JPH09190388A - データ転送装置、インターフェース装置及びデータ転送方法 - Google Patents

データ転送装置、インターフェース装置及びデータ転送方法

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JPH09190388A
JPH09190388A JP8020678A JP2067896A JPH09190388A JP H09190388 A JPH09190388 A JP H09190388A JP 8020678 A JP8020678 A JP 8020678A JP 2067896 A JP2067896 A JP 2067896A JP H09190388 A JPH09190388 A JP H09190388A
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Tomio Yamashita
富夫 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側及び送信側双方のCPUの処理能力、
及びデータの転送量を減少させることなく、送信データ
と返信データとの照合を正確に行うことができるインタ
ーフェース装置を提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ10より送出された
データがプリンタ20のラッチレジスタ123に保持さ
れた後、ホストコンピュータ10よりインタフェースケ
ーブル30の1線に設定された信号方向制御線を操作し
て、プリンタ20に保持されたデータを送信側に返信
し、その返信データと保持された送信データとの一致を
照合器71によって比較照合する。その時、送信側の出
力用ドライバ62も同時に操作することにより、受信側
の返送データとの衝突を回避するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホストコン
ピュータとプリンタ間において、データ転送用の双方向
パラレル・インターフェースなどに使用されるデータ転
送装置、及びこのようなデータ転送装置を備えたインタ
ーフェース装置、及びデータ転送方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プリンタとホストコンピュータ間のパラ
レルデータ転送方式の従来技術は、旧方式としては片方
向式のセントロニクス社方式が主流であったが、199
4年新方式の双方向方式として、IEEE1284規
格、通称双方向セントロニクス規格が制定され、一般に
広く普及しつつある。
【0003】この種のパラレルデータ転送方式によるイ
ンターフェース装置において、送信データの誤り検出防
止方法は、従来型の片方向セントロニクスには勿論、新
しいIEEE1284にも存在せず、やむなくデータ照
合を行う場合は、送信データのビット数を1ビット分パ
リティとして使用したパリティビット検出方法等を用い
ている。また、双方向専用としてSCSI規格、IEE
E488規格等があるが、同じくパリティビット方式
か、または送信側で送信したデータを受信側のCPUに
より返送し、送信側のCPUで照合するエコーバック方
式であった。
【0004】図4は、IEEE1284に基づく従来の
不平衡型双方向インターフェース回路の回路図である。
【0005】同図において、ホストコンピュータ510
とプリンタ520は、インターフェース・ケーブル53
0により接続されている。ここで、ケーブル530中の
1線には、ホストコンピュータ510より制御される信
号方向制御線が設定され、この方向制御線の設定状態に
よって、ケーブル530間に流れるデータの方向が決定
される。
【0006】ホストコンピュータ510に導入されたケ
ーブル530は、信号プルアップ抵抗群551、直列抵
抗群552、及びコンデンサ群553を介して受信レシ
ーバ554の入力側に接続され、その受信レシーバ55
4の出力側には、ホストコンピュータ510のCPUに
接続されたのデータバス555が接続されている。さら
に、データバス555は、送信用ドライバ562を介し
て前記ケーブル530に接続されている。
【0007】また、ホストコンピュータ510からは、
データ同期信号STB用の信号線581がプリンタ52
0側へ導出され、この信号線581には、STB信号送
出用ドライバ583が介設されている。さらに、プリン
タ520側より導入された/BSY信号用の信号線59
1とACK信号(データ受信信号)用の信号線592が
設けられている。そして、信号線591には、レシーバ
593が介設され、同様に信号線592にはレシーバ5
95が介設されている。
【0008】一方、プリンタ520では、プリンタ内C
PUに接続されたデータバス601が送信用ドライバ6
11に接続され、この送信用ドライバ611は信号プル
アップ抵抗群612を介してケーブル530に接続され
ている。さらに、ケーブル530は、直列抵抗群621
及びコンデンサ群622を介してラッチレジスタ623
に接続され、このラッチレジスタ623の出力側が前記
データバス601に接続されている。
【0009】また、プリンタ520内には、ホストコン
ピュータ510側からデータ同期信号STB用の信号線
581が導入され、そして、信号線581には、レシー
バ631が介設されている。レシーバ631の出力側が
ラッチレジスタ623の/L端子に接続され、ラッチレ
ジスタ623の/E端子はプリンタ520のCPUに接
続されている。さらに、CPUのイネーブル(enab
le)信号が送信ドライバ611のE端子に供給される
ようになっている。
【0010】また、プリンタ520からは、/BSY信
号用の信号線591と、ACK信号用の信号線592と
がホストコンピュータ510側へ導出され、この信号線
591,592には、それぞれ/BSY信号送出用ドラ
イバ651及びACK信号送出用ドライバ652が介設
されている。なお、図中の585,594,596,6
32,653,654はプルアップ抵抗である。
【0011】次に動作を説明する。
【0012】ホストコンピュータ510の図示しないC
PUは、該CPUの入・出力データバス555に送信す
べきデータ[d0]〜[d7]をセットし、ドライバ5
62の制御信号[/enable]すなわち[/E]を
有効にし、送信用同期信号STBを送出する。ホストコ
ンピュータ510のドライバ562を介し送出されたデ
ータ[d0]〜[d7]は、プリンタ520のレシーバ
用ラッチ・レジスタ623に保持される。
【0013】プリンタ520に搭載されている図示しな
いCPUは、同期信号STBの到達によるCPUへの割
り込み信号、またはCPUのセンスによりデータの受信
を知る。プリンタ520のCPUは、ラッチレジスタ6
23からデータバス601を介してデータの取り込み、
その終了後、ホストコンピュータ510に対して、デー
タ受領応答信号であるACK信号を返信する。
【0014】ホストコンピュータと510の図示しない
CPUは、ACK信号の確認により次の転送データの送
出に係り、以降上述の動作を繰り返す。
【0015】この従来例における送信データの確認を例
えばエコーバック方式によって行った場合は、ホストコ
ンピュータ510のCPUによって、送信データ返信の
コマンド命令の送出をプリンタ520に対して行い、信
号方向制御線をホストコンピュータ=受信側にセットし
てプリンタ520側からの返送データを待ち、返信デー
タと、送信時一時格納していた送信データとを照合す
る。もし、異常即ちデータの照合で不一致の場合には、
データ再転送等の処理に入る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のインターフェース装置におけるデータ照合方式に
は、次のような問題があった。
【0017】(1)受信したデータを返信して送信側で
照合するエコーバック方式については、上述のパラレル
双方向通信に限らず、シリアル双方向通信においても一
般的であるが、1バイトまたは1ブロック受信の都度、
受信側のCPUにて受信データを返送しなければならな
く、そのためのデータ一時格納用エリアの確保とCPU
負荷の増大が問題となる。また、送信側でも同じく返信
データとの照合にために返送データを格納する領域を確
保する必要があり、特にブロック単位が大きい場合にそ
の領域確保が問題となり、さらに前述同様に照合のため
にCPUの負荷増大の問題がある。このように従来のエ
コーバック方式では、受信側と送信側双方のCPUの処
理能力を減少させる問題があった。
【0018】(2)パリティ・ビット・チェック方式で
は、送信データのビット数にパリティビットを偶数また
は奇数にすべく付加するため、誤データビット数が2n
ビット個発生した場合には、受信データビット数が奇数
であるか偶数であるかの判別を行うパリティビット方式
では検出不可能であると共に、該パリティビットに1ビ
ット占有されるため、データ転送量が1ビット減るとい
う問題があった。
【0019】本発明は上記従来の問題点に鑑み、送信側
のCPU処理能力を減少させることなく、送信データと
返信データとの照合を正確に行うことができるデータ転
送装置、及び受信側のCPU処理能力を減少させること
なくデータの返送を行うことができるデータ転送装置を
提供することを目的とする。また、受信側及び送信側双
方のCPUの処理能力、及びデータの転送量を減少させ
ることなく、送信データと返信データとの照合を正確に
行うことができるインターフェース装置、及びデータ転
送方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明であるデータ転送装置は、ケーブルを介し
てデータを受信側へ送信する送信手段と、前記受信側よ
り前記ケーブルを介して返送されてきたデータと前記送
信手段により送信したデータとの一致、不一致を比較照
合するデータ照合手段と、前記受信側からの前記データ
の返送を制御する返送制御手段と、前記データ照合手段
の比較照合結果が不一致であるときには所定の補正処理
を実行する補正実行手段とを備えたものである。
【0021】第2の発明であるデータ転送装置は、送信
側からケーブルを介して送られてきたデータを一時格納
するラッチレジスタと、前記ラッチレジスタ中のデータ
を正誤チェック用として前記ケーブルを介して前記送信
側へ返送出力する出力手段と、前記送信側より制御され
て前記出力手段を活性化する返送ゲートと、前記出力手
段の活性化時に、前記ラッチレジスタ中のデータを取り
込む受信手段とを備えたものである。
【0022】第3の発明であるインターフェース装置
は、データを送信する送信側と該送信側より送信された
データを受信する受信側との間に接続され、データ転送
を行うインターフェース装置において、前記送信側は、
データを前記受信側へ送信する送信手段と、前記受信側
より返送されてきたデータと前記送信手段により送信し
たデータとの一致、不一致を比較照合するデータ照合手
段と、前記受信側からのデータの返送を制御する返送制
御手段と、前記データ照合手段の比較結果が不一致であ
るときには所定の補正処理を実行する補正実行手段とを
備えると共に、前記受信側は、前記送信側の前記送信手
段による送信データを一時格納するラッチレジスタと、
前記ラッチレジスタ中の送信データを前記送信側へ返送
出力する出力手段と、前記送信側の前記返送制御手段よ
り制御されて前記出力手段を活性化する返送ゲートと、
前記出力手段の活性化時に、前記ラッチレジスタ中のデ
ータを取り込む受信手段とを備えたものである。
【0023】第4の発明であるデータ転送方法は、送信
データを一時格納するラッチレジスタと、該ラッチレジ
スタ中の送信データを送信元へ返送出力する出力手段
と、返送制御信号により前記出力手段を活性化する返送
ゲートと、前記出力手段の活性化時に、前記ラッチレジ
スタ中のデータを取り込む受信手段とを備えた受信側に
対し、前記送信データを送信した後、前記返送制御信号
を前記返送ゲートへ送出し、前記受信側の前記出力手段
により返送されてきたデータと送信したデータとの一
致、不一致を比較照合し、その比較照合結果が不一致で
あるときには所定の補正処理を実行するようにしたもの
である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0025】図1は、本発明の第1実施形態に係るイン
ターフェース装置の構成を示す回路図であり、本実施形
態のインターフェース装置はIEEE1284に基づく
不平衡型の双方向インターフェース回路を示し、具体的
には、例えばホストコンピュータとレーザビームプリン
タの送受信部の主要部の回路を示すものである。図2
は、図1のインターフェース装置を具備したプリンタ及
びコンピュータのブロック図である。なお、本実施形態
に適用するプリンタは、レーザビームプリンタに限られ
るものではなく、他のプリンタ方式のプリンタであって
もよいことはいうまでもない。
【0026】まず、図2において、ホストコンピュータ
10とプリンタ20は、インターフェース・ケーブル3
0により相互接続されている。ホストコンピュータ10
は、コンピュータ本体11と、CRT等の表示部12と
で構成され、コンピュータ本体11には、本発明のイン
ターフェース装置を含む送受信部11−1と、装置全体
の動作を制御するCPU11−2と、制御プログラムを
格納すると共にワークエリア等として利用されるメモリ
11−3と、操作部等のその他の機能部11−4と、こ
れらに電源を供給する電源部11−5とを備えている。
【0027】また、プリンタ20は、プリント動作を制
御する制御回路部21と、プリントの実行を行うエンジ
ンユニット22と、これらに電源を供給する電源部23
とから構成されている。制御回路部21は、本発明のイ
ンターフェース装置を含む送受信部21−1と、制御プ
ログラムを格納すると共にワークエリア等として利用さ
れるメモリ21−2と、装置全体の動作を制御するCP
U21−3と、その他の機能部21−4とで構成されて
いる。
【0028】そして、ホストコンピュータ10及びプリ
ンタ20の各々の送受信部11−1,21−1が、前記
インターフェース・ケーブル30を介して相互に接続さ
れ、データは、ホストコンピュータ10とプリンタ20
間で、ケーブル30を介して両方向に流れるようになっ
ている。ここで、ケーブル30中の1線には、ホストコ
ンピュータ10より制御される信号方向制御線が設定さ
れ、この信号方向制御線の設定状態によって、ケーブル
30間に流れるデータの方向が決定される。
【0029】図1において、プリンタ20よりホストコ
ンピュータ10に導入されたケーブル30は、信号プル
アップ抵抗群51、受信部のノイズ除去回路を構成する
直列抵抗群52、及びコンデンサ群53を介して受信素
子部54の入力側に接続され、その受信素子部54の出
力側には、CPU11−2に接続されたデータバス55
が接続されている。さらに、データバス55は、送信用
データの保持用のラッチレジスタ61に接続され、この
ラッチレジスタ61の出力側が送信用ドライバ62を介
して前記ケーブル30に接続されている。
【0030】そして、前記受信素子部54の出力データ
(返送データ)と前記ラッチレジスタ61の出力データ
(送信データ)とをそれぞれ入力端子x,yに入力して
比較する照合器71が設けられ、これらのデータが一致
すると、照合器71より割り込み信号/IRQがCPU
11−2へ送出されるようになっている。
【0031】また、ホストコンピュータ10からは、デ
ータ同期信号STB用の信号線81と、送信・受信の制
御を行う制御信号用の送信制御線82とがプリンタ20
側へ導出され、この信号線81と送信制御線82には、
それぞれSTB信号送出用ドライバ83及び制御信号送
出用ドライバ84が介設され、さらに、それらドライバ
83,84の出力側にはそれぞれプルアップ抵抗85,
86が接続されている。なお、受信素子部54、送信用
ドライバ62、及び照合器71の各々の出力制御端子
E,E,/Eは、前記送信制御線82に接続されてい
る。
【0032】さらに、プリンタ20側より導入された/
BSY信号用の信号線91とACK信号(データ受信信
号)用の信号線92が設けられている。そして、信号線
91には、プリンタ20のBSY状態を受信するレシー
バ93が介設され、その入力側には、BSY信号のプル
アップ抵抗94が接続されている。同様に、信号線92
には、ACK信号を受信するレシーバ95が介設され、
その入力側には、ACK信号のプルアップ抵抗96が接
続されている。
【0033】一方、プリンタ20では、プリンタ内CP
U21−3に接続されたデータバス101が送信用ドラ
イバ111に接続され、この送信用ドライバ111は信
号プルアップ抵抗群112を介してケーブル30に接続
されている。さらに、ケーブル30は、受信用ノイズ除
去回路を構成する直列抵抗群121及びコンデンサ群1
22を介してデータ受信用ラッチレジスタ123に接続
され、このラッチレジスタ123の出力側が前記データ
バス101に接続されている。
【0034】また、プリンタ20内には、ホストコンピ
ュータ10側からデータ同期信号STB用の信号線81
と送信制御線82とが導入され、そして、信号線81に
は、STB信号用レシーバ131が介設され、その入力
側には、STB信号のプルアップ抵抗132が接続され
ている。同様に、信号線82には、制御信号用のレシー
バ133が介設され、その入力側には、制御信号のプル
アップ抵抗134が接続されている。
【0035】そして、レシーバ131の出力側がラッチ
レジスタ123の/L端子に接続され、レシーバ133
の出力側が該ラッチレジスタ123の/E端子に接続さ
れると共に、ゲート回路141の一方入力端に接続され
ている。さらに、このゲート回路141の他方入力端に
はイネーブル(enable)信号が入力され、該ゲー
ト回路141の出力側は送信ドライバ111のE端子に
接続されている。
【0036】また、プリンタ20からは、/BSY信号
用の信号線91と、ACK信号用の信号線92とがホス
トコンピュータ10側へ導出され、この信号線91,9
2には、それぞれ/BSY信号送出用ドライバ151及
びACK信号送出用ドライバ152が介設され、さら
に、それらドライバ151,152の出力側にはそれぞ
れプルアップ抵抗153,154が接続されている。
【0037】次に、本実施形態の動作を説明する。
【0038】ホストコンピュータ10においては、CP
U11−2により送信用データ[d]〜[d7]を送信
用ラッチレジスタ61に格納した後、データの同期信号
STBを制御することにより、ドライバ62及びケーブ
ル30を介してデータ[d]〜[d7]をプリンタ20
の受信部のラッチレジスタ123に保持させる。
【0039】そして、ホストコンピュータ10は、デー
タの同期信号STBをドライバ83を介して送出し、プ
リンタ20よりデータ受信信号ACKを受信した後、C
PU11−2により送信制御線82を操作し、ドライバ
84を介して送出し、プリンタ20のゲート141を有
効にし、受信側の送信ドライバ111の出力制御端子
[E]を有効にする。
【0040】ラッチレジスタ123に保持された受信デ
ータは、データバス601を介して、プリンタ20のC
PU21−3に読み取られる。その際に、同じくプリン
タ20の送信ドライバ111の入力端子にデータバス1
01から分岐されたデータが入力され、ドライバ111
及びケーブル30を介してホストコンピュータ10へ返
送出力することになる。
【0041】このとき、ホストコンピュータ10の送信
制御線82は、ホストコンピュータ10の送信用ドライ
バ62の出力制御ゲート[/E]を無効状態にして出力
を禁止しているため、即ち受信モード状態にあり、ケー
ブル30を含む線路上においてプリンタ20のドライバ
111とコンピュータ10のドライバ62との双方出力
状態によるデータの衝突はない。
【0042】送信側のホストコンピュータ10において
は、CPU11−2による送信制御線82の“Low”
レベルから“High”レベルの遷移で、送信用ラッチ
レジスタ61に保持された送信データと、受信素子部5
4を介してプリンタ20より返送されたデータとの照合
を各々照合器71の入力端子[x],[y]に入力した
状態で、照合器71を有効にする。この入力端子[x]
と[y]のデータが一致すると、該照合器71より割り
込み信号[/IRQ]を発生させ、CPU11−2に対
して次データの要求割り込みを掛け、信号方向制御線を
元のホストコンピュータ10からプリンタ20への送信
状態に遷移制御することにより、次のデータの送信を行
い、以降上述の照合を繰り返す。
【0043】CPU11−2は、照合モード、即ち送信
制御線82を“H”レベル状態にして有効にした返信デ
ータ待ちの状態で図示しないタイマをセットする。該タ
イマは、前記割り込み信号IRQによる割り込み発生に
よりリセットされるが、返信データ待ちの状態になって
一定時間経過しても、CPU11−2に対して割り込み
[/IRQ]が発生しない場合、CPU11−2はタイ
マによる割り込みの発生によりデータの誤受信を認識す
る。誤受信に対しては前送信データの無効を意味するキ
ャンセル・コマンドを送信して、プリンタ20に受信済
みデータの無効を認知させ、次に前データを再送信する
ことによりデータの回復が可能となる。
【0044】また、この場合、送信したキャンセル・コ
マンドも照合を行うため、キャンセル・コマンドがn回
連続して誤受信された場合、ホストコンピュータ10の
CPU11−2はプリンタ20の異常またはインターフ
ェース・ケーブル30の不良を認識して送信を中止し、
表示等で操作者に警告することが可能となる。
【0045】このように、本実施形態では、ホストコン
ピュータ10より送出されたデータがプリンタ20のラ
ッチレジスタ123に保持された後、ホストコンピュー
タ10よりインタフェースケーブル30の1線に設定さ
れた信号方向制御線を操作して、プリンタ20に保持さ
れたデータを送信側に返信し、その返信データと保持さ
れた送信データとの一致を照合器71によって比較照合
したので、受信側及び送信側共にCPUの負荷の増大を
せずに送信データの照合を容易に行うことができ、しか
も送信速度の向上を図ることができる。
【0046】図3は、本発明の第2実施形態に係るイン
ターフェース装置の構成を示す回路図であり、図1と共
通の要素には同一の符号が付されている。
【0047】本実施形態は、図1に示す構成において、
送信用ラッチレジスタ61及び照合器71を省略したも
のである。
【0048】本実施形態の動作を説明する。
【0049】ホストコンピュータ10は、送信するデー
タをCPU11−2のデータバス55上に乗せ、送信制
御線82の送・受信方向を送信方向=“Low”に制御
し、同期信号STBを出力することでデータの送出を行
う。この時、送出したデータ[d0]〜[d7]をメモ
リ11−3のRAM上に一時格納する。プリンタ20
は、ホストコンピュータ10から送出されたSTBの割
り込み信号により、ラッチレジスタ123にデータを保
持し、該レジスタ123の出力からデータバス101上
に受信されたデータを取り込む。
【0050】プリンタ20は、データ取り込みの後、デ
ータ受信信号ACKの返信を行い、ホストコンピュータ
10は、ACK信号受信確認後、送信制御線82を“H
igh”に操作して受信モードにする。ホストコンピュ
ータ10のデータバス55上には、プリンタ20のラッ
チレジスタ123、同じくプリンタ20のドライバ11
1及びケーブル30をホストコンピュータ10の受信素
子部54を介して、データバス55上に乗せられた返信
データをCPU11−2により読取り、前述の一時格納
されていた送信データとの比較照合を行う。
【0051】その比較照合の結果、一致していれば、誤
りがないことになり、次のデータを送信するために送信
制御線82を送信モードに再度設定し、データを送信す
る。以降、上述の動作を繰り返す。
【0052】また、送信データと一致しない場合は、上
述の第1実施形態と同様に、キャンセル・コマンドを送
信し、データの無効を知らせる。キャンセル・コマンド
自身が認知されない場合は、上述の第1実施形態と同様
に、使用者にメッセージを出す。
【0053】本実施形態では、上述の第1実施形態と比
較して、送信側のCPUにて照合作業の必要性を生ずる
が、送信データの格納用ラッチレジスタや照合器を別に
設けなくて済む利点がある。また、上述の第1実施形態
と同様に、受信側CPUの負荷増大は無い。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
受信側及び送信側のCPU負荷を増大せずに送信データ
の照合を容易に行うことが可能となり、しかも送信速度
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るインターフェース
装置の構成を示す回路図である。
【図2】図1のインターフェース装置を具備したプリン
タ及びコンピュータのブロック図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るインターフェース
装置の構成を示す回路図である。
【図4】従来の不平衡型双方向インターフェース回路の
回路図である。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ 11−2 ホストコンピュータ10のCPU 20 プリンタ 21−3 プリンタ内CPU 30 インターフェース・ケーブル 54 受信素子部 61 ラッチレジスタ 71 照合器 82 送信制御線 111 送信ドライバ 123 ラッチレジスタ 141 ゲート回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを介してデータを受信側へ送信
    する送信手段と、 前記受信側より前記ケーブルを介して返送されてきたデ
    ータと前記送信手段により送信したデータとの一致、不
    一致を比較照合するデータ照合手段と、 前記受信側からの前記データの返送を制御する返送制御
    手段と、 前記データ照合手段の比較照合結果が不一致であるとき
    には所定の補正処理を実行する補正実行手段とを備えた
    ことを特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】 送信側からケーブルを介して送られてき
    たデータを一時格納するラッチレジスタと、 前記ラッチレジスタ中のデータを正誤チェック用として
    前記ケーブルを介して前記送信側へ返送出力する出力手
    段と、 前記送信側より制御されて前記出力手段を活性化する返
    送ゲートと、 前記出力手段の活性化時に、前記ラッチレジスタ中のデ
    ータを取り込む受信手段とを備えたことを特徴とするデ
    ータ転送装置。
  3. 【請求項3】 データを送信する送信側と該送信側より
    送信されたデータを受信する受信側との間に接続され、
    データ転送を行うインターフェース装置において、 前記送信側は、 データを前記受信側へ送信する送信手段と、 前記受信側より返送されてきたデータと前記送信手段に
    より送信したデータとの一致、不一致を比較照合するデ
    ータ照合手段と、 前記受信側からのデータの返送を制御する返送制御手段
    と、 前記データ照合手段の比較結果が不一致であるときには
    所定の補正処理を実行する補正実行手段とを備えると共
    に、 前記受信側は、 前記送信側の前記送信手段による送信データを一時格納
    するラッチレジスタと、 前記ラッチレジスタ中の送信データを前記送信側へ返送
    出力する出力手段と、 前記送信側の前記返送制御手段より制御されて前記出力
    手段を活性化する返送ゲートと、 前記出力手段の活性化時に、前記ラッチレジスタ中のデ
    ータを取り込む受信手段とを備えたことを特徴とするイ
    ンターフェース装置。
  4. 【請求項4】 送信データを一時格納するラッチレジス
    タと、該ラッチレジスタ中の送信データを送信元へ返送
    出力する出力手段と、返送制御信号により前記出力手段
    を活性化する返送ゲートと、前記出力手段の活性化時
    に、前記ラッチレジスタ中のデータを取り込む受信手段
    とを備えた受信側に対し、前記送信データを送信した
    後、前記返送制御信号を前記返送ゲートへ送出し、 前記受信側の前記出力手段により返送されてきたデータ
    と送信したデータとの一致、不一致を比較照合し、 その比較照合結果が不一致であるときには所定の補正処
    理を実行することを特徴とするデータ転送方法。
JP8020678A 1996-01-12 1996-01-12 データ転送装置、インターフェース装置及びデータ転送方法 Pending JPH09190388A (ja)

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