JP7219128B2 - 注文管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、注文管理システムに関する。
従来から、レストランや居酒屋等の飲食店において、店員が操作し注文を入力するハンディターミナルと、厨房に設置され、顧客の注文情報を出力するキッチンプリンタやキッチンディスプレイと、これらの機器や注文データを管理するオーダー管理装置からなるオーダーエントリーシステムが使用されている。近年では、さらに、人件費の削減、店員の負担を低減させるため、客が自ら入力端末を操作し、客自身で注文を入力するセルフオーダー端末を使用したテーブルトップオーダリングと呼ばれる注文入力システムが利用されている。セルフオーダー端末は、通常は、テーブルに常設され、1組の客につき、1台のセルフオーダー端末を使用するのが一般的であるが、特許文献1のように、客が使うセルフオーダー端末に、当該客の識別IDを設定することで、1組の客で、複数のセルフ端末を使用可能にしたシステムも開示されている(特許文献1)。
特許文献1に記載の注文管理システムでは、接客担当者が操作する第1の注文データ入力装置の他に、携帯移動が可能で、且つ客が自ら操作して注文データの入力を行う第2の注文データ入力装置を併用可能とし、前記第2の注文データ入力装置には、利用する1組の客ごとに、その客の識別情報である識別IDを設定する。
特開2004-164081号公報
居酒屋・焼き肉屋・食べ放題専門店のように、追加注文の多い店舗業態においては、セルフオーダー端末の導入が進んでおり、このような業態では、宴会等、大人数でグループ客の来店が多く、1組の客について、複数台のセルフオーダー端末を使用可能であるのが望ましい。さらに、このような業態では、飲み放題や食べ放題のメニューがあるのが一般的であるが、近年は、飲み放題や食べ放題のバリエーションを増やしたサービスを行う店舗が増えている。1店舗において、様々なバリエーションを用意し、複数のコース設定を可能にし、選択されたコースに応じて、飲み放題や食べ放題の対象となるメニューが変動する仕組みである。このような飲み放題や食べ放題メニューを選択した客の場合、そのセルフオーダー端末は、選択されたコースにおいて注文入力可能なメニューのみが、入力可能となることが望ましい。特許文献1は、1組の客で複数の端末を使用する方法が記載されているが、入力可能なメニューを制限する手順や手法について記載されていない。
本願では、1組の注文者グループで複数台のセルフオーダー端末を使用する場合であっても、複数台のセルフオーダー端末で矛盾することなく注文入力を管理することができる注文管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の注文管理システムは、複数台の注文受付用端末と、注文管理装置とを含む注文管理システムであって、前記複数台の注文受付用端末の各々は、注文者エリアを識別するための識別情報と、前記注文者エリアでの注文者の人数と、注文者グループで利用する注文受付用端末の親機であるか否かを受け付けると共に、前記注文者グループで利用する注文受付用端末の親機であることを受け付けた場合に、注文者エリアを識別するための識別情報と、前記注文者エリアでの注文者の人数とを受け付け、前記注文者グループで利用する注文受付用端末の親機でないことが入力された場合に、前記注文受付用端末の親機を利用する注文者エリアの識別情報と、注文者の注文者エリアの識別情報とを受け付け、前記注文受付用端末の親機を利用する注文者エリアの識別情報と、注文者の注文者エリアの識別情報とが異なる場合に、前記注文者エリアでの注文者の人数を更に受け付ける入力部と、メニューに関する情報を、注文受付可能に表示部に表示させる表示制御部と、前記入力部により受け付けた情報、及び受け付けたメニューの注文を、前記注文管理装置へ送信する通信部と、を含んだものである。
この発明によれば、注文受付用端末の親機を利用する注文者エリアの識別情報と、注文者の注文者エリアの識別情報とを受け付け、注文受付用端末の親機を利用する注文者エリアの識別情報と、注文者の注文者エリアの識別情報とが異なる場合に、注文者エリアでの注文者の人数を受け付けることにより、1組の注文者グループで複数台の端末を使用する場合であっても、複数台の端末で矛盾することなく注文入力を管理することができる。
請求項2に記載の注文管理システムは、請求項1に記載の発明において、前記表示制御部は、前記親機でないことが入力さけた注文受付用端末が利用される注文者エリアを識別する識別情報と、前記親機が利用される注文者エリアを識別する識別情報とが同一である場合、前記親機の前記表示制御部が表示させたメニューに関する情報と同一の情報を、注文受付可能に前記表示部に表示させるものである。
この発明によれば、複数台の端末を同一のエリアで使用する場合であっても、複数台の端末で矛盾することなく注文入力を管理することができる。
請求項3に記載の注文管理システムは、請求項1又は2に記載の発明において、前記注文管理装置は、前記注文受付用端末から、当該注文受付用端末が利用される注文エリアを識別する識別情報と、当該注文受付用端末を利用する注文者グループが利用する親機が利用される注文エリアを識別する識別情報とを含む情報を取得して記憶し、前記注文受付用端末の前記入力部は、更に、会計要求を受け付け、前記通信部は、受け付けた会計要求を、前記注文管理装置へ送信し、前記注文管理装置は、前記会計要求を受信した場合に、前記会計要求を送信した前記注文受付用端末と、当該注文受付用端末を利用する注文者グループが利用する親機が利用される注文者エリアの識別情報が同一である、全ての前記注文受付用端末に対して、注文受付不能にするように通知するものである。
この発明によれば、会計要求を受け付けた場合に、複数台の端末で同期させて、注文受付不能にすることができる。
請求項4に記載の注文管理システムは、請求項3に記載の発明において、前記注文管理装置は、更に、前記注文受付用端末から前記会計要求を受信した場合に、前記会計要求を送信した前記注文受付用端末と、当該注文受付用端末を利用する注文者グループが利用する親機が利用される注文者エリアの識別情報が同一である、全ての前記注文受付用端末について、注文に関する情報に基づき会計金額を計算し、前記注文者グループの会計金額として、前記注文受付用端末に送信するものである。
この発明によれば、1組の注文者グループで複数台の端末を使用する場合であっても、会計要求を受け付けた場合に、1組の注文者グループの会計金額を計算することができる。
請求項5に記載の注文管理システムは、請求項1~4のいずれか1項に記載の発明において、前記注文受付用端末は、前記入力部及び前記表示部として機能するタッチパネルディスプレイを備えた携帯端末である。
請求項6に記載の注文管理システムは、請求項1~5のいずれか1項に記載の発明において、前記注文受付用端末の前記入力部は、更に、一定金額で、注文可能なメニューの一覧に含まれるメニューを繰り返し注文可能なコースを受け付け、前記表示制御部は、前記受け付けたコースで注文可能なメニューの一覧を前記表示部に表示させるものである。
本発明によれば、1組の注文者グループで複数台の端末を使用する場合であっても、複数台の端末で矛盾することなく注文入力を管理することができる。
実施形態に係る注文管理システムの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係るタブレット端末の構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る注文管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係るタブレット端末の表示部に表示されるテーブル人数選択画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るタブレット端末の表示部に表示されるテーブル人数選択画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るタブレット端末の表示部に表示されるテーブル人数選択画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るタブレット端末の表示部に表示されるコース選択画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るタブレット端末の表示部に表示されるメニュー入力画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るタブレット端末の表示部に表示される数量入力画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るタブレット端末の表示部に表示される注文一覧画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係る表示メニュー選択設定マスタ情報の一例を示す模式図である。 実施形態に係る飲み食べ放題コース設定マスタ情報の一例を示す模式図である。 実施形態に係る飲み食べ放題選択テーブル情報の一例を示す模式図である。 実施形態に係るタブレット管理テーブル情報の一例を示す模式図である。 実施形態に係るメニューマスタ情報の一例を示す模式図である。 実施形態に係るタブレット端末及び注文管理装置の間のデータのやりとりを示すシーケンス図である。 実施形態に係るタブレット端末及び注文管理装置の間のデータのやりとりを示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の一例について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る注文管理システム10の構成の一例を示す模式図である。
図1に示すように、本実施形態に係る注文管理システム10は、注文情報の管理対象とされた店舗内に収容されており、複数のタブレット端末20と、注文管理装置50と、印刷装置70と、配膳用表示装置80と、調理用表示装置90と、を備える。本実施形態では、各種の飲食物を提供するレストランや居酒屋等の飲食店に本発明を適用した場合について説明する。
本実施形態においては、店舗内に、来客が使用する、注文者エリアとしての複数のテーブルが設置されている。複数のテーブルの各々には、個別に特定可能な、識別情報としてのテーブル番号が印刷されたラベルが設けられている。なお、注文者エリアとしては、テーブル以外でもよく、例えば、座敷や、カラオケルーム等の部屋、カウンターの座席等でもよく、この場合、座敷番号や、部屋番号、座席番号等が識別情報となる。また、テーブルに設けられているものとして、ラベル以外でもよく、例えば、バーコードや、テーブル番号を記憶したIC(Integrated Circuit)タグ等でもよい。
本実施形態に係るタブレット端末20の各々は、店舗内の何れかのテーブルに設置されており、店舗に来店した注文者が操作する携帯情報端末である。1つのテーブルに、複数のタブレット端末20が設置されていてもよい。タブレット端末20は、無線LAN(Local Area Network)であるネットワークNを介して注文管理装置50と接続される。なお、ネットワークNは、インターネットや、有線LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等であってもよい。タブレット端末20には、後述する注文入力アプリケーション・プログラムが予めインストールされており、これによりテーブル番号と人数の入力、コースの選択、及び注文の入力を行う。タブレット端末20は、テーブル番号の入力を受け付けることで、テーブル番号を取得する。また、テーブル番号はタブレット端末にあらかじめ登録されていてもよい。そして、タブレット端末20は、テーブル番号人数情報、コースを選択するコース選択情報、及び飲食物を注文する注文情報を、ネットワークNを介して注文管理装置50に送信する。
本実施形態に係る注文管理装置50は、ネットワークNを介してタブレット端末20と接続される。注文管理装置50は、タブレット端末20から送信されてくるテーブル番号人数情報、コース選択情報、及び注文情報を管理する。また、注文管理装置50は、印刷装置70、配膳用表示装置80、及び調理用表示装置90の各々とも接続される。印刷装置70は、注文者の注文情報に応じた伝票を印刷する。配膳用表示装置80は、注文者の注文情報により示され、注文対象とされた飲食物及び個数を示す注文内容を表示させる。調理用表示装置90は、注文者の注文情報により示され、注文対象とされた飲食物及び個数を示す注文内容を表示させる。
店舗の従業員は、調理用表示装置90に表示された注文内容に従って飲食物を準備し、配膳用表示装置80に表示された注文内容に従って準備された飲食物を、注文情報に含まれるテーブル番号により示されるテーブルの注文者に提供する。なお、本実施形態では、1つの店舗内に1台の注文管理装置50を設置した場合について示すが、複数の店舗を1台の注文管理装置50で管理するようにしてもよい。
図2は、本実施形態に係るタブレット端末20の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係るタブレット端末20は、制御部21と、記憶部22と、通信部24と、操作部25と、表示部26と、を備える。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)21A、ROM(Read Only Memory)21B、RAM(Random Access Memory)21C、及び入出力インターフェース(I/O)21Dを備えており、これら各部がバスを介して各々接続されている。
I/O21Dには、記憶部22と、通信部24と、操作部25と、表示部26と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O21Dを介して、CPU21Aと相互に通信可能とされる。
制御部21は、タブレット端末20の全体的な動作を制御するメイン制御部の一部として構成されてもよい。
記憶部22としては、例えば、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部22には、本実施形態に係る注文入力処理を実行するための注文入力アプリケーション・プログラム22A(以下、注文入力アプリ22Aという。)が記憶される。なお、この注文入力アプリ22Aは、例えば、店舗が提供するWebサイトからダウンロードすることで取得される。注文入力アプリ22Aは、ROM21Bに記憶されていてもよい。
また、記憶部22には、タブレット端末20を識別するための端末固有情報であるMAC(Media Access Control)アドレスが記憶されている。なお、端末固有情報としては、MACアドレス以外でもよく、例えば、SIM(Subscriber Identity Module)カードのID(Identification)番号等でもよい。MACアドレスは、ROM21Bに記憶されていてもよい。
通信部24は、ネットワークNに接続されており、注文管理装置50とネットワークNを介して通信を行う。この例の場合、通信部24とネットワークNとは無線で接続される。
操作部25には、電源ボタンや各種の操作ボタン等が設けられる。表示部26には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。表示部26は、注文者がタブレット端末20の操作を行うためのタッチパネルを表示面と一体的に有している。
なお、本実施形態では、注文受付用端末の一例として、タブレット端末20を例示して説明するが、例えば、スマートフォンや、携帯可能なノート型PC(パーソナルコンピュータ)等を適用してもよい。
図3は、本実施形態に係る注文管理装置50の構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係る注文管理装置50は、制御部51と、記憶部52と、通信部53と、外部機器インターフェース(外部機器I/F)54と、を備える。
制御部51は、CPU51A、ROM51B、RAM51C、及びI/O51Dを備えており、これら各部がバスを介して各々接続されている。
I/O51Dには、記憶部52と、通信部53と、外部機器I/F54と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O51Dを介して、CPU51Aと相互に通信可能とされる。
制御部51は、注文管理装置50の全体的な動作を制御するメイン制御部の一部として構成されてもよい。制御部51の各ブロックの一部又は全部には、例えば、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路又はICチップセットが用いられる。上記各ブロックに個別の回路を用いてもよいし、一部又は全部を集積した回路を用いてもよい。上記各ブロック同士が一体として設けられてもよいし、一部のブロックが別に設けられてもよい。また、上記各ブロックのそれぞれにおいて、その一部が別に設けられてもよい。制御部51の集積化には、LSIに限らず、専用回路又は汎用プロセッサを用いてもよい。
記憶部52としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部52には、本実施形態に係るメニュー変換処理を実行するためのメニュー生成処理プログラム52Aが記憶される。なお、このメニュー生成処理プログラム52Aは、ROM51Bに記憶されていてもよい。また、記憶部52には、メニューマスタ情報52B、表示メニュー選択設定マスタ情報52C、飲み食べ放題コース設定マスタ情報52D、飲み食べ放題選択テーブル情報52E、及びタブレット管理テーブル情報52Fが記憶される。
メニュー生成処理プログラム52Aは、例えば、注文管理装置50に予めインストールされていてもよい。また、メニュー生成処理プログラム52Aは、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又はネットワークを介して配布し、注文管理装置50に適宜インストールすることで実現してもよい。なお、不揮発性の記憶媒体の例としては、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光磁気ディスク、HDD、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード等が想定される。
通信部53は、ネットワークNに接続されており、タブレット端末20とネットワークNを介して通信を行う。この例の場合、通信部53とネットワークNとは有線で接続されるが、無線で接続してもよい。
また、通信部53は、外部機器としての、印刷装置70、配膳用表示装置80、及び調理用表示装置90の各々と、ネットワークNを介して通信を行う。なお、外部機器I/F54が、印刷装置70、配膳用表示装置80、及び調理用表示装置90の各々と接続されていてもよい。
以下、図2及び図3を参照して、タブレット端末20及び注文管理装置50の各々のCPUの機能的な構成について説明する。
本実施形態に係るタブレット端末20のCPU21Aは、表示制御部30、テーブル人数入力部31、コース選択入力部32、送信処理部33、取得部34、注文入力部35、及び会計要求入力部36として機能する。CPU21Aは、記憶部22に記憶されている注文入力アプリ22AをRAM21Cに書き込んで、実行することにより、これら各部として機能する。
図2に示すタブレット端末20の表示制御部30は、初期画面として、図4に示すテーブル人数選択画面30Aを、表示部26に表示させる。テーブル人数選択画面30Aでは、当該タブレット端末20を親機として使用することを示す新規ボタン41Aと、当該タブレット端末20を子機として使用することを示す追加ボタン41Bと、テンキー41Cと、決定ボタン41Dと、テーブル番号入力欄41Fと、人数入力欄41Gと、が表示される。
テーブル番号入力欄41Fには、テンキー41Cの操作により当該タブレット端末20を使用するテーブル番号が入力される。
人数入力欄41Gには、テンキー41Cの操作により当該テーブルを利用する注文者の人数が入力される。
テーブル人数入力部31は、テーブル人数選択画面30Aの決定ボタン41Dの操作により、テーブル番号入力欄41Fに入力されたテーブル番号、及び人数入力欄41Gに入力された当該注文者の人数を受け付け、送信処理部33に出力する。
また、表示制御部30は、テーブル人数選択画面30Aの追加ボタン41Bの操作に応じて、図5に示すテーブル人数選択画面30A’を、表示部26に表示させる。テーブル人数選択画面30A’では、テーブル番号入力欄41Fの代わりに、親テーブル番号入力欄41Hと、配膳先テーブル番号入力欄41Iとが表示される。
親テーブル番号入力欄41Hには、テンキー41Cの操作により、当該タブレット端末20に対する親機が設置されているテーブル番号が入力される。
配膳先テーブル番号入力欄41Iには、テンキー41Cの操作により当該タブレット端末20が設置されているテーブル番号が入力される。
このとき、親テーブル番号入力欄41H及び配膳先テーブル番号入力欄41Iの各々に入力されたテーブル番号が同一である場合には、当該タブレット端末20が、親機と同一テーブルで使用される場合であり、当該注文者の人数を既に受け付けていることになるため、図6に示すように、テーブル人数選択画面30A’の人数入力欄41Gをグレーアウトにして、入力不可状態とする。一方、親テーブル番号入力欄41H及び配膳先テーブル番号入力欄41Iの各々に入力されたテーブル番号が異なる場合には、当該タブレット端末20が、親機とは違うテーブルで使用される場合であり、当該注文者の人数を受け付けていないことになるため、上記図5に示すように、テーブル人数選択画面30A’の人数入力欄41Gを入力可能状態のままとする。
テーブル人数入力部31は、テーブル人数選択画面30A’の決定ボタン41Dの操作により、親テーブル番号入力欄41H及び配膳先テーブル番号入力欄41Iの各々に入力されたテーブル番号を受け付け、送信処理部33に出力し、更に、人数入力欄41Gに入力された当該注文者の人数を受け付けた場合には、当該注文者の人数を送信処理部33に出力する。
表示制御部30は、テーブル人数選択画面30A、及び追加ボタン41Bが操作された場合のテーブル人数選択画面30A’の決定ボタン41Dの操作に応じて、図7に示すコース選択画面30Bに遷移させて、表示部26に表示させる。コース選択画面30Bでは、コース分類毎のコース選択ボタン42A~42Dが表示される。図7の例では、コース選択画面30Bに、コース分類「焼き肉食べ放題コース」に対する複数のコース選択ボタン42Aと、コース分類「しゃぶしゃぶ食べ放題」に対する複数のコース選択ボタン42Bと、コース分類「飲み放題」に対する複数のコース選択ボタン42Cと、「その他」に対する複数の選択ボタン42Dと、戻るボタン42Eと、決定ボタン42Fとが表示されている。
本実施の形態では、コース分類「焼き肉食べ放題」に対する複数のコース選択ボタン42Aの何れか一つが操作され、コース分類「しゃぶしゃぶ食べ放題」に対する複数のコース選択ボタン42Bの何れかが操作され、コース分類「飲み放題」に対する複数のコース選択ボタン42Cの何れかが操作される。なお、「選択無」のコース選択ボタン42A、42B、42Cが、初期状態において操作された状態になっていてもよい。
また、「その他」に対する複数の選択ボタン42Dに関しては、いずれも操作されなくてもよい。
また、取得部34は、通信部24を介して注文管理装置50からコース選択画面30Bのデータを予め取得しているものとする。
ここで、食べ放題コースは、一定金額で、注文可能な料理メニューの一覧に含まれる料理メニューを繰り返し注文可能なコースである。また、飲み放題コースは、一定金額で、注文可能な飲み物メニューの一覧に含まれる飲み物メニューを繰り返し注文可能なコースである。
コース選択入力部32は、決定ボタン42Fの操作により、操作されたコース選択ボタン42A~42Dに対応するコース選択情報を受け付け、送信処理部33に出力する。
送信処理部33は、テーブル番号、当該注文者の人数、及びコース選択情報を、通信部24を介して注文管理装置50に送信する処理を行う。また、送信情報には、MACアドレスが含まれる。このように、親テーブルと違うテーブルとした場合は人数値を入力するため、親テーブルとは別に独自の飲み食べ放題コースが選択可能になる。
なお、テーブル人数選択画面30A‘で、親テーブル番号入力欄41Hと配膳先テーブル番号入力欄41Iに同じテーブル番号が入力された場合には、上記図7のコース選択画面30Bの表示がスキップされる。このとき、親機と同じメニュー選択画面が表示されることを示すメッセージ画面が表示されてもよい。飲み食べ放題コースの数量は、当該注文者の人数と一致しなくてはならない、という制約があるため、上記のようにコース選択画面30Bの表示をスキップすることにより、親機と同一テーブルで使用する場合は、飲み食べ放題コースの追加選択を不可能にし、飲み食べ放題コースの数量と人数との矛盾をなくす効果が得られる。
取得部34は、通信部24を介して注文管理装置50から受信した、選択されたコースで注文可能なメニューの一覧を表すメニュー入力画面のデータを取得する。
表示制御部30は、取得部34がメニュー入力画面のデータを取得すると、図8Aに示すメニュー入力画面30Cを、表示部26に表示させる。メニュー入力画面30Cでは、当該注文者の属性を持つ注文者が注文可能なメニューの各々の選択ボタン43Aが表示される。図8Aの例では、コース分類「焼き肉食べ放題」の「プレミアム」コースで注文可能なメニューの各々の選択ボタン43Aと、注文決定ボタン43Cとが表示されている。
注文者がメニューを注文する際には、少なくとも1つの選択ボタン43Aを操作すると、図8Bに示す数量入力画面30Dが表示され、選択したメニューが最終行に表示され、数量のプラスボタン44B、マイナスボタン44Aで数量の入力が可能となる。戻るボタン44Cで、メニュー入力画面30Cに戻る。
メニュー入力画面30Cの注文確認ボタン43Cを操作すると、図8Cの注文一覧画面30Eが表示され、ここでもプラスボタン45B、マイナスボタン45Aにより数量の変更が可能である。注文入力部35は、確定ボタン45Dの操作により、選択されたメニュー情報を、送信処理部33に出力する。
送信処理部33は、メニュー選択情報を、通信部24を介して注文管理装置50に送信する処理を行う。また、送信情報には、MACアドレスが含まれる。
また、メニュー入力画面30Cでは、会計要求を受け付ける会計ボタン43Bが表示さされている。会計ボタン43Bが操作されると、会計要求入力部36は、会計要求を受け付け、送信処理部33に出力する。
送信処理部33は、会計要求が入力されると、通信部24を介して注文管理装置50に会計要求を送信する処理を行う。また、送信情報には、MACアドレスが含まれる。
また、表示制御部30は、通信部24を介して注文管理装置50から会計要求に応じて算出された会計金額を受信すると、会計金額表示画面(図示省略)を表示部26に表示させる。
一方、本実施形態に係る注文管理装置50のCPU51Aは、コース選択画面生成部59、入力部60、メニュー生成部61、登録部63、出力部64、及び金額算出部65として機能する。CPU51Aは、記憶部52に記憶されているメニュー生成処理プログラム52AをRAM51Cに書き込んで、実行することにより、メニュー生成部61として機能する。
本実施形態に係るコース選択画面生成部59は、表示メニュー選択設定マスタ情報52Cに基づいて、コース選択画面30Bのデータを生成する。
図9は、本実施形態に係る表示メニュー選択設定マスタ情報52Cの一例を示す模式図である。
図9に示すように、本実施形態に係る表示メニュー選択設定マスタ情報52Cには、コース分類毎に、各コースの選択キーの位置と表示名が登録されており、更に、当該コースの選択キーのボタンが操作された場合の遷移先の画面の画面番号が登録されている。また、表示メニュー選択設定マスタ情報52Cには、コース分類毎に、何れか一つのコースが選択されることを表す選択指定「一択」、または複数のコースが選択可能であることを表す選択指定「複数」が登録されている。
出力部64は、コース選択画面30Bのデータが生成された場合、コース選択画面30Bのデータを、通信部53を介してタブレット端末20に出力する。
また、入力部60は、タブレット端末20から、テーブル番号、当該注文者の人数、及びコース選択情報の入力を受け付ける。そして、メニュー生成部61は、入力部60により入力を受け付けたコース選択情報と、飲み食べ放題コース設定マスタ情報52Dと、に基づいて、メニュー入力画面30Cのデータを生成する。
具体的には、メニュー生成部61は、入力部60により入力を受け付けたコース選択情報と、飲み食べ放題コース設定マスタ情報52Dと、に基づいて、選択されたコースにおいて注文可能なメニューの一覧を注文受付可能に表示させたメニュー入力画面30Cのデータを生成する。
図10は、本実施形態に係る飲み食べ放題コース設定マスタ情報52Dの一例を示す模式図である。
図10に示すように、本実施形態に係る飲み食べ放題コース設定マスタ情報52Dには、メニュー入力画面30Cを識別する画面番号毎に、各メニューのキーの位置とメニュー番号と表示名が登録されている。
出力部64は、メニュー入力画面30Cのデータが生成された場合、メニュー入力画面30Cのデータを、通信部53を介してタブレット端末20に出力する。
また、登録部63は、入力部60により入力を受け付けたテーブル番号、当該注文者の人数を、飲み食べ放題選択テーブル情報52Eに登録すると共に、当該タブレット端末20に関する情報をタブレット管理テーブル情報52Fに登録する。
図11は、本実施形態に係る飲み食べ放題選択テーブル情報52Eの一例を示す模式図である。
図11に示すように、本実施形態に係る飲み食べ放題選択テーブル情報52Eには、テーブル番号毎に、親テーブル番号、注文者の人数、会計済みか否かを示す会計情報、メニュー入力画面30Cの画面番号が登録されている。ここで、あるテーブル番号において複数のコースが選択されている場合には、コース毎のメニュー入力画面30Cの画面番号が登録されている。
図12は、本実施形態に係るタブレット管理テーブル情報52Fの一例を示す模式図である。
図12に示すように、本実施形態に係るタブレット管理テーブル情報52Fには、テーブル番号毎に、親テーブル番号、タブレット端末20の識別番号(例えば、MACアドレス)が登録されている。あるテーブル番号において複数のタブレット端末20が使用されている場合には、複数のタブレット端末20の各々の識別番号が登録されている。
図12では、親テーブル番号が「13」であり、配膳先を示すテーブル番号が「13」であるタブレット端末20が2台登録されている。また、親テーブル番号が「13」であり、配膳先を示すテーブル番号が「14」であるタブレット端末20が1台登録されている。すなわち、親テーブル番号として「13」が設定されたタブレット端末20を貸与された注文者は、テーブル番号「13」のテーブルとテーブル番号「14」のテーブルとを使用しており、テーブル番号「13」のテーブルでは親機を含めて2台のタブレット端末20が使用されており、テーブル番号「14」のテーブルでは1台のタブレット端末20が使用されている、ということになる。
また、入力部60は、タブレット端末20から、メニュー選択情報の入力を受け付ける。そして、登録部63は、メニュー選択情報を記憶部52に登録する。
出力部64は、メニュー選択情報が登録された場合、メニュー選択情報を、通信部53を介して印刷装置70、配膳用表示装置80、及び調理用表示装置90の各々に出力する。
また、入力部60は、タブレット端末20から、テーブル番号を含む会計要求の入力を受け付ける。
そして、金額算出部65は、飲み食べ放題選択テーブル情報52Eと、タブレット管理テーブル情報52Fとに基づいて、会計要求に含まれるテーブル番号と、親テーブル番号が同一となるテーブル番号各々の注文者の人数、及びコース選択情報と、メニューマスタ情報52Bとに基づいて、選択されたコースの金額と人数とを乗算した会計金額を算出する。
また、金額算出部65は、飲み食べ放題選択テーブル情報52Eと、タブレット管理テーブル情報52Fとに基づいて、会計要求に含まれるテーブル番号と、親テーブル番号が同一となるテーブル番号各々のタブレット端末20に対して、通信部53を介して、注文受付不能にするように通知する。
図13は、本実施形態に係るメニューマスタ情報52Bの一例を示す模式図である。
図13に示すように、本実施形態に係るメニューマスタ情報52Bには、メニュー番号毎に、メニュー名と単価が登録されている。
出力部64は、会計金額が算出された場合、会計金額を、通信部53を介してタブレット端末20に出力する。
以下、図14及び図15を参照して、本実施形態に係るタブレット端末20及び注文管理装置50の作用を説明する。なお、図14、図15は、タブレット端末20及び注文管理装置50の間のデータのやりとりを示すシーケンス図である。
まず、図14のステップS100では、注文管理装置50のコース選択画面生成部59は、表示メニュー選択設定マスタ情報52Cに基づいて、コース選択画面30Bのデータを生成する。そして、出力部64は、生成されたコース選択画面30Bのデータを、通信部53を介して各タブレット端末20に出力する。
次に、店舗の来客が、テーブルに着席し、店員が、テーブルに設置されたタブレット端末20の注文入力アプリ22Aを起動させると、ステップS102において、タブレット端末20の表示制御部30は、初期画面として、上記図4に示すテーブル人数選択画面30Aを、表示部26に表示させる。店員は、新規ボタン41Aが初期状態として選択されているテーブル人数選択画面30Aにおいて、テーブル番号入力欄41Fにテーブル番号を入力し、人数入力欄41Gに、店舗の来客である当該テーブルの注文者の人数を入力し、決定ボタン41Dを操作する。そして、テーブル人数入力部31は、決定ボタン41Dの操作により、テーブル番号入力欄41Fに入力されたテーブル番号、及び人数入力欄41Gに入力された当該注文者の人数を受け付け、送信処理部33に出力する。このとき、当該タブレット端末20が、親機であることが決定される。
ステップS103では、送信処理部33は、テーブル番号及び当該テーブルでの注文者の人数を、通信部24を介して注文管理装置50に送信する処理を行う。この後、タブレット端末20を、当該テーブルの注文者に引き渡す。
そして、ステップS104では、表示制御部30は、上記図7に示すコース選択画面30Bに遷移させて、表示部26に表示させる。注文者が、コース選択画面30Bにおいて、コース選択ボタン42A~42Dの少なくとも一つを操作した後に、決定ボタン42Fを操作する。なお、ステップS104での操作まで、店員が行って、そのあとに、タブレット端末20を、当該テーブルの注文者に引き渡してもよい。
ステップS106では、コース選択入力部32は、決定ボタン42Fの操作により、操作されたコース選択ボタン42A~42Dに対応するコース選択情報を受け付け、送信処理部33に出力する。そして、送信処理部33は、テーブル番号、及びコース選択情報を、通信部24を介して注文管理装置50に送信する処理を行う。
次にステップS110では、注文管理装置50の入力部60は、タブレット端末20から、テーブル番号及びコース選択情報の入力を受け付けると、選択されたコースで注文可能なメニューの一覧、注文受付可能に表示させたメニュー入力画面30Cのデータを生成する。そして、出力部64は、生成されたメニュー入力画面30Cのデータを、通信部53を介して、親機であるタブレット端末20に出力する。
また、上記の来客と同一グループの来客が着席した別のテーブルに設置されたタブレット端末20、又は同一テーブルに設置された別のタブレット端末20の注文入力アプリ22Aを、店員が起動させると、ステップS112において、タブレット端末20の表示制御部30は、上記図4に示すテーブル人数選択画面30Aを、表示部26に表示させる。店員は、追加ボタン41Bを操作すると、表示部26の表示が、テーブル人数選択画面30A’に変更され、テーブル人数選択画面30A’において、親テーブル番号入力欄41H、及び配膳先テーブル番号入力欄41Iの各々にテーブル番号を入力する。
このとき、親テーブル番号入力欄41Hのテーブル番号と、配膳先テーブル番号入力欄41Iのテーブル番号とが異なる場合に、人数入力欄41Gに、当該テーブルの注文者の人数を入力し、決定ボタン41Dを操作する。そして、テーブル人数入力部31は、決定ボタン41Dの操作により、親テーブル番号入力欄41H、及び配膳先テーブル番号入力欄41Iの各々に入力されたテーブル番号、及び人数入力欄41Gに入力された当該注文者の人数を受け付け、送信処理部33に出力する。
一方、テーブル人数選択画面30A’において、親テーブル番号入力欄41H、及び配膳先テーブル番号入力欄41Iの各々に同一のテーブル番号が入力された場合には、人数入力欄41Gが入力不可となる。従って、テーブル人数入力部31は、決定ボタン41Dの操作により、親テーブル番号入力欄41H、及び配膳先テーブル番号入力欄41Iの各々に入力されたテーブル番号を受け付け、送信処理部33に出力する。このとき、当該タブレット端末20が、子機であることが決定される。
ステップS113では、送信処理部33は、テーブル番号又は当該注文者の人数を、通信部24を介して注文管理装置50に送信する処理を行う。この後、タブレット端末20を、当該テーブルの注文者に引き渡す。
そして、ステップS114では、注文管理装置50の出力部64は、子機であるタブレット端末20から入力された親テーブル番号でのコース選択情報を、当該子機であるタブレット端末20へ送信する。
そして、ステップS115では、表示制御部30は、上記図7に示すコース選択画面30Bに遷移させて、表示部26に表示させる。注文者が、コース選択画面30Bにおいて、コース選択ボタン42A~42Dの少なくとも一つを操作した後に、決定ボタン42Fを操作する。
なお、テーブル人数選択画面30A’において、親テーブル番号入力欄41H、及び配膳先テーブル番号入力欄41Iの各々に同一のテーブル番号が入力されている場合には、親機のテーブル側で当該テーブルでの人数分、コース選択がされているため、コースが選択できないように、コース選択画面30Bの表示は、省略される。
また、テーブル人数選択画面30A’において、親テーブル番号入力欄41H、及び配膳先テーブル番号入力欄41Iの各々に異なるテーブル番号が入力されている場合には、親機のテーブルで選択されたコースを考慮せずに、そのテーブルでの人数分、コース選択をすることができるが、親機のテーブルで選択されたコースと同じコースでよいか否かを確認する確認画面を表示するようにしてもよい。この場合には、親機のテーブルで選択されたコースと同じコースでよい場合には、コース選択画面30Bの表示を省略し、親機のテーブルで選択されたコースと同じコースではない場合に、コース選択画面30Bを表示するようにしてもよい。
ステップS116では、コース選択入力部32は、決定ボタン42Fの操作により、操作されたコース選択ボタン42A~42Dに対応するコース選択情報を受け付け、送信処理部33に出力する。そして、送信処理部33は、テーブル番号、及びコース選択情報を、通信部24を介して注文管理装置50に送信する処理を行う。
次にステップS120では、注文管理装置50の入力部60は、タブレット端末20から、テーブル番号及びコース選択情報の入力を受け付けると、選択されたコースで注文可能なメニューの一覧、注文受付可能に表示させたメニュー入力画面30Cのデータを生成する。そして、出力部64は、生成されたメニュー入力画面30Cのデータを、通信部53を介して、子機であるタブレット端末20に出力する。
なお、上記ステップS112~S120の処理を、ステップS110の後に行う場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、ステップS104~S110と並列に、上記ステップS112~S120の処理を行うようにしてもよい。
図15のステップS122では、親機であるタブレット端末20の表示制御部30は、取得部34がメニュー入力画面のデータを取得すると、メニュー入力画面30Cを、表示部26に表示させる。そして、注文者がメニューを注文する際には、メニュー入力画面30Cの少なくとも1つの選択ボタン43Aを操作した後に、決定ボタン43Cを操作する。注文入力部35は、決定ボタン43Cの操作により、操作された選択ボタン43Aに対応するメニュー選択情報を受け付け、送信処理部33に出力する。
ステップS124では、送信処理部33は、メニュー選択情報を、通信部24を介して注文管理装置50に送信する処理を行う。
ステップS126では、注文管理装置50の入力部60は、親機であるタブレット端末20から、メニュー選択情報の入力を受け付け、登録部63は、メニュー選択情報を記憶部52に登録する。そして、出力部64は、メニュー選択情報を、通信部53を介して印刷装置70、配膳用表示装置80、及び調理用表示装置90の各々に出力する。このとき、印刷装置70、配膳用表示装置80、及び調理用表示装置90の各々は、配膳先のテーブル番号として、親機であるタブレット端末20のテーブル番号を出力する。また、注文履歴参照時には、メニュー選択情報を受け付けたタブレット端末20のテーブル番号が出力される。これにより、どのテーブルで入力されたメニュー選択情報であるかを判断することができる。
また、子機のタブレット端末20と注文管理装置50との間でも、上記ステップS122~ステップS126と同様のデータのやりとりが行われる(図示省略)。このとき、印刷装置70、配膳用表示装置80、及び調理用表示装置90の各々は、配膳先のテーブル番号として、子機であるタブレット端末20のテーブル番号を出力する。
また、ステップS127において、親機であるタブレット端末20の表示制御部30は、会計要求を受け付ける画面(図示省略)を表示部26に表示させる。会計要求入力部36は、会計要求を受け付ける画面の操作により、会計要求を受け付け、送信処理部33に出力する。送信処理部33は、会計要求が入力されると、通信部24を介して注文管理装置50に会計要求を送信する処理を行う。
ステップS128において、注文管理装置50の入力部60は、タブレット端末20から、テーブル番号を含む会計要求の入力を受け付ける。そして、金額算出部65は、会計要求に含まれるテーブル番号に基づいて、親テーブル番号が同一となるテーブル番号の各々のタブレット端末20に対して、通信部53を介して、注文受付不能にするように通知する。
ステップS129において、親機であるタブレット端末20及び子機であるタブレット端末20の各々が、注文受付不能にする通知を受け付けると、タブレット端末20の表示制御部30は、注文受付不能とするようにメニュー入力画面30Cを変更する。例えば、メニュー入力画面30Cのメニューの各々の選択ボタン43Aをグレーアウトし、操作不能となるように変更する。
そして、ステップS130において、金額算出部65は、会計要求に含まれるテーブル番号と、親テーブル番号が同一となるテーブル番号各々の注文者の人数、及びコース選択情報と、メニューマスタ情報52Bとに基づいて、選択されたコースの金額と人数とを乗算した会計金額を算出する。出力部64は、会計金額が算出された場合、会計金額を、通信部53を介して親機のタブレット端末20に出力する。
そして、ステップS131において、親機のタブレット端末20の表示制御部30は、通信部24を介して注文管理装置50から会計要求に応じて算出された会計金額を受信すると、会計金額表示画面(図示省略)を表示部26に表示させる。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る注文管理システムによれば、タブレット端末の親機を利用するテーブルのテーブル番号と、注文者のテーブルのテーブル番号とを受け付け、タブレット端末の親機を利用するテーブルのテーブル番号と、注文者のテーブルのテーブル番号とが異なる場合に、テーブルでの注文者の人数を受け付けることにより、1組の注文者グループで複数台のタブレット端末を使用する場合であっても、複数台のタブレット端末で矛盾なく入力を受け付けることができる。
また、注文者グループが、同じテーブルで複数台のタブレット端末の表示メニューを同期させて使用することができる。
また、注文者グループが、複数の違うテーブルに分かれて座った場合であって、それぞれのテーブルで違う飲み食べ放題コース等が注文されても、テーブル毎の人数値で飲み食べ放題コースを管理するため、矛盾する金額データを作成することがない。
また、タブレット端末において、コース選択情報を受け付け、選択した食べ放題又は飲み放題コースで注文可能なメニューのリストを取得し、注文受付可能に表示させることにより、注文者自身でも簡単に食べ放題又は飲み放題コースで注文可能なメニュー入力を可能となる。
以上、実施形態として注文管理装置、タブレット端末、及び注文管理システムを例示して説明した。実施形態は、注文管理装置が備える各部又はタブレット端末が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、このプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体の形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した注文管理装置及びタブレット端末の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、複数台のタブレット端末のうち、親機となるタブレット端末はテーブルの備え付けにし、子機となるタブレット端末を店員が手渡しするようにしてもよい。この場合、備え付けられたタブレット端末では、新規ボタン41Aの操作状態が固定されると共に、テーブル番号があらかじめ固定となる。
また、注文者グループが複数のテーブルに分かれて座った場合であって、それぞれのテーブル毎に会計したい場合には、それぞれのタブレット端末で、新規ボタン41Aを選択することで、別会計に簡単に対応できる。
また、メニュー生成処理を、注文管理装置で行う場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、メニュー生成処理を、タブレット端末で行ってもよい。
また、上記実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
10 注文管理システム
20 タブレット端末
21 制御部
21A CPU
21B ROM
21C RAM
21D I/O
22 記憶部
22A 注文入力アプリケーション・プログラム
24 通信部
25 操作部
26 表示部
30 表示制御部
30A テーブル人数選択画面
30B コース選択画面
30C メニュー入力画面
31 テーブル人数入力部
32 コース選択入力部
33 送信処理部
34 取得部
35 注文入力部
36 会計要求入力部
50 注文管理装置
51 制御部
51A CPU
51B ROM
51C RAM
51D I/O
52 記憶部
52E 飲み食べ放題選択テーブル情報
52F タブレット管理テーブル情報
53 通信部
59 コース選択画面生成部
60 入力部
61 メニュー生成部
63 登録部
64 出力部
65 金額算出部
70 印刷装置
80 配膳用表示装置
90 調理用表示装置

Claims (6)

  1. 複数台の注文受付用端末と、注文管理装置とを含む注文管理システムであって、
    前記複数台の注文受付用端末の各々は、
    注文者エリアを識別するための識別情報と、前記注文者エリアでの注文者の人数と、注文者グループで利用する注文受付用端末の親機であるか否かを受け付けると共に、
    前記注文者グループで利用する注文受付用端末の親機であることを受け付けた場合に、注文者エリアを識別するための識別情報と、前記注文者エリアでの注文者の人数とを受け付け、
    前記注文者グループで利用する注文受付用端末の親機でないことが入力された場合に、前記注文受付用端末の親機を利用する注文者エリアの識別情報と、注文者の注文者エリアの識別情報とを受け付け、前記注文受付用端末の親機を利用する注文者エリアの識別情報と、注文者の注文者エリアの識別情報とが異なる場合に、前記注文者エリアでの注文者の人数を更に受け付ける入力部と、
    メニューに関する情報を、注文受付可能に表示部に表示させる表示制御部と、
    前記入力部により受け付けた情報、及び受け付けたメニューの注文を、前記注文管理装置へ送信する通信部と、
    を含む注文管理システム。
  2. 前記表示制御部は、前記親機でないことが入力さけた注文受付用端末が利用される注文者エリアを識別する識別情報と、前記親機が利用される注文者エリアを識別する識別情報とが同一である場合、前記親機の前記表示制御部が表示させたメニューに関する情報と同一の情報を、注文受付可能に前記表示部に表示させる請求項1記載の注文管理システム。
  3. 前記注文管理装置は、前記注文受付用端末から、当該注文受付用端末が利用される注文エリアを識別する識別情報と、当該注文受付用端末を利用する注文者グループが利用する親機が利用される注文エリアを識別する識別情報とを含む情報を取得して記憶し、
    前記注文受付用端末の前記入力部は、更に、会計要求を受け付け、
    前記通信部は、受け付けた会計要求を、前記注文管理装置へ送信し、
    前記注文管理装置は、前記会計要求を受信した場合に、前記会計要求を送信した前記注文受付用端末と、当該注文受付用端末を利用する注文者グループが利用する親機が利用される注文者エリアの識別情報が同一である、全ての前記注文受付用端末に対して、注文受付不能にするように通知する請求項1又は2の注文管理システム。
  4. 前記注文管理装置は、更に、前記注文受付用端末から前記会計要求を受信した場合に、前記会計要求を送信した前記注文受付用端末と、当該注文受付用端末を利用する注文者グループが利用する親機が利用される注文者エリアの識別情報が同一である、全ての前記注文受付用端末について、注文に関する情報に基づき会計金額を計算し、前記注文者グループの会計金額として、前記注文受付用端末に送信する、請求項3に記載の注文管理システム。
  5. 前記注文受付用端末は、前記入力部及び前記表示部として機能するタッチパネルディスプレイを備えた携帯端末である請求項1~請求項4の何れか1項記載の注文管理システム。
  6. 前記注文受付用端末の前記入力部は、更に、一定金額で、注文可能なメニューの一覧に含まれるメニューを繰り返し注文可能なコースを受け付け、
    前記表示制御部は、前記受け付けたコースで注文可能なメニューの一覧を前記表示部に表示させる請求項1~請求項5の何れか1項記載の注文管理システム。
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