JP2010044548A - オーダー端末およびプログラム - Google Patents

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文隆 酒井
Koji Koseki
浩次 小関
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Abstract

【課題】対象商品のオーダー数の入力を直感的に行うことができると共に、誤入力を防止することができる。
【解決手段】1以上の料理の画像31が印刷または表示された商品パネル22と、商品パネル22に重畳配置され、料理のオーダー操作を行うためのタッチパネル21と、タッチパネル21の検出結果に基づいて、オーダー情報を生成するオーダー情報生成部47と、生成したオーダー情報を出力する子オーダー情報発信部48と、を備え、オーダー情報生成部47は、オーダー操作によるタッチパネル21への接触位置の検出に基づいて、オーダー対象となる対象料理を特定すると共に、オーダー操作によるタッチパネル21への接触軌跡の検出に基づいて、対象料理のオーダー数を判別し、判別結果に基づいて、オーダー情報を生成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、飲食店等のオーダーに用いるオーダー端末およびプログラムに関するものである。
従来、この種のオーダー端末として、商品の画像を商品毎に表示する複数の表示部と、各表示部に対応して設けられその表示部に画像が表示された商品のオーダー数を入力する[+]ボタンおよび[−]ボタンと、を備えたオーダーブックが知られている(特許文献1参照)。このオーダーブックでは、液晶ディスプレイとタッチパネルセンサからなる液晶タッチパネル面上に、上記表示部、[+]ボタンおよび[−]ボタンが形成されている。
特開2001−357463号公報
しかしながら、このようなオーダーブックでは、[+]ボタンや[−]ボタンのタッチ入力操作によって、対象商品のオーダー数を入力するため、対象商品のオーダー数の入力を直感的に行うことができないという問題があった。また、オーダー数が多い場合は、操作回数が多くなり面倒であった。画像上をオーダー数と同数タッチすることで、オーダー数を入力することも考えられるが、この場合、液晶タッチパネル面上の画像に指が触れただけでタッチが検知されてしまうため、誤入力が多くなってしまう。
本発明は、対象商品のオーダー数の入力を直感的に行うことができると共に、誤入力を防止することができるオーダー端末およびプログラムを提供することを課題としている。
本発明のオーダー端末は、1以上の商品の商品画像が印刷または表示された商品パネルと、商品パネルに重畳配置され、商品のオーダー操作を行うためのタッチパネルと、タッチパネルの検出結果に基づいて、オーダー情報を生成するオーダー情報生成手段と、生成したオーダー情報を出力するオーダー情報出力手段と、を備え、オーダー情報生成手段は、オーダー操作によるタッチパネルへの接触位置の検出に基づいて、オーダー対象となる対象商品を特定すると共に、オーダー操作によるタッチパネルへの接触軌跡の検出に基づいて、対象商品のオーダー数を判別し、当該判別結果に基づいて、オーダー情報を生成することを特徴とする。
この構成によれば、顧客が商品画像上でタッチ操作(オーダー操作)を行うと、商品パネルに重畳したタッチパネルによって、当タッチ操作が検知される。タッチ操作による接触位置の検知に基づいて対象商品を特定し、タッチ操作による接触軌跡の検知に基づいてオーダー数が判別される。このように対象商品のオーダー数を入力するため、直感的にオーダー数の入力を行うことができる。また、タッチ操作による接触軌跡の検出に基づいて、オーダー数を判別するため、不慮の接触による誤入力を防止することができる。なお、ここにいうタッチパネルとは、検出面上の各位置での指等の接触を検出する接触検出手段であり、表示手段を含まない概念である。
上記オーダー端末において、オーダー情報生成手段は、所定の形状を示す接触軌跡の検出個数に基づいて、対象商品のオーダー数を判別し、オーダー情報を生成することが好ましい。
この構成によれば、顧客が丸等の所定の形状を画像上に描くタッチ操作を行うと、タッチパネルは、当所定の形状を示す接触軌跡を検出する。オーダー端末は、当該接触軌跡の検出個数に基づいて、対象商品のオーダー数を判別する。このように、より直感的なタッチ操作でオーダー数の入力を行うことができる。
この場合、オーダー情報生成手段は、所定の形状とは異なる第2の所定の形状を示す接触軌跡の検出に基づいて、対象商品のオーダーを取り消すことが好ましい。
この構成によれば、顧客がバツ等の第2の所定の形状を画像上に描くタッチ操作を行うと、タッチパネルは、当第2の所定の形状を示す接触軌跡を検出する。すると、オーダー情報生成手段は、当該接触軌跡の検出に基づいて、対象商品のオーダーを取り消す。このように、直感的なタッチ操作でオーダーを取り消すことができる。
上記のオーダー端末において、オーダー情報生成手段は、数字の形状を示す接触軌跡の検出に基づいて、対象商品のオーダー数を判別し、オーダー情報を生成することが好ましい。
この構成によれば、顧客が数字を画像上に描くタッチ操作を行うと、タッチパネルは、当数字の形状を示す接触軌跡を検出する。すると、オーダー情報生成手段は、当該接触軌跡の検出に基づいて、対象商品のオーダー数を判別する。このように、数字を描くという、より直感的な操作でオーダー数を入力することができる。
なお、数字は、アラビア数字、ローマ数字、漢数字など、数を表す文字であればその種類を問わない。
この場合、オーダー情報生成手段は、数字のゼロの形状を示す接触軌跡の検出に基づいて、対象商品のオーダーを取り消すことが好ましい。
この構成によれば、顧客が数字のゼロを画像上で描くタッチ操作を行うと、タッチパネルは、当数字のゼロの形状を示す接触軌跡を検出する。すると、オーダー情報生成手段は、当該接触軌跡の検出に基づいて、対象商品のオーダーを取り消す。このように、数字のゼロを描くという、直感的な操作でオーダーの取り消しを行うことができる。
上記のオーダー端末において、オーダー情報生成手段は、オーダーを示す所定の形状と、数字の形状と、を示す接触軌跡の検出に基づいて、対象商品のオーダー数を判別し、オーダー情報を生成することが好ましい。
この構成によれば、顧客が、丸等の所定の形状を画像上に描き、且つ数字を画像上に描くタッチ操作を行うと、タッチパネルは、当所定の形状と、当数字の形状と、を示す接触軌跡とを検出する。すると、オーダー情報生成手段は、当該接触軌跡の検出に基づいて、対象商品のオーダー数を判別する。このように、より直感的にオーダー数を入力することができる。また、所定の形状と数字との組み合わせることで、誤入力をより防止することができる。
これらの場合、所定の形状は、一筆書きにより表される形状であることが好ましい。
所定の形状が一筆書きでない場合、タッチパネル上から離間して、再度接触させるという操作を何度か行うことになる。一度タッチパネルから離間してしまうと、それが1つのものを描いたのか、離間前と離間後で2つのものを描いたのか、を判別することは煩雑であり、所定の形状の接触軌跡の検出を行うことが困難となってしまう。
上記構成によれば、所定の形状が、一筆書きにより表される形状であることにより、所定の形状の接触軌跡の検出を容易に行うことができる。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記のオーダー端末における各手段を機能させることを特徴とする。
この構成によれば、コンピュータに本プログラムを搭載するだけで、上記のオーダー端末における各手段を容易に機能させることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明のオーダー端末を適用したオーダーシステムについて説明する。このオーダーシステムは、いわゆるセルフオーダーシステムであり、オーダー入力可能な複数のメニューシートを各顧客に配布し、メニューシートから発信されるオーダーを受け付けるものである。また、各メニューシートに親子関係を構築し、グループ化することで、オーダーをグループ単位(テーブル単位等)で統合し、表示および発信を行うことができる。さらに、各メニューシートは、タッチパネルを搭載し、タッチ操作によってオーダーを入力する。
図1は、オーダーシステム1のシステム構成図である。図1に示すように、オーダーシステム1は、各顧客がオーダー入力を行う複数のメニューシート(オーダー端末)2と、複数のメニューシート2からのオーダーを受け付ける管理サーバ3と、複数のメニューシート2と管理サーバ3との間で長距離無線通信を行うためのアクセスポイント4と、を備えている。この管理サーバ3で受け付けたオーダーに基づいて、調理、給仕および精算処理が行われる。
管理サーバ3は、店舗内のバックヤードに配置され、複数のメニューシート2を統括的に管理すると共に、そのオーダーを統括管理するものである。管理サーバ3は、一般的なコンピュータと同様の構成であり、表示機構11と、入力機構12と、通信機構13と、これらを制御する制御機構14と、を有している。表示機構11は、受け付けたオーダーの管理状態や、各メニューシート2の管理状態を確認するためのものである。入力機構12は、キーボードやマウス等で構成される。通信機構13は、アクセスポイント4と接続するものであり、各メニューシート2との通信に使用される。通信機構13により、メニューシート2からオーダー情報を受け付けると共に、各メニューシート2に各種データを送信する。なお、管理サーバ3から、各メニューシート2にデータを送信する際は、一極集中を避けるため、メニューシート2間をリレー形式で通信して、管理サーバ3からのデータを、各メニューシート2に配信することが好ましい。
次に、図2および図3を参照してメニューシート2について説明する。メニューシート2は、親端末としても子端末としても機能することができるようになっている。オーダー入力の際は、各メニューシート2において、予め親端末または子端末を設定する(親子関係設定動作)。この場合、1の親端末と1以上の子端末とにより親子関係が構築される。例えば、1のテーブルの各顧客に配布する複数のメニューシート2で親子関係を構築し、この複数のメニューシート2が1グループとしてグループ化される。その後、各メニューシート2でオーダー入力を行い、入力したオーダー情報を、各子端末から親端末に送信して、親端末でオーダー情報を統合する。そして、親端末で、統合したオーダー情報を表示して、当オーダー情報を管理サーバ3に発信する。このように、グループ単位で統合したオーダー情報を表示し、発信する。
図2は、メニューシートの外観図であり、図3は、メニューシート2の内部構成を示した図である。図2および図3に示すように、メニューシート2は、全体としてシート状に形成されており、広く形成されたタッチパネル21と、タッチパネル21に重畳するように取り付けられると共にメニューを印刷した商品パネル22と、タッチパネル21および商品パネル22に延在すると共に液晶ディスプレイ等で構成された表示部23と、表示部23の図2中下側に形成された電源ボタン24、確定ボタン25および親子設定ボタン26と、を有している。さらに、メニューシート2は、その内部に、近距離無線通信を行うための近距離無線通信部27と、長距離無線通信を行うための長距離無線通信部28と、メニューシート2の各部に接続され、これら各部を制御する制御部29と、を有している(図3参照)。
タッチパネル21は、指等の接触(タッチ)部分の物理量(抵抗値や静電気量)の変化を検出して、顧客のタッチ操作を検出する。商品パネル22は、メニューとして、オーダー対象となる複数の料理の画像(商品画像)31と、各料理の名前や値段等の料理情報32と、が印刷されている(図2参照)。顧客が、商品パネル22上の料理の画像31に対しタッチ操作を行うと、商品パネル22に重畳したタッチパネル21が、そのタッチ操作を検出する。このタッチ操作の検出により、オーダー入力が行われる。なお、商品パネル22は、タッチパネル21に対して着脱自在に取り付けられており、適宜交換できることが好ましい。
表示部23は、オーダー入力の際、タッチ操作によって入力されたオーダーリスト(オーダー情報)A1を表示すると共に、親端末である際(メニューシート2が親端末として機能している場合)、子端末から受信したオーダー情報と自身のメニューシート2で入力したオーダー情報とを統合したオーダー情報の確認画面A2を表示する(いずれも図4参照)。これにより、オーダー入力の際、各メニューシート2で個別のオーダー情報を確認することができ、また、親端末において、統合したオーダー情報を確認することができる。
電源ボタン24は、当メニューシート2を起動するための操作子である。確定ボタン25は、入力したオーダー情報や、統合したオーダー情報を確定する操作子である。親子設定ボタン26は、親子関係設定動作のトリガーとして用いられる操作子である。
近距離無線通信部27は、近接したメニューシート2間で親子関係を設定する(親子関係設定動作)際に用いる通信手段である。長距離無線通信部28は、各メニューシート2間や、メニューシート2と管理サーバ3(アクセスポイント4)との間で、オーダー情報や各種データをやり取りするための通信手段である。
ここで、図5を参照して、管理サーバ3の制御機構14によって構成される各手段と、メニューシート2の制御部29によって構成される各手段と、について説明する。図5に示すように、管理サーバ3の制御機構14は、オーダー情報受信部35と、オーダー受付部36と、を構成している。オーダー情報受信部35は、通信機構13を用い、アクセスポイント4を介して、メニューシート2からオーダー情報を受信する。オーダー受付部36は、受信されたオーダー情報のうち、親端末から発信されたオーダー情報に基づいて、オーダーを受け付ける。すなわち、オーダー受付部36は、親端末から発信された、統合したオーダー情報のみに基づいて、オーダーを受け付け、それ以外のオーダー情報を無視する。親端末から発信されたオーダー情報であるか否かの判別は、オーダー情報に親信号が付加されているか否かに基づいて行われる。
図5に示すように、メニューシート2の制御部29は、端末ID記憶部41と、端末ID発信部42と、端末ID受信部43と、親子設定部44と、子ID記憶部45と、表示制御部46と、オーダー情報生成部(オーダー情報生成手段)47と、子オーダー情報発信部(オーダー情報出力手段)48と、オーダー情報受信部49と、オーダー統合部50と、統合オーダー情報発信部51と、を構成している。
端末ID記憶部41は、自身(のメニューシート2)の端末IDを記憶する。各メニューシート2にはそれぞれ異なる端末IDが付加されており、端末ID記憶部41は、メニューシート2自身に付加された端末IDを記憶している。
端末ID発信部42は、親子設定部44により、自身のメニューシート2が親端末もしくは子端末に設定された際、近距離無線通信部27を用いて、端末ID記憶部41に記憶された自身の端末IDを発信する。端末ID受信部43は、他のメニューシート2の端末ID発信部42から発信された端末IDを、近距離無線通信部27を用いて、受信する。このように、近距離無線通信を用いるため、近接状態であるメニューシート2間で、端末IDのやり取りが行われる。
親子設定部44は、自身のメニューシート2を、親端末として機能するか、子端末として機能するかを設定する。親子設定部44は、親子設定ボタン26が押下したことを検出した場合には、未設定の自身のメニューシート2を親端末に設定し、自身のメニューシート2以外の端末IDを受信した場合には、未設定の自身のメニューシート2を子端末に設定する。すなわち、親端末にしたいメニューシート2の親子設定ボタン26を押すと、当メニューシート2が親端末に設定される。すると、端末ID発信部42により当メニューシート2(親端末)から自身の端末IDが発信される。端末ID受信部43によってそれを受信した他のメニューシート2は、自身のメニューシート2以外の端末IDを受信したことになるため、子端末に設定される。このように複数のメニューシート2間で親子関係が構築される。
子ID記憶部45は、自身のメニューシート2が親端末である際、子端末の端末IDを記憶するものである。厳密には、親子設定部44により自身のメニューシート2が親端末に設定されている状態で、端末ID受信部43により自身のメニューシート2以外の端末IDを受信した際、この端末IDを子端末の端末IDとして記憶する。すなわち、メニューシート2が子端末に設定されると、端末ID発信部42により、自身の端末IDを発信する。親端末のメニューシート2は、親子関係にある各子端末の端末IDを受信し、子ID記憶部45に記憶する。
表示制御部46は、表示部23の表示制御を行うものである。オーダー入力の際には、オーダーリストA1を表示させ、統合したオーダー情報の確認の際には、確認画面A2を表示する。
オーダー情報生成部47は、タッチパネル21による検出結果に基づいて、オーダー情報を生成するものである。すなわち、顧客によるタッチ操作(オーダー操作)を、タッチパネル21によって検出し、これに基づいて、オーダー情報を生成する。このように、タッチパネル21とオーダー情報生成部47によって、オーダー入力動作を行う。ここで、図6を参照してオーダー入力動作の詳細について説明する。
オーダー入力動作は、顧客が、商品パネル22の1の料理の画像31に対し、丸(「○」)(所定の形状)を描くタッチ操作を行うことで、当料理をオーダーに追加し、山形(逆V字形状:「∧」)(第2の所定の形状)を描くタッチ操作を行うことで、当料理のオーダーをキャンセルすることにより行われる。顧客がタッチ操作を行うと、タッチパネル21は、タッチ操作の接触軌跡と、その接触位置を検出する。オーダー情報生成部47は、予め商品パネル22上の各料理の画像31の位置を示す商品マップを記憶しており、この商品マップと、検出したタッチ操作の接触位置(厳密には接触軌跡の中心位置)と、からタッチ操作の対象となった料理を特定する。一方、検出した接触軌跡を判定し、接触軌跡が1以上の丸であると判別した場合には、その丸の個数分、特定した対象料理(対象商品)をオーダーに追加する。また、判定した結果、接触軌跡が山形であると判別した場合には、当対象料理に対するオーダーをキャンセルする。丸もしくは山形と判別されなかった場合には、そのタッチ操作を無視する。
タッチ操作を顧客が繰り返し行うと、その都度、オーダー情報生成部47は、オーダー情報を変更する。そして、確定ボタン25の押下を検出したら、オーダー情報を確定して、オーダー入力動作を終了する。なお、料理の追加や、キャンセルする都度、表示制御部46によってオーダーリストA1の表示が更新される。
このように、丸等の所定形状を示す接触軌跡の検出個数で、オーダー数を判別し、オーダーを追加すると共に、山形等の第2の所定形状を示す接触軌跡を検出して、対象料理のオーダーをキャンセルする構成であるため、直感的なタッチ操作でオーダー数の入力、およびオーダーのキャンセルを行うことができる。ここで、図7および図8を参照してオーダー入力動作の第1変形例および第2変形例について説明する。
図7に示すように、第1変形例のオーダー入力動作では、顧客が、対象料理の画像31上に数字の形状を描くタッチ操作を行うことで、対象料理のオーダーを追加すると共に、顧客が、対象料理の画像31上にゼロの形状(「0」)を描くタッチ操作を行うことで、対象料理のオーダーをキャンセルする。すなわち、オーダー情報生成部47は、検出した接触軌跡を判定し、判定の結果、接触軌跡が、ゼロを除く数字の形状であることを判別した場合には、その数字と同数の対象料理を、オーダーに追加する。また、判定の結果、接触軌跡が、ゼロの形状であることを判別した場合には、対象料理のオーダーをキャンセルする。この構成によれば、このように数字を描くという、直感的な操作でオーダー数を入力することができる。なお、数字は、アラビア数字、ローマ数字、漢数字など、数を表す文字であればその種類を問わない。
図8に示すように、第2変形例のオーダー入力動作では、顧客が、対象料理の画像31上に丸(「○」)(オーダーを示す所定の形状)を描いた後、数字の形状を描くタッチ操作を行うことで、対象料理のオーダーを追加すると共に、顧客が、対象料理の画像31上に山形(逆V字形状:「∧」)を描くタッチ操作を行うことで、対象料理のオーダーをキャンセルする。すなわち、オーダー情報生成部47は、検出した接触軌跡を判定し、判定の結果、接触軌跡が、丸と数字の形状であることを判別した場合には、数字と同数の対象料理を、オーダーに追加する。また、判定の結果、接触軌跡が、山形であることを判別した場合には、対象料理のオーダーをキャンセルする。この構成によれば、直感的にオーダー数を入力することができると共に、オーダーを示す所定の形状と数字との組み合わせることで、誤入力をより防止することができる。
なお、商品パネル22を交換した際、オーダー情報生成部47において用いる商品マップを対応するものに変更することができるよう、各商品パネル22のパネルIDに対応して、各商品パネル22の商品マップを記憶すると共に、商品パネル22にICチップを搭載し、ICチップに記憶したパネルIDを読み出して、商品パネル22に対応する商品マップを使用することが好ましい。
子オーダー情報発信部48は、子端末である際、長距離無線通信部28を用いて、自身の端末IDと共に、オーダー情報を発信する。オーダー情報受信部49は、親端末である際、子ID記憶部45に記憶された子端末の端末IDと共に発信されたオーダー情報を、長距離無線通信部28を用いて、受信する。このように、子端末から発信されたオーダー情報を、対応する親端末が受信する。
オーダー統合部50は、親端末である際、受信したオーダー情報と、自身で入力したオーダー情報とを統合する。統合オーダー情報発信部51は、親端末である際、確定ボタン25の押下をトリガーとして、長距離無線通信部28を用いて、親端末であることを示す親信号と共に、統合したオーダー情報を発信する。
次に、図9を参照して、近接した2以上のメニューシート2間で行われる親子関係設定動作について説明する。この動作は、親子設定ボタン26の押下をトリガーとして行われるものであり、接客スタッフが、各顧客にメニューシート2を配布する直前に、配布する2以上のメニューシート2を近接させた状態で、そのうちの1のメニューシート2の親子設定ボタン26を押すことにより行われる。なお、ここでは、説明を分かりやすくするため、親子設定ボタン26が押されるメニューシート2を第1メニューシートとし、第1メニューシート以外のメニューシート2であり、親子設定ボタン26が押されたときに近接状態にあったメニューシート2を、第2メニューシートとする。
図9は親子関係設定動作のフローチャートである。図9に示すように、第1メニューシートの親子設定ボタン26が押されると、第1メニューシートは、親子設定部44により、それを検出し(S1:Yes)、自身のメニューシート2(第1メニューシート)を親端末に設定する(S2)。親端末に設定したら、端末ID発信部42により、端末ID記憶部41に記憶された自身の端末IDを、近距離無線通信を用いて発信する(S3)。
すると、第2メニューシートは、端末ID受信部43により、これを受信する(S4)。第1メニューシート(親端末)の端末IDを受信したら、親子設定部44は、自身のメニューシート2以外の端末IDを受信したものとして、自身のメニューシート2を子端末に設定する(S5)。子端末に設定したら、端末ID発信部42により、端末ID記憶部41に記憶された自身の端末IDを、近距離無線通信を用いて発信する(S6)。
これに対し、親端末の第1メニューシートは、端末ID受信部43により、これを受信する(S7)。この際、親端末に設定されている状態で、自身のメニューシート2以外の端末IDを受信したものとして、子ID記憶部45は、受信した端末IDを記憶する(S8)。これにより、本動作を終了する。この動作によって近接した2以上のメニューシート2間で親子関係が構築されて、当2以上のメニューシート2が1グループとしてグループ化される。
次に、図10を参照して、親子関係設定動作によって親子関係が構築された2以上のメニューシート2が各顧客に配布された後に行われるオーダー動作について説明する。図10はオーダー動作のフローチャートである。図10に示すように、まず、親端末および子端末は、それぞれにおいて、オーダー入力動作を行い(S11およびS12)、オーダー情報を生成して確定する。その後、子端末は、端末ID記憶部41に記憶された自身の端末IDと共に、確定したオーダー情報を発信する(S13)。厳密には、確定ボタン25の押下をトリガーとして、オーダー情報が発信する。
子端末からのオーダー情報を受信した親端末は(S14:Yes)、当オーダー情報と共に発信された端末IDが、子ID記憶部45に記憶された端末IDと合致するか否かを判定する(S15)。判定の結果、端末IDが合致しない場合には(S15:No)、このオーダー情報の受信をキャンセルする(S16)。一方、端末IDが合致する場合には(S15:Yes)、このオーダー情報の受信を容認し、その後、オーダー統合部50により、受信したオーダー情報と、親端末で入力したオーダー情報とを統合して(S17)、表示制御部46により、統合したオーダー情報の確認画面A2を表示する(S18)。なお、子端末が複数ある場合には、各子端末の端末IDを付加したオーダー情報を受信する都度、受信したオーダー情報と、統合したオーダー情報とを更に統合すると共に、確認画面A2の表示を更新する。
次に、顧客によって親端末の確定ボタン25が押されると、親端末は、それを検出し(S19:Yes)、統合オーダー情報発信部51により、親信号と共に統合したオーダー情報が発信する(S20)。
すると、管理サーバ3は、オーダー情報受信部35により、それを受信し(S21)、当オーダー情報に親信号が付加されているか否かを判定する(S22)。親信号が付加されていない場合には(S22:No)、このオーダー情報の受信をキャンセルする(S23)。一方、親信号が付加されている場合には(S22:Yes)、このオーダー情報の受信を容認し、このオーダー情報に基づいて、オーダーを受け付ける(S24)。
以上のような構成によれば、顧客が料理の画像31上でタッチ操作(オーダー操作)を行うと、商品パネル22に重畳したタッチパネル21によって、当タッチ操作が検知される。タッチ操作による接触位置の検知に基づいて対象料理を特定し、タッチ操作による接触軌跡の検知に基づいてオーダー数が判別される。このように対象料理のオーダー数を入力するため、直感的にオーダー数の入力を行うことができる。また、タッチ操作による接触軌跡の検出に基づいて、オーダー数を判別するため、不慮の接触による誤入力を防止することができる。
なお、本実施形態においては、タッチ操作の検出に用いる所定の形状として、丸(「○」)を用いたが、これに限るものではない。ただし、所定の形状の接触軌跡の検出を容易に行うことができるように、所定の形状が、一筆書きにより表される形状であることが好ましい。
また、本実施形態においては、複数の料理の画像31を印刷した商品パネル22を用いたが、これに代えて、複数の料理の画像31を表示する表示手段を用いる構成であっても良い。
さらに、本実施形態では、オーダー端末として、メニューシート2を用いたが、メニューシート2を複数枚束ねてバインダー状もしくはブック状にしたオーダー端末を用いても良い。かかる場合、束ねたメニューシート2間で、近距離無線通信部27、長距離無線通信部28および制御部29を共有化することが好ましい。
本発明の一実施形態に係るオーダーシステムのシステム構成図である。 メニューシートを示した外観図である。 メニューシートの内部構成を示したブロック図である。 オーダーリストおよび確認画面を示した図である。 管理サーバの制御機構によって構成される各手段、およびメニューシートの制御部によって構成される各手段を示した制御ブロック図である。 オーダー入力動作について説明する説明図である。 オーダー入力動作の第1変形例について説明する説明図である。 オーダー入力動作の第2変形例について説明する説明図である。 親子関係設定動作を示したフローチャートである。 オーダー動作を示したフローチャートである。
符号の説明
2:メニューシート、 21:タッチパネル、 22:商品パネル、31:画像 47:オーダー情報生成部、 48:子オーダー情報発信部

Claims (8)

  1. 1以上の商品の商品画像が印刷または表示された商品パネルと、
    前記商品パネルに重畳配置され、前記商品のオーダー操作を行うためのタッチパネルと、
    前記タッチパネルの検出結果に基づいて、オーダー情報を生成するオーダー情報生成手段と、
    生成したオーダー情報を出力するオーダー情報出力手段と、を備え、
    前記オーダー情報生成手段は、
    前記オーダー操作による前記タッチパネルへの接触位置の検出に基づいて、オーダー対象となる対象商品を特定すると共に、前記オーダー操作による前記タッチパネルへの接触軌跡の検出に基づいて、前記対象商品のオーダー数を判別し、当該判別結果に基づいて、前記オーダー情報を生成することを特徴とするオーダー端末。
  2. 前記オーダー情報生成手段は、
    所定の形状を示す前記接触軌跡の検出個数に基づいて、前記対象商品のオーダー数を判別し、前記オーダー情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のオーダー端末。
  3. 前記オーダー情報生成手段は、
    前記所定の形状とは異なる第2の所定の形状を示す前記接触軌跡の検出に基づいて、前記対象商品のオーダーを取り消すことを特徴とする請求項2に記載のオーダー端末。
  4. 前記オーダー情報生成手段は、
    数字の形状を示す前記接触軌跡の検出に基づいて、前記対象商品のオーダー数を判別し、前記オーダー情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のオーダー端末。
  5. 前記オーダー情報生成手段は、
    数字のゼロの形状を示す前記接触軌跡の検出に基づいて、前記対象商品のオーダーを取り消すことを特徴とする請求項4に記載のオーダー端末。
  6. 前記オーダー情報生成手段は、
    オーダーを示す所定の形状と、数字の形状と、を示す前記接触軌跡の検出に基づいて、前記対象商品のオーダー数を判別し、前記オーダー情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のオーダー端末。
  7. 前記所定の形状は、一筆書きにより表される形状であることを特徴とする請求項2、3または6に記載のオーダー端末。
  8. コンピュータに、請求項1ないし7のいずれかに記載のオーダー端末における各手段を機能させるためのプログラム。
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