JP3655123B2 - 買上商品管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品の買上後に客からの要望に応じてサイズ直しやネーム入れなどの加工を施すことがある衣料品等を取り扱う店舗または売場に構築されるPOS(Point Of Sales:販売時点情報管理)システムを利用した買上商品管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば従来の衣料品店又は百貨店やスーパーマーケット等の衣料品売場では、客からズボンのすそ上げやスーツのネーム入れ等の買上商品の加工依頼を受けると、店員がチェックアウトカウンタにてPOS端末にその客買上商品の販売データを登録処理するとともに、複写用紙を用いてその客買上商品の品名,加工内容,加工完了予定時間,客の氏名等を記述した引換券を作成する。そして、そのうちの1枚を加工する商品に付し、他の1枚をレシートとともに客に渡していた。
【0003】
こうすることにより、引換券を受け取った客は、加工完了予定時間を経過するまで店内等で待機し、加工完了予定時間が過ぎると同じチェックアウトカウンタ又は所定のサービスカウンタの店員に引換券を提示する。すると、客から引換券の提示を受けた店員が、その引換券の内容に基づいて加工依頼された商品の加工が完了しているか調べ、完了していたならば引換券と引換えにその商品を客に渡していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、買上後に加工される客買上商品の売上から引き渡しまでを管理する従来のシステムにおいては、商品の加工進捗状況を、商品の引き渡しが可能な売場やサービスカウンタ以外では把握することができなかった。このため、客が商品を受け取りに売場やサービスカウンタまで出向いても加工が完了していなかった場合には商品を引き渡すことができず、客に迷惑をかけることがあった。
【0005】
また、客から加工依頼を受けた店員は、その客買上商品の品名,加工内容,加工完了予定時間,客の氏名等を記述した引換券を手書きで作成するという面倒で手間のかかる作業を行わなければならず、店員の負担になっていた。
【0006】
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、買上後に加工される商品の加工進捗状況を、商品引き渡し場所以外の場所からも客自身が容易に確認することができる買上商品管理システムを提供しようとするものである。
また、上記目的に加えて、客から加工依頼を受けた店員の負担を軽減できる買上商品管理システムを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、商品販売登録処理装置と照会端末とを通信手段で接続してなる買上商品管理システムである。そして、商品販売登録処理装置は、商品毎に買上後に加工できる商品か否かの識別情報を記憶する記憶手段と、客買上商品の販売データを登録処理する商品登録手段と、客買上商品が買上後に加工できる商品か否かを記憶手段に記憶された識別情報から判断する加工判断手段と、この加工判断手段により買上後に加工できる商品と判断されたことを条件に操作可能となり、操作されたことに応じて客買上商品が買上後に加工する商品であることを宣言する加工宣言手段と、1商取引として売上げられる客買上商品の登録終了を宣言する登録締め手段と、この登録締め手段により登録終了が宣言された1商取引で売上げられた客買上商品の中に加工宣言手段により買上後に加工すると宣言された商品が有るか否かを判断する商品判断手段と、この商品判断手段により買上後に加工すると宣言された商品有りと判断されると当該1商取引を識別する識別データを記録した記録媒体を発行する媒体発行手段と、加工宣言手段により買上後に加工する商品であると宣言された客買上商品の加工進捗状況をその客買上商品が売上げられた1商取引の識別データをキーとして管理する加工状況管理手段と、この加工状況管理手段により管理される客買上商品の加工進捗状況を問合せに応じて通知する加工状況通知手段を備えている。一方、照会端末は、記録媒体に記録される識別データを入力する識別データ入力手段と、入力手段により入力された識別データをキーとして商品販売登録処理装置で管理されている客買上商品の加工進捗状況を通信手段を介して問い合わせる加工状況問合せ手段と、この加工状況問合せ手段による問合せに対して商品販売登録処理装置から通知される客買上商品の加工進捗状況を表示する加工状況表示手段を備えている。
因みに、加工状況管理手段は、例えば買上後に加工する商品であると宣言された客買上商品のコードと加工中であることを示すステータスデータとを対応付けて記憶する手段と、加工を完了した商品のコードを入力する手段と、この入力手段によりコードが入力された商品のステータスデータを加工中であることを示すデータから加工済みであることを示すデータに更新する手段とで構成するとよい。
【0008】
このような構成の請求項1記載の発明であれば、店員は客から客買上商品の加工依頼を受けると、その客買上商品の販売データを商品登録手段により商品販売登録処理装置に登録処理するとともに、加工宣言手段によって当該客買上商品が買上後に加工する商品であることを宣言する。そうすると、当該客買上商品の加工進捗状況が商品販売登録処理装置の加工状況管理手段によって管理される。一方、買上商品の加工を依頼した客は、適当な時間に照会端末の加工状況問合せ手段を利用して加工を依頼した買上げ商品の加工進捗状況を問い合わせる。そうすると、商品販売登録処理装置から照会端末に当該客買上商品の加工進捗状況が通知され、照会端末の表示部に表示される。これにより、客は加工を依頼した買上商品の加工進捗状況を確認できる。この場合において、照会端末は、通信手段を介して商品販売登録処理装置と接続可能な場所であればどこでも設置できるので、商品引き渡し場所以外の場所であっても照会端末さえ設置されていれば客自身で容易に確認できるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
なお、この実施の形態では、衣料品売場を含む百貨店やスーパーマーケットなどに構築されるPOSシステムに、本発明の買上商品管理システムとしての機能を付加した場合を説明する。
【0011】
図1はこの実施の形態におけるシステム構成図であって、商品販売データの登録処理機能を有する複数台のPOS端末1と、各POS端末1でそれぞれ登録処理された各商品の販売データを通信手段を介して収集し、その収集した商品販売データに基づいて店舗全体の売上管理や商品管理等を行うストアプロセッサ2とを、LAN(Local Area Network)等の第1の通信回線3でネットワーク接続して、POSシステム4を構築している。
【0012】
本実施の形態では、かかる構成のPOSシステム4を、本発明の商品販売登録処理装置として機能させている。そして、前記ストアプロセッサ2に、本発明の照会端末5を第2の通信回線6を介して複数台接続することによって、買上商品管理システム7を構築している。なお、第1の通信回線3と第2の通信回線6とは、別々のネットワークで構成してもよいし、共通のネットワークとしてもよい。
【0013】
前記ストアプロセッサ2は、図2に示すように、制御部本体を構成するCPU(Central Processing Unit)20、プログラム等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)21、可変的データを記憶するための各種メモリエリアを形成するRAM(Random Access Memory)22、日時を計時する時計部23、キーボード,ディスプレイ等の入出力機器とのデータインタフェースを制御するI/O(Input/Output)部24、ハードディスクに対してデータの書込み及び読出しを行うHDD(Hard Disc Drive)装置25、フロッピーディスクに対してデータの書込み及び読出しを行うFDD(Floppy Disk Drive)装置26、前記第1の通信回線3で接続された各POS端末1とのデータ送受信を制御する第1の通信制御部27、前記第2の通信回線6で接続された各照会端末5とのデータ送受信を制御する第2の通信制御部28等を備え、前記CPU20と、ROM21,RAM22,時計部23,I/O部24,HDD装置25,FDD装置26,第1の通信制御部27及び第2の通信制御部28とを、アドレスバス,データバス等のバスライン29で接続して構成したものである。
【0014】
前記各照会端末5は同一構成で、図3に示すように、CPU50,ROM51,RAM52及び時計部53の他、前記第2の通信回線6で接続されたストアコンピュータ2とのデータ送受信を制御する通信制御部54、情報記憶カードに記憶されたデータを読取るカードリーダ55、1商取引を識別する識別データである加工管理番号等を入力するための各種キーが配設されたキーボード56、客買上商品の加工進捗状況等を表示するCRTディスプレイ等の表示器57等を備え、CPU50と、ROM51,RAM52,時計部53,通信制御部54,カードリーダ55,キーボード56,表示器57とを、バスライン58で接続して構成したものである。なお、カードリーダ55,キーボード56及び表示器57は、図示しないコントロール回路をそれぞれ介してバスライン58に接続している。
【0015】
前記各POS端末1は同一構成で、図4に示すように、CPU10,ROM11,RAM12及び時計部13の他、前記第1の通信回線3で接続されたストアコンピュータ2とのデータ送受信を制御する通信制御部14、商品販売データ等を入力するための各種キーが配設されたキーボード15、販売登録された商品の品名,値段や1商取引の合計金額等を表示するオペレータ用及び客用の表示器16、商品に付されたバーコードなどを光学的に読取るスキャナ17、レシート印字などを行うプリンタ18等を備え、CPU10と、ROM11,RAM12,時計部13,通信制御部14,キーボード15,表示器16,スキャナ17,プリンタ18とを、バスライン19で接続して構成したものである。なお、キーボード15,表示器16,スキャナ17及びプリンタ18は、図示しないコントロール回路をそれぞれ介してバスライン19に接続している。
【0016】
各POS端末1のキーボード15には、図5に示すように、数値データを置数入力する「00」及び「0」〜「9」の置数キー151、数値データのクリアやエラー状態の解除を指令する「C」のクリアキー152,数値データが乗数であることを指令する「×」の乗算キー153、1商取引として販売登録された商品の小計金額出力を指令する小計キー154、1商取引として売上げられる客買上商品の登録終了を宣言する登録締め手段としての預/現計キー155等の従来周知のキーの他、特に、客買上商品が買上後に加工する商品であることを宣言する加工宣言手段としての加工キー156、及び加工を終了した客買上商品の登録モードを宣言する加工終了宣言手段としての加工完了キー157を配設している。
【0017】
なお、登録締め手段,加工宣言手段及び加工終了宣言手段は、それぞれキーに限定されるものではなく、例えば登録締め情報,加工宣言情報,加工終了宣言情報のコードを読取るスキャナや、表示器16の画面に表示された登録締めボタン,加工宣言ボタン,加工終了宣言ボタンのタッチ入力を検知するタッチパネル等であってもよい。
【0018】
各POS端末1のRAM12には、図6に示すように、各商品毎にそれぞれ設定された商品コード別に商品名,単価等のデータを予め記憶した商品テーブル121を形成している。また、同図に示すように、買上後の商品に対して実施される加工の種類毎にそれぞれ設定された加工コード別にその加工に要する1点当たりの平均的な所要時間を基に算出した加工時間と加工の内容を表す文字データとを予め記憶した加工テーブル122を形成している。そして、前記商品テーブル121に加工コードエリアを設け、各商品のうち買上後に加工が可能な商品に対してその加工の種類に対応した加工コードをプリセットしている。
ここで、本実施の形態では、商品に対して実施される加工の種類として、ズボン類のすそ上げ(加工コード=1,加工時間60分)と、スーツやワイシャツ等へのネーム入れ(加工コード=2,加工時間30分)とを例示する。因みに、加工の種類としては、すそ上げ以外のサイズ直しや贈呈用の包装などを含む。
【0019】
前記各POS端末1のRAM12には、その他、図7に示すように、商品コード,商品名,単価,点数,金額,加工コード並びに後述する処理ステータスからなる登録商品レコードを蓄積記憶する登録商品バッファ123と、後述する加工管理番号の最新値を常に記憶する加工管理番号メモリ124と、1商取引の商品登録中に“1”にセットされる登録中フラグ及び登録商品が加工対象商品であるとき“1”にセットされる加工フラグを記憶するフラグメモリ125とを形成している。
【0020】
前記登録商品バッファ123中の処理ステータスは、該当する登録商品レコードの商品が買上後に加工されない商品なのか、加工中の商品なのか、加工済みの商品なのかを区別するデータであって、例えば加工されない商品の処理ステータスを“0”とし、加工中の商品の処理ステータスを“1”とし、加工済みの商品の処理ステータスを“2”とする。
前記加工管理番号メモリ124に記憶される加工管理番号は、買上後に加工される商品が売上げられた商取引を識別する識別データであって、例えば「xxnnnn」の6桁とし、上位2桁のコード「xx」をPOS端末1毎に予め設定される売場コードとし、下位4桁のコード「nnnn」を0000から9999までの連続番号とする。
【0021】
しかして、かかる構成の各POS端末1は、CPU10が、図10乃至図13の各処理を実行するようにプログラムを構成している。
図10は商品登録手段により商品販売データが登録された際に実行する単品登録処理を示す流れ図であって、スキャナ17によりスキャニングされたバーコードが各商品にそれぞれ付される商品コードのバーコードであるとき、CPU10は、この単品登録処理を開始する。
【0022】
先ず、ST(ステップ)1としてフラグメモリ125の登録中フラグを調べる。ここで、登録中フラグが“0”にリセットされていた場合には、1商取引として売上げられる商品の1点目の販売登録なので、ST2として登録商品バッファ123のデータをクリアする。また、ST3として登録中フラグを“1”にセットする。ST1にて登録中フラグが“1”にセットされていた場合には、1商取引として売上げられる商品の2点目以降の販売登録なので、ST2,ST3の処理は行わない。
【0023】
次に、ST4としてフラグメモリ125の加工フラグを調べる。そして、“1”にセットされていたならば、直前の登録商品が加工対象商品であったか加工キー156が入力されず当該商品の加工希望がなかったので、ST5として“0”にリセットする。“0”にリセットされていたならば、ST5の処理は行わない。
【0024】
次に、ST6としてスキャニング入力された商品コードで商品テーブル121を検索し、この商品コードに対応する商品名,単価,加工コードなどの商品データを読出す。そして、単価に販売点数(商品コードのスキャニング入力の直前に置数キー151と乗算キー153とで乗数が入力されている場合にはその乗数,乗数が入力されていない場合には「1」)を乗算して販売金額を算出する。そして、商品コード,商品名,単価,販売点数,販売金額及び加工コードに処理ステータス=0を付加して登録商品レコードを作成し、登録商品バッファ123に格納する。また、ST7として商品名及び金額の登録商品情報をオペレータ用及び客用の表示器16に表示させる。
【0025】
次に、ST8として商品テーブル121から読出した商品データ中の加工コードから、登録商品が加工対象商品か否か、つまり買上後に加工できる商品か否かを判断する。そして、加工コードが「0」,つまり登録商品が買上後に加工できない加工対象外商品の場合には、この単品登録処理を終了する。
これに対し、加工コードが「0」以外,つまり登録商品が加工対象商品の場合には、ST9としてフラグメモリ125の加工フラグを“1”にセットする。また、ST10として当該加工コードで加工テーブル122を検索し、この加工コードに対応する加工内容の文字データを読出す。そして、その文字データをオペレータ用の表示器16に表示させる。以上で、この単品登録処理を終了する。
【0026】
図11はキーボード15の加工キー156が入力された際に実行する加工キー処理を示す流れ図であって、キーボード15からの信号が加工キー156の操作に応じて発生した信号であるとき、CPU10は、この加工キー処理を開始する。
【0027】
先ず、ST1としてフラグメモリ125の登録中フラグを調べる。そして、登録中フラグが“1”にセットされていたならば、次に、ST2としてフラグメモリ125の加工フラグを調べる。そして、加工フラグも“1”にセットされていたならば、直前に販売登録された商品が加工対象商品であり、加工キー156の入力によって買上後に加工されることが宣言されたので、ST3として登録商品バッファ123に格納された最新の登録商品レコードの処理ステータスを、加工中を示す「1」に更新する。しかる後、ST4としてオペレータ用の表示器16に表示されている加工内容の表示を消去したならば、この加工キー処理を終了する。
なお、ST1にて登録中フラグが“0”にリセットされていた場合,及びST2にて加工フラグが“0”にリセットされていた場合には、加工キー156の操作エラーとしてキー入力を無視する。
【0028】
図12はキーボード15の預/現計キー155が入力された際に実行する預/現計キー処理を示す流れ図であって、キーボード15からの信号が預/現計キー155の操作に応じて発生した信号であるとき、CPU10は、この預/現計キー処理を開始する。
【0029】
先ず、ST1としてフラグメモリ125の登録中フラグを調べる。そして、登録中フラグが“1”にセットされていたならば、1商取引として売上げられる商品の登録終了が宣言されたので、ST2として釣銭演算処理を実行する。この釣銭演算処理は、登録商品バッファ123に格納されている各登録商品レコードの金額データに基づいて1商取引の合計金額を算出し、その合計金額と預かり金額とから釣銭額を算出する処理である。なお、預かり金額は、預/現計キー155の入力直前に置数キー151によって数値データが置数されている場合にはその数値となり、置数されていない場合には当該1商取引の合計金額となる。しかして、ST3としてこの釣銭額をオペレータ用及び客用の表示器16に表示させる。
【0030】
次に、ST4として登録商品バッファ123に格納されている登録商品レコードの処理ステータスを調べ、処理ステータス=1のレコード有無を判断する(商品判断手段)。
ここで、処理ステータス=1のレコード有りと判断されると、1商取引として販売登録された商品の中に加工キー156によって買上後に加工すると宣言された商品が有るので、ST5として加工完了予測時刻を計算する。具体的には、処理ステータス=1の登録商品レコードの加工コードに対応する加工時間を加工テーブル122から読込み、時計部13にて計時されている現時刻から上記加工時間を経過した時刻を加工完了予測時刻として算出する。なお、処理ステータス=1の登録商品レコードが複数有る場合には、それぞれの加工コードに対応する加工時間を加工テーブル122から読込み、その中の最大加工時間を選択して上記と同様に加工完了予測時刻を算出すればよい。また、ストアプロセッサ2において、加工依頼された商品の加工進捗状況が管理されているので、その管理内容から加工作業の混雑度を自動的に判定し、その混雑度により加工時間の調整を行って、加工完了予測時刻を算出してもよい。こうすることにより、より正確な加工完了予測時刻を自動的に算出できるようになる。
【0031】
次に、CPU10は、ST6として登録商品バッファ123に格納されている登録商品レコードのうち処理ステータス=1のレコードを抽出する。そして、この抽出したレコードに基づいて図8に示すデータ構成の加工商品一覧テーブル80を作成する。なお、加工商品一覧テーブル80の商品コード,商品名,点数及び処理ステータスは、登録商品バッファ123から抽出した登録商品レコードの商品コード,商品名,点数及び処理ステータスである。また、加工管理番号は、加工管理番号メモリ124に格納されている加工管理番号のうち連続番号nnnnに「1」を加算した番号であり、加工管理番号メモリ124のデータも「1」を加算した最新値に更新する。
【0032】
こうして、加工商品一覧テーブル80を作成したならば、CPU10は、ST7として通信制御部14を動作させ、上記加工商品一覧テーブル80を第1の通信回線3を介してストアプロセッサ2に送信する。また、ST8として上記加工商品一覧テーブル80のデータを基に、加工管理番号,加工商品の商品名及び数量,加工内容,加工完了予定時間等が記録される加工商品リスト(店用及び客用の2枚)の印字データを作成して、プリンタ18によりレシート用紙に印字させる(媒体発行手段)。
【0033】
その後、ST9として登録商品バッファ123のデータを基に買上商品の商品名,数量,単価及び金額と、1商取引の合計金額,預かり金額及び釣銭額とが記録される買上レシートの印字データを作成して、プリンタ18によりレシート用紙に印字させる。また、ST10として現金などが収容されているドロワ(不図示)を開放させる。さらに、ST11としてフラグメモリ125の登録中フラグを“0”にリセットしたならば、この預/現計キー処理を終了する。
【0034】
一方、ST4にて登録商品バッファ123に格納されている登録商品レコードの中に処理ステータス=1のレコードが存在しない場合には、1商取引として売上げられる商品の中に買上後に加工する商品が存在しないので、ST5乃至ST8の各処理を実行せずにST9に進む。そして、買上レシートを印字発行し、ドロワを開放させ、登録中フラグを“0”にリセットしたならば、この預/現計キー処理を終了する。
なお、ST1にて登録中フラグが“0”にリセットされてた場合には、預/現計キー155の操作エラーとしてキー入力を無視する。
【0035】
図13はキーボード15の加工完了キー157が入力された際に実行する加工完了キー処理を示す流れ図であって、キーボード15からの信号が加工完了キー157の操作に応じて発生した信号であるとき、CPU10は、この加工完了キー処理を開始する。
【0036】
先ず、ST1としてフラグメモリ125の登録中フラグを調べる。ここで、登録中フラグが“1”にセットされていた場合には、1商取引として売上げられる商品の販売登録中に他の商取引で売上げられた加工商品の加工完了が宣言された誤操作なので、キー入力を無視とする。
【0037】
これに対し、ST1にて登録中フラグが“0”にリセットされていた場合には、買上後に加工依頼された商品の加工完了が宣言されたので、ST2としてその商品が売上げられた1商取引を識別する加工管理番号のスキャニング入力を促すメッセージ,例えば「加工管理番号をスキャニングしてください」をオペレータ用の表示器16に表示させる。そして、ST3としてスキャナ17により加工管理番号のバーコードがスキャニングされるのを待機する。なお、前記預/現計キー処理においてプリンタ18により印字発行される店用の加工商品リストには、加工管理番号がバーコード化されて印字されている。
ST3にてスキャナ17により加工管理番号のバーコードがスキャニングされたことを確認すると、CPU10は、ST4としてそのスキャニングされたバーコードから加工管理番号を取得し、RAM12のワークエリアに一時格納する。
【0038】
次に、ST5として加工を完了した商品に付されたバーコードのスキャニングを促すメッセージ,例えば「加工を完了した商品のバーコードをスキャニングしてください」をオペレータ用の表示器16に表示させる。そして、ST6としてスキャナ17により商品コードのバーコードがスキャニングされるのを待機する。なお、各商品にはバーコード化された商品コードが印刷されたラベル又はタグが付されている。
ST6にてスキャナ17により商品コードのバーコードがスキャニングされたことを確認すると、ST7としてそのスキャニングされたバーコードから商品コードを取得し、RAM12のワークエリアに一時格納する。
【0039】
次に、ST8として加工完了モードの終了を宣言する小計キー154が入力されたか否かを判断し、小計キー154が入力されていない場合にはST6に戻って、同一の商取引で加工依頼され加工を完了した別商品のバーコードがスキャニングされるのを待機する。
【0040】
ST8にて小計キー154の入力を検知すると、CPU10は、ST9としてRAM12のワークエリアに格納したデータに基づいて図9に示すデータ構成の加工完了商品テーブル90を作成する。なお、加工完了商品テーブル90の加工管理番号はST4の処理で記憶した加工管理番号であり、商品コードはST7の処理で記憶した商品コードである。また点数は、対応する商品コードのスキャニング前に置数キー151と乗算キー153とによって乗数が入力されていた場合にはその乗数となり、乗数が入力されていない場合には「1」となる。
【0041】
こうして、加工完了商品テーブル90を作成したならば、CPU10は、ST10として通信制御部14を動作させ、上記加工完了商品テーブル90を第1の通信回線3を介してストアプロセッサ2に送信する。以上で、この加工完了キー処理を終了する。
【0042】
ストアプロセッサ2のCPU20は、図14に示すように、第1の通信回線3を介して各POS端末1からテーブルデータを受信すると、そのテーブルデータが加工商品一覧テーブル80なのか、加工完了商品テーブル90なのかを判断する。そして、加工商品一覧テーブル80を受信した場合には、その加工商品一覧テーブル80をRAM22に格納する。また、加工完了商品テーブル90を受信した場合には、RAM22に格納している加工商品一覧テーブル80のなかから加工管理番号と商品コードとが一致するレコードを探し、該当するレコードの処理ステータスを加工済であることを示す「2」に更新するものとなっている(加工状況管理手段)。
【0043】
一方、各照会端末5は、CPU50が、図16の流れ図に示す照会処理を実行するようにプログラムを構成している。
すなわちCPU50は、ST1としてカードリーダ55に情報記憶カードが挿入されるか、ST2としてキーボード56がキー入力されるのを待機する。そして、カードリーダ55に情報記憶カードが挿入された場合には、ST3としてそのカードがいずれかの加工管理番号を記憶した加工管理カードであるか否かを判断する。そして、加工管理カードであった場合には、ST4としてそのカードに記憶された加工管理番号を読込み、この加工管理番号を含む処理状況照会コマンドを作成する。また、キー入力された場合には、ST5としてそのキー入力データが加工管理番号か否かを判断する。そして、加工管理番号であった場合には、ST6としてそのキー入力された加工管理番号を含む処理状況照会コマンドを作成する。
【0044】
こうして、ST4またはST6の処理にて加工管理番号を含む処理状況照会コマンドを作成したならば、CPU50は、ST7として通信制御部54を動作させて、上記処理状況照会コマンドを第2の通信回線6を介してストアプロセッサ2に送信する。
【0045】
ストアプロセッサ2のCPU20は、図15に示すように、第2の通信回線6を介して各照会端末5からコマンドデータを受信すると、そのコマンドデータが処理状況照会コマンドであるか否かを判断し、処理状況照会コマンドであればそのコマンド中の加工管理番号が一致する加工商品一覧テーブル80の情報をコマンド送信元の照会端末5に返信するようになっている。
【0046】
そこで、前記処理状況照会コマンドをストアプロセッサ2に送信した照会端末5のCPU50は、ST8としてストアプロセッサ2から加工商品一覧テーブル80の正常応答があるか否かを監視する。そして、一定時間内に加工商品一覧テーブル80が正常応答された場合には、ST9としてその加工商品一覧テーブル80の情報から加工依頼した商品の加工進捗状況を示す加工商品処理状況画面を編集する。そして、ST10としてこの加工商品処理状況画面を表示器57に表示させたならば、この照会処理を終了する。
【0047】
さて、上記の如く構成される複数台のPOS端末1と1台のストアプロセッサ2と複数台の照会端末5とを第1,第2の通信回線3,6でネットワーク接続してなる本実施の形態においては、ストアプロセッサ2を店の事務所等に設置する。また、各POS端末1をそれぞれ売場のチェックアウトカウンタに設置して、買物客が買上げる商品の販売データを店員がPOS端末1に登録可能とする。なお、チェックアウトカウンタには、そのカウンタに設置されたPOS端末1の売場コードを基にした加工管理番号を記憶した多数枚の加工管理カードを用意しておく。また、各照会端末5を売場の各所に設置して、加工依頼をした商品の加工進捗状況を客自身で確認できるようにする。
【0048】
しかして、チェックアウトカウンタの店員は、買物客から買上商品の代金支払いの申し出を受けると、その客買上商品に付されているバーコード(商品コード)をPOS端末1のスキャナ17でスキャニングして登録を行う。そうすると、この客買上商品の商品コード,商品名,単価,点数,金額及び加工コードが処理ステータス=0の情報とともに登録商品レコードとして登録商品バッファ123に格納される。
【0049】
ここで、客買上商品が加工コード>0,つまり買上後に加工が可能な商品であった場合には、POS端末1の表示器16にその加工の種類を示すコメントが表示される。例えば、客買上商品がスラックスであった場合には「すそ上げしますか?」が表示される。また、スーツであった場合には「ネーム入れしますか?」が表示される。
そこで店員は、買物客に商品の加工が必要か尋ね、買物客が加工を依頼した場合のみキーボード15の加工キー156を押下する。そうすると、登録商品バッファ123に格納された当該客買上商品の登録商品レコードの処理ステータスが「1」に更新される。
【0050】
その後、買物客が買上げる全商品の販売登録を終了し、代金を買物客から預かると、店員はその預かり金額を置数後、預/現計キー155を押下する。そうすると、登録商品バッファ123に格納されている登録商品レコードに処理ステータスが「1」のレコードがあるか否かが判断される。
ここで、処理ステータスが「1」の登録商品レコードがある場合には、そのレコードの加工コードに対応する加工時間が加工テーブル122から読出される。そして、時計部13で計時されている現時刻と加工時間とから加工完了予測時間が計算される。また、加工管理番号メモリ124に記憶されている前回の加工管理番号が読出され、この加工管理番号の連続番号nnnnに1が加算されてこの今回の買物客に対する加工管理番号が発番される。そして、この加工管理番号と処理ステータスが「1」の登録商品レコードとから加工商品一覧テーブル80が作成され、この加工商品一覧テーブル80が第1の通信回線3を介してストアプロセッサ2に送信される。
【0051】
これにより、ストアプロセッサ2のRAM22に上記加工商品一覧テーブル80が記憶保持される。
また、上記加工商品一覧テーブル80のデータを基に店用及び客用の加工商品リストがプリンタ18によりレシート用紙に印字されて発行される。
【0052】
図17は店用及び客用の加工商品リストの1印字例であって、同図(a)が店用の加工商品リストであり、同図(b)が客用の加工商品リストである。図示するように、店用及び客用の加工商品リストには、それぞれ現在の日付及び時刻、客買上商品の販売データを登録したPOSターミナル1を特定する売場コード、客買上商品を販売登録した店員を特定する担当者コード、買物客に対して発番された加工管理番号であるお客様番号、加工依頼された商品の品名と数量、加工内容及び加工完了予測時刻が印字されている。また、店用の加工商品リストにはお客様番号を示すバーコードが印字されており、客用の加工商品リストにはメッセージ「照会端末で加工状況を確認することができます。」が印字されている。
【0053】
その後、POS端末1においては買上レシートが印字発行されるので、店員は、客用の加工商品リストと、その加工商品リストに印字されているお客様番号を記憶した加工管理カードとを、買上レシートとともに客に渡す。また、店用の加工商品リストを加工依頼された商品に付し、この商品を加工作業室に移す。
【0054】
これにより、加工作業室では加工依頼された商品の加工が行われる。そして加工が完了し、商品がチェックアウトカウンタに戻されると、店員は、先ずPOSターミナル1のキーボード15に設けられている加工完了キー157を押下する。そうすると、表示器16に加工管理番号のスキャニングを要求するメッセージが表示されるので、店員は、加工された商品に付されている加工商品リストのバーコード(お客様番号)をスキャナ17でスキャニングする。そうすると、表示器に加工完了商品のスキャニングを要求するメッセージが表示されるので、店員は、加工された商品に付されているラベルまたはタグのバーコード(商品コード)をスキャナ17でスキャニングする。しかる後、小計キー154を押下すると、スキャニングされた加工管理番号(お客様番号)と商品コードとから加工完了商品テーブル90が作成され、この加工完了商品テーブル90が第1の通信回線3を介してストアプロセッサ2に送信される。
これにより、ストアプロセッサ2のRAM22に記憶されている加工商品一覧テーブル80のレコードのうち、上記加工完了商品テーブル90の加工管理番号と商品コードとが一致するレコードの処理ステータスが加工中を示す「1」から加工済を示す「2」に更新される。
【0055】
一方、加工商品リストを受け取った客は、加工が完了するまで待つ。このとき、店内のどの売場で待っていてもよい。そして、適当な時刻,例えば加工商品リストに印字されている加工完了予測時刻になったならば、客は近くの売場に設置されている照会端末5のカードリーダ55に、店員から受け取った加工管理カードを挿入して、その加工管理カードに記憶されている加工管理番号を読取らせる。若しくは、照会端末5のキーボード56を操作して、加工商品リストに印字されている加工管理番号(お客様番号)を手入力する。
【0056】
そうすると、この照会端末5からストアプロセッサ2に対し、第2の通信回線6を介して処理状況照会コマンドが送信される。これに応じて、ストアプロセッサ2からは、加工管理カードから読取られた加工管理番号若しくはキー入力された加工管理番号で管理されている加工商品一覧テーブル80のデータが当該照会端末5に返信され、この返信されたデータに基づいて加工商品処理状況画面が編集されて、当該照会端末5の表示器57に表示される。
【0057】
図18は上記加工商品処理状況画面の一表示例であって、同図(a)は加工商品が加工中の場合,つまり処理ステータスが「1」の場合であり、同図(b)は加工商品が加工済の場合,つまり処理ステータスが「2」の場合である。図示するように、加工商品処理状況画面には、現日付及び時刻の他、客自身が入力した加工管理番号(お客様番号)と、加工依頼した商品の品名,数量及び加工進捗状況と、その加工進捗状況に適合したメッセージ、例えば加工進捗状況が加工中の場合には「もうしばらくお待ちください」、加工進捗状況が加工済の場合には「所定のレジでお受け取りください」が表示される。
【0058】
そこで買物客は、加工商品処理状況画面から商品の加工が完了していることを確認すると、商品を買上げた売場または所定のサービスカウンタに出向いて、商品を受け取ることになる。
【0059】
このように本実施の形態によれば、商品の買上後にすそ上げやネーム入れなどの加工を依頼した買物客は、商品引き渡し場所以外の売場からも、照会端末5を利用することで加工を依頼した商品の加工進捗状況を容易に確認することができる。したがって、買物客は加工が完了したことを確認してから商品引き渡し場所に出向けばよいので、加工が完了するまで規定の場所に束縛されることがなく、また、商品引渡し場所まで出向いても加工がまだ完了していないということがない。その結果、顧客へのサービス性を高めることができる上、店に対する信頼性も向上できる。
【0060】
また、本実施の形態においては、店員が買物客から商品の加工依頼を受けた際に、その商品の販売登録時に加工キー156を押下することで加工依頼を受諾したことになる。そしてその場合には、加工管理番号,加工商品の商品名及び数量,加工内容,加工完了予定時間等が記録される加工商品リスト(店用及び客用)が自動的に印字され発行されるので、引換券を手書きで作成する手間も不要となる。したがって、店員の負担を大幅に軽減でき、作業効率も向上される。
【0061】
また、加工完了予定時間が自動的に算出されて加工商品リストに印字されるので、新人やアルバイトなどの業務に不慣れな店員でも加工完了予定時間を客に間違えて教えることがなく、この点からも店に対する信頼性を向上できる効果を奏する。
【0062】
さらに、加工依頼された商品の加工進捗状況を管理するために加工完了時にその商品に付された加工管理リストの加工管理番号を店員が入力するが、本実施の形態では店用の加工商品リストに加工管理番号(お客様番号)をバーコードでも印字したので、本来、POSターミナル1が具備しているスキャナ17を利用して加工管理番号を簡単かつ正確に入力することができ、店員の負担増加にはならない。
【0063】
なお、POSターミナル1にカードリーダライタを接続し、図12に示した預/現計キー処理のST8において上記カードリーダライタに挿入されたカードに今回の加工管理番号を上書きする処理を付加することによって、前もって所定の加工管理番号を記憶した加工管理カードをチェックアウトカウンタに用意しておく必要がなくなる。
【0064】
また、ストアプロセッサ2において、各照会端末5から加工進捗状況の問合せがある毎に、その問合せがあった商品を加工している加工作業室に問合せがあったことを通知する機能を設けてもよい。また、ストアプロセッサ2において問合せがあった回数を商品別に計数し加工作業室に表示するようにしてもよい。一般に、買物客が加工進捗状況を問合せるということは、加工依頼した商品の出来上がりを待ち焦がれていると考えられる。したがって、加工作業担当者が問合せのあった商品さらには問合せの多い商品を優先的に加工することで、より一層サービス性を高められるようになる。
【0065】
また、商品テーブル121において各商品コード別に設定記憶される加工コードは、必ずしも1種類に限定されるものではない。複数種類の加工コードを設定可能とした場合には、図10のST10の処理で複数種の加工内容を加工コードともに表示し、加工キー156のキー処理時に加工コードを置数入力することによって選択できるようにするとよい。
この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0066】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、買上後に加工される商品の加工進捗状況を、商品引き渡し場所以外の場所からも客自身が容易に確認することができる上、客から加工依頼を受けた店員の負担を軽減できる買上商品管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態のシステム構成を示すブロック図。
【図2】 同実施の形態におけるストアプロセッサの要部構成を示すブロック図。
【図3】 同実施の形態における照会端末の要部構成を示すブロック図。
【図4】 同実施の形態におけるPOS端末の要部構成を示すブロック図。
【図5】 同実施の形態におけるPOS端末のキーボードを示す平面図。
【図6】 同実施の形態におけるPOS端末のRAMに形成する主要なメモリエリアを示す図。
【図7】 同実施の形態におけるPOS端末のRAMに形成するその他の主要なメモリエリアを示す図。
【図8】 同実施の形態においてPOS端末で作成する加工商品一覧テーブルの構成図。
【図9】 同実施の形態においてPOS端末で作成する加工完了商品テーブルの構成図。
【図10】 同実施の形態においてPOS端末のCPUが実行する単品登録処理の要部を示す流れ図。
【図11】 同実施の形態においてPOS端末のCPUが実行する加工キー処理の要部を示す流れ図。
【図12】 同実施の形態においてPOS端末のCPUが実行する預/現計キー処理の要部を示す流れ図。
【図13】 同実施の形態においてPOS端末のCPUが実行する加工完了キー処理の要部を示す流れ図。
【図14】 同実施の形態においてストアプロセッサのCPUが実行するテーブル受信処理の要部を示す流れ図。
【図15】 同実施の形態においてストアプロセッサのCPUが実行するコマンド受信処理の要部を示す流れ図。
【図16】 同実施の形態において照会端末のCPUが実行するメイン処理の要部を示す流れ図。
【図17】 同実施の形態においてPOS端末から印字発行される加工商品リストの一例を示す図。
【図18】 同実施の形態において照会端末の表示器に表示される加工商品処理状況画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1…POS端末
2…ストアプロセッサ
3,6…第1,第2の通信回線
5…照会端末
10,20,50…CPU
80…加工商品一覧テーブル
90…加工完了商品テーブル
121…商品テーブル
122…加工テーブル
156…加工キー
157…加工完了キー

Claims (2)

  1. 商品販売登録処理装置と照会端末とを通信手段で接続してなる買上商品管理システムにおいて、
    前記商品販売登録処理装置は、商品毎に買上後に加工できる商品か否かの識別情報を記憶する記憶手段と、客買上商品の販売データを登録処理する商品登録手段と、前記客買上商品が買上後に加工できる商品か否かを前記記憶手段に記憶された識別情報から判断する加工判断手段と、この加工判断手段により買上後に加工できる商品と判断されたことを条件に操作可能となり、操作されたことに応じて前記客買上商品が買上後に加工する商品であることを宣言する加工宣言手段と、1商取引として売上げられる客買上商品の登録終了を宣言する登録締め手段と、この登録締め手段により登録終了が宣言された1商取引で売上げられた客買上商品の中に前記加工宣言手段により買上後に加工すると宣言された商品が有るか否かを判断する商品判断手段と、この商品判断手段により買上後に加工すると宣言された商品有りと判断されると当該1商取引を識別する識別データを記録した記録媒体を発行する媒体発行手段と、前記加工宣言手段により買上後に加工する商品であると宣言された客買上商品の加工進捗状況をその客買上商品が売上げられた1商取引の識別データをキーとして管理する加工状況管理手段、この加工状況管理手段により管理される客買上商品の加工進捗状況を問合せに応じて通知する加工状況通知手段とを具備し
    前記照会端末は、前記記録媒体に記録される識別データを入力する識別データ入力手段と、前記入力手段により入力された識別データをキーとして前記商品販売登録処理装置で管理されている客買上商品の加工進捗状況を前記通信手段を介して問い合わせる加工状況問合せ手段、この加工状況問合せ手段による問合せに対して前記商品販売登録処理装置から通知される客買上商品の加工進捗状況を表示する加工状況表示手段とを具備したことを特徴とする買上商品管理システム。
  2. 前記記憶手段により記憶される識別情報は、加工の種類に対応した加工コードであり、
    前記商品販売登録処理装置は、前記加工コードにより買上後に加工できる商品と判断されるとその加工コードに応じた加工内容を表示する手段、をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の買上商品管理システム。
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