JPS6235612Y2 - - Google Patents

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JPS6235612Y2
JPS6235612Y2 JP8844381U JP8844381U JPS6235612Y2 JP S6235612 Y2 JPS6235612 Y2 JP S6235612Y2 JP 8844381 U JP8844381 U JP 8844381U JP 8844381 U JP8844381 U JP 8844381U JP S6235612 Y2 JPS6235612 Y2 JP S6235612Y2
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JP
Japan
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cooling hole
radiator
hole cover
opening
support panel
Prior art date
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JP8844381U
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JPS57200424U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のラジエータサポートパネルに
形成されたクーリングホールを閉塞するクーリン
グホールカバーに関する。
従来、自動車のラジエータ1は、第1図に示す
ように図外の車体フレームの最前端部に設けられ
たクロスメンバ2にラジエータサポートパネル3
が固着されており、このラジエータサポートパネ
ル3に取付、支持されるようになつている。(先
願としての実開昭56−146621号公報参照)即ち、
前記ラジエータサポートパネル3には前記ラジエ
ータ1のコア1aと略同面積の開口部3aが形成
され、該開口部3aの後方(図中向こう側)周縁
部に前記ラジエータ1を固定するようにしてあ
る。ところで、前記ラジエータサポートパネル3
には前記開口部3a以外にクーリングホール3b
を該開口部3aの一側方に隣設(図にあつては開
口部3a、クーリングホール3b両者は連続して
形成されている。)して、オプシヨンによりクー
ラを装備した場合、前記クーリングホール3bに
図外のコンデンサを取付けるようにしたものがあ
る。しかし、前記クーラを装備しない場合は前記
クーリングホール3bを平板状のクーリングホー
ルカバー4で閉塞して、寒冷時にあつて該クーリ
ングホール4からエンジンルームE内に冷たい外
気が導入されるのを防止して該エンジンルームE
内の雰囲気温度を上昇させ、室内へのヒーター吹
出し温を必要温度(約25℃以上)に保持できるよ
うにしてある。4aはクーリングホールカバー4
面に凸設した補強部、4bは該クーリングホール
カバー4をクーリングホール3bに取付けるため
の取付部である。
しかしながら、かかる従来のクーリングホール
カバー4にあつては、該クーリングホールカバー
4をラジエータサポートパネル3と平行に取付け
るようにしてある。つまり、車両走行時前記ラジ
エータサポートパネル3の前面に取付けられた図
外のラジエータグリルから導入される走行風の導
入方向に対して前記クーリングホールカバー4を
垂直に取付けてある。従つて、該クーリングホー
ルカバー4に当たつた走行風は四方へ飛び散つ
て、単に風避けとしての機能しか果さないように
なつていた。一方、ラジエータ1に取入れられる
走行風量(図外のラジエータフアンによつて強制
的に取入れられる外気も含む。)は略前記ラジエ
ータサポートパネル3の開口部3a面積、つまり
前記ラジエータ1のコア1a面積によつて決定さ
れるが、該コア1aに取入れられる走行風量が多
ければ多いほど、ラジエータ1の冷却能力が向上
することが知られており、特に酷暑時におけるエ
ンジンのオーバーヒートを防止することができ
る。
そこで、本考案にあつてはクーリングホールカ
バーをラジエータ側に傾斜させ、該クーリングホ
ールカバーに当たつた走行風を積極的に前記ラジ
エータの前面、つまりコアに供給して該コアに取
入れられる走行風量を増大するようにしたもので
ある。
以下本考案の実施例を図に基づいて従来の構成
と同一部分に同一符号を付して詳述する。
即ち、本考案はクーリングホールカバー4を第
2,3図に示すように該クーリングホールカバー
4の開口部3a側一端部4cが後方に後退し、か
つ、該クーリングホールカバー4の前記開口部3
aとは反対側端部4dが前方に突出するように曲
折し、全体として、前記反対側端部4dから前記
一端部4cにかけて後方傾斜するようにしてあ
る。そして、前記クーリングホールカバー4をク
ーリングホール3bに、前記一端部4cがラジエ
ータ1の前面に略一致するようにしてビスB等で
固着する。尚、このとき前記反対側端部4dはラ
ジエータサポートパネル3前面より突出する場合
もある。
以上の構成により、車両走行時クーリングホー
ルカバー4に当たつた走行風は、該クーリングホ
ールカバー4の傾斜方向に沿つて流れ、ラジエー
タ1の前面に案内される。図中、矢印aはクーリ
ングホールカバー4に当たつた走行風の流れであ
る。そして、このようにラジエータ1前面に案内
された走行風は、開口部3aに取入れられる走行
風と合流してコア1aを通過する風量を増大し、
前記ラジエータ1の冷却能力を著しく増大する。
尚、前記クーリングホールカバー4の反対側端
部4dをラジエータサポートパネル3前面より突
出する量を増すことによつて、前記クーリングホ
ールカバー4の傾斜量を大きくでき、ラジエータ
1に案内する走行風量を多くすることができる。
以上説明したように本考案は、ラジエータサポ
ートパネルにラジエータを取付けるための開口部
および該開口部に隣設されたクーリングホールを
有し、該クーリングホールを閉塞するようにした
自動車のクーリングホールカバーにおいて、該ク
ーリングホールカバーの前記開口部側端を前記開
口部に取付けられたラジエータに向かつて後方傾
斜させ、前記クーリングホールカバーに当たつた
走行風を前記ラジエータの前面に案内するように
したので、前記ラジエータに取入れられる風量を
多くして該ラジエータの冷却能力を著しく増大す
ることができる。従つて、エンジンのオーバーヒ
ートの発生を著しく低減する一方、前記ラジエー
タの冷却能力を従来と同様に設定するならば、該
ラジエータの小型化を図ることができ、車体重量
の低減およびコストダウン等各種利点を達成する
ことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクーリングホールカバーを取付
けた状態を示す斜視図、第2図は本考案のクーリ
ングカバーを取付けた状態を示す斜視図、第3図
は本考案のクーリングカバーの斜視図である。 1……ラジエータ、1a……コア、3……ラジ
エータサポートパネル、3a……開口部、3b…
…クーリングホール、4……クーリングホールカ
バー、4c……開口部側端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラジエータサポートパネルにラジエータを取付
    けるための開口部および該開口部に隣設されたク
    ーリングホールを有し、該クーリングホールを閉
    塞するようにした自動車のクーリングホールカバ
    ーにおいて、該クーリングホールカバーを前記開
    口部に取付けられたラジエータに向かつて後方傾
    斜させ、前記クーリングホールカバーに当たつた
    走行風を前記ラジエータの前面に案内するように
    したことを特徴とする自動車のクーリングホール
    カバー。
JP8844381U 1981-06-16 1981-06-16 Expired JPS6235612Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8844381U JPS6235612Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8844381U JPS6235612Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

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Publication Number Publication Date
JPS57200424U JPS57200424U (ja) 1982-12-20
JPS6235612Y2 true JPS6235612Y2 (ja) 1987-09-10

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ID=29883615

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JP8844381U Expired JPS6235612Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006044578A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Calsonic Kansei Corp 車両用熱交換器における熱風吹き返し防止用隙間閉塞構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755292Y2 (ja) * 1991-07-23 1995-12-20 川崎重工業株式会社 ラジエータ構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006044578A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Calsonic Kansei Corp 車両用熱交換器における熱風吹き返し防止用隙間閉塞構造

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Publication number Publication date
JPS57200424U (ja) 1982-12-20

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