JP2001195664A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP2001195664A
JP2001195664A JP2000006291A JP2000006291A JP2001195664A JP 2001195664 A JP2001195664 A JP 2001195664A JP 2000006291 A JP2000006291 A JP 2000006291A JP 2000006291 A JP2000006291 A JP 2000006291A JP 2001195664 A JP2001195664 A JP 2001195664A
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JP
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sales
product
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sale
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JP2000006291A
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English (en)
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Teruyuki Shimazu
輝之 島津
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の期間内でのM&M方式における値引処
理を簡易な構成で実行することができる商品販売登録デ
ータ処理装置を得る。 【解決手段】 売上登録手段により売上登録処理された
まとめ売り構成商品の販売数量をまとめ売り情報に対応
付けて計数し(ステップS4)、計数された販売数量が
まとめ売り成立数量を満たすと判別された場合には(ス
テップS6のY)、そのまとめ売りが成立したまとめ売
り情報に対応付けられてまとめ売り条件記憶手段に記憶
された値引情報に基づいて値引処理を行なう(ステップ
S7)。また、計数された販売数量がまとめ売り成立数
量を満たさないと判別された場合には(ステップS6の
N)、そのまとめ売りが成立しなかったまとめ売り情報
とこのまとめ売り情報に対応付けられた販売数量とに基
づいて繰越データを生成し(ステップS9)、その繰越
データをコードシンボル化して値引補助券として印字発
行する(ステップS12)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
トやコンビニエンスストア等で使用されるPOS(Poin
t of Sales:販売時点管理)端末等の商品販売登録デー
タ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパーマーケット等において
は、例えば、単価100円の商品(商品の種類は異なっ
ても良い)を3個まとめて購入した場合には10%分値
引きして270円で販売する、という具合いに、まとめ
売り指定された商品(まとめ売り商品)を所定数量まと
めて購入した場合にはその合計額よりも安い金額で販売
することで顧客へのサービス向上を図るようにした販売
方式がある。このようなまとめ売りの販売方式は、ミッ
クス・アンド・マッチ(以下、“M&M”とする)方式
と称されている。
【0003】このようなM&M方式と称される商品のま
とめ売りに関して登録処理できる商品販売登録データ処
理装置では、まとめ売り商品を構成する商品の一取引に
おける販売数量をまとめ売り商品別に計数し、その計数
値がそのまとめ売り商品に関して設定されたまとめ売り
成立数量に達した場合には、まとめ売り条件が成立した
と判別して、値引処理するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のM&
M方式における値引処理は、一取引においてのみ処理さ
れていたため、同日に複数回来店して値引きの対象商品
であるまとめ売り商品を構成する商品を購入した場合に
は、まとめ売り商品を構成する商品の一取引における販
売数量をまとめ売り商品別にその都度計数するので、複
数回の取引の中ではまとめ売り成立数量に達していても
値引きがされないという問題があった。
【0005】そこで、このような状況を考慮し、所定の
期間内でのM&M方式における値引処理を実現するため
に、例えばICカード等に売上履歴を記憶して複数回の
取引の中でまとめ売り成立数量に達した場合にも値引処
理を実行することが考えられる。
【0006】しかしながら、上述したようにICカード
等を使用する場合には、カードリーダライタ等の導入に
コストがかかりすぎて現実的ではない。
【0007】本発明の目的は、所定の期間内でのM&M
方式における値引処理を簡易な構成で実行することがで
きる商品販売登録データ処理装置を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
商品コードに対応付けて少なくとも商品の販売価格情報
と商品のまとめ売りに関するまとめ売り情報とを記憶す
る商品マスタ記憶手段と、前記まとめ売り情報に対応付
けてまとめ売り成立数量と値引情報とを記憶したまとめ
売り条件記憶手段と、商品に付される前記商品コードと
その商品の販売数量とを入力する商品情報入力手段と、
この商品情報入力手段により入力された前記商品コード
に基づいて前記商品マスタ記憶手段から前記販売価格情
報を検索し、その検索された販売価格情報と前記商品情
報入力手段により入力された前記販売数量とに基づいて
売上登録処理する売上登録手段と、前記商品情報入力手
段により入力された前記商品コードに基づいて前記売上
登録手段により売上登録処理された商品がまとめ売り商
品を構成するか否かを判別するまとめ売り構成商品判別
手段と、このまとめ売り構成商品判別手段によりまとめ
売り構成商品であると判別された場合、そのまとめ売り
構成商品の前記販売数量を各まとめ売り情報に対応付け
てそれぞれ計数するまとめ売り構成商品数計数手段と、
このまとめ売り構成商品数計数手段により計数された各
まとめ売り情報に対応付けられた前記販売数量が前記ま
とめ売り条件記憶手段で各まとめ売り情報に対応付けら
れた各まとめ売り成立数量を満たすか否かを判別するま
とめ売り成立判別手段と、このまとめ売り成立判別手段
により前記販売数量が前記まとめ売り成立数量を満たす
と判別された前記まとめ売り情報に関して、そのまとめ
売り情報に対応付けられて前記まとめ売り条件記憶手段
に記憶された前記値引情報に基づいて値引処理するまと
め売り値引手段と、まとめ売り成立判別手段により前記
販売数量が前記まとめ売り成立数量を満たさないと判別
された前記まとめ売り情報に関して、そのまとめ売り情
報とこのまとめ売り情報に対応付けられた前記販売数量
とに基づいて繰越データを生成する繰越データ生成手段
と、この繰越データ生成手段により生成された前記繰越
データをコードシンボル化して印字した値引補助券を発
行する値引補助券発行手段と、この値引補助券発行手段
により印字発行された前記値引補助券の前記繰越データ
を読み取る繰越データ読取手段と、この繰越データ読取
手段により読み取られた前記繰越データに含まれる前記
まとめ売り情報に対応付けられた前記販売数量を前記ま
とめ売り構成商品数計数手段に供する繰越販売数量加算
手段と、を備える。
【0009】したがって、売上登録手段により売上登録
処理されたまとめ売り構成商品の販売数量がまとめ売り
構成商品数計数手段によってまとめ売り情報に対応付け
られて計数され、計数された販売数量がまとめ売り成立
数量を満たすとまとめ売り成立判別手段によって判別さ
れた場合にそのまとめ売りが成立したまとめ売り情報に
対応付けられてまとめ売り条件記憶手段に記憶された値
引情報に基づいて値引処理が行なわれるとともに、計数
された販売数量がまとめ売り成立数量を満たさないとま
とめ売り成立判別手段によって判別された場合にそのま
とめ売りが成立しなかったまとめ売り情報とこのまとめ
売り情報に対応付けられた販売数量とに基づいて繰越デ
ータが生成され、その繰越データがコードシンボル化さ
れて値引補助券として印字発行される。一方、印字発行
された値引補助券のコードシンボル化された繰越データ
が繰越データ読取手段により読み取られ、繰越データに
含まれるまとめ売り情報に対応付けられた販売数量がま
とめ売り構成商品数計数手段に供される。これにより、
まとめ売り成立数量に満たないまとめ売り構成商品の販
売数量の繰り越しが可能になるので、所定の期間内での
M&M方式における値引処理を簡易な構成で実行するこ
とが可能になる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の商
品販売登録データ処理装置において、前記値引補助券
は、前記売上登録手段による売上登録処理と前記まとめ
売り値引手段による前記値引処理とに基づいて印字発行
される買上レシートに連続して印字発行される。
【0011】したがって、値引補助券が買上レシートの
一部として発行されることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図8に基づいて説明する。本実施の形態は、商品販売
登録データ処理装置としてPOS端末を適用した一例で
ある。
【0013】図1は、POS端末1を示す外観斜視図で
ある。POS端末1は、ドロワ2上に載置されており、
このドロワ2の引出し3の開閉を制御する。このPOS
端末1は、上面に操作者の操作を受け付ける領域を備
え、その操作領域には金額や販売数量等を入力するため
の置数キーや売上処理において現金による締めを宣言す
るための預/現計キー等の各種のキーが集合するキーボ
ード4、図示しない鍵によって切り換え操作されるコン
トロールキー5、後述するレシートR(図8参照)を排
出するレシート発行口6、及びジャーナル窓7が設けら
れている。操作者から見て、キーボード4及びコントロ
ールキー5は右側の領域、レシート発行口6及びジャー
ナル窓7は左側の領域にそれぞれ配置されている。ま
た、POS端末1の右側上方には、操作者側の表示部と
して機能するディスプレイ8が配置され、このディスプ
レイ8の近傍には客側の表示部として機能する客側表示
ユニット9が立設されている。さらに、POS端末1に
は、商品コード等のバーコードを光学的に読み取るため
のバーコードスキャナ10が接続されている。加えて、
このPOS端末1には、フロッピーディスクドライブ
(FDD)11(図2参照)が内蔵されており、記憶媒
体であるフロッピーディスクFDの挿入を受け付けるF
D挿入口12が設けられている。
【0014】次に、POS端末1に内蔵された各部の電
気的接続を図2に基づいて説明する。図2に示すよう
に、このPOS端末1は、Microcomputer(以下、マイ
コンという。)13を内蔵し、このマイコン13が各部
を駆動制御する。マイコン13は、各部を集中的に制御
するCPU(Central Processing Unit)14に、アド
レスバス、データバス等のバスライン15を介して、起
動プログラム等の固定的データを予め格納するROM
(Read Only Memory)16と売上バッファや印字バッフ
ァ等の各種バッファを構成して各種データを書き換え自
在に格納するワークエリアとして機能するRAM(Rand
om Access Memory)17とタイマTとが接続されて構成
されている。なお、RAM17は、バッテリBTによっ
てバックアップされている。
【0015】さらに、CPU14に接続されたバスライ
ン15にはHDD(Hard Disk Drive)18が接続され
ており、このHDD18にはマイコン13を動作させる
制御プログラム、商品マスタファイル、M&Mテーブ
ル、売上登録に係る売上情報を記憶保持する売上ファイ
ル等が格納されている。ここで、図3は商品マスタファ
イルMFのファイル構造を模式的に示す説明図である。
商品マスタファイルMFは、商品マスタ記憶手段として
機能し、各商品の商品コードに対応する商品名、単価等
の商品マスタを記憶保持するデータファイルである。こ
の商品マスタファイルMFには、商品コードが設定され
る商品コードエリアaと、商品名が設定される商品名エ
リアbと、販売価格情報である単価が設定される販売価
格エリアcと、部門コードが設定される部門コードエリ
アd等により構成されている。また、この商品マスタフ
ァイルMFには、まとめ売り商品の場合に対応するまと
め売り情報であるM&Mコードが設定されるM&Mコー
ドエリアeも確保されている。なお、商品コードエリア
aに格納された商品コードが異なっているが同一のまと
め売り商品に属する商品である場合においては、M&M
コードエリアeには同一のM&Mコードが設定される。
【0016】次に、HDD18に格納されているM&M
テーブルについて説明する。ここで、図4はM&Mテー
ブルMTの構成を模式的に示す説明図である。M&Mテ
ーブルMTはまとめ売りに関する条件が設定されてまと
め売り条件記憶手段として機能するもので、このM&M
テーブルMTには、まとめ売り情報であるM&Mコード
が設定されるM&Mコードエリアf、まとめ売りが成立
するために必要なまとめ売り成立数量が設定される成立
数量エリアg、まとめ売りが成立した場合の割引率が設
定される割引率エリアh、M&Mコードが付与された商
品の各単価が設定される単価エリアiが設定されてい
る。なお、成立数量エリアgのまとめ売り成立数量と割
引率エリアhの割引率と単価エリアiの単価とにより、
値引情報が構成される。このようなM&MテーブルMT
は、各々M&Mコードエリアfに設定されたM&Mコー
ドによって商品マスタファイルMF側の個々の商品と関
連付けられる。
【0017】次に、RAM17について説明する。RA
M17には、売上バッファや印字バッファ等の各種バッ
ファの他、データ処理用の各種メモリエリアが形成され
ている。データ処理用の各種メモリエリアとしては、図
2に示すように、HDD18に記憶保持されている商品
マスタファイルを展開するための商品マスタ展開エリア
17a、カウントエリア17b等がある。
【0018】RAM17のカウントエリア17bは、ま
とめ買い数量をカウントするための領域である。ここ
で、図5はカウントエリア17bのデータ構造を模式的
に示す説明図である。図5に示すように、カウントエリ
ア17bは、販売数量jをM&Mコードkに対応付けて
記憶保持するものである。
【0019】HDD18には制御プログラムが格納され
ているので、POS端末1の起動時、HDD18に格納
された制御プログラムが商品マスタファイル等とともに
RAM17に書き込まれ、これによってマイコン13に
よる各部の駆動制御が可能な状態となる。マイコン13
によって駆動制御される各部を図2を参照して以下に説
明する。
【0020】FDD11は、FDD制御回路19を介し
てバスライン15に接続され、FDD制御回路19の動
作によってフロッピーディスクFDに記録されたプログ
ラムやデータ等を読み出してマイコン13に対して出力
し、また、マイコン13から出力されたデータ等をフロ
ッピーディスクFDに書き込む。
【0021】キーボード4は、キーボード入力回路20
を介してバスライン15に接続され、キーボード入力回
路20の動作によって操作されたキーに応じた信号をマ
イコン13に入力する。
【0022】コントロールキー5は、コントロールキー
入力回路21を介してバスライン15に接続され、コン
トロールキー入力回路21の動作によって切り換え位置
に応じた信号をマイコン13に入力する。マイコン13
は、コントロールキー5の出力信号に応じて、POS端
末1の動作モードを登録モード、設定モード、精算モー
ド、点検モード等の各業務モードに設定する。
【0023】ディスプレイ8は、表示制御回路22を介
してバスライン15に接続され、マイコン13からの表
示データが表示制御回路22に入力されると、表示制御
回路22に駆動されて所定事項を表示する。
【0024】客側表示ユニット9は、客側表示制御回路
23を介してバスライン15に接続され、マイコン13
からの客側表示データが客側表示制御回路23に入力さ
れると、客側表示制御回路23に駆動されて所定事項を
表示する。
【0025】バーコードスキャナ10は、スキャナ入力
回路24を介してバスライン15に接続され、スキャナ
入力回路24の動作によって読み取った商品コードのデ
ータをマイコン13に送信する。
【0026】また、POS端末1には、プリンタ25が
内蔵されており、マイコン13によって駆動制御され
る。このプリンタ25は、プリンタ制御回路26を介し
てバスライン15に接続され、マイコン13からの印字
データがプリンタ制御回路26に入力されると、プリン
タ制御回路26に駆動されてレシート用紙やジャーナル
用紙に所定事項を印字する。さらに、このプリンタ25
には、カッタ部(図示せず)が内蔵されている。このカ
ッタ部は、マイコン13によって駆動制御され、レシー
ト用紙を所定の位置において切断する。これにより、プ
リンタ25は、レシートR等の印字発行機能を発揮す
る。
【0027】POS端末1とは別体で設けられたドロワ
2も、マイコン13によって駆動制御される。このドロ
ワ2は、ドロワ制御回路27を介してバスライン15に
接続され、マイコン13からの開放信号に応じてドロワ
制御回路27が駆動されてドロワ2の引出し3の開放を
行なう。
【0028】次に、HDD18に格納された制御プログ
ラムがマイコン13に実行させる機能について説明す
る。起動後のPOS端末1では、コントロールキー5の
切り換え位置に応じて動作モードが選択される。つま
り、コントロールキー5の切り換え位置によって発生す
る出力信号に応じ、マイコン13がPOS端末1の動作
モードを登録モード、設定モード、精算モード、点検モ
ード等に設定する。本実施の形態においては、各モード
の処理について従来のPOS端末によって行なわれる処
理と同様の処理についてはその説明を省略する。
【0029】まず、コントロールキー5の切り換え操作
によって登録モードに設定されていることを条件として
実行される売上処理について説明する。ここで、図6は
売上処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【0030】図6に示すように、売上処理としては、ま
ず、売り上げ商品についてのバーコードスキャナ10に
よる商品コードの読み取りやキーボード4の置数キーに
よる商品コードの入力、及びキーボード4の置数キーに
よる販売数量の入力があるまで待機する(ステップS
1)。つまり、キーボード4とバーコードスキャナ10
とが商品情報入力手段として機能することになる。バー
コードスキャナ10による商品コードの読み取りやキー
ボード4の置数キーによる商品コードの入力、及びキー
ボード4の置数キーによる販売数量の入力等があったと
判断されると(ステップS1のY)、ステップS2にお
いて売上登録処理が実行される。この売上登録処理で
は、入力された商品コードに基づいて商品マスタファイ
ルMFを検索することにより得られた商品名と単価と部
門コードとによる売上データが売上バッファに記憶さ
れ、その単価等の取引情報がディスプレイ8や客側表示
ユニット9に表示される。ここに、売上登録手段の機能
が実行される。
【0031】続くステップS3においては、入力された
商品コードに基づいて商品マスタファイルMFのM&M
コードエリアeを検索することによりM&Mコードが設
定されているか否かを判別する。ここに、まとめ売り構
成商品判別手段の機能が実行される。M&Mコードが設
定されている場合には(ステップS3のY)、売上登録
された商品がまとめ売り商品を構成するものであるもの
として、その商品の販売数量をM&Mコードに対応付け
てRAM17のカウントエリア17bにおいて累積加算
して記憶する(ステップS4)。ここに、まとめ売り構
成商品数計数手段の機能が実行される。一方、商品マス
タファイルMFのM&MコードエリアeにM&Mコード
が設定されていない場合には(ステップS3のN)、売
上登録された商品がまとめ売り商品を構成するものでは
ないものとして、ステップS5に進む。
【0032】ステップS1〜S5の処理および後述する
ステップS13〜S14の処理は、キーボード4の預/
現計キーが操作されて締めが宣言されたと判断される迄
(ステップS5のY)、繰り返される。
【0033】キーボード4の預/現計キーが操作されて
締めが宣言されたと判断されると(ステップS5の
Y)、ステップS6に進み、M&Mが成立しているか否
かが判別される。ここで、M&Mが成立しているか否か
の判別は、RAM17のカウントエリア17bにおいて
M&Mコードkに対応付けて販売数量jが記憶されてお
り、かつ、その販売数量jが、M&MテーブルMTのM
&Mコードエリアfに設定されている同一のM&Mコー
ドに対応付けられている成立数量エリアgに記憶された
成立数量の整数倍以上であるか否かによって判別され
る。ここに、まとめ売り成立判別手段の機能が実行され
る。
【0034】M&Mが成立していると判別した場合には
(ステップS6のY)、ステップS7に進み、値引処理
が実行される。値引処理は、M&Mコードに基づいてM
&MテーブルMTの割引率エリアhに記憶された割引率
を取得した後、M&Mコードに基づいてM&Mテーブル
MTの単価エリアiに記憶されている単価に成立数量を
乗算した金額に当該割引率を乗じて算出した金額を値引
金額として売上バッファに記憶する。ここに、まとめ売
り値引手段の機能が実行される。その後、ステップS1
0に進む。
【0035】例えば、RAM17のカウントエリア17
bに記憶されているM&Mコードkが“0001”の販
売数量が“5”である場合(図5参照)である場合につ
いて説明する。図4に示すように、M&MテーブルMT
のM&MコードエリアfのM&Mコード“0001”に
対応する成立数量エリアgに記憶された成立数量は“5
(個)”であることにより、カウントエリア17bに記
憶された販売数量“5”は成立数量エリアgに記憶され
た成立数量の1倍になるので、このような場合にはM&
Mが成立しているという判別がなされる。なお、この場
合に取得される割引率エリアhに記憶された割引率は、
図4のM&MテーブルMTに基づけば、“15%”であ
る。したがって、当該M&Mコード“0001”を有す
る商品の単価は、図4に示すM&MテーブルMTの単価
エリアiによれば“100(円)”であることから、
「100×5×0.15=75」により“75(円)”
が値引金額として算出される。
【0036】なお、本実施の形態においては、値引情報
を成立数量エリアgのまとめ売り成立数量と割引率エリ
アhの割引率と単価エリアiの単価とにより構成した
が、これに限るものではなく、単純に、まとめ売りが成
立した場合の値引金額そのものをM&MテーブルMTに
設定するようにしても良い。
【0037】一方、M&Mが成立していないと判別した
場合には(ステップS6のN)、ステップS8に進み、
RAM17のカウントエリア17bにM&Mコードkに
対応付けて販売数量jが記憶されているか否かが判断さ
れる。RAM17のカウントエリア17bにM&Mコー
ドkに対応付けて販売数量jが記憶されている場合には
(ステップS8のY)、ステップS9に進み、繰越デー
タであるM&Mバーコードデータが生成される。ここ
に、繰越データ生成手段の機能が実行される。ここで、
図7はM&Mバーコードデータの構成を例示的に示す説
明図である。図7に示すように、M&Mバーコードデー
タは、M&Mバーコードデータであることを示すフラグ
(ここでは、例えば25とする。)と、RAM17のカ
ウントエリア17bに記憶されているM&Mコードkで
あるM&Mコードと、RAM17のカウントエリア17
bに記憶されているM&Mコードkに対応付けられた販
売数量jである数量と、チェックデジット(C/D)と
により構成されている。
【0038】また、RAM17のカウントエリア17b
にM&Mコードkが記憶されていない場合には(ステッ
プS8のN)、そのままステップS10に進む。
【0039】ステップS10においては、締め処理が実
行される。この締め処理では、売上バッファに記憶され
た売上データや、この売上データに基づく消費税額、売
上合計金額等が算出された後に印字バッファに記憶さ
れ、ドロワ2の引出3が解放される。加えて、この締め
処理では、ステップS9で生成されたM&Mバーコード
データも印字バッファに記憶される。
【0040】続くステップS11においては、RAM1
7のカウントエリア17bをクリアする。
【0041】また、続くステップS12においては、レ
シート発行処理が実行される。レシート発行処理では、
印字バッファに記憶された取引内容およびM&Mバーコ
ードデータがプリンタ25によって印字されてレシート
発行口6からレシートRとして発行される。
【0042】ここで、図8は発行されたレシートRの一
例を示す平面図である。レシートRは、従来から発行さ
れているレシートと同様に取引内容が印字されている買
上レシートR1と、選択的に印字発行される値引補助券
であるサービス券R2とで構成されている。サービス券
R2には、M&Mが成立しなかった分のM&Mバーコー
ドデータがバーコード化されたM&MバーコードBCが
印字されている。このサービス券R2は、M&Mバーコ
ードデータが生成されたM&Mコードkの数だけ印字発
行される。ここに、値引補助券発行手段が実現されてい
る。
【0043】このようなサービス券R2の取り扱いにつ
いて図6を参照して説明する。サービス券R2は、キー
ボード4の預/現計キーが操作されて締めが宣言される
前に客から操作者に手渡されることが処理条件とされて
いる。売り上げ商品についてのバーコードスキャナ10
による商品コードの読み取り等に並行して、手渡された
サービス券R2のM&MバーコードBCが繰越データ読
取手段としても機能するバーコードスキャナ10によっ
て読み取られてM&Mバーコードデータの入力があった
と判断されると(ステップS13のY)、ステップS1
4に進み、そのM&Mバーコードデータに含まれるM&
Mコードが有効であるか否かが判断される。なお、M&
Mバーコードデータに含まれるM&Mコードが有効であ
るか否かの判断は、当該M&MコードがM&Mテーブル
MTのM&Mコードエリアfに設定されているか否かに
よって判断される。したがって、まとめ売り期間が超過
した場合には、まとめ売り情報であるM&MコードをM
&MテーブルMTのM&Mコードエリアfから削除する
ことにより、まとめ売り期間が超過したM&Mバーコー
ドデータに含まれるM&Mコードは、無効と判断され
る。
【0044】M&Mバーコードデータに含まれるM&M
コードが有効であると判断された場合には(ステップS
14のY)、ステップS4に進み、M&Mバーコードデ
ータに含まれる販売数量をM&Mコードに対応付けてR
AM17のカウントエリア17bにおいて累積加算して
記憶する。つまり、M&MバーコードBCのM&Mバー
コードデータに含まれるM&Mコードに対応付けられた
販売数量が、本取引において売上登録された同一のM&
Mコードを有する商品の販売数量に加算されることにな
る。ここに、繰越販売数量加算手段の機能が実行され
る。
【0045】一方、M&Mバーコードデータに含まれる
M&Mコードが無効であると判断された場合には(ステ
ップS14のN)、そのままステップS4に進む。
【0046】ここに、バーコードスキャナ10等により
商品コードが入力されて売上登録処理されたまとめ売り
構成商品の販売数量がM&Mコードに対応付けて計数さ
れ、計数された販売数量がまとめ売り成立数量を満たす
と判別された場合にそのまとめ売りが成立したM&Mコ
ードに対応付けられてM&MテーブルMTに記憶された
値引情報に基づいて値引処理が行なわれるとともに、計
数された販売数量がまとめ売り成立数量を満たさないと
判別された場合にそのまとめ売りが成立しなかったM&
MコードとこのM&Mコードに対応付けられた販売数量
とに基づいてM&Mバーコードデータが生成され、その
M&Mバーコードデータがバーコード化されてサービス
券R2として印字発行される。一方、印字発行されたサ
ービス券R2のバーコード化されたM&Mバーコードデ
ータはバーコードスキャナ10により読み取られ、M&
Mバーコードデータに含まれるM&Mコードに対応付け
られた販売数量がまとめ売り構成商品数計数手段に供さ
れる。これにより、まとめ売り成立数量に満たないまと
め売り構成商品の販売数量を繰り越すことができるの
で、所定の期間内でのM&M方式における値引処理を簡
易な構成で実行することができる。
【0047】なお、本実施の形態においては、サービス
券R2を買上レシートR1に連続的に印字した一枚のレ
シートRを発行するようにしたが、これに限るものでは
なく、サービス券R2を買上レシートR1とは切り離し
て発行するようにしても良い。
【0048】また、本実施の形態においては、商品販売
登録データ処理装置としてPOS端末1に適用したが、
これに限るものではなく、ECR(Electric Cash Regi
ster)に適用しても良い。
【0049】さらに、本実施の形態においては、コード
シンボルとしてバーコードを適用したが、これに限るも
のではなく、データコード等の二次元コードを適用して
も良い。
【0050】なお、本実施の形態では、制御プログラム
がHDD18に格納されていたが、これに限るものでは
なく、フロッピーディスクFD、CD−ROM(図示せ
ず)等の記憶媒体に制御プログラムを格納しても良い。
なお、フロッピーディスクFD、CD−ROMは、PO
S端末1に固定的に設けられておらず、単体で取り扱え
る交換自在な記憶媒体としての形態を備え、FDD11
や図示しないCD−ROMドライブを用いることによっ
て制御プログラムを読み出すことでマイコン13による
各処理が可能になる。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、売上登録
手段により売上登録処理されたまとめ売り構成商品の販
売数量をまとめ売り構成商品数計数手段によってまとめ
売り情報に対応付けて計数し、計数された販売数量がま
とめ売り成立数量を満たすとまとめ売り成立判別手段に
よって判別された場合にそのまとめ売りが成立したまと
め売り情報に対応付けられてまとめ売り条件記憶手段に
記憶された値引情報に基づいて値引処理を行なうととも
に、計数された販売数量がまとめ売り成立数量を満たさ
ないとまとめ売り成立判別手段によって判別された場合
にそのまとめ売りが成立しなかったまとめ売り情報とこ
のまとめ売り情報に対応付けられた販売数量とに基づい
て繰越データを生成し、その繰越データをコードシンボ
ル化して値引補助券として印字発行する。一方、印字発
行された値引補助券のコードシンボル化された繰越デー
タを繰越データ読取手段により読み取り、繰越データに
含まれるまとめ売り情報に対応付けられた販売数量をま
とめ売り構成商品数計数手段に供する。これにより、ま
とめ売り成立数量に満たないまとめ売り構成商品の販売
数量を繰り越すことができるので、所定の期間内でのM
&M方式における値引処理を簡易な構成で実行すること
ができる。
【0052】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の商品販売登録データ処理装置において、売上登録手
段による売上登録処理とまとめ売り値引手段による値引
処理とに基づいて印字発行される買上レシートに連続し
て値引補助券を印字発行することにより、値引補助券を
買上レシートの一部として発行することができる。され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のPOS端末を示す外観
斜視図である。
【図2】POS端末に内蔵された各部の電気的接続を示
すブロック図である。
【図3】商品マスタファイルのファイル構造を模式的に
示す説明図である。
【図4】M&Mテーブルの構成を模式的に示す説明図で
ある。
【図5】カウントエリアのデータ構造を模式的に示す説
明図である。
【図6】売上処理の流れを概略的に示すフローチャート
である。
【図7】M&Mバーコードデータの構成を例示的に示す
説明図である。
【図8】レシートの一例を示す平面図である。
【符号の説明】
4 商品情報入力手段、繰越データ読取手段 10 商品情報入力手段 MF 商品マスタ記憶手段 MT まとめ売り条件記憶手段 R1 買上レシート R2 値引補助券

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品コードに対応付けて少なくとも商品
    の販売価格情報と商品のまとめ売りに関するまとめ売り
    情報とを記憶する商品マスタ記憶手段と、 前記まとめ売り情報に対応付けてまとめ売り成立数量と
    値引情報とを記憶したまとめ売り条件記憶手段と、 商品に付される前記商品コードとその商品の販売数量と
    を入力する商品情報入力手段と、 この商品情報入力手段により入力された前記商品コード
    に基づいて前記商品マスタ記憶手段から前記販売価格情
    報を検索し、その検索された販売価格情報と前記商品情
    報入力手段により入力された前記販売数量とに基づいて
    売上登録処理する売上登録手段と、 前記商品情報入力手段により入力された前記商品コード
    に基づいて前記売上登録手段により売上登録処理された
    商品がまとめ売り商品を構成するか否かを判別するまと
    め売り構成商品判別手段と、 このまとめ売り構成商品判別手段によりまとめ売り構成
    商品であると判別された場合、そのまとめ売り構成商品
    の前記販売数量を各まとめ売り情報に対応付けてそれぞ
    れ計数するまとめ売り構成商品数計数手段と、 このまとめ売り構成商品数計数手段により計数された各
    まとめ売り情報に対応付けられた前記販売数量が前記ま
    とめ売り条件記憶手段で各まとめ売り情報に対応付けら
    れた各まとめ売り成立数量を満たすか否かを判別するま
    とめ売り成立判別手段と、 このまとめ売り成立判別手段により前記販売数量が前記
    まとめ売り成立数量を満たすと判別された前記まとめ売
    り情報に関して、そのまとめ売り情報に対応付けられて
    前記まとめ売り条件記憶手段に記憶された前記値引情報
    に基づいて値引処理するまとめ売り値引手段と、 まとめ売り成立判別手段により前記販売数量が前記まと
    め売り成立数量を満たさないと判別された前記まとめ売
    り情報に関して、そのまとめ売り情報とこのまとめ売り
    情報に対応付けられた前記販売数量とに基づいて繰越デ
    ータを生成する繰越データ生成手段と、 この繰越データ生成手段により生成された前記繰越デー
    タをコードシンボル化して印字した値引補助券を発行す
    る値引補助券発行手段と、 この値引補助券発行手段により印字発行された前記値引
    補助券の前記繰越データを読み取る繰越データ読取手段
    と、 この繰越データ読取手段により読み取られた前記繰越デ
    ータに含まれる前記まとめ売り情報に対応付けられた前
    記販売数量を前記まとめ売り構成商品数計数手段に供す
    る繰越販売数量加算手段と、を備える商品販売登録デー
    タ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記値引補助券は、前記売上登録手段に
    よる売上登録処理と前記まとめ売り値引手段による前記
    値引処理とに基づいて印字発行される買上レシートに連
    続して印字発行される請求項1記載の商品販売登録デー
    タ処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034916A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Toshiba Tec Corp 商品販売登録データ処理装置
JP2011096273A (ja) * 2010-12-16 2011-05-12 Toshiba Tec Corp 商品販売登録データ処理装置

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