JPH0744544Y2 - オートバイの警報器取付け装置 - Google Patents
オートバイの警報器取付け装置Info
- Publication number
- JPH0744544Y2 JPH0744544Y2 JP1988025057U JP2505788U JPH0744544Y2 JP H0744544 Y2 JPH0744544 Y2 JP H0744544Y2 JP 1988025057 U JP1988025057 U JP 1988025057U JP 2505788 U JP2505788 U JP 2505788U JP H0744544 Y2 JPH0744544 Y2 JP H0744544Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stay
- engine
- cowling
- alarm
- alarm device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、オートバイの警報器取付け装置に関する。
オートバイでは、車体の前部を流線形のカウリングで覆
って風の抵抗を少くするようにしている。カウリングに
は、前面下部のエンジンの前側になる部分に導風口を設
けて、走行による風をエンジンに当てて、冷却を行うと
共に、エンジン付近のエンジンの発熱による熱気を換気
するようにしている。フレームの前部には、警報器を前
方に向けて取付けており、これが導風口からの風が後方
に流れる抵抗になって、換気の妨げとなっている。例え
ば実公昭43-11560号公報参照。このため、導風口から気
化器付近まで区画壁で区分けした導風通路を設けて、気
化器に熱風を吸入しないようにしたものがあるが、導風
通路が曲っているので抵抗があり、又、製造コストが高
くつき、組付け作業も面倒な不便がある。例えば、実開
昭61-145091号公報参照。
って風の抵抗を少くするようにしている。カウリングに
は、前面下部のエンジンの前側になる部分に導風口を設
けて、走行による風をエンジンに当てて、冷却を行うと
共に、エンジン付近のエンジンの発熱による熱気を換気
するようにしている。フレームの前部には、警報器を前
方に向けて取付けており、これが導風口からの風が後方
に流れる抵抗になって、換気の妨げとなっている。例え
ば実公昭43-11560号公報参照。このため、導風口から気
化器付近まで区画壁で区分けした導風通路を設けて、気
化器に熱風を吸入しないようにしたものがあるが、導風
通路が曲っているので抵抗があり、又、製造コストが高
くつき、組付け作業も面倒な不便がある。例えば、実開
昭61-145091号公報参照。
この考案は、カウリングの導風口とエンジンの間に取付
ける警報器やブレーキホースジョイントを導風口より上
方に設けたステーに取付けて、導風口から流入する走行
風が気化器付近までスムースに流れ、導風通路などを設
けることなく換気ができるオートバイの警報器取付け装
置を得ることを目的とする。
ける警報器やブレーキホースジョイントを導風口より上
方に設けたステーに取付けて、導風口から流入する走行
風が気化器付近までスムースに流れ、導風通路などを設
けることなく換気ができるオートバイの警報器取付け装
置を得ることを目的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例によって説明する。
第3図に示すように、エンジン1は、フレーム2の前下
部に搭載してあり、エンジン1の上部後側には、気化器
3が連結してあって、更に、気化器3にエアークリーナ
ー4が連結してある。フレーム2の前部上側には、燃料
タンク5が装着してある。フレーム2の前端のヘッドパ
イプ6には、アッパーブラケット7とアンダーブラケッ
ト8によって左右の前ホーク9が操舵できるように装着
される。フレーム2を含む車体前部は、カウリング10で
覆って、風の抵抗を少くするようにしてある。第4図に
示すように、カウリング10の前面下部のエンジン1の前
側になる部分には、大きく導風口11が設けてある。しか
して第1図、第2図に示すように、本考案は、左右の前
ホーク9間を連結するアンダーブラケット8の下面前部
に、前上方に突出させた平面視略三角形をなす板状のス
テー12の基部をヘッドパイプ6の左右に間隔をおいてボ
ルト12bで締着する。ステー12の中央部には山形の湾曲
部12aが形成され、該湾曲部12aの凹部に配置された前輪
のブレーキホースジョイント13を、ステー12の後部にボ
ルト13aにより締着する。
部に搭載してあり、エンジン1の上部後側には、気化器
3が連結してあって、更に、気化器3にエアークリーナ
ー4が連結してある。フレーム2の前部上側には、燃料
タンク5が装着してある。フレーム2の前端のヘッドパ
イプ6には、アッパーブラケット7とアンダーブラケッ
ト8によって左右の前ホーク9が操舵できるように装着
される。フレーム2を含む車体前部は、カウリング10で
覆って、風の抵抗を少くするようにしてある。第4図に
示すように、カウリング10の前面下部のエンジン1の前
側になる部分には、大きく導風口11が設けてある。しか
して第1図、第2図に示すように、本考案は、左右の前
ホーク9間を連結するアンダーブラケット8の下面前部
に、前上方に突出させた平面視略三角形をなす板状のス
テー12の基部をヘッドパイプ6の左右に間隔をおいてボ
ルト12bで締着する。ステー12の中央部には山形の湾曲
部12aが形成され、該湾曲部12aの凹部に配置された前輪
のブレーキホースジョイント13を、ステー12の後部にボ
ルト13aにより締着する。
又、ステー12の先端部裏面には、警報器14を下向きにし
てボルト14aにより締着する。そして警報器14とブレー
キホースジョイント13の下部は、導風口11の上縁とアン
ダーブラケット8の後下端を結ぶ平面線Lより上側位置
するように配置されている。
てボルト14aにより締着する。そして警報器14とブレー
キホースジョイント13の下部は、導風口11の上縁とアン
ダーブラケット8の後下端を結ぶ平面線Lより上側位置
するように配置されている。
警報器14及びブレーキホースジョイント13は、アンダー
ブラケット8に締着した平面視略三角形をなす板状のス
テー12によって、カウリング10の前面の導風口11の上縁
とアンダーブラケット8の下端を結ぶ平面線Lより上側
に配置される。このため、導風口11から流入する走行に
よる風は、そのままエンジン1の方向に抵抗なく流れて
換気ができる。特に導風口11の上方からは抵抗なく流入
し、フレーム2の上部とエンジン1の上部の隙間を後方
に流れ、気化器3付近に流れて、気化器3を熱気から防
ぎ、エアークリーナー4にも熱気を吸入しないようにで
きる。こうして、走行風の流れを遮ぎる部品を少くした
ので、特に導風通路などを設けることなく、換気ができ
る。
ブラケット8に締着した平面視略三角形をなす板状のス
テー12によって、カウリング10の前面の導風口11の上縁
とアンダーブラケット8の下端を結ぶ平面線Lより上側
に配置される。このため、導風口11から流入する走行に
よる風は、そのままエンジン1の方向に抵抗なく流れて
換気ができる。特に導風口11の上方からは抵抗なく流入
し、フレーム2の上部とエンジン1の上部の隙間を後方
に流れ、気化器3付近に流れて、気化器3を熱気から防
ぎ、エアークリーナー4にも熱気を吸入しないようにで
きる。こうして、走行風の流れを遮ぎる部品を少くした
ので、特に導風通路などを設けることなく、換気ができ
る。
以上説明したように、この考案は、左右の前ホーク間を
連結するアンダーブラケットの下面に平面視略三角形を
なす板状のステーの基部をヘッドパイプの左右に間隔を
おいてボルト締着し、該ステーの前端部裏側に警報器を
ボルト締着すると共に、該警報器とステー取付基部との
間のステー裏側にブレーキホースジョイントを取付け且
つ該警報器とブレーキホースジョイントとの下部をフレ
ームに取付けたカウリング前面下部にエンジンの前側に
対向して形成した導風口上縁と前記アンダーブラケット
の後下端を結ぶ平面線よりも上側に位置するように配置
したので、カウリングの導風口から流入する走行による
風が抵抗なく流入し、エンジンの冷却とエンジン付近の
換気ができる。特に導風口の上方からは、抵抗なく流入
した風がエンジン上側の隙間から気化器やエアークリー
ナーにまで流入することができ、熱気による害を防ぐこ
とができる。又、ステーは、導風口から入った風が上方
に逃げるのを防ぐガイドにもなる。
連結するアンダーブラケットの下面に平面視略三角形を
なす板状のステーの基部をヘッドパイプの左右に間隔を
おいてボルト締着し、該ステーの前端部裏側に警報器を
ボルト締着すると共に、該警報器とステー取付基部との
間のステー裏側にブレーキホースジョイントを取付け且
つ該警報器とブレーキホースジョイントとの下部をフレ
ームに取付けたカウリング前面下部にエンジンの前側に
対向して形成した導風口上縁と前記アンダーブラケット
の後下端を結ぶ平面線よりも上側に位置するように配置
したので、カウリングの導風口から流入する走行による
風が抵抗なく流入し、エンジンの冷却とエンジン付近の
換気ができる。特に導風口の上方からは、抵抗なく流入
した風がエンジン上側の隙間から気化器やエアークリー
ナーにまで流入することができ、熱気による害を防ぐこ
とができる。又、ステーは、導風口から入った風が上方
に逃げるのを防ぐガイドにもなる。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は要部の側面図、
第2図は同前ホークの軸方向の平面図、第3図は全体側
面図、第4図は同正面図である。 8……アンダーブラケット、9……前ホーク、10……カ
ウリング、11……導風口、12……ステー、13……ブレー
キホースジョイント、14……警報器。
第2図は同前ホークの軸方向の平面図、第3図は全体側
面図、第4図は同正面図である。 8……アンダーブラケット、9……前ホーク、10……カ
ウリング、11……導風口、12……ステー、13……ブレー
キホースジョイント、14……警報器。
Claims (1)
- 【請求項1】左右の前ホーク間を連結するアンダーブラ
ケットの下面に平面視略三角形をなす板状のステーの基
部をヘッドパイプの左右に間隔をおいてボルト締着し、
該ステーの前端部裏側に警報器をボルト締着すると共
に、該警報器とステー取付基部との間のステー裏側にブ
レーキホースジョイントを取付け且つ該警報器とブレー
キホースジョイントとの下部をフレームに取付けたカウ
リング前面下部にエンジンの前側に対向して形成した導
風口上縁と前記アンダーブラケットの後下端を結ぶ平面
線よりも上側に位置するように配置したことを特徴とす
るオートバイの警報器取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988025057U JPH0744544Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | オートバイの警報器取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988025057U JPH0744544Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | オートバイの警報器取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01131689U JPH01131689U (ja) | 1989-09-06 |
JPH0744544Y2 true JPH0744544Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31245450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988025057U Expired - Lifetime JPH0744544Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | オートバイの警報器取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744544Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4580292B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2010-11-10 | 本田技研工業株式会社 | 車両の前輪懸架装置 |
JP2013136343A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP2013227005A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-11-07 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
JP6866091B2 (ja) * | 2016-09-13 | 2021-04-28 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5878875A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-12 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車の前部に配置される装備品の取付構造 |
JPS5885583U (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-10 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車等のフロントフオ−ク |
JPH035509Y2 (ja) * | 1986-07-11 | 1991-02-13 |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP1988025057U patent/JPH0744544Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01131689U (ja) | 1989-09-06 |
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