JPH0640012Y2 - 車両のバンパー構造 - Google Patents

車両のバンパー構造

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JPH0640012Y2
JPH0640012Y2 JP6276388U JP6276388U JPH0640012Y2 JP H0640012 Y2 JPH0640012 Y2 JP H0640012Y2 JP 6276388 U JP6276388 U JP 6276388U JP 6276388 U JP6276388 U JP 6276388U JP H0640012 Y2 JPH0640012 Y2 JP H0640012Y2
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JP
Japan
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bumper
reinforcement
bumper reinforcement
vehicle body
outside air
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JP6276388U
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JPH01170022U (ja
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伸一 小川
淳一 永野
清史 高橋
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は押出し成形されたバンパーリンフォースを備
えた車両のバンパー構造の改良に関する。
(従来の技術) 一般、自動車等の車両に装着されるバンパーとしてバン
パーフェースを合成樹脂材料によって形成させた樹脂製
バンパーが知られている。この場合、樹脂製バンパーの
バンパー本体の内部には例えば板金材料等の金属材料に
よって形成されたバンパーリンフォースが設けられてお
り、このバンパーリンフォースの表面を覆う状態で合成
樹脂製のバンパーフェースが装着されている。
また、バンパー本体のバンパーリンフォースを例えばア
ルミニウム等の材料によって一体に押出し成形したもの
が考えられている。第2図はこの種のバンパー本体1を
車体2の前面に配設させたフロントバンパーの概略構成
を示すもので、3は例えばアルミニウム等の材料によっ
て一体に押出し成形されたバンパー本体1のバンパーリ
ンフォース、4はこのバンパーリンフォース3の表面に
装着された例えば合成樹脂製のバンパーフェースであ
る。この場合、バンパーリンフォース3には断面形状が
略矩形状の本体3aとこの本体3a内を上,下に仕切る状態
で配設された水平なバルクヘッド3bとが一体に形成され
ている。さらに、このバンパーリンフォース3の背面両
端部には第3図および第4図に示すようにバンパーステ
イ5,5が固定されており、これらのバンパーステイ5,5を
介してバンパーリンフォース3が車体1側に固定されて
いる。
一方、車体2の前面にはバンパー本体3の下方に外気導
入口6が配置されており、車体2の走行時にはこの外気
導入口6から車体2前部のエンジンルーム7内に外気が
導入されるようになっている。そして、外気導入口6か
らエンジンルーム7内に導入される外気(冷却風)によ
ってエンジンルーム7内のラジエータ8が冷却されるよ
うになっている。
ところで、この種のものにあってはバンパーリンフォー
ス3の背面下部の角部を斜めに切欠させたガイド用切欠
部9を形成し、外気導入口6からエンジンルーム7内に
導入される外気の流れを円滑化することにより、ラジエ
ータ8の冷却効率を高めるようにしている。なお、10a,
10bはエアガイドパネルである。しかしながら、上記構
成のものにあっては第5図に示すようにバンパーステイ
5,5の下端部とバンパーリンフォース3の背面下部との
間に隙間sが形成されるので、例えばバンパー本体1に
前方から衝撃力が入力した場合にバンパーリンフォース
3の背面下部ではこの衝撃力を車体1側に効果的に伝達
することができない問題があった。そのため、バンパー
本体1に前方から衝撃力が入力した場合にバンパーリン
フォース3が下側に向けて倒れ込む状態で変形するおそ
れがあり、バンパーリンフォース3の背面下部の強度が
低下する問題があった。
また、バンパーリンフォース3の背面両端下部にバンパ
ーステイ5,5側に向けて突設させた突設部を設け、この
突設部をバンパーステイ5,5に接触させることが考えら
れるが、バンパーリンフォース3を例えばアルミニウム
等の材料によって一体に押出し成形した場合にはバンパ
ーリンフォース3の一部に局部的に他の部分とは断面形
状が異なる部分を形成することはできないので、バンパ
ーリンフォース3の背面両端下部に突設部を設けること
は不可能であった。
(考案が解決しようとする課題) 従来構成のものにあってはバンパーステイ5,5の下端部
とバンパーリンフォース3の背面下部との間に隙間sが
形成されているので、バンパー本体1に前方から衝撃力
が入力した場合にバンパーリンフォース3が下側に向け
て倒れ込む状態で変形するおそれがあり、バンパーリン
フォース3の背面下部の強度が低下する問題があった。
この考案は上記事情に着目してなされたもので、バンパ
ー本体に前方から衝撃力が入力した場合にバンパーリン
フォースが下側に向けて倒れ込む状態で変形することを
防止することができ、バンパーリンフォースの背面下部
の強度低下を防止することができる車両のバンパー構造
を提供することを目的とするものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案は押出し成形されたバンパーリンフォースとこ
のバンパーリンフォースの表面に装着されたバンパーフ
ェースとを備えたバンパー本体を車体前面に配設し、バ
ンパー本体の下方に配置された車体の外気導入口からエ
ンジンルーム内に流入させる外気の流れをガイドするガ
イド用切欠部をバンパーリンフォースの背面下部に形成
するとともに、バンパー本体を車体側に固定するバンパ
ーステイにバンパーリンフォースのガイド用切欠部と対
応する位置まで延設させてバンパーリンフォースにおけ
るガイド用切欠部の端縁部位に当接させる突設部を設け
たものである。
(作用) バンパー本体を車体側に固定するバンパーステイの突設
部をバンパーリンフォースのガイド用切欠部と対応する
位置まで延設させてバンパーリンフォースにおけるガイ
ド用切欠部の端縁部位に当接させることにより、バンパ
ー本体に前方から衝撃力が入力した場合にバンパーリン
フォースが下側に向けて倒れ込む状態で変形することを
防止してバンパーリンフォースの背面下部の強度低下を
防止するようにしたものである。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図を参照して説明す
る。第1図は第2図に示すようにバンパー本体1を車体
2の前面に配設させたフロントバンパーの要部の概略構
成を示すものであり、第1図中で、第2図乃至第5図と
同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
すなわち、この実施例は例えばアルミニウム等の材料に
よって押出し成形されたバンパーリンフォース3とこの
バンパーリンフォース3の表面に装着された合成樹脂の
バンパーフォース4とを備えたバンパー本体1を車体前
面に配設し、バンパー本体1の下方に配置された車体2
の外気導入口6からエンジンルーム7内に流入させる外
気の流れをガイドするガイド用切欠部9をバンパーリン
フォース3の背面下部に形成するとともに、バンパー本
体1を車体2側に固定するバンパーステイ5にバンパー
リンフォース3のガイド用切欠部9と対応する位置まで
延設させてバンパーリンフォース3におけるガイド用切
欠部9の端縁部位に当接させる突設部21を設けたもので
ある。この場合、バンパーステイ5の突設部21はバンパ
ーステイ5の本体5aに一体成形されたものである。な
お、この突設部21はバンパーステイ5の本体5aとは別体
の突設部構成部材をバンパーステイ5の本体5aに溶接、
或いはねじ止め等の手段によって固定する構成にしても
よい。
そこで、上記構成のものにあってはバンパー本体1を車
体2側に固定するバンパーステイ5の突設部21をバンパ
ーリンフォース3におけるガイド用切欠部9の端縁部位
と対応する位置まで延設させてバンパーリンフォース3
のガイド用切欠部9の端縁部位に当接させたので、バン
パー本体1に前方から衝撃力が入力した場合にバンパー
リンフォース3の背面下部ではこの衝撃力をバンパース
テイ5の突設部21を介して車体1側に効果的に伝達させ
ることができる。そのため、従来のようにバンパーリン
フォース3が下側に向けて倒れ込む状態で変形すること
を防止することができるので、バンパーリンフォース3
の背面下部の強度低下を防止することができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるものではな
く、この考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施で
きることは勿論である。
[考案の効果] この考案によれば押出し成形されたバンパーリンフォー
スとこのバンパーリンフォースの表面に装着されたバン
パーフェースとを備えたバンパー本体を車体前面に配設
し、バンパー本体の下方に配置された車体の外気導入口
からエンジンルーム内に流入させる外気の流れをガイド
するガイド用切欠部をバンパーリンフォースの背面下部
に形成するとともに、バンパー本体を車体側に固定する
バンパーステイにバンパーリンフォースのガイド用切欠
部と対応する位置まで延設させてバンパーリンフォース
におけるガイド用切欠部の端縁部位に当接させる突設部
を設けたので、バンパー本体に前方から衝撃力が入力し
た場合にバンパーリンフォースが下側に向けて倒れ込む
状態で変形することを防止することができ、バンパーリ
ンフォースの背面下部の強度低下を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の要部の概略構成を示す縦
断面図、第2図はフロントバンパーの取付け状態を示す
要部の縦断面図、第3図はバンパー本体と外気導入口と
の位置関係を示す概略構成図、第4図はバンパー本体へ
のステイの取付け状態を示す斜視図、第5図は従来例を
示す要部の縦断面図である。 1…バンパー本体、2…車体、3…バンパーリンフォー
ス、4…バンパーフェース、5…バンパーステイ、6…
外気導入口、7…エンジンルーム、9…ガイド用切欠
部、21…突設部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出し成形されたバンパーリンフォースと
    このバンパーリンフォースの表面に装着されたバンパー
    フェースとを備えたバンパー本体を車体前面に配設し、
    前記バンパー本体の下方に配置された車体の外気導入口
    からエンジンルーム内に流入させる外気の流れをガイド
    するガイド用切欠部を前記バンパーリンフォースの背面
    下部に形成するとともに、前記バンパー本体を車体側に
    固定するバンパーステイに前記バンパーリンフォースの
    ガイド用切欠部と対応する位置まで延設させて前記バン
    パーリンフォースにおけるガイド用切欠部の端縁部位に
    当接させる突設部を設けたことを特徴とする車両のバン
    パー構造。
JP6276388U 1988-05-12 1988-05-12 車両のバンパー構造 Expired - Lifetime JPH0640012Y2 (ja)

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JP6276388U JPH0640012Y2 (ja) 1988-05-12 1988-05-12 車両のバンパー構造

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Publication Number Publication Date
JPH01170022U JPH01170022U (ja) 1989-11-30
JPH0640012Y2 true JPH0640012Y2 (ja) 1994-10-19

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