JPS644573Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644573Y2 JPS644573Y2 JP19017685U JP19017685U JPS644573Y2 JP S644573 Y2 JPS644573 Y2 JP S644573Y2 JP 19017685 U JP19017685 U JP 19017685U JP 19017685 U JP19017685 U JP 19017685U JP S644573 Y2 JPS644573 Y2 JP S644573Y2
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- JP
- Japan
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- heater duct
- heater
- duct body
- unit
- heat shield
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は車両用空調装置に使用されるヒータダ
クト、とりわけブロアユニツトとヒータユニツト
間に配設するヒータダクトに関する。
クト、とりわけブロアユニツトとヒータユニツト
間に配設するヒータダクトに関する。
従来の技術
第4図〜第5図は従来の車両用ヒータダクトを
示すもので、1はブロアユニツト10とヒータユ
ニツト11間にシール材14を介して取り付ける
樹脂製のヒータダクト本体であつて、ブロー成形
によつて筒状に形成してある。このヒータダクト
本体1の外側面にはレジスタンス2を固定し、こ
のレジスタンス2の一部をヒータダクト本体1内
に突出配置してある。尚、レジスタンス2はブロ
アユニツト10内のブロアモータを制御するもの
で、発熱部をヒータダクト本体1内に突出し、ブ
ロアモータ使用中、ヒータダクト本体1内を流れ
る空気によつて放熱している。そして、ヒータダ
クト本体1の内面には、レジスタンス2の熱がヒ
ータダクト本体1に伝わるのを防止するために、
レジスタンス2の周囲に延在する遮熱板15を固
定してある。このように、レジスタンス2及び遮
熱板15を固定したヒータダクト本体1を、その
外側面に配設した取付ブラケツト16によつて、
ブロアユニツト10とヒータユニツト11に取り
付けている。尚、シール材14はヒータダクト本
体1の両側開口端に固着してある。この車両用ヒ
ータダクトは、例えば日産自動車株式会社発行の
「日産純正カーエアコン取付要領書(ブルーバー
ド(U11型)」に示されている。
示すもので、1はブロアユニツト10とヒータユ
ニツト11間にシール材14を介して取り付ける
樹脂製のヒータダクト本体であつて、ブロー成形
によつて筒状に形成してある。このヒータダクト
本体1の外側面にはレジスタンス2を固定し、こ
のレジスタンス2の一部をヒータダクト本体1内
に突出配置してある。尚、レジスタンス2はブロ
アユニツト10内のブロアモータを制御するもの
で、発熱部をヒータダクト本体1内に突出し、ブ
ロアモータ使用中、ヒータダクト本体1内を流れ
る空気によつて放熱している。そして、ヒータダ
クト本体1の内面には、レジスタンス2の熱がヒ
ータダクト本体1に伝わるのを防止するために、
レジスタンス2の周囲に延在する遮熱板15を固
定してある。このように、レジスタンス2及び遮
熱板15を固定したヒータダクト本体1を、その
外側面に配設した取付ブラケツト16によつて、
ブロアユニツト10とヒータユニツト11に取り
付けている。尚、シール材14はヒータダクト本
体1の両側開口端に固着してある。この車両用ヒ
ータダクトは、例えば日産自動車株式会社発行の
「日産純正カーエアコン取付要領書(ブルーバー
ド(U11型)」に示されている。
考案が解決しようとする問題点
ヒータダクト本体1をブロー成形で筒状に形成
しているため、寸法精度がよくない。特に、ヒー
タダクト本体1の両側開口端間の寸法にばらつき
が生じる。この寸法のばらつきをシール材14の
厚みを増して、シール材14の弾性変形によつて
吸収している。したがつて、ヒータダクト本体1
をブロアユニツト10とヒータユニツト11間に
挿着する時には、シール材14を圧縮して挿着し
なければならない。この際に、シール材14は、
ブロアユニツト10又はヒータユニツト11の端
部でこすられて損傷したり、ヒータダクト本体1
の開口端から剥れて、シール性が低下するという
問題を生じる。尚、ヒータダクト本体1をインジ
エクシヨン成形により形成すれば、形状寸法の精
度を高めることができるが、成形コストが高い
し、分割して成形し、結合する必要があるという
問題がある。
しているため、寸法精度がよくない。特に、ヒー
タダクト本体1の両側開口端間の寸法にばらつき
が生じる。この寸法のばらつきをシール材14の
厚みを増して、シール材14の弾性変形によつて
吸収している。したがつて、ヒータダクト本体1
をブロアユニツト10とヒータユニツト11間に
挿着する時には、シール材14を圧縮して挿着し
なければならない。この際に、シール材14は、
ブロアユニツト10又はヒータユニツト11の端
部でこすられて損傷したり、ヒータダクト本体1
の開口端から剥れて、シール性が低下するという
問題を生じる。尚、ヒータダクト本体1をインジ
エクシヨン成形により形成すれば、形状寸法の精
度を高めることができるが、成形コストが高い
し、分割して成形し、結合する必要があるという
問題がある。
そこで、本考案はヒータダクト本体の寸法のば
らつきに影響されず、ブロアユニツトとヒータユ
ニツト間に確実に挿着でき、しかも、シール材の
シール性を損なうことのない車両用ヒータダクト
を提供するものである。
らつきに影響されず、ブロアユニツトとヒータユ
ニツト間に確実に挿着でき、しかも、シール材の
シール性を損なうことのない車両用ヒータダクト
を提供するものである。
問題点を解決するための手段
遮熱板をヒータダクト本体の両側開口端へ向か
つて延設するとともに、これら延設部端に前記ヒ
ータダクト本体外へ突出する略L字状の取付ブラ
ケツトをそれぞれ曲折成形し、これら取付ブラケ
ツトの基部間寸法をブロアユニツトとヒータユニ
ツト間の寸法に等しく設定してある。
つて延設するとともに、これら延設部端に前記ヒ
ータダクト本体外へ突出する略L字状の取付ブラ
ケツトをそれぞれ曲折成形し、これら取付ブラケ
ツトの基部間寸法をブロアユニツトとヒータユニ
ツト間の寸法に等しく設定してある。
実施例
以下、本考案の実施例を図面とともに詳述す
る。
る。
第1図〜第3図において、1はブロー成形によ
つて筒状に形成してある樹脂製のヒータダクト本
体である。このヒータダクト本体1の外側面には
ブロアモータ制御用レジスタンス2を固定し、こ
のレジスタンス2の発熱部をヒータダクト本体1
内に突出配置してある。そして、ヒータダクト本
体1の内面には、レジスタンス2の熱がヒータダ
クト本体1に伝わるのを防止するために、レジス
タンス2の周囲に延在する金属製の遮熱板3を固
定してある。この遮熱板3は、その一部をヒータ
ダクト本体1の両側開口端へ向かつて延設してあ
るとともに、これら延設部4端にヒータダクト本
体1外へ突出する略L字状の取付ブラケツト5を
それぞれ曲折成形してある。そして、この略L字
状の取付ブラケツト5は、ヒータダクト本体1の
外側面に略直角に曲折してヒータダクト本体1の
開口端から突出する基部6,7と該基部6,7端
から略直角に曲折し、それぞれヒータユニツト1
1,ブロアユニツト10側の固定部(図示省略)
に延在している取付部8,9から成り、ヒータダ
クト本体1の両側に位置する基部6,7間寸法L
をブロアユニツト10とヒータユニツト11間の
寸法に等しくしてある。尚、基部6,7間寸法L
は、ブロアユニツト10とヒータユニツト11間
にヒータダクト本体1を容易に挿着できる様に寸
法公差等を考慮してあるのはもちろんである。
又、遮熱板3は遮熱効果を増すために、一部の締
結部材12を除き、ヒータダクト本体1から離し
て空〓13を形成してあり、さらに、ヒータダク
ト本体1の上壁下面にも延在している。このよう
に、レジスタンス2及び遮熱板3を取り付けたヒ
ータダクト本体1の両側開口端に、ゴム等の弾性
材から成るシール材14を遮熱板3の基部6,7
よりも僅かに突出する厚さに形成して固着してあ
る。なお、遮熱板3の上下とも、ヒータダクト本
体1のレジスタンス2の設けられた面と対向する
壁側に向つて延在させても良い。
つて筒状に形成してある樹脂製のヒータダクト本
体である。このヒータダクト本体1の外側面には
ブロアモータ制御用レジスタンス2を固定し、こ
のレジスタンス2の発熱部をヒータダクト本体1
内に突出配置してある。そして、ヒータダクト本
体1の内面には、レジスタンス2の熱がヒータダ
クト本体1に伝わるのを防止するために、レジス
タンス2の周囲に延在する金属製の遮熱板3を固
定してある。この遮熱板3は、その一部をヒータ
ダクト本体1の両側開口端へ向かつて延設してあ
るとともに、これら延設部4端にヒータダクト本
体1外へ突出する略L字状の取付ブラケツト5を
それぞれ曲折成形してある。そして、この略L字
状の取付ブラケツト5は、ヒータダクト本体1の
外側面に略直角に曲折してヒータダクト本体1の
開口端から突出する基部6,7と該基部6,7端
から略直角に曲折し、それぞれヒータユニツト1
1,ブロアユニツト10側の固定部(図示省略)
に延在している取付部8,9から成り、ヒータダ
クト本体1の両側に位置する基部6,7間寸法L
をブロアユニツト10とヒータユニツト11間の
寸法に等しくしてある。尚、基部6,7間寸法L
は、ブロアユニツト10とヒータユニツト11間
にヒータダクト本体1を容易に挿着できる様に寸
法公差等を考慮してあるのはもちろんである。
又、遮熱板3は遮熱効果を増すために、一部の締
結部材12を除き、ヒータダクト本体1から離し
て空〓13を形成してあり、さらに、ヒータダク
ト本体1の上壁下面にも延在している。このよう
に、レジスタンス2及び遮熱板3を取り付けたヒ
ータダクト本体1の両側開口端に、ゴム等の弾性
材から成るシール材14を遮熱板3の基部6,7
よりも僅かに突出する厚さに形成して固着してあ
る。なお、遮熱板3の上下とも、ヒータダクト本
体1のレジスタンス2の設けられた面と対向する
壁側に向つて延在させても良い。
考案の効果
遮熱板の延設部端にヒータダクト本体の両側開
口端外へ突出する略L字状の取付ブラケツトを曲
折成形し、その取付ブラケツトの基部間寸法をブ
ロアユニツトとヒータユニツト間寸法と等しく設
定してあるので、ヒータダクト本体の成形精度や
ヒータダクト本体と取付ブラケツトとの取付バラ
ツキに影響されずブロアユニツトおよびヒータユ
ニツトの固定部に精度良く固定できる。このため
シール材の厚さを薄くし、圧縮変形量を抑制でき
る。したがつて、シール材がブロアユニツト端部
やヒータユニツト端部でこすられて損傷したり、
ヒータダクト本体の開口端から剥れてシール性を
低下することがない。又、ヒータダクト本体の基
部でブロアユニツトの端部及びヒータユニツトの
端部に支持してあるので、ヒータダクト本体を確
実にブロアユニツトとヒータユニツト間に取り付
けることができる。
口端外へ突出する略L字状の取付ブラケツトを曲
折成形し、その取付ブラケツトの基部間寸法をブ
ロアユニツトとヒータユニツト間寸法と等しく設
定してあるので、ヒータダクト本体の成形精度や
ヒータダクト本体と取付ブラケツトとの取付バラ
ツキに影響されずブロアユニツトおよびヒータユ
ニツトの固定部に精度良く固定できる。このため
シール材の厚さを薄くし、圧縮変形量を抑制でき
る。したがつて、シール材がブロアユニツト端部
やヒータユニツト端部でこすられて損傷したり、
ヒータダクト本体の開口端から剥れてシール性を
低下することがない。又、ヒータダクト本体の基
部でブロアユニツトの端部及びヒータユニツトの
端部に支持してあるので、ヒータダクト本体を確
実にブロアユニツトとヒータユニツト間に取り付
けることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は遮熱板の斜視図、第3図は第1図のA−A断
面図、第4図は従来のヒータダクト本体の取付状
態図、第5図は従来のヒータダクトの斜視図を示
すものである。 1……ヒータダクト本体、2……レジスタン
ス、3……遮熱板、4……延設部、5……取付ブ
ラケツト、10……ブロアユニツト、11……ヒ
ータユニツト、14……シール材。
図は遮熱板の斜視図、第3図は第1図のA−A断
面図、第4図は従来のヒータダクト本体の取付状
態図、第5図は従来のヒータダクトの斜視図を示
すものである。 1……ヒータダクト本体、2……レジスタン
ス、3……遮熱板、4……延設部、5……取付ブ
ラケツト、10……ブロアユニツト、11……ヒ
ータユニツト、14……シール材。
Claims (1)
- ブロアユニツトとヒータユニツト間にシール材
を介して取り付ける筒状の樹脂製ヒータダクト本
体と、該ヒータダクト本体の外側面に固定し、そ
の一部を前記ヒータダクト本体内に突出配置した
ブロアモータ制御用レジスタンスと、前記ヒータ
ダクト本体の内面に固定され、前記レジスタンス
の周囲に延在する遮熱板とから成る車両用ヒータ
ダクトにおいて、前記遮熱板を前記ヒータダクト
本体の両側開口端へ向かつて延設するとともに、
これら延設部端に前記ヒータダクト本体外へ突出
する略L字状の取付ブラケツトをそれぞれ曲折成
形し、これら取付ブラケツト基部間寸法を前記ブ
ロアユニツトとヒータユニツト間寸法に等しく設
定したことを特徴とする車両用ヒータダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19017685U JPS644573Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19017685U JPS644573Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6297016U JPS6297016U (ja) | 1987-06-20 |
JPS644573Y2 true JPS644573Y2 (ja) | 1989-02-06 |
Family
ID=31143154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19017685U Expired JPS644573Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS644573Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-10 JP JP19017685U patent/JPS644573Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6297016U (ja) | 1987-06-20 |
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