JPH0550853A - ウインドウのモール取付構造 - Google Patents
ウインドウのモール取付構造Info
- Publication number
- JPH0550853A JPH0550853A JP21175491A JP21175491A JPH0550853A JP H0550853 A JPH0550853 A JP H0550853A JP 21175491 A JP21175491 A JP 21175491A JP 21175491 A JP21175491 A JP 21175491A JP H0550853 A JPH0550853 A JP H0550853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- fastener
- mounting
- peripheral edge
- mounting surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 モールの段差や表面の色艶の違いをなくして
ウインドウ開口部周縁の外観を向上させることができる
ウインドウのモール取付構造を提供する。 【構成】 開口部3周縁の上辺部3a及び両側辺部3b
に対応する車体側取付面と同様のファスナ取付面25を
有するモール取付部材24を、該ファスナ取付面が車体
側取付面に連続する状態で開口部周縁の下辺部に取付け
た。これにより、モール取付用のファスナ20は開口部
周縁の全周に対して同一構造で車体に取付けることがで
きるので、ファスナは開口部周縁の略全周にわたって一
定断面で一体形成することができる。さらに、これに伴
って、モール21のファスナに対する取付けも全長にわ
たって同一構造でできるので、モールを開口部周縁の略
全周に対して一定断面で一体形成することができる。こ
のため、モールの表面は略全周にわたって段差がなくな
り、また表面の色や艶の差もなくなる。
ウインドウ開口部周縁の外観を向上させることができる
ウインドウのモール取付構造を提供する。 【構成】 開口部3周縁の上辺部3a及び両側辺部3b
に対応する車体側取付面と同様のファスナ取付面25を
有するモール取付部材24を、該ファスナ取付面が車体
側取付面に連続する状態で開口部周縁の下辺部に取付け
た。これにより、モール取付用のファスナ20は開口部
周縁の全周に対して同一構造で車体に取付けることがで
きるので、ファスナは開口部周縁の略全周にわたって一
定断面で一体形成することができる。さらに、これに伴
って、モール21のファスナに対する取付けも全長にわ
たって同一構造でできるので、モールを開口部周縁の略
全周に対して一定断面で一体形成することができる。こ
のため、モールの表面は略全周にわたって段差がなくな
り、また表面の色や艶の差もなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はウインドウのモール取
付構造に関するものである。
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のウインドウのモール取付構造とし
ては、例えば実開昭58−86716号公報に示される
ものや図7〜図9に示すようなものがある。図におい
て、1がリヤウインドウ(ウインドウ)であり、接着剤
2によって車体Mの開口部3に固着されている。そし
て、4がモールであり、開口部3の上辺部3a及び左右
の側辺部3b、3bに対応すべく全体C字状に一体形成
されている。このモール4は、後述するファスナ5と係
合する一対の脚部4a、4aと、リヤウインドウ1の端
部を押さえるための突起部4bとを有している。また、
7がロアモール(モール取付部材)であり、開口部3の
下辺部3cに対応するものであって、前述のモール4と
は別体となっている。このロアモール7は、所定形状の
金属板7bに表皮部材7cを一体押出成形により設けた
ものであり、その一端にリヤウインドウ1と密着するリ
ップ部7aを有し、他端が車体Mのリヤウエストパネル
11にビス8により固定される。一方、前記のファスナ
5は断面略J字状をしており、前述のモール4を取付け
るべく前記開口部3の上辺部3a及び左右両側辺部3
b、3bに対応する内壁(車体側取付面)9へ両面接着
テープ10にて取付けられている。そして、このファス
ナ5の爪部5aがモール4の一方の脚部4aと係合する
ことにより、モール4の浮き上がりが防止される。リヤ
ウインドウ1の周縁部は、このようにして取付けられた
モール4と、前述のロアモール7にて、全周が覆い隠さ
れることになる。なお、12はダム部材であり、接着剤
2が流れ出すのを防止している。そして、13はトラン
クリッドである。
ては、例えば実開昭58−86716号公報に示される
ものや図7〜図9に示すようなものがある。図におい
て、1がリヤウインドウ(ウインドウ)であり、接着剤
2によって車体Mの開口部3に固着されている。そし
て、4がモールであり、開口部3の上辺部3a及び左右
の側辺部3b、3bに対応すべく全体C字状に一体形成
されている。このモール4は、後述するファスナ5と係
合する一対の脚部4a、4aと、リヤウインドウ1の端
部を押さえるための突起部4bとを有している。また、
7がロアモール(モール取付部材)であり、開口部3の
下辺部3cに対応するものであって、前述のモール4と
は別体となっている。このロアモール7は、所定形状の
金属板7bに表皮部材7cを一体押出成形により設けた
ものであり、その一端にリヤウインドウ1と密着するリ
ップ部7aを有し、他端が車体Mのリヤウエストパネル
11にビス8により固定される。一方、前記のファスナ
5は断面略J字状をしており、前述のモール4を取付け
るべく前記開口部3の上辺部3a及び左右両側辺部3
b、3bに対応する内壁(車体側取付面)9へ両面接着
テープ10にて取付けられている。そして、このファス
ナ5の爪部5aがモール4の一方の脚部4aと係合する
ことにより、モール4の浮き上がりが防止される。リヤ
ウインドウ1の周縁部は、このようにして取付けられた
モール4と、前述のロアモール7にて、全周が覆い隠さ
れることになる。なお、12はダム部材であり、接着剤
2が流れ出すのを防止している。そして、13はトラン
クリッドである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、上辺部3a及び両側辺部3
b、3b用のモール4と、下辺部3c用のロアモール7
とが別体であり、それぞれ構造が違っているし、また車
体Mへの取付方法も違っている。このため、モール4と
ロアモール7の接続部分で段差等が生じて、外観を損な
うおそれがある。また、モール4とロアモール7とが別
個の部材であるため、表面の色や艶をあわせるための品
質管理用の検査治具を必要とし、更に、修正又は交換の
ための手段を必要とし、原価高騰の原因となる。
うな従来の技術にあっては、上辺部3a及び両側辺部3
b、3b用のモール4と、下辺部3c用のロアモール7
とが別体であり、それぞれ構造が違っているし、また車
体Mへの取付方法も違っている。このため、モール4と
ロアモール7の接続部分で段差等が生じて、外観を損な
うおそれがある。また、モール4とロアモール7とが別
個の部材であるため、表面の色や艶をあわせるための品
質管理用の検査治具を必要とし、更に、修正又は交換の
ための手段を必要とし、原価高騰の原因となる。
【0004】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、モールの段差や表面の色艶の
違いをなくしてウインドウ開口部周縁の外観を向上させ
ることができるウインドウのモール取付構造を提供する
ものである。
してなされたものであり、モールの段差や表面の色艶の
違いをなくしてウインドウ開口部周縁の外観を向上させ
ることができるウインドウのモール取付構造を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るウインド
ウのモール取付構造は、モール及び該モール取付用のフ
ァスナをウインドウ開口部周縁の略全周に対応して各々
一定断面で一体形成し、前記開口部周縁の上辺部及び左
右両側辺部に対応する車体側取付面と同様なファスナ取
付面を有するモール取付部材を、ファスナ取付面が車体
側取付面に連続する状態で開口部周縁の下辺部に取付
け、前記ファスナを、開口部周縁の上辺部及び両側辺部
に対しては車体側取付面に取付けると共に開口部周縁の
下辺部に対しては前記モール取付部材のファスナ取付面
に取付け、前記モールを、略全周にわたって前記ファス
ナに取付けたものである。
ウのモール取付構造は、モール及び該モール取付用のフ
ァスナをウインドウ開口部周縁の略全周に対応して各々
一定断面で一体形成し、前記開口部周縁の上辺部及び左
右両側辺部に対応する車体側取付面と同様なファスナ取
付面を有するモール取付部材を、ファスナ取付面が車体
側取付面に連続する状態で開口部周縁の下辺部に取付
け、前記ファスナを、開口部周縁の上辺部及び両側辺部
に対しては車体側取付面に取付けると共に開口部周縁の
下辺部に対しては前記モール取付部材のファスナ取付面
に取付け、前記モールを、略全周にわたって前記ファス
ナに取付けたものである。
【0006】
【作用】この発明に係るウインドウのモール取付構造に
よれば、開口部周縁の上辺部及び両側辺部に対応する車
体側取付面と同様のファスナ取付面を有するモール取付
部材を、該ファスナ取付面が車体側取付面に連続する状
態で開口部周縁の下辺部に取付けた。これにより、モー
ル取付用のファスナは開口部周縁の全周に対して同一構
造で車体に取付けることができるので、ファスナは開口
部周縁の略全周にわたって一定断面で一体形成すること
ができる。さらに、これに伴って、モールのファスナに
対する取付けも全長にわたって同一構造でできるので、
モールも開口部周縁の略全周に対して一定断面で一体形
成することができる。このため、モールの表面は略全周
にわたって段差がなくなり、また表面の色や艶の差もな
くなる。
よれば、開口部周縁の上辺部及び両側辺部に対応する車
体側取付面と同様のファスナ取付面を有するモール取付
部材を、該ファスナ取付面が車体側取付面に連続する状
態で開口部周縁の下辺部に取付けた。これにより、モー
ル取付用のファスナは開口部周縁の全周に対して同一構
造で車体に取付けることができるので、ファスナは開口
部周縁の略全周にわたって一定断面で一体形成すること
ができる。さらに、これに伴って、モールのファスナに
対する取付けも全長にわたって同一構造でできるので、
モールも開口部周縁の略全周に対して一定断面で一体形
成することができる。このため、モールの表面は略全周
にわたって段差がなくなり、また表面の色や艶の差もな
くなる。
【0007】
【実施例】以下この発明の好適な一実施例を図1〜図5
に基づいて説明する。ここで、従来例と共通する部分に
は同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
に基づいて説明する。ここで、従来例と共通する部分に
は同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0008】20がファスナであり、全長にわたって前
述した従来のファスナ5と同様の断面を有していてリヤ
ウインドウ(ウインドウ)1の開口部3の略全周に対し
て一定断面で一体に形成されており、その両端が開口部
3の下辺部3c中央に相当する位置に配されている。
述した従来のファスナ5と同様の断面を有していてリヤ
ウインドウ(ウインドウ)1の開口部3の略全周に対し
て一定断面で一体に形成されており、その両端が開口部
3の下辺部3c中央に相当する位置に配されている。
【0009】また、21がモールであり、開口部3の上
辺部3a及び側辺部3bに対する前述した従来のモール
4と同様の断面を有していて前記ファスナ20と同様に
リヤウインドウ1の開口部3の略全周に対して一定断面
で一体に形成されている。そして、開口部3の下辺部3
c中央に相当する位置に両端が位置するように配され
て、その両端間に調整用の隙間22が若干残されてい
る。なお、この隙間22は、モール21をファスナ20
に取付けた後に、カバー23にて覆い隠されるようにな
っている。
辺部3a及び側辺部3bに対する前述した従来のモール
4と同様の断面を有していて前記ファスナ20と同様に
リヤウインドウ1の開口部3の略全周に対して一定断面
で一体に形成されている。そして、開口部3の下辺部3
c中央に相当する位置に両端が位置するように配され
て、その両端間に調整用の隙間22が若干残されてい
る。なお、この隙間22は、モール21をファスナ20
に取付けた後に、カバー23にて覆い隠されるようにな
っている。
【0010】そして、24がロアモール(モール取付部
材)であり、開口部3の下辺部3cに対応するリヤウエ
ストパネル11に取付けられている。このロアモール2
4は、前側に該リヤウエストパネル11に対して略直立
したファスナ20用の取付面(ファスナ取付面)25を
有すると共に該取付面25の後側にはリヤウエストパネ
ル11に取付けるための取付部26を有する断面L字形
状をした金属板27の上面に、樹脂モールド部28を一
体押出成形により設けたものである。この樹脂モールド
部28は、前端部28aを取付面25の後面に、また底
板28bを取付部26の上面に一体化させており、底板
28bの後端部にはリヤウエストパネル11との隙間を
埋めるためのリップ28cが下向きに設けられている。
また、底板28bの前端からリップ28cの上端にかけ
て上に凸状態のカバー部28dが設けられている。そし
て、取付面25は、開口部3の上辺部3a及び両側辺部
3bに対するファスナ20取付用の内壁(車体側取付
面)9と同様の平面状をしていて、取付部26の左右両
側端から外側に向かって延長されている(図3参照)。
この延長部25aを内壁9に重ねることにより(図5参
照)取付面25と内壁9とを連続状態としてリヤウエス
トパネル11の上面にビス8にて取付けられるようにな
っているので、開口部周縁の全周にわたって同一構造の
ファスナ取付面が形成されることになる。
材)であり、開口部3の下辺部3cに対応するリヤウエ
ストパネル11に取付けられている。このロアモール2
4は、前側に該リヤウエストパネル11に対して略直立
したファスナ20用の取付面(ファスナ取付面)25を
有すると共に該取付面25の後側にはリヤウエストパネ
ル11に取付けるための取付部26を有する断面L字形
状をした金属板27の上面に、樹脂モールド部28を一
体押出成形により設けたものである。この樹脂モールド
部28は、前端部28aを取付面25の後面に、また底
板28bを取付部26の上面に一体化させており、底板
28bの後端部にはリヤウエストパネル11との隙間を
埋めるためのリップ28cが下向きに設けられている。
また、底板28bの前端からリップ28cの上端にかけ
て上に凸状態のカバー部28dが設けられている。そし
て、取付面25は、開口部3の上辺部3a及び両側辺部
3bに対するファスナ20取付用の内壁(車体側取付
面)9と同様の平面状をしていて、取付部26の左右両
側端から外側に向かって延長されている(図3参照)。
この延長部25aを内壁9に重ねることにより(図5参
照)取付面25と内壁9とを連続状態としてリヤウエス
トパネル11の上面にビス8にて取付けられるようにな
っているので、開口部周縁の全周にわたって同一構造の
ファスナ取付面が形成されることになる。
【0011】図6に別の実施例を示す。この実施例は、
内壁9の一部にロアモール24の延長部25aに対応す
る厚さ及び長さの凹部29を設け、この凹部29に前記
延長部25aを嵌めた状態でロアモール24を取付けた
ものである。これにより取付面25と内壁9を一層滑ら
かに連続させることができる。
内壁9の一部にロアモール24の延長部25aに対応す
る厚さ及び長さの凹部29を設け、この凹部29に前記
延長部25aを嵌めた状態でロアモール24を取付けた
ものである。これにより取付面25と内壁9を一層滑ら
かに連続させることができる。
【0012】このようなファスナ20及びモール21の
取付けは、ファスナ20を略全周にわたって内壁9及び
取付面25に両面接着テープ30にて取付け、このファ
スナ20の爪部20aと基部20bの間に、モール21
の脚部21a、21bのうち後側の脚部21bを押し込
んで、該後側の脚部21bに形成されている脱落防止用
の凹凸21cをファスナ20の爪部20aに係合させる
ことにより、モール21を略全周にわたってファスナ2
0に取付ける。そして、最後にモール21の隙間22を
カバー23により覆い隠す。
取付けは、ファスナ20を略全周にわたって内壁9及び
取付面25に両面接着テープ30にて取付け、このファ
スナ20の爪部20aと基部20bの間に、モール21
の脚部21a、21bのうち後側の脚部21bを押し込
んで、該後側の脚部21bに形成されている脱落防止用
の凹凸21cをファスナ20の爪部20aに係合させる
ことにより、モール21を略全周にわたってファスナ2
0に取付ける。そして、最後にモール21の隙間22を
カバー23により覆い隠す。
【0013】このようなウインドウのモール取付構造に
よれば、開口部周縁の全周にわたってファスナ取付面が
同じ構造となるので、ファスナ20は略全周に対して一
定断面で一体形成されて同一の取付構造となり、取付作
業面で有利である。これに伴い、モール21も略全周に
わたってファスナ20に対して同一構造で取付けること
ができ、モール21も全長にわたって一定断面で一体形
成することができるのでその表面は略全周にわたって段
差や色艶の差がなくなるし、両端部の隙間22をカバー
23にて覆っているので外観の面で有利となる。また、
ロアモール24を取付けているビス8は、カバー部28
dにより覆われて外部から見えないので一層外観が改善
される。さらに、ロアモール24のファスナ取付面25
を取付部26の左右両端から外側に延長して延長部25
aを設け、これを車体側取付部である内壁9に重ねてい
るため、ロアモール24の位置決めが容易である。
よれば、開口部周縁の全周にわたってファスナ取付面が
同じ構造となるので、ファスナ20は略全周に対して一
定断面で一体形成されて同一の取付構造となり、取付作
業面で有利である。これに伴い、モール21も略全周に
わたってファスナ20に対して同一構造で取付けること
ができ、モール21も全長にわたって一定断面で一体形
成することができるのでその表面は略全周にわたって段
差や色艶の差がなくなるし、両端部の隙間22をカバー
23にて覆っているので外観の面で有利となる。また、
ロアモール24を取付けているビス8は、カバー部28
dにより覆われて外部から見えないので一層外観が改善
される。さらに、ロアモール24のファスナ取付面25
を取付部26の左右両端から外側に延長して延長部25
aを設け、これを車体側取付部である内壁9に重ねてい
るため、ロアモール24の位置決めが容易である。
【0014】
【発明の効果】この発明に係るウインドウのモール取付
構造は、以上説明したように、開口部周縁の上辺部及び
両側辺部に対応する車体側取付面と同様のファスナ取付
面を有するモール取付部材を、該ファスナ取付面が車体
側取付面に連続する状態で開口部周縁の下辺部に取付け
た。これにより、モール取付用のファスナは開口部周縁
の全周に対して同一構造で車体に取付けることができる
ので、ファスナは開口部周縁の略全周にわたって一定断
面で一体形成することができる。このため、ファスナの
取付作業の面で有利である。さらに、これに伴って、モ
ールのファスナに対する取付けも全長にわたって同一構
造でできるので、モールも開口部周縁の略全周にわたっ
て一定断面で一体形成することができる。このため、モ
ールの表面は略全周にわたって段差がなくなり、また表
面の色や艶の差もなくなるので、外観の面で有利とな
る。
構造は、以上説明したように、開口部周縁の上辺部及び
両側辺部に対応する車体側取付面と同様のファスナ取付
面を有するモール取付部材を、該ファスナ取付面が車体
側取付面に連続する状態で開口部周縁の下辺部に取付け
た。これにより、モール取付用のファスナは開口部周縁
の全周に対して同一構造で車体に取付けることができる
ので、ファスナは開口部周縁の略全周にわたって一定断
面で一体形成することができる。このため、ファスナの
取付作業の面で有利である。さらに、これに伴って、モ
ールのファスナに対する取付けも全長にわたって同一構
造でできるので、モールも開口部周縁の略全周にわたっ
て一定断面で一体形成することができる。このため、モ
ールの表面は略全周にわたって段差がなくなり、また表
面の色や艶の差もなくなるので、外観の面で有利とな
る。
【0015】
【図1】本発明に係るウインドウのモール取付構造の一
実施例を示す分解組立図である。
実施例を示す分解組立図である。
【図2】図1中SA−SA線に沿った断面図である。
【図3】ロアモールの構造を示す部分斜視図である。
【図4】図1中DA部分を示す拡大図である。
【図5】車体側取付面とロアモールのファスナ取付面と
の連続状態を示す断面図である。
の連続状態を示す断面図である。
【図6】車体側取付面に凹部を形成した別の実施例にお
ける車体側取付面とロアモールのファスナ取付面との連
続状態を示す断面図である。
ける車体側取付面とロアモールのファスナ取付面との連
続状態を示す断面図である。
【図7】従来のウインドウのモール取付構造を示す斜視
図である。
図である。
【図8】図7中SB−SB線に沿った断面図である。
【図9】図7中SC−SC線に沿った断面図である。
1…リヤウインドウ(ウインドウ) 3…開口部 3a…上辺部 3b…側辺部 3c…下辺部 9…内壁(車体側取付面) 20…ファスナ 21…モール 24…ロアモール(モール取付部材) 25…取付面(ファスナ取付面)
Claims (2)
- 【請求項1】 モール及び該モール取付用のファスナを
ウインドウ開口部周縁の略全周に対応して各々一定断面
で一体形成し、 前記開口部周縁の上辺部及び左右両側辺部に対応する車
体側取付面と同様なファスナ取付面を有するモール取付
部材を、ファスナ取付面が車体側取付面に連続する状態
で開口部周縁の下辺部に取付け、 前記ファスナを、開口部周縁の上辺部及び両側辺部に対
しては車体側取付面に取付けると共に開口部周縁の下辺
部に対しては前記モール取付部材のファスナ取付面に取
付け、 前記モールを、略全周にわたって前記ファスナに取付け
たことを特徴とするウインドウのモール取付構造。 - 【請求項2】 モール取付部材の両端部に、外側に突出
した延長部を設け、この延長部を車体側取付面に重合し
た請求項1記載のウインドウのモール取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3211754A JP2745885B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ウインドウのモール取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3211754A JP2745885B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ウインドウのモール取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550853A true JPH0550853A (ja) | 1993-03-02 |
JP2745885B2 JP2745885B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=16611030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3211754A Expired - Lifetime JP2745885B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ウインドウのモール取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2745885B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01115915U (ja) * | 1988-01-30 | 1989-08-04 | ||
JPH01120414U (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-15 | ||
JP3040213U (ja) * | 1997-02-03 | 1997-08-15 | 康彦 浅見 | 分流弁 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP3211754A patent/JP2745885B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01115915U (ja) * | 1988-01-30 | 1989-08-04 | ||
JPH01120414U (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-15 | ||
JP3040213U (ja) * | 1997-02-03 | 1997-08-15 | 康彦 浅見 | 分流弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2745885B2 (ja) | 1998-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000142265A (ja) | 車両用パネル | |
JP2745885B2 (ja) | ウインドウのモール取付構造 | |
JP2969978B2 (ja) | ウインドウのモール取付構造 | |
US6189951B1 (en) | Structure for positioning weather strips | |
JP2699674B2 (ja) | ウインドウのモール取付構造 | |
JPH0413238Y2 (ja) | ||
JPH0346998Y2 (ja) | ||
JP2523939Y2 (ja) | 自動車のモール構造 | |
JPH02128616U (ja) | ||
JPH0133402Y2 (ja) | ||
JP2532501Y2 (ja) | 自動車のピラーガーニッシュ取付構造 | |
JPH0216921Y2 (ja) | ||
JPH0344045U (ja) | ||
JPH0440980Y2 (ja) | ||
JPS604829Y2 (ja) | ドアミラ−装着用パネルのシ−ル構造 | |
JP2847424B2 (ja) | 自動車用ウインドモールディング | |
JPH077209Y2 (ja) | 車両用ウインドモールディング | |
JPH0529167Y2 (ja) | ||
JPH0635716Y2 (ja) | クオータルーバ部取付構造 | |
JP2512009Y2 (ja) | 自動車のウインドウモ―ル取付構造 | |
JP2591896Y2 (ja) | 車両用窓装置 | |
JP2545671Y2 (ja) | 自動車のウィンドガラス取付構造 | |
JP2554688Y2 (ja) | 車両用バンパのカバー取付構造 | |
JP2847423B2 (ja) | 自動車用ウインドモールディング | |
JP3430863B2 (ja) | 自動車の伸縮式アシストグリップの取付構造 |