JP2020201597A - 情報処理装置、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】注文に対する従業員の対応を支援する。【解決手段】注文品を少なくとも示す注文情報を店舗端末20から受信する受信手段112と、店舗内に設置される出力装置40−n(n=1〜3)のうち、受信手段112により受信された注文情報の示す注文品の種類に対応して選択される出力装置40−nにて注文情報が出力されるように、出力を制御する制御手段114と、を有する注文管理装置90、を提供する。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
近年、飲食店における人手不足が深刻となっている。他方、顧客の注文態様の多様化や店側が提供するサービスの多様化に伴い、接客担当者や調理担当者などを含む従業員の負担が増加している。このような観点から、飲食店における担当者の負担を軽減しサービスの低下を招かないようにするための仕組みが提案されている(特許文献1等)。
特許文献1には、厨房に設置される表示装置(キッチンモニタ)と注文入力装置とを具備するオーダリングシステムの発明が開示されている。このオーダリングシステムでは、注文入力された商品の調理指示が複数の表示態様(単品表示態様、注文単位別表示態様、マトリクス表示態様)のいずれかで表示装置に表示され、商品の調理が完了すると、完了した調理指示に対応する商品の配膳指示が表示装置に表示される。
特開2019−067463号公報
飲食店によっては、キッチンモニタやキッチンプリンタのように注文情報を受信可能な端末が店舗内の複数の場所に複数設置されている場合がある。このような場合、例えば、入力された注文情報を全ての端末に送信した場合と、各担当者が自らの担当するべき注文品をチェックすることが煩雑になり、注文情報のチェックミスが発生し易くなる。注文情報のチェックミスは注文品が提供されない、あるいは重複提供されるといった事態の要因となる。このような注文情報の確認作業に関する問題は、飲食店にとどまらない。
本発明は、注文に対する従業員の対応を支援することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、注文品を少なくとも示す注文情報を受信する受信手段と、店舗に設けられた複数の出力装置のうち前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品に対応して選択される1以上の出力装置にて該注文情報が出力されるように、出力を制御する制御手段と、を有する情報処理装置、を提供する。
より好ましい態様の情報処理装置においては、前記制御手段は、前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品の種類に対応する出力装置を、該注文情報の出力先として選択する、ようにしてもよい。
別の好ましい態様の情報処理装置においては、前記制御手段は、前記受信手段により受信された注文情報の送信元の端末に対応する出力装置を、該注文情報の出力先として選択する、ようにしてもよい。
また、別の好ましい態様の情報処理装置においては、前記注文情報は、注文品の品数または量を表し、前記制御手段は、前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品の品数または量に応じた出力装置を、該注文情報の出力先として選択する、ようにしてもよい。
また、別の好ましい態様の情報処理装置においては、一の注文情報において複数の注文品が指定され、前記制御手段は、前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品の組み合わせに対応する出力装置を、該注文情報の出力先として選択する、ようにしてもよい。
また、別の好ましい態様の情報処理装置においては、前記店舗の稼働状況を示す情報を取得する取得手段を更に備え、前記制御手段は、前記取得手段により取得された情報の示す稼働状況に応じた出力装置を、前記受信手段により受信された注文情報の出力先として選択する、ようにしてもよい。
また、別の好ましい態様の情報処理装置においては、前記複数の出力装置の各々は、印刷機能と表示機能の少なくとも一方を有し、前記制御手段は、前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品に対応する機能を有する出力装置を、該注文情報の出力先として選択する、ようにしてもよい。
また、別の好ましい態様の情報処理装置においては、前記制御手段は、前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品の提供条件に適合する出力装置を、該注文情報の出力先として選択する、ようにしてもよい。
また、別の好ましい態様の情報処理装置においては、前記複数の出力装置は第1の店舗および第2の店舗に設けられ、前記制御手段は、前記第1の店舗に設けられた出力装置を優先的に選択し、前記第1の店舗において前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品の提供を実行できない場合、前記第2の店舗に設けられた出力装置のなかから、該注文情報の出力先を選択する、ようにしてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明は、コンピュータに、注文品を少なくとも示す注文情報を端末から受信する受信ステップと、店舗に設けられた複数の出力装置のうち前記受信ステップにて受信された注文情報の示す注文品に対応して選択される1以上の出力装置にて注文情報が出力されるように、出力を制御する制御ステップと、を実行させるプログラム、を提供する。上記プログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)やDVD(Digital Versatile Disc)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に書き込んで配布してもよいし、インターネットなどの電気通信回線経由を介してダウンロードさせてもよい。
本発明によれば、注文に対する従業員の対応が支援される。
本発明の一実施例によるオーダリングシステム1の概要を示す図である。 注文情報の一例を示す図である。 注文管理装置90のハードウェア構成例を示す図である。 店舗情報テーブルの一例を示す図である。 注文管理装置90の機能構成例を示す図である。 出力制御装置401のハードウェア構成例を示す図である。 出力制御テーブルの一例を示す図である。 出力制御装置401の機能構成例を示す図である。 同実施例の動作例である。 本発明の他の実施例に係るオーダリングシステム1Aの概要を示す図である。 注文管理装置90Aの機能構成例を示す図である。 出力制御テーブルの他の例を示す図である。 同システムの動作例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
<1.構成>
図1は、本発明の一実施例によるオーダリングシステム1の概要を示す図である。オーダリングシステム1は、飲食店X(以下、単に「店X」と呼ぶ)の店舗内に構築される店舗システム100−1を含む。同図の例では、店Xとは異なる店Yの店舗内にも同様の店舗システム100−2が設けられている。なお、店舗システム100-1および100-2は、設けられた出力装置40の数や出力装置40の詳細な機能は異なっていてもよいが、自店舗宛の注文を出力装置40から選択的に出力する機能(詳細は後述する)を有する点で共通する。
図1に示すように、各店舗システム100は、店舗端末20と、売り上げ管理装置30と、出力装置40−1〜40−3と、各出力装置に接続された出力制御装置401-1〜401−3とを備える。
店舗システム100は、更に、注文管理装置90、ユーザ端末70−1および70−2、注文代行業者サーバ80を有する。なお、ユーザ端末70−1は、店外にいるユーザが所有する携帯端末であり、ユーザ端末70-2は、店Xに来店したユーザが所有する携帯端末を意味する。
図1に示すように、売り上げ管理装置30は、店Xの店舗内に設けられた店舗内LAN(Local Area Network)50に接続される。店舗内LAN50は有線LANであってもよいし、無線LANであってもよい。また、店舗内LAN50は、ルータあるいはゲートウェイ等の中継装置(図1では図示略)を介して移動通信網を含むインターネット60に接続されている。
店舗端末20は、タッチパネルを搭載したコンピュータ、あるいは各接客担当者が携帯する入力端末として実現され、店Xに来店し料理等を注文する顧客の注文内容を、顧客または接客担当者によって入力させるための装置である。店舗端末20は、接客担当者による入力に応じて顧客の注文内容を示す注文情報を生成し、注文管理装置90および売り上げ管理装置30へ送信する。なお、図1では、便宜上、店舗端末20は一つのみ例示されているが、複数の店舗端末20が店舗システム100に含まれてもよい。同様に、ユーザ端末70−2の数も任意である。
図2は、注文情報の一例を示す図である。この例では、注文情報には、注文内容を示す情報(この例では、注文品の種類を示す情報、注文品を一意に示す注文品識別情報、注文品の品数または量を示す情報)、注文元を示す情報(この例では、注文なされた顧客がいる店および当該顧客が着席しているテーブル)、付帯情報(この例では、注文時刻を示す情報、および注文品の提供条件を示す情報)等が含まれている。その他、注文元と提供先が異なる場合(例えば店外で注文して店内で商品やサービス提供を受けるような注文態様)は、提供先についての情報が注文情報に含まれていてもよい。
ここで、注文情報には少なくとも、注文品識別情報を特定する情報および注文元を示す情報が含まれていればよい。なお、一つの注文情報には、1種類の注文品に関する情報のみが含まれてもよいし、複数種の注文品(注文品の組み合わせ)に関する情報が含まれてもよい。
ここで、注文品の種類とは、食べ物/飲み物といった区分のほか、西洋料理/和風料理、ソフトドリンク/アルコールといったジャンルでもよい。要するに、店舗内の提供場所ないし担当者など、その店舗の業務体制に対応じて種類の区分を規定することができる。
注文品識別情報の一例としては、メニューにおける掲載順等に応じて予め注文品に付与された一連番号等の注文品IDまたは注文品の名称を示す文字列が挙げられ、本実施例では後者が採用されている。注文元を示す情報の例としては、注文元である顧客の着席しているテーブルを示す情報や店舗端末20の識別子、ユーザ端末70−1の通信アドレス、注文代行業者サーバ80の通信アドレスであってもよい。
ここで、店舗内のテーブルにいる顧客がユーザ端末70−2を用いて注文を行う場合は、一例として、以下のようにして注文元情報を注文情報に内包させる。顧客は例えば店舗側から提供される、提供可能品の一覧(メニュー)の表示、注文の入力、入力された注文に基づく注文情報を生成および情報処理装置への送信を行うためのアプリケーションプログラムをインストールしておく。顧客は、着席すると、当該アプリケーションプログラムを起動し、テーブルに貼られ各テーブルを一意に識別するテーブル番号が内包されたQRコード(登録商標)を、ユーザ端末70を用いて読取る。読取ったテーブル番号は当該アプリケーションプログラムに引き渡される。以後、当該アプリケーションプログラムは、全ての注文情報に読取ったテーブル番号を内包させる。
提供条件の一例としては、テイクアウトまたはイートインであるか、提供時刻の定めがあるか等が挙げられる。テイクアウトとは、注文品を店内から持ち出して店外で食べられるように注文品を提供する態様をいい、イートインとは、店内で飲食できるように注文品を提供する態様をいう。
本実施例の店舗システム100では、店舗端末20の他にインターネット60に接続可能なユーザ端末70−1(例えば、スマートフォン)、またはインターネット60に接続される注文代行業者サーバが注文情報の送信元となり得る。具体的には、ユーザ端末70を所有する顧客が、テイクアウトを所望する飲食物に関する情報を来店前に店Xのポータルサイト等から入力する態様、来店後、テーブルに着席した後に店Xのメニュー情報にアクセスして注文品を選択する態様等が挙げられる。なお、ユーザ端末70のユーザによる来店後のメニュー情報のアクセスを容易にするために、QRコードにメニュー画面にアクセスするための情報(URL等)が内包されてもよい。
売り上げ管理装置30は、インターネット60または店舗内LAN50を介して受信する注文情報に基づいて注文品の売上実績を単品単位で集計する装置である。売り上げ管理装置30については、一般的なPOS(Point of sale system)におけるものと特段に変わるところはないため、詳細な説明を省略する。
出力装置40−1〜40−3の各々は、店Xの店舗内に設置され、従業員が主に注文内容の確認のために使用する端末である。出力装置40−1〜40−3の各々は、有線または無線により、注文管理装置90に接続される。好ましくは、出力装置40−1〜40−3の各々は、受信した注文情報を画面表示する表示機能と同注文情報を印刷用紙等の記録媒体に印刷する印刷機能の少なくとも一方を有する。なお、画面への文字や画像の表示に替えておよび加えて、合成音声などの音声を用いて注文情報を従業員に通知するものであってもよい。以下では、出力装置40−1〜40−3の各々を区別する必要が無い場合には、「出力装置40」と表記する。表示機能を有する出力装置40の具体例としてはキッチンモニタが挙げられる。印刷機能を有する出力装置40の具体例としてはキッチンプリンタが挙げられる。
また、各出力装置40には、出力制御装置401と有線または無線により情報の授受を行うための通信インタフェースが設けられている。各出力装置40は、出力制御装置401と接続された状態で使用され、出力制御装置401から供給される制御信号に基づいて動作する。
各出力制御装置401は、インターネット60を介して注文情報を注文管理装置90から取得し、取得した注文情報に基づいて制御信号を生成して出力装置40に供給する。一例として、出力制御装置401は、インターネット60に4G等の移動通信網を介して接続する一方、出力装置40とはBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格に従ってそれぞれ情報の授受を行う。出力制御装置401は、例えばスマートフォンなどの携帯型の情報処理装置として実現される。なお、出力装置40および出力制御装置401はハードウェアとして一体に構成されたいわゆるIoT機器であってもよい。
本実施例では、出力装置40−1〜40−3の各々は、店Xの店舗内の所定の場所に設置される。例えば、店Xの店舗内が1階フロアと2階フロアとに区分けされ、1階フロアにはイートインの顧客が飲食を行うためのテーブルが設置されたホールAとテイクアウト用の料理を調理するためのキッチンBとが、2階フロアにはイートイン向けの料理等を調理するためのキッチンCが設けられていたとする。この場合、出力装置40−1はホールAに、出力装置40−2はキッチンCに、出力装置40−3はキッチンBにそれぞれ設置されることが考えられる。なお、出力装置40は、携帯型の端末であってもよい。また、本実施例の店舗システム100には、3つの出力装置40が含まれているが、出力装置40の個数は例示にすぎない。
注文管理装置90は、インターネット60を介して注文情報を受信し、受信した注文情報を、注文先ごとに振り分ける装置である。具体的には、注文管理装置90は、注文情報を、注文先の店の店舗システム100内の出力制御装置401−1〜401−3のいずれか1つ以上(好ましくは全て)に送信する。
図3は、注文管理装置90のハードウェア構成例を示す図である。図3に示すように、注文管理装置90は、プロセッサ110と、メモリ120と、ストレージ130と、通信I/F部140とを備える。図3に示すように、これらの装置は、バス150を介して接続されている。
プロセッサ110は、プログラムをメモリ120に読み出して実行することにより、各種の処理を実行する。例えばプロセッサ110は、CPU(Central Processing Unit)により構成されてもよい。メモリ120は、プロセッサ110により実行されるプログラムを記憶する。例えばメモリ120は、ROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)により構成されてもよい。
ストレージ130は、各種のデータおよびプログラムを記憶する。例えばストレージ130は、ハードディスクドライブまたはフラッシュメモリにより構成される。ストレージ130には、本実施例の特徴を顕著に示す制御をプロセッサ110に実現させる制御プログラムが予め記憶されている。加えて、図4に示すように、ストレージ130には、店舗情報テーブルが記憶される。店舗情報テーブルは、各店に対応付けて、その店に設置された全ての出力装置40に対応する出力制御装置401に接続するための情報が記憶される。同図の例では、店X(店舗システム100-1)には3台の出力制御装置401が対応付けられ、店Y(店舗システム100−2)には2台の出力制御装置401が対応付けられている。通信I/F部140は、インターネット60を介したデータ通信を行う。
図5は、注文管理装置90の機能構成例を示す図である。
注文管理装置90は、受信手段102と注文管理手段104とを備える。同図における受信手段102と注文管理手段104は、ストレージ130に記憶された制御プログラムと、この制御プログラムを実行するプロセッサ110との協働により、プロセッサ110の演算により実現されるソフトウェアモジュールである。プロセッサ110は、制御プログラムをストレージ130からメモリ120に読み出してその実行を開始し、受信手段112および制御手段114として機能する。
受信手段102は、インターネット60を介して端末(店舗端末20、ユーザ端末70または注文代行業者サーバ80)から送信された注文情報を受信する。注文管理手段104は、店舗情報テーブルを参照して、受信した注文情報に含まれる注文元情報によって特定される店に対応付けられた全ての出力制御装置401へ、当該注文情報を転送する。
なお、注文元情報とは別に注文先についての情報が注文情報に含まれていた場合、注文先情報に従って転送先を決定する。
加えて、注文管理装置90は、各店舗システム100に係る30が有する少なくとも一部の情報(注文情報や会計に関する情報など)を記憶し、店舗システム100からの要求に応じて返信するする機能を有していてもよい。更に、注文管理装置90は、各店舗システム100が設置された店舗の全てのメニュー情報を有し、ユーザ端末70や注文代行業者サーバ80からの要求に応じて各店舗のメニュー情報を提供する機能を有していてもよい。
図6は、出力制御装置401のハードウェア構成例を示す図である。同図に示すように、出力制御装置401は、プロセッサ110と、メモリ120と、ストレージ130と、通信I/F部140とを備える。これらの装置は、バス150を介して接続されている。
プロセッサ110は、プログラムをメモリ120に読み出して実行することにより、各種の処理を実行する。例えばプロセッサ110は、CPU(Central Processing Unit)により構成されてもよい。メモリ120は、プロセッサ110により実行されるプログラムを記憶する。例えばメモリ120は、ROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)により構成されてもよい。ストレージ130は、各種のデータおよびプログラムを記憶する。ストレージ130は、例えば半導体メモリである。
ストレージ130には、本実施例の特徴を顕著に示す制御をプロセッサ110に実現させる制御プログラムが予め記憶されている。通信I/F部140は、インターネット60を介したデータ通信を行う。加えて、ストレージ130には、受信した注文情報に応じて自装置が担当する出力装置40をどのように制御するのかを規定する情報が記憶される。
図7は、ストレージ130に記憶された出力制御テーブルの一例である。店舗情報テーブルは、注文品の種別に対応する制御内容が記述される。この例では、当該出力制御装置401においては、受信した注文情報が飲み物である場合は当該注文情報を出力装置40-1へ出力する命令を送出し、料理である場合または簡易メニューである場合は当該注文情報を出力しないことが規定されている。なお、一の注文情報に異なる注文種別が含まれている場合は、注文情報のうち出力すべき注文品についての情報のみを抽出して制御信号を生成する。
図8は、出力制御装置401の機能構成例を示す。
出力制御装置401は、受信手段112と制御手段114とを備える。同図における受信手段112と制御手段114は、ストレージ130に記憶された制御プログラムと、この制御プログラムを実行するプロセッサ110との協働により、プロセッサ110の演算により実現されるソフトウェアモジュールである。プロセッサ110は、制御プログラムをストレージ130からメモリ120に読み出してその実行を開始し、受信手段112および制御手段114として機能する。
受信手段112は、注文管理装置90から60を介して注文情報を受信する。制御手段114は、店舗に設けられた複数の出力装置40のうち受信手段112により受信された注文情報が示す注文品に対応して選択される1以上の出力装置40にて注文情報が出力されるように、出力を制御する。具体的には、制御手段114は、出力制御テーブルを参照して、該受信した注文情報に記述された注文品の種別に対尾する制御内容を決定し、決定した内容に従って、必要に応じて制御信号を生成して出力装置40に供給する。
制御手段114による制御の具体的な態様としては、以下に述べる第1〜第5の態様、およびこれら5つの態様のうちの任意の複数の組み合わせが考えられる。なお、各態様において、実現したい制御内容に応じて、注文情報と制御内容との関係を出力制御テーブルに予め記述しておけばよい。
第1の態様では、各出力制御装置401に係る制御手段114によって、各出力制御装置401の受信手段112により受信された注文情報の示す注文品の種類に対応する出力装置40が、該注文情報の出力先として選択される。具体的には、各出力制御装置401の制御手段114は、自装置が有する出力制御テーブルを参照して注文情報の出力の有無を決定する。
例えば、受信手段112により受信された注文情報の示す注文品のうち、飲み物についてはホールAの端末(すなわち、出力装置40−1)から、料理一般についてはキッチンCの端末(すなわち、出力装置40−3)から、料理一般に比較して調理が簡単な簡易メニュー(例えば、盛り付けるだけ、電子レンジで温めるだけなど)についてはキッチンBの端末(すなわち、出力装置40−2)から、それぞれ出力される。
当該第1の態様においては、更に出力装置40の機能を考慮して注文情報の出力先が決定されてもよい。例えば、料理に関する注文情報については、当該注文情報が必ず印刷されるように、その出力先として印刷機能を有する出力装置40を設定しておき、飲み物に関する注文情報については、当該注文情報が画面表示されるように、その出力先として表示機能を有する出力装置40を設定しておけばよい。具体的には、各出力制御装置401に記憶される出力制御テーブルに、自装置に接続された出力装置40の機能を考慮した制御内容を記述しておけばよい。
なお、出力制御テーブルについては上記制御プログラムに埋め込んでおいてもよいし、制御プログラムとは別個にストレージ130に記憶させておいてもよい。
第2の態様では、制御手段114は、注文情報の送信元の端末に対応する出力装置40が、該注文情報の出力先として選択される。具体的には、各出力制御装置401の制御手段114は、注文情報の送信元が、店舗端末20、ユーザ端末70-1、70-2、注文代行業者サーバ80のいずれであるのかに応じて、各出力装置40への注文情報の出力の可否を決定する。
例えば、まず、注文情報の送信元の種別を示す情報に対応付けて当該情報の示す送信元からの注文情報の出力先となる店舗端末20を示す情報が記述された出力制御テーブルを各出力制御装置401のストレージ130に予め記憶させておく。そして、各制御手段114には、注文情報に内包された送信元の識別情報に基づいて送信元を特定し、上記出力制御テーブルを参照して、受信手段112により受信された注文情報の出力装置40への送信の可否を決定する。なお、注文情報の送信元がユーザ端末70-1である場合には、当該ユーザ端末70−1の位置情報を制御手段114に取得させ、当該ユーザ端末70-2が店内に位置しているのか、店外に位置しているのかに応じて注文情報の出力の可否を決定してもよい。
この態様によれば、例えば、注文元ごとに処理担当者が定められている業務体制の場合、各担当者は自分の担当する出力装置のみをチェックすれば足りる。
第3の態様では、各出力制御装置401の受信手段112により受信された注文情報の示す注文品の品数または量に対応する出力装置40が、該注文情報の出力先として選択される。例えば、飲み物または料理については、原則的には、図7に例示する出力制御テーブルの格納内容に従って注文情報の出力の可否が決定されるが、注文品の品数または量が予め定められた閾値を上回っている場合であって、注文品に対応できるフロアが複数ある場合などは、例外的に、出力装置40−1に替えてまたは加えて、出力装置40−2が出力先として選択されるように、各出力制御装置401に格納された出力制御テーブルにおいて、品数または量に出力の可否が依存するように制御内容を記述してもよい。
なお、同一の注文情報を複数の出力装置40から出力させる場合は、注文情報に、同一の注文情報を共有している他の出力装置40の情報や当該注文を複数のフロアでどのように分担すべきかを示す情報を内包させ、注文情報に加えて当該情報も出力装置40から出力させてもよい。これにより、注文情報に対する処理を複数のフロアにいる従業員が協力して行うことが支援される。
第4の態様では、各受信手段112により受信された注文情報の示す注文品の組み合わせに対応する出力装置40が、該注文情報の出力先として選択される。具体的には、注文情報の示す注文品の組み合わせに対応付けて当注文情報の出力の可否を格納した出力制御テーブルをストレージ130に予め記憶させておく。各制御手段114は、当該出力制御テーブルを参照して、該受信した注文情報の出力の可否を決定するようにすればよい。例えば、複数の厨房のうち一つの厨房は、セットメニューなど特定の料理の組み合わせを提供するのみ適した従業員体制を予め構築しておき、当該特定の料理の組み合わせの注文は当該厨房に設けられた出力装置40のみ通知し、単品で注文があった場合には料理品の種類に対応する出力装置へ通知するといった運用が考えられる。
第5の態様では、受信手段112により受信された注文情報の示す注文品の提供条件に適合する出力装置40が、該注文情報の出力先として選択される。提供条件とは、例えば、テイクアウトまたはイートインなどの提供の態様に関する条件、注文品の提供タイミングに関する情報(例えば同一のテーブルから複数の品が注文された場合に当該複数の品を同一のタイミングで提供するという条件)である。例えば、店Xの1階フロアと2階フロアのそれぞれにドリンクマシーンがあり、注文されたドリンクの用意はいずれのドリンクマシーンによっても可能である場合において、ドリンクについてはより迅速に提供されるように、注文元の顧客が1階フロアにいる場合には1階フロアの出力装置40が注文情報の出力先として選択されるように、各出力制御装置401の出力制御テーブルの内容を記述しておく。
上記各態様において、注文情報の出力先を決定するに際し、注文品と出力先との対応関係が記述されたテーブルを用いる以外のアルゴリズムを用いてよい。また、このアルゴリズムはルールベースのものに限らず、注文の内容や条件に応じて最も効率的な業務が実現されるように機械学習させて得られた学習済みモデルであってもよい。
また、各出力制御装置401において制御プログラムに従って動作するプロセッサ110は、受信ステップと制御ステップとを含む方法を実行する。受信ステップでは、各出力制御装置401の受信手段112は、それぞれ店舗端末20、ユーザ端末70-1または70-2、または注文代行業者サーバ80から注文情報を受信する。制御ステップでは、各出力制御装置401の制御手段114が協働して、複数の出力装置40のうち受信ステップSA100にて受信された注文情報の示す注文品に対応して選択される1以上の出力装置40にて注文情報が出力されるように、出力を制御する制御手段として機能する。
<2.動作>
図9は同システムの動作例を示す。
この例では、店舗システム100が設けれた店Xに来店した顧客が、自身の有するスマートフォン(ユーザ端末70-2)を用いて注文を行う。
顧客は、注文管理装置90等が提供するアプリケーションプログラムを実行し、注文管理装置90にアクセスしてその店舗のメニュー情報にアクセスし、ユーザ端末70にメニューが画面を表示させる(SB110)。そして、顧客が着席したテーブルに貼られたQRコードをスマートフォンで撮影する。このQRコードにはその店舗の識別子およびテーブル番号が内包されている。
以降、店舗の識別子およびテーブル番号は、顧客がスマートフォンを用いて注文を入力した場合に生成され、当該アプリケーションから注文管理装置90に送信するされる注文情報に内包される。これにより、注文管理装置90は注文元(提供先)を認識する。
顧客がスマートフォンを操作して注文を行って(SB120)、注文情報を注文管理装置90が受信すると(SB130)、注文管理装置90は注文情報を記憶する(SB140)。そして、注文管理装置90は当該注文情報から特定される注文情報を転送先の店を決定する(SB150)。そして、該決定した店の出力制御装置401の全てに注文情報を送信する(SB170)。注文情報を受信した各出力制御装置401は出力制御を行い、条件が適合する場合は、出力装置40から注文情報を出力させる。
前述したように、本実施例では、各出力制御装置401のストレージ130には図7に示す出力制御テーブルが予め記憶されており、各プロセッサ110によって、前述の第1の態様で注文品の種類に対応する出力装置40が選定される。本動作例において、店舗端末20から送信された注文情報の示す注文品の種別は簡易メニューであり、簡易メニューに対して出力が可能なのは出力装置40−2のみとなっている。よって、送信された注文情報は出力装置40−2からのみ出力される。キッチンBにおいて調理を行う簡易メニューの調理担当者は、出力装置40−2から出力される注文情報から注文品と提供先を確認し、当該簡易メニューの調理を行い、自らもしくは接客担当者に指示して、提供先(注文者の顧客)に提供する。
その後、店舗システム100の売り上げ管理装置30から、店舗および提供先の情報(例えばテーブル番号)が内包された会計要求を受信すると、注文管理装置90は、当該提供先に関連付けられた注文情報をストレージ130から抽出し、必要に応じて、予め注文管理装置90が記憶している価格情報などを用いて、抽出した注文情報に対応する会計情報を生成し、該生成された会計情報を当該売り上げ管理装置30へ送信してもよい。
本実施例によれば、簡易メニューに関する注文情報が、キッチンCに設置されている出力装置40−3に転送されることはないので、キッチンCにて簡易メニューが重複して調理されるといった事態が発生することはない。この際、簡易メニューの調理担当者はキッチンBに設置されている出力装置40−2についてのみを確認すればよく、出力装置40−1および出力装置40−3を確認する必要はない。同様に、料理の調理担当者はキッチンCに設置されている出力装置40−3についてのみその出力を確認すればよく、出力装置40−1および出力装置40−2の出力を確認する必要はない。
本実施例によれば、注文品の種類に応じて予め定められた出力装置のみに当該注文品に関する情報が出力される。換言すると、各担当者には自身が処理を行わねばならない注文のみが通知される。これにより、注文品のチェックに要する担当者の手間が軽減され、注文品の提供し忘れや注文品が重複提供される等のチェックミスに起因する不具合の発生を低減させることができる。
<3.変形例>
上記実施例に対し、以下に示す変形を加えてもよい。各変形の態様は組み合わせて用いられてもよい。
上記実施例では、一つの出力制御装置401に一つの出力装置40が対応したが、一つの出力制御装置401が複数の出力装置40(例えば一つの店舗システム100内の全ての主力装置)を制御してもよい。この場合、出力制御装置401のストレージ130には、制御を担当する全ての出力装置40についての制御内容を規定する情報を記憶しておく。更に、この場合、売り上げ管理装置30に出力制御装置401の役割を兼ねさせてもよい。要するに、受信手段112および制御手段114は店舗システム100内のいずれの装置に実装されてもよい。
また、インターネット60に替えて、店舗内LAN50を介して出力制御装置401と注文管理装置90とが接続されていてもよい。
また、注文管理装置90の機能と出力制御機能(出力制御装置401)の機能は一つの装置に実装されていてもよい。この場合、店舗情報テーブルと出力制御テーブルは一つのテーブルに統合されてもよい。例えば、各店舗システム100から出力制御装置401の機能を省略し、当該機能を注文管理装置90に集約することができる。逆に、注文先可能な店舗(店舗システム100)が一つのみである場合は、注文管理装置90を省略する替わりに、注文管理装置90が有する注文情報を記憶する機能を店舗システム100内のいずれかの装置に実装すればよい。
図10は、本発明の他の実施例に係るオーダリングシステム1Aの概要を示す。この例では、注文情報の出力装置40へ選択的に通知する機能を店舗システム100の外部に設けたものである。具体的には、このシステムは、出力制御装置401に替えて出力制御装置401Aを、注文管理装置90に替えて注文管理装置90Aを有する点で、店舗システム100とは異なっている。
注文管理装置90Aは、ユーザ端末70-1、70-2、または注文代行業者サーバ80から送信された注文情報を受信して記憶する機能と、オーダリングシステム1Aに設けられた複数の出力装置40のうち当該注文情報(あるいは当該注文情報そのものではなく当該注文情報に基づいて生成される情報)の出力先となるべき1以上の出力装置40を決定する機能とを有する。
図11は、注文管理装置90Aの機能構成を示す。注文管理装置90Aは、制御手段114に替えて制御手段114Aを有する点で、注文管理装置90Aと異なる。
注文管理装置90Aには、図12に示すように、店舗ごとに、注文情報と出力先の出力装置40を指定する情報とを記述したテーブルを格納しておき、制御手段114Aは、このテーブルを参照し、受信した注文情報から基づいて出力すべき出力装置40を決定する。そして、注文情報から特定された店(店舗システム100)の出力制御装置401Aに注文情報および出力先情報をセットで送信する。出力制御装置401Aは、注文管理装置90Aから注文情報を受信すると、当該出力先のみへ当該注文情報を送信する。具体的には、当該装置のみに注文情報および出力命令を送信してもよいし、注文情報および出力命令に宛先の40の識別情報を内包させ情報を同報送信し、受け取った各40にて自装置の識別情報を認識した場合に自装置宛の命令であると認識させてもよい。この態様においては、100において、注文情報の受付や転送を担う装置を一つ設ければ済む。
図13は、オーダリングシステム1Aの動作例を示す。図9に示した動作例と異なるのは、90Aにおいて、注文情報の出力先の出力装置40が決定される点(SB150A)、および決定された出力装置40に注文情報および出力命令が出力制御装置401Aを介して送信される点(SB160A)である
店舗の稼働状況を示す情報を取得する取得手段を100内に設け、制御手段114(114A)は、店舗の稼働状況を考慮して出力装置40を選択してもよい。店舗の稼働状況を示す情報の具体例としては、キッチンCにて調理中の料理の品数または量が挙げられる。あるいは、店舗担当者の動作や発話をカメラやマイクによって取得することで、店舗の稼働状況を推定してもよい。具体的には、出力制御テーブルの制御内容において、注文情報の各出力装置かの出力の可否と店舗の稼働状況を示す情報とを関連付けて記憶しておく。
例えば、飲み物または料理については、キッチンCにて調理中の料理の数が予め定められた閾値を上回っている場合(またはキッチンBにて調理中の簡易メニューの数が予め定められた閾値を下回っている場合)には、料理に関する注文情報の出力先として例外的に出力装置40−2が選択されるようにする。
出力先の店舗(および出力先の装置)を選定する際において、選択対象の出力装置が複数の店舗(店舗システム100)に跨っていてもよい。この場合、第1の店舗(店X)に設けられた出力装置を優先的に選択し、例えば第1の店舗において注文品の提供が実行できない場合、第2の店舗(本実施例では、店Y)に設けられた出力装置のなかから、受信手段112により受信された注文情報の出力先を選択してもよい。このような態様によれば、例えば自店では対応できない特殊メニューに関する注文を受けた場合、または注文品の材料が切れている場合に近くの系列店の協力を受けることが可能になる。
具体的には、注文管理装置90Aの有する出力制御テーブルにおいて、注文品に対応付けて、他の店舗に設けられた1以上のキッチンプリンタやキッチンディスプレイなどの出力装置(あるいはこれら複数の出力装置への出力を制御する装置)のアドレスを記述しておく。他方、各100においては、出力制御装置401等に受信した注文品の提供が可能か否かを判定する機能および、提供ができないと判定した場合は注文を拒否する旨を90Aに通知する機能を設ける。
注文管理装置90Aは、100から注文品の提供ができない旨の通知を受けると、出力制御テーブルに記述された他の注文受入れ先の店舗を特定し、該特定した店舗の装置(出力装置40、出力制御装置401(401A))に対して注文情報を転送する。
あるいは、注文品の提供が不可能である旨や提供が可能か否かの情報については、注文情報の受信に先立って100から90Aに通知しておき、注文管理装置90Aは当該通知を用いて注文情報の転送先を決定してもよい。
上記実施例では、出力制御装置401(401A)または注文管理装置90Aのプロセッサ110を、受信手段112および制御手段114として機能させる制御プログラムがストレージ130に予めインストールされていた。しかし、1以上のコンピュータ(プロセッサ)に、注文品を少なくとも示す注文情報を受信する受信ステップと、店舗に設けられた複数の出力装置から、前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品に対応して選択される1以上の出力装置にて注文情報が出力されるように、出力を制御する制御ステップと、を実行させるプログラムを事後的に提供してもよい。なお、このようなプログラムの具体的な提供態様としては、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に該プログラムを書き込んで配布する態様、またはインターネットなどの電気通信回線経由のダウンロードにより配布する態様が挙げられる。
本発明は、例えば衣服やアクセサリーの販売店など、飲食店以外の店舗内に構築されるオーダリングシステムに本発明を適用してもよいし、マッサージ店やエステ店等、顧客の求めに応じて有料でサービスを提供する店舗内に構築されるオーダリングシステムに本発明を適用してもよい。換言すると、本発明における「注文」(「注文品」)とは、販売される有形物である商品のほか、顧客の求めに応じて提供される無体物であるサービスなども含む概念であって、顧客から依頼されたいかなる内容も含む。また、注文内容を出力する装置が設けられる店舗は移動店舗であってもよいし、出力装置の設置場所や出力装置をチェックする従業員との関係は変動してもよい。
要するに、本発明に係る情報処理システムにおいて、注文の内容を少なくとも示す注文情報を受信するステップと、従業員によって使用される複数の出力装置のうち受信された当該注文内容に対応して選択された1以上の出力装置から注文情報が出力されるように出力を制御するステップとが実行されればよい。
1、1A…オーダリングシステム、100、100−1、100−2…店舗システム、20…店舗端末、30…売り上げ管理装置、40−1〜40−3…出力装置、401−1〜401−3…出力制御装置、50…店舗内LAN、60…インターネット、70−1、70−2…ユーザ端末、80…注文代行業者サーバ、90、90A…注文管理装置、110…プロセッサ、120…メモリ、130…ストレージ、140…通信I/F部、150…バス、102、112…受信手段、114、114A…制御手段、104…注文管理手段。

Claims (10)

  1. 注文品を少なくとも示す注文情報を受信する受信手段と、
    店舗に設けられた複数の出力装置のうち前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品に対応して選択される1以上の出力装置にて該注文情報が出力されるように、出力を制御する制御手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品の種類に対応する出力装置を、該注文情報の出力先として選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記受信手段により受信された注文情報の送信元の端末に対応する出力装置を、該注文情報の出力先として選択する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記注文情報は、注文品の品数または量を表し
    前記制御手段は、前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品の品数または量に応じた出力装置を、該注文情報の出力先として選択する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 一の注文情報において複数の注文品が指定され、
    前記制御手段は、前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品の組み合わせに対応する出力装置を、該注文情報の出力先として選択する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記店舗の稼働状況を示す情報を取得する取得手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された情報の示す稼働状況に応じた出力装置を、前記受信手段により受信された注文情報の出力先として選択する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 前記複数の出力装置の各々は、印刷機能と表示機能の少なくとも一方を有し、
    前記制御手段は、前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品に対応する機能を有する出力装置を、該注文情報の出力先として選択する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品の提供条件に適合する出力装置を、該注文情報の出力先として選択する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 前記複数の出力装置は第1の店舗および第2の店舗に設けられ、前記制御手段は、前記第1の店舗に設けられた出力装置を優先的に選択し、前記第1の店舗において前記受信手段により受信された注文情報の示す注文品の提供を実行できない場合、前記第2の店舗に設けられた出力装置のなかから、該注文情報の出力先を選択する、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  10. コンピュータに、
    注文品を少なくとも示す注文情報を受信する受信ステップと、
    店舗に設けられた複数の出力装置のうち前記受信ステップにて受信された注文情報の示す注文品に対応して選択される1以上の出力装置、にて該注文情報が出力されるように、出力を制御する制御ステップと、
    を実行させるプログラム。
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