JPS6340353Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6340353Y2 JPS6340353Y2 JP16246883U JP16246883U JPS6340353Y2 JP S6340353 Y2 JPS6340353 Y2 JP S6340353Y2 JP 16246883 U JP16246883 U JP 16246883U JP 16246883 U JP16246883 U JP 16246883U JP S6340353 Y2 JPS6340353 Y2 JP S6340353Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- shield plate
- heat shield
- engine
- hot air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 210000002268 wool Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両の前後に装着されるバンパ、特
に、車両の熱源に近接されるバンパに関する。
に、車両の熱源に近接されるバンパに関する。
車両、特に小型自動車はその軽量化を計るた
め、車体の構造の簡素化が進んでいる。この内、
自動車の前後のバンパはその軽量化を計るため、
樹脂バンパフエースを使用するものが多い。特
に、小型自動車では自動車ボデーの外板と兼用さ
れる比較的縦幅の大きな樹脂バンパフエースが多
用されている。ところで、自動車の熱源となるエ
ンジンは、このエンジンに近接する部材に熱害を
加えるため、エンジンには遮熱板が対設される。
この内、エンジンに直接対向するバンパではその
バンパフエースが樹脂製の場合、熱害を受け易く
遮熱板の必要性が高い。しかも、バンパフエース
の上端縁とエンジンルーム上側のフードとの間の
隙間を通り、エンジンルーム内よりの熱気が外部
に流出する場合、この熱気放出口を通る熱気の温
度はエンジンがバンパ側に近いほど高く、この熱
気によりバンパフエース上端縁が熱変形を起し易
いという不具合がある。
め、車体の構造の簡素化が進んでいる。この内、
自動車の前後のバンパはその軽量化を計るため、
樹脂バンパフエースを使用するものが多い。特
に、小型自動車では自動車ボデーの外板と兼用さ
れる比較的縦幅の大きな樹脂バンパフエースが多
用されている。ところで、自動車の熱源となるエ
ンジンは、このエンジンに近接する部材に熱害を
加えるため、エンジンには遮熱板が対設される。
この内、エンジンに直接対向するバンパではその
バンパフエースが樹脂製の場合、熱害を受け易く
遮熱板の必要性が高い。しかも、バンパフエース
の上端縁とエンジンルーム上側のフードとの間の
隙間を通り、エンジンルーム内よりの熱気が外部
に流出する場合、この熱気放出口を通る熱気の温
度はエンジンがバンパ側に近いほど高く、この熱
気によりバンパフエース上端縁が熱変形を起し易
いという不具合がある。
本考案は熱害を受けることの少ないバンパを提
供することを目的とする。
供することを目的とする。
本考案によるバンパはバンパフエースの上側部
に上側遮熱板を取付け、この上側遮熱板の上端を
車体の前部上方の強度部材に取付けたことを特徴
とする。
に上側遮熱板を取付け、この上側遮熱板の上端を
車体の前部上方の強度部材に取付けたことを特徴
とする。
以下、本考案を添付図面と共に説明する。
第1図には自動車の前部のエンジンルーム1が
示され、そこにエンジン2が装着されると共に、
上側にフード3が配備される。エンジン2はその
前壁より排気管4を突出しており、このようなエ
ンジンの前方に本考案の一実施例としてのバンパ
5を対向配備する。バンパ3はフロントマスクを
兼ねると共に空力学的効果を上げるため、縦幅の
比較的大きな樹脂製のバンパフエース6を備え
る。このバンパフエースは車体の前部上方の剛性
を確保すべく車幅方向(第1図において紙面垂直
方向)Aに長い強度部材としてのフロントエンド
アツパバー(以後単にアツパバーと記す)7より
間隔hだけ下側に配置される。
示され、そこにエンジン2が装着されると共に、
上側にフード3が配備される。エンジン2はその
前壁より排気管4を突出しており、このようなエ
ンジンの前方に本考案の一実施例としてのバンパ
5を対向配備する。バンパ3はフロントマスクを
兼ねると共に空力学的効果を上げるため、縦幅の
比較的大きな樹脂製のバンパフエース6を備え
る。このバンパフエースは車体の前部上方の剛性
を確保すべく車幅方向(第1図において紙面垂直
方向)Aに長い強度部材としてのフロントエンド
アツパバー(以後単にアツパバーと記す)7より
間隔hだけ下側に配置される。
バンパフエース6は、第2図に示すような複数
個の取付穴13を上下端部に形成され、この取付
穴に挿通される止ねじ(図示せず)により図示し
ない車体側の各対向部分にねじ止めされる。この
バンパフエースの上端面とフード3の前端縁との
間には熱気放出口11が形成され、この熱気放出
口はアツパバー7より十分下位置を保つ。バンパ
フエース6の裏側面8となるエンジンルーム対向
面の中央部には耐熱性の大きなガラスウールから
なる遮熱板9が重ね合わされる。なお遮熱板とし
ては、この他、レジンウールや雑面フエルト、等
を用いてもよい。遮熱板9は裏側面8の折曲した
形状に沿う形状に形成され、裏側面8の車幅方向
Aに長く伸びる部分全体を覆う。しかも、遮熱板
9の上縁部は、上向に折曲して間隔h以上に延出
し、アツパバー7の側壁に取付けられ、上側遮熱
板としての上側延出部901を形成される。この
上側延出部901の上端部はアツパバーに図示し
ないクリツプにより固定される。更に、遮熱板9
は裏側面8より突出する複数個の止ピン14をそ
れぞれ貫通させており、しかも各止ピン14に係
止クリツプ15を係止させることにより、裏側面
8に遮熱板9を固定している。
個の取付穴13を上下端部に形成され、この取付
穴に挿通される止ねじ(図示せず)により図示し
ない車体側の各対向部分にねじ止めされる。この
バンパフエースの上端面とフード3の前端縁との
間には熱気放出口11が形成され、この熱気放出
口はアツパバー7より十分下位置を保つ。バンパ
フエース6の裏側面8となるエンジンルーム対向
面の中央部には耐熱性の大きなガラスウールから
なる遮熱板9が重ね合わされる。なお遮熱板とし
ては、この他、レジンウールや雑面フエルト、等
を用いてもよい。遮熱板9は裏側面8の折曲した
形状に沿う形状に形成され、裏側面8の車幅方向
Aに長く伸びる部分全体を覆う。しかも、遮熱板
9の上縁部は、上向に折曲して間隔h以上に延出
し、アツパバー7の側壁に取付けられ、上側遮熱
板としての上側延出部901を形成される。この
上側延出部901の上端部はアツパバーに図示し
ないクリツプにより固定される。更に、遮熱板9
は裏側面8より突出する複数個の止ピン14をそ
れぞれ貫通させており、しかも各止ピン14に係
止クリツプ15を係止させることにより、裏側面
8に遮熱板9を固定している。
このようなバンパ5はエンジン2からの放熱を
遮熱板9で受けると共に、上側延出部901によ
りエンジンルーム1の熱気を全てアツパバー7の
上側に迂回させ、それを熱気放出口11を介し放
出する。
遮熱板9で受けると共に、上側延出部901によ
りエンジンルーム1の熱気を全てアツパバー7の
上側に迂回させ、それを熱気放出口11を介し放
出する。
このため、樹脂製のバンパフエース6はエンジ
ン1と対向する中央部にエンジンからの熱気を直
接受けることがなく、その耐久性が上る。しか
も、エンジンルーム2の熱気は、アツパバー7と
バンパフエース6の上端縁との間の空間を第1図
に示す破線の示矢に沿つて通過するということが
なく、熱気をアツパバー7の上側に導き、更にこ
れを下向に迂回させ、熱気放出口11に導くとい
う第1図に1点鎖線で示す熱気通路12を形成で
き、この比較的長い熱気通路12によりバンパフ
エース6の上端縁に達する熱気温度を低下させ、
バンパフエース6の熱変形を防止できる。
ン1と対向する中央部にエンジンからの熱気を直
接受けることがなく、その耐久性が上る。しか
も、エンジンルーム2の熱気は、アツパバー7と
バンパフエース6の上端縁との間の空間を第1図
に示す破線の示矢に沿つて通過するということが
なく、熱気をアツパバー7の上側に導き、更にこ
れを下向に迂回させ、熱気放出口11に導くとい
う第1図に1点鎖線で示す熱気通路12を形成で
き、この比較的長い熱気通路12によりバンパフ
エース6の上端縁に達する熱気温度を低下させ、
バンパフエース6の熱変形を防止できる。
上述のバンパ5はその裏側面8を覆う遮熱板9
とアツパバー7にまで延出する上側遮熱板として
の上側延出部901とが一体成形品として説明し
てきたが、場合によりこれら両者を別体として形
成してもよく、単にバンパフエース6に上側延出
部901に相当する上側遮熱板(図示せず)のみ
取付けた構成としてもよい。この場合もバンパフ
エース6の上端縁を熱変形より防止する効果を有
する。
とアツパバー7にまで延出する上側遮熱板として
の上側延出部901とが一体成形品として説明し
てきたが、場合によりこれら両者を別体として形
成してもよく、単にバンパフエース6に上側延出
部901に相当する上側遮熱板(図示せず)のみ
取付けた構成としてもよい。この場合もバンパフ
エース6の上端縁を熱変形より防止する効果を有
する。
第1図は本考案の一実施例としてのバンパの概
略断面図、第2図は同上バンパの分解斜視図をそ
れぞれ示している。 5……バンパ、6……バンパフエース、7……
アツパバー、9……遮熱板、901……上側延出
部、A……車幅方向。
略断面図、第2図は同上バンパの分解斜視図をそ
れぞれ示している。 5……バンパ、6……バンパフエース、7……
アツパバー、9……遮熱板、901……上側延出
部、A……車幅方向。
Claims (1)
- 車体の前部上方の車幅方向に長い強度部材に対
し、下側に位置する樹脂製のバンパフエースを備
えたバンパにおいて、上記バンパフエースの上側
部に上側遮熱板を取付け、この上側遮熱板の上端
を上記強度部材に取付けることを特徴としたバン
パ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16246883U JPS6069754U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | バンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16246883U JPS6069754U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | バンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6069754U JPS6069754U (ja) | 1985-05-17 |
JPS6340353Y2 true JPS6340353Y2 (ja) | 1988-10-21 |
Family
ID=30356763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16246883U Granted JPS6069754U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | バンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6069754U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5448689B2 (ja) * | 2009-10-02 | 2014-03-19 | 本田技研工業株式会社 | 車体前部構造 |
-
1983
- 1983-10-20 JP JP16246883U patent/JPS6069754U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6069754U (ja) | 1985-05-17 |
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