JP3151396B2 - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP3151396B2
JP3151396B2 JP26983695A JP26983695A JP3151396B2 JP 3151396 B2 JP3151396 B2 JP 3151396B2 JP 26983695 A JP26983695 A JP 26983695A JP 26983695 A JP26983695 A JP 26983695A JP 3151396 B2 JP3151396 B2 JP 3151396B2
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売した商品を客
の指定場所まで配達する、いわゆる宅配販売サービスを
行っている店舗で利用するPOS(販売時点情報管理)
端末,電子式キャッシュレジスタ等の商品販売登録デー
タ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンビニエンスストアやスーパー
マーケット等の小売店では、贈答品等の各種商品を掲載
したカタログを用意し、客がこのカタログを見て購入す
る商品を決めると、代金と引換えにその商品を客が指定
する場所まで配達する宅配販売サービスを行っていると
ころがある。このような店では、客は注文伝票に購入す
る商品の識別番号,注文個数,商品配達先の住所,電話
番号等を記述して代金とともに店員に提出する。一方、
店員はPOS端末のキーボードに設けられている宅配キ
ーを入力して宅配商品の登録業務を宣言した後、客から
預った注文伝票に記述されている商品配達先の電話番号
や商品の識別番号,注文個数等を順次入力して宅配商品
の売上データをPOS端末に登録し、発行されたレシー
トと注文伝票の控えを客に渡す。こうして、宅配商品の
販売を受付けていた。
【0003】ところで、店によっては、宅配販売サービ
スの対象商品であっても例えば離島等のように配達でき
ない地域を指定しているところがある。このような店で
は、店員が注文伝票に記述されている商品配達先の住所
等を見て配達不可地域か否かを判断し、配達不可地域で
あれば宅配商品の販売を断わっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
店員が注文伝票に記述されている商品配達先の住所等を
見て配達不可地域か否かを判断していたので、店員の判
断ミスにより配達不可地域であるにも拘らず宅配商品の
販売を受付けてしまい、客との間でトラブルが発生する
ことがあった。
【0005】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、配達不可地域であ
るにも拘らず宅配商品の販売を受付けてしまうミスを、
店員の負担になることなく確実に防ぐことができる商品
販売登録データ処理装置を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
は、販売する宅配商品のコード,配達先の電話番号等の
宅配商品に関するデータを入力する入力手段を有し、こ
の入力手段により入力された宅配商品に関するデータに
基づいて宅配商品の売上データを登録処理する商品販売
登録データ処理装置において、宅配商品の受付けが可能
か否かを判定するのに供する電話番号に関する情報を設
定したテーブルを設け、入力手段により配達先の電話番
号が入力されるとその入力された電話番号とテーブルに
設定された情報とに基づいて宅配商品の受付けが可能か
否かを判定するようにしたものである。
【0007】また本願請求項2に係る発明は、同商品販
売登録データ処理装置において、宅配商品の配達が不可
能な地域の電話局番号を予め設定記憶する配達判定テー
ブルと、入力手段により配達先の電話番号が入力される
と、その入力された電話番号の電話局番号を配達判定テ
ーブルに記憶しているか検索するテーブル検索手段と、
このテーブル検索手段により配達判定テーブルに入力さ
れた電話番号の電話局番号を記憶していることを確認す
ると宅配商品の販売受付けが不可能であることを告知す
る告知手段と備えたものである。
【0008】また本願請求項3に係る発明は、同商品販
売登録データ処理装置において、宅配商品の配達が可能
な地域の電話局番号を予め設定記憶する配達判定テーブ
ルと、入力手段により配達先の電話番号が入力される
と、その入力された電話番号の電話局番号を配達判定テ
ーブルに記憶しているか検索するテーブル検索手段と、
このテーブル検索手段により配達判定テーブルに入力さ
れた電話番号の電話局番号を記憶していないことを確認
すると宅配商品の販売受付けが不可能であること告知す
る告知手段とを備えたものである。
【0009】本願請求項1に係る発明であれば、入力手
段により配達先の電話番号を入力すると、その電話番号
から宅配商品の販売受付けが可能か否かが自動的に判定
される。本願請求項2に係る発明であれば、配達判定テ
ーブルには宅配商品の配達が不可能な地域の電話局番号
が予め設定されており、入力手段により入力された配達
先電話番号の電話局番号が上記配達判定テーブルに設定
されていない場合には宅配商品の販売受付けが許可され
るが、設定されている場合には宅配商品の販売受付けが
不可能であることが告知される。本願請求項3に係る発
明であれば、配達判定テーブルには宅配商品の配達が可
能な地域の電話局番号が予め設定されており、入力手段
により入力された配達先電話番号の電話局番号が上記配
達判定テーブルに設定されている場合には宅配商品の販
売受付けが許可されるが、設定されていない場合には宅
配商品の販売受付けが不可能であることが告知される。
【0010】
【発明の実施の形態】始めに、本発明の商品販売登録デ
ータ処理装置をPOS端末に適用した第1の実施形態に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は第1の実
施形態におけるPOS端末1の外観構成を示す斜視図で
あり、図2は要部構成を示すブロック図である。図1に
示すように、POS端末1は、その本体正面にキーボー
ド2を設けている。このキーボード2には、各商品にそ
れぞれ付されるPLU(プライス・ルック・アップ)コ
ードをプリセットしてなる複数のPLUキー31、数値
データを置数する「0」〜「9」の置数キー2bの他、
小計キー2c、預/現計キー2d、クリアキー2e、入
力キー2f、宅配キー2g等の各種ファンクションキー
を配設している。ここで、宅配キー2gは、宅配商品の
登録業務を宣言するキーとして機能する。
【0011】また、POS端末1は、オペレータ用の表
示器3を本体正面側に設け、客用の表示器4を本体後面
側に設けている。また、本体の下部に釣銭準備金等を収
容するためのドロワ5を形成している。さらに、本体の
内部にはレシート用紙等にデータを印字するためのプリ
ンタ6を搭載しており、このプリンタ6によって印刷さ
れたレシートを本体正面のレシート発行口7から排出す
るようにしている。
【0012】この他、POS端末1は、「登録」,「点
検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選択的
に切換えるモードスイッチ8、バーコードを光学的に読
取るスキャナ9等を備えている。
【0013】ここで、モードスイッチ8によって選択可
能な業務モードの「登録」とは、客が買上げる各商品の
売上データを記憶部の売上登録ファイルに登録処理する
とともに、その客が買上げた商品の明細データや合計デ
ータ等を印字したレシートを発行する業務であり、「点
検」とは、「登録」業務によって前記売上登録ファイル
に登録処理された各商品の売上データの累計を点検レポ
ートとして例えばレシート用紙に印字出力する業務であ
り、「精算」とは、「点検」業務と同様に前記売上登録
ファイルに登録処理された各商品の売上データの累計を
精算レポートとして例えばレシート用紙に印字出力した
後、売上登録ファイルの内容をクリアする業務であり、
「設定」とは、各種業務を実行する上で必要なデータを
予め記憶部に設定する業務のモードである。
【0014】POS端末1は、図2に示すように、制御
部本体としてCPU(中央処理装置)10を搭載してい
る。また、このCPU10が実行するプログラム等の固
定的データを予め格納したROM(リード・オンリ・メ
モリ)11と、前記売上登録ファイル等の各種メモリエ
リアを形成したRAM(ランダム・アクセス・メモリ)
12とを搭載している。
【0015】さらに、日時データを計時する時計回路1
3、通信回線を介して接続した上位のホストコンピュー
タ(不図示)との間で行うデータ送受信を制御する通信
インタフェース14、前記モードスイッチ8の信号を入
力するとともに前記ドロワ5を自動開放させるドロワ開
放装置5aに開放指令信号を出力するI/Oポート1
5、前記キーボード2から入力操作されたキーに対応す
るキー信号を取込むキーボードコントローラ16、前記
各表示器3,4をそれぞれ制御して表示データに対応す
る画面を表示させる表示器コントローラ17、前記プリ
ンタ6を制御して印字データをレシート用紙等に印字さ
せるプリンタコントローラ18、前記スキャナ9で読取
り操作されたバーコードのデータを取込むスキャナコン
トローラ19等を前記POS端末1は搭載している。
【0016】そして、前記CPU10と、ROM11,
RAM12,時計回路13,通信インタフェース14,
I/Oポート15及び各種入出力機器のコントローラ1
6〜19とを、アドレスバス,データバス等のバスライ
ン20により接続して、このPOS端末1の制御回路を
構成している。なお、前記RAM12及び時計回路13
は、図示しないバッテリによって電源をバックアップし
ている。
【0017】さて、第1の実施形態のPOS端末1は、
宅配商品の登録業務を実行する上で必要なメモリエリア
として、特に図3に示すように、特定の地域の市外局番
及び市内局番からなる電話局番号に対応してその地域名
データを複数記憶可能な配達判定テーブル30を前記R
AM12に形成している。そして設定業務により、この
店では宅配商品の配達が不可能な地域の電話局番号及び
地域名データを、予め配達判定テーブル30に設定して
おく。なお、配達判定テーブル30を上位のホストコン
ピュータで作成し、POS端末の立上げ時等にRAM1
2へダウンロードしてもよい。
【0018】しかして、係るPOS端末1は、モードス
イッチ8により「登録」モードが選択されている状態に
おいて、無登録状態または1取引の商品登録中に、宅配
キー2gを入力すると、図5の流れ図に示す宅配キー処
理を前記CPU10が実行するようにプログラムを構成
している。
【0019】すなわち、CPU10は、キーボードコン
トローラ16への入力信号により宅配キー2gの入力を
検知すると、宅配商品の登録業務が宣言されたので、S
T(ステップ)1としてオペレータ用の表示器3に宅配
商品配達先の電話番号の入力を促すメッセージ画面を表
示させる。この状態で、ST2としてキーボードコント
ローラ16への入力信号により置数キー2bの置数入力
に続いて入力キー2fの入力を検知すると、置数データ
の桁数が10桁か否かを判断する。そして、10桁であ
れば、置数データは市外局番,市内局番及び加入者番号
からなる電話番号なので、この電話番号データをRAM
12上のバッファに一時記憶して、ST3に進む。これ
に対し、置数データの桁数が10桁以外の場合には、置
数データが電話番号ではないので、ST2にて電話番号
の再入力を待機する。
【0020】ST3では置数入力された電話番号の上位
6桁である市外局番と市内局番の電話局番号を前記配達
判定テーブル30に記憶しているか否かを検索する(テ
ーブル検索手段)。
【0021】そして、ST4として配達判定テーブル3
0に同一電話局番号を記憶していない場合には、宅配商
品の配達先は配達可能地域なので、ST5としてオペレ
ータ用の表示器3に注文伝票のコード入力を促すメッセ
ージ画面を表示させる。この状態で、ST6としてスキ
ャナコントローラ19への入力データにより注文伝票に
印刷されている伝票コードを示すバーコードのスキャニ
ング入力を検知すると、この伝票コードをRAM12上
のバッファに一時記憶して、ST7に進む。なお、伝票
コードを示すバーコード以外のスキャニング入力の場合
には、ST6にて伝票コードの再入力を待機する。
【0022】ST7ではオペレータ用の表示器3に例え
ばカタログに表記されている宅配商品の商品コード(識
別番号)の入力を促すメッセージ画面を表示させる。こ
の状態で、ST8としてスキャナコントローラ19への
入力データにより宅配商品の商品コードを示すバーコー
ドのスキャニング入力を検知すると、ST9として宅配
商品の売上登録処理を実行する。すなわち、RAM12
には宅配商品を含む各種商品の商品コードに対応して単
価,品名等の商品データをプリセットした商品テーブル
が予め形成されており、CPU10はST8にて入力さ
れた商品コードで上記商品テーブルを検索して該当特配
商品に単価,品名を読出す。そして、この単価に注文個
数(商品コードの入力直前に置数キー2bにより置数が
行われていた場合にはその数,置数が行われていない場
合には“1”)を乗じて販売金額を取得し、商品コー
ド,単価,品名,注文個数,販売金額の宅配商品販売デ
ータをRAM12のバッファに一時格納するとともに、
各表示器3,4に表示させる。なお、宅配商品の商品コ
ードを示すバーコード以外のスキャニング入力の場合に
は、ST8にて商品コードの再入力を待機する。
【0023】次に、ST10として小計キー2cの入力
を待機する。ここで、小計キー2cのキー入力を検知す
る前に、宅配商品の商品コードを示すバーコードのスキ
ャニング入力を検知すると、同一取引での2点目以降の
宅配商品の登録なので、前記宅配商品売上登録処理を繰
返す。
【0024】ST10にてキーボードコントローラ16
への入力信号により小計キー2cの入力を検知すると、
ST11としてRAM12のバッファに記憶した各宅配
商品販売データの販売金額合計(または税込み合計)を
小計額として各表示器3,4に表示させたならば、この
宅配キー処理を終了する。
【0025】なお、この宅配キー処理を終了後、預/現
計キー2dのキー入力に応じて実行する1取引の締め処
理において、前記RAM12のバッファに格納した配達
先電話番号,伝票コード及び各宅配商品の販売データを
合計金額等の締めデータとともに印字したレシートをプ
リンタ6により作成して、レシート発行口7から排出す
る。また、各宅配商品の販売データをRAM12上の商
品売上ファイルに登録処理するものとなっている。
【0026】一方、ST3にて配達判定テーブル30を
検索した結果、ST4として入力された電話番号の電話
局番号を記憶していることを確認すると、宅配商品の配
達先は配達不可地域なので、ST12として配達判定テ
ーブル30から該当電話局番号に対応する地域名データ
を読出し、図4に示すように、オペレータ用の表示器3
に上記地域名データ41を含む配達不可告知画面を表示
させる(告知手段)。
【0027】その後、ST13としてキーボードコント
ローラへの入力信号によりクリアキー2eの入力を検知
すると、ST14として上記配達不可告知画面を消去し
て、この宅配キー処理を終了する。なお、配達不可告知
画面の表示とともに図示しないブザーによりエラー音を
鳴動させて、オペレータに警告を促すようにしてもよ
い。
【0028】このように構成された第1の実施形態のP
OS端末1を使用する宅配販売サービス実施店では、P
OS端末1を操作する店員は宅配商品の購入を希望する
客から注文伝票を預かると、先ず、宅配キー2gを入力
して宅配商品の登録業務を宣言する。そうすると、表示
器3に電話番号入力画面が表示されるので、店員は注文
伝票に記述されている電話番号(市外局番+市内局番+
加入者番号)を置数キー2bで置数した後、入力キー2
fを入力する。
【0029】すると、入力された電話番号の上位6桁の
電話局番号(市外局番+市内局番)が配達判定テーブル
30に設定されているか否かが判定される。そして、設
定されていない場合には、表示器3の画面が伝票コード
入力画面に切替わるので、店員は従来と同様にして注文
伝票の伝票コードをスキャニング入力し、続いて客が購
入を希望する宅配商品のコード注文個数を入力して、宅
配商品の売上データを登録処理する。
【0030】これに対し、入力された電話番号の電話局
番号が配達判定テーブル30に設定されていない場合に
は、表示器3の画面が配達不可告知画面に切替わるの
で、店員は客に宅配商品を配達先へ配達できない旨を伝
え、宅配商品の販売を断わる。
【0031】このように、第1の実施形態のPOS端末
1は、宅配商品の登録業務において入力される商品配達
先の電話番号から、宅配商品の販売受付けが可能か否か
を判定する機能を有しているので、配達不可地域である
にも拘らず宅配商品の販売を受付けてしまうミスを、店
員の負担になることなく確実に防ぐことができる。
【0032】また、第1の実施形態のPOS端末1は、
宅配商品の配達が不可能な地域の電話局番号を予め設定
記憶する配達判定テーブル30を設け、宅配商品の登録
業務において、配達先の電話番号が入力されると、その
入力された電話番号の電話局番号を配達判定テーブル3
0に記憶しているか検索し、記憶していることを確認す
ると宅配商品の販売受付けが不可能であることをオペレ
ータに告知するようにしている。したがって、店員は商
品配達先の電話番号を入力しさえすれば、販売不可地域
へ配達する宅配商品の販売受付けなのか否かを確実に判
定することができ、電話番号の入力は宅配商品の登録業
務において必要不可欠なので、販売不可地域への宅配か
否かを意識して宅配商品の登録業務を行う必要がなくな
る。
【0033】なお、上記第1の実施形態では、配達判定
テーブル30に宅配商品の配達が不可能な地域の電話局
番号を予め設定記憶しており、配達不可地域が配達可能
地域よりも少ない場合の運用には適しているが、配達不
可地域が配達可能領域よりも多い場合には、配達判定テ
ーブル30に必要なメモリ容量が増大する不具合が生じ
る。
【0034】そこで、次に、配達不可地域が配達可能地
域よりも少ない場合の運用とその逆の場合の運用とを任
意に選択できる第2の実施形態について説明する。な
お、この第2の実施形態も第1の実施形態と同様にPO
S端末1に適用するものとし、その概略構成は図1に示
す斜視図及び図2に示すブロック図と同様であるので説
明を省略する。
【0035】さて、第2の実施形態のPOS端末1は、
宅配商品の登録業務を実行する上で必要なメモリエリア
として、特に図6に示すように、配達判定フラグFを記
憶するフラグメモリ61と、特定の地域の市外局番及び
市内局番からなる電話局番号を複数記憶可能な配達判定
テーブル62を前記RAM12に形成している。そして
設定業務により、配達判定テーブル62に配達不可地域
の電話局番号を設定する場合には配達判定フラグFを
“0”にリセットするとともに、配達判定テーブル62
に配達不可地域の電話局番号を全て設定しておく。一
方、配達判定テーブル62に配達可能地域の電話局番号
を設定する場合には配達判定フラグFを“1”にセット
するとともに、配達判定テーブル62に配達可能地域の
電話局番号を全て設定しておく。
【0036】しかして、係るPOS端末1は、モードス
イッチ8により「登録」モードが選択されている状態に
おいて、無登録状態または1取引の商品登録中に、宅配
キー2gを入力すると、図8,図9の流れ図に示す宅配
キー処理を前記CPU10が実行するようにプログラム
を構成している。
【0037】すなわち、CPU10は、キーボードコン
トローラ16への入力信号により宅配キー2gの入力を
検知すると、宅配商品の登録業務が宣言されたので、S
T21としてオペレータ用の表示器3に宅配商品配達先
の電話番号の入力を促すメッセージ画面を表示させる。
この状態で、ST2として前記第1の実施形態のST2
と同様にして10桁の電話番号が入力されたことを検知
すると、ST23として入力された電話番号の上位6桁
である市外局番と市内局番の電話局番号を前記配達判定
テーブル62に記憶しているか否かを検索する。そし
て、ST24として配達判定テーブル30に同一電話局
番号を記憶していない場合には、ST25としてフラグ
メモリ61の配達判定フラグFを調べる。ここで、配達
判定フラグFが“0”にリセットされている場合には、
配達判定テーブル62には配達不可地域の電話局番号が
設定されているので、宅配商品の配達先は配達可能地域
であると認識する。そして以後、ST26〜ST32と
して前記第1の実施形態のST5〜ST11と同様の処
理を実行することにより、宅配商品の売上データを登録
処理する。
【0038】これに対し、ST25にて配達判定フラグ
Fが“1”にセットされている場合には、配達判定テー
ブル62には配達可能地域の電話局番号が設定されてい
るので、宅配商品の配達先は配達不可地域であると認識
する。そして以後、ST33〜ST35として前記第1
の実施形態のST12〜ST14と同様の処理を実行す
ることにより、宅配商品の販売受付けを拒否する。な
お、ST33では図7に示すようなメッセージの配達不
可告知画面をオペレータ用の表示器3に表示させる。
【0039】一方、ST23にて配達判定テーブル30
を検索した結果、ST24として入力された電話番号の
電話局番号を記憶していることを確認すると、ST36
としてフラグメモリ61の配達判定フラグFを調べる。
ここで、配達判定フラグFが“1”にセットされている
場合には、配達判定テーブル62には配達可能地域の電
話局番号が設定されているので、宅配商品の配達先は配
達可能地域であると認識する。そして以後、前記ST2
6〜ST32の処理を実行して宅配商品の売上データを
登録処理する。
【0040】これに対し、ST36にて配達判定フラグ
Fが“0”にリセットされている場合には、配達判定テ
ーブル62には配達不可地域の電話局番号が設定されて
いるので、宅配商品の配達先は配達不可地域であると認
識する。そして以後、前記ST33〜ST35の処理を
実行して宅配商品の販売受付けを拒否する。
【0041】このように構成された第2の実施形態のP
OS端末1においては、配達不可地域が配達可能地域よ
りも少ない場合には、配達判定テーブル62に配達不可
地域の電話局番号を全て設定するとともに、配達判定フ
ラグFを“0”にリセットする。一方、配達不可地域が
配達可能領域よりも多い場合には、配達判定テーブル6
2に配達可能地域の電話局番号を全て設定するととも
に、配達判定フラグFを“1”にセットする。
【0042】こうすることにより、配達不可地域が配達
可能地域よりも少ない場合も、またその逆の場合も、第
1の実施形態のPOS端末1と同様に、配達不可地域で
あるにも拘らず宅配商品の販売を受付けてしまうミス
を、店員の負担になることなく確実に防ぐことができる
効果を奏する。また、店員は商品配達先の電話番号を入
力しさえすれば、販売不可地域へ配達する宅配商品の販
売受付けなのか否かを確実に判定することができ、販売
不可地域への宅配か否かを意識して宅配商品の登録業務
を行う必要がなくなる。
【0043】なお、前記第2の実施形態において、配達
判定フラグFのフラグメモリ61を省略し、配達判定テ
ーブル62に宅配商品の配達が可能な地域の電話局番号
を予め設定記憶するようにし、キーボード2等の入力手
段により配達先の電話番号が入力されると、その入力さ
れた電話番号の電話局番号を配達判定テーブル62に記
憶しているか検索し、記憶していないことを確認すると
宅配商品の販売受付けが不可能であることを告知するよ
うにした商品販売登録データ処理装置も本発明に含むも
のである。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
配達不可地域であるにも拘らず宅配商品の販売を受付け
てしまうミスを、店員の負担になることなく確実に防ぐ
ことができる商品販売登録データ処理装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態であるPOS端末の
外観斜視図。
【図2】 同第1の実施形態であるPOS端末の要部ブ
ロック図。
【図3】 同第1の実施形態であるPOS端末のRAM
に形成する主要なメモリエリアを示す図。
【図4】 同第1の実施形態であるPOS端末の表示器
に表示する配達不可告知画面の一例を示す図。
【図5】 同第1の実施形態であるPOS端末のCPU
が実行する宅配キー処理を示す流れ図。
【図6】 本発明の第2の実施形態であるPOS端末の
RAMに形成する主要なメモリエリアを示す図。
【図7】 同第2の実施形態であるPOS端末の表示器
に表示する配達不可告知画面の一例を示す図。
【図8】 同第2の実施形態であるPOS端末のCPU
が実行する宅配キー処理の前半部を示す流れ図。
【図9】 同第2の実施形態であるPOS端末のCPU
が実行する宅配キー処理の後半部を示す流れ図。
【符号の説明】
1…POS端末 2…キーボード 2g…宅配キー 3,4…表示器 6…プリンタ 9…スキャナ 10…CPU 30,62…配達判定テーブル F…配達判定フラグ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売する宅配商品のコード,配達先の電
    話番号等の宅配商品に関するデータを入力する入力手段
    を有し、この入力手段により入力された宅配商品に関す
    るデータに基づいて前記宅配商品の売上データを登録処
    理する商品販売登録データ処理装置において、 前記宅配商品の受付けが可能か否かを判定するのに供す
    る電話番号に関する情報を設定したテーブルを設け、前
    記入力手段により配達先の電話番号が入力されるとその
    入力された電話番号と前記テーブルに設定された情報と
    に基づいて前記宅配商品の受付けが可能か否かを判定す
    ることを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 販売する宅配商品のコード,配達先の電
    話番号等の宅配商品に関するデータを入力する入力手段
    を有し、この入力手段により入力された宅配商品に関す
    るデータに基づいて前記宅配商品の売上データを登録処
    理する商品販売登録データ処理装置において、 前記宅配商品の配達が不可能な地域の電話局番号を予め
    設定記憶する配達判定テーブルと、前記入力手段により
    配達先の電話番号が入力されると、その入力された電話
    番号の電話局番号を前記配達判定テーブルに記憶してい
    るか検索するテーブル検索手段と、このテーブル検索手
    段により前記配達判定テーブルに入力された電話番号の
    電話局番号を記憶していることを確認すると前記宅配商
    品の販売受付けが不可能であることを告知する告知手段
    とを具備したことを特徴とする商品販売登録データ処理
    装置。
  3. 【請求項3】 販売する宅配商品のコード,配達先の電
    話番号等の宅配商品に関するデータを入力する入力手段
    を有し、この入力手段により入力された宅配商品に関す
    るデータに基づいて前記宅配商品の売上データを登録処
    理する商品販売登録データ処理装置において、 前記宅配商品の配達が可能な地域の電話局番号を予め設
    定記憶する配達判定テーブルと、前記入力手段により配
    達先の電話番号が入力されると、その入力された電話番
    号の電話局番号を前記配達判定テーブルに記憶している
    か検索するテーブル検索手段と、このテーブル検索手段
    により前記配達判定テーブルに入力された電話番号の電
    話局番号を記憶していないことを確認すると前記宅配商
    品の販売受付けが不可能であることを告知する告知手段
    とを具備したことを特徴とする商品販売登録データ処理
    装置。
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