを解析することにより注文商品データ
を取得する注文商品データ取得手段と、このデータ取得
手段により得られた注文商品データを記憶するデータ記
憶手段と、1客の注文終了を宣言する終了宣言手段と、
この宣言手段により注文終了が宣言されたことに応じて
データ記憶手段により記憶された該当1客の全注文商品
データから注文伝票を作成する伝票作成手段と、この伝
票作成手段により作成される注文伝票に記録される全デ
ータを含有する伝票情報2次元データコードを編集する
コード編集手段と、この編集手段により編集された伝票
情報2次元データコードを前記注文伝票に印刷するコー
ド印刷手段とを設け、出力装置に、伝票情報2次元デー
タコードを読取るコード読取り手段と、このコード読取
手段により読取られた伝票情報2次元データコードを解
析することにより注文商品の発注データを取得する発注
データ取得手段と、この発注データ取得手段により得ら
れた注文商品の発注データを出力する発注データ出力手
段とを設け、会計装置に、伝票情報2次元データコード
を読取るコード読取り手段と、このコード読取手段によ
り読取られた伝票情報2次元データコードを解析するこ
とにより注文商品の会計データを取得する会計データ取
得手段と、このデータ取得手段により得られた会計デー
タに基づいて注文商品の会計を処理する会計処理手段と
を設けたものである。
【0018】また、本願請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の注文登録用端末を用いるとともに、
出力装置と会計装置とを通信回線により接続し、出力装
置に、通信回線より受信した発注データを出力する発注
データ出力手段を設ける一方、会計装置に、発注データ
出力業務と会計業務とを切替える業務切替手段と、伝票
情報2次元データコードを読取るコード読取り手段と、
コード読取手段により伝票情報2次元データコードが読
取られたことに応じて業務切替手段により選択されてい
る業務を判別する業務判別手段と、この業務判別手段に
より発注データ出力業務の選択が判別されているときに
はコード読取手段により読み取られた伝票情報2次元デ
ータコードを解析することにより注文商品の発注データ
を取得する発注データ取得手段と、この発注データ取得
手段により得られた注文商品の発注データを通信回線を
通じて出力装置に送信する発注データ送信手段と、業務
判別手段により会計業務の選択が判別されたときにはコ
ード読取手段により読み取られた伝票情報2次元データ
コードを解析することにより注文商品の会計データを取
得する会計データ取得手段と、このデータ取得手段によ
り得られた会計データに基づいて注文商品の会計を処理
する会計処理手段とを設けたものである。
【0019】また、本願請求項3記載の発明は、上記請
求項2記載の発明の注文登録用端末及び出力装置を用い
るとともに、出力装置と会計装置とを通信回線により接
続する。そして会計装置に、伝票情報2次元データコー
ドを読取る第1及び第2のコード読取り手段と、第1の
コード読取手段により読取られた伝票情報2次元データ
コードを解析することにより注文商品の発注データを取
得する発注データ取得手段と、この発注データ取得手段
により得られた注文商品の発注データを通信回線を通じ
て出力装置に送信する発注データ送信手段と、第2のコ
ード読取手段により読取られた伝票情報2次元データコ
ードを解析することにより注文商品の会計データを取得
する会計データ取得手段と、このデータ取得手段により
得られた会計データに基づいて注文商品の会計を処理す
る会計処理手段とを設けたものである。
【0020】
【0021】
【0022】
【作用】本願請求項1記載の注文管理システムにおいて
は、注文登録用端末にて作成された注文伝票に印刷され
た伝票情報2次元データコードを出力装置のコード読取
り手段によって読取り操作すると、この読取られた伝票
情報2次元データコードを解析することで注文商品の発
注データが得られ、この発注データが出力される。ま
た、前記伝票情報2次元データコードを会計装置のコー
ド読取り手段によって読取り操作すると、この読取られ
た伝票情報2次元データコードを解析することで注文商
品の会計データが得られ、この会計データに基づいて注
文商品の会計が処理される。
【0023】また、本願請求項2記載の発明の注文管理
システムにおいては、会計装置の業務切替手段により発
注データ出力業務を選択した状態で、この会計装置のコ
ード読取り手段によって注文伝票に印刷された伝票情報
2次元データコードを読取り操作すると、この読取られ
た伝票情報2次元データコードを解析することで注文商
品の発注データが得られ、この発注データが通信回線を
通じて出力装置に伝送されて出力される。一方、前記業
務切替手段により会計業務を選択した状態で、会計装置
のコード読取り手段によって前記伝票情報2次元データ
コードを読取り操作すると、この読取られた伝票情報2
次元データコードを解析することで注文商品の会計デー
タが得られ、この会計データに基づいて注文商品の会計
が処理される。
【0024】さらに、本願請求項3記載の発明の注文管
理システムにおいては、会計装置の第1のコード読取り
手段によって注文伝票に印刷された伝票情報2次元デー
タコードを読取り操作すると、この読取られた伝票情報
2次元データコードを解析することで注文商品の発注デ
ータが得られ、この発注データが通信回線を通じて出力
装置に伝送されて出力される。一方、会計装置の第2の
コード読取り手段によって前記伝票情報2次元データコ
ードを読取り操作すると、この読取られた伝票情報2次
元データコードを解析することで注文商品の会計データ
が得られ、このデータに基づいて注文商品の会計が処理
される。
【0025】
【実施例】以下、本発明に関わる実施例を図面を参照し
ながら説明する。 (第1の実施例)図1は第1の実施例における飲食店向
け注文管理システムの概要図であって、この注文管理シ
ステムは、ウエイターやウエイトレスと呼ばれる接客担
当者がそれぞれ携帯し、客からの注文商品を登録する複
数台の注文登録用端末10と、厨房内に設置され、各注
文登録用端末10にて登録された注文商品の発注データ
を調理指示票として印字出力する出力装置としてのキッ
チンプリンタ20と、会計場所に設置され、各注文登録
用端末10にて登録された注文商品の会計を処理する会
計装置としての電子式キャッシュレジスタ30とで構成
される。
【0026】また、この注文管理システムにおいては、
図2に示すように、各種の飲食メニュー品目いわゆる商
品別に、該当商品の注文登録に必要な全情報、例えば品
番,品名,金額(単価),選択情報等を全て含有する商
品情報2次元データコード41が印刷されたメニューシ
ート40を複数枚用意しており、各接客担当者がそれぞ
れ携帯している。
【0027】なお、2次元データコードとは、周囲の少
なくとも2片が直線となる構成のマトリックス状に各種
データを配した矩形のコードである。また、前記選択情
報とは、肉の焼き具合等の調理方法やセットメニューに
おける付属品目等のように、注文時に複数の項目の中か
ら1つを選択する情報である。
【0028】前記注文登録用端末10は、キーボード1
1,表示部12,印字部13及び2次元データコードリ
ーダ14の各入出力機器を搭載している。また、CPU
(Central Processing Unit ),ROM(Read Only Me
mory),RAM(Random Access Memory)等からなるマ
イクロプロセッサにより制御部を構成している。
【0029】ここで、前記2次元データコードリーダ1
4は、特に前記メニューシート40に商品別に印刷され
た商品情報2次元データコード41を読取るためのもの
で、コード読取手段を構成する。なお、後述する注文伝
票50に印刷された伝票情報2次元データコード55も
読取り可能であるのは言うまでもない。
【0030】前記キーボード11は、図3に示すよう
に、卓番号,担当者IDコード,人数等の数値データを
入力するための置数キー11aの他に、新規キー11
b、人数キー11c、IDキー11d、卓キー11e、
Cキー11f、取消キー11g、追加キー11h、アッ
プキー11i、ダウンキー11j、発行キー11k等を
備えたものである。
【0031】ここで、新規キー11bは新規に商品を注
文する客の注文登録業務の開始を宣言するキーであり、
追加キー11hは商品の追加注文若しくは注文した商品
の取消を申し出た客の注文登録業務の開始を宣言するキ
ーである。また、発行キー11kは上記注文登録業務の
終了を宣言するキーであって、終了宣言手段を構成す
る。
【0032】前記表示部12は、注文登録された商品の
品名,金額等を表示するためのものである。また、前記
印字部13は、注文伝票50を印字し発行するためのも
のである。
【0033】ここで、前記注文伝票50の一発行例を図
8に示す。すなわち、この注文伝票50には、伝票発行
毎に+1ずつ更新される伝票番号51と、卓番号,担当
者ID(責任者)及び人数の客管理データ52と、注文
商品の品名,個数及び金額からなる注文商品データ53
と、その注文商品の合計金額データ54とが印字されて
いる。また、上記各印字データ51〜54を全て含有す
る伝票情報2次元データコード55が前記注文伝票50
に印刷されている。
【0034】前記キッチンプリンタ20は、CPU,R
OM,RAM等からなるマイクロプロセッサにより制御
部を構成し、印字部21,状態表示部22及び2次元デ
ータコードリーダ23の各入出力機器を搭載したもので
ある。
【0035】ここで、前記2次元データコードリーダ2
3は、前記注文伝票50に印刷された伝票情報2次元デ
ータコード55を読取るためのもので、コード読取手段
を構成する。
【0036】前記印字部21は、記録紙に注文商品の品
名及び個数の発注データを印字することにより調理担当
者に対する調理指示票を発行するためのものである。ま
た、状態表示部22は、用紙切れ,用紙詰り等の状態を
表示するためのもので、LED(発光ダイオード)等が
使用される。
【0037】前記電子式キャッシュレジスタ30は、C
PU,ROM,RAM等からなるマイクロプロセッサに
より制御部を構成し、キーボード31,表示部32,印
字部33及び2次元データコードリーダ34の各入出力
機器を搭載したものである。
【0038】ここで、前記2次元データコードリーダ3
4は、前記注文伝票50に印刷された伝票情報2次元デ
ータコード55を読取るためのもので、コード読取手段
を構成する。
【0039】前記キーボード31は、預り金額等の数値
データを入力するための置数キーの他に、取引終了を宣
言する締めキー等のファンクションキーを備えたもので
ある。また、前記表示部32は合計金額,釣銭等を表示
に供される。前記印字部33はレシートを印字し発行す
るためのものである。
【0040】また、前記各注文登録用端末1は、注文商
品データを記憶するデータ記憶手段として、制御部のR
AM上に図4に示す取引バッファMを設けている。この
取引バッファMは、1客に対して発番される伝票番号を
記憶するエリアm1と、その客に関する卓番号,担当者
IDコード及び人数の客管理データを記憶するエリアm
2と、その客が注文した全商品の注文商品データを記憶
するエリアm3と、その客が注文した全商品の合計金額
データを記憶するエリアm4とで構成される。
【0041】しかして、前記各注文登録用端末1の制御
部は、前記取引バッファMがクリアされている初期状態
において、キーボード11の新規キー11bが操作入力
されたことを検知すると、図5の流れ図に示す新規注文
登録業務を実行するように構成されている。
【0042】すなわち、注文登録用端末1の制御部は、
この新規注文登録業務を開始すると、先ず、ST(ステ
ップ)1として新規の伝票番号を発番し、この伝票番号
データを前記取引バッファMのエリアm1に格納する。
【0043】次に、ST2としてその客が着いている食
卓の卓番号、接客担当者のIDコード及び客の人数デー
タの客管理データをキー入力により受付ける。すなわ
ち、置数キー11aによる置数後に卓キー11eが操作
入力されたならば置数データを卓番号とする。また、置
数キー11aによる置数後にIDキー11dが操作入力
されたならば置数データを担当者IDコードとする。さ
らに、置数キー11aによる置数後に人数キー11cが
操作入力されたならば置数データを人数データとする。
そして、これらの卓番号,担当者ID番号及び人数デー
タを、前記取引バッファMのエリアm2に格納する。
【0044】こうして、必要な客管理データを全て受付
けたならば、次に、ST3として2次元データコードリ
ーダ14によりメニューシート40に印刷されている商
品情報2次元データコード41が読み取られるのを待機
する。そして、上記商品情報2次元データコード41が
読み取られたならば、ST4としてこの商品情報2次元
データコード41を解析して品番,品名,金額等のデー
タを取得し、さらに注文個数を「1」として商品注文デ
ータを取得する(商品注文データ取得手段)。
【0045】そして、この商品注文データを前記取引バ
ッファMのエリアm3に登録順に格納する。また、取引
バッファMのエリアm4に金額データを加算する。さら
に、品名及び金額を表示部12に表示させる。
【0046】次に、ST5として上記商品情報2次元デ
ータコード41を解析した結果から選択情報の有無を判
断する。そして、選択情報有りが判断された場合には、
ST6として図7に示すようにその選択情報中の全選択
項目を表示部12に表示させる。この状態で、ST7と
して全選択項目の中の1項目が選択されるのを待機し、
置数キー11aにより全選択項目にそれぞれ割り当てら
れている番号の1つが操作入力されると、その番号に対
応する項目が選択されたものと判断する。そして、ST
8としてその選択項目のデータを取得し、この選択項目
データを前記取引バッファMのエリアm3に登録順に格
納する。しかる後、ST5に戻り、次の選択情報の有無
を判断する。そして、次の選択情報有りが判断された場
合には、上記ST6〜ST8の処理を繰り返す。
【0047】ST5にて選択情報無しが判断された場合
には、ST9として発行キー11kが操作入力されたか
否かを判断する。そして、操作入力されていない場合に
は、ST3に戻り、次の注文商品の商品情報2次元デー
タコード41が読取られるのを待機する。
【0048】ST9にて発行キー11kの操作入力を検
知した場合には、1客の注文登録終了が宣言されたの
で、ST10として前記取引バッファMに格納されてい
る伝票番号,客管理データ,1客分の商品注文データ
(選択項目データ)及び合計金額データで注文伝票50
の印字データ51〜54を編集する。また、ST11と
して前記注文伝票50に印字される印字データ51〜5
4を全て含有する伝票情報2次元データコードを編集す
る(コード編集手段)。
【0049】次に、ST12として前記印字部13を駆
動させて用紙に前記印字データ51〜54を印字させる
ことにより図8に示すような注文伝票50を作成する
(伝票作成手段)。また、前記印字部13を駆動させて
前記注文伝票に前記伝票情報2次元データコードを印刷
する(コード印刷手段)。その後、前記取引バッファM
をクリアしたならば、この新規注文登録業務を終了す
る。
【0050】また、前記各注文登録用端末1の制御部
は、前記取引バッファMがクリアされている初期状態に
おいて、キーボード11の追加キー11hが操作入力さ
れたことを検知すると、図6の流れ図に示す追加注文登
録業務を実行するように構成されている。
【0051】すなわち、注文登録用端末1の制御部は、
この追加注文登録業務を開始すると、先ず、2次元デー
タコードリーダ14により注文伝票50に印刷されてい
る伝票情報2次元データコード55が読み取られるのを
待機する。そして、上記伝票情報2次元データコード5
5が読み取られたならば、この伝票情報2次元データコ
ード51を解析して伝票番号,客管理データ,1客分の
注文商品データ及び合計金額データを取得し、前記取引
バッファMの該当エリアm1〜m4にそれぞれ展開す
る。
【0052】次に、注文商品の追加処理若しくは取消処
理を実行する。すなわち、2次元データコードリーダ1
4によりメニューシート40の商品情報2次元データコ
ード41が読み取られた場合には、追加商品の注文登録
が行なわれたので、前記新規注文登録業務におけるST
3〜ST8と同様にしてその追加商品の注文商品データ
を取得し、取引バッファMのエリアm3に追加する。た
だし、この追加商品の注文商品データには、追加商品で
あることを示すフラグを付加する。
【0053】一方、アップキー11iまたはダウンキー
11jによりいずれか1商品の注文商品データが選択さ
れ、次いで取消キー11gが操作入力されると、その選
択された注文商品データの取消が指示されたので、当該
注文商品データに取消商品であることを示すフラグを付
加する。また、合計金額エリアm4のデータから取消商
品の金額分を減額する。
【0054】その後、発行キー11kの操作入力を検知
した場合には、前記新規注文登録業務におけるST9〜
ST12と同様にして注文伝票50を再発行する。この
場合において、追加商品であることを示すフラグが付加
されている注文商品データについては追加商品であるこ
とを示すマークを付加して伝票印字する。また、取消商
品であることを示すフラグが付加されている注文商品デ
ータについては取消商品であることを示すマークを付加
して伝票印字する。その後、取引バッファMをクリアし
て、この業務を終了する。
【0055】一方、前記キッチンプリンタ20の制御部
は、特に図9の流れ図に示す発注データ出力業務を実行
するように構成されている。すなわち、2次元データコ
ードリーダ23によって注文伝票50に印刷されている
伝票情報2次元データコード55が読取られるのを待機
し、読取られたならばその2次元データコードを解析し
て、卓番号と、1客の全注文商品の品名及び注文個数の
発注データを取得する(発注データ取得手段)。
【0056】そして、この発注データに基づいて調理指
示票の印字データを作成し、印字部21を駆動させて用
紙に上記印字データを印字させることにより、図10に
示すような調理指示票60を発行する(発注データ出力
手段)。
【0057】なお、伝票情報2次元データコード55が
追加注文登録によって作成された注文伝票50の伝票情
報2次元データコード55の場合には、卓番号と、追加
注文された商品の品名及び注文個数の発注データを取得
して調理指示票に印字する。
【0058】また、前記電子式キャッシュレジスタ30
の制御部は、特に図11の流れ図に示す会計業務を実行
するように構成されている。すなわち、2次元データコ
ードリーダ34によって注文伝票50に印刷されている
伝票情報2次元データコード55が読取られるのを待機
し、読取られたならばその2次元データコードを解析す
ることにより、1客の全注文商品の品番,品名,注文個
数及び金額と、その合計金額との会計データを取得する
(会計データ取得手段)。そして、合計金額を表示部3
2に表示させる。
【0059】しかる後、キーボード31の締めキーが操
作入力されるのを待機し、操作入力されたならば釣銭演
算等の通常の電子式キャッシュレジスタにおける取引締
め処理を行う。また、全注文商品の注文個数及び金額を
RAM上に形成されている売上累計メモリに品番別に累
計処理する。さらに、全注文商品の品名及び金額と、合
計金額,預り金額.釣銭額等のデータでレシート印字デ
ータを作成し、レシート印字部33を駆動させて上記印
字データをレシート用紙に印字させることにより、図1
2に示すようなレシート70を発行する(会計処理手
段)。
【0060】このように構成された第1の実施例の注文
管理システムを採用する飲食店においては、各接客担当
者はそれぞれ注文登録用端末10とメニューシート40
とを携帯して客からの注文を待機している。そして、新
規の客が商品の注文を申し出た場合には、接客担当者
は、先ず、注文登録用端末10のキーボード11の新規
キー11bを操作する。次いで、置数キー11a,卓キ
ー11e,IDキー11d及び人数キー11cを操作し
て卓番号,担当者IDコード,人数の客管理データを入
力する。
【0061】しかる後、客から商品の注文を受けると、
メニューシート40に印刷されている当該注文商品の商
品情報2次元データコード41を注文登録用端末10に
搭載された2次元データコードリーダ14を用いて読取
り操作する。そうすると、注文登録用端末10において
商品情報2次元データコード41が解析されて注文商品
の品番,品名,金額,注文個数等の注文商品データが登
録される。
【0062】また、上記商品情報2次元データコード4
1を解析した結果、選択情報を含む場合には、その選択
情報の全選択項目が表示部12に表示される。そこで接
客担当者は客にどの項目を選択するかを尋ね、客が選択
した項目の番号を置数キー11aで置数する。そうする
と、その選択項目のデータが登録される。なお、選択情
報が複数ある場合には各々について同様に処理される。
【0063】例えば、図7において(a)は商品「チキ
ンの照焼セット」の第1の選択情報の項目表示画面を示
しており、客が項目「ライス」を選択した場合には
「1」を置数すればよい。また、同図(b)は同商品の
第2の選択情報の項目表示画面を示しており、客が項目
「コーヒー」を選択した場合には「1」を置数すればよ
い。
【0064】こうして、1客が注文する全商品の登録を
完了すると、接客担当者は発行キー11kを操作入力す
る。そうすると、取引バッファMの全内容に基づいて注
文伝票の印字データが作成され、印字部13により用紙
に印字される。また、取引バッファMの全内容を含有す
る伝票情報2次元データコード55が編集される。そし
て、この伝票情報2次元データコード55が印字部13
により上記用紙に印刷されて、図8に示すような注文伝
票50が発行される。
【0065】そこで、接客担当者は、この注文伝票50
をもってキッチンプリンタ20に接続されている2次元
データコードリーダ23の据付場所まで行き、この2次
元データコードリーダ23によって上記注文伝票50に
印刷された伝票情報2次元データコード55を読取り操
作する。そうすると、キッチンプリンタ20において伝
票情報2次元データコード55が解析されて発注データ
が得られ、この発注データに基づいて調理指示票の印字
データが作成されて、印字部21により用紙に印字され
る。
【0066】その結果、図10に示すような調理指示票
60が発行されるので、厨房内の調理担当者は調理を開
始する。また、接客担当者は注文伝票50の内容に従っ
て商品を配膳し、配膳を完了したならば注文伝票50を
客に渡す。
【0067】また、注文済みの客が商品の追加注文を申
し出た場合には、接客担当者は注文登録用端末10の追
加キー11hを操作入力する。次いで、その客に対する
注文伝票50に印刷されている伝票情報2次元データコ
ード55を2次元データコードリーダ14で読取り操作
する。そうすると、この伝票情報2次元データコード5
5が解析されて当該客の管理データ及び前回までの注文
商品データ等が取引バッファMに展開される。
【0068】そこで、接客担当者は客が追加注文した商
品の商品情報2次元データコード41を2次元データコ
ードリーダ14で読取り操作することにより、追加注文
商品を登録すればよい。
【0069】一方、電子式キャッシュレジスタ30を操
作する会計担当者は、飲食を終えた客の注文伝票50に
印刷されている伝票情報2次元データコード55を前記
電子式キャッシュレジスタ30に接続されている2次元
データコードリーダ34で読取り操作する。そうする
と、その伝票情報2次元データコード55が解析されて
注文商品の売上データ,合計金額データ等の会計データ
が得られ、この会計データに基づいて商品の売上累計処
理及びレシート発行等の会計処理が実行される。
【0070】このように第1の実施例によれば、各商品
の注文登録に必要な品番,品名,金額,選択情報等の全
情報が2次元データコード41の形式でメニューシート
40に商品別に印刷されている。そして、この商品情報
2次元データコード41を注文登録用端末10に設けら
れた2次元データコードリーダ14で読取り操作するこ
とによって注文商品の注文登録に必要な全情報が得ら
れ、その全情報に基づいて注文商品の注文商品データが
登録される。
【0071】従って、前記注文登録用端末10には、各
種商品の品番,品名,金額等の商品の注文登録に必要な
各種情報が予め設定された商品テーブル8を設ける必要
がないので、前記注文登録用端末10のメモリ容量を大
幅に削減することができる。また、各注文登録用端末1
0における商品テーブル8のデータを共通化させるため
のマスター商品テーブル9も不要となるので、システム
全体のメモリ容量も大幅に削減でき、低コスト化を図り
得る。
【0072】また、前記注文登録用端末10は、1客が
注文した全商品の登録を完了して発行キー11kを操作
入力すると、その1客に対する客管理データ及び1客分
の注文商品データ等が記録された注文伝票50を発行す
るようになっている。従って、この注文伝票50のデー
タを使用することによりキッチンプリンタ20からの発
注データ出力及び電子式キャッシュレジスタ30での会
計業務が可能となるので、注文登録用端末10からデー
タ通信機能を除くことができる。その結果、客席のレイ
アウトを設計する上でデータ通信面からの制限がなくな
り、実用性を向上できる。
【0073】また、前記注文登録用端末10は、注文伝
票50にその伝票に印字されている全情報を含有する伝
票情報2次元データコード55を印刷するようにしてい
る。そして、キッチンプリンタ20及び電子式キャッシ
ュレジスタ30にそれぞれ2次元データコードリーダ2
3,34を設け、この2次元データコードリーダ23,
34で伝票情報2次元データコード55を読取り操作す
ることによって、キッチンプリンタ20の発注データ出
力業務及び電子式キャッシュレジスタ30の会計業務に
必要な全データを入力できるようにしている。
【0074】従って、発注データ出力業務及び会計業務
に必要な注文伝票50の印字データを入力する手間を簡
素化できる上、入力ミスも防止できる。また、各注文登
録用端末10にて登録された1客分の注文商品データ及
びその客の管理データをステーション4の注文登録ファ
イル7にて記憶保持する必要もないので、この点からも
メモリ容量の削減を図り得る。
【0075】さらには、注文登録用端末10,キッチン
プリンタ20及び電子式キャッシュレジスタ30をそれ
ぞれ独立して構成することができ、これらを一元管理す
るためのステーション2を不要にできるので、システム
全体の構成を大幅に簡略化でき、低コストで簡易な注文
管理システムを提供することができ、その効果は大であ
る。
【0076】(第2の実施例)図13は第2の実施例に
おける飲食店向け注文管理システムの概要図である。な
お、図1に示す第1の実施例の注文管理システムと同一
部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0077】すなわち、この第2の実施例の注文管理シ
ステムが第1の実施例と異なる点は、キッチンプリンタ
20と電子式キャッシュレジスタ30とをLAN回線等
の通信回線81で接続するとともに、電子式キャッシュ
レジスタ30に発注データ出力業務のモードと会計業務
のモードとを切替える業務切替手段82を設けた点にあ
る。
【0078】そして、電子式キャッシュレジスタ30の
制御部は、図14の流れ図に示す業務を実行するように
構成されている。すなわち、注文伝票55に印刷されて
いる伝票情報2次元データコード55が読取操作される
のを待機し、2次元データコードリーダ34によって上
記伝票情報2次元データコード55が読取操作されたな
らば、前記業務切替手段82によって選択されている業
務モードを判別する(業務判別手段) そして、発注データ出力業務モードが選択されている場
合には、上記伝票情報2次元データコード55を解析し
て、卓番号と、1客の全注文商品の品名及び注文個数の
発注データを取得する(発注データ取得手段)。
【0079】さらに、この発注データに基づいて調理指
示票の印字データを作成したならば、この印字データを
通信回線81を通じてキッチンプリンタ20に送信する
(発注データ送信手段)。
【0080】これにより、キッチンプリンタ20におい
ては、印字部21が駆動して、調理指示票60が印字発
行される。
【0081】一方、会計業務モードが選択されている場
合には、上記伝票情報2次元データコード55を解析し
て、1客の全注文商品の品番,品名,注文個数及び金額
と、その合計金額との会計データを取得する(会計デー
タ取得手段)。そして、合計金額を表示部32に表示さ
せる。
【0082】しかる後、キーボード31の締めキーが操
作入力されるのを待機し、操作入力されたならば釣銭演
算等の通常の電子式キャッシュレジスタにおける取引締
め処理を行う。また、全注文商品の注文個数及び金額を
RAM上に形成されている売上累計メモリに品番別に累
計処理する。さらに、全注文商品の品名及び金額と、合
計金額,預り金額.釣銭額等のデータでレシート印字デ
ータを作成し、レシート印字部33を駆動させて上記印
字データをレシート用紙に印字させることによりレシー
ト70を発行する。
【0083】このような構成の第2の実施例において
も、前記第1の実施例と同様な効果を奏し得る。また、
この第2の実施例においては、会計業務のみならず発注
データ出力業務の際も注文伝票50の伝票情報2次元デ
ータコード55を電子式キャッシュレジスタ30に搭載
された2次元データコードリーダ34で読取操作すれば
よいので、第1の実施例に比べて作業性を向上できる利
点がある。
【0084】(第3の実施例)図15は第3の実施例に
おける飲食店向け注文管理システムの概要図である。な
お、図13に示す第2の実施例の注文管理システムと同
一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0085】すなわち、この第3の実施例の注文管理シ
ステムが第2の実施例と異なる点は、電子式キャッシュ
レジスタ30に発注データ出力業務用の第1の2次元デ
ータコードリーダ34aと、会計業務用の第2の2次元
データコードリーダ34bとを設け、業務切替手段82
を省略した点である。
【0086】そして、電子式キャッシュレジスタ30の
制御部は、図16の流れ図に示す業務を実行するように
構成されている。すなわち、注文伝票55に印刷されて
いる伝票情報2次元データコード55が読取操作される
のを待機し、いずれか一方の2次元データコードリーダ
34aまたは34bによって上記伝票情報2次元データ
コード55が読取操作されたならば、どちらのバーコー
ドリーダによって読取操作されたのかを判断する。
【0087】そして、発注データ出力業務用の第1の2
次元データコードリーダ34aにより読取操作された場
合には、前記第2の実施例において業務切替手段により
発注データ出力業務モードが選択されているときと同様
な処理を行う。
【0088】これに対し、会計業務用の第2の2次元デ
ータコードリーダ34bにより読取操作された場合に
は、前記第2の実施例において業務切替手段により会計
業務モードが選択されているときと同様な処理を行う。
【0089】このような構成の第3の実施例において
も、前記第1及び第2の実施例と同様な効果を奏し得
る。また、この第3の実施例においては、業務切替手段
82の切替操作が不要になるので、第2の実施例に比べ
て操作性を向上できる利点がある。
【0090】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではない。例えば前記各実施例では出力装置をキッ
チンプリンタ20としたが、表示装置により発注データ
を表示出力するシステムであってもよい。また、音声出
力装置によって発注データを音声出力するようにシステ
ム構成することも可能である。この他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
注文登録用端末と出力装置及び会計装置とを独立して構
成することでステーションを不要にできシステム全体の
構成を簡略化できる上、注文登録用端末と出力装置及び
会計装置との間のデータ通信が不要で、データ通信の制
限なく客席のレイアウトを設計することができる注文管
理システムを提供できる。
【0092】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例のシステム概要図。
【図2】 同実施例で使用するメニューシートの平面
図。
【図3】 同実施例における注文登録用端末のキーボー
ドを示す平面図。
【図4】 同実施例における注文登録用端末の取引バッ
ファを示す図。
【図5】 同実施例における注文登録用端末の制御部が
実行する新規注文登録業務を示す流れ図。
【図6】 同実施例における注文登録用端末の制御部が
実行する追加注文登録業務を示す流れ図。
【図7】 同実施例における注文登録用端末の表示部に
表示される項目選択画面を示す平面図。
【図8】 同実施例における注文登録用端末の印字部に
より印字される注文伝票の平面図。
【図9】 同実施例におけるキッチンプリンタの制御部
が実行する業務を示す流れ図。
【図10】同実施例におけるキッチンプリンタの印字部
により印字される調理指示票の平面図。
【図11】同実施例における電子式キャッシュレジスタ
の制御部が実行する業務を示す流れ図。
【図12】同実施例における電子式キャッシュレジスタ
の印字部により印字されるレシートの平面図。
【図13】本発明の第2の実施例のシステム概要図。
【図14】同実施例における電子式キャッシュレジスタ
の制御部が実行する業務を示す流れ図。
【図15】本発明の第3の実施例のシステム概要図。
【図16】同実施例における電子式キャッシュレジスタ
の制御部が実行する業務を示す流れ図。
【図17】従来の注文管理システムの概要図。
【符号の説明】
10…注文登録用端末 14,23,34…2次元データコードリーダ 20…キッチンプリンタ(出力装置) 30…電子式キャッシュレジスタ(会計装置) 40…メニューシート 41…商品情報2次元データコード 50…注文伝票 55…伝票情報2次元データコード M…取引バッファ 81…通信回線 82…業務切替手段 34a,34b…第1,第2の2次元データコードリー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注文商品を登録する複数台の注文登録用
    端末と、前記注文登録用端末にて登録された注文商品の
    発注データを出力する出力装置と、前記注文登録用端末
    にて登録された注文商品の会計を処理する会計装置とか
    らなる注文管理システムにおいて、 前記注文登録用端末は、メニューシートに商品別に印刷
    された該当商品の注文登録に必要な全情報を含有する商
    品情報2次元データコードを読取るコード読取手段と、
    このコード読取手段により読取られた前記商品情報2次
    元データコードを解析することにより注文商品データを
    取得する注文商品データ取得手段と、このデータ取得手
    段により得られた注文商品データを記憶するデータ記憶
    手段と、1客の注文終了を宣言する終了宣言手段と、こ
    の宣言手段により注文終了が宣言されたことに応じて前
    記データ記憶手段により記憶された該当1客の全注文商
    品データから注文伝票を作成する伝票作成手段と、この
    伝票作成手段により作成される注文伝票に記録される全
    データを含有する伝票情報2次元データコードを編集す
    るコード編集手段と、この編集手段により編集された伝
    票情報2次元データコードを前記注文伝票に印刷するコ
    ード印刷手段とを具備し、 前記出力装置は、前記伝票情報2次元データコードを読
    取るコード読取り手段と、このコード読取手段により読
    取られた前記伝票情報2次元データコードを解析するこ
    とにより前記注文商品の発注データを取得する発注デー
    タ取得手段と、この発注データ取得手段により得られた
    注文商品の発注データを出力する発注データ出力手段と
    を具備し、 前記会計装置は、前記伝票情報2次元データコードを読
    取るコード読取り手段と、このコード読取手段により読
    取られた前記伝票情報2次元データコードを解析するこ
    とにより注文商品の会計データを取得する会計データ取
    得手段と、このデータ取得手段により得られた会計デー
    タに基づいて前記注文商品の会計を処理する会計処理手
    段とを具備したことを特徴とする注文管理システム。
  2. 【請求項2】 注文商品を登録する複数台の注文登録用
    端末と、前記注文登録用端末にて登録された注文商品の
    発注データを出力する出力装置と、前記注文登録用端末
    にて登録された注文商品の会計を処理する会計装置とか
    らなる注文管理システムにおいて、 前記出力装置と前記会計装置とを通信回線により接続す
    るとともに、 前記注文登録用端末は、メニューシートに商品別に印刷
    された該当商品の注文登録に必要な全情報を含有する商
    品情報2次元データコードを読取るコード読取手段と、
    このコード読取手段により読取られた前記商品情報2次
    元データコードを解析することにより注文商品データを
    取得する注文商品データ取得手段と、このデータ取得手
    段により得られた注文商品データを記憶するデータ記憶
    手段と、1客の注文終了を宣言する終了宣言手段と、こ
    の宣言手段により注文終了が宣言されたことに応じて前
    記データ記憶手段により記憶された該当1客の全注文商
    品データから注文伝票を作成する伝票作成手段と、この
    伝票作成手段により作成される注文伝票に記録される全
    データを含有する伝票情報2次元データコードを編集す
    るコード編集手段と、この編集手段により編集された伝
    票情報2次元データコードを前記注文伝票に印刷するコ
    ード印刷手段とを具備し、 前記出力装置は、前記通信回線より受信した発注データ
    を出力する発注データ出力手段を具備し、 前記会計装置は、発注データ出力業務と会計業務とを切
    替える業務切替手段と、前記伝票情報2次元データコー
    ドを読取るコード読取り手段と、前記コード読取手段に
    より前記伝票情報2次元データコードが読取られたこと
    に応じて前記業務切替手段により選択されている業務を
    判別する業務判別手段と、この業務判別手段により発注
    データ出力業務の選択が判別されているときには前記コ
    ード読取手段により読み取られた前記伝票情報2次元デ
    ータコードを解析することにより前記注文商品の発注デ
    ータを取得する発注データ取得手段と、この発注データ
    取得手段により得られた注文商品の発注データを前記通
    信回線を通じて前記出力装置に送信する発注データ送信
    手段と、前記業務判別手段により会計業務の選択が判別
    されたときには前記コード読取手段により読み取られた
    前記伝票情報2次元データコードを解析することにより
    注文商品の会計データを取得する会計データ取得手段
    と、このデータ取得手段により得られた会計データに基
    づいて前記注文商品の会計を処理する会計処理手段とを
    具備したことを特徴とする注文管理システム。
  3. 【請求項3】 注文商品を登録する複数台の注文登録用
    端末と、前記注文登録用端末にて登録された注文商品の
    発注データを出力する出力装置と、前記注文登録用端末
    にて登録された注文商品の会計を処理する会計装置とか
    らなる注文管理システムにおいて、 前記出力装置と前記会計装置とを通信回線により接続す
    るとともに、 前記注文登録用端末は、メニューシートに商品別に印刷
    された該当商品の注文登録に必要な全情報を含有する商
    品情報2次元データコードを読取るコード読取手段と、
    このコード読取手段により読取られた前記商品情報2次
    元データコードを解析することにより注文商品データを
    取得する注文商品データ取得手段と、このデータ取得手
    段により得られた注文商品データを記憶するデータ記憶
    手段と、1客の注文終了を宣言する終了宣言手段と、こ
    の宣言手段により注文終了が宣言されたことに応じて前
    記データ記憶手段により記憶された該当1客の全注文商
    品データから注文伝票を作成する伝票作成手段と、この
    伝票作成手段により作成される注文伝票に記録される全
    データを含有する伝票情報2次元データコードを編集す
    るコード編集手段と、この編集手段により編集された伝
    票情報2次元データコードを前記注文伝票に印刷するコ
    ード印刷手段とを具備し、 前記出力装置は、前記通信回線より受信した発注データ
    を出力する発注データ出力手段を具備し、 前記会計装置は、前記伝票情報2次元データコードを読
    取る第1及び第2のコード読取り手段と、前記第1のコ
    ード読取手段により読取られた前記伝票情報2次元デー
    タコードを解析することにより前記注文商品の発注デー
    タを取得する発注データ取得手段と、この発注データ取
    得手段により得られた注文商品の発注データを前記通信
    回線を通じて前記出力装置に送信する発注データ送信手
    段と、前記第2のコード読取手段により読取られた前記
    伝票情報2次元データコードを解析することにより注文
    商品の会計データを取得する会計データ取得手段と、こ
    のデータ取得手段により得られた会計データに基づいて
    前記注文商品の会計を処理する会計処理手段とを具備し
    たことを特徴とする注文管理システム。
JP20771994A 1994-08-31 1994-08-31 注文管理システム Expired - Fee Related JP3112621B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20771994A JP3112621B2 (ja) 1994-08-31 1994-08-31 注文管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20771994A JP3112621B2 (ja) 1994-08-31 1994-08-31 注文管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0877252A JPH0877252A (ja) 1996-03-22
JP3112621B2 true JP3112621B2 (ja) 2000-11-27

Family

ID=16544422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20771994A Expired - Fee Related JP3112621B2 (ja) 1994-08-31 1994-08-31 注文管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3112621B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4909567B2 (ja) * 2005-11-04 2012-04-04 Necインフロンティア株式会社 注文データからのレポート出力方法及びそのシステム
JP2010020477A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Toshiba Tec Corp 店舗決済システム及びこのシステムで用いられるハンディターミナル並びに店舗決済方法
JP2011002964A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Teraoka Seiko Co Ltd 飲食店の注文処理システム及び飲食店の注文処理方法
JP5396457B2 (ja) * 2011-11-28 2014-01-22 東芝テック株式会社 店舗決済システム及び店舗決済方法
JP6167631B2 (ja) * 2013-04-17 2017-07-26 株式会社寺岡精工 オーダリングシステム
CN103810589A (zh) * 2014-02-20 2014-05-21 长沙华山信息技术有限公司 一种流转单、划拨单的设计及全电算化会计记账凭证生成方法
JP6344511B2 (ja) * 2017-06-23 2018-06-20 株式会社寺岡精工 オーダリング方法及びオーダリングプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0877252A (ja) 1996-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003044563A (ja) 飲食店における情報管理システム
JP2006301821A (ja) 飲食店の業務補助管理装置、業務補助管理方法及びそれを記録した記録媒体
JP3112621B2 (ja) 注文管理システム
JPH09190479A (ja) レストランの券売データ処理システム
JPH10134251A (ja) 厨房用表示装置
JPH02245967A (ja) レストランの受注システム
JPH09190478A (ja) レストランの券売データ処理システム
JP3754261B2 (ja) 注文管理システム
JPH11250355A (ja) 注文管理装置
JP2010039587A (ja) オーダエントリシステム
JP2945250B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JPH07175863A (ja) 飲食店における出前注文処理装置
JPH07175855A (ja) 飲食店における出前注文処理装置
JP5025969B2 (ja) セルフオーダシステム
JP3576054B2 (ja) 注文管理装置
JP2930934B2 (ja) 飲食店向けサービスシステム
JPH01149171A (ja) 注文データ管理システム
JPH10222765A (ja) 買物支援システム
JP3264591B2 (ja) 商品受注登録データ処理装置
JP2007128295A (ja) 注文データからのレポート出力方法及びそのシステム
JP3686283B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JPH11353557A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JPH01144161A (ja) 注文データ処理装置
JPH04232592A (ja) 注文受付装置
JPH06139255A (ja) オーダ入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees