JPH06278656A - 自動車のフードシール装置 - Google Patents

自動車のフードシール装置

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Publication number
JPH06278656A
JPH06278656A JP6895693A JP6895693A JPH06278656A JP H06278656 A JPH06278656 A JP H06278656A JP 6895693 A JP6895693 A JP 6895693A JP 6895693 A JP6895693 A JP 6895693A JP H06278656 A JPH06278656 A JP H06278656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base plate
engine hood
hood
end edge
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6895693A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nishiga
伸二 西賀
Shoji Inoue
昭二 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP6895693A priority Critical patent/JPH06278656A/ja
Publication of JPH06278656A publication Critical patent/JPH06278656A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フードインナパネルの傾斜角度の大小に拘わ
らず、シール部材の適正な取付けを可能として、シール
部材の共用化を図る。 【構成】 シール部材5のベースプレート6を、エンジ
ンフード1前端部のフードインナパネル3にクリップ8
固着するベース部6aと、センター部6bと、フロント
部6cとで鉤形に成形し、フロント部6cの前端にシー
ルリップ7を円弧状に一体成形し、かつフロント部6c
とセンター部6bとの連設部分に薄肉の可曲折変形部9
を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフードシール装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンフード前端縁と車体パ
ネルとの間のパーティング間隙を閉塞して外観の向上を
図るため、本出願人は先に特開平2−8174号公報に
示すフードシール装置を提案している。
【0003】これは、エンジンフードの前端縁との車体
パネルとの間の間隙にシール部材を配設するのである
が、このシール部材をフードインナパネルの前端縁にク
リップ固着される硬質部材、例えば硬質ゴムからなるベ
ースプレートと、このベースプレートの前端縁に円弧状
に一体成形されて、エンジンフードの前端縁と車体パネ
ルとに密接するゴム、硬質樹脂材等からなる柔軟なシー
ルリップとで構成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のシール部材は、
ベースプレートの前端縁が丁度、エンジンフードの前端
縁と車体パネルとの間に延出して、シールリップがこれ
らエンジンフードの前端縁および車体パネルに均等に密
接し得るように、予め該ベースプレートをフードインナ
パネルのベースプレート取付け部位の角度に合わせて所
要の折れ角度に曲折成形してある。
【0005】この結果、車種によってフードインナパネ
ルのベースプレート取付け部位の角度が異なると共用化
することができず、専用部品として各種フードインナパ
ネルのベースプレート取付け部位の角度に合うものを揃
えておく必要がある。
【0006】そこで、本発明はフードインナパネルのベ
ースプレート取付け部位の角度が異なってもシール部材
を共用化することができて、ベースプレート前端縁をエ
ンジンフード前端縁と車体パネルとの間の間隙の中間部
に配置できて、シールリップをこれらエンジンフード前
端縁と車体パネルとに適正に均等に密接させることがで
きる自動車のフードシール装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】エンジンフードの前端縁
と車体パネルとの間の間隙に、該エンジンフードの前端
縁裏面に固着されて、前端縁が該エンジンフードの前端
縁と車体パネルとの間の間隙の中間部分に延出する硬質
部材からなるベースプレートと、このベースプレートの
前端縁に一体成形されて、エンジンフードの前端縁と車
体パネルとに密接する柔軟なシールリップとからなるシ
ール部材を配設した構造において、前記シール部材のベ
ースプレートの前端縁近傍位置に、薄肉に形成されて該
ベースプレートの折れ角度を調整可能な可曲折変形部を
設けてある。
【0008】
【作用】シール部材は、そのベースプレートをエンジン
フード前端縁の裏面に固着して、ベースプレート前端の
シールリップがエンジンフードの前端縁と車体パネルと
の間の間隙に介在するように装着されるが、車種によっ
てエンジンフード前端縁の裏面のベースプレート取付け
部位の角度が異なっていても、ベースプレートの前端縁
近傍の可曲折変形部の曲折変形によってベースプレート
の折れ角度を自在に調整することができる。
【0009】この結果、ベースプレートの前端縁を適正
にエンジンフード前端縁と車体パネルとの間の間隙の中
間部分に配置できて、シールリップをこれらエンジンフ
ード前端縁と車体パネルとに均等に密接させることがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
【0011】図1,2において、1はフードアウタパネ
ル2とフードインナパネル3とからなるエンジンフー
ド、4はこのエンジンフード1の前端部の下方に位置す
る車体パネルであるラジエータグリルを示し、これらエ
ンジンフード1の前端部とラジエータグリル84との間
の間隙にシール部材5が配置される。
【0012】シール部材5は硬質部材、例えば硬質ゴム
からなるベースプレート6と、このベースプレート6の
前端に一体成形したゴム、軟質樹脂等からなる柔軟なシ
ールリップ7とで構成され、該シールリップ7はベース
プレート6の前端に円弧状に成形してある。
【0013】ベースプレート6はその後端部をフードイ
ンナパネル3にクリップ8で固着してあって、該ベース
プレート6はその前端が丁度エンジンフード1の前端縁
とラジエータコアサポートパネル4との間の間隙の中間
部分に介在し得るように鉤形に曲折成形してあり、かつ
該ベースプレート6の前端縁近傍に、薄肉に形成されて
該ベースプレート6の折れ角度を調整可能な可曲折変形
部9を設けてある。
【0014】この実施例では、前記ベースプレート6を
フードインナパネル3に当接してクリップ8固着される
ベース部6aと、このベース部6a前端から所要の角度
で下向きに曲折成形したセンター部6bと、該センター
部6b前端から所要の角度で上向きに曲折成形したフロ
ント部6cとで構成していて、前記可曲折変形部9はこ
のフロント部6cとセンター部6bとの連設部分に形成
して、該フロント部6cとセンター部6bとの狭角θを
変化し得るようにしてある。
【0015】また、ベースプレート6は自由状態におい
て前記狭角θを小さくして押出し成形される。
【0016】これは、例えば図1の鎖線で示すように、
エンジンフード1の前端部の傾斜が最も急な車種への取
付けを基準として、そのフードインナパネル3にベース
部6aをクリップ8固着した時に(図1の鎖線状態)、
狭角θが自由状態よりも若干弾性変形して開かれた状態
となって、シールリップ7の上端部がエンジンフード1
の前端縁裏面に密接し得るような成形時狭角θ1に設定
される。
【0017】以上の実施例構造によれば、車種が図1の
鎖線で示すエンジンフード1を有するものから、同図実
線で示すエンジンフード1を有するものに変わる場合で
も、シール部材5のベースプレート6はそのフロント部
6cとセンター部6bとの連設部に設けた可曲折変形部
9で、折れ角度、即ち、フロント部6cとセンター部6
bとの狭角θが自在に調整されるから、先端のシールリ
ップ7の上端部をエンジンフード1の前端縁裏面に適正
に密接させた状態で該エンジンフード1の前端部へ装着
することができる。
【0018】従って、フードインナパネル3のベース部
6aを取付ける部分の傾斜角度の大小に拘わらず、フロ
ント部6cの前端をエンジンフード1の前端縁とラジエ
ータグリル4との間の間隙の中間部分に位置させて、シ
ールリップ7をこれらエンジンフード1の前端縁とラジ
エータグリル4とに略均等に密接させて、シールリップ
7との間に間隙を生じさせることがない。
【0019】なお、シールリップ7の形状としては前記
実施例のものに限らず、例えば図3に示すように中央部
を若干前方に突出させた形状に、又は図4に示すように
シールリップ7の上側部にエンジンフード1の前端縁を
受ける受容部を有段成形した形状に、あるいは図5に示
すようにシールリップ7の上側部がエンジンフード1の
外側に密接配置されるような形状に適宜設定することが
できる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エンジン
フードの前端部裏面のベースプレート取付け部位の角度
が車種毎に異なっていても、シール部材のベースプレー
トの前端縁近傍位置に設けた可曲折変形部で、該ベース
プレートの折れ角度を自在に調整できて、その前端縁を
エンジンフード前端縁と車体パネルとの間の間隙の中間
部に配置できて、シールリップをこれらエンジンフード
前端縁と車体パネルとに適正に均等に密接させることが
できて、シールリップとの間に間隙を生じさせることが
ない。
【0021】従って、シール部材を外観を損なうことな
く共用化することができて、コストダウンに大きく寄与
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す略示的断面説明図。
【図2】同実施例のシール部材の自由状態における断面
図。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図。
【図4】本発明の第3実施例を示す断面図。
【図5】本発明の第4実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…エンジンフード 4…車体パネル 5…シール部材 6…ベースプレート 7…シールリップ 9…可曲折変形部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンフードの前端縁と車体パネルと
    の間の間隙に、該エンジンフードの前端部裏面に固着さ
    れて、前端縁が該エンジンフードの前端縁と車体パネル
    との間の間隙の中間部分に延出する硬質部材からなるベ
    ースプレートと、このベースプレートの前端縁に一体成
    形されて、エンジンフードの前端縁と車体パネルとに密
    接する柔軟なシールリップとからなるシール部材を配設
    した構造において、前記シール部材のベースプレートの
    前端縁近傍位置に、薄肉に形成されて該ベースプレート
    の折れ角度を調整可能な可曲折変形部を設けたことを特
    徴とする自動車のフードシール装置。
JP6895693A 1993-03-29 1993-03-29 自動車のフードシール装置 Pending JPH06278656A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6895693A JPH06278656A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 自動車のフードシール装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6895693A JPH06278656A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 自動車のフードシール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06278656A true JPH06278656A (ja) 1994-10-04

Family

ID=13388637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6895693A Pending JPH06278656A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 自動車のフードシール装置

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JP (1) JPH06278656A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6398564B1 (en) 1999-10-12 2002-06-04 3Com Corporation Communication connector for compact computer devices
JP2006224764A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Daiwa Kasei Ind Co Ltd 自動車用フードシール構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6398564B1 (en) 1999-10-12 2002-06-04 3Com Corporation Communication connector for compact computer devices
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