JPH0754519Y2 - ドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置

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JPH0754519Y2
JPH0754519Y2 JP6234489U JP6234489U JPH0754519Y2 JP H0754519 Y2 JPH0754519 Y2 JP H0754519Y2 JP 6234489 U JP6234489 U JP 6234489U JP 6234489 U JP6234489 U JP 6234489U JP H0754519 Y2 JPH0754519 Y2 JP H0754519Y2
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JP
Japan
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door lock
hole
door
protector
striker
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JP6234489U
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真杉 中川
昇 加納
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば自動車等のドアロック装置に係り、
特にドアロック本体がドア内部に配設固定された構造の
ドアロック装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車等のドアロック装置においては、ドアロッ
ク本体がドア内部に配設固定されることが一般的であ
り、その一例を第5図乃至第7図に示す。
そして、第7図に示すように、ドアアウタパネル310と
ドアインナパネル30とで構成されるドア内部にドアロッ
ク本体が配設され、前記ドアインナパネル30に締結等で
固定されて取付けられるとともに、ドア閉時には前記ド
アロック本体に係合するストライカ90が車体側であるセ
ンタピラー910に固定されている。
具体的には、第5図及び第6図に示すように、ドアロッ
ク本体10が鉄板製のベースプレート20を介してドアイン
ナパネル30に締結等で固定されているとともに、これら
のドアインナパネル30及びベースプレート20には、ドア
閉時に前記ストライカ90がドアロック本体10に係合する
ための進入を許容する大きな孔50,40がそれぞれ形成さ
れている。
ここで、この第5図及び第6図に示す構造では、前記ベ
ースプレート20とドアインナパネル30との間に補強用の
鉄板状のドアロックリィンホース80が介在されており、
このドアロックリィンホース80にもストライカ進入用の
孔810が形成されているとともに、前記ベースプレート2
0の孔40の形状よりドアインナパネル30の孔50の形状の
ほうが大きくなるように形成されている(第5図参
照)。
尚、このようにドアロック本体をドア内部に配設固定し
たドアロック装置を示す従来技術として、例えば実開昭
57−45566号公開公報(実願昭55−122480号)がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし第5図乃至第7図に示すドアロック装置の場合、
ドアインナパネル30におけるストライカ進入用の孔50の
孔縁510は何んらの加工も施されておらず、第5図及び
第6図に示すように外部に露出した状態で組付けられて
いる。従って、第7図に示すようなドア開時には前記ド
アインナパネル30の孔50の孔縁510が外部もしくは車内
側等から見えることになるため、見栄えが低下するとと
もに、前記孔縁510に衣服もしくは身体の一部等が触れ
ると損傷を与えることがある。
そのため、プロテクタを固着してストライカ進入用孔縁
を覆うことが考えられるが、その場合に、プロテクタを
固着するだけでは、プロテクタとストライカ進入用孔縁
との固着性(接着性)のみに依存するため、プロテクタ
とストライカ進入用孔縁との固定性が不足する場合が生
じる。そこで、プロテクタをドアロック本体に係合させ
ることで固定性を確保することが考えられるが、この係
合箇所が露出すると本来の見栄え向上の点から問題とな
る。
上記問題を解決するために、本考案は、ストライカ進入
用孔の孔縁をプロテクタにより覆うことにより、この孔
縁の露出を防止するとともに、そのプロテクタとストラ
イカ進入用孔の孔縁との固定性を向上させるために設け
られるプロテクタの係止箇所が露出することを防止する
ことを目的とする。
そのために本考案のドアロック装置は、車体又は車両ド
アのどちらか一方に設けられるストライカの進入を許容
する車体又は車両ドアのどちらか他方に設けられるスト
ライカ進入孔と少なくとも一つの係止部とを有するドア
ロック本体と、前記ドアロック本体の前記係止部と係合
する係合部を有し、前記ストライカ進入孔の周りを被覆
するプロテクタと、前記ドアロック本体に固定され前記
ストライカ進入孔に対応した開孔を有し、前記係合部を
被覆するパネル材と、を有することを特徴とするドアロ
ック装置。
(作用) 上述の手段によれば、ストライカ進入孔の周りを被覆す
るプロテクタの係合部がドアロック本体の係止部に係合
されることにより、プロテクタがドアロック本体に固定
され、ストライカ進入孔の周りが覆われる。また、係合
部がパネル材により、被覆されるので係合部が外部に露
出することはない。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいてこの考案の一実施例を説明す
る。
第1図から第4図までの図面はこの考案の一実施例を示
しており、第1図はドアロック取付状態における第2図
のI−I線断面図、第2図は第1図のII視斜視図、第3
図はドアロック取付前における各部材の分解斜視図、第
4図はプロテクタ単体を裏面側から見るとともに、ドア
ロックの一部(フランジ部)を示した概略斜視図であ
る。
そして、これら第1図乃至第3図に示すように、ドアロ
ック本体1がベースプレート2を介してドアインナパネ
ル3にビス7による締結等によって固定されているとと
ともに、前記ドアインナパネル3及びベースプレート2
にはドア閉時に車体側のストライカ9がドアロック本体
1に係合するため、このストライカ9の進入を許容する
孔5,4が形成されている。
尚、この実施例では第1図及び第3図に示すようにドア
インナパネル3とベースプレート2との間には補強用の
ドアロックリィンホース8が介在されており、このドア
ロックリィンホース8にもストライカ進入用の孔81が形
成されているとともに、第1図に示すようにベースプレ
ート2の孔4よりドアインナパネル3の孔5の形状のほ
うが大きく形成された構造を示している。
また、第3図の図中の符合91はストライカ9が固定され
ている車体側の例えばセンタピラーを示すとともに、図
中の矢印はストライカ9の相対進入方向を示している。
このように構成されたドアロック装置であって、これら
第1図乃至第4図に示すように、前記ドアインナパネル
3におけるストライカ進入用の孔5の孔縁51を覆うよう
な形状のプロテクタ6を前記ベースプレート2における
ストライカ進入用の孔4の孔縁41に固着して、前記ドア
インナパネル3の孔縁51が外部に露出しないようにした
ものである。
具体的には、プロテクタ6が前記ベースプレート2の孔
縁41におけるドアインナパネル3側の側面に接着等で固
着し、かつドアロック本体1を固定してサブアッセンブ
リにした状態で、ドアロックリィンホース8が介在して
ドアインナパネル3にビス7等で固定することにより、
第1図及び第2図に示すような取付け状態となる。前記
プロテクタ6は、前記ドアインナパネル3及び前記ベー
スプレート2に形成した孔5,4と略同一形状であり、前
記ベースプレート2に形成した孔4より小さい孔である
孔64を有し、開孔方向の高さがベースプレート2への固
着面からドアインナパネル3までの高さより高いものと
した相似形状のゴムもしくは軟質樹脂材等によって形成
されたものである。
従って、これら第1図及び第2図に示すようにドアイン
ナパネル3の孔縁51は前記ベースプレート2に固着した
プロテクタ6で覆われることになり、前記孔縁51が外部
に露出することはないため、ドア開時にこの孔縁51が外
部もしくは車内側から見えることは全くなく、見栄えを
向上することができる。
また、ドアインナパネル3の孔縁51がプロテクタ6で覆
われて、外部に露出することはないため、衣服や身体の
一部が触れても、これらに損傷を与えることは全くな
い。
ここで、この実施例ではドア閉時におけるドアロック本
体1とストライカ9との係合を行わせるべく、このスト
ライカ9の進入を妨げることがないように、第2図及び
第3図に示すように、ドアインナパネル3に形成された
ストライカ進入用の孔5は、このドアインナパネル3の
成形折曲角部の2面にわたって形成されているものであ
り、ドアロック本体1も、このドアインナパネル3に折
曲形状に沿った形状を成しているとともに、前記ベース
プレート2は平板状であって、このベースプレート2に
形成されたストライカ進入用の孔4は切欠き形状を成し
ている。(第3図参照) このような構造のため、前記プロテクタ6をベースプレ
ート2における切欠き形状の孔4と略同一形状に成形し
て固着したのみでは、ドアインナパネル3における2面
にわたる孔5の孔縁51の一方の面側はプロテクタ6で覆
われるものの、この孔縁51の他方の面側は相変わらず露
出してしまうことになる。
そこで、前記プロテクタ6はドアインナパネル3におけ
る折曲角部の2面にわたって形成された孔5の孔縁51の
全周域を覆うように、この孔5と略同一形状の孔64を有
する相似形状に形成されて、前記ベースプレート2の孔
縁41に固着されている。
このような形状に形成されたプロテクタ6は前記ベース
プレート2の孔縁41に固着されるが、このベースプレー
ト2は平板状であり、しかも孔4は切欠き形状であるた
め、前記プロテクタ6におけるベースプレート4の孔縁
41に固着される以外の部位であるドアインナパネル3の
他方の面側の孔縁51を覆う形状部位は、例えば第3図及
び第4図に示すように袋形状とし、この袋形状部61をド
アロック本体1に形成したフランジ部11に引っ掛けて固
定するように構成されている。
そして、これら各部材の組付け方法は、まず前述のよう
な形状に形成されたプロテクタ6をベースプレート2に
おけるドアインナパネル3側に面する孔縁41に固着す
る。この固着方法としては、接着剤等による接着、もし
くはベースプレート2のプレス成形時等に同時に加硫固
着を行う所謂ベースプレート2との一体成形等によって
成される。
次にプロテクタ6を固着したベースプレート2をビス71
等でドアロック本体1に固定した後、前記ベースプレー
ト2の袋形状部61をドアロック本体1のフランジ部11に
引っ掛け固定して、サブアッセンブリ状態とする。
そして、このようにプロテクタ6が固着されてサブアッ
センブリ状態としたドアロック本体1を、ドアロックリ
ィンホース8を介してドアインナパネル3にビス7等で
固定することにより、ドアロックのドアへの組付けを完
了する。
而して、この組付け状態においては、第1図及び第2図
に示すように、ドアインナパネル3における折曲角部の
2面にわたる孔5の孔縁51の全周域を、前記プロテクタ
6で覆うことができ、外部に露出しないようにすること
ができるため、前記ドアインナパネル3の孔縁51をその
全周にわたって外部から見えないようにすることができ
る。
従って、ドア開時におけるドアインナパネル3の孔5周
りの見栄えを大巾に向上することができる。
また、プロテクタ6の取付けは、ベースプレート2の孔
縁41への固着、及びドアロック本体1のフランジ部11へ
の袋形状部61の引っ掛けによって行うことができるた
め、その取付作業を極めて容易かつ迅速に行うことがで
き、プロテクタ6の取付作業性を損なうことも全くな
い。
ここで、他の実施例として例えば第1図に示すように前
記プロテクタ6を、ベースプレート2の孔縁41における
孔開口側面をも覆うように廻し込み形成(62)して固着
成形等することにより、前記孔開口側面も露出すること
はないため、前述したドアインナパネル3の孔縁51の全
周域を覆うことと相まって、見栄えを一層向上すること
ができる。
また、この第1図に示すように前記プロテクタ6の外周
におけるドアロックリィンホース8に対向する部位に
て、その外周に沿ってひれ部63を一体形成することによ
り、組付け時にはこのひれ部63がドアインナパネル3と
ベースプレート2との間に挟持状態に位置してベースプ
レート2の孔縁41に固着されるため、このプロテクタ6
の固着力向上、及びより一層の見栄え向上を図ることが
できる。
尚、この考案は以上の実施例に限定されることなく、例
えばプロテクタ6の形状及び固着方法等は必要に応じて
適宜変更でき得るとともに、ドアロックリィンホース8
を介在しない構成及びドアインナパネル3及びベースプ
レート2に形成した各孔5,4の如何なる孔形状及び大き
さ等の構成にも適用でき得るものである。
〔考案の効果〕
本考案は、前記ストライカ進入孔の周りを被覆するプロ
テクタにより、前記ストライカ進入孔の孔縁が被覆され
る。従って、この孔縁の露出が防止される。即ち、外部
から前記ストライカ進入孔の孔縁が見えることがないた
め、見栄えが向上する。また、その際、前記プロテクタ
が前記ドアロック本体の前記係止部で係合されて固定さ
れることで、前記プロテクタとストライカ進入孔の孔縁
との固定性が向上する。
更に、前記係合部も外板で被覆されるため、前記係合部
の露出が防止され、外部から見えることがない。従っ
て、前記係合部を設けることによる見栄えの低下が防止
できる。
加えて、前記ドアロック本体に前記プロテクタを係合す
ることにより、これらの部品をサブアッセンブリとして
一体成形可能となりドアロック装置の組み付け性が向上
する。
【図面の簡単な説明】 第1図から第4図までの図面はこの考案の一実施例を示
しており、第1図はドアロック取付状態の第2図I−I
線断面図、第2図は第1図のII視斜視図、第3図はドア
ロック取付前の各部材の分解斜視図、第4図はプロテク
タ単体を裏面側から見るとともに、ドアロック本体の一
部を示した概略斜視図、第5図から第7図までの図面は
従来例を示しており、第5図は第1図相当断面図、第6
図は第2図相当斜視図、第7図はドア開状態の車体側面
斜視図である。 1……ドアロック本体 2……ベースプレート 3……ドアインナパネル 4,5……孔 41,51……孔縁 6……プロテクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体又は車両ドアのどちらかの一方に設け
    られるストライカの進入を許容する車体又は車両ドアの
    どちらか他方に設けられるストライカの進入孔と少なく
    とも一つの係止部を有するドアロック本体と、 前記ドアロック本体の前記係止部と係合する係合部を有
    し、前記ストライカ進入孔の周りを被覆するプロテクタ
    と、 前記ドアロック本体に固定され、前記ストライカ進入孔
    に対応した開孔を有し、前記係合部を被覆するパネル材
    と、 を有することを特徴とするドアロック装置。
JP6234489U 1989-05-29 1989-05-29 ドアロック装置 Expired - Lifetime JPH0754519Y2 (ja)

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JP6234489U JPH0754519Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 ドアロック装置

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JP6234489U JPH0754519Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 ドアロック装置

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JPH032167U JPH032167U (ja) 1991-01-10
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JP4977977B2 (ja) * 2005-08-18 2012-07-18 アイセル株式会社 裁割機

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