JPH10207804A - 偽装端末システムおよび偽装端末装置 - Google Patents
偽装端末システムおよび偽装端末装置Info
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- JPH10207804A JPH10207804A JP9005872A JP587297A JPH10207804A JP H10207804 A JPH10207804 A JP H10207804A JP 9005872 A JP9005872 A JP 9005872A JP 587297 A JP587297 A JP 587297A JP H10207804 A JPH10207804 A JP H10207804A
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- G—PHYSICS
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/38—Information transfer, e.g. on bus
- G06F13/40—Bus structure
- G06F13/4004—Coupling between buses
- G06F13/4027—Coupling between buses using bus bridges
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホストコントロール形式のホストコンピュー
タは、相互に接続できず、ホストコンピュータに接続さ
れた端末装置を他のホストコンピュータで利用すること
もできない。 【解決手段】 同一、あるいは異なるオペレーティング
システムおよびバスシステム４、５を備えたホストコン
ピュータＡ・２と、ホストコンピュータＢ・３とを、２
つのバスシステム４、５間の通信の制御を行う偽装端末
装置１を用いてイ接続する。偽装端末装置１は、他のホ
ストコンピュータの制御下にある端末装置として振るま
うので、ホストコントロール形式をとるホストコンピュ
ータ相互の接続ができ、あるホストコンピュータから他
のホストコンピュータの制御下にある端末装置に対する
制御が可能となる。
タは、相互に接続できず、ホストコンピュータに接続さ
れた端末装置を他のホストコンピュータで利用すること
もできない。 【解決手段】 同一、あるいは異なるオペレーティング
システムおよびバスシステム４、５を備えたホストコン
ピュータＡ・２と、ホストコンピュータＢ・３とを、２
つのバスシステム４、５間の通信の制御を行う偽装端末
装置１を用いてイ接続する。偽装端末装置１は、他のホ
ストコンピュータの制御下にある端末装置として振るま
うので、ホストコントロール形式をとるホストコンピュ
ータ相互の接続ができ、あるホストコンピュータから他
のホストコンピュータの制御下にある端末装置に対する
制御が可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のホストコン
ピュータを接続する偽装端末システムおよび偽装端末装
置に関するものである。
ピュータを接続する偽装端末システムおよび偽装端末装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等で使用してい
る端末装置との通信方式は一般にホストコントロール形
式をとっている。ここで、ホストコントロール形式と
は、ホストコンピュータと端末装置間における通信の設
定をホストコンピュータにより設定され、その設定に従
ってホストコンピュータと端末装置間で通信が行われる
形式のことを言う。通常これらは、ホストコンピュータ
により制御されるバスシステムであるユニバーサル・シ
リアル・バス（ＵＳＢ）等を介して、オペレーティング
システム（以下「ＯＳ」と略記）と呼ばれるソフトウェ
アによって端末装置との通信が制御される。なお、ここ
で「端末装置」とは、ハードディスクドライブ、フロッ
ピーディスクドライブ、キーボード、プリンタ、スキャ
ナ等の装置で、ホストコントロール形式によりホストコ
ンピュータに制御される装置のことをいう。
る端末装置との通信方式は一般にホストコントロール形
式をとっている。ここで、ホストコントロール形式と
は、ホストコンピュータと端末装置間における通信の設
定をホストコンピュータにより設定され、その設定に従
ってホストコンピュータと端末装置間で通信が行われる
形式のことを言う。通常これらは、ホストコンピュータ
により制御されるバスシステムであるユニバーサル・シ
リアル・バス（ＵＳＢ）等を介して、オペレーティング
システム（以下「ＯＳ」と略記）と呼ばれるソフトウェ
アによって端末装置との通信が制御される。なお、ここ
で「端末装置」とは、ハードディスクドライブ、フロッ
ピーディスクドライブ、キーボード、プリンタ、スキャ
ナ等の装置で、ホストコントロール形式によりホストコ
ンピュータに制御される装置のことをいう。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のホスト
コントロール形式によるシステムでは、ホストコンピュ
ータがそのバスシステムを制御しているため、そのバス
システムに新たにホストコンピュータを接続し、複数の
ホストコンピュータ間で通信をすることができない。よ
って、ＯＳ、通信方式が同じか異なるかに関わらず、ホ
ストコンピュータ間でバスシステムを接続した通信はで
きない、という課題がある。また、ホストコンピュータ
相互間の接続ができないため、ホストコンピュータに接
続された端末装置を、他のホストコンピュータで利用す
ることもできない、という課題がある。
コントロール形式によるシステムでは、ホストコンピュ
ータがそのバスシステムを制御しているため、そのバス
システムに新たにホストコンピュータを接続し、複数の
ホストコンピュータ間で通信をすることができない。よ
って、ＯＳ、通信方式が同じか異なるかに関わらず、ホ
ストコンピュータ間でバスシステムを接続した通信はで
きない、という課題がある。また、ホストコンピュータ
相互間の接続ができないため、ホストコンピュータに接
続された端末装置を、他のホストコンピュータで利用す
ることもできない、という課題がある。
【０００４】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、（１）同一あるいは異なるＯＳ、通信方式を持
つホストコントロール形式のホストコンピュータを相互
に接続でき、（２）他のホストコンピュータに接続され
た端末装置の利用が可能な、偽装端末システムおよび偽
装端末装置を提供することを目的とする。
もので、（１）同一あるいは異なるＯＳ、通信方式を持
つホストコントロール形式のホストコンピュータを相互
に接続でき、（２）他のホストコンピュータに接続され
た端末装置の利用が可能な、偽装端末システムおよび偽
装端末装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第１のオペレーティングシステムおよび
第１のバスシステムを備えた第１のホストコンピュータ
と、第２のオペレーティングシステムおよび第２のバス
システムを備えた第２のホストコンピュータと、前記第
１のバスシステムと前記第２のバスシステムを接続し、
前記２つのバスシステム間の通信の制御を行う偽装端末
装置と、からなることを特徴とする偽装端末システムで
ある。各ホストコンピュータのバスシステムを接続し、
通信の制御を行う偽装端末装置を用いているので、ホス
トコンピュータのＯＳ、通信方式が同じあるいは異なる
に関わらず、ホストコントロール形式をとるホストコン
ピュータ相互の接続が可能となる。
に、本発明は、第１のオペレーティングシステムおよび
第１のバスシステムを備えた第１のホストコンピュータ
と、第２のオペレーティングシステムおよび第２のバス
システムを備えた第２のホストコンピュータと、前記第
１のバスシステムと前記第２のバスシステムを接続し、
前記２つのバスシステム間の通信の制御を行う偽装端末
装置と、からなることを特徴とする偽装端末システムで
ある。各ホストコンピュータのバスシステムを接続し、
通信の制御を行う偽装端末装置を用いているので、ホス
トコンピュータのＯＳ、通信方式が同じあるいは異なる
に関わらず、ホストコントロール形式をとるホストコン
ピュータ相互の接続が可能となる。
【０００６】次に本発明は、第１のオペレーティングシ
ステムおよび第１のバスシステムを備えた第１のホスト
コンピュータと、第２のオペレーティングシステムおよ
び第２のバスシステムを備えた第２のホストコンピュー
タと、前記第１のバスシステムと前記第２のバスシステ
ムを接続し、前記２つのバスシステム間の通信の制御を
行う偽装端末装置と、前記第１のバスシステム、前記第
２のバスシステムの少なくともいずれか一方に接続され
た端末装置と、からなることを特徴とする偽装端末シス
テムである。各ホストコンピュータのバスシステムを接
続し、通信の制御を行う偽装端末装置を用いることによ
り、他のホストコンピュータの制御下にある端末装置と
して振るまうので、あるホストコンピュータから他のホ
ストコンピュータの制御下にある端末装置に対する制御
が可能となり、さなざまな端末装置を統合化することが
できる。
ステムおよび第１のバスシステムを備えた第１のホスト
コンピュータと、第２のオペレーティングシステムおよ
び第２のバスシステムを備えた第２のホストコンピュー
タと、前記第１のバスシステムと前記第２のバスシステ
ムを接続し、前記２つのバスシステム間の通信の制御を
行う偽装端末装置と、前記第１のバスシステム、前記第
２のバスシステムの少なくともいずれか一方に接続され
た端末装置と、からなることを特徴とする偽装端末シス
テムである。各ホストコンピュータのバスシステムを接
続し、通信の制御を行う偽装端末装置を用いることによ
り、他のホストコンピュータの制御下にある端末装置と
して振るまうので、あるホストコンピュータから他のホ
ストコンピュータの制御下にある端末装置に対する制御
が可能となり、さなざまな端末装置を統合化することが
できる。
【０００７】次に本発明は、複数のバスシステムを接続
しデータの送受信をするバスインターフェース部、該バ
スインターフェース部毎に設けられ、該バスインターフ
ェース部を介して送受信されるデータを格納するデータ
格納部、該データ格納部のデータに対する処理により通
信の制御を行う通信制御部とからなり、前記通信制御部
は、ラインチェック信号が前記データ格納部に受信、格
納されると、該データ格納部に、「ＯＫ」信号を格納、
送信する動作と、前記データ格納部に格端末識別確認信
号が受信、格納されると、前記データ格納部が接続され
ているバスインターフェース部と異なるバスインターフ
ェース部を介して、該バスインターフェース部に接続さ
れたバスシステム上の端末装置の端末識別情報を取得
し、前記情報識別信号が受信、格納されたデータ格納部
に該端末識別情報を格納、送信する動作と、前記データ
格納部間の通信データのフォーマット変換を行う動作と
を行う、ことを特徴とする偽装端末装置である。偽装端
末装置は各ホストコンピュータのバスシステムを接続
し、他のホストコンピュータの制御下にある端末装置と
して振るまうので、ホストコントロール形式をとるホス
トコンピュータ相互の接続ができ、しかも、あるホスト
コンピュータから他のホストコンピュータの制御下にあ
る端末装置に対する制御が可能となる。
しデータの送受信をするバスインターフェース部、該バ
スインターフェース部毎に設けられ、該バスインターフ
ェース部を介して送受信されるデータを格納するデータ
格納部、該データ格納部のデータに対する処理により通
信の制御を行う通信制御部とからなり、前記通信制御部
は、ラインチェック信号が前記データ格納部に受信、格
納されると、該データ格納部に、「ＯＫ」信号を格納、
送信する動作と、前記データ格納部に格端末識別確認信
号が受信、格納されると、前記データ格納部が接続され
ているバスインターフェース部と異なるバスインターフ
ェース部を介して、該バスインターフェース部に接続さ
れたバスシステム上の端末装置の端末識別情報を取得
し、前記情報識別信号が受信、格納されたデータ格納部
に該端末識別情報を格納、送信する動作と、前記データ
格納部間の通信データのフォーマット変換を行う動作と
を行う、ことを特徴とする偽装端末装置である。偽装端
末装置は各ホストコンピュータのバスシステムを接続
し、他のホストコンピュータの制御下にある端末装置と
して振るまうので、ホストコントロール形式をとるホス
トコンピュータ相互の接続ができ、しかも、あるホスト
コンピュータから他のホストコンピュータの制御下にあ
る端末装置に対する制御が可能となる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
偽装端末システムおよび偽装端末装置を図面を参照して
説明する。図１は、本発明の一実施形態による偽装端末
システムの構成を示した図である。図において符号１は
複数のホストコンピュータを接続するための偽装端末装
置、符号２、３ホストコントロール形式をとるホストコ
ンピュータＡ、Ｂ、符号４、５はそれぞれのホストコン
ピュータ２、３に制御されるバスシステムＡ、Ｂ、符号
６、７はぞれぞれのバスシステム４、５に接続された端
末装置Ａ、Ｂである。なお、ここでホストコンピュータ
Ａ・２とホストコンピュータＢ・３のＯＳ、通信方式は
同一でも異なるものでも良いものとする。同様に、バス
システムＡ・４とバスシステムＢ・５も同一でも異なる
ものでも良いものとする。また、端末装置Ａ・６、端末
装置Ｂ・７は、ハードディスクドライブ、フロッピーデ
ィスクドライブ、キーボード、プリンタ、スキャナ等の
装置で、ホストコントロール形式でホストコンピュータ
に制御される装置であるものとする。図２は偽装端末装
置１の構成を示すブロック図である。図より偽装端末装
置１は、各バスシステム４、５を接続するためのバスシ
ステムＡ用インターフェース部１１、バスシステムＢ用
インターフェース部１２、各インターフェース１１、１
２からの送受信データを格納するデータ格納部１３、１
４、通信制御を行う通信制御部１５により構成されてい
る。
偽装端末システムおよび偽装端末装置を図面を参照して
説明する。図１は、本発明の一実施形態による偽装端末
システムの構成を示した図である。図において符号１は
複数のホストコンピュータを接続するための偽装端末装
置、符号２、３ホストコントロール形式をとるホストコ
ンピュータＡ、Ｂ、符号４、５はそれぞれのホストコン
ピュータ２、３に制御されるバスシステムＡ、Ｂ、符号
６、７はぞれぞれのバスシステム４、５に接続された端
末装置Ａ、Ｂである。なお、ここでホストコンピュータ
Ａ・２とホストコンピュータＢ・３のＯＳ、通信方式は
同一でも異なるものでも良いものとする。同様に、バス
システムＡ・４とバスシステムＢ・５も同一でも異なる
ものでも良いものとする。また、端末装置Ａ・６、端末
装置Ｂ・７は、ハードディスクドライブ、フロッピーデ
ィスクドライブ、キーボード、プリンタ、スキャナ等の
装置で、ホストコントロール形式でホストコンピュータ
に制御される装置であるものとする。図２は偽装端末装
置１の構成を示すブロック図である。図より偽装端末装
置１は、各バスシステム４、５を接続するためのバスシ
ステムＡ用インターフェース部１１、バスシステムＢ用
インターフェース部１２、各インターフェース１１、１
２からの送受信データを格納するデータ格納部１３、１
４、通信制御を行う通信制御部１５により構成されてい
る。
【０００９】次にこの偽装端末装置の動作を説明する。
図３は、図１に示す偽装端末システムの構成における、
偽装端末装置１とホストコンピュータ２、３との通信関
係を表した図である。はじめに、偽装端末装置１とホス
トコンピュータＡ・２との通信を説明する。まず、ホス
トコンピュータＡ・２はバスシステムＡ・４に異常がな
いか確認するために、端末装置にラインチェック信号を
送る。この信号はバスシステムＡ・４からバスシステム
Ａ用インターフェース部（バスシステムＡ用Ｉ／Ｆ部）
１１を介してデータ格納部１３に格納される。これに対
し、偽装端末装置１の通信制御部１５は、他のバスシス
テムＢ・５が接続されているにも関わらず、バスシステ
ムＡ・４に異常がないように見せかけるために、「Ｏ
Ｋ」をデータ格納部１３に格納する。この格納されたデ
ータはバスシステムＡ用Ｉ／Ｆ部１１を介してホストコ
ンピュータＡ・２に送信される。
図３は、図１に示す偽装端末システムの構成における、
偽装端末装置１とホストコンピュータ２、３との通信関
係を表した図である。はじめに、偽装端末装置１とホス
トコンピュータＡ・２との通信を説明する。まず、ホス
トコンピュータＡ・２はバスシステムＡ・４に異常がな
いか確認するために、端末装置にラインチェック信号を
送る。この信号はバスシステムＡ・４からバスシステム
Ａ用インターフェース部（バスシステムＡ用Ｉ／Ｆ部）
１１を介してデータ格納部１３に格納される。これに対
し、偽装端末装置１の通信制御部１５は、他のバスシス
テムＢ・５が接続されているにも関わらず、バスシステ
ムＡ・４に異常がないように見せかけるために、「Ｏ
Ｋ」をデータ格納部１３に格納する。この格納されたデ
ータはバスシステムＡ用Ｉ／Ｆ部１１を介してホストコ
ンピュータＡ・２に送信される。
【００１０】次に、ホストコンピュータＡ・２は偽装端
末装置１に対して、端末の種類等を確認するために、端
末識別確認（端末ＩＤ確認）信号を送信する。これに対
して、偽装端末装置１の通信制御部１５は、ホストコン
ピュータＡ・２に制御されているバスシステムＡ・４以
外のバスシステムであるバスシステムＢ・５上にある端
末装置Ｂ・７を確認する。そして、通信制御部１５は、
偽装端末装置１があたかも端末装置Ｂ・７であるかのよ
うにホストコンピュータＡ・２に認識させるために、端
末識別情報として「端末装置Ｂ」を返す。なお、この端
末識別情報を受けたホストコンピュータＡ・２は、偽装
端末装置１が端末装置Ｂであるものと認識し、端末装置
Ｂに関する識別番号、通信タイミング等、端末装置との
通信において必要となる項目のセッティングを行う。こ
の設定により、例えば端末装置Ｂ・７がハードディスク
ドライブ（以下「ＨＤＤ」と略記）である場合、ホスト
コンピュータＡ・２は偽装端末装置１をＨＤＤとして制
御を行うことになり、端末装置Ｂ・７がプリンタである
場合、ホストコンピュータＡ・２は偽装端末装置１をプ
リンタとして制御を行うことになる。
末装置１に対して、端末の種類等を確認するために、端
末識別確認（端末ＩＤ確認）信号を送信する。これに対
して、偽装端末装置１の通信制御部１５は、ホストコン
ピュータＡ・２に制御されているバスシステムＡ・４以
外のバスシステムであるバスシステムＢ・５上にある端
末装置Ｂ・７を確認する。そして、通信制御部１５は、
偽装端末装置１があたかも端末装置Ｂ・７であるかのよ
うにホストコンピュータＡ・２に認識させるために、端
末識別情報として「端末装置Ｂ」を返す。なお、この端
末識別情報を受けたホストコンピュータＡ・２は、偽装
端末装置１が端末装置Ｂであるものと認識し、端末装置
Ｂに関する識別番号、通信タイミング等、端末装置との
通信において必要となる項目のセッティングを行う。こ
の設定により、例えば端末装置Ｂ・７がハードディスク
ドライブ（以下「ＨＤＤ」と略記）である場合、ホスト
コンピュータＡ・２は偽装端末装置１をＨＤＤとして制
御を行うことになり、端末装置Ｂ・７がプリンタである
場合、ホストコンピュータＡ・２は偽装端末装置１をプ
リンタとして制御を行うことになる。
【００１１】そして、ホストコンピュータＡ・２が端末
装置Ｂ・７に対してある制御を行う場合には、偽装端末
装置１に対してデータ通信を行う。この通信されたデー
タは、バスシステムＡ４、バスシステムＡ用Ｉ／Ｆ部１
１、データ格納部１３、通信制御部１５、データ格納部
１４、バスシステムＢ用Ｉ／Ｆ部、バスシステムＢ・５
を介して端末装置Ｂ・７に送られる。ここで、偽装端末
装置１内の通信制御部１５は、２つのバスシステム間で
通信が成立するように通信におけるフォーマット変換を
行う。例えば、端末装置Ａ・６および端末装置Ｂ・７が
ともにＨＤＤであり、ＨＤＤ（端末装置Ａ）６上のデー
タの一部をもう１つのＨＤＤ（端末装置Ｂ）７にコピー
する必要がある場合、ホストコンピュータＡ・２はＨＤ
Ｄ（端末装置Ａ）６のデータをバスシステムＡ・４を介
してＨＤＤと認識した偽装端末装置１にコピーする、と
いう制御を行うのみである。これに対して、偽装端末装
置１は通信制御部１５により、偽装端末装置１にコピー
されたＨＤＤ（端末装置Ａ）６のデータをＨＤＤ（端末
装置Ｂ）７に転送する。この結果、それぞれ異なるバス
システム４、５に接続されたＨＤＤ（端末装置Ａ、Ｂ）
６、７間でデータのコピーが実現できる。同様に、ホス
トコンピュータＡ・２は、ＨＤＤ（端末装置Ｂ）７内の
データをＨＤＤ（端末装置Ａ）６にコピーするというこ
とも、偽装端末装置１をＨＤＤとして制御することによ
り実現できる。なお、上述と同様のことが、偽装端末装
置１とホストコンピュータＢ・３との間でも行われる。
装置Ｂ・７に対してある制御を行う場合には、偽装端末
装置１に対してデータ通信を行う。この通信されたデー
タは、バスシステムＡ４、バスシステムＡ用Ｉ／Ｆ部１
１、データ格納部１３、通信制御部１５、データ格納部
１４、バスシステムＢ用Ｉ／Ｆ部、バスシステムＢ・５
を介して端末装置Ｂ・７に送られる。ここで、偽装端末
装置１内の通信制御部１５は、２つのバスシステム間で
通信が成立するように通信におけるフォーマット変換を
行う。例えば、端末装置Ａ・６および端末装置Ｂ・７が
ともにＨＤＤであり、ＨＤＤ（端末装置Ａ）６上のデー
タの一部をもう１つのＨＤＤ（端末装置Ｂ）７にコピー
する必要がある場合、ホストコンピュータＡ・２はＨＤ
Ｄ（端末装置Ａ）６のデータをバスシステムＡ・４を介
してＨＤＤと認識した偽装端末装置１にコピーする、と
いう制御を行うのみである。これに対して、偽装端末装
置１は通信制御部１５により、偽装端末装置１にコピー
されたＨＤＤ（端末装置Ａ）６のデータをＨＤＤ（端末
装置Ｂ）７に転送する。この結果、それぞれ異なるバス
システム４、５に接続されたＨＤＤ（端末装置Ａ、Ｂ）
６、７間でデータのコピーが実現できる。同様に、ホス
トコンピュータＡ・２は、ＨＤＤ（端末装置Ｂ）７内の
データをＨＤＤ（端末装置Ａ）６にコピーするというこ
とも、偽装端末装置１をＨＤＤとして制御することによ
り実現できる。なお、上述と同様のことが、偽装端末装
置１とホストコンピュータＢ・３との間でも行われる。
【００１２】これにより図４に示すように、ホストコン
ピュータＡ・１からは、偽装端末装置１が端末装置Ｂと
認識される。一方、ホストコンピュータＢ・２からは、
偽装端末装置１が端末装置Ａと認識されることになる。
すなわち、偽装端末装置１は、制御されるホストコンピ
ュータ毎に、異なる端末装置として認識される。以上説
明したように、偽装端末装置１を用いてバスシステムを
接続することにより、ホストコンピュータを相互接続で
き、他のホストコンピュータのもとで制御される端末装
置の利用が可能となる。なお、上記実施形態における偽
装端末システムとして、偽装端末装置１に２つのホスト
コンピュータ２、３が接続された一例を示したが、２以
上のホストコンピュータが接続されていてもよい。
ピュータＡ・１からは、偽装端末装置１が端末装置Ｂと
認識される。一方、ホストコンピュータＢ・２からは、
偽装端末装置１が端末装置Ａと認識されることになる。
すなわち、偽装端末装置１は、制御されるホストコンピ
ュータ毎に、異なる端末装置として認識される。以上説
明したように、偽装端末装置１を用いてバスシステムを
接続することにより、ホストコンピュータを相互接続で
き、他のホストコンピュータのもとで制御される端末装
置の利用が可能となる。なお、上記実施形態における偽
装端末システムとして、偽装端末装置１に２つのホスト
コンピュータ２、３が接続された一例を示したが、２以
上のホストコンピュータが接続されていてもよい。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による偽装
端末システムおよび偽装端末装置によれば、下記の効果
を得ることができる。請求項１記載の偽装端末システム
によれば、各ホストコンピュータのバスシステムを接続
し、通信の制御を行う偽装端末装置を用いているので、
ホストコンピュータのＯＳ、通信方式が同じあるいは異
なるに関わらず、ホストコントロール形式をとるホスト
コンピュータ相互の接続が可能となる。請求項２記載の
偽装端末システムによれば、各ホストコンピュータのバ
スシステムを接続し、通信の制御を行う偽装端末装置を
用いることにより、他のホストコンピュータの制御下に
ある端末装置として振るまうので、あるホストコンピュ
ータから他のホストコンピュータの制御下にある端末装
置に対する制御が可能となり、さなざまな端末装置を統
合化することができる。請求項３記載の偽装端末装置に
よれば、偽装端末装置は各ホストコンピュータのバスシ
ステムを接続し、他のホストコンピュータの制御下にあ
る端末装置として振るまうので、ホストコントロール形
式をとるホストコンピュータ相互の接続ができ、しか
も、あるホストコンピュータから他のホストコンピュー
タの制御下にある端末装置に対する制御が可能となる。
端末システムおよび偽装端末装置によれば、下記の効果
を得ることができる。請求項１記載の偽装端末システム
によれば、各ホストコンピュータのバスシステムを接続
し、通信の制御を行う偽装端末装置を用いているので、
ホストコンピュータのＯＳ、通信方式が同じあるいは異
なるに関わらず、ホストコントロール形式をとるホスト
コンピュータ相互の接続が可能となる。請求項２記載の
偽装端末システムによれば、各ホストコンピュータのバ
スシステムを接続し、通信の制御を行う偽装端末装置を
用いることにより、他のホストコンピュータの制御下に
ある端末装置として振るまうので、あるホストコンピュ
ータから他のホストコンピュータの制御下にある端末装
置に対する制御が可能となり、さなざまな端末装置を統
合化することができる。請求項３記載の偽装端末装置に
よれば、偽装端末装置は各ホストコンピュータのバスシ
ステムを接続し、他のホストコンピュータの制御下にあ
る端末装置として振るまうので、ホストコントロール形
式をとるホストコンピュータ相互の接続ができ、しか
も、あるホストコンピュータから他のホストコンピュー
タの制御下にある端末装置に対する制御が可能となる。
【図１】 本発明の一実施形態による偽装端末システム
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図２】 偽装端末装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図３】 偽装端末装置の動作を表す図である。
【図４】 偽装端末装置の動作概念を示す図である。
１ 偽装端末装置 ２ ホストコンピュータＡ ３ ホストコンピュ
ータＢ ４ バスシステムＡ ５ バスシステムＢ ６ 端末装置Ａ ７ 端末装置Ｂ
ータＢ ４ バスシステムＡ ５ バスシステムＢ ６ 端末装置Ａ ７ 端末装置Ｂ
Claims (3)
- 【請求項１】 第１のオペレーティングシステムおよび
第１のバスシステムを備えた第１のホストコンピュータ
と、 第２のオペレーティングシステムおよび第２のバスシス
テムを備えた第２のホストコンピュータと、 前記第１のバスシステムと前記第２のバスシステムを接
続し、前記２つのバスシステム間の通信の制御を行う偽
装端末装置と、からなることを特徴とする偽装端末シス
テム。 - 【請求項２】 第１のオペレーティングシステムおよび
第１のバスシステムを備えた第１のホストコンピュータ
と、 第２のオペレーティングシステムおよび第２のバスシス
テムを備えた第２のホストコンピュータと、 前記第１のバスシステムと前記第２のバスシステムを接
続し、前記２つのバスシステム間の通信の制御を行う偽
装端末装置と、 前記第１のバスシステム、前記第２のバスシステムの少
なくともいずれか一方に接続された端末装置と、からな
ることを特徴とする偽装端末システム。 - 【請求項３】 複数のバスシステムを接続しデータの送
受信をするバスインターフェース部、該バスインターフ
ェース部毎に設けられ、該バスインターフェース部を介
して送受信されるデータを格納するデータ格納部、該デ
ータ格納部のデータに対する処理により通信の制御を行
う通信制御部とからなり、 前記通信制御部は、ラインチェック信号が前記データ格
納部に受信、格納されると、該データ格納部に、「Ｏ
Ｋ」信号を格納、送信する動作と、 前記データ格納部に格端末識別確認信号が受信、格納さ
れると、前記データ格納部が接続されているバスインタ
ーフェース部と異なるバスインターフェース部を介し
て、該バスインターフェース部に接続されたバスシステ
ム上の端末装置の端末識別情報を取得し、前記情報識別
信号が受信、格納されたデータ格納部に該端末識別情報
を格納、送信する動作と、 前記データ格納部間の通信データのフォーマット変換を
行う動作とを行う、ことを特徴とする偽装端末装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9005872A JPH10207804A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 偽装端末システムおよび偽装端末装置 |
| TW086118509A TW358267B (en) | 1997-01-16 | 1997-12-09 | Simulated terminal system and the simulated terminal apparatus |
| US09/005,535 US6098120A (en) | 1997-01-16 | 1998-01-12 | Peripheral sharing system using a bus bridge to emulate peripherals on a first bus to a host on a second bus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9005872A JPH10207804A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 偽装端末システムおよび偽装端末装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10207804A true JPH10207804A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11623027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9005872A Withdrawn JPH10207804A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 偽装端末システムおよび偽装端末装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPH10207804A (ja) |
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- 1998-01-12 US US09/005,535 patent/US6098120A/en not_active Expired - Fee Related
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