JP2745885B2 - ウインドウのモール取付構造 - Google Patents

ウインドウのモール取付構造

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JP2745885B2
JP2745885B2 JP3211754A JP21175491A JP2745885B2 JP 2745885 B2 JP2745885 B2 JP 2745885B2 JP 3211754 A JP3211754 A JP 3211754A JP 21175491 A JP21175491 A JP 21175491A JP 2745885 B2 JP2745885 B2 JP 2745885B2
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はウインドウのモール取
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のウインドウのモール取付構造とし
ては、例えば実開昭58−86716号公報に示される
ものや図7〜図9に示すようなものがある。
【0003】図において、1がリヤウインドウ(ウイン
ドウ)であり、接着剤2によって車体Mの開口部3に固
着されている。開口部3の上辺部3a及び左右の側辺部
3b、3bには、リヤウインドウ1と略直角な内壁(車
体側取付面)9が形成されている。開口部3の下辺部3
cは、リヤウインドウ1の面と略平行なリヤウエストパ
ネル(ウエストパネル)11によって形成されている。
【0004】そして、4がモールであり、開口部3の上
辺部3a及び左右の側辺部3b、3bに対応すべく全体
C字状に一体形成されている。このモール4は、後述す
るファスナ5と係合する一対の脚部4a、4aと、リヤ
ウインドウ1の端部を押さえるための突起部4bとを有
している。また、7がロアモール(モール取付部材)で
あり、開口部3の下辺部3cに対応するものであって、
前述のモール4とは別体となっている。このロアモール
7は、所定形状の金属板7bに表皮部材7cを一体押出
成形により設けたものであり、その一端にリヤウインド
ウ1と密着するリップ部7aを有し、他端が車体Mのリ
ヤウエストパネル11にビス8により固定される。
【0005】一方、前記のファスナ5は断面略J字状を
しており、前述のモール4を取付けるべく前記開口部3
の上辺部3a及び左右両側辺部3b、3bに対応する内
壁9へ両面接着テープ10にて取付けられている。そし
て、このファスナ5の爪部5aがモール4の一方の脚部
4aと係合することにより、モール4の浮き上がりが防
止される。リヤウインドウ1の周縁部は、このようにし
て取付けられたモール4と、前述のロアモール7にて、
全周が覆い隠されることになる。
【0006】なお、12はダム部材であり、接着剤2が
流れ出すのを防止している。そして、13はトランクリ
ッドである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、上辺部3a及び両側辺部3
b、3b用のモール4と、下辺部3c用のロアモール7
とが別体であり、それぞれ構造が違っているし、また車
体Mへの取付方法も違っている。このため、モール4と
ロアモール7の接続部分で段差等が生じて、外観を損な
うおそれがある。また、モール4とロアモール7とが別
個の部材であるため、表面の色や艶をあわせるための品
質管理用の検査治具を必要とし、更に、修正又は交換の
ための手段を必要とし、原価高騰の原因となる。
【0008】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、モールの段差や表面の色艶の
違いをなくしてウインドウ開口部周縁の外観を向上させ
ることができるウインドウのモール取付構造を提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るウインド
ウのモール取付構造は、モール及び該モール取付用のフ
ァスナをウインドウ開口部周縁の略全周に対応して各々
一定断面で一体形成し、前記開口部周縁の上辺部及び左
右両側辺部にウインドウ面と略直角な車体側取付面を形
成すると共に、下辺部をウインドウ面と略平行に設けら
れるウエストパネルによって形成し、該ウエストパネル
に前記車体側取付面と同様なファスナ取付面を有するモ
ール取付部材を、該ファスナ取付面の両端部に形成した
延長部が車体側取付面と重なるようにして且つファスナ
取付面が車体側取付面に連続する状態で取付け、前記フ
ァスナを、開口部周縁の上辺部及び両側辺部に対しては
車体側取付面に取付けると共に開口部周縁の下辺部に対
しては前記モール取付部材のファスナ取付面に取付け、
前記モールを、略全周にわたって前記ファスナに取付け
たものである。
【0010】別の発明に係るウインドウのモール取付構
造は、前記車体側取付面にファスナ取付面の延長部に対
応する厚さ及び長さの凹部を形成したものである。
【0011】
【作用】この発明に係るウインドウのモール取付構造に
よれば、開口部周縁の上辺部及び両側辺部に対応する車
体側取付面と同様のファスナ取付面を有するモール取付
部材を、ファスナ取付面が車体側取付面に連続する状態
で、開口部周縁の下辺部に取付けた。これにより、モー
ル取付用のファスナは開口部周縁の全周に対して同一構
造で車体に取付けることができるので、ファスナは開口
部周縁の略全周にわたって一定断面で一体形成すること
ができる。さらに、これに伴って、モールのファスナに
対する取付けも全長にわたって同一構造でできるので、
モールも開口部周縁の略全周に対して一定断面で一体形
成することができる。このため、モールの表面は略全周
にわたって段差がなくなり、また表面の色や艶の差もな
くなる。加えて、モール取付部材をファスナ取付面の両
端部に形成した延長部が車体側取付面と重なるようにし
て取付けているため、モール取付部材を取付ける場合の
位置決めが容易である。
【0012】別の発明に係るウインドウのモール取付構
造によれば、車体側取付面とファスナ取付面との連続状
態がより向上する。
【0013】
【実施例】以下この発明の好適な一実施例を図1〜図5
に基づいて説明する。ここで、従来例と共通する部分に
は同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0014】20がファスナであり、全長にわたって前
述した従来のファスナ5と同様の断面を有していてリヤ
ウインドウ(ウインドウ)1の開口部3の略全周に対し
て一定断面で一体に形成されており、その両端が開口部
3の下辺部3c中央に相当する位置に配されている。
【0015】また、21がモールであり、開口部3の上
辺部3a及び側辺部3bに対する前述した従来のモール
4と同様の断面を有していて前記ファスナ20と同様に
リヤウインドウ1の開口部3の略全周に対して一定断面
で一体に形成されている。そして、開口部3の下辺部3
c中央に相当する位置に両端が位置するように配され
て、その両端間に調整用の隙間22が若干残されてい
る。なお、この隙間22は、モール21をファスナ20
に取付けた後に、カバー23にて覆い隠されるようにな
っている。
【0016】そして、24がロアモール(モール取付部
材)であり、開口部3の下辺部3cに対応するリヤウエ
ストパネル11に取付けられている。このロアモール2
4は、前側に該リヤウエストパネル11に対して略直立
したファスナ20用の取付面(ファスナ取付面)25を
有すると共に該取付面25の後側にはリヤウエストパネ
ル11に取付けるための取付部26を有する断面L字形
状をした金属板27の上面に、樹脂モールド部28を一
体押出成形により設けたものである。この樹脂モールド
部28は、前端部28aを取付面25の後面に、また底
板28bを取付部26の上面に一体化させており、底板
28bの後端部にはリヤウエストパネル11との隙間を
埋めるためのリップ28cが下向きに設けられている。
また、底板28bの前端からリップ28cの上端にかけ
て上に凸状態のカバー部28dが設けられている。
【0017】そして、取付面25は、開口部3の上辺部
3a及び両側辺部3bに対するファスナ20取付用の内
壁(車体側取付面)9と同様の平面状をしている。ま
た、取付面25の左右両側部からは、延長部25aが外
側に向かって形成されている(図3参照)。この延長部
25aを内壁9に重ねることにより(図5参照)取付面
25と内壁9とを連続状態としてリヤウエストパネル1
1の上面にビス8にて取付けられるようになっているの
で、開口部周縁の全周にわたって同一構造のファスナ取
付面が形成されることになる。
【0018】図6に別の実施例を示す。この実施例は、
内壁9の一部にロアモール24の延長部25aに対応す
る厚さ及び長さの凹部29を設け、この凹部29に前記
延長部25aを嵌めた状態でロアモール24を取付けた
ものである。これにより取付面25と内壁9を一層滑ら
かに連続させることができる。
【0019】このようなファスナ20及びモール21の
取付けは、ファスナ20を略全周にわたって内壁9及び
取付面25に両面接着テープ30にて取付け、このファ
スナ20の爪部20aと基部20bの間に、モール21
の脚部21a、21bのうち後側の脚部21bを押し込
んで、該後側の脚部21bに形成されている脱落防止用
の凹凸21cをファスナ20の爪部20aに係合させる
ことにより、モール21を略全周にわたってファスナ2
0に取付ける。そして、最後にモール21の隙間22を
カバー23により覆い隠す。
【0020】このようなウインドウのモール取付構造に
よれば、開口部3の周縁の全周にわたって、内壁9及び
取付面25が連続した状態になるため、ファスナ20は
略全周に対して一定断面で一体形成されて同一の取付構
造となり、取付作業面で有利である。これに伴い、モー
ル21も略全周にわたってファスナ20に対して同一構
造で取付けることができ、モール21も全長にわたって
一定断面で一体形成することができるのでその表面は略
全周にわたって段差や色艶の差がなくなるし、両端部の
隙間22をカバー23にて覆っているので外観の面で有
利となる。また、ロアモール24を取付けているビス8
は、カバー部28dにより覆われて外部から見えないの
で一層外観が改善される。さらに、ロアモール24のフ
ァスナ取付面25を取付部26の左右両端から外側に延
長して延長部25aを設け、これを車体側取付部である
内壁9に重ねているため、ロアモール24の位置決めが
容易である。
【0021】
【発明の効果】この発明に係るウインドウのモール取付
構造は、以上説明したように、開口部周縁の上辺部及び
両側辺部に対応する車体側取付面と同様のファスナ取付
面を有するモール取付部材を、該ファスナ取付面が車体
側取付面に連続する状態で開口部周縁の下辺部に取付け
た。これにより、モール取付用のファスナは開口部周縁
の全周に対して同一構造で車体に取付けることができる
ので、ファスナは開口部周縁の略全周にわたって一定断
面で一体形成することができる。このため、ファスナの
取付作業の面で有利である。さらに、これに伴って、モ
ールのファスナに対する取付けも全長にわたって同一構
造でできるので、モールも開口部周縁の略全周にわたっ
て一定断面で一体形成することができる。このため、モ
ールの表面は略全周にわたって段差がなくなり、また表
面の色や艶の差もなくなるので、外観の面で有利とな
る。加えて、モール取付部材をファスナ取付面の両端部
に形成した延長部が車体側取付面と重なるようにして取
付けているため、モール取付部材を取付ける場合の位置
決めが容易である。
【0022】別の発明に係るウインドウのモール取付構
造によれば、車体側取付面とファスナ取付面との連続状
態がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウインドウのモール取付構造の一
実施例を示す分解組立図。
【図2】図1中SA−SA線に沿った断面図。
【図3】ロアモールの構造を示す部分斜視図。
【図4】図1中DA部分を示す拡大図。
【図5】車体側取付面とロアモールのファスナ取付面と
の連続状態を示す断面図。
【図6】車体側取付面に凹部を形成した別の実施例にお
ける車体側取付面とロアモールのファスナ取付面との連
続状態を示す断面図。
【図7】従来のウインドウのモール取付構造を示す斜視
図。
【図8】図7中SB−SB線に沿った断面図。
【図9】図7中SC−SC線に沿った断面図。
【符号の説明】
1…リヤウインドウ(ウインドウ) 3…開口部 3a…上辺部 3b…側辺部 3c…下辺部 9…内壁(車体側取付面) 11…リヤウエストパネル(ウエストパネル) 20…ファスナ 21…モール 24…ロアモール(モール取付部材) 25…取付面(ファスナ取付面)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モール及び該モール取付用のファスナを
    ウインドウ開口部周縁の略全周に対応して各々一定断面
    で一体形成し、 前記開口部周縁の上辺部及び左右両側辺部にウインドウ
    面と略直角な車体側取付面を形成すると共に、下辺部を
    ウインドウ面と略平行に設けられるウエストパネルによ
    って形成し、該ウエストパネルに前記車体側取付面と同
    様なファスナ取付面を有するモール取付部材を、該ファ
    スナ取付面の両端部に形成した延長部が車体側取付面と
    重なるようにして且つファスナ取付面が車体側取付面に
    連続する状態で取付け、 前記ファスナを、開口部周縁の上辺部及び両側辺部に対
    しては車体側取付面に取付けると共に開口部周縁の下辺
    部に対しては前記モール取付部材のファスナ取付面に取
    付け、 前記モールを、略全周にわたって前記ファスナに取付け
    たことを特徴とするウインドウのモール取付構造。
  2. 【請求項2】 車体側取付面にファスナ取付面の延長部
    に対応する厚さ及び長さの凹部を形成した請求項1記載
    のウインドウのモール取付構造。
JP3211754A 1991-08-23 1991-08-23 ウインドウのモール取付構造 Expired - Lifetime JP2745885B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0636977Y2 (ja) * 1988-01-30 1994-09-28 株式会社ニフコ 接着式ウインドのモール装着装置
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JP3040213U (ja) * 1997-02-03 1997-08-15 康彦 浅見 分流弁

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