JP2007148780A - 利用時間が制限された状況下でのメニュー提示処理に特徴を有する飲食物注文受付システム - Google Patents

利用時間が制限された状況下でのメニュー提示処理に特徴を有する飲食物注文受付システム Download PDF

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Abstract

【課題】利用時間の残時間を考慮して注文を受け付ける注文受付システムを提供する。
【解決手段】注文を受け付けてから飲食し終わるまでの標準的な時間に相関した所要時間情報を含む飲食物品目情報を品目IDに対応付けして多数格納したメニューデータベースと、制御手段の制御によりメニューを表示する表示手段と、顧客による操作入力を受付可能な入力手段を備え、顧客に許可した利用時間の残時間を管理するとともに、各飲食物品目情報中の所要時間情報と残時間とに基づいて、残時間による制限枠内の所要時間情報が付いている飲食物品目情報のみを表示対象とし、操作入力に応答してメニュー表示をして注文入力を受け付け、メニュー表示処理にて受注した飲食物品目情報と品目数とを出力手段により出力する飲食物受付システムを提供する。
【選択図】図2

Description

この発明は、飲食店において、入店した客にコンピュータ端末をあずけ、客がメニューを見て商品を選ぶ行為と、選んだ商品をお店に注文する行為とを、客自身がコンピュータ端末を操作して行う方式の飲食物注文受付システムに関し、とくに、カラオケボックスのように利用時間が制限された状況下で、その利用時間を考慮しつつ提示メニューを変化させるシステムに関する。
最近、レストランや居酒屋などにおいて、入店した客にコンピュータ端末をあずけ、客がメニューを見て商品を選ぶ行為と、選んだ商品をお店に注文する行為とを、客自身がコンピュータ端末を操作して行う方式の飲食物注文受付システムが実用化されている。このようなシステムは、たとえば特開2001−338035号公報や特開2002−7539号、特開2002−215755号公報、特開2004−302582号公報などにも開示されている。以下ではこのコンピュータ端末のことを客席端末と称する。
客席端末としては、タッチパネルディスプレイ付きのタブレットコンピュータが用いられている。ディスプレイにメニューが表示され、表示中の商品をタッチ入力することで注文する。客室端末は、無線LANなどにより店舗のコンピュータシステムに組み入れられている。店舗のコンピュータシステムは、客席端末のほか、会計精算処理を行うレジ端末や、厨房に受注商品を告知する厨房端末や、これらを統括するPOSの店舗コンピュータなどによって構成されている。
以前から飲食店においては、接客をする店員がハンディ端末を持ち、客は印刷物のメニューを見て商品の注文を店員に口頭で伝え、店員がハンディ端末を操作して注文品の受注入力を行うシステムが使用されている。この店員ハンディ端末もタッチパネルディスプレイにメニューが細かい表形式で表示され、店員はペンでタッチして品目や数を入力する。
一方、客席に置かれたメニューは大判で何ページもある豪華な印刷物であり、多くの種類の飲食物がきれいな現実感のある写真つきで掲載されている。客は、メニューのページをめくって商品を選び、店員に商品を注文する。店員は、ハンディ端末のメニュー表にペンタッチして所要の入力を行う。
大判で何ページもある豪華なメニュー印刷物の代わりに上記の客席端末を用いるシステムにおいては、客席端末の使い勝手を良くすることが最重要の課題となる。タブレットコンピュータのディスプレイ画面の面積はごく限られている。一画面にて見やすく表示できる情報はきわめて少ない。しかし、コンピュータのプログラムにより画面を切り替えて多種多様な情報を表示することは簡単である。
この特性を活用し、個々の商品アイテムにさまざまな属性情報を付加してメニューをデータベース化しておき、わかりやすい多階層の分類検索により利用客が面倒がらずに商品選びを行ってくれるように、実用的な検索システムを構築することが肝要である。
特開2001−338035号公報 特開2002−7539号 特開2002−215755号公報 特開2004−302582号公報
よく知られているようにカラオケボックスでは、通常、あらかじめ客室の利用時間を決めてから遊びはじめる。予定した時間よりもう少し楽しみたい場合には終了間際に延長することもできる場合はあるが、とくに利用を待っている人が多い時間帯などには延長することはできない。
客はカラオケやメンバーとのおしゃべりや飲食を楽しむあまり、終了時刻はあまり意識していない場合が多い。たとえ認識していたとしても、少しでも長く室内にとどまろうとする。逆に店側にとっては、終了時刻を迎えたら速やかに退室してもらわないと、次の客の受け入れに悪影響をおよぼす。
ところで、カラオケボックスでは一般に、カラオケを楽しみながら飲食もできるようになっている。入室時(利用開始時)に店員が飲食物の注文を受け付けたり、カラオケ利用中に客室内から客がインターフォンを介して飲食物を注文したりする。しかし、上述したように客室の利用時間が制限されている特殊な状況下においては、飲食もおのずとその利用時間に制限される。歌いながら各人がつぎつぎと注文して飲食していると、料理が客室に届けられたときには、退室時間ギリギリになっていて、ゆっくり飲食することができなくなることがある。カラオケ店舗では、この種のトラブルに対処するのに店員が苦労している。終了間際に調理に時間のかかるメニューを注文されたり、大量に注文されたりしては、終了時刻を迎えてもなかなか退室してもらえなかったり、飲食物が無駄に残されてしまったりする結果を招く。
一方、本出願人は、カラオケ集合店舗の各客室のカラオケ装置に付帯して、楽曲検索を行ったり採点機能などの各種付加機能を起動させたりするために使う多機能携帯コンピュータを実用化している。たとえば特許第3643070号公報、特許第3645209号公報、特開2005−17735号公報、特開2005−99288号公報などに多数開示されている。
そこで本出願人は、多数の飲食メニューから利用客が簡単に希望の品を選び出して間違いなく注文できるように、各客室の多機能携帯コンピュータに飲食メニューを表示させて注文を受け付けようと考えた。その際には、その部屋を利用可能な残り時間を考慮して注文可能なメニューにしぼって提示できると利便性が高いと考え、本発明を創作した。
この発明は、つぎの事項(1)〜(8)により特定される飲食物受付システムである。
(1)メニューデータベースと、表示手段と、入力手段と、制御手段と、出力手段とを備えた飲食物受付システムであること
(2)メニューデータベースは、品目IDに対応付けした飲食物品目情報を多数格納すること
(3)飲食物品目情報は、注文を受け付けてから飲食し終わるまでの標準的な時間に相関した所要時間情報を含むこと
(4)表示手段は、制御手段の制御によりメニューを表示すること
(5)入力手段は、顧客による操作入力を受付可能であること
(6)制御手段は、顧客に許可した利用時間の残時間を管理するとともに、メニュー表示処理と、発注処理を行うこと
(7)メニュー表示処理は、各飲食物品目情報中の所要時間情報と残時間とに基づいて、残時間による制限枠内の所要時間情報が付いている飲食物品目情報のみを表示対象とし、操作入力に応答してメニュー表示をして注文入力を受け付けること
(8)発注処理は、メニュー表示処理にて受注した飲食物品目情報と品目数とを出力手段により出力すること
本発明によれば、カラオケボックスのように利用時間が制限されている状況下において利用者が飲食物を注文する場合に、時間内に配膳され食べ終われるものだけを簡単に注文することができるので、安心して注文でき、余計な気をとられることなくカラオケなど本来の目的をめいっぱい楽しめる。店舗側にとっても、退室時間ギリギリになって注文品が客室に届くようなトラブル発生を未然に防ぐことができるうえに、利用時間が過ぎたら速やかに退室してもらえるので、次の利用客の受け入れもスムーズに行えて、効率よく営業できる。
===システム構成例===
本実施例はカラオケボックスにおける飲食物注文受付システムであって、図1にシステム構成を例示している。店舗に1台設置された店舗コンピュータ1と、フロントに設置されたフロント端末2と、厨房に設置された厨房端末3と、カラオケ店舗内の各客室に設置された複数の客席端末4とを含み、各装置が店舗内LAN5に接続されて、店舗コンピュータ1をサーバーコンピュータとするクライアントサーバーシステムを構成している。また、フロント端末2には精算用のレジ端末が付帯されている。
店舗コンピュータ1は汎用のサーバーコンピュータである。店員やオーナーの操作入力を受け付け可能なユーザインタフェースを備えている。ハードディスク装置には、後述するメニューデータベース6を構築して管理している。
客席端末4はタブレット型の一体型パソコンであって、客室内の利用者によって操作されるものである。透明タッチパネルを搭載した液晶表示器からなるユーザインタフェースを備え、利用者と対話形式で情報交換を行えるように構成されている。無線アダプターを介して店舗LAN5に接続され、LAN5を介して店舗コンピュータ1とデータ通信可能である。
フロント端末2は汎用パソコンで、フロントの店員の操作入力を受け付け可能なユーザインタフェースを備え、LAN5を介して店舗コンピュータ1とデータ通信する。利用者の客室への入室に際し、後述するように、店員が利用可能時間を入力したり各室の利用残時間を確認したりできるように構成される。
厨房端末3もまた、汎用パソコンからなるクライアントコンピュータである。調理・配膳担当の店員に発注した客室番号やその品目、個数などの注文内容を提示したり、配膳が終わった注文について処理完了の旨の操作入力を受け付けたりするユーザインタフェースを備え、適宜にLAN5を介して店舗コンピュータ1とデータ通信する。プリンタを付帯して、注文内容に基づいて受注伝票として印刷出力するようにしてもよい。
なお、店舗コンピュータ1をフロントに設置し、フロント端末2としての機能を含んだ構成としてもよい。また、厨房には、受け付けられた注文内容などの情報を表示させるために、店舗コンピュータ1またはフロント端末2のディスプレイのみを設置するようにしてもよい。
===メニューデータベース6の構成===
店舗コンピュータ1に付帯するメニューデータベース6には、図2に例示するように、店舗で提供可能な飲食物の品目(それぞれに付与された品目IDにより識別される)について、各品目のメニュー名、ジャンル、料金、主な材料、摂取カロリー、写真の所在情報など、さまざまな属性項目について記述され、品目IDをキー情報として格納され管理されている。
とくに、各品目についての属性項目として、所要時間情報21が含まれていることが本発明の特徴である。所要時間情報21は、注文を受け付けてから調理・配膳を経て客が飲食し終えるまでにかかる標準時間を示している。注文を受け付けてから客室に届けられるまでの平均的な時間と、顧客が余裕を持って飲食楽しむのに必要な平均的な時間とに基づいて設定した時間情報である。この時間情報は、二つの時間の和としたり、その和にある一定の時間を加減算したり、その和に何割かを加減算したりというように適宜に調節することができる。このような所要時間情報によれば、調理等は短時間で済む簡単なメニューであることが直感的にわかっても賞味するのに意外に長い時間が必要なメニューでも、逆に調理には時間がかかるけれどもあっという間に食してしまえるメニューでも、総合的に必要な時間を比較できる。
これらメニューデータベース6に含まれる品目情報は、店舗コンピュータ1に備わる適宜なユーザインタフェースを介して、始業前や終業後のメンテナンス時間帯といった適宜な機会に、店員や店のオーナーによりデータ入力・更新がなされる。
店舗コンピュータ1が、インターネットなどの外部ネットワークに接続されたカラオケ事業者運営のカラオケサーバーなどと、LAN5に接続されたルーターなどの通信インタフェースを介して適宜な機会にデータ通信し、更新データの配信を受けてメニューデータベース6を更新するように構成してもよい。
さらに、このメニューデータベース6を客席端末4にも付帯させている。店舗コンピュータ1と適時にデータ通信して店舗コンピュータ1の管理するメニューデータベース6に基づいて更新し、店舗の営業時間帯には両データベースの内容が同一になるように管理している。
===利用時間管理簿===
店舗コンピュータ1は、各客室の退室予定時刻をはじめとするさまざまな利用状況を管理している。本システムにおいて各客室は、客室番号で識別される。各客室に1台ずつ設置されている客席端末4のIPアドレスと客室番号とが対応付けられているとよい。各客室を客席端末4のIPアドレスで識別するようにしてもよい。その場合、フロント端末2や厨房端末3において、客室番号と客席端末4のIPアドレスとを対応付けして管理しておき、客室番号を指定すると客席端末4のIPアドレスを取り出せるように構成する。
フロントの店員は、来店者に客室を割り当てて入室させるに際して、フロント端末2にて、客室番号と入室時刻や退室予定時刻を指定入力する。利用時間の延長をする際などにも、客室番号とともに退室予定時刻を更新入力する。入力された客室番号と退室予定時刻は、LAN5を介して店舗コンピュータ1に転送される。店舗コンピュータ1は、適宜な記憶部に退室予定時刻と客室番号とを対応付けて利用時間管理簿として記憶・管理する。
また、利用時間管理簿の更新があった際には、その都度、該当の客席端末4にその更新情報を通知する。客席端末4は、現在時刻と、通知された退室予定時刻とに基づいて、現時点における自客室の利用時間の残時間がわかるようになっている。
===メニュー表示処理===
利用者が各客室で飲食物を注文しようとする場合に、まず客席端末4にて所定の指示入力を行って注文可能な飲食物のメニューを表示させる。たとえば、タッチパネル式液晶表示器のトップメニューに、図3に例示したように、カラオケ店で提供される多数のサービスメニュー指示用のボタンとともに、「飲食メニュー」ボタン31を配設しておく。これを利用者が指示すると、メニュー読み取りコマンドが生成される。
客席端末4は生成されたメニュー読み取りコマンドを確認すると、現在時刻を認識するとともに、この客室の退室予定時刻を読み出し、現在時刻と利用終了予定時刻に基づいて、この部屋の利用時間の残時間を算出する。
続けて客席端末4は、算出した残時間に基づいてメニューデータベース6を参照する。算出した残時間とメニューデータベース6に含まれる各品目の所要時間情報21とをそれぞれ対比させ、所要時間情報21が残時間以下である品目についての品目情報(品目ID、メニュー名、料金、所要時間等)を取り出す。客席端末4は、取り出した多数の品目についての品目情報群で構成されるデータファイルをメモリに一時記憶し、このデータファイルに基づいて、データファイルに含まれる品目のメニュー名と料金、所要時間等を適宜な表示方法で液晶表示器に一覧表示させる。あわせて適宜、客室の利用時間の残り時間を表示してもよい。
たとえば、「飲食メニュー」ボタン31を指示すると最初のページでは、図4に例示したように「アルコール飲料」「ソフトドリンク」「サラダ」「肉料理」「魚料理」「スナック菓子」「デザート」などの飲食物のジャンルを一覧的に表示して、いずれかを選択入力させる。このジャンルはメニューデータベース6およびデータファイルの属性項目に一致させている。客席端末4は、利用者が指定したジャンルに合致した属性をもつ品目のデータ群を取り出して、取り出したデータ群について、次はたとえば属性項目の「料金」を参照して、料金が安い順に一覧表示させる(図5参照)。「料金」のかわりに「所要時間情報」を参照して所要時間の短い順に一覧表示させてもよい。あるいは、「摂取カロリー」の低い順に表示させてもよい。一覧表示させる際の手順や表示順は、本実施例に限定されない。
一覧表示に際しては、1ページに表示し切れない場合には複数ページに分けて、所定の操作でページをめくったり戻したりできるように構成する。利用者が表示されている中から1品目を選択して指定すると、その品目についての摂取カロリーや写真などの詳細情報が表示されるように構成される(図6参照)。
ここ(図4以降)で表示される品目(飲食メニュー)はすべて、この客室の利用時間の残時間以内の所要時間情報が対応付けされたものである。したがって、当該客室の利用者が表示された飲食メニュー一覧の中からどれを選択して注文しても、標準的には客室の利用時間が終了する前に配膳され余裕をもって食べ終えることができることになる。
なお、メニューデータベース6から条件に合った品目情報を取り出す際に、当該客室の残時間よりさらに所定時間だけ短い時間を制限枠として、制限枠内の所要時間情報が対応付けされている品目情報を取り出すようにしてもよい。そうすると、利用者が注文した飲食物を食べ終わった後にも退室まで時間に充分に余裕を持たせることができるので、食べ終わってすぐに慌ただしく退室しなければならないような事態や、食べ終わってもなかなか退室してくれないような事態を避けることができる。
なお、上記例では客席端末4にて店舗コンピュータ1と同一のメニューデータベース6を管理する構成としているが、メニューデータベース6は店舗コンピュータ1のみで管理するものとして構成してもよい。その場合、客席端末4はメニュー表示処理の都度、店舗コンピュータ1とデータ通信してメニューデータベース6を参照する。
===発注処理===
利用者は、上述したようにして客室端末4のタッチパネル式表示器にて適宜にページをめくったり戻したりする所定の操作を行いながら、注文したいメニューを表示させて選択指示入力して(図5)、そのメニューの詳細情報を表示させる(図6)。その詳細情報が表示された画面にて注文する数量を指定入力する(図6の61)とともに注文ボタン62を指示入力すると、その品目の品目ID、メニュー名および注文数、客席端末4のIPアドレスをともなった発注信号が生成される。生成された発注信号は、LAN5を介して店舗コンピュータ1に転送される。店舗コンピュータ1は受信した発注信号に基づいて、客室番号とメニュー名、注文数を対応付けて厨房端末3に通知する。厨房端末3は、客室番号とメニュー名、注文数をプリントアウトしたり、ディスプレイに一覧表示させたりする。厨房の店員がこれを見て注文の品を調理したり配膳したりする。
なお、厨房端末3は品目IDとメニュー名との対応表を管理しておき、品目IDに基づいてメニュー名を取り出せるように構成してもよい。この対応表は、厨房端末3が適時に店舗コンピュータ1とデータ通信し、メニューデータベース6に基づいて更新する。そうすると、店舗コンピュータ1は発注信号には客室番号と品目ID、その数量を含めて厨房端末3に転送すれば足りる。
===その他の処理===
メニューデータベース6に、各品目の標準調理時間などを管理して、厨房端末3において注文を表示する際に、標準調理時間などを表示させてもよい。厨房端末3にて品目IDとメニュー名との対応表を管理させる場合には、この対応表にあわせて各品目の標準調理時間を含めるようにしてもよい。厨房において実際の調理時間等が標準時間に遅れていないかなどを確認しながら処理を進行させることにも利用できる。
また、配膳終了時などにその旨を厨房端末3やフロント端末2から入力できるようにして、注文を完了させるようにするとよい。こうすれば、発注から完了までの状態を管理できるので、注文を確実に処理できる。
注文を完了させると、品目IDとその料金、数量を客室番号ごとに蓄積する。厨房端末3で蓄積してもよいし、店舗コンピュータ1に転送して蓄積するようにしてもよい。当該客室の利用終了をフロント端末2から通知された際には、店舗コンピュータ1が当該客室について蓄積されたデータを集約し、精算データを作成してフロント端末2に転送するようにするとよい。フロント端末2は付帯する精算レジにおいて、精算データに基づいて利用者に飲食代金を請求する。
===他の実施形態===
上記実施例では、カラオケ装置に付帯して楽曲検索を行ったり採点機能などの各種付加機能を起動させたりするために使う携帯コンピュータを客席端末4としているが、カラオケ装置と一体的なハードウェアとしてもよい。いずれの場合にも、カラオケ装置や携帯コンピュータに、本発明にかかる処理を行うプログラムモジュールを付加的に搭載させることで実現できる。
なお、本発明の飲食物注文受付システムは、宴会場やエステサロン、リラクゼーションスペースなどにも適用できる。宴会場の個室やエステサロンの施術室、リラクゼーションスペースの個室などに客席端末を設置して、各部屋の利用時間の残時間に合わせて追加飲食物や他のサービスメニューを注文できるように構成できる。
本実施例に係る飲食物注文受付システムのシステム構成を例示した図である。 本実施例に係るメニューデータベースの論理構成を例示した図である。 本実施例に係るメニュー表示処理を起動させるための指示ボタンを配した画面例である。 本実施例に係るメニュー表示処理の初期画面を例示している。 本実施例に係るメニュー表示処理のメニュー一覧表示例である。 本実施例に係るメニュー表示処理におけるメニュー詳細表示および注文用画面例である。
符号の説明
1 店舗コンピュータ
2 フロント端末
3 厨房端末
4 客席端末
5 LAN
6 メニューデータベース

Claims (1)

  1. メニューデータベースと、表示手段と、入力手段と、制御手段と、出力手段とを備えた飲食物受付システムであって、
    メニューデータベースは、品目IDに対応付けした飲食物品目情報を多数格納し、
    飲食物品目情報は、注文を受け付けてから飲食し終わるまでの標準的な時間に相関した所要時間情報を含み、
    表示手段は、制御手段の制御によりメニューを表示し、
    入力手段は、顧客による操作入力を受付可能であり、
    制御手段は、顧客に許可した利用時間の残時間を管理するとともに、メニュー表示処理と、発注処理を行い、
    メニュー表示処理は、各飲食物品目情報中の所要時間情報と残時間とに基づいて、残時間による制限枠内の所要時間情報が付いている飲食物品目情報のみを表示対象とし、操作入力に応答してメニュー表示をして注文入力を受け付け、
    発注処理は、メニュー表示処理にて受注した飲食物品目情報と品目数とを出力手段により出力する
    飲食物注文受付システム。

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