JPH0320184Y2 - - Google Patents

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JPH0320184Y2
JPH0320184Y2 JP1984042039U JP4203984U JPH0320184Y2 JP H0320184 Y2 JPH0320184 Y2 JP H0320184Y2 JP 1984042039 U JP1984042039 U JP 1984042039U JP 4203984 U JP4203984 U JP 4203984U JP H0320184 Y2 JPH0320184 Y2 JP H0320184Y2
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JP
Japan
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air intake
intake duct
radiator grille
air
vehicle body
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JP1984042039U
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English (en)
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JPS60157328U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフルキヤブ若しくはワンボツクスタイ
プの車両において、デイーゼルエンジンに空気を
供給するエアインテークに関するものである。
従来、デイーゼルエンジンの吸気孔からの浸水
を防止するため、キヤブ後方の高い位置にシユノ
ーケルタイプのエアインテークダクトを設ける
か、もしくはラジエータグリル内の出来る限り高
い位置に別物のエアインテークダクトを設けてい
た。
シユノーケルタイプはその構造上からキヤブも
しくはデツキのスペースが犠牲になるため、小型
規格内の車両として採用するのは適切ではない。
また、ラジエータグリル内に設けた別体のダクト
は第1図および第2図に表わされた構造を有する
ものであり、ラジエータグリル1とフロアパネル
2との狭い空間部を利用して、まずフロアパネル
2にエアインテークダクト3をボルトで固定し、
続いてラジエータグリル1をフロアパネル2にス
クリユーとクリツプで取付けるものであり、狭い
空間部にあるエアインテークダクト3の有効開口
面積が十分に確保されず、エンジンの必要吸気量
を満足させることが困難である。しかも、震動に
よる音が発生するのを防止するため、ボデイの床
前端に位置するフロアパネル2およびラジエータ
グリル1等の他の構造物との間に適切な隙間を設
けねばならないので、さらに開口面積を犠牲にし
なくてはならない、などの問題点がある。尚、実
開昭56−119775号広報に示される車体構造は、ボ
ンネツトタイプの車両のエンジンルーム内の空気
取り入れ部の車体構造を開示し、方向変更部材を
空気導入口に外装してエアクリーナに水が浸入し
ないようにしたもので本願考案の目的及び構成と
は異なる。
本考案は、上記の問題に鑑みてなされたもので
あり、前記空間部の有効活用をはかつたエアイン
テークダクトを提供することを目的とする。
しかして、本考案によれば、デツキスペース等
を犠牲にしないラジエータグリル内のエアインテ
ークダクトを、ラジエータグリルと一体化する事
を主要な構成とするエアインテークダクトが提供
され上記の目的が達成される。
本考案の構成を図面に表わされた実施例につい
て説明する。第3図から第5図において、1はラ
ジエータグリルであり、多数の空気導入口1aが
設けられるとともに、このラジエータグリル1に
おける意匠部分1bの裏面には後方に向つて周壁
1cが設けてある。2は車体(ボデイ)の床前端
に位置するフロアパネル(車体前壁)である。3
は漏斗状をなしたエアインテークダクトであり、
空気導入開口3aおよび空気導出開口3bを有す
るとともに、このエアインテークダクト3の前面
には、前方に向く溝付周縁4を有した開口部5を
設けてある。4aは前記溝付周縁4の内側に形成
された角形溝である。なお、6はボルト、7は吸
気を図示しないエンジンに導く吸気パイプ、8は
フロントパネルを示す。
上記構成において、エアインテークダクト3を
その溝付周縁4を用いて、その角形溝4aの中に
周壁1cが嵌るごとくラジエータグリル1に組付
け、ボルト6により締付け一体とする。この締付
により、ラジエータグリル1に設けた周壁1cが
エアインテークダクト3の溝付周縁4の角形溝4
aに嵌まつて嵌合状に連接される。エアインテー
クダクト3を一体化したラジエータグリル1を図
示しないスクリユーとクリツプでフロアパネル2
に取付ける。エアインテークダクト3には吸気パ
イプ7が接続される。
エンジンが回転すると、ラジエータグリル1の
空気導入口1aから流入する空気が、エアインテ
ークダクト3の空気導入開口3aより矢印Aのご
とく意匠部分1bを迂回して吸入され、第5図b
図示におけるのど部Tを経て空気導出開口3bに
向い、さらに吸気パイプ7を通つてエンジンに吸
入される。のど部Tの寸法は壁面をなす意匠部分
1bの背面からエアインテークダクト3の右壁に
到る大きな寸法に拡大されているため、開口部5
を持たない従来のダクトにおけるのど部T′寸法
に比較して、有口開口面積を大きくとる事が可能
となり、エンジンの吸気効率が向上する。また、
ラジエータグリル1の壁面つまり意匠部分1bを
利用して開口部5を塞いでいるため、該開口部5
からエアインテークダクト3に水や空気などが入
ることはない。しかも2重構造部分Wが減少する
事により、車両の軽量化およびコストダウン等に
なる。さらに、従来のごとくエアインテークダク
ト3との接触を避け震動による音の発生を防止す
るため、ラジエータグリル1の意匠部分1bを部
分的に切り取り逃げカツトする必要がなくなり、
のど部Tの有効開口面積を犠牲にせずに、意匠寸
法Dを維持し向上することが可能になる。また、
ラジエータグリルの周壁がエアインテークダクト
の溝付周縁の溝に嵌まつて嵌合状に連接されるか
ら、両者の結合が強固になり震動によりがたを生
じることもない。
以上述べたごとく、本考案は上記の構成を有す
るから、車体の床前端に位置するフロアパネルと
ラジエータグリルの裏面との狭い空間部を有効に
活用することができ、エアインテークダクトの有
効開口面積を拡大することができるなどの数々の
優れた効果があり、特にフルキヤブ若しくはワン
ボツクスタイプの車両のエンジン性能の向上に資
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来のエアインテークダ
クトおよびその取付状態を示す斜視図、第3図か
ら第5図は本考案の一実施例を表をす図面であ
り、第3図は本考案に係るエアインテークダクト
の斜視図、第4図はそのラジエータグリルへの取
付状態を示す斜視図、第5図aは背面図、第5図
bは断面図である。 1……ラジエータグリル、1a……空気導入
口、1c……周壁、2……フロアパネル(車体前
壁)、3……エアインテークダクト、4……溝付
周縁、5……開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フルキヤブ若しくはワンボツクス型車両の車体
    の前面に位置するラジエータグリルの裏面と、車
    体の床前端に位置する車体前壁との空間部に設定
    する空気導入開口および空気導出開口を一体成形
    したエアインテークダクトにおいて、 該エアインテークダクトの前壁面に前方に向く
    溝付周縁を有する開口部を設けるとともに、前記
    ラジエータグリルの壁面の裏面に後方に向く周壁
    を設け、該周壁を前記溝付周縁の溝に嵌合状に連
    接し、前記ラジエータグリルと一体的に構成した
    ことを特徴とする車両におけるエアインテークダ
    クト。
JP4203984U 1984-03-23 1984-03-23 車両におけるエアインテ−クダクト Granted JPS60157328U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4203984U JPS60157328U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 車両におけるエアインテ−クダクト

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JP4203984U JPS60157328U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 車両におけるエアインテ−クダクト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60157328U JPS60157328U (ja) 1985-10-19
JPH0320184Y2 true JPH0320184Y2 (ja) 1991-04-30

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ID=30552417

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JP4203984U Granted JPS60157328U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 車両におけるエアインテ−クダクト

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56119775U (ja) * 1980-02-14 1981-09-11

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Publication number Publication date
JPS60157328U (ja) 1985-10-19

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