JPH0628082A - コントローラ、通信インターフェース、およびデータ伝送を制御する方法 - Google Patents

コントローラ、通信インターフェース、およびデータ伝送を制御する方法

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JPH0628082A
JPH0628082A JP3319305A JP31930591A JPH0628082A JP H0628082 A JPH0628082 A JP H0628082A JP 3319305 A JP3319305 A JP 3319305A JP 31930591 A JP31930591 A JP 31930591A JP H0628082 A JPH0628082 A JP H0628082A
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4247Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a daisy chain bus
    • G06F13/4256Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a daisy chain bus using a clocked protocol

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセッサ間通信用の効率のよい通信インタ
ーフェースの提供。 【構成】 キーボード等のようなコンピュータのI/O
装置の動作を制御するためのコントローラおよび通信ア
ーキテクチュアは2個のマイクロプロセッサ(MPA、
MPB)を含み、3線半二重通信インターフェースと伝
送プロトコルがデータ伝送、エラー検出および競合解決
を可能にする。この伝送プロトコルはこれらマイクロプ
ロセッサが単一の共用データラインと2本の単信クロッ
クラインとを含むインターフェースを介して直列データ
の伝送を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にマイクロプロセッ
サに関し、詳細には、マイクロプロセッサを相互接続す
るためのデバイスコントローラおよびインターフェース
としてのその使用に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(PC)、ワー
ドプロセッサ、販売点端末(電子的金銭登録機)、デー
タ端末装置(DTE)およびその他の普及に伴い、より
効率が高くより高速の入力/出力(I/O)装置が要求
されている。従来のコンピュータを用いる端末はマスタ
マイクロプロセッサを含む制御ユニットと、適当な通信
ラインまたは他の媒体を介して上記制御ユニットに接続
される異なるタイプのI/O装置を含む周知のI/O装
置のいくつかはキーボード、スキャナ、陰極線管(CR
T)等である。
【0003】I/O装置はオペレータ(ユーザ)と制御
ユニットとの間のインターフェースを形成する。これに
関し、入力装置は物理的な動作を行いあるいは物理的な
変換を行ってメッセージとしてパッケージ化されて制御
ユニットに送られて処理されるデータを発生する。この
処理が完了すると、制御ユニットはその結果を出力装置
に送り、この出力装置がその結果を最終的にそのオペレ
ータまたは他のユーザに与える。例えばキーボードの場
合には、オペレータが選んだキーを作動させてデータを
入力する。キーボードの制御セクションがそれらキーを
モニタし、そして一つの文字が押されると押されたキー
の電子的表現が発生されて主プロセッサに送られ、処理
される。同様に、スキャナの場合には情報が走査され、
そしてその電子的表現が発生されて主プロセッサに送ら
れ処理される。
【0004】一般的に代表的な入力装置は入力情報を受
ける構造、入力情報の電気的表現を発生するための構造
(一般に電気的)および入力装置と制御ユニットの主プ
ロセッサとの間で情報を交換するための通信プロトコル
を含む通信インターフェースを有する。キーボードの場
合には、入力情報を受ける構造はユーザが作動させるこ
とで所望の文書等を発生するキーを含む。スキャナの場
合には光ビームが入力文書またはコードをスキャンして
電気的な画像を発生し、それがマスタユニットに送られ
て処理される。
【0005】例えば米国特許第4617554号明細書
には、キーボードプロセッサがキーをスキャンしてどの
キーが押されたかを検知し、押されたキーを表わす文字
コードを発生しそしてそのコードをマスタCPUに送り
処理するようになった多キー電子キーボードが示され
る。
【0006】米国特許第4706068号明細書にはキ
ーボードとその端末との間で通信を行うインターフェー
ス構造が示されている。この構造は端末内のマイクロプ
ロセッサと、キーボードにおける4線式インターフェー
スと、キーボードと端末を相互に接続する4本の線とを
有する。端末とキーボード間で交換される信号はキーボ
ード初期化信号、キーボードインクレメント(incremen
t)信号よびデータ信号を含む。この初期化信号とイン
クレメント信号は端末から送られてキーボードにデータ
ラインを介してデータを送らせる。
【0007】米国特許第4766418号明細書は、
「クワーテイ(Qwerty)」セクションのキーが第1マイク
ロコンピュータ制御回路でスキャンされそしてシステム
選択セクションのキーが第2マイクロコンピュータ制御
回路によりスキャンされるようになったキーボードを示
している。第1マイクロプロセッサが押された「クワー
テイ」キーを表わすコード化データを第2マイクロプロ
セッサに送り、この第2マイクロプロセッサがそのコー
ド化データを端末に送る。第2マイクロプロセッサも押
されたシステム選択キーを表わすコード化データを端末
に送る。データバス、割り込みラインおよび制御バスが
これら二つのプロセッサを相互に接続する。更に、複数
の制御ラインが第2マイクロコンピュータを「汎用非同
期受信および送信装置」(UART)に相互接続し、こ
のUARTがキーボードを端末に相互接続する。
【0008】「RS232」インターフェースもプロセ
ッサ間通信に用いられる技術として周知である。RS2
32インターフェースはシリアルインターフェースであ
る。しかしながら、このインターフェースは通信ライン
にデータを送る前に通信装置間での複数のハンドシェー
ク信号の交換を必要とする。複数の相互接続制御ライン
がこのハンドシェーク信号の送信に必要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の装置およ
び技術はその目的において十分なものであるが、夫々は
いくつかの点で欠点を有する。欠点の主な面はコントロ
ーラ自体であり、そしてマイクロプロセッサ間での情報
交換に用いられる通信方法である。通信方法に関しては
ハンドシェークを送るための制御ラインを与えるには比
較的多数のポートまたはピンが必要である。これによ
り、コントローラが限られた数のI/Oピンをもつマイ
クロプロセッサである場合には不必要な困難が生じる。
更に、ハンドシェークルーチンは不必要なオーバヘッド
を生じさせ、システムスループットを低下させる。コン
トローラはそのその端末マイクロプロセッサとの通信の
ための面倒なワイヤインターフェースを含み、あるいは
マイクロプセッサがキーボード内であってもその有効性
は面倒な通信プロトコルのために低下する。
【0010】それ故、本発明の目的はより効率の高いI
/O装置コントローラを提供することである。本発明の
他の目的はプロセッサ間通信のための改善された、より
効率の高い通信インターフェースを提供することであ
る。本発明の更に他の目的はプロセッサ間通信用の効率
のよいプロトコルと技術を提供することである。
【0011】
【発明の概要】コントローラは共用データラインと2本
の単信単方向性クロックラインにより相互接続された2
個のマイクロプロセッサ(AとB)を含む。夫々のマイ
クロプロセッサは両者がデータラインを含むシリアルデ
ータを送れるようにするプログラムを実行する。これら
プログラムはデータラインの同時使用を要求するプロセ
ッサ間の争いを解決し受信データの肯定応答をもどすル
ーチンを与える。通信プロトコルはマイクロプロセッサ
AがBと通信したいとき、Aが通常高であるデータライ
ンを低にするようなものである。マイクロプロセッサB
はこの低データラインを検出し、そしてそれをAが送信
状態にあることを示す表示と解釈する。Bが受信状態と
なると、BはBのクロックライン(BCLK)を低にす
る。AはこのときAのクロックライン(ACLK)を低
としてスタートビットが有効なことを示す。BはBCL
Kを高としてこのスタートビットの受信を応答する。A
はACLKを高にし、そしてBのデータ要求を待つ。B
はデータ受け入れ準備の完了したときBCLKを低下す
る。次にAは第1データビットをデータラインに置き、
そしてACLKを低とする。Bはそのデータビットを受
けてBCLKを高にする。AはACLKを高にする。B
が他のビットについての用意が出来たときBはBCLK
を低にしてデータ要求を示す。Aはデータをデータライ
ンに置き、ACLKを低にする。Bはそのデータを受け
てBCLKを高にする。AはACLKを高にする。この
プロセスは最後のデータビット(n)が受信されるまで
続く。
【0012】AからBにデータが送られてしまうと、A
はそのデータラインを解放する。これは、肯定受信応答
をBに送らせるためである。BはパリティまたはCRC
のような適当な検査法を用いて受信データを処理する。
Bはデータラインに良(低)または悪(高)状態を置
き、BCLKを低にする。Aはこのデータを受けてAC
LKを低にする。BはBCLKを高とし、データライン
を解放する。AはACLKを高にする。受信側Bが同期
を失うと、BCLKを低とせずに他のビットを要求する
かあるいはデータラインを「良」受信応答に低下させな
いことになる。いずれの場合もAにエラーを示すことに
なる。
【0013】BからAにデータを送るときには同一のク
ロックタイミングが用いられる。Bはデータラインを検
査して、それが高(Aが送信を要求していない)となる
ようにしそしてBCLKを低にする。Aは低BCLKを
検出してそれをBからの送信準備の完了の表示と解釈す
る。Aが受信しうるときにはAがACLKを低としてス
タートビットの受信を示す。BはBCLKを高にする。
AはACLKを高にする。Bはデータラインに第1デー
タビットを置き、BCLKを低にする。Aはこの低BC
LKを検出してデータビットを読取る。データが受信さ
れてしまうとAはACLKを低にする。BはBCLKを
高にする。AはACLKを高にする。このプロセスは最
後のビットが送られてしまうまで続く。Bはそのデータ
ラインを解放し、BCLKを低にする。これはAに対し
肯定受信応答を出すようにさせるものである。Aは良
(低)または悪(高)の表示をデータラインに置き、A
CLKを低にする。Bはこの肯定応答を受けてBCLK
を高にする。Aこのデータラインを解放し、ACLKを
高にする。
【0014】これら2つのマイクロプロセッサが一つの
共用資源(データライン)を争うときには一方が高い優
先度を有することになる。この通信アーキテクチャはA
に優先権を与えるようになっている。AとBが共に同時
にデータを送ろうとする場合にはAはデータラインを低
にしBはBCLKを低にする。これはデータを要求する
Bからの応答としてAが解釈する。AはACLKを低に
する。Bはこの低データラインを投出してそれをAから
のスタートビットと認識する。それ故、Bはデータを送
らずに受信を行うことになる。
【0015】
【実施例】ここに述べる発明は異なるタイプのコンピュ
ータのI/O装置に使用出来る。キーボードでこれは良
好に動作しそしてそれ故それについて説明する。しかし
ながら、これは本発明の範囲を限定するものではなく、
ここに述べる発明に小さい変更を加えて他のタイプのI
/O装置および通信回路網にそれを用いることは当業者
には容易である。
【0016】図1は本発明を含むキーボードのブロック
図である。このキーボードはMPBで示すマイクロプロ
セッサBに通信ライン12を介して相互に接続されるキ
ースイッチマトリクスアレイ10を含む。MPBは適正
な通信ラインを介して、キーボードの状態を示すLED
群、スピーカ(SPKR)、および一般に店頭の端末で
ある管理プログラムキーロックに接続される。MPBは
インターフェース通信手段14(後述する)を介してマ
イクロプロセッサA(MPA)に接続される。MPAは
双方向通信ライン16を介して磁気ストライプリーダ
(MSR)に接続される。この磁気ストライプリーダは
磁気コードを有するカードをスキャンし、コード化信号
を発生し、この信号が通信ライン16を介してMPAに
送られて処理される。MPAは通信ライン18により直
列I/O(SI/O)トランシーバ(XCVR)に接続
され、このトランシーバは直列I/Oケーブル20によ
り端末装置(図示せず)に接続される。この端末はSI
/Oケーブル20′によりMPAにも接続される。直列
I/Oトランシーバ19は市販のものがあり、SI/O
ケーブル20から直列データを受けるための受信器をS
I/Oケーブル20を介して端末にデータを送るための
送信器を含む。直列I/Oトランシーバは周知のもので
あるからその詳細は述べない。MPAと端末の間に直列
I/Oトランシーバを置き、端末とMPAの間にSI/
Oケーブル20′を置くことにより、キーボードは夫々
が異なるタイプのキーボード通信プロトコルを支援する
端末の異なるポートに接続することができる。
【0017】MPAとMPBは市販のマイクロプロセッ
サである。一実施例にはインテル8052マイクロプロ
セッサが用いられた。これらマイクロプロセッサは内部
RAMを有し、そして或る一般的な機能を行わせるため
のプログラムを夫々のROSに予め記憶される。各プロ
セッサの命令セットを用いて付加的なオペレーティング
プログラムを書込むことにより、これらマイクロプロセ
ッサは後述するように動作してキーボードおよび他のI
/O装置で使用しうるすぐれたコントローラを与えるよ
うにされる。本発明の一実施例はMPAはマスタプロセ
ッサである。これは端末への通信を制御し、MSRの読
取りとデコードを扱いそしてスレーブプロセッサとして
動作するMPBとの通信を制御する。他方MPBはキー
スイッチマトリクスアレイ10をスキャンし、スイッチ
デバウンシング(debouncing)を管理し、コード発生、
ロールオーバ処理、連続作動(typeamatic)処理、ファ
ットフィンガー(fat finger)処理、インジケータLE
D処理、スピーカ処理、管理キーロック処理、マスタプ
ロセッサ(MPA)との通信をスキャンする。MPAを
マスタとしMPBをスレーブとすることは説明の便宜上
であり、本発明を制限するものではない。
【0018】図2は本発明によるコントローラの詳細ブ
ロック図である。このコントローラは伝送通信手段14
(後述)により相互接続されたMPAとMPBを含む。
MPAは双方向データポート22、単方向のデータポー
ト24および単方向データポート26を含む。双方向デ
ータポート22はデータを双方向に伝送し、単方向制御
ポート24はデータを一つの方向へ送信し、単方向制御
ポート26はデータを受信する。双方向データポート2
2、単方向制御ポート24と26は回路構成28、2
8′、28″によりCPU AのバスAに接続される。
【0019】回路構成28、28′、28″の構造と形
状は同一であるから、その内の28のみを説明する。他
の回路28′、28″の機能は回路28と同じである。
回路28は双方向データポート22をCPU Aのバス
Aに接続する。回路28はトランスミッタ(T)と、ド
ットOR処理され(dot ORed)そして抵抗(R)により
+5ボルトレベルに接続されるレシーバ(RCV)を含
む。このレシーバの出力はバッファ手段30に接続され
る。同様にトランスミッタ(T)への入力はバッファ手
段32に接続される。トランスミッタ(T)とレシーバ
(RCV)は市販のものであり、詳細は述べない。CP
U Aが双方向ポート22にデータを送る場合には、そ
の情報がバスAを介してバッファ32に置かれそして双
方向ポート22により送られる。同様にCPU Aがデ
ータを受けるときはそのデータが双方向ポート22に送
られ、レシーバを介してバッファ30に入り、そしてバ
スAを介してCPU Aに入る。CPU Aを管理する
ためのプログラムは後述する。この構成により、CPU
Aが双方向ポート22または他のポートのいずれにも
データを送らないときには、それが抵抗Rにより正の電
圧レベルとなっているためそれらポートは高となる。単
方向制御ポート24についてはレシーバに接続するバッ
ファはCPU Aにより読取られない。このように、M
PAから送られる情報のみが単方向ポート24に生じ
る。同様に単方向ポート26ではレシーバに接続される
バッファのみが用いられる。しかしながら、単方向ポー
ト24と26はライン(後述)が夫々のマイクロプロセ
ッサにより活性化されないときに高となる。
【0020】更に図2において、マイクロプロセッサB
(MPB)はMPAと同様の構成を有する。この場合、
MPBの機能的成分のみが識別される。これら機能的成
分は前述のMPAにおける同様の機能成分と全く同じに
動作する。このため、MPBは双方向データポート3
4、単方向制御ポート36と38を含む。ポート34、
36、38の夫々は回路構成40、40′、40″によ
りCPU BのバスBに接続される。MPBにおけるこ
れらポートおよび回路構成の構造と動作はMPA内の前
述と成分と同様である。それ故、MPBにおけるそれら
エレメントの詳細は述べない。ここでは回路構成40、
40′、40″はCPU B内のプログラムが夫々のポ
ートの一つに信号を与えないときにポート34、36、
38を高にすることだけ述べれば充分である。そのポー
トに適当な信号が与えられると、そのポートは低状態に
強制される。ここでいう「高」とはそのポートに正電圧
がかかることである。同様に「低」とはそれが0に近く
なることである。
【0021】図2において、MPA、MPBは双方向デ
ータライン42により双方向データポート22と34で
相互に接続される。単方向制御ポート24、36はAク
ロックとされる単方向ラインにより相互接続される。こ
のライン上の矢印は制御情報の流れの方向を示す。要す
るに、AのみがAクロックラインに情報(クロックパル
ス)を置くことが出来る。同様に単方向制御ポート26
はBクロックで示す制御通信ラインにより単方向制御ポ
ート38に相互接続される。MPBのみがBクロックで
示すこれら通信ラインに制御情報(Bクロック)を置く
ことが出来る。
【0022】図12はデータライン42(図2)で伝送
されるメッセージのフォーマットまたは構造を示す図で
ある。次に述べるようにデータはデータライン42によ
りMPAとMPB間で交換され、制御またはクロック情
報は夫々AおよびBクロックラインで交換される。この
メッセージフォーマットはスタート(S)ビットフィー
ルド、複数のビットを含む情報フィールド、この情報フ
ィールド内のデータの文字を示す状態(STA)ビット
フィールド、および受信した情報の精度を検査するため
のパリテイ(P)ビットフィールドを含む。CRC多項
式をデータの精度の検査のためにPフィールドで使用さ
れる。
【0023】MPAとMPBの間で交換されうる情報に
含まれるものはMPAがMPBに送るべきコマンド、M
PBがMPAに送りうるスキャンコードバイトおよびM
PBからMPAへの状態バイトである。次のテーブルI
はこのコマンドバイトの構造を示す。このテーブルはビ
ットとそれがサービスする機能を識別する。パリティビ
ットは8組のコマンドビットとパリティビットの和が1
の奇パリティを有するようにして計算される(奇パリテ
ィ)。スタートビットはこのパリティ計算には含まれな
い。
【0024】 テーブルIIはMPBからCPU Aに送られるスキャン
コードバイト構造を示す。このテーブルはビットと各ビ
ットがサービスする機能を示す。
【0025】 テーブルII MPBからMPAへのスキャンコードバイトの定義 ビット 機能 1 スタートビット(常に=‘1’) 2 データ/状態 ‘0’=データ(スキャンコード)が続く 3 スキャンコードビット 0(lsb) 4 スキャンコードビット 1 5 スキャンコードビット 2 6 スキャンコードビット 3 7 スキャンコードビット 4 8 スキャンコードビット 5 9 スキャンコードビット 6 10 スキャンコードビット 7(msb) 11 “ファットフィンガー”ビット(このスキャンコードと前/後の スキャンコードが“ファットフィンガー(fat-fingered)であっ たことを示す) 12 パリティビット(奇パリティ) テーブルIII はMPBからMPAに送られる状態バイト
構造を示す。このテーブルは各ビットとそれが与える機
能を識別する。
【0026】 テーブル III MPBからMPAへの状態バイトの定義 ビット 機能 1 スタートビット(常に=‘1’) 2 データ/状態(Data/status) ‘1’=ビット3−10は状態またはスキャンコードでないEC レベルである。 3 状態/EC(Status/EC) ‘0’=このメッセージのビット4−10は次に定義するように スレーブプロセッサの状態である。 ‘1’=このメッセージのビット4−10が次に定義する状態ビ ットではなくスレーブプロセッサのECレベル(0から128) である。 4 キーボード使用可能状態(Keyboad Enable State) ‘0’=キーボード使用禁止 ‘1’=キーボード使用可能 5 キーロック状態(Key Lock Status ) ‘0’=キーロックオフ ‘1’=キーロックオン 6 トーン状態(Tone Status ) ‘0’=トーン不活性または進行中 ‘1’=トーン完了 7 コマンドアクセプト/リジェクト(Command Accept/Reject) ‘0’=マスタからの最終コマンドが受信された ‘1’=マスタからの最終コマンドが認識されなかった(コマン ド再送) 8 (不使用) 9 (不使用) 10 (不使用) 11 パリテイビット(奇パリティ)
【0027】図4、図5はMPAがMPBに送るデータ
を有するときCPU Aで実行されるコンピュータプロ
グラムのフローチャートである。ブロック44につい
て、CPU Aはバッファ32(図2)にビットを置く
ことでデータライン42を低にする。そしてこのプログ
ラムは決定ブロック46に入る。ブロック46でCPU
AはBクロックラインが低であるかどうかを検査す
る。低でなければプログラムはループに入りそして低と
なればブロック48においてCPU Aが“A”クロッ
クラインを低にしそしてブロック50に入る。ブロック
48がAクロックラインを低にするプロセッサAはデー
タライン42上のデータ(スタートビット)が有効であ
ることを通知する。
【0030】図4において、ブロック50でプロセッサ
がBクロックラインの状態を検査する。その状態が高で
なければプログラムはその状態から高となるまでループ
に入り、高となったときブロック52に入る。このデー
タラインが高となるとそれはCPU Bがデータライン
42にあったデータビットを受けたことを示す。ブロッ
ク52においてプロセッサAはAクロックラインを高に
する。これはそのライン上のデータビットが有効でない
ことをプロセッサBに示すものである。ブロック50か
らプログラムはブロック54に移る。ブロック54でC
PU Aは最終データビットが送られたかどうかの検査
を行う。それが最終データビットでないときはブロック
56に移り、次のビットをデータライン42に置き、そ
してプログラムはブロック46に分岐し、上記のプロセ
スを続行する。
【0031】図4において、最終データビットが送られ
ていれば(ブロック54)、プログラムはブロック58
に入りビットチェック情報Pが送られたかを検査する。
送られていなければブロック60でデータラインにチェ
ックビットが置かれ、ブロック46にもどる。このチェ
ックビットはパリティまたはCRCシーケンスであり、
これは情報と共に送られた受信データの精度を検査する
ために用いられるものである。チェックビットが送られ
ていれば(ブロック58)プログラムはブロック62
(図5)に入る。
【0032】ブロック62でAプロセッサはBクロック
ラインを検査する。このラインが低でなければプログラ
ムはそれが低となるまでループし、決定ブロック64に
入る。ブロック62におけるBクロックラインの状態は
プロセッサBからの肯定応答(ACK)(良いデータ)
またはNACK(悪いデータ)を示す。ブロック64で
Aプロセッサはデータビットラインの状態を検査する。
それが低でなければプログラムはブロック66に入り、
送信データ内のエラーを示すエラーインジケータをセッ
トする。ブロック64において、データビットが低であ
れば、プログラムはブロック68に入り、Aクロックを
低にさせそしてブロック70に移る。ブロック70でA
マイクロプロセッサのプログラムがBクロック状態を検
査する。それが高でなければ高となるまでループに入り
ブロック72に移る。ブロック72でCPU Aはデー
タビットラインとAクロックラインを高にしルーチンを
出る。
【0033】図6,7はMPBが送るべきデータを有す
るときCPU Aで実行されるコンピュータプログラム
のフローチャートである。ブロック74(図6)におい
て、BがAに送るべきデータを有するとき、MPBはB
クロックラインを低にする。これは信号送信要求を示
す。このプログラムはそのときブロック76に入り、A
がデータビットを読取り、次いでブロック78に入る。
ブロック78でAはAクロックを低にすることでそのデ
ータビットの受信を肯定応答してブロック80に入る。
ブロック80でAはBクロックの状態を検査する。Bク
ロックが低であれば、プログラムはそれが高となるまで
ループし、高となればブロック82に入る。ブロック8
2でMPAはAクロックを高としてAがBからのデータ
の受信可能であることを示し、そしてブロック84に入
る。ブロック84でCPU AがBクロックの状態を検
査する。それが低でなければプログラムはそれが低とな
るまで、ループする。次にブロック86に入り、Aがチ
ェックビットを受信したかどうか検査を行い、受信して
なければループに入り、ブロック76からのステップの
処理を開始する。
【0034】チェックビットが受信されていれば(ブロ
ック86)、ブロック88でそのチェックビットが十分
かどうかを検査する。十分でなければブロック90でC
PUAがそのデータラインを高にする。十分であれば
(ブロック88)、ブロック92でデータラインを低に
する。次にブロック94(図7)でCPU AがAクロ
ックを低にし、そのラインに置かれた肯定応答ビットが
有効であることを示す。次にブロック96でCPU A
はBクロックの状態を検査する。それが高でなければ高
となるまでループに入り、高となったときブロック98
でCPU AをしてそのデータラインとAクロックを高
にさせそしてプログラムを出る。
【0035】図8、9はBがMPAに送るべきデータを
有するときCPU Bで実行させるコンピュータプログ
ラムのフローチャートである。図8において、Bが送る
べきデータを有していれば、Bはデータラインの状態を
検査する(ブロック100)。このデータラインが低で
あればAが送るべきデータを有していることであるか
ら、プログラムは図10へ入る(後述)。データライン
が高であればブロック102でCPU Bのクロックラ
インを低にする。次にブロック104でそのデータライ
ンの状態をチェックする。このデータラインが高でなけ
れば図10に入る。また高であればブロック106でC
PU BがAクロックの状態を検査する。Aクロックが
高であればループし、Aクロックが低とされるまで待機
し、その後ブロック108に入る。
【0036】ブロック108でCPU Aに送りたいビ
ットの数についてのビットカウントをプログラムがセッ
トする。次にブロック110でCPU BがBクロック
を高にしてデータが有効でないことを示し、そしてブロ
ック112に入り、そこでCPU BがAクロックライ
ンを検査する。このラインが高でなければ高になるまで
待機状態に入り、次にブロック114でそのデータのす
べてが送られたかを知るためにこのビットカウントを検
査する。すべてのビットが送られていなければブロック
116で送信用の一つのデータビットを動かし、ブロッ
ク118に入る。所望のビット数が移されたなら(ブロ
ック114)、ブロック120で送信用のチェックビッ
ト(パリティ)を移してブロック118に入る。ブロッ
ク118でCPU BはBクロックを低にしてデータが
有効なことを示す。次にブロック120でAクロックの
状態を検査する。Aクロックが低でなければ低となるま
で待機し、ブロック122に入る。ブロック122でカ
ウントが0でなければブロック110に入り、0であれ
ばブロック126(図9)に入る。
【0037】ブロック126(図9)でMPBによりB
クロックを高とさせ、そのデータが有効でないことを示
す。次にブロック128で送信ポートとデータラインを
解放する。次にブロック130でAクロックラインの状
態を検査する。Aクロックラインが高でなければ高とな
るまで待機し、次にブロック132に移る。ブロック1
32でMPBがBクロックを低にする。次にブロック1
34でAクロックの状態を検査する。Aクロックが低で
なければ低となるまで待ち、次にブロック136に入
る。ブロック136でデータラインを検査する。データ
ラインが低でなければブロック138でエラーインジケ
ータをセットする。このデータラインが低であれば(ブ
ロック136)、ブロック140でBクロックラインを
高にし、ブロック142に入る。ブロック142でAク
ロックを検査する。Aクロックが高でなければ高となる
まで待ち、そしてプログラムを出る。
【0038】図10、11はAが送るべきデータを有す
るときCPU Bで実行されるコンピュータプログラム
を示す。図10において、Aが送るべきデータを有する
ことがBがデータラインの変化により決定すると、Bは
Bクロックラインを低にする(ブロック144)。次に
プログラムはブロック146に入り、Aクロックライン
の状態を検査する。Aクロックラインが低でなければ低
となるまで待ち、そしてブロック148に入る。ブロッ
ク148でAから受信するビットの数についてのビット
カウントをセットし、ブロック150に入る。ブロック
150でBクロックラインを高にする。次にブロック1
52でAクロックラインの状態を検査する。Aクロック
ラインが高でなければ高となるまで待ち、そしてブロッ
ク154に入りBクロックを低にする。次にブロック1
56に入りAクロックの状態を検査する。Aクロックラ
インが低でなければ低となるまで待ちブロック158に
入る。ブロック158でこのビットカウントが1である
かどうかを検査する。1でなければブロック160に入
りデータビットの受信を続ける。ビットカウントが1で
あればブロック162に入り、チェックビットを受信し
たかにつき検査し、ブロック164に入る。ブロック1
64でCPU Bのプログラムがそのビットカウントを
減算し、そしてブロック166でビットカウントが0か
どうかを検査する。0でなければブロック150にもど
り、上述のステップを実行する。
【0039】ビットカウントが0であれば(ブロック1
66)、ブロック168でBクロックを高にし、ブロッ
ク170に入る。ブロック170でAクロックの状態を
検査し、高でなければ高となるまで待ち、そしてブロッ
ク172に入る(図11)。ブロック172(図11)
でパリテイを検査する。パリテイが受信データ内のエラ
ーを示すならば、ブロック174でデータラインを高に
し、ブロック176に入る。パリテイがOKであれば
(ブロック172)、ブロック178でデータラインを
低にし、ブロック176に入る。ブロック176でBク
ロックを低にし、ブロック178にもどる。ブロック1
78でAクロックを検査する。Aクロックが低でなけれ
ば低となるまで待ち、ブロック180でBクロックを高
にし、ブロック182に入る。ブロック182でデータ
ラインを解放し、ブロック184に入る。ブロック18
4でAクロックの状態を検査する。Aクロックが高でな
ければ高となるまでループし、プログラムを出る。
【0040】図3(a)、3(b)、3(c)は通信ラ
インとクロックラインにおけるプルトコルまたはアーキ
テクチャのオペレーションの理解を容易にするためのタ
イミング図である。図3(a)はAがBにデータを送信
しているときのタイミングであり、図3(b)はBがA
に送信中のタイミング、図3(c)はデータラインにつ
いての争いを解決する際に用いられるタイミングを夫々
示す。
【0041】両プロセッサが同時にデータラインを使用
しようとするときに競合が生じる。図3(a)、3
(b)、3(c)において、MPAが送信しようとする
とき、MPAはMPBが送信しようとしているかどうか
をみるためにBクロックラインを検査する。Bクロック
ラインが高(Bが送信しようとしていない)であれば、
CPU Aはデータラインを低にする。MPBはこの低
となったデータラインを検出する。これはMPAが送信
しようとしていることを示す。CPU Bが受信しよう
とするときCPU BはBクロックを低にする。CPU
AはこのときAクロックラインを低にし、スタートビ
ットの有効なことを示す。次にCPU BがBクロック
を高とし、スタートビット(0)の受信を肯定応答す
る。CPU AはAクロックを高とし、CPU Bのデ
ータ要求を待つ。CPU Bは用意が出来たときBクロ
ックを低にする。このときCPU Aはデータビットを
データラインに置き、Aクロックを低にする、CPU
Bはこのデータビットを受信し、Bクロックを高にす
る。CPU AはAクロックを高にする。CPU Bが
他のビットの受信を用意するときCPU BはBブロッ
クを低にし、データ要求をしめす。CPU Aはデータ
ラインにデータを置き、Aクロックを低にする。CPU
Bはこのデータを受信し、Bクロックを高にする。C
PU AはAクロックを高にする。このプロセッサは最
後のデータビット(n)が受信されるまで続く。
【0042】データがCPU AからCPU Bに送ら
れた後に本発明のアーキテクチャはCPU Bにそのデ
ータの受信を肯定応答する手段を与える。CPU Aは
データラインを解放してこのプロセスを開始する。これ
はCPU Bに肯定応答を送らせるようにするものであ
る。CPU Bは受信データをパリテイあるいはCRC
のような適当なチェック法を用いて処理する。CPU
Bはデータライン上に良い状態(低)または悪い状態
(高)を置き、Bクロックを低にする。CPUAはデー
タを受信し、Aクロックを低にする。CPU BはBク
ロックを高にし、データラインを解放する。CPU A
がAクロックを高にしたときデータ転送シーケンスが終
了する.ここにおいて、良い(低)は、データが良けれ
ば受信側マイクロプロセッサがデータラインを低にする
(すなわち、データラインにほぼ0の信号を置く)こと
を意味する。同様にデータが悪ければ正の信号がデータ
ラインを置かれる。
【0043】Bにおけるレシーバが同期を失なうと、C
PU Aはこれを二つの形で検出する。CPU Bがビ
ットを失なったとするとCPU BはBクロックを低と
して他のビットを要求する。しかしながら、データライ
ンは高であって悪い受信を示すことになる。CPU B
が別のビットを受信したとすると、Bクロックを低にせ
ず肯定応答を示すことになる。いずれもCPU Aにエ
ラーを示すことになる。
【0044】MPBからMPAへデータを送るとき、こ
れらクロックタイミングが用いられる。しかしながら、
データライン上の信号は異る。CPU Bは、データラ
インが高(CPU Aが送信を要求していない)である
ことを保証するために検査し、そしてBクロックを低に
する。CPU Aは低Bクロックを検出し、それをBか
らの送信用意として解釈する。CPU Aが受信可能と
なればCPU AはAクロックを低としてAビット
(“1”)の受信を示す。CPU Bはスタートビット
が“1”であることを検査してBクロックを高にする。
CPU AはこのときAクロックを高にする。CPU
Bは第1データビットをデータラインに置き、Bクロッ
クを低にする。CPU Aは低Bクロックを検出してデ
ータビットを受取る。データが受信されてしまうと、C
PU AはAクロックを低にする。CPU BはBクロ
ックを高にしてAがAクロックを高にする。このプロセ
スは最終ビットが送られてしまうまで続く。CPU B
はデータラインを解放し、Bクロックを低にする。これ
はCPU Aに肯定応答を送らせるものである。CPU
Aは良(低)または悪(高)表示をデータラインに置
き、Aクロックを低にする。CPU Bはこの応答を受
信しBクロックを高にする。CPU Aはデータライン
を解放する。このデータ転送シーケンスはCPU Aが
Aクロックを高にしたとき終了する。
【0045】受信側CPU Aが同期を失うとCPU
Bはそれを二つの方法で検出する。CPU Aが一つの
ビットを失ったとするとCPU AはAクロックを低に
して他のビットを要求することになる。しかしながら、
データラインは高となり悪い受信を示すことになる。C
PU Aが別のビットを受信したとすると、それはクロ
ックAを低にせず、肯定応答を示す。いずれもBにエラ
ーを示す。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、より効率の高いI/O
装置コントローラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キーボードと本発明による改善されたコントロ
ーラのブロック図。
【図2】コントローラと相互接続インターフェースの詳
細ブロック図。
【図3】インターフェースラインの電気的状態を示すタ
イミング図。
【図4】一方のマイクロプロセッサがデータを送るとき
そのマイクロプロセッサで実行されるプログラムのフロ
ーチャート。
【図5】一方のマイクロプロセッサがデータを送るとき
そのマイクロプロセッサで実行されるプログラムのフロ
ーチャート。
【図6】一方のマイクロコンピュータが他方のマイクロ
プロセッサからデータを受信するときその一方のマイク
ロプロセッサで実行されるプログラムのフローチャー
ト。
【図7】一方のマイクロコンピュータが他方のマイクロ
プロセッサからデータを受信するときその一方のマイク
ロプロセッサで実行されるプログラムのフローチャー
ト。
【図8】他方のマイクロプロセッサがデータを送信する
ときそのマイクロプロセッサで実行されるプログラムの
フローチャート。
【図9】他方のマイクロプロセッサがデータを送信する
ときそのマイクロプロセッサで実行されるプログラムの
フローチャート。
【図10】他方のマイクロプロセッサがデータを受信す
るときそのマイクロプロセッサで実行されるプログラム
のフローチャート。
【図11】他方のマイクロプロセッサがデータを受信す
るときそのマイクロプロセッサで実行されるプログラム
のフローチャート。
【図12】メッセージフォーマットを示す図。
【符号の説明】
10 キースイッチマトリクスアレイ 14 インターフェース通信手段 16 双方向通信ライン 18 通信ライン 19 I/Oトランシーバ 20 I/Oケーブル 22,34 双方向データポート 24,26,36,38 単方向制御ポート MPA,MPB マイクロプロセッサ T トランジスタ RCV レシーバ 30,32 バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウェイン、ロジャー、ハカビー アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ロー リー、チャウンシー、ドライブ、6720

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多キー電子キーボード上のキーをスキャン
    し、押されたキーを表わすコード化信号を発生するよう
    に動作的に接続され、第1双方向のデータポート、第1
    単方向信号ポートおよび第2単方向信号ポートを有する
    第1マイクロプロセッサと、 第2双方向データポート、第3単方向信号ポートおよび
    第4単方向信号ポートを有する第2マイクロプロセッサ
    と、 前記第1双方向データポートと前記第2双方向データポ
    ートを相互接続して双方向的にデータを伝送するための
    伝送データラインと、 前記第1単方向信号ポートと前記第2単方向信号ポート
    を相互接続して単方向的に制御信号を伝送するための伝
    送制御ラインと、 前記第3単方向信号ポートと前記第2単方向信号ポート
    を相互接続して単方向的に制御信号を伝送するための伝
    送制御ラインと、 前記マイクロプロセッサの夫々にあってプロセッサ間相
    互接続ラインを所定の電圧信号レベルに動作的に結合す
    る回路手段と、 前記マイクロプロセッサの夫々にあって前記プロセッサ
    間相互接続ラインの夫々に動作的に結合され、送信側プ
    ロセッサをして受信側プロセッサの前記伝送制御ライン
    の電気的状態をサンプリングしてそれが前記所定の電圧
    信号レベルの内の一つであるとき前記伝送データライン
    にデータビットを送らせるようにする手段と、を備えて
    いる、多キー電子キーボードに用いるためのコントロー
    ラ。
  2. 【請求項2】前記手段は前記受信側マイクロプロセッサ
    をして前記データライン上の一つのビットが受信された
    ことおよび他のビットの受信が可能であることを示す所
    定のパルスパターンでその伝送制御ラインを附勢させる
    請求項1記載のコントローラ。
  3. 【請求項3】前記手段は前記送信側マイクロプロセッサ
    をして、その伝送制御ライン上の前記所定のパルスパタ
    ーンと同じであるがオフセットしたパルスシーケンスで
    その伝送制御ラインを附勢させる請求項2記載のコント
    ローラ。
  4. 【請求項4】前記回路手段は、 前記電圧源に接続される抵抗手段と、 夫々のラインをマイクロプロセッサ内の送信パスと受信
    パスに接続されるドットOR回路相互接続手段と、を備
    えている請求項1記載のコントローラ。
  5. 【請求項5】前記所定の電圧信号レベルは5ボルトにセ
    ットされる請求項1記載のコントローラ。
  6. 【請求項6】複数のマイクロプロセッサを相互接続し、
    データを双方向的に伝送する双方向通信データライン
    と、 前記マイクロプロセッサを単方向的に相互接続して制御
    情報を単方向的に伝送するための第1単信制御ライン
    と、 前記マイクロプロセッサを相互接続する単一方向に制御
    情報を伝送するための第2単信制御ラインと、 各マイクロプロセッサ内にあって各相互接続ラインに動
    作的に接続され、他方のマイクロプロセッサとの通信を
    希望する一つのマイクロプロセッサをして前記他方のマ
    イクロプロセッサの単信制御ライン上の電気信号をサン
    プリングさせ、そしてその信号が第1電気状態のとき前
    記双方向通信号データラインを低とさせてその低とされ
    た双方向通信データラインを検知する前記他方のマイク
    ロプロセッサにその単信制御ライン上の電気信号を前記
    第1電気状態とは逆の電気状態にさせ、そして前記他の
    マイクロプロセッサの単信制御ライン上の信号状態の変
    化を検知する前記一方のマイクロプロセッサにその単信
    制御ライン上の電気状態を低にさせて前記双方向データ
    ライン上にスタートビットを示させる手段と、を備えて
    いる、プロセッサ間通信用の通信インターフェース。
  7. 【請求項7】前記第1電気状態は正電圧レベルである請
    求項6記載のインターフェース。
  8. 【請求項8】前記手段は更に所定の電気パルスパターン
    を前記マイクロプロセッサおよび前記他のマイクロプロ
    セッサの単信制御ラインに出力させるようになってお
    り、前記所定の電気パルスパターンが送信側マイクロプ
    ロセッサに、一つのビットが受信されていることを示
    し、そして受信側マイクロプロセッサに、そのビットが
    有効であることを示す請求項7記載のインターフェー
    ス。
  9. 【請求項9】(a) プロセッサの内の少なくとも2個の
    プロセッサを、いずれか一方によりデータの伝送のため
    に用いられる双方向通信リンク、前記プロセッサの内の
    1個により制御信号の伝送のために用いられる第1の単
    方向通信リンク、および他方のプロセッサにより制御信
    号を伝送するために用いられる第2単方向通信リンクに
    より相互接続する段階と、 (b) 一方のプロセッサが他方のプロセッサにデータを
    送ろうとするとき、(i) 前記他方のプロセッサの前記
    単方向性通信リンクが第1の所定の電気状態にセットさ
    れているかどうかについて検査する段階と、(ii) 前記
    他方のプロセッサの前記単方向性通信リンクが前記第1
    の所定の電気状態にセットされていれば前記双方向通信
    リンクを低にする段階と、 (c) 低とされた双方向通信リンクを検出すると前記他
    方のプロセッサにその単方向通信リンクを低にさせてデ
    ータ受信可能であることを示させる段階と、 (d) 前記他方のプロセッサがその単方向通信リンクを低
    にしたことを検知すると、前記プロセッサにその単方向
    通信リンクを低にさせて有効スタートビットを示させる
    段階と、 (e) そのとき前記他方のプロセッサに前記段階(c) で
    低とされたその単方向通信リンクを高にさせて前記スタ
    ートビットの受信を示させる段階と、 (f) 前記プロセッサに前記段階(d) で低とされたその単
    方向性通信リンクを高にさせ、そして前記他のプロセッ
    サのデータ要求を待つ段階と、を備えている、複数の相
    互接続されたプロセッサ間でのデータ伝送を制御する方
    法。
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