JP3579007B2 - 注文管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、外食産業等で利用される注文管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
商品の注文を管理する注文管理システムには、飲食店などで用いられるオーダーエントリーシステムがある。この注文管理システムは1つ以上のハンディターミナルを備え、飲食店などで接客を担当する各従業員がハンディターミナルを所持している。来店した客から注文があると、従業員は、ハンディターミナルのメニューキーを操作して、注文された商品を入力する。メニューキーは、ハンディターミナルが備えているタッチキーに、飲食店などが取り扱う各商品を割り当てたものである。
【0003】
メニューキーが操作されると、ハンディターミナルは、図11に示す処理を開始する。図11の処理、つまりタッチキーの入力処理によれば、従業員がメニューキーのタッチ操作を確実に実行したかどうかを判断する(ステップS101)。従業員によるタッチ操作が確実に行われていなければ、ハンディターミナルはタッチキー入力処理をする(ステップS102)。
【0004】
メニューキーのタッチ操作が行われていれば、ハンディターミナルは、オーダリングコントローラから受信した残数データに基づいて、メニューキーで入力された商品が品切れメニューであるかどうかを判断する(ステップS103)。商品が品切れでなければ、ハンディターミナルはステップS102のタッチキー入力処理をする。このタッチキー入力処理は、商品が品切れでないときに、タッチ操作のされたメニューキーに対応して、注文商品を示す注文データを生成し、オーダリングコントローラに送信する。また、メニューキーのタッチ操作が確実でないとき、タッチキー入力処理はエラーの発生を表示する。
【0005】
ステップS103で商品が品切れであると判断すると、ハンディターミナルは、この商品が品切れであることを示すメッセージを表示すると共に、ブザー音を出力する(ステップS104)。このようにして、ハンディターミナルはタッチキー入力処理を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記の従来技術には、次のような問題点がある。ハンディターミナルで品切れを確認するために、残数データ確認処理がある。この処理は、先に述べたように、残数データをオーダリングコントローラから受信するためのものである。なお、オーダリングコントローラは、ハンディターミナル(HT)から受信した商品を、調理場に設置されているキッチンプリンタに送信する等の処理をする。
【0007】
ところで、残数データ確認処理では、注文された商品を入力している最中に、商品の残数を調べることができない。また、従業員が接客で忙しいときには、残数データ確認処理の実行が面倒になり、この処理が有効に活用されない。
【0008】
また、残数を確認していない状態のときに、商品が品切れであるかどうか確かめるためには、この商品のタッチキー入力処理を従業員が行う必要がある。また、品切れ商品でも、後でこの商品が補充されて、品切れが解除されている場合がある。この場合にも、従業員が商品の入力処理を行ってみないと、商品の有無を調べることができない。
【0009】
また、客からの注文を受けているときに、従業員の誤入力によって、品切れ商品を入力した場合には、品切れ警告メッセージが表示され、ブザー音が鳴り出してしまうので、従業員が警告の解除をしなければならない。さらに、注文された商品が品切れ商品である場合、突然、ハンディターミナルからブザー音が出力される。このようにして鳴り出すブザー音が、注文客に不快感を与えることもある。
【0010】
この発明は、前記の課題を解決し、ブザー音を鳴らさないで、商品が品切れかどうかを容易に判別可能にする注文管理システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、取扱い商品を対応する各タッチキーで表示する接客従業員用のハンディターミナルが商品の残数照会の要求をオーダリングコントローラに送信し、オーダリングコントローラは品切れ商品を含む各商品の残数を示すデータをハンディターミナルに送信し、ハンディターミナルは残数データの記憶を受信した残数データで更新すると共に、品切れ商品に対応するタッチキーを接客従業員が操作したときに警告音を出力する注文管理システムにおいて、ハンディターミナルは受信した残数データ中の品切れ商品に対応するタッチキーが操作されたときに警告音を出力しないように設定可能な制御手段を備え、制御手段は品切れ商品のタッチキーの操作時に警告音を出力しないようにすると共に、品切れ商品のタッチキーの表示状態を通常の表示から変えることによって品切れ警告表示を行うように設定可能であることを特徴とする。
【0012】
前記構成によれば、ハンディターミナルが商品の残数照会の要求をオーダリングコントローラに送信すると、オーダリングコントローラが、商品の残数を示すデータをハンディターミナルに送信する。ハンディターミナルは、受信した残数データの中に品切れ商品があり、品切れ商品のタッチキーが操作されたときに、通常、警告音を鳴らす。しかし、請求項1の発明では、警告音を鳴らさないで、品切れ商品のタッチキーの表示状態を変える。このような警告表示によって、商品が品切れであることを表示することができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の注文管理システムにおいて、制御手段はハンディターミナル全般の制御手順を記憶するメモリを含み、メモリは品切れ商品に対応するタッチキーの入力を無効にする設定と有効にする設定のいずれかを選択し得る設定テーブルを含むことを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の注文管理システムにおいて、制御手段は品切れ商品のタッチキーの操作時に表示を反転させることによって品切れ警告表示を行うことを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の注文管理システムにおいて、制御手段は品切れ商品のタッチキーの操作時に表示を消すことによって品切れ警告表示を行うことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。この実施の形態による注文管理システムは、例えば飲食店に設置されている。この注文管理システムは、図1に示すように、POS端末1、オーダリングコントローラ2、無線通信制御器3、有線通信制御器4、ハンディターミナル5、6およびキッチンプリンタ7、8を備えている。
【0017】
POS端末1は、来店した客が精算するときの会計処理などを行うために用いられる。また、飲食店が取り扱う商品が入荷したときに、入荷数等を入力するためにPOS端末1が用いられる。
【0018】
オーダリングコントローラ2は、POS端末1、無線通信制御器3、有線通信制御器4およびキッチンプリンタ7、8に接続されている。オーダリングコントローラ2は、商品の注文の管理や、商品の在庫の管理などをする。
【0019】
商品の注文を管理する場合、オーダリングコントローラ2は、無線通信制御器3や有線通信制御器4を経由して、ハンディターミナル5、6から注文データを受け取ると、この注文データをキッチンプリンタ7、8に送る。
【0020】
商品の在庫を管理する場合、オーダリングコントローラ2は、無線通信制御器3や有線通信制御器4から注文データを受け取ると、在庫として記憶している残数から、注文データが示す数を差し引いて、商品の残数を更新する。POS端末1から商品の入荷データを受け取ると、在庫として記憶している残数に、入荷データが示す数を加えて、商品の残数を更新する。
【0021】
オーダリングコントローラ2は、無線通信制御器3や有線通信制御器4を経由して、ハンディターミナル5、6から残数データ要求を受け取ると、商品の残数を示す最新の残数データをハンディターミナル5、6に送り返す。
【0022】
無線通信制御器3は、オーダリングコントローラ2とハンディターミナル5、6との間のデータ伝送を無線によって可能にする。有線通信制御器4には、ハンディターミナル5、6がセットされる。そして、有線通信制御器4は、オーダリングコントローラ2とハンディターミナル5、6との間のデータ伝送を有線によって可能にする。
【0023】
キッチンプリンタ7、8は、飲食店の調理場に設置されて用いられる。キッチンプリンタ7、8は、オーダリングコントローラ2から注文データを受け取ると、この注文データが示す商品名や数等を印刷して出力する。
【0024】
ハンディターミナル5は、接客を担当する従業員に所持されて用いられる。ハンディターミナル5は、図2に示すように、開閉可能な構造であり、図3に示すように、CPU5A、メモリ5B、ディスプレイ制御回路5C、タッチキー制御回路5D、シートキー制御回路5E、伝送制御回路5F、ディスプレイ5G、タッチキー部5H、シートキー部5Jおよびブザー5Kを備えている。この実施の形態では、CPU5A、メモリ5Bおよびタッチキー制御回路5Dで制御手段が構成される。
【0025】
ブザー5Kは、CPU5Aの制御によって、警告音としてブザー音を出力する。伝送制御回路5Fは、データ伝送を行うための制御をする。このデータ伝送によって、伝送制御回路5Fは、無線通信制御器3や有線通信制御器4を経由してオーダリングコントローラ2とCPU5Aとの間のデータ伝送を可能にする。
【0026】
ディスプレイ制御回路5Cは、ディスプレイ5Gを制御して、CPU5Aから送られてくるデータを表示する。
【0027】
シートキー部5Jは多数のシートキー51を備えている。シートキー51は、接客を担当する従業員によって押し下げられて操作される。シートキー制御回路5Eは、押し下げられたシートキー51の操作データをCPU5Aに出力する。また、シートキー51は、入力設定および表示設定を入力するための入力機能を持っている。これらの設定については後で述べる。
【0028】
タッチキー部5Hは多数のタッチキー52を備えている。タッチキー52は、接客を担当する従業員のタッチ操作で動作する。タッチキー制御回路5Dは、タッチ操作をされたタッチキー52の操作データをCPU5Aに出力する。
【0029】
タッチキー制御回路5Dは各タッチキー52にメニューを表示させる。この表示制御を説明するために、図2の各タッチキー52に付けられた符号H1、H2、…、H36で、タッチキー52を表す。なお、図2では、符号H5〜H35の表示を省略している。タッチキー制御回路5Dは、CPU5Aの制御によって、例えば、タッチキーH1にはメニューの「Aランチ」、タッチキーH2には「Bランチ」、タッチキーH3には「Cランチ」、タッチキーH4には「日替りランチ」、…、タッチキーH36には「ポテトサラダ」を表示させる。この表示の様子を図4に示す。
【0030】
メモリ5Bはハンディターミナル5の全般の制御手順を記憶している。この制御手順に加えて、メモリ5Bは、図5に示すように、タッチキーH1、H2、…、H36に割り当てられているメニューや、メニューの商品の残数をメニューテーブル55に記憶している。つまり、メモリ5Bは、タッチキーH1に対応して、メニューとして「Aランチ」と残数として「5」とを、メニューテーブル55に記憶している。同じようにして、メモリ5Bは、タッチキーH2〜H36に対応するデータをメニューテーブル55に記憶している。これらのデータの更新は、CPU5Aによって行われる。
【0031】
また、メモリ5Bは、図6に示すように、入力設定のデータと表示設定のデータとを設定テーブル56に記憶している。
【0032】
CPU5Aは、メモリ5Bに記憶されている制御手順によってハンディターミナル5の全般的な動作を制御する。これに加えて、CPU5Aは、電源がオンになってから、シートキー部5Jのシートキー51が操作されて、入力設定および表示設定が行われると、設定データを設定テーブル56に記憶する設定記憶処理をする。なお、電源は、例えばハンディターミナル5が開かれた時にオンになる。
【0033】
入力設定は、商品の品切れが発生した時に、タッチキー部5HのタッチキーH1、H2、…、H36によるキー入力を決定する。入力設定には、次の表1に示される状態がある。
【表1】
つまり、「0」は、品切れが発生した商品に対応するタッチキーの入力を無効にする設定であり、「1」は品切れが発生した商品に対応するタッチキーの入力を可能にする設定である。そして、入力設定の「0」、「1」の選択データがメモリ5Bの設定テーブル56に記憶される。
【0034】
表示設定は、商品の品切れが発生した時に、タッチキー部5HのタッチキーH1、H2、…、H36の表示状態を決定する。表示設定には、次の表2に示される状態がある。
【表2】
つまり、「0」は、品切れの発生した商品の表示を通常に行う設定である。「1」は通常表示を反転した表示であり、「2」は品切れの発生した商品を表示しないための設定である。つまり、設定表示「1」と「2」とが警告表示である。表示設定の「0」、「1」、「2」の選択データは設定テーブル56に記憶される。
【0035】
CPU5Aは、電源がオンになった直後、図7に示すように、商品の残数を調べるためにデータ取得処理をする。このデータ取得処理で、CPU5Aは、伝送制御回路5Fを経由して、オーダリングコントローラ2に残数データ要求を送信する。この残数データ要求に応じてオーダリングコントローラ2が残数データを送信すると、CPU5Aは、伝送制御回路5Fを経由して残数データを受け取る。この後、CPU5Aは、受信した残数データに基づいて、メモリ5Bのメニューテーブル55を更新し、メニューキーであるタッチキーH1、H2、…、H36の画面表示処理をする。つまり、CPU5Aは、タッチキー制御回路5Dを制御して、メモリ5Bのメニューテーブル55のデータによって、タッチキーH1、H2、…、H36に、「Aランチ」、「Bランチ」、…、「ポテトサラダ」をそれぞれ表示させる。
【0036】
この後、CPU5Aは、各設定による表示をするための入力・表示処理をする。つまり、CPU5Aは、メニューテーブル55を参照し、残数がゼロの商品である品切れ商品がある場合、タッチキー制御回路5Dを制御し、設定テーブル56の入力設定に基づいて、タッチキー部5Hによる入力を制御する。また、CPU5Aは、品切れ商品に対応するタッチキーの表示を、設定テーブル56の表示設定に基づいて表示させる。
【0037】
この後、CPU5Aは、タッチキー入力処理をする。この処理は、接客担当の従業員がハンディターミナル5を操作したときに行われる。つまり、CPU5Aは、図8に示すように、「Aランチ」、「Bランチ」、…、「ポテトサラダ」を表示しているタッチキーH1、H2、…、H36、つまり、メニューキーの操作を従業員が確実に実行したかどうかを判断する(ステップS1)。タッチ操作が確実に行われていなければ、CPU5Aはタッチキー入力処理をする(ステップS2)。
【0038】
メニューキーのタッチ操作が行われていれば、CPU5Aは、メモリ5Bのメニューテーブル55に記憶している残数に基づいて、メニューキーで入力された商品が品切れメニューであるかどうかを判断する(ステップS3)。品切れメニューでなければ、CPU5Aは、ステップS2の処理をする。ステップS3で商品が品切れであると、CPU5Aは、設定テーブル56を参照して、メニューキーの入力が有効かどうかを判断する(ステップS4)。
【0039】
キー入力が無効であると、CPU5Aは、ステップS2の処理、つまりタッチキー入力処理を行う。このとき、CPU5Aは、ディスプレイ制御回路5Cを制御し、ディスプレイ5Gに、キー入力が無効であることを示す。
【0040】
タッチキー入力処理では、ステップS1でメニューキーのタッチ操作が確実でないとき、CPU5Aはエラーの発生を表示する。さらに、タッチキー入力処理では、ステップS3で商品が品切れでないとき、CPU5Aは、メニューテーブル55を参照して、タッチ操作のされたメニューキーに対応する注文商品を示す注文データを生成し、伝送制御回路5Fを経由してこの注文データをオーダリングコントローラ2に送信する。
【0041】
ステップS4で、メニューキーの入力が有効であるとき、CPU5Aは、従来と同じように、この商品が品切れであることを示すメッセージを表示すると共に、ブザー5Kを制御して、ブザー音を出力する(ステップS5)。
【0042】
以上がハンディターミナル5の構成である。ハンディターミナル6はハンディターミナル5と同じであるので、この説明を省略する。
【0043】
つぎに、この実施の形態の動作について述べる。
ハンディターミナル5を使用する従業員は、シートキー部5Jを操作して、あらかじめ設定記憶処理をする。この処理によって、例えば、図6に示される入力設定および表示設定がメモリ5Bの設定テーブル56に記憶される。
【0044】
設定記憶処理が終了すると、ハンディターミナル5が通常の使用状態になる。この状態のときに来客があると、従業員がハンディターミナル5を開き、来客から注文を聞く。ハンディターミナル5が開かれると、ハンディターミナル5の電源がオンになり、ハンディターミナル5はデータ取得処理をする。この処理によって、ハンディターミナル5は、オーダリングコントローラ2から残数データを受信し、例えば、図5に示されるようにメニューテーブル55を変更する。このメニューテーブル55では、タッチキーH4に対応するメニュー、つまり「日替りランチ」の残数がゼロである。
【0045】
この後、CPU5Aは、入力・表示処理を行い、品切れ商品のキー入力やメニューキーの表示を制御する。例えば、設定テーブル56が図6に示される状態であるとき、入力設定が「0」であるので、タッチキー部5Hのメニューキーの入力が無効にされる。同時に、表示設定が「1」であるので、図9に示すように、「日替りランチ」の表示を反転させる。なお、設定テーブル56の表示設定が「2」である場合、CPU5Aは、図10に示すように、「日替りランチ」の表示を消す。
【0046】
従業員は、客の注文を聞くと、ハンディターミナル5のメニューキーを操作して、注文されたメニューのタッチ操作をする。このとき、「日替りランチ」の表示が反転されているので、「日替りランチ」が品切れ商品であることを目視することができる。この後、従業員がハンディターミナル5を操作すると、タッチキー入力処理が行われ、「日替りランチ」以外のメニューの注文を受ける。
【0047】
こうして、この実施の形態によれば、接客担当の従業員は、商品が品切れであるとき、この商品の残数がゼロであることを、目視によって確認することができる。これによって、注文客に対して速やかな対応が可能になる。また、品切れ商品のメニューキーを無効にすると、品切れ商品の注文データがオーダリングコントローラ2を経由してキッチンプリンタ7、8に送信されることを防止することができる。さらに、ブザー音が出力されないので、注文客に不快感を与えることを防ぐことができる。
【0048】
なお、メモリ5Bの設定テーブル56に対して、入力設定を「1」(キー入力有効)にし、表示設定を「0」(通常表示)にすれば、ハンディターミナル5を従来と同じように使用することも可能である。
【0049】
以上、この発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0050】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1の発明によれば、ハンディターミナルは、オーダリングコントローラから受信した残数データの中に品切れ商品があると、通常、出力される警告音を鳴らさないで、警告表示によって、品切れ商品のタッチキーの表示状態を変える。これによって、商品が品切れであることを表示することができ、品切れ商品の目視を可能にする。
【0051】
請求項2、3の発明によれば、品切れ商品の表示を反転させたり、消すことによって警告表示をするので、品切れ商品の目視による判別を容易にすることができる。
【0052】
請求項4の発明によれば、タッチキーの入力を無効にするので、品切れ商品の入力や、入力された品切れ商品をオーダリングコントローラに送信することを防ぐことができる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態による注文管理システムを示す基本構成図である。
【図2】図1のハンディターミナルの外観を示す正面図である。
【図3】図2のハンディターミナルの構成を示すブロック図である。
【図4】ハンディターミナルのメニュー表示の一例を示す正面図である。
【図5】メモリのメニューテーブルを説明するための説明図である。
【図6】メモリの設定テーブルを説明するための説明図である。
【図7】ハンディターミナルとオーダリングコントローラとの間での伝送を説明するための説明図である。
【図8】CPUの処理を示すフローチャートである。
【図9】ハンディターミナルの表示を示す正面図である。
【図10】ハンディターミナルの別の表示を示す正面図である。
【図11】従来技術によるハンディターミナルの処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 POS端末
2 オーダリングコントローラ
3 無線通信制御器
4 有線通信制御器
5、6 ハンディターミナル
5A CPU
5B メモリ
5C ディスプレイ制御回路
5D タッチキー制御回路
5E シートキー制御回路
5F 伝送制御回路
5G ディスプレイ
5H タッチキー部
5J シートキー部
5K ブザー
7、8 キッチンプリンタ
51 シートキー
52、H1、H2、…、H36 タッチキー
55 メニューテーブル
56 設定テーブル
Claims (4)
- 取扱い商品を対応する各タッチキー(52)で表示する接客従業員用のハンディターミナル(5,6)は商品の残数照会の要求をオーダリングコントローラ(2)に送信し、オーダリングコントローラ(2)は品切れ商品を含む各商品の残数を示すデータをハンディターミナル(5,6)に送信し、ハンディターミナル(5,6)は残数データの記憶を受信した残数データで更新すると共に、品切れ商品に対応するタッチキー(52)を接客従業員が操作したときに警告音を出力する注文管理システムにおいて、
ハンディターミナル(5,6)は受信した残数データ中の品切れ商品に対応するタッチキー(52)が操作されたときに警告音を出力しないように設定可能な制御手段(5A,5B,5D)を備え、制御手段(5A,5B,5D)は品切れ商品のタッチキー(52)の操作時に警告音を出力しないようにすると共に、品切れ商品のタッチキー(52)の表示状態を通常の表示から変えることにより品切れ警告表示を行うように設定可能であることを特徴とする注文管理システム。 - 制御手段はハンディターミナル全般の制御手順を記憶するメモリ(5B)を含み、メモリ(5B)は品切れ商品に対応するタッチキーの入力を無効にする設定と有効にする設定のいずれかを選択し得る設定テーブルを含むことを特徴とする請求項1に記載の注文管理システム。
- 制御手段(5A,5B,5D)は品切れ商品のタッチキー(52)の操作時に表示を反転することによって品切れ警告表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の注文管理システム。
- 制御手段(5A,5B,5D)は品切れ商品のタッチキー(52)の操作時に表示を消すことによって品切れ警告表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の注文管理システム。
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