JP2000322655A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JP2000322655A
JP2000322655A JP11134112A JP13411299A JP2000322655A JP 2000322655 A JP2000322655 A JP 2000322655A JP 11134112 A JP11134112 A JP 11134112A JP 13411299 A JP13411299 A JP 13411299A JP 2000322655 A JP2000322655 A JP 2000322655A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の売上登録に際してその商品が通常価格
のほかに例えば割引価格や割増価格など複数の価格を持
つかどうかを的確に知らせることができ、これにより購
入者に迷惑をかけることなく、キャッシャに負担をかけ
ることもなく、常に適正な売上登録が可能な信頼性にす
ぐれた商品販売データ処理装置を提供する。 【解決手段】 商品が通常価格のほかに割引価格(また
は割増価格)を持つか否かを判定し、この判定結果が肯
定の場合にその旨を報知する。さらに、判定結果が肯定
の場合に、上記複数の価格のいずれかをキーボード3の
操作に応じて選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子式キャッシ
ュレジスタまたはPOS(販売時点情報管理)ターミナ
ルと称される商品販売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】商品の購入者が自身で商品を持帰る場合
に、販売価格の値引サービスを行う商店がある。
【0003】このような商店では、持ち帰り値引の対象
となる商品が予め決められていて、それを会計係いわゆ
るキャッシャが記憶し、商品の登録をする際にその登録
商品が持ち帰り値引の対象かどうかをキャッシャが判断
し、持ち帰り値引の対象であれば値引を考慮した割引価
格の売上登録を行い、持ち帰り値引の対象でなければ値
引のない通常価格の売上登録を行うシステムとなってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような持ち帰り
値引のサービスを行う商店では、持ち帰り値引の対象と
なる商品をキャッシャが十分に把握していなかったり、
忘れてしまうことがある。お客さんが多くて忙しい状況
では、値引するのを忘れて通常価格を売上登録してしま
うこともある。購入客にとっては、せっかくのサービス
を受けられない事態となる。
【0005】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、商品の売上登録に際してその
商品が通常価格のほかに例えば割引価格や割増価格など
複数の価格を持つかどうかを的確に知らせることがで
き、これにより購入者に迷惑をかけることなく、キャッ
シャに負担をかけることもなく、常に適正な売上登録が
可能な信頼性にすぐれた商品販売データ処理装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の商
品販売データ処理装置は、商品情報の入力に基づいてそ
の商品の価格を加算して売上登録するものであって;商
品が複数の価格を持つか否かを判定する判定手段と;こ
の判定手段の判定結果が肯定の場合にその旨を報知する
報知手段と;を備える。
【0007】請求項2に係る発明の商品販売データ処理
装置は、商品情報の入力に基づいてその商品の価格を加
算して売上登録するものであって;商品が複数の価格を
持つか否かを判定する判定手段と;この判定手段の判定
結果が肯定の場合にその旨を報知する報知手段と;上記
判定手段の判定結果が肯定の場合に複数の価格のいずれ
かを選択する選択手段と;この選択手段で選択された価
格を用いて上記売上登録を実行する実行手段と;を備え
る。
【0008】請求項3に係る発明の商品販売データ処理
装置は、商品情報の入力に基づいてその商品の価格を加
算して売上登録するものであって、商品が通常価格のほ
かに割引価格または割増価格を持つか否かを判定する判
定手段と;この判定手段の判定結果が肯定の場合にその
旨を報知する報知手段と;上記判定手段の判定結果が肯
定の場合に上記各価格のいずれかを選択する選択手段
と;この選択手段で選択された価格を用いて上記売上登
録を実行する実行手段と;を備える。
【0009】
【発明の実施の形態】[1]以下、この発明の第1実施
例について図面を参照して説明する。 図1はこの発明の商品販売データ処理装置たとえばPO
S(Point Of Sales:販売時点情報管理)ターミナルの
外観図である。
【0010】POSターミナル1は、現金等を収容する
ためのドロワ2の上に載置されており、このドロワ2の
引出し2aの開閉を制御する。POSターミナル1に
は、正面側にキーボード3とモードスイッチ4とが設け
られているとともにオペレータ用ディスプレイ5が取り
付けられており、背面側に客用ディスプレイ6が取り付
けられている。また、レシート及びジャーナルを印字す
るR/Jプリンタ7が内蔵されており、このプリンタ7
によって印字されたレシートがPOSターミナル1の正
面側に形成されたレシート発行口8から発行されるよう
になっている。またPOSターミナル1には、商品登録
手段として前記商品ラベルに印刷された2次元コードを
読取るための2次元コードスキャナ9が接続されてい
る。
【0011】前記キーボード3は、預かり金額などを置
数するための置数キー、1商取引として販売登録された
商品の合計出力を指示する小計キー、1商取引の代金を
現金決済することを宣言する登録締め手段としての預/
現計キー、置数データのクリアを指示するクリアキー等
を配設したPOSターミナル専用のキーボードであり、
とくに割引価格の売上登録に際して操作するための持ち
帰りキー31を備える。
【0012】前記モードスッチ4は、「登録」,「点
検」,「精算」,「設定」などの各種業務モードを選択
するためのスイッチで、鍵にて操作される。因みに、
「登録」とは、商品登録手段により販売登録された商品
の売上データを記憶部に登録処理し、また登録締め手段
により商品販売登録の終了が宣言された1取引の代金精
算を処理してレシートを発行する業務のモードである。
「点検」とは、記憶部に登録処理された各商品の売上デ
ータを集計しレポート出力する業務のモードである。
「精算」とは、「点検」と同様に記憶部に登録処理され
た各商品の売上データを集計しレポート出力した後、記
憶部の売上データをクリアする業務のモードである。
「設定」とは、各種業務を実行する上で必要なデータを
予め記憶部に設定するための業務である。
【0013】前記オペレータ用ディスプレイ5及び客用
ディスプレイ6は、商品登録手段により販売登録された
商品の品名,価格や、登録締め手段により商品販売登録
の終了が宣言された1取引の合計金額,釣銭額などを表
示する。
【0014】図2はPOSターミナル1の制御回路の要
部を示すブロック図である。このPOSターミナル1
は、主制御部としてCPU(Central Processing Uni
t)10を搭載している。また、このCPU10が実行
するプログラムなどの固定的データを記憶したROM
(Read Only Memory)11、販売登録商品の売上データ
を登録処理する記憶部などが形成されるRAM(Random
Access Memory)12、 現在の日時を計時する時計回
路13、LAN(Local Area Network)などの通信回線
を通じて接続されるホスト装置(不図示)とのデータ通
信を制御する通信インタフェース14、前記モードスイ
ッチ4からのモード選択信号を入力するとともに前記ド
ロワ2の引出し2aを自動開放させるドロワ開放装置2
bに駆動信号を出力し且つアラーム発生器32に駆動信
号を出力するI/O(Input/Output)ポート15、前記
キーボード3から操作キーに対応したキー信号を取込み
CPU10に通知するキーボードコントローラ16、前
記オペレータ用ディスプレイ5及び客用ディスプレイ6
の表示部17の駆動を制御しCPU10から与えられる
表示データに対応した文字等をカラー表示させる表示コ
ントローラ18、前記R/Jプリンタ7の駆動を制御し
CPU10から与えられる印字データをもとにレシート
印字及びジャーナル印字を行わせるプリンタコントロー
ラ19、前記2次元コードスキャナ9で読取られた2次
元コード信号を取込みCPU10に知らせるスキャナコ
ントローラ20などを搭載している。
【0015】そして、前記CPU10と、ROM11,
RAM12,時計部13,通信インタフェース14,I
/Oポート15及び各入出力機器のコントローラ16〜
20とは、アドレスバス,データバスなどのバスライン
21で接続されている。
【0016】RAM12には、図3に示す商品テーブル
および図4に示す割引価格テーブルが記憶されている。
商品テーブルは“商品コード”“名称”“単価(=通常
価格)”“持ち帰り値引”の項目から成り、“持ち帰り
値引”の項目には値引の有無および金額を表わす数値コ
ードが記録される。数値コード“0”は値引無しを表わ
し、数値コード“1”〜“9”は値引有りを表わしてい
る。割引価格テーブルには、数値コード“1”〜“9”
と、これら数値コードに対応する割引価格(通常価格か
ら値引額を予め減算した価格)とが記録される。
【0017】一方、CPU10は、主要な機能として次
の(1)〜(4)の手段を備える。
【0018】(1)商品情報の入力に基づいてその商品
が複数の価格たとえば通常価格と割引価格を持つか否か
を上記商品テーブルの参照により判定する判定手段。
【0019】(2)上記判定手段の判定結果が肯定の場
合にその旨を表示部17によるガイダンス表示およびア
ラーム発生器32によるアラーム音(警報音)発生にて
報知する報知手段。
【0020】(3)上記判定手段の判定結果が肯定の場
合に上記複数の価格(通常価格、割引価格)のいずれか
をキーボード3の操作に応じて選択する選択手段。
【0021】(4)上記選択手段で選択された価格を用
いて売上登録を実行する実行手段。
【0022】つぎに、上記の構成の作用を図5のフロー
チャートを参照して説明する。
【0023】商品がキャッシャのところに持ち込まれる
ことにより、キャッシャによって商品情報たとえば商品
コードが入力される(ステップ101のYES)。この
入力に基づき、対象の商品が通常価格のほかに持ち帰り
値引を考慮した割引価格を持つか否かがRAM12内の
商品テーブルの参照により判定される(ステップ10
2)。
【0024】判定結果が否定、つまり商品が割引価格を
持たない場合は(値引=0;ステップ102のYE
S)、RAM12内の商品テーブルから通常価格が呼出
され(ステップ103)、その通常価格を用いた登録処
理が実行される(ステップ104)。
【0025】登録処理の後、締めキー(預/現計キー)
の押下が確認される(ステップ105)。押下がなけれ
ば(ステップ105のNO)、次の商品コードの入力待
ちとなる(ステップ101)。
【0026】次の商品コードが入力され(ステップ10
1のYES)、かつ対象の商品が通常価格のほかに割引
価格を持っていれば(ステップ102のNO)、持ち帰
り値引ガイダンスが表示部17で表示されるとともに、
アラーム音が発せられる(ステップ107)。
【0027】キャッシャは、値引ガイダンスの表示を見
て、あるいはアラーム音を聞くことで、2番目の商品が
割引価格を持っていることを察知し、購入者に商品を持
ち帰るかどうかを口頭で確認する。
【0028】購入者が商品の持ち帰りを希望すると、キ
ャッシャは持ち帰りキー31を押下する(ステップ10
8のYES)。この押下により、対象商品の割引価格つ
まり持ち帰り価格がRAM12内の割引価格テーブルか
ら呼出され(ステップ109)、その持ち帰り価格を用
いた登録処理が実行される(ステップ104)。
【0029】持ち帰りキー31の操作がないまま他の操
作がなされると(ステップ108のNO)、RAM12
内の商品テーブルから通常価格が呼出され(ステップ1
03)、その通常価格を用いた登録処理が実行される
(ステップ104)。
【0030】登録処理の後、締めキーの押下が確認され
る(ステップ105)。押下があれば(ステップ105
のYES)、締め処理が実行される(ステップ10
6)。
【0031】以上のように、商品の登録に際してその登
録商品が通常価格のほかに割引価格を持つかどうかを判
定し、割引価格を持つ場合はその旨をガイダンス表示と
アラーム音で報知するようにしたので、キャッシャおよ
び購入客は登録商品に割引価格の設定があることを的確
に知ることができる。
【0032】しかも、報知後、持ち帰りキー31の押下
があれば割引価格を選択して登録を行うので、持ち帰り
値引の対象となる商品をキャッシャが十分に把握してい
ない場合でも、あるいはお客さんが多くて忙しい状況で
も、値引を忘れることなく常に適正な売上登録を行うこ
とができる。
【0033】購入客にとっては、せっかくの値引サービ
スを確実に受けることができる。キャッシャにとって
は、報知に従って適宜な操作を行うだけでよく、値引に
関わる処理の負担が大幅に軽減される。
【0034】[2]この発明の第2実施例について説明
する。 商品テーブルとして、図3の“持ち帰り値引”の項目を
有するものに代わり、図9に示すように“持ち帰り値引
額”の項目を有するものが採用される。“持ち帰り値引
額”の項目には、値引の有無および金額が直接的に記録
される。この図9の商品テーブルの採用に伴い、図4の
割引価格テーブルが不要となる。他の構成は第1実施例
と同じである。
【0035】つぎに、図6のフローチャートを参照しな
がら作用を説明する。商品がキャッシャのところに持ち
込まれることにより、キャッシャによって商品情報たと
えばコードが入力される(ステップ111のYES)。
この入力に基づき、対象商品の通常価格がRAM12内
の商品テーブルから呼出されるとともに(ステップ11
2)、対象商品が通常価格のほかに持ち帰り値引を考慮
した割引価格を持つか否かがRAM12内の商品テーブ
ルの参照により判定される(ステップ113)。
【0036】判定結果が否定、つまり商品が割引価格を
持たない場合は(値引=0;ステップ113のYE
S)、上記呼出されている通常価格を用いた登録処理が
実行される(ステップ114)。
【0037】登録処理の後、締めキーの押下が確認され
る(ステップ115)。押下がなければ(ステップ11
5のNO)、次の商品コードの入力待ちとなる(ステッ
プ111)。
【0038】次の商品コードが入力されると(ステップ
111のYES)、その対象商品の通常価格がRAM1
2内の商品テーブルから呼出される(ステップ11
2)。そして、対象商品が通常価格のほかに割引価格を
持っていれば(ステップ113のNO)、持ち帰り値引
ガイダンスが表示部17で表示されるとともに、アラー
ム音が発せられる(ステップ117)。
【0039】この表示の様子を図7に示している。すな
わち、1番目に登録される電池については通常価格のみ
が表示され、2番目に登録されるラジカセについては通
常価格の横に“持ち帰り値引”という文字の値引ガイダ
ンスが表示される。
【0040】キャッシャは、値引ガイダンスの表示を見
て、あるいはアラーム音を聞くことで、2番目の商品が
割引価格を持っていることを察知し、購入者に商品を持
ち帰るかどうかを口頭で確認する。
【0041】購入者が商品の持ち帰りを希望すると、キ
ャッシャは持ち帰りキー31を押下する(ステップ11
8のYES)。この押下により、対象商品の値引額がR
AM12内の商品テーブルから呼出され(ステップ11
9)、それが図7に示すように通常価格の下に表示され
るとともに、同値引額を上記呼出されている通常価格か
ら差し引く処理が実行される(ステップ120)。この
処理によって割引価格つまり持ち帰り価格が求められ、
その持ち帰り価格を用いた登録処理が実行される(ステ
ップ114)。
【0042】この登録処理の後、締めキーの押下が確認
される(ステップ115)。押下があれば(ステップ1
15のYES)、締め処理が実行され(ステップ11
6)、図8に示すレシートが発行される。
【0043】持ち帰りキー31の操作がないまま他の操
作がなされた場合は(ステップ118のNO)、通常価
格を用いた登録処理が実行される(ステップ114)。
【0044】この第2実施例においても、第1実施例と
同様の効果が得られる。
【0045】[3]この発明の第3実施例について説明
する。 キーボード3において、持ち帰りキー31が配送キーと
して使用される。
【0046】さらに、商品テーブルとして、図3の“持
ち帰り値引”の項目を有するものに代わり、図10に示
すように“配送加算”の項目を有するものが採用され
る。“配送加算”の項目には、加算の有無および金額を
表わす数値コードが記録される。数値コード“0”は加
算無しを表わし、数値コード“1”〜“9”は加算有り
を表わしている。
【0047】また、図4の割引価格テーブルに換わり、
図11に示す割増価格テーブルが採用される。割増価格
テーブルには、数値コード“1”〜“9”と、これら数
値コードに対応する割増価格(通常価格に配送加算額を
予め加えた価格)とが記録される。
【0048】一方、CPU10は、主要な機能として次
の(11)〜(14)の手段を備える。
【0049】(11)商品情報の入力に基づいてその商
品が複数の価格たとえば通常価格と割増価格を持つか否
かを上記商品テーブルの参照により判定する判定手段。
【0050】(12)上記判定手段の判定結果が肯定の
場合にその旨を表示部17によるガイダンス表示および
アラーム発生器32によるアラーム音(警報音)発生に
て報知する報知手段。
【0051】(13)上記判定手段の判定結果が肯定の
場合に上記複数の価格(通常価格、割増価格)のいずれ
かをキーボード3の操作に応じて選択する選択手段。
【0052】(14)上記選択手段で選択された価格を
用いて売上登録を実行する実行手段。
【0053】他の構成は第1実施例と同じである。
【0054】つぎに、上記の構成の作用を図12のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0055】商品がキャッシャのところに持ち込まれる
ことにより、キャッシャによって商品情報たとえば商品
コードが入力される(ステップ201のYES)。この
入力に基づき、対象の商品が通常価格のほかに配送加算
を考慮した割増価格を持つか否かがRAM12内の商品
テーブルの参照により判定される(ステップ202)。
【0056】判定結果が否定、つまり商品が割増価格を
持たない場合は(配送加算=0;ステップ202のYE
S)、RAM12内の商品テーブルから通常価格が呼出
され(ステップ203)、その通常価格を用いた登録処
理が実行される(ステップ204)。
【0057】登録処理の後、締めキーの押下が確認され
る(ステップ205)。押下がなければ(ステップ20
5のNO)、次の商品コードの入力待ちとなる(ステッ
プ201)。
【0058】次の商品コードが入力され(ステップ20
1のYES)、かつ対象の商品が通常価格のほかに割増
価格を持っていれば(ステップ202のNO)、配送加
算ガイダンスが表示部17で表示されるとともに、アラ
ーム音が発せられる(ステップ207)。
【0059】キャッシャは、配送加算ガイダンスの表示
を見て、あるいはアラーム音を聞くことで、2番目の商
品が割増価格を持っていることを察知し、購入者に商品
の配送を希望するかどうかを口頭で確認する。
【0060】購入者が商品の配送を希望すると、キャッ
シャは配送キー31を押下する(ステップ208のYE
S)。この押下により、対象商品の割増価格つまり配送
加算価格がRAM12内の割増価格テーブルから呼出さ
れ(ステップ209)、その配送加算価格を用いた登録
処理が実行される(ステップ204)。
【0061】配送キー31の操作がないまま他の操作が
なされると(ステップ208のNO)、RAM12内の
商品テーブルから通常価格が呼出され(ステップ20
3)、その通常価格を用いた登録処理が実行される(ス
テップ204)。
【0062】登録処理の後、締めキーの押下が確認され
る(ステップ205)。押下があれば(ステップ205
のYES)、締め処理が実行される(ステップ20
6)。
【0063】以上のように、商品の登録に際してその登
録商品が通常価格のほかに割増価格を持つかどうかを判
定し、割増価格を持つ場合はその旨をガイダンス表示と
アラーム音で報知するようにしたので、キャッシャおよ
び購入客は登録商品に割増価格の設定があることを的確
に知ることができる。
【0064】しかも、報知後、配送キー31の押下があ
れば割増価格を選択して登録を行うので、配送加算の対
象となる商品をキャッシャが十分に把握していない場合
でも、あるいはお客さんが多くて忙しい状況でも、加算
を忘れることなく常に適正な売上登録を行うことができ
る。
【0065】商店にとっては、配送にかかる費用を確実
に徴収することができる。キャッシャにとっては、報知
に従って適宜な操作を行うだけでよく、加算に関わる処
理の負担が大幅に軽減される。
【0066】[4]この発明の第4実施例について説明
する。 商品テーブルとして、図10の“配送加算”の項目を有
するものに代わり、図16に示すように“配送加算額”
の項目を有するものが採用される。“配送加算額”の項
目には、配送加算の有無および金額が直接的に記録され
る。この図16の商品テーブルの採用に伴い、図11の
加算額テーブルが不要となる。他の構成は第3実施例と
同じである。
【0067】つぎに、図13のフローチャートを参照し
ながら作用を説明する。商品がキャッシャのところに持
ち込まれることにより、キャッシャによって商品情報た
とえばコードが入力される(ステップ211のYE
S)。この入力に基づき、対象商品の通常価格がRAM
12内の商品テーブルから呼出されるとともに(ステッ
プ212)、対象商品が通常価格のほかに配送加算を考
慮した割増価格を持つか否かがRAM12内の商品テー
ブルの参照により判定される(ステップ213)。
【0068】判定結果が否定、つまり商品が割増価格を
持たない場合は(配送加算=0;ステップ213のYE
S)、上記呼出されている通常価格を用いた登録処理が
実行される(ステップ214)。
【0069】登録処理の後、締めキーの押下が確認され
る(ステップ215)。押下がなければ(ステップ21
5のNO)、次の商品コードの入力待ちとなる(ステッ
プ211)。
【0070】次の商品コードが入力されると(ステップ
211のYES)、その対象商品の通常価格がRAM1
2内の商品テーブルから呼出される(ステップ21
2)。そして、対象商品が通常価格のほかに割増価格を
持っていれば(ステップ213のNO)、持ち帰り値引
ガイダンスが表示部17で表示されるとともに、アラー
ム音が発せられる(ステップ217)。
【0071】この表示の様子を図14に示している。す
なわち、1番目に登録される電池については通常価格の
みが表示され、2番目に登録されるラジカセについては
通常価格の横に“配送加算”という文字の配送加算ガイ
ダンスが表示される。
【0072】キャッシャは、配送加算ガイダンスの表示
を見て、あるいはアラーム音を聞くことで、2番目の商
品が割増価格を持っていることを察知し、購入者に商品
の配送を希望するかどうかを口頭で確認する。
【0073】購入者が商品の配送を希望すると、キャッ
シャは配送キー31を押下する(ステップ218のYE
S)。この押下により、対象商品の配送加算額がRAM
12内の商品テーブルから呼出され(ステップ21
9)、それが図14に示すように通常価格の下に表示さ
れるとともに、同配送加算額を上記呼出されている通常
価格に加える処理が実行される(ステップ220)。こ
の処理によって割増価格つまり配送加算価格が求めら
れ、その配送加算価格を用いた登録処理が実行される
(ステップ214)。
【0074】この登録処理の後、締めキーの押下が確認
される(ステップ215)。押下があれば(ステップ2
15のYES)、締め処理が実行され(ステップ21
6)、図15に示すレシートが発行される。
【0075】配送キー31の操作がないまま他の操作が
なされた場合は(ステップ218のNO)、通常価格を
用いた登録処理が実行される(ステップ214)。
【0076】この第4実施例においても、第3実施例と
同様の効果が得られる。
【0077】[5]なお、第1・第2実施例の持ち帰り
値引きを考慮した割引価格の処理と、第3・第4実施例
の配送加算を考慮した割増価格の処理とを組合せて実施
する構成とすることももちろん可能である。その他、こ
の発明は上記各実施例に限定されるものではなく、要旨
を変えない範囲で種々変形実施可能である。
【0078】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、商
品が複数の価格を持つか否かを判定し、この判定結果が
肯定の場合にその旨を報知する構成としたので、商品の
売上登録に際してその商品が通常価格のほかに例えば割
引価格や割増価格など複数の価格を持つかどうかを的確
に知らせることができ、これにより購入者に迷惑をかけ
ることなく、キャッシャに負担をかけることもなく、常
に適正な売上登録が可能な信頼性にすぐれた商品販売デ
ータ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各実施例の外観斜視図。
【図2】各実施例の制御回路の要部を示すブロック図。
【図3】第1実施例における商品テーブルのフォーマッ
トを示す図。
【図4】第1実施例における割引価格テーブルのフォー
マットを示す図。
【図5】第1実施例の作用を説明するためのフローチャ
ート。
【図6】第2実施例の作用を説明するためのフローチャ
ート。
【図7】第2実施例における表示の一例を示す図。
【図8】第2実施例における発行レシートの一例を示す
図。
【図9】第2実施例における商品テーブルのフォーマッ
トを示す図。
【図10】第3実施例における商品テーブルのフォーマ
ットを示す図。
【図11】第3実施例における割増価格テーブルのフォ
ーマットを示す図。
【図12】第3実施例の作用を説明するためのフローチ
ャート。
【図13】第4実施例の作用を説明するためのフローチ
ャート。
【図14】第4実施例における表示の一例を示す図。
【図15】第4実施例における発行レシートの一例を示
す図。
【図16】第4実施例における商品テーブルのフォーマ
ットを示す図。
【符号の説明】
1…POSターミナル 2…ドロワ 3…キーボード 5…オペレータ用ディスプレイ 6…客用ディスプレイ 7…R/Jプリンタ 8…レシート発行口 9…2次元コードスキャナ 31…持ち帰りキー(または配送キー) 10…CPU 11…ROM 12…RAM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品情報の入力に基づいてその商品の価
    格を加算して売上登録する商品販売データ処理装置にお
    いて、 商品が複数の価格を持つか否かを判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果が肯定の場合にその旨を報知す
    る報知手段と、 を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 商品情報の入力に基づいてその商品の価
    格を加算して売上登録する商品販売データ処理装置にお
    いて、 商品が複数の価格を持つか否かを判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果が肯定の場合にその旨を報知す
    る報知手段と、 前記判定手段の判定結果が肯定の場合に複数の価格のい
    ずれかを選択する選択手段と、 この選択手段で選択された価格を用いて前記売上登録を
    実行する実行手段と、 を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  3. 【請求項3】 商品情報の入力に基づいてその商品の価
    格を加算して売上登録する商品販売データ処理装置にお
    いて、 商品が通常価格のほかに割引価格または割増価格を持つ
    か否かを判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果が肯定の場合にその旨を報知す
    る報知手段と、 前記判定手段の判定結果が肯定の場合に前記各価格のい
    ずれかを選択する選択手段と、 この選択手段で選択された価格を用いて前記売上登録を
    実行する実行手段と、 を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
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