JP2541769Y2 - 電気装置のハウジングパネル - Google Patents

電気装置のハウジングパネル

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JP2541769Y2
JP2541769Y2 JP2726791U JP2726791U JP2541769Y2 JP 2541769 Y2 JP2541769 Y2 JP 2541769Y2 JP 2726791 U JP2726791 U JP 2726791U JP 2726791 U JP2726791 U JP 2726791U JP 2541769 Y2 JP2541769 Y2 JP 2541769Y2
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JP
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ventilation fan
panel
housing
ventilation
back wall
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JP2726791U
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JPH04116196U (ja
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英夫 鈴木
健二 石井
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Kyoraku Co Ltd
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Kyoraku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンピュータ、複写機
などの電子機器その他の各種電気装置の筐体を構成する
ハウジングパネルであって、筐体内の換気装置をハウジ
ングパネルと一体化した電気装置のハウジングパネル関
するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータや複写機などの電子機器に
おいて、その内部に発熱する装置があるものでは、発熱
装置の冷却および筐体内の温度上昇を抑えるため、ハウ
ジングに換気窓を設けてその裏側に換気ファンを取付け
ており、また、ハウジング内に、発熱装置に対向させて
換気ファンを設けている(例えば、特開昭61―224
498号公報参照)。
【0003】従来、上記のような電子機器のハウジング
は、板金製のパネルで構成されており、ハウジングの換
気窓の裏側に換気ファンを取付けるには、ハウジングパ
ネル側あるいは機器側に別体の取付ブラケットをスポッ
ト溶接などで設けて、それに換気ファンを取付けたり、
また、ハウジングパネル側に換気ファンの排出口と合致
する別体の接続口をスポット溶接などで設けている。ま
た、ハウジングにおいて、換気ファンの設置位置と外部
への排気位置が異なるものや、換気ファンの機種によっ
ては通気ダクトが必要であり、このような場合には、ハ
ウジングパネルにさらにブラケットを設けて、それに通
気ダクトを取付けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】したがって、従来のこ
の種の電子機器のハウジングは、換気装置を備えるため
の構成が複雑であり、加えて、通気ダクトを要するもの
では、ハウジングの有効容積が小さくなるなどの問題が
生じていた。
【0005】本考案は、かかる従来のものの問題点を解
消することを目的とするものであり、換気ファンの装着
構成を簡略化するとともに、パネルと換気ファンの一体
化を図り、構成の簡素化と併せてハウジングの有効容積
の拡大を図ることができる電気装置のハウジングパネル
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するため次のように構成した。すなわち、表壁と表壁
に対向する裏壁との間に中空部が形成されたプラスチッ
ク製のパネルからなり、裏壁の一部に換気ファンの嵌込
み装着部を一体に形成したことを特徴とする電気装置の
ハウジングパネルとしたものである。
【0007】また、本考案は、表壁と表壁に対向する裏
壁との間に中空部が形成されたプラスチック製のパネル
からなり、裏壁の一部に、ケーシングを備えた換気ファ
ンの通気口と合致する接続口を一体に形成したことを特
徴とする電気装置のハウジングパネルとしたものであ
る。
【0008】
【作用】本考案に係る電気装置のハウジングパネルによ
れば、パネルの裏壁を利用することにより、換気ファン
の嵌込み装着部、また、換気ファンの通気口と合致する
接続口が一体化される。パネルは表壁と裏壁からなり、
その間に中空部が形成されているので、換気ファンの取
付跡が表側に現れない。
【0009】
【実施例】図1には、電気装置のハウジングが例示され
ており、このハウジングの少なくとも一面は、本考案に
係るハウジングパネル1によって構成されている。
【0010】上記ハウジングパネル1は、図2および図
3に示すように、表壁2と裏壁3の間に中空部4を有す
る中空二重壁構造のプラスチック製のパネル5からな
り、その一端面は略直角状に屈曲した形状をなしてい
る。
【0011】パネルの裏壁3には、換気ファンの嵌込み
装着部6が表壁2側に凹状となるように溶着して中空部
4から内方に膨出状に形成されており、この嵌込み装着
部6からパネル5の一端面にかけて中空部4の一部を内
方に膨出させて通気路7が形成されている。通気路7
は、裏壁3をウエルド部7aで表壁2側に凹状に溶着し
て、中空部4内に形成されたものであり、嵌込み装着部
6との接続面には通気口8が切欠き形成され、通気路7
の一端面側は外部に開口する換気口9となっている。な
お、上記嵌込み装着部6および通気路7は中空部4内に
陥没状に形成してもよい。10は換気ファンであり、こ
の換気ファン10はファン11が露出したタイプのもの
である。12は換気ファン10の取付ブラケットであっ
て裏蓋を兼ねるものである。13は取付ブラケット12
の取付孔、14は嵌込み装着部6の取付孔であり、換気
ファン10は嵌込み装着部6に嵌込み、取付孔13から
取付孔14に取付ネジをねじ込んで固着される。したが
って、この実施例によれば、換気ファン10のケーシン
グを簡略化することができる。30は発熱を伴う電気装
置ユニットである。
【0012】ハウジングパネル1を構成するプラスチッ
ク材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS、ポ
リアミド、ポリカーボネートなどのブロー成形可能な熱
可塑性合成樹脂である。ハウジングパネル1はブロー成
形によって構成されたものである。
【0013】図4には前記実施例に対する他の実施例が
示されている。この他の実施例は、ケーシング15を備
えた換気ファン10を取付ける構成のものである。
【0014】図4において、裏壁3の換気ファンの取付
部位には、内方に突出する取付部16が形成されてお
り、ケーシング15を備えた換気ファン10はこの取付
部16の取付ネジによって固着されるようになってい
る。17はケーシング15の取付孔、18は取付部16
の取付孔である。上記換気ファン10のケーシング15
には排出口19があり、取付部16に取付けられた換気
ファン10のケーシング15の排出口19は裏壁3に一
体形成した接続口20に嵌合して接続される。なお、図
4において、換気ファン10は、パネル5側でなく機器
側に取付けることもできる。
【0015】図4に示す他の実施例においては、通気路
7が裏壁3を内方に膨出させて中空部4と一連に形成さ
れている。また、換気ファン10が吸気タイプの場合
は、接続口20を換気ファン10の吸気口に接続するこ
ともできる。なお、取付部16は裏壁3の面から中空部
4側に陥没状に設け、通気路7も中空部4側に陥没状に
形成してもよい。
【0016】以上のように構成されたハウジングパネル
1によれば、パネル5の裏壁3に換気ファン10が備え
られ、しかも、パネルの中空部4に換気ファン10から
外部への通気路7が形成されているので、パネル5と換
気ファン10および外部への通気路7が一体化されてい
る。したがって、このハウジングパネル1で構成された
電気装置のハウジングは、その内部の有効容積が大とな
り、しかも、換気装置を備えるための構成が大幅に簡略
化される。また、ハウジングパネル1は表壁2と裏壁3
からなり、その間に中空部4が形成されているので、換
気ファン10の取付跡が表側には現れず、外観性に優れ
ている。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、換気ファンのケーシン
グ、または換気ファンの装着構成を簡略化するととも
に、構成の簡素化と併せてハウジングの有効容積の拡大
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るハウジングパネルを用いて構成し
た電気装置のハウジングの全体斜視図である。
【図2】図1におけるA―A線拡大断面図である。
【図3】図2に示した部分を裏面側からみた斜視図であ
って、換気ファンを外した状態を示している。
【図4】本考案の他の実施例を示し、ハウジングパネル
の裏面側からみた斜視図であって、換気ファンを外した
状態を示している。
【符号の説明】
1 ハウジングパネル 2 表壁 3 裏壁 4 中空部 5 パネル 6 嵌込み装着部 7 通気路 8 通気口 9 換気口 10 換気ファン 11 ファン 12 取付ブラケット 16 取付部 19 排出口 20 接続口

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表壁と表壁に対向する裏壁との間に中空
    部が形成されたプラスチック製のパネルからなり、裏壁
    の一部に換気ファンの嵌込み装着部を一体に形成したこ
    とを特徴とする電気装置のハウジングパネル。
  2. 【請求項2】 表壁と表壁に対向する裏壁との間に中空
    部が形成されたプラスチック製のパネルからなり、裏壁
    の一部に、ケーシングを備えた換気ファンの通気口と合
    致する接続口を一体に形成したことを特徴とする電気装
    置のハウジングパネル。
JP2726791U 1991-03-28 1991-03-28 電気装置のハウジングパネル Expired - Lifetime JP2541769Y2 (ja)

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JP2726791U JP2541769Y2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 電気装置のハウジングパネル

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JP2726791U JP2541769Y2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 電気装置のハウジングパネル

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Publication Number Publication Date
JPH04116196U JPH04116196U (ja) 1992-10-16
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JP2004094100A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 Mitsubishi Electric Corp 投写型表示装置

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