JP2591896Y2 - 車両用窓装置 - Google Patents
車両用窓装置Info
- Publication number
- JP2591896Y2 JP2591896Y2 JP1991004848U JP484891U JP2591896Y2 JP 2591896 Y2 JP2591896 Y2 JP 2591896Y2 JP 1991004848 U JP1991004848 U JP 1991004848U JP 484891 U JP484891 U JP 484891U JP 2591896 Y2 JP2591896 Y2 JP 2591896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- outer frame
- window device
- glass
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【０００１】
【０００２】
【産業上の利用分野】本考案は車両用窓装置に関するも
ので、バス等に利用される。
ので、バス等に利用される。
【０００３】
【従来の技術】従来、この種の車両用窓装置としては、
図４に示されるものが知られている。
図４に示されるものが知られている。
【０００４】これは、２枚のスライドガラス１（片方の
み図示）を引き違い可能に支持する外枠３と固定ガラス
４を固定保持するモール５とが別体で構成されており、
この外枠３とモール５は車両ボデー６への組付け時にお
いてビス７による車両ボデー６への共締めによりシール
部材８を介して連結されていた。
み図示）を引き違い可能に支持する外枠３と固定ガラス
４を固定保持するモール５とが別体で構成されており、
この外枠３とモール５は車両ボデー６への組付け時にお
いてビス７による車両ボデー６への共締めによりシール
部材８を介して連結されていた。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した車両
用窓装置であると、スライドガラス１，２を支持する外
枠３と固定ガラス４を保持するモール５とが別体で構成
されるため、窓装置の車両ボデー６への組付け時におい
て、外枠３及びモール５を車両ボデー６に対して位置決
めして両方を支持しながら組付けしなければならず、そ
の作業は大変面倒で工数のかかるものであつた。
用窓装置であると、スライドガラス１，２を支持する外
枠３と固定ガラス４を保持するモール５とが別体で構成
されるため、窓装置の車両ボデー６への組付け時におい
て、外枠３及びモール５を車両ボデー６に対して位置決
めして両方を支持しながら組付けしなければならず、そ
の作業は大変面倒で工数のかかるものであつた。
【０００６】故に、本考案は、組付け作業の簡素化を計
ることを、その技術的課題とするものである。
ることを、その技術的課題とするものである。
【０００７】
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本考案において講じた技術的手段は、２枚のス
ライドガラスが配設される開口部を形成し且つ前記スラ
イドガラスを引き違い摺動可能に支持するフランジ部が
前記開口部の全周に渡り形成された支持部と、固定ガラ
スが配設される開口部を形成し且つ前記固定ガラスを固
定保持する溝部が前記開口部の全周に渡り形成された保
持部とを有し、前記支持部のアッパ部分の外端に前記保
持部を一体に形成して前記保持部で車両ボデーの外面に
固定される外枠を構成した、ことである。
るために本考案において講じた技術的手段は、２枚のス
ライドガラスが配設される開口部を形成し且つ前記スラ
イドガラスを引き違い摺動可能に支持するフランジ部が
前記開口部の全周に渡り形成された支持部と、固定ガラ
スが配設される開口部を形成し且つ前記固定ガラスを固
定保持する溝部が前記開口部の全周に渡り形成された保
持部とを有し、前記支持部のアッパ部分の外端に前記保
持部を一体に形成して前記保持部で車両ボデーの外面に
固定される外枠を構成した、ことである。
【０００９】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。窓装置
の車両ボデーへの組付けは、外枠のみを車両ボデーに対
して位置決めして支持しながら組付けし得る。これによ
り、組付け作業が簡素化される。
の車両ボデーへの組付けは、外枠のみを車両ボデーに対
して位置決めして支持しながら組付けし得る。これによ
り、組付け作業が簡素化される。
【００１０】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１１】図１ないし図３に示されるように、車両ボ
デー１０には車両上下方向（図１示上下方向）において
対となる開口部１１，１２が車両前後方向（図１示左右
方向）に複数個形成されている。この開口部１２には外
枠１３を介して２枚のスライドガラス１４が配設されて
おり、開口部１１には外枠１３を介して固定ガラス１６
が配設されている。
デー１０には車両上下方向（図１示上下方向）において
対となる開口部１１，１２が車両前後方向（図１示左右
方向）に複数個形成されている。この開口部１２には外
枠１３を介して２枚のスライドガラス１４が配設されて
おり、開口部１１には外枠１３を介して固定ガラス１６
が配設されている。
【００１２】外枠１３は、開口部１１周りに位置し車両
ボデー１０の開口部１１内周縁１０ａに沿う支持部１７
と開口部１２周りに位置し車両ボデー１０の外面１０ｂ
に沿う保持部１８とが一体成形されてなる。
ボデー１０の開口部１１内周縁１０ａに沿う支持部１７
と開口部１２周りに位置し車両ボデー１０の外面１０ｂ
に沿う保持部１８とが一体成形されてなる。
【００１３】支持部１７には車両室内外方向（図２示左
右方向）において対のフランジ部１９が開口部１２の全
周に渡り形成されている。スライドガラス１４の周縁に
はチヤンネル部材２０がシール部材２１を介して固着さ
れており、スライドガラス１４はこのチヤンネル部材２
０に嵌合装着されたラン部材２２を介してフランジ部１
９に夫々引き違い摺動可能に支持されている。尚、スラ
イドガラス１４の左右縁及び上下縁に位置するラン部材
２２はスライドガラス１４の室外側面と密着するリツプ
部を有すると共に植毛が施されている。
右方向）において対のフランジ部１９が開口部１２の全
周に渡り形成されている。スライドガラス１４の周縁に
はチヤンネル部材２０がシール部材２１を介して固着さ
れており、スライドガラス１４はこのチヤンネル部材２
０に嵌合装着されたラン部材２２を介してフランジ部１
９に夫々引き違い摺動可能に支持されている。尚、スラ
イドガラス１４の左右縁及び上下縁に位置するラン部材
２２はスライドガラス１４の室外側面と密着するリツプ
部を有すると共に植毛が施されている。
【００１４】保持部１８には断面略Ｕ字状の溝部２３が
開口部１１の全周に渡り成形されている。この溝部２３
にはシール部材２４を介して固定ガラス１６が固定され
ている。
開口部１１の全周に渡り成形されている。この溝部２３
にはシール部材２４を介して固定ガラス１６が固定され
ている。
【００１５】尚、外枠１３は開口部１２の上縁に位置し
支持部１９及び保持部１８が形成されたアツパ部分と開
口部１２の両側縁に位置し支持部１９が形成されたサイ
ド部分と開口部１２の下部に位置し支持部１９が形成さ
れたロア部分とに分離して構成されておりビス２５にて
一体とされている。
支持部１９及び保持部１８が形成されたアツパ部分と開
口部１２の両側縁に位置し支持部１９が形成されたサイ
ド部分と開口部１２の下部に位置し支持部１９が形成さ
れたロア部分とに分離して構成されておりビス２５にて
一体とされている。
【００１６】上記した構成の窓装置は以下のように固定
される。
される。
【００１７】外枠１３は台座２６によつて固定ガラス１
６が開口部１１とスライドガラス１４が開口部１２と夫
々合致するように上下方向の位置調整がなされ、ビス２
７により車両ボデー１０に固定される。尚、このビス２
７は外枠１３に保持されたカバー２８により被覆され外
側からは露呈しないようになつており、外枠１３の支持
部１７は室内側より化粧プレート２９により被覆されて
露呈しないようになつている。
６が開口部１１とスライドガラス１４が開口部１２と夫
々合致するように上下方向の位置調整がなされ、ビス２
７により車両ボデー１０に固定される。尚、このビス２
７は外枠１３に保持されたカバー２８により被覆され外
側からは露呈しないようになつており、外枠１３の支持
部１７は室内側より化粧プレート２９により被覆されて
露呈しないようになつている。
【００１８】上記したように、固定ガラス１６を保持す
る保持部１８がスライドガラス１４を支持する支持部１
７と共に外枠１３にて一体に形成されている。このた
め、窓装置の車両ボデー１０への組付けを外枠１３のみ
の支持によつて行うことができる。これにより、組付け
作業が簡素化され、組付け工数を大幅に低減することが
できる。又、支持部１７と保持部１８との間にシール部
材を必要とせず、部品点数を削減することができると共
に支持部１７と保持部１８との間のシール性しいては窓
装置と車両ボデー１０との間のシール性を向上させるこ
とができる。
る保持部１８がスライドガラス１４を支持する支持部１
７と共に外枠１３にて一体に形成されている。このた
め、窓装置の車両ボデー１０への組付けを外枠１３のみ
の支持によつて行うことができる。これにより、組付け
作業が簡素化され、組付け工数を大幅に低減することが
できる。又、支持部１７と保持部１８との間にシール部
材を必要とせず、部品点数を削減することができると共
に支持部１７と保持部１８との間のシール性しいては窓
装置と車両ボデー１０との間のシール性を向上させるこ
とができる。
【００１９】
【考案の効果】本考案によれば、支持部のアッパ部分の
外端に保持部を一体に形成して保持部で車両ボデーの外
面に固定される外枠を構成したので、窓装置の車両ボデ
ーへの組付けを外枠のみの支持によって行うことがで
き、これにより、組付け作業が簡素化され、組付け工数
を大幅に低減することができる。又、支持部と保持部と
の間にシール部材を必要とせず、部品点数を削減するこ
とができると共に支持部と保持部との間のシール性しい
ては窓装置と車両ボデーとの間のシール性を向上させる
ことができる。更に、窓装置の剛性を車両ボデーで確保
することができ、窓装置の大型化を成すことができる。
その上、固定ガラスを車両ボデーに対して略面一に配す
ることができ、見栄えを良くし、風切り音を低減するこ
とができる。
外端に保持部を一体に形成して保持部で車両ボデーの外
面に固定される外枠を構成したので、窓装置の車両ボデ
ーへの組付けを外枠のみの支持によって行うことがで
き、これにより、組付け作業が簡素化され、組付け工数
を大幅に低減することができる。又、支持部と保持部と
の間にシール部材を必要とせず、部品点数を削減するこ
とができると共に支持部と保持部との間のシール性しい
ては窓装置と車両ボデーとの間のシール性を向上させる
ことができる。更に、窓装置の剛性を車両ボデーで確保
することができ、窓装置の大型化を成すことができる。
その上、固定ガラスを車両ボデーに対して略面一に配す
ることができ、見栄えを良くし、風切り音を低減するこ
とができる。
【００２０】
【００２１】
【００２２】
【図１】本考案に係る窓装置の平面図である。
【図２】図１に示されるＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１に示されるＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】従来の窓装置の図２に相当する部分断面図であ
る。
る。
１３ 外枠 １４ スライドガラス １６ 固定ガラス １７ 支持部 １８ 保持部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−47729（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−64117（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−95772（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60J 1/00 - 1/20
Claims (1)
- 【請求項１】２枚のスライドガラスが配設される開口部
を形成し且つ前記スライドガラスを引き違い摺動可能に
支持するフランジ部が前記開口部の全周に渡り形成され
た支持部と、固定ガラスが配設される開口部を形成し且
つ前記固定ガラスを固定保持する溝部が前記開口部の全
周に渡り形成された保持部とを有し、前記支持部のアッ
パ部分の外端に前記保持部を一体に形成して前記保持部
で車両ボデーの外面に固定される外枠を構成することを
特徴する車両用窓装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991004848U JP2591896Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 車両用窓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991004848U JP2591896Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 車両用窓装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04100911U JPH04100911U (ja) | 1992-09-01 |
| JP2591896Y2 true JP2591896Y2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=31734971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991004848U Expired - Lifetime JP2591896Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 車両用窓装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591896Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5725980Y2 (ja) * | 1977-09-09 | 1982-06-05 | ||
| JPS6064117U (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-07 | アルナエ機株式会社 | 車輌用側窓 |
| JPH0740065Y2 (ja) * | 1989-01-17 | 1995-09-13 | ダイハツ工業株式会社 | グローブドアロックの構造 |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP1991004848U patent/JP2591896Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04100911U (ja) | 1992-09-01 |
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