JPS634711Y2 - - Google Patents

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JPS634711Y2
JPS634711Y2 JP1983104970U JP10497083U JPS634711Y2 JP S634711 Y2 JPS634711 Y2 JP S634711Y2 JP 1983104970 U JP1983104970 U JP 1983104970U JP 10497083 U JP10497083 U JP 10497083U JP S634711 Y2 JPS634711 Y2 JP S634711Y2
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JP
Japan
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exhaust pipe
undercowl
under cowl
engine
motorcycle
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JP1983104970U
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English (en)
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JPS6011891U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動二輪車のアンダカウル取付け構
造に関し、特に排気管の輻射熱の熱拡散向上に関
するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、自動二輪車の排気管の熱対策に関するも
のとしては、例えば実開昭52−9947号公報に記載
されるようなものが知られている。
これによると、シート下部のフレームの側方を
覆うようにフレームカバーを設け、該フレームカ
バーの内側を通過するようにマフラーを配設する
一方、フレームカバーの内側のマフラーと近接部
位に耐熱性ゴム板を貼着することにより、該マフ
ラーからフレームカバーへの熱を遮断し得るよう
にしたものが開示されている。
しかしながら、かかる従来の構成を、例えば自
動二輪車の車体前方下部を囲繞するようにエンジ
ンの排気管を内側に配設し、外観の見栄えの向上
や走行時における気流の整流を図るアンダカウル
に応用した場合、アンダカウルは排気管を囲繞し
ているからアンダカウルの内部に排気管からの輻
射熱が蓄積し易く、単にゴム板を貼着するだけで
は、ゴム板は相当の肉厚のものを用いる必要があ
るが、こうするとアンダカウル内の気流の円滑な
流れを阻害しがちになり、十分な熱拡散を行ない
難いという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) この考案はかかる従来技術の問題点を解決すべ
くなされたものであり、車体下部に装着され、内
側にエンジンの排気管を配設したアンダカウルを
有する自動二輪車において、前記排気管を前記エ
ンジンの前方からその下方に沿わせて車体後方に
延出させ、アンダカウル本体を前記排気管の少な
くとも前方からその両側方及び下方にわたつて囲
繞させると共に、該アンダカウル本体の前方に空
気導入孔を設け、前記アンダカウル本体の内面の
前記排気管に近接する部位に輻射熱反射用金属薄
板を貼付したことを特徴とし、排気管からの輻射
熱を十分に拡散することができ、かつ、アンダカ
ウル本体の内外の気流の流れの円滑な整流を行い
得る自動二輪車のアンダカウル取付け構造を提供
することを目的とする。
(作用) 排気管の輻射熱は金属薄板にて反射され、アン
ダカウル本体に直接的に伝熱されることはなく、
また、排気管の前方からは空気導入孔を介して外
気が内部に導入され抵抗を受けることなく通過す
るので、特に、走行時にはアンダカウル内の排気
管やエンジンの熱拡散が効率良く行われる。
実施例 第2図に示すように、車体フレーム1の略中央
部に配設されたV型多気筒エンジン2の前部シリ
ンダ2aに連結される排気管3は、エンジン2の
前方のダウンチユーブ1aに沿つて後方に延出
し、その後端にマフラ4を連結している。
アンダカウル5は、第1図に詳細を示すよう
に、その本体5aが熱可塑性の合成樹脂から成
り、水平方向の断面が略U字状を呈して流線型の
外形を成し、排気管3の少なくとも前方からその
両側方及び下方にわたつて囲繞しており、その本
体5aの前方には格子状の空気導入孔6が設けら
れている。また、前記アンダカウル本体5aの両
内面(一方の面は図示省略)には、排気管3に近
接する部位に輻射熱反射用金属薄板であるアルミ
箔7(同図では斜線を施して示されている)が耐
熱接着材等にて貼付されている。
このように構成されているので、アンダカウル
5の内面と排気管3との近接間隔を例えば10mmに
設定した場合、エンジン2を例えば9000rpmで回
転させることにより、排気管3の温度が700℃に
高まつても、排気管3の輻射熱がアルミ箔7によ
り反射されるので、アンダカウル本体5aの上昇
温度は60〜70℃程度に止まるという実験データが
得られている。
また、走行時には空気導入孔6を介してアンダ
カウル5の内部に外気が導入されるが、アルミ箔
7は無視し得る程の厚みなので、導入された気流
が円滑に流れ、アンダカウル内の排気管やエンジ
ンの冷却が効率良く行われる。
(考案の効果) 以上のようにこの考案によれば、車体下部に装
着され、内側にエンジンの排気管を配設したアン
ダカウルを有する自動二輪車において、前記排気
管を前記エンジンの前方からその下方に沿わせて
車体後方に延出させ、アンダカウル本体を前記排
気管の少なくとも前方からその両側方及び下方に
わたつて囲繞させると共に、該アンダカウル本体
の前方に空気導入孔を設け、前記アンダカウル本
体の内面の前記排気管に近接する部位に輻射熱反
射用金属薄板を貼付する構成としたので、排気管
の輻射熱は金属薄板にて十分に反射されるため、
アンダカウル本体に直接的に伝熱されることはな
く、また、排気管の前方からは空気導入孔を介し
て外気が内部に導入されるが、アルミ箔の厚みは
気流の流れに抵抗を与えることはなく、後方に延
出する排気管に沿つて輻射熱と共に円滑に通過す
るので、特に、走行時におけるアンダカウル内の
排気管及びエンジンの熱拡散が効率良く行われ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るアンダカウルの構成を
示す断面図、第2図は第1図に示すアンダカウル
を取付けた状態を示す自動二輪車の側面図であ
る。 1……エンジン、3……排気管、5……アンダ
カウル、5a……アンダカウル本体、6……空気
導入孔、7……アルミ箔(金属薄板)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車体下部に装着され、内側にエンジンの排気
    管を配設したアンダカウルを有する自動二輪車
    において、前記排気管を前記エンジンの前方か
    らその下方に沿わせて車体後方に延出させ、ア
    ンダカウル本体を前記排気管の少なくとも前方
    からその両側方及び下方にわたつて囲繞させる
    と共に、該アンダカウル本体の前方に空気導入
    孔を設け、前記アンダカウル本体の内面の前記
    排気管に近接する部位に輻射熱反射用金属薄板
    を貼付したことを特徴とする自動二輪車のアン
    ダカウル取付け構造。 2 前記金属薄板は、アルミ箔である実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の自動二輪車のアンダ
    カウル取付け構造。
JP10497083U 1983-07-06 1983-07-06 自動二輪車のアンダカウル取付け構造 Granted JPS6011891U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10497083U JPS6011891U (ja) 1983-07-06 1983-07-06 自動二輪車のアンダカウル取付け構造

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JP10497083U JPS6011891U (ja) 1983-07-06 1983-07-06 自動二輪車のアンダカウル取付け構造

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JPS6011891U JPS6011891U (ja) 1985-01-26
JPS634711Y2 true JPS634711Y2 (ja) 1988-02-06

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ID=30246253

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JP10497083U Granted JPS6011891U (ja) 1983-07-06 1983-07-06 自動二輪車のアンダカウル取付け構造

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Families Citing this family (1)

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JP4851689B2 (ja) * 2004-03-29 2012-01-11 アップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社 乳母車

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JPS6011891U (ja) 1985-01-26

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