JPH07240281A - 飲食店向け照明制御装置 - Google Patents

飲食店向け照明制御装置

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JPH07240281A
JPH07240281A JP3035494A JP3035494A JPH07240281A JP H07240281 A JPH07240281 A JP H07240281A JP 3035494 A JP3035494 A JP 3035494A JP 3035494 A JP3035494 A JP 3035494A JP H07240281 A JPH07240281 A JP H07240281A
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JP
Japan
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dimming
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JP3035494A
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English (en)
Inventor
Toshimasa Kogori
敏正 古郡
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 客が注文した飲食メニューのデータを入力す
るだけで、自動的にその客が着いた食卓を照明する照明
光を注文メニューに対して最適な状態に調光できるよう
にする。 【構成】 各種の飲食メニュー商品毎にそれぞれ付され
るメニューコードに対応して照明光の調光に関するデー
タとして優先順位データと調光データとをメニューファ
イルに予め設定し記憶している。そして、客が注文した
飲食メニュー商品のメニューコード及びその客が着いた
食卓の卓番号をハンディターミナルから入力すると、こ
の入力されたメニューコードに対応する調光に関するデ
ータをメニューファイルから検索し、この検索された調
光に関するデータに基づいて、入力された卓番号の食卓
を照明する照明器具による照明光を自動的に調光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファミリーレストラン
等の飲食店において客席に設けられた照明器具の照明光
を調光するのに用いられる飲食店向け照明制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファミリーレストラン等の飲食店
では、無線回路を内蔵したオーダ入力用のハンディター
ミナルと、パーソナルコンピュータ等で構成された中継
機との間で無線によるデータ通信を可能にするととも
に、中継機に伝票プリンタ,キッチンプリンタ及び電子
式キャッシュレジスタをインラインで接続してなる注文
データ管理システムが実用化されている。
【0003】この注文データ管理システムにおいては、
ウエイターやウエイトレスと呼ばれる接客担当者がハン
ディターミナルを携帯し、客から飲食メニュー商品の注
文を受けると、その注文内容を客席の卓番号等とともに
入力する。そうすると、この入力データが中継機に無線
送信され、中継機にて自動発番される一連の取引番号に
対応して入力データが記憶管理されるとともに、入力デ
ータに基づいて注文伝票及び調理指示伝票の印字データ
が作成され、伝票プリンタからは注文伝票が、またキッ
チンプリンタから調理指示伝票がそれぞれ発行される。
これにより、調理担当者は調理指示伝票の内容に基づい
て調理を行い、接客担当者は注文伝票の内容に従い調理
メニューを配膳する。
【0004】その後、客の会計時には電子式キャッシュ
レジスタから注文伝票に印字されている取引番号を入力
する。そうすると、中継機にて記憶管理されていた該当
取引番号のデータに基づいて合計金額の出力,レシート
発行等の会計処理が行われるものとなっていた。
【0005】ところで一般に、食品は照明光の色や明る
さ等によって味を引立てさせることができるのはよく知
られている。そこで、客が注文した飲食メニューに応じ
て、その客が着いた食卓を照明する照明光の色や明るさ
を調整することにより、調理品の美味しさを視覚の面か
らも向上させることができれば、店にとって好都合であ
る。
【0006】このような運用を実現するためには、従
来、接客担当者が客から注文を受けた際にその客が着い
た食卓を照明する照明器具の輝度レベルや色フィルタ等
を手動で切換操作して調光する必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
いては、客が注文した飲食メニューに応じてその客が着
いた食卓を照明する照明光の色や明るさを調整するため
には、接客担当者が該当する照明器具の輝度レベルや色
フィルタ等を手動で切換操作して調光しなければなら
ず、煩雑で接客担当者の負担が増加される懸念がある
上、客にとっても接客担当者による調光作業が煩わしく
感じられる場合があり、実用的でなかった。
【0008】そこで本発明は、客が注文した飲食メニュ
ーのデータを入力するだけで、自動的にその客が着いた
食卓を照明する照明光を注文メニューに対して最適な状
態に調光することができ、調光作業の負担を生じ得ずか
つ客に不快感を与えることなく、調理品の美味しさを視
覚の面からも向上させることができる飲食店向け照明制
御装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、各種の飲食メ
ニュー商品毎にそれぞれ付されるメニューコードに対応
して照明光の調光に関するデータを予め設定し記憶する
調光データ記憶手段と、客が注文した飲食メニュー商品
のメニューコード及びその客が着いた食卓の卓番号を入
力する注文データ入力手段と、この入力手段により入力
されたメニューコードに対応する調光に関するデータを
調光データ記憶手段による記憶データから検索するデー
タ検索手段と、この検索手段により検索された調光に関
するデータに基づいて入力手段により入力された卓番号
の食卓を照明する照明光を調光する自動調光手段とを備
えた飲食店向け照明制御装置である。
【0010】
【作用】このような構成の本発明であれば、注文データ
入力手段により客が注文した飲食メニュー商品のメニュ
ーコード及びその客が着いた食卓の卓番号を入力する
と、各種の飲食メニュー商品にそれぞれ付されるメニュ
ーコードに対応して照明光の調光に関するデータを予め
設定し記憶している調光データ記憶手段の記憶データの
なかから、入力されたメニューコードに対応する調光に
関するデータが読出される。そして、その調光に関する
データに基づいて客が着いた食卓を照明する照明光が自
動的に調光される。
【0011】従って、人為的な調光作業を行うことな
く、客が注文した飲食メニューに対して最適な照明光で
その客が着いた食卓が照らされ、調理品の美味しさが視
覚の面からも高められる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の照明制御装置をファミリーレ
ストラン等の飲食店における注文データ管理システムに
組込んだ一実施例について、図面を参照しながら説明す
る。
【0013】図1はかかる注文データ管理システムの概
要を示す模式図である。複数台のハンディターミナル1
は、各接客担当者が客から注文を受けた飲食メニュー商
品のメニューコードや注文点数を、その客が着いた食卓
の卓番号及び客の人数や、接客担当者に予め割り当てら
れている責任者コード等とともに入力するのに供するも
のである。
【0014】各ハンディターミナル1には、それぞれ主
制御部としてのCPU(中央処理装置)、主記憶部とし
てのROM(リード・オンリ・メモリ)及びRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)の他に、無線通信によるデ
ータの送受信を制御する無線回路が搭載されている。
【0015】また、ハンディターミナル1の筐体正面に
は表示器1aとキーボード1bが設けられている。
【0016】キーボード1bには、飲食メニュー商品の
メニューコード,注文点数,卓番号,人数,責任者コー
ド等を入力するための各種ファンクションキーや入力し
た注文データの無線送信を指令するための送信キーが配
設されている。表示器1aはキー入力データの確認のた
めに設けられており、例えばメニューコードをキー入力
したときには、該当する飲食メニュー商品の名称が表示
されるようになっている。
【0017】ここに、ハンディターミナル1は注文デー
タ入力手段を構成する。
【0018】中継機2は、各ハンディターミナル1から
無線送信される注文データ伝文等を受信するための無線
機3を接続している。また、LAN(ローカル・エリア
・ネットワーク)回線4を介して、電子式キャッシュレ
ジスタ5、伝票プリンタ6及びキッチンプリンタ7の各
電子機器をインラインで接続している。
【0019】前記電子式キャッシュレジスタ5は、例え
ば店の会計場所に設置されており、キーボード,スキャ
ナ,レシート/ジャーナルプリンタ,表示器,ドロワ等
を備え、飲食を終えた客の会計業務等に供される。
【0020】前記伝票プリンタ6は、例えば店の厨房と
客席とを仕切るカウンタの上に設置されており、中継機
2の制御によって客が注文した飲食メニュー商品の名
称,注文点数,単価及び金額とその合計金額とともに、
客に対して発番される一連の取引番号、客が着いた食卓
の卓番号、接客担当者の責任者コード、客の人数、日付
等が印字された注文伝票を印字発行する。
【0021】前記キッチンプリンタ7は、例えば厨房内
に設置されており、中継機2の制御によって客が注文し
た飲食メニュー商品の名称,注文点数等が印字された調
理指示伝票を印字発行する。
【0022】前記中継機2は、セレクタ8を介して、客
席に配設された複数の照明器具9a,9b,…9nによ
る照明光をそれぞれ調光するための照明コントローラ1
0a,10b,…10nを接続している。
【0023】前記セレクタ8は、中継機2からの選択信
号に応じて1乃至複数の照明コントローラ10a〜10
nを選択し、その選択した照明コントローラ10a〜1
0nに対して前記中継機2からの調光データを供給する
ものである。
【0024】図3は前記中継機2の要部構成を示すブロ
ック図である。すなわち、中継機2は、主制御部として
のCPU21、主記憶部としてのROM22及びRAM
23を搭載するとともに、日時を計時する時計部24、
各種飲食メニュー商品の名称,単価等のメニューデータ
を予め記憶してなるメニューファイル25、前記LAN
回線4を通じて各電子機器との間で行われるデータ通信
を制御するLANインタフェース26、前記無線機3と
の間で行われるデータ通信を制御する無線機インタフェ
ース27及び前記セレクタ8に照明器具9a〜9nの選
択信号及び調光データ信号を送出するI/Oポート28
等を搭載している。
【0025】そして、前記CPU21と、ROM22,
RAM23,時計部24,メニューファイル25,LA
Nインタフェース26,無線機インタフェース及びI/
Oポート28とをバスライン29で接続して構成され
る。
【0026】前記メニューファイル25は、図4に示す
ように各種飲食メニュー商品毎にそれぞれ付されるメニ
ューコードに対応して、該当する名称,単価,優先順
位,調光データ,ステータス等の各種データを予め設定
し記憶するもので、フロッピーディスク等の外部記憶装
置によって形成される。
【0027】ここで、調光データとは該当する飲食メニ
ュー商品が美味しく見えるための最適な照明光の明るさ
を示すデータである。また、優先順位データとは全飲食
メニュー商品のなかでどのメニューに比重をおいて照明
光を調光すればよいのかを順位付けしたものである。因
みに、優先順位は主食品である肉,魚,米,麺等を用い
たメインメニューを高く、副食品であるサラダ,菓子,
ドリンク等のメニューを低く設定すると好都合である。
【0028】すなわち、この調光データと優先順位デー
タは、照明光の調光に関するデータである。ここに、メ
ニューファイル25は調光データ記憶手段を構成する。
【0029】また、前記中継機2のRAM23には、C
PU21が処理するデータを一時格納するためのワーク
エリア等の他、特に図5に示すように、客席に配置され
ている各食卓にそれぞれ付された一連の卓番号に対応し
て、その食卓を照明している照明器具9a〜9nに付さ
れている照明IDコードを予め設定し記憶する卓番号/
照明IDテーブル23aと、1客の注文データが入力さ
れる毎に+1ずつカウントアップされる取引番号カウン
タ23bと、1客の注文データをその客に対して発番さ
れた取引番号とともに記憶管理する注文管理ファイル2
3cが形成されている。
【0030】ここで、本実施例では、客席に並べられた
各食卓には、それぞれ照明コントローラ10a〜10n
によって輝度を自動調整可能な照明器具9a〜9nが1
器ずつ配設されているものとする。そして、卓番号「0
1」の食卓には照明IDコード「001」の照明器具9
aが配設され、卓番号「02」の食卓には照明IDコー
ド「002」の照明器具9bが配設され、卓番号「N
N」の食卓には照明IDコード「0NN」の照明器具9
nが配設されているものとする。
【0031】しかして、接客担当者は客から注文を受け
ると、ハンディターミナル1のキーボード1bを操作し
て、先ず客が着いている食卓の卓番号、担当者自身に割
当てられている責任者コード及び客の人数を入力する。
次いで、客から注文を受けた全ての飲食メニュー商品の
メニューコード及び注文点数を順次入力する。そして、
最後に送信キーを入力する。
【0032】こうすることにより、ハンディターミナル
1においては入力データに基づいて図2(a)に示すフ
ォーマットの注文データ伝文が作成されて無線送信され
る。この無線送信された注文データ伝文は、例えば客席
の天井部分に取付けられた無線機3によって受信され、
中継機2に取込まれる。
【0033】このとき、中継機2のCPU21は、無線
機インタフェース27を介して前記注文データ伝文の受
信を検知すると、図6のST1〜ST8に示す処理を実
行するようにプログラムされている。
【0034】すなわち、ST(ステップ)1として伝文
の受信有りを判断し、ST2としてその受信伝文がハン
ディターミナル1からの注文データ伝文であることを確
認すると、ST3として前記取引番号カウンタ23bを
+1だけカウントアップする。
【0035】次に、ST4として注文データ登録処理を
行う。すなわち、先ず受信した注文データ伝文に含まれ
る全てのメニューコードで前記メニューファイル25を
検索し、各メニューコードに対応する名称,単価,優先
順位,調光データ,ステータス等のデータを読出してR
AM23のワークエリアに格納する。次いで、注文メニ
ュー商品毎に単価に注文点数を乗じて注文点数分の金額
を算出し、メニューコード,名称,単価,点数,金額か
らなる注文登録データを作成する。また、全注文メニュ
ー商品の合計金額を算出する。しかる後、前記注文管理
ファイル23cに、取引番号カウンタ23bのカウント
値である取引番号に対応して、ワークエリア内の卓番
号,責任者コード及び人数と、全注文メニュー商品の注
文登録データ及びその合計金額とを登録する。
【0036】次に、ST5として前記注文管理ファイル
23cに登録したデータと時計部24にて計時されてい
る日付データとに基づいて注文伝票及び調理指示伝票の
各印字データを編集し、注文伝票の印字データを伝票プ
リンタ6に、調理指示伝票の印字データをキッチンプリ
ンタ7にそれぞれLANインタフェース26及びLAN
回線4を介して送信する。
【0037】次に、ST6として前記ワークエリアに格
納された優先順位データのうち、最も優先順位が高い
(小さい)データを探す。そして、該当する優先順位デ
ータを検出したならば、ST7としてその優先順位デー
タに対応する調光データを読出す。
【0038】しかる後、ST8としてワークエリア内の
卓番号で卓番号/照明IDテーブル23aを検索して対
応する照明IDコードを読出し、この照明IDコードと
前記調光データとをI/Oポート28を介してセレクタ
8に送信して、この注文データ伝文受信処理を終了す
る。
【0039】ここで、セレクタ8は、照明IDコード及
び調光データを受信すると、照明I/Dコードが一致す
る照明器具の照明コントローラ10a〜10nに対して
調光データを供給する。
【0040】各照明コントローラ10a〜10nは、調
光データが入力されると、その調光データに基づいて対
応する照明器具9a〜9nによる照明光の輝度を自動的
に調整する。
【0041】ここに、中継機2におけるCPU21の前
記ST6及びST7の処理はデータ検索手段を構成す
る。また、前記CPU21のST8の処理と、セレクタ
8と、各照明コントローラ10a〜19nとは自動調光
手段を構成する。
【0042】一方、電子式キャッシュレジスタ5の操作
責任者は、飲食を終えた客の会計業務が発生すると、そ
の客に対する注文伝票に印字されている取引番号を入力
する。なお、入力方法は取引番号をテンキーで置数する
方法や、取引番号に対応するバーコードを注文伝票に印
字するようにし、このバーコードをスキャナで読取る方
法等がある。
【0043】こうして、電子式キャッシュレジスタ5に
おいて取引番号が入力されると、この電子式キャッシュ
レジスタ5から図2(b)に示すフォーマットの精算問
合せ伝文がLAN回線4を介して中継機2に送信され
る。
【0044】このとき、中継機2のCPU21は、LA
Nインタフェース26を介して前記精算問合せ伝文の受
信を検知すると、図6のST1,ST2及びST9〜S
T14に示す処理を実行するようにプログラムされてい
る。
【0045】すなわち、ST1として伝文の受信有りを
判断し、ST2としてその受信伝文が注文データ伝文で
はなく、ST9として精算問合せ伝文であることを確認
すると、ST10として伝文中の取引番号で前記注文管
理ファイル23cを検索する。
【0046】この検索の結果、ST11として該当する
取引番号のデータが前記注文管理ファイル23cに登録
されていないことを確認すると、ST12として取引番
号未登録によるエラーであることを示すエラー応答伝文
を作成し、LANインタフェース26及びLAN回線4
を介して電子式キャッシュレジスタ5に送信したなら
ば、この精算問合せ伝文受信処理を終了する。
【0047】これに対し、ST11にて該当する取引番
号のデータ(卓番号,責任者コード,人数,注文メニュ
ー商品毎の注文登録データ,全注文メニュー商品の合計
金額等)が前記注文管理ファイル23cに登録されてい
ることを確認した場合には、ST13としてその登録デ
ータに基づいて図2(c)に示すフォーマットの精算デ
ータ伝文を作成し、LANインタフェース26及びLA
N回線4を介して電子式キャッシュレジスタ5に送信す
る。
【0048】しかる後、ST14として該当取引番号の
データ中の卓番号で卓番号/照明IDテーブル23aを
検索して対応する照明IDコードを読出し、この照明I
Dコードと予め設定されている標準輝度レベルの調光デ
ータとをI/Oポート28を介してセレクタ8に送信し
て、この精算問合せ伝文受信処理を終了する。
【0049】ここで、電子式キャッシュレジスタ5は、
前記精算データ伝文を受信すると、その伝文中の合計金
額を表示器に表示させるとともに、レシート/ジャーナ
ルプリンタによって伝文中の取引番号,責任者コード,
人数,全注文登録データ,合計金額等をレシート用紙及
びジャーナル用紙等に印字する。
【0050】なお、データ印字されたレシート用紙はレ
シート発行口から排出され切断されてレシートとして客
に渡される。また、ジャーナル用紙は電子式キャッシュ
レジスタ5の内部にて巻き取られる。
【0051】このように構成された本実施例において
は、接客担当者が客席の食卓に着いた客から飲食メニュ
ー商品の注文を受け、ハンディターミナル1を用いてそ
の注文メニューのデータを食卓の卓番号等とともに入力
し無線送信を指令すると、ハンディターミナル1からは
図2(a)に示すフォーマットの注文データ伝文が無線
送信される。そして、この無線送信された注文データ伝
文は無線機3にて受信され、中継機2に取込まれる。
【0052】中継機2においては、受信した注文データ
伝文に基づいて従来と同様の注文データ登録処理、調理
指示伝票及び注文伝票の発行処理が行われるとともに、
注文メニューの中で最も優先順位が高いメニューが検索
され、その最優先メニューに対応する調光データが選択
される。また、卓番号/照明IDテーブル23aから注
文データ伝文中の卓番号に対応する照明IDコードが読
出される。
【0053】そして、この照明IDコード及び選択され
た調光データがセレクタ8に送信される。これにより、
セレクタ8から照明IDコードが一致する照明コントロ
ーラに当該調光データが供給され、この照明コントロー
ラによって対応する照明器具の照明光が調光データに応
じて調光される。
【0054】一方、飲食を終えた客が会計を申し出て、
当該客に対する注文伝票に印字されている取引番号を電
子式キャッシュレジスタ5からキー入力すると、電子式
キャッシュレジスタ5からは図2(b)に示すフォーマ
ットの精算問合わせ伝文が中継機2にインライン送信さ
れる。
【0055】中継機2においては、受信した精算問合わ
せ伝文中の取引番号で従来と同様に注文管理ファイル2
3cが検索され、該当するデータが検出されると、その
データに基づいて図2(c)に示すフォーマットの精算
データ伝文が作成されて、電子式キャッシュレジスタ5
にインライン送信される。これにより、電子式キャッシ
ュレジスタ5ではレシート発行等が行われる。
【0056】また、注文管理ファイル23cから検索さ
れたデータの卓番号に対応する照明コードが卓番号/照
明IDテーブル23aから読出される。そして、この照
明IDコード及び予め設定された標準輝度レベルの調光
データがセレクタ8に送信される。これにより、セレク
タ8から照明IDコードが一致する照明コントローラに
当該調光データが供給され、この照明コントローラによ
って対応する照明器具の照明光が標準輝度レベルに調光
される。
【0057】例えば図4に示すメニューファイル25の
データ設定例において、卓番号「01」の食卓に着いた
客が「ハンバーグ」と「和風サラダ」と「コーヒー」と
を注文した場合、飲食メニュー「ハンバーグ」の優先順
位が最も高いので、照明IDコード「001」の照明器
具9aの輝度が、飲食メニュー「ハンバーグ」の調光デ
ータ「999」に応じて自動的に調整される。すなわち
卓番号「01」の食卓は、客が注文した飲食メニュー
「ハンバーグ」が視覚の面からも美味しく見える輝度レ
ベルで照明される。
【0058】その後、この客が会計を行うと、この食卓
を照明する照明器具9aの照明光は、予め設定されてい
る標準輝度レベルに戻る。
【0059】その後、別の客がこの卓番号「01」の食
卓に着いて例えば「ステーキ」と「コーヒー」を注文し
た場合、飲食メニュー「ステーキ」の優先順位が最も高
いので、照明IDコード「001」の照明器具9aの輝
度が、今度は飲食メニュー「ステーキ」の調光データ
「555」に応じて自動的に調整される。すなわち卓番
号「01」の食卓は、客が注文した飲食メニュー「ステ
ーキ」が視覚の面からも美味しく見える輝度レベルで照
明される。
【0060】このように本実施例における飲食店向け照
明制御装置は、各種の飲食メニュー商品毎にそれぞれ付
されるメニューコードに対応して照明光の調光に関する
データとして優先順位データと調光データとをメニュー
ファイル25に予め設定し記憶している。
【0061】そして、客が注文した飲食メニュー商品の
メニューコード及びその客が着いた食卓の卓番号をハン
ディターミナル1から入力すると、この入力されたメニ
ューコードに対応する調光に関するデータをメニューフ
ァイル25から検索し、この検索された調光に関するデ
ータに基づいて、入力された卓番号の食卓を照明する照
明器具9a〜9nによる照明光を自動的に調光するよう
にしたものである。
【0062】従って、客が注文した飲食メニューの調理
品が視覚の面からも美味しく見えるように、その客が着
いた食卓を照明する照明光を自動的に調光できる。この
場合において、人為的な調光作業が不要であり、調光作
業の負担を生じ得ない上、調光作業が煩わしく客に不快
感を与えるようなこともない。
【0063】また、客が会計をした後は、その客が着い
ていた食卓の照明光を自動的に予め設定されている標準
輝度レベルに戻すようにしている。従って、次の客が席
に着いたときに照明に違和感を感じることもない。
【0064】なお、前記実施例では調光データに応じて
照明光の輝度レベルを自動調整したが、輝度レベルのみ
ならず色や光の向き等を自動調整することによって、調
理品にとって最適な照明を得るようにしてもよい。
【0065】また、前記実施例では前記飲食メニュー商
品に対して優先順位を割付け、複数の飲食メニュー商品
の注文があった場合には最優先の飲食メニュー商品に設
定されている調光データで該当する照明器具の照明光を
調光したが、複数の飲食メニュー商品の注文があった場
合には、その注文があった全飲食メニュー商品に設定さ
れている調光データの平均等を演算し、その演算結果に
基づいて該当する照明器具の照明光を調光するようにし
てもよい。
【0066】また、前記実施例では注文データ入力手段
として無線式のハンディターミナルを示したが、電子式
キャッシュレジスタ5のキーボード等から注文メニュー
コード及び卓番号を入力してもよい。この他、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿
論である。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、客
が注文した飲食メニューのデータを入力するだけで、自
動的にその客が着いた食卓を照明する照明光を注文メニ
ューに対して最適な状態に調光することができ、調光作
業の負担を生じ得ずかつ客に不快感を与えることなく、
調理品の美味しさを視覚の面からも向上させることがで
きる飲食店向け照明制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である注文データ管理システ
ムの概要を示す模式図。
【図2】同実施例において用いられる各種伝文のフォー
マット図。
【図3】同実施例における中継機の要部ブロック図。
【図4】図3に示すメニューファイルの構成図。
【図5】図3に示すRAMに設けられる主要なメモリエ
リアを示す図。
【図6】図3に示すCPUが実行する主要な伝文受信処
理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…ハンディターミナル(注文データ入力手段) 2…中継機 3…無線機 8…セレクタ(自動調光手段) 9a〜9n…照明器具 10a〜10n…照明コントローラ(自動調光手段) 21…CPU(データ検索手段,自動調光手段) 25…メニューファイル(調光データ記憶手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種の飲食メニュー商品毎にそれぞれ付
    されるメニューコードに対応して照明光の調光に関する
    データを予め設定し記憶する調光データ記憶手段と、 客が注文した飲食メニュー商品のメニューコード及びそ
    の客が着いた食卓の卓番号を入力する注文データ入力手
    段と、 この入力手段により入力されたメニューコードに対応す
    る調光に関するデータを前記調光データ記憶手段による
    記憶データから検索するデータ検索手段と、 この検索手段により検索された前記調光に関するデータ
    に基づいて前記入力手段により入力された卓番号の食卓
    を照明する照明光を調光する自動調光手段とを具備した
    ことを特徴とする飲食店向け照明制御装置。
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