JPH0529167Y2 - - Google Patents

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JPH0529167Y2
JPH0529167Y2 JP1987011706U JP1170687U JPH0529167Y2 JP H0529167 Y2 JPH0529167 Y2 JP H0529167Y2 JP 1987011706 U JP1987011706 U JP 1987011706U JP 1170687 U JP1170687 U JP 1170687U JP H0529167 Y2 JPH0529167 Y2 JP H0529167Y2
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bumper
ace
boss
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wall thickness
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、樹脂製のバンパフエースを備えた車
両のバンパ装置に関する。
(従来技術) 樹脂材料にて型成形されたバンパフエースに、
例えば各種の装飾部品を取付ける場合、従来で
は、バンパフエースの裏面にボス部を一体に型成
形し、このボス部の先端面に装飾部品をねじ等で
固定することが行なわれている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、バンパフエースは略一定の肉厚に成
形されているので、このバンパフエースの裏面に
ボス部を突設すると、バンパフエースの肉厚がボ
ス部の突出基部の辺りで急激に増加する。このた
め、バンパフエースの型成形時において、溶融し
た樹脂材料が凝固する際、ボス部の突出基部周辺
とそれ以外の部分とで肉厚差に基づく凝固時間の
ばらつきが発生し、バンパフエースの表面に引け
と称する窪みが生じるという問題があつた。
本考案はこのような事情にもとづいてなされた
もので、バンパフエースの表面に引けが生じるの
を防止でき、外観が向上するとともに、格別な修
正作業を要しない車両のバンパ装置の提供を目的
とする。
〔考案の構成〕
(考案が解決しようとする問題点) 上記目的を達成するため、本考案のバンパ装置
は、樹脂材料にて型成形されたバンパフエースの
裏面に、このバンパフエースの肉厚が厚くなるよ
う取付用のボス部を一体に突設させ、このボス部
の突出基部の周囲に上記バンパフエースの肉厚を
減じる凹部を設けたことを特徴としている。
(作用) この構成によれば、ボス部の突出基部の周囲は
肉厚が減じられているので、ボス部の存在によつ
てバンパフエースの肉厚が部分的に増しているに
も拘らず、このバンパフエースの型成形時に、溶
融した樹脂材料が凝固する時間が略一定となる。
このため、ボス部回りの肉厚差に基づく凝固時
間のばらつきが解消され、バンパフエースに引け
が発生するのを防止できる。
(実施例) 以下本考案を、図面に示す一実施例にもとづい
て説明する。
第4図中符号1は乗用車の車体を示し、この車
体1の前端部にはバンパ2が設けられている。こ
のバンパ2の外郭を構成するバンパフエース3
は、合成樹脂材料にて型成形され、本実施例の場
合、バンパフエース3の下部には下向きに延びる
整流用のスカート部4が一体に設けられている。
このようなバンパフエース3は、スカート部4
を含めて全体が略一定の肉厚に成形されており、
その前面3a(表面)の中央部には、空気取入れ
用の開口部5が形成されている。そして、バンパ
フエース3の裏面3bには、開口部5の周囲に位
置して、複数個のボス部6…が型成形時に一体に
突設されており、これらボス部6…の先端面に、
例えば開口部5を覆うネツト状の装飾部品7が、
ねじ8を介して締付け固定されている。
また、バンパフエース3の裏面3bには、ボス
部6…の突出基端回りに位置して、リング状の凹
部9が形成されており、この凹部9によりバンパ
フエース3の肉厚がボス部6…の突出基端回りに
おいて減じられている。
このような構成によれば、バンパフエース3の
裏面3bに、装飾部品7をねじ止めするためのボ
ス部6…を突設するに当つて、このボス部6…の
突出基部の周囲に、バンパフエース3の肉厚を減
じる凹部9を形成したので、上記ボス部6…の存
在によつてバンパフエース3の肉厚が部分的に増
しているにも拘らず、このバンパフエース3の型
成形時に、溶融した樹脂材料が凝固する時間が略
一定となり、ボス部6…の周辺部での凝固時間の
ばらつきが解消される。
したがつて、バンパフエース3の前面3aに引
けが発生するのを未然に防止でき、外観が向上す
るとともに、この前面3aの修正作業も不要とな
る。
なお、本考案に係るバンパ装置は、車体の前部
に取付けるフロントバンパに限らず、車体の後部
に取付けるリヤバンパであつても良い。
また、ボス部は装飾部品を取付けるものに限ら
ず、例えばバンパフエース自体を車体側に連結す
るブラケツトして利用しても良い。
(考案の効果) 以上詳述した本考案によれば、バンパフエース
の表面に引けが生じるのを防止でき、このバンパ
フエースの外観が向上するとともに、表面の修正
作業も不要となる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は第4
図中−線に沿う断面図、第2図はボス部回り
の断面図、第3図はボス部回りの平面図、第4図
は乗用車の正面図である。 3……バンパフエース、6……ボス部、9……
凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 樹脂材料にて型成形されたバンパフエースの裏
    面に、このバンパフエースの肉厚が厚くなるよう
    取付用のボス部を一体に突設させ、 このボス部の突出基部の周囲に上記バンパフエ
    ースの肉厚を減じる凹部を設けたことを特徴とす
    る車両のバンパ装置。
JP1987011706U 1987-01-29 1987-01-29 Expired - Lifetime JPH0529167Y2 (ja)

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JP1987011706U JPH0529167Y2 (ja) 1987-01-29 1987-01-29

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JPS63119459U JPS63119459U (ja) 1988-08-02
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6082465A (ja) * 1983-10-14 1985-05-10 Nissan Motor Co Ltd バンパサイド取付部構造
JPS612915B2 (ja) * 1980-11-04 1986-01-28 Kogyo Gijutsuin

Family Cites Families (3)

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JPS59139447U (ja) * 1983-03-09 1984-09-18 いすゞ自動車株式会社 自動車用樹脂バンパ
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JPS63119459U (ja) 1988-08-02

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