JP3551694B2 - 過給機付エンジンの吸気管構造 - Google Patents

過給機付エンジンの吸気管構造 Download PDF

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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、過給機付エンジンの吸気管構造に係り、特にエンジンから発生する熱の影響を受けにくくし得る過給機付エンジンの吸気管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のエンジンにおいては、過給機を備えた過給機付エンジンがある。
【0003】
即ち、図5〜7に示す如く、車両102の車体104には、過給機106付のエンジン108と、このエンジン108に連結した変速機110とが設けられている。
【0004】
エンジン108にあっては、吸気マニホルド112と排気マニホルド114とを設け、排気マニホルド114に前記過給機106を組付けて設け、吸気マニホルド112にスロットルボディ116を組付けて設け、過給機106にはエアクリーナ118に連結するインレットエア管部材120とスロットルボディ116に連結するアウトレットエア管部材122とを設けている。
【0005】
アウトレットエア管部材122は、第1アウトレットエアパイプ124とアウトレットジョイントパイプ126と第1アウトレットエアゴムホース128と第2アウトレットエアパイプ130と第2アウトレットエアゴムホース132とによって構成され、エンジン108の上方を横切るように排気側Bから吸気側Aに配設されている。
【0006】
また、図5に示す如く、エアクリーナ118が吸気側Aに設置される場合に、インレットエア管部材120は、一点鎖線で示す如く、エンジン108の上方でアウトレットエア管部材122と略平行に配設される。
【0007】
これにより、エンジン108には、空気が、エアクリーナ118から過給機106に至り、そして、過給されてスロットルボディ116から供給される。
【0008】
また、このような過給機付エンジンの吸気管構造としては、例えば、実公平6−36350号公報に開示されている。この公報に記載のものは、吸気配管のうち内燃機関の上部を迂回する部分を、金属製パイプで構成することにより、吸気配管のうち内燃機関の上部を迂回する部分の直径を、吸気配管の全体をゴム又は合成樹脂製のフレキシブルホースにて構成する場合よりも小径にできるから、この分だけ座席の高さを低くするものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来、過給機付エンジンを搭載した車両にあっては、座席の下方や荷台の下方にエンジンを設置し、地上高さと荷台高さ等との関係で、エンジンと車体とのクリアランスが最小であり、エンジンルームに走行風が入りにくくなり、熱がこもり易くなるという不都合があるとともに、アウトレットエア管部材をエンジンの上方に配設すると、条件によっては空気の温度が上昇してエンジンの出力の低下を招くという不都合があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、車体の下方にエンジンを配設し、このエンジンの後方に連結した変速機を設け、前記エンジンには、吸気側で吸気マニホルドと、排気側で排気マニホルドとを設け、前記排気マニホルドに過給機を組付けて設け、前記吸気マニホルドにスロットルボディを組付けて設け、前記吸気側にエアクリーナを配設し、前記過給機には前記エアクリーナに連結するインレットエア管部材と前記スロットルボディに連結するアウトレットエア管部材とを設けた過給機付エンジンの吸気管構造において、前記インレットエア管部材の一部を金属製のインレットエアパイプで形成し、前記アウトレットエア管部材の一部を金属製のアウトレットエアパイプで形成し、前記インレットエアパイプ及び前記アウトレットエアパイプを、前記エンジンを避けて前記変速機の上方に配設したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明は、インレットエアパイプ及びアウトレットエアパイプを金属製の材質によって形成するとともに、これらパイプを、エンジンを避けて変速機の上方に配設しているので、エンジンから発生する熱の影響を受けにくくし、また、走行風による空気の冷却を期待できるので、空気の温度の上昇を抑制し、エンジン出力の低下を防止することができる。
【0012】
【実施例】
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。図1〜4は、この発明の実施例を示すものである。図1、2において、2は車両、4は車体、6は左側サイドフレーム、8は右側サイドフレーム、10はエンジンルームセンタメンバ、12は左側ホイールハウス、14は右側ホイールハウス、16・16は前輪、18は排気管、20は触媒コンバータ、22はマフラである。
【0013】
車体4には、過給機24付のエンジン26と、このエンジン26後方で連結した変速機28とが設置されている。
【0014】
エンジン26には、吸気側Aで吸気マニホルド30と、排気側Bで排気マニホルド32とが取付けられている。
【0015】
排気マニホルド32には、前記過給機24が組付けられている。また、吸気マニホルド30には、スロットルボディ34が組付けられている。更に、吸気側Bの車体4においては、エアクリーナ36が設置されている。
【0016】
過給機24には、エアクリーナ36に連結するインレットエア管部材38と、スロットルボディ34に連結するアウトレットエア管部材40とが設けられている。
【0017】
インレットエア管部材38は、吸気側Aから排気側Bに延設され、エアクリーナ36に接続した第1インレットエアゴムホース42と、この第1インレットエアゴムホース42に接続した第1インレットエアパイプ44と、この第1インレットエアパイプ44に接続した第2インレットエアゴムホース46と、この第2インレットエアゴムホース46に接続し且つ過給機24に接続した第2インレットエアパイプ48とからなる。
【0018】
アウトレットエア管部材40は、排気側Bから吸気側Aに延設され、過給機24に接続した第1アウトレットエアパイプ50と、この第1アウトレットエアパイプ50に接続した第1アウトレットエアゴムホース52と、この第1アウトレットエアゴムホース52に接続した第2アウトレットエアパイプ54と、この第2アウトレットエアパイプ54に接続し且つスロットルボディ34に接続した第2アウトレットエアゴムホース56とからなる。
【0019】
インレットエア管部材38の一部である第1インレットエアパイプ44は、金属製として、例えば鋼製の材質で形成されている。また、アウトレットエア管部材40の一部である第2アウトレットエアパイプ54は、同様に、金属製として、例えば鋼製の材質で形成されている。また、これら第1インレットエアパイプ44及び第2アウトレットエアパイプ54を、比較的熱伝導性の高い金属製の材質で形成することも可能である。
【0020】
これら第1インレットエアパイプ44及び第2アウトレットエアパイプ54は、図1、2に示す如く、エンジン26を避けて変速機28の上方に配設されている。
【0021】
第1インレットエアパイプ44と第2アウトレットエアパイプ54とは、結合部材58で一体的に結合される。
【0022】
また、第1インレットエアパイプ44及び第2アウトレットエアパイプ54には、ハーネス、ケーブル等の他の部品(図示せず)が取付けられる。
【0023】
第1インレットエアパイプ44及び第2アウトレットエアパイプ54は、図3に示す如く、変速機28とディストリビュータ60とに取付けられる。
【0024】
また、エアクリーナ36には、空気取入管62が設けられている。
【0025】
更に、排気マニホルド32は、第1、第2排気マニホルドカバー64−1、64−2で覆われている。なお、図2において、符号66はキャビン、68は荷台、70はスペース、72はエンジンルームである。
【0026】
次に、この実施例の作用を説明する。
【0027】
エアクリーナ36からの空気は、インレットエア管部材38から過給機24に導かれてこの過給機24で過給され、そして、アウトレットエア管部材40からスロットルボディ34を経て、エンジン26に供給される。
【0028】
ところで、この実施例にあっては、第1インレットエアパイプ44と第2アウトレットエアパイプ54とを、鋼製の材質で形成し、且つ、エンジン26の後方で、エンジン26を避けて変速機28の上方に配設したので、走行風による空気の冷却効果、いわゆるインタクーラ機能が得られ、また、エンジン26からの放射熱のこもりが受けにくくなり、更に、変速機28のケースの車両2の両側方向に開放されているので、熱がこもりにくくなり、これにより、エンジン26と車体4とのクリアランスが小さくても、空気の温度の上昇を抑制し、もって、熱的に有利とし、エンジン出力の低下を防止することができる。
【0029】
また、長物の第1インレットエアパイプ44と第2アウトレットエアパイプ54とが結合部材58で一体的に結合されているので、剛性が向上し、また、省スペースを図り、更に、部品点数を低減し、接続対象との位置が決定されるので、組付性を向上することができる。特に、第1インレットエアパイプ44と第2アウトレットエアパイプ54とを上下で一体的にしたので、上下方向の振動に対して剛性を高くすることができる。
【0030】
更に、第1インレットエアパイプ44及び第2アウトレットエアパイプ54にはハーネス、ケーブル等の他の部品が取付けられているので、省スペースを図ることができる。
【0031】
更にまた、第1インレットエアパイプ44及び第2アウトレットエアパイプ54が変速機28とディストリビュータ60とに取付けられるので、取付剛性を向上し、また、振動、騒音の発生を低減し、更に、接続位置の位置決めをも果すことができる。
【0032】
また、エアクリーナ36が吸気側Aで車体4の一部閉塞した空間から空気をとる場合に、キャブレタ付のエンジン等で、他仕様との部品(例えばエアパイプ等)を共通化し、廉価とすることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、インレットエア管部材の一部を金属製のインレットエアパイプで形成し、アウトレットエア管部材の一部を金属製のアウトレットエアパイプで形成し、インレットエアパイプ及びアウトレットエアパイプを、エンジンを避けて変速機の上方に配設したことにより、エンジンから発生する熱の影響を受けにくくし、また、走行風による空気の冷却を期待できるので、空気の温度の上昇を抑制し、エンジン出力の低下を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の一部平面図である。
【図2】車両の一部側面図である。
【図3】吸気管構造の組立図である。
【図4】吸気管構造の一部組立図である。
【図5】従来の吸気管構造の構成図である。
【図6】従来の車両の一部平面図である。
【図7】図6の矢印〓〓による車両の正面図である。
【符号の説明】
2 車両
4 車体
24 過給機
26 エンジン
28 変速機
34 スロットルボディ
36 エアクリーナ
38 インレットエア管部材
40 アウトレットエア管部材
44 第1インレットエアパイプ
54 第2アウトレットエアパイプ
58 結合部材
60 ディストリビュータ

Claims (4)

  1. 車体の下方にエンジンを配設し、このエンジンの後方に連結した変速機を設け、前記エンジンには、吸気側で吸気マニホルドと、排気側で排気マニホルドとを設け、前記排気マニホルドに過給機を組付けて設け、前記吸気マニホルドにスロットルボディを組付けて設け、前記吸気側にエアクリーナを配設し、前記過給機には前記エアクリーナに連結するインレットエア管部材と前記スロットルボディに連結するアウトレットエア管部材とを設けた過給機付エンジンの吸気管構造において、前記インレットエア管部材の一部を金属製のインレットエアパイプで形成し、前記アウトレットエア管部材の一部を金属製のアウトレットエアパイプで形成し、前記インレットエアパイプ及び前記アウトレットエアパイプを、前記エンジンを避けて前記変速機の上方に配設したことを特徴とする過給機付エンジンの吸気管構造。
  2. 前記インレットエアパイプと前記アウトレットエアパイプとは、一体的に結合されたことを特徴とする請求項1に記載の過給機付エンジンの吸気管構造。
  3. 前記インレットエアパイプ及び前記アウトレットエアパイプには、他の部品が取付けられることを特徴とする請求項1に記載の過給機付エンジンの吸気管構造。
  4. 前記インレットエアパイプ及び前記アウトレットエアパイプは、前記変速機とディストリビュータとに取付けられることを特徴とする請求項1に記載の過給機付エンジンの吸気管構造。
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