JPH0235556Y2 - - Google Patents

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JPH0235556Y2
JPH0235556Y2 JP4708881U JP4708881U JPH0235556Y2 JP H0235556 Y2 JPH0235556 Y2 JP H0235556Y2 JP 4708881 U JP4708881 U JP 4708881U JP 4708881 U JP4708881 U JP 4708881U JP H0235556 Y2 JPH0235556 Y2 JP H0235556Y2
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JP
Japan
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housing
terminal
water
columnar conductor
sheet
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JP4708881U
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JPS57157547U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等に使用される電気式警音器、
特に電気式警音器に設けられ、外気と通気を行
い、尚かつ被水による浸水を防止するはつ水性フ
イルタ(水をはじくフイルタ)の固定に関するも
のである。
従来のものは、浸水防止のため、計3ケのゴム
ブツシユをターミナル部分に使用するため、部品
点数、組付工数増加によりコストアツプになつて
いる。又、通気部分に、はつ水性フイルタを使用
するものはあるが、このゴムブツシユとは別の場
所に存在していた。
よつて、はつ水性フイルタを固定保持するため
には、ゴムブツシユ等のシール部材の取付とは別
の構造的工夫が必要である。
本考案は構造が簡単で部品点数の少ない電気式
警音器であつて、ターミナル部分の浸水防止と、
通気部分のはつ水性フイルタ機能とをもつたもの
を得ることを目的とする。
そのために本考案ははつ水性フイルタとシート
状パツキンとを重ね合せて一体化し、かつターミ
ナルとハウジング間からの浸水防止を前記シート
状パツキンにて行うものである。つまり、本考案
は、シート状パツキンの固定保持と、はつ水性フ
イルタの固定保持を共通化しようとするものであ
る。
以下、本考案になる電気式警音器の一実施例を
第1図乃至第9図を用いて説明する。第1図はそ
の背面図であり、4は電気的振動部を収納するハ
ウジング、3は電源と電気式警音器を電気的に接
続するターミナルであり、ハウジング4に固定さ
れている。このターミナル3は第2図に半破断図
を示すように、ターミナル端子3dを絶縁樹脂部
10によつてモールドしたものであり、ターミナ
ル端子3d間には電気式警音器内と外気を通気さ
せるための通気孔3aが設けられている。なお、
第3図はターミナル3の底面図、第4図はその側
面断面図を示す。また、第1図のA−A断面図を
示す第8図のように、ターミナル3のハウジング
4との接合面には、第5図にその正面図を示すは
つ水性フイルタ2及び第6図にその正面図、第7
図にその側面図を示すシート状パツキン1を収納
する溝3bが設けられている。そして、第2図の
ように絶縁樹脂部10の突部3cを取りまくよう
にシート状パツキン1が取付けられる。
このシート状パツキン1は第6図の如く、一体
にて打抜いた一枚のシート状の形状をしており、
ループ状ターミナル部浸水防止部1bが2ケ所
と、その中間にあるはつ水性フイルタ固定部1a
が1ケ所とを有しており、これら3つのループを
渡り部1cで接続したものである。このシート状
パツキン1はターミナル3のはつ水性フイルタ収
納溝3bに取付けられ電気式警音器内部と外気と
を通気させ、なおかつ、第1図のA−A断面図を
示す第8図のように、はつ水性フイルタ2とハウ
ジング4間に設置され、ターミナル3の柱状導体
5によつてターミナル3と一体にかしめられてい
る。
また、はつ水性フイルタ2は第9図のP部拡大
図のように、ハウジング4に開けられた内気と連
通する通気用の孔4aと絶縁樹脂部10に設けら
れた外気と連通する前記通気孔3aとの間に設け
られ、電気式警音器内部と外気を通気させ、なお
かつ被水による浸水を防止する機能を持つ。
次に、その他の実施例を第10図に示す。この
第10図は一枚のシート状パツキンの形状を全体
として長円形に形成したものである。
以上述べたように本考案においては、はつ水性
フイルタと、一枚のシート状パツキンとを重ね合
せて一体化し、かつターミナルとハウジングとの
間からの浸水防止をシート状パツキンにて行つて
いるから、構造が簡単で部品点数が少なく、安価
なものが得られると共に、シート状パツキンに
て、はつ水性フイルタを良好に固定し保持できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例となる電気式警音器
の背面図、第2図は中央に通気孔部を設けている
前記警音器ターミナルの半破断図、第3図は第2
図ターミナルの底面図、第4図は第3図ターミナ
ルの側面断面図、第5図は上記一実施例に用いた
はつ水性フイルタの正面図、第6図は上記一実施
例に用いたシート状パツキンの正面図、第7図は
第6図パツキンの側面図、第8図は上記一実施例
のターミナル部分の断面を示す第1図の矢視A−
A断面図、第9図は第8図のP部拡大図、第10
図は他の実施例を示すシート状パツキンの正面図
である。 1……シート状パツキン、2……はつ水性フイ
ルタ、3……ターミナル、3a……通気孔、3d
……ターミナル端子、4……ハウジング、4a…
…ハウジングの孔、5……柱状導体、10……絶
縁樹脂部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扁平状のハウジング4内に電気的振動部を有
    し、前記電気的振動部に電源を供給する給電用の
    ターミナル3を前記ハウジング4の背面に固着し
    ており、かつ、前記ターミナル3は一端が前記電
    気的振動部に接続され前記ハウジング4を貫通す
    る柱状導体5と、前記柱状導体5の頭部に接続さ
    れたターミナル端子3dと、前記ターミナル端子
    3dと前記ハウジング4の表面との間および前記
    柱状導体5と前記ハウジング4との間に介在し前
    記柱状導体5にて前記ハウジング4の表面に密着
    された絶縁樹脂部10とを有し、さらに前記ハウ
    ジング4内部と外気を通気させるために前記ハウ
    ジング4に設けられた孔4aと前記絶縁樹脂部1
    0に設けられた通気孔3aとの間に位置し、被水
    によるハウジング4内への浸水を防止するはつ水
    性フイルタ2を有する電気式警音器において、前
    記はつ水性フイルタ2に一枚のシート状パツキン
    1を重ね合せて一体化し、前記ターミナル3と前
    記ハウジング4との間からの浸水防止を前記一枚
    のシート状パツキン1にて行うことを特徴とする
    電気式警音器。
JP4708881U 1981-03-31 1981-03-31 Expired JPH0235556Y2 (ja)

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JP4708881U JPH0235556Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JPS57157547U JPS57157547U (ja) 1982-10-04
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