JP2011002964A - 飲食店の注文処理システム及び飲食店の注文処理方法 - Google Patents

飲食店の注文処理システム及び飲食店の注文処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】飲食店の安価な注文処理システム及び当該注文処理方法を提供する。
【解決手段】飲食店の注文処理システムが、客用メニューブック600の中から注文されたメニューを接客係300が携帯する注文入力端末200によって入力する飲食店の注文処理システムにおいて、注文入力端末200に設けられた読取部(不図示)で読み取ることのできるメニューコードが設けられた接客係用メニューブック600と、注文されたメニューの注文情報のうち、少なくとも名称を音声出力する音声出力部(不図示)を有する注文入力端末200と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、飲食店の注文処理システム及び飲食店の注文処理方法に関する。
近年、飲食店の注文処理システムにおいて、客が注文したメニュー等を入力するためのハンディターミナル(以下、「注文入力端末」と称する)が普及している。従来の注文入力端末は、客が注文したメニューを入力するためのプリセットキーや、入力されたメニューをリスト表示するための表示部(タッチパネル等)と、多数のキーを配列した固定キー部を備えていた(特許文献1参照)。
特開平10−162060号公報
従来の注文入力端末は、上述したように表示部や固定キー部を備えていたため、大型で高価であった。しかしながら、従来の飲食店の注文処理システムは、接客係が操作する高価な注文入力端末を、少なくとも接客係の人数分備えなければならず、このことが飲食店の注文処理システム全体の価格を大きく押し上げていた。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、飲食店の安価な注文処理システム及び当該注文処理方法を提供する。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、客用メニューブックの中から注文されたメニューを接客係が携帯する注文入力端末によって入力する飲食店の注文処理方法であって、前記注文入力端末が、接客係用メニューブックから前記注文入力端末に設けられた読取部でメニューコードを読み取り、当該メニューコードを記憶するステップと、前記注文入力端末が、前記記憶されたメニューコードに対応する注文情報のうち、少なくともメニュー名称を音声出力するステップと、を有することを特徴とする飲食店の注文処理方法である。
本発明は、客用メニューブックの中から注文されたメニューを接客係が携帯する注文入力端末によって入力する飲食店の注文処理システムにおいて、前記注文入力端末に設けられた読取部で読み取ることのできるメニューコードが設けられた接客係用メニューブックと、前記読取部で読み取ったメニューコードに対応する注文情報のうち、少なくともメニュー名称を音声出力する音声出力部を有する前記注文入力端末と、を備えることを特徴とする飲食店の注文処理システムである。
本発明は、前記注文入力端末が、前記注文情報を記憶し、確認コードを読み取った場合に、前記記憶された注文情報に基づいて音声出力することを特徴とする飲食店の注文処理システムである。
本発明は、前記接客係用メニューブックが、前記読取部で読み取ることのできる店員コードを有することを特徴とする飲食店の注文処理システムである。
本発明によれば、飲食店の注文処理システムが、メニューコードが設けられた接客係用メニューブックと、少なくともメニュー名称を音声出力する音声出力部を有する注文入力端末を備えるので、注文入力端末はプリセットキーや入力データを表示する表示部が不要となるために小型で安価となり、飲食店の注文処理システムを安価にすることができる。
本発明の一実施形態における飲食店の店内図の一例である。 本発明の一実施形態における飲食店の注文処理システムの構成図である。 本発明の一実施形態における注文入力端末のブロック図である。 本発明の一実施形態におけるメニューファイルの一例である。 本発明の一実施形態における音声ファイルの一例である。 本発明の一実施形態における注文入力端末の一時記憶ファイルの一例である。 本発明の一実施形態におけるオーダーファイルの一例である。 本発明の一実施形態における接客係用メニューブックの記載例である。 本発明の一実施形態における注文処理手順を説明するフローチャートである。
本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態における飲食店の店内図の一例である。本実施形態における飲食店は、POS端末400と、キッチンプリンタ500と、クレイドル700と、飲食エリア900と、客用メニューブック置場1000と、料理載置台1100と、を備える。また該飲食店には、店員である接客係300a及び300bと調理作業者(不図示)が居るものとする。
接客係300a及び300bは、紙製の接客係用メニューブック600(図2、図8)をポケット等にそれぞれ携帯し、料理載置台1100前で待機するものとする。また、キッチンプリンタ500は、料理載置台1100に配置されるものとする。さらに、クレイドル700と客用メニューブック置場1000は、料理載置台1100の近傍に配置され、客用メニューブックを備えるものとする。このように配置すれば、出入口にいる客を接客係300が飲食エリア900のいずれかのテーブルに案内する際に、接客係が紙製の客用メニューブックを取り易くなる。なお、料理載置台1100は、厨房から出された料理を接客係が受け取るための台である。
次に、飲食店の注文処理システムの構成を説明する。
図2は、本発明の一実施形態における飲食店の注文処理システムの構成図である。本システムは、ホストサーバ(管理装置)100と、複数の注文入力端末200と、代金精算を行うPOS(Point of sale)端末400と、キッチンプリンタ500と、クレイドル(接続装置)700と、LAN800と、接客係用メニューブック600と、を備える。
ホストサーバ(管理装置)100は、客からの注文データを処理するとともに、図4、図5、図7に示す各種ファイル等をデータベースとして記憶部(不図示)に保持するコンピュータであり、例えば飲食店内の事務室(不図示)などに設置される。ホストサーバ100にはLAN(Local Area Network)又はその他の通信規格(例えば、ZigBee(登録商標)と呼ばれる規格)による通信機能が備わっており、ホストサーバ100は飲食店内に敷設されたLAN800を介して、POS端末400及びキッチンプリンタ500と通信可能に接続されている。例えば、ホストサーバ100は、会計を指示する信号をPOS端末400から受信した場合、POS端末400に会計情報(請求書)を印刷させる。
LAN800の通信方式には、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が利用されており、数10〜100[Mbps]のデータ転送速度で各装置間の通信を行えるようになっている。なお、ホストサーバ100はインターネットなどの外部ネットワークと通信可能としてもよく、例えば、飲食店チェーンの本社に設置されたデータ管理サーバ(不図示)が、外部ネットワークを介して各店のホストサーバ100から全店の売上情報を収集し管理するようにしてもよい。
接客係用メニューブック600は、接客係300が携帯するメニューコードブックであり、メニュー名称(品名)や、四角枠(図8)に囲まれた部分に赤外線等で読み取るコードが印刷される。当該コードは、注文入力端末200のコードリーダ(読取部)により読み取られる。接客係用メニューブック600の詳細については、図8で後述する。
注文入力端末200は、客が注文したメニューのメニューコード等を入力して注文データとしてホストサーバ100へ送信する携帯型の端末装置であり、ペン型の外観形状を有している。以下、注文入力端末200は、接客係300に携帯され、接客係300によって操作されるものとする。
注文入力端末200のペン型の先端には、接客係用メニューブック600に記載されたコードを読み取るためのコードリーダ(読取部)が備えられている。メニューの入力は、このコードリーダで接客係用メニューブック600上のコードを赤外線等で読み取らせることによって行われる。注文入力端末200により入力され送信された注文データは、アンテナ401を介してPOS端末400に受信され、LAN800を通ってホストサーバ100へ送信される。
また、注文入力端末200は、各メニューのメニュー名称や、メニューに関する調理方法や食材などを説明したメニュー情報を音声により報知するための音声データを保持している。注文入力端末200にメニューコード等が入力されると、該当するメニュー名称やメニュー情報が音声にて報知(音声出力)される。なお、非使用時には、注文入力装置200はクレイドル700に装着されている。
クレイドル700は、装着された注文入力端末200をUSB(Universal Serial Bus)によりPOS端末400に通信可能に接続させて、当該装着された注文入力端末200内の上記音声データをホストサーバ100からPOS端末400経由で更新可能にする接続装置である。
クレイドル700の外観(不図示)は、クレイドル700の上面には、注文入力端末200を装着するための装着口が、例えば縦4列、横10列の合計40個設けられている。装着口の奥には、USBコネクタと充電用端子が設けられている。側面には、POS端末400と接続するためのUSB端子が設けられており、内蔵されたUSBハブによりこのUSB端子と上記のUSBコネクタ間が分岐されて接続されている。また、側面から出ているACケーブルは、外部のAC電源に接続されて、クレイドル700内蔵の充電回路により、上記の充電用端子から注文入力端末200を充電できるようになっている。
キッチンプリンタ500は、飲食店の厨房内あるいはその近傍に設置され、注文されたメニュー内容を調理指示伝票として印刷し、さらに客のテーブルに置くための注文伝票を印刷するためのプリンタである。このキッチンプリンタ500には、LAN800により通信される機能が備えられており、これによりホストサーバ100と注文入力端末200の間で通信を行うことが可能になっている。
注文されたメニューを指示する注文データは、注文入力端末200からホストサーバ100へ送られて処理され、ホストサーバ100からLAN800を通ってキッチンプリンタ500へ送信されてくる。印刷された調理指示伝票は厨房の調理作業者へ渡され、注文されたメニューの料理が調理される。
なお、キッチンプリンタ500には操作部(不図示)が設けられており、調理作業者(不図示)が操作部を操作することによって、在庫がなくなったメニューをホストサーバ100に通知することができるようになっている。通知を受けたホストサーバ100では、そのメニューコードに従ってメニューファイル(図4)の更新を行う。
POS端末(レジ)400は、接客係300によって操作され、会計を指示する信号をホストサーバ100に送信し、ホストサーバ100から受信した会計情報(請求書)を印刷する。この会計情報には、テーブル番号も印刷されている。POS端末400には、USB通信を行うためのUSBポート(不図示)が備えられており、このUSBポートとクレイドル700のUSB端子(不図示)とをUSBケーブルで接続できるようになっている。これにより、POS端末400は、クレイドル700とホストサーバ100及びキッチンプリンタ500とのデータ送受信を中継する。
次に、注文入力端末の構成を説明する。
図3は、本発明の一実施形態における注文入力端末のブロック図である。CPU201は、注文入力端末200の各部を制御する中央処理装置であり、ROM202から所定のプログラムをロードして実行する。ROM202は、CPU201が実行する各種のプログラムを格納している記憶部(Read Only Memory)である。
RAM203は、メニューファイル(図4)や音声ファイル(図5)、音声データ等を格納するファイル記憶エリアと、CPU201が動作時に呼び出し、使用するデータを一時的に記憶する一時記憶エリアとを有した記憶部(Random Access Memory)である。一時記憶エリアには、担当者となった店員の識別番号を示す店員コード(担当者コード)、テーブルの識別番号を示すテーブル番号、メニューコード、当該読み取ったメニューコードに該当するメニューの調理方法(調理指示情報)、注文数(数量)などを含む一時記憶ファイル(図6)が記憶される。このほか、例えば注文入力端末200の識別番号が一時記憶されてもよい。
コードリーダ204は、接客係用メニューブック600(図8)に印刷されているメニューコードやファンクションキーなどの各種コードを赤外線により読み取る赤外線式読取部であり、注文入力端末200のペン先端部分に設けられている。コードリーダ204を接客係用メニューブック600のメニュー名称やファンクションキーの部分に当てる、あるいはその部分をなぞることによって、当該箇所に印刷されているコードの入力が行われる。店員コード(担当者コード)又は接客係300が携帯する不図示のカードからテーブル番号を読み取ることにより、これをリセット信号として、CPU201はRAM203(一時記憶エリアにある、例えば直前の客が使用した際の注文データ等)の全部又は一部を消去することができる。
音声合成回路205は、RAM203から読み出された音声ファイル(図5)の音声データから音声波形を合成してスピーカ206へ出力するデジタル回路である。コードリーダ204が確認コード(図8)を読み取ると、コードリーダ204から入力されたメニューに関する音声データが音声合成回路205によって音声出力されて、スピーカ206からメニューの注文情報(案内情報)が音声出力される。
無線通信部207は、アンテナ401を有するPOS端末400との間で注文データの無線通信を行う、通信装置である。
バッテリー209は、注文入力端末200の各部へ電力を供給する充電式の内蔵電池であり、クレイドル700への装着時に充電が行われる。バッテリー209の電池残量は、LED(Light Emitting Diode)インジケータ210に表示されるようになっている。
次に、各種ファイルの構成を説明する。
図4は、本発明の一実施形態におけるメニューファイルの一例である。メニューファイルは、ホストサーバ100と注文入力端末200で同一の内容のものが記憶される。メニューファイルには、メニューを特定する識別番号であるメニューコードと、メニュー名称(「名称」)と、価格と、名称用音声コードと、説明用音声コードと、メニューの在庫の有無を示す売切フラグなどがメニュー毎に記録されている。
売切フラグは、そのメニューが売り切れた場合に「1」が設定され、売り切れていない場合には「0」が設定される。名称用音声コードは、当該メニュー名称を注文入力端末200のスピーカ206から音声出力するための音声データを特定する識別番号であり、説明用音声コードは、同じく当該メニューの詳細説明(調理方法や食材に関する説明等)の音声データを特定する識別番号である。
図5は、本発明の一実施形態における音声ファイルの一例である。音声ファイルの一例を示したものである。音声ファイルは、メニューファイルの名称用音声コードや説明用音声コードとそれらの音声データとを対応付けて記録したファイルである。例えば、注文するメニューがサーロインステーキであった場合において、メニュー名を音声出力する時は、名称用音声コードが「5」であるから音声データのファイル「xxxx.wav」が指定されて出力され、メニューの説明を音声出力する時は、説明用音声コードが「300」であるから音声データのファイル「yyyy.wav」が指定されて出力される。
図6は、本発明の一実施形態における注文入力端末の一時記憶ファイルの一例である。一時記憶ファイルは、読み取られた順にRAM203(一時記憶エリア)に記憶された注文データのファイルである。メニューコードは、客が注文したメニューを特定する識別番号である。調理指示情報は、メニューの調理方法(例えばステーキの場合、焼き方はレアかミディアムかウェルダンか)である。数量は、メニューの注文数である。このほかに、例えば、店員コード(担当者となった店員の識別番号)、注文入力端末の識別番号、テーブル番号(テーブルの識別番号)を含んでいてもよい。
図7は、本発明の一実施形態におけるオーダーファイルの一例である。オーダーファイル(注文管理ファイル)は、注文入力端末200から送信された注文データを含むデータファイルであり、ホストサーバ100の記憶部(不図示)に記憶される。
「注文番号」は、客の注文を識別するためのシリアル番号であり、同じ客の注文には同じ番号が割り当てられる。「テーブル番号」、「メニューコード」、「調理指示情報」、「数量」は、それぞれ注文入力端末の一時記憶ファイルに記憶されていた注文データが注文入力端末から送信されて、記憶される。
また、ホストサーバ100が注文を受信し、キッチンプリンタ500に調理指示情報を通知すると、ホストサーバ100は「状態」を「調理中」と更新する。また、料理が出来上がったことが調理作業者等によってキッチンプリンタ500に入力された場合、キッチンプリンタ500は、ホストサーバ100に信号を出力する。ホストサーバ100は、この信号を受信すると「状態」を「飲食中」に更新する。さらに、POS端末400が代金の清算を終了した場合、POS端末400は、ホストサーバ100に信号を出力する。ホストサーバ100は、この信号を受信すると「状態」を「清算済」に更新する。
次に、接客係用メニューブックについて説明する。
図8は、本発明の一実施形態における接客係用メニューブックの記載例である。接客係用メニューブックには、メニューエリア部に各種のメニュー名称とその値段が記載されており、またメニューによってはその調理方法(例えばステーキの場合、焼き方はレアかミディアムかウェルダンか)や選択可能なサイドディッシュ(例えばベイクドポテト、フレンチフライ、温野菜など)、飲み物の提供タイミング(食前か食後か)などの調理指示情報も記載されている。そして、メニュー名称と調理指示情報の部分には、当該記載内容を所定の方式でコード化した、赤外線で読み取り可能なコードが印刷されている。注文入力端末200のペン先端部(コードリーダ204)をメニュー名称や調理指示情報の部分に触れさせると、上記コードが読み取られて注文入力端末200に注文内容として入力されることになる。
また接客係用メニューブックには、ファンクションキーエリア部に、1〜10の数字や「確定」、「キャンセル」、「繰り返し」、「送信」、担当者となった店員の識別番号を入力するための「店員コード」、一時記憶されたメニューを音声出力させるための「確認」などの各種ファンクションキーが記載されており、これらの各ファンクションキー部分にも、上記の赤外線読み取り可能なコードが印刷されている。注文入力端末200のコードリーダ204でメニューを入力していく際、ファンクションキーの読み取り入力と組み合わせながら、注文の入力を行っていく。なお、接客係用メニューブックは、接客係がポケットに入れて常時携帯し易いよう、客が使う客用メニューブックよりサイズを小型にしてもよい。すなわち、客用メニューブックは、接客係用メニューブックよりサイズを大型にしてもよい。
次に、本発明の一実施形態における注文処理システムの注文処理手順を説明する。
図9は、本発明の一実施形態における注文処理手順を説明するフローチャートである。まず、飲食店に客が来店すると、接客係300は客用メニューブック置場1000から、客用メニューブック600を取り出す(ステップS1)。
接客係300は来店客をテーブルに案内する(ステップS2)。
接客係300は、注文入力端末200のコードリーダ204でテーブル番号と店員コード(担当者コード)を注文入力端末200に読み取らせる。注文入力端末200は、RAM203の一時記憶エリアを消去し、読み取ったテーブル番号と店員コードを一時記憶する(ステップS3)。
客は、客用メニューブックを見て、注文したいメニューを接客係300に伝える。接客係300は、接客用メニューブック600の当該メニュー名称の部分やファンクションキーの部分を注文入力端末200のコードリーダ204でなぞってコードを入力する。例えば、サーロインステーキ1人前がミディアムで注文され、サイドディッシュに温野菜が選ばれた場合、接客係300は、「サーロインステーキ」の名称部分、「ミディアム」、「温野菜」の調理指示情報の部分、ファンクションキーエリアの数字「1」と「確定」とを順に注文入力端末200に読み取らせる(ステップS4)。
客が注文したメニューを全て入力し終わったら、接客係300は、確認コード(「確認」)部分を注文入力端末200のコードリーダ204でなぞり、コードを入力する。ここで、読み取ったコードが確認コード(「確認」)でない場合(ステップS5−NO)、注文入力端末200は、ステップS4に戻る(ステップS5)。
読み取ったコードが確認コードである場合(ステップS5−YES)、注文入力端末200は、すべての注文が入力されたと判定し、一時記憶された注文データ(メニュー名称、調理方法、数量など)の説明をスピーカ206から音声で出力する。客は必要に応じ、音声による報知内容を参考にメニューの変更を行うこともできる(ステップS6)。
接客係300は、客が注文したメニューが全て入力されたことを確認し、接客係用メニューブックのファンクションキーエリアにある「送信」をコードリーダ204に読み取らせる。注文入力端末200は、注文データを生成してホストサーバ100に送信し、RAM203(一時記憶エリア)の全部又は一部を消去する(ステップS7)。
ホストサーバ100は、受信した注文データをオーダーファイルに順に記憶する(ステップS8)。
次に、ホストサーバ100は、キッチンプリンタ500に当該注文データを送信して、調理指示伝票と注文伝票を印字させる(ステップS9)。
厨房では、調理作業者が調理指示伝票に基づいて調理を行い、料理が出来たら料理載置台1100に料理を載せ、料理が出来上がったことをキッチンプリンタ500に入力する。これによりキッチンプリンタ500は、ホストサーバ100に信号を出力する。ホストサーバ100は、この信号を受信し、オーダーファイルの「状態」を「飲食中」に更新する。また、料理が料理載置台1100に載せられると、接客係300はテーブル番号を確認し、その料理を該当するテーブルに配膳する。また接客係300は、該当する注文伝票をテーブルに備えてもよい(ステップS10)。
客が飲食終了した後、POS端末(レジ)400は、接客係300によって操作され、注文伝票に印刷された注文番号が入力されると、会計を指示する信号をホストサーバ100に送信し、ホストサーバ100から受信した会計情報(請求書)を印刷する。接客係300は、会計情報に基づいて代金の精算を行う(ステップS11)。
なお、クレイドル700に装着された注文入力端末200に対しては、バッテリー209への充電が行われるとともに、ホストサーバ100からUSBを介してRAM203内の音声データやメニューファイル、音声ファイルの更新が行われる。充電とデータの更新がされた注文入力端末200は、再び次の客に利用される。
このようにすれば、飲食店の注文処理システムが、メニューコードが設けられた接客係用メニューブックと、少なくともメニュー名称を音声出力する音声出力部を有する注文入力端末とを備えるので、注文入力端末はプリセットキーや入力データを表示する表示部が不要となるために小型で安価となり、飲食店の注文処理システムを安価にすることができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、上記の実施形態において、注文入力端末は、「店員コード(担当者コード)」又は「テーブル番号」を読み取ることにより、一時記憶エリアの全部又は一部を消去していたが、接客係用メニューブックに「リセットコード」を印刷し、注文入力端末は、この「リセットコード」を読み取ることにより、一時記憶エリアの全部又は一部を消去してもよい。また、店員コード(担当者コード)の読み取りでなく、テーブル番号を読み取った際に、テーブル番号以外のデータを消去するとしてもよい。
また例えば、注文入力端末は、小型のため充電容量が小さく、連続使用時間が限られる場合もあるが、クレイドルに予備の注文入力端末を多数充電させておくことで、注文入力端末を容易に交換できるようにしてもよい。さらに、注文入力端末のLEDインジケータのみならず、音声出力によって電池残量を通知させてもよい。また、クレイドルの配置を変更することで、接客係が注文入力端末を容易に交換できるようにしてもよい。
また例えば、上記の実施形態では、POS端末とクレイドルと注文入力端末の間はUSBにより通信を行うものとしたが、これに限定されることはなく、例えば光通信や高速無線通信(UWB、Ultra Wide Band等)を適用することもできる。
また例えば、注文入力端末200は、外観形状をペン型として注文内容を音声出力により報知するようにしたが、端末のサイズや消費電力に支障がない範囲において報知手段を液晶ディスプレイなどの表示装置とすることもできる。
また例えば、注文入力端末の無線通信はPOS端末経由に限らず、無線通信機能を備えるホストサーバと直接でもよい。
また例えば、ラーメン専門店のように1客当りの注文数が少ない店では、注文入力端末でメニューコードを読み取る毎に、メニュー名称等を音声出力して確認できるようにしてもよい。
また例えば、上記のステップS7で注文入力端末は注文データを送信するとRAMの記憶データを消去するが、店員コードは消去せず残すほうが、次客の際に入力せずに済むので、送信時やテーブル番号読取時等での一時記憶エリアの消去では、店員コードは消去しないようにするとよい。
100…ホストサーバ 200…注文入力端末 201…CPU 202…ROM 203…RAM 204…コードリーダ 205…音声合成回路 206…スピーカ 207…無線通信部 208…USB I/F 209…バッテリー 210…LEDインジケータ 300…接客係 400…POS端末 401…アンテナ 500…キッチンプリンタ 600…接客係用メニューブック 700…クレイドル 800…LAN 900…飲食エリア 901〜904…テーブル 1000…客用メニューブック置場 1100…料理載置台

Claims (4)

  1. 客用メニューブックの中から注文されたメニューを接客係が携帯する注文入力端末によって入力する飲食店の注文処理方法であって、
    前記注文入力端末が、接客係用メニューブックから前記注文入力端末に設けられた読取部でメニューコードを読み取り、当該メニューコードを記憶するステップと、
    前記注文入力端末が、前記記憶されたメニューコードに対応する注文情報のうち、少なくともメニュー名称を音声出力するステップと、
    を有することを特徴とする飲食店の注文処理方法。
  2. 客用メニューブックの中から注文されたメニューを接客係が携帯する注文入力端末によって入力する飲食店の注文処理システムにおいて、
    前記注文入力端末に設けられた読取部で読み取ることのできるメニューコードが設けられた接客係用メニューブックと、
    前記読取部で読み取ったメニューコードに対応する注文情報のうち、少なくともメニュー名称を音声出力する音声出力部を有する前記注文入力端末と、
    を備えることを特徴とする飲食店の注文処理システム。
  3. 前記注文入力端末は、前記注文情報を記憶し、確認コードを読み取った場合に、前記記憶された注文情報に基づいて音声出力することを特徴とする請求項2に記載の飲食店の注文処理システム。
  4. 前記接客係用メニューブックは、前記読取部で読み取ることのできる店員コードを有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の飲食店の注文処理システム。
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