JPH06264910A - プレセットボルト - Google Patents
プレセットボルトInfo
- Publication number
- JPH06264910A JPH06264910A JP5080193A JP5080193A JPH06264910A JP H06264910 A JPH06264910 A JP H06264910A JP 5080193 A JP5080193 A JP 5080193A JP 5080193 A JP5080193 A JP 5080193A JP H06264910 A JPH06264910 A JP H06264910A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- preset
- present
- fixed
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部材のボルト孔に容易に固定してプリセット
でき、一度セットすれば外れにくいプレセットボルトを
提供する。 【構成】 部材1のボルト孔を貫通してネジ部10を突
出させた状態で部材1に固定される。部材1をボルト頭
部の底面と挟持するための挟持部12を軸部に設けるこ
とにより、ハンマー等で叩き込むことにより容易にプレ
セットすることができる。
でき、一度セットすれば外れにくいプレセットボルトを
提供する。 【構成】 部材1のボルト孔を貫通してネジ部10を突
出させた状態で部材1に固定される。部材1をボルト頭
部の底面と挟持するための挟持部12を軸部に設けるこ
とにより、ハンマー等で叩き込むことにより容易にプレ
セットすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボルトに関し、さらに
詳しくは部材に予めセットされるプレセットボルトに関
するものである。
詳しくは部材に予めセットされるプレセットボルトに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】部材相互をボルト接合する場合、一方の
部材が閉断面を形成し、その内部からネジ部を突出させ
てボルト・ナット接合することがある。この場合、従来
ボルト頭部を閉断面内部に溶接するか、あるいは露出し
たネジ部に止め輪を嵌着することによりボルトを固定し
ていた。
部材が閉断面を形成し、その内部からネジ部を突出させ
てボルト・ナット接合することがある。この場合、従来
ボルト頭部を閉断面内部に溶接するか、あるいは露出し
たネジ部に止め輪を嵌着することによりボルトを固定し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】溶接により固定する方
法では、製作に手間がかかる上に、荷姿が悪いという問
題があった。また、止め輪による方法では、セットする
のに手間がかかる、強い力が加わると止め輪が外れると
いった問題があった。以上の点に鑑み、本発明はボルト
孔に容易に固定してプリセットでき、一度セットすれば
外れにくいプレセットボルトを提供することを課題とす
る。
法では、製作に手間がかかる上に、荷姿が悪いという問
題があった。また、止め輪による方法では、セットする
のに手間がかかる、強い力が加わると止め輪が外れると
いった問題があった。以上の点に鑑み、本発明はボルト
孔に容易に固定してプリセットでき、一度セットすれば
外れにくいプレセットボルトを提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決するために
本発明は、第1の部材のボルト孔を貫通してネジ部を突
出させた状態で該第1の部材に固定され、前記第1の部
材と第2の部材をボルト・ナット接合するためのプレセ
ットボルトにおいて、前記第1の部材をボルト頭部の底
面と挟持するための挟持部を前記ネジ部が形成された軸
部に設けたことを特徴とするプレセットボルトである。
本発明は、第1の部材のボルト孔を貫通してネジ部を突
出させた状態で該第1の部材に固定され、前記第1の部
材と第2の部材をボルト・ナット接合するためのプレセ
ットボルトにおいて、前記第1の部材をボルト頭部の底
面と挟持するための挟持部を前記ネジ部が形成された軸
部に設けたことを特徴とするプレセットボルトである。
【0005】
【作用】本発明によれば、ハンマー等で叩き込むことに
より容易にプレセットすることができ、一度セットする
と外れにくくなる。
より容易にプレセットすることができ、一度セットする
と外れにくくなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は、本発明のプレセットボルトの実施例を示す
図である。図において、11はボルト頭部、13は軸部
である。軸部13の先端にはネジ部10が形成され、ボ
ルト頭部11から所定の間隔を以て挟持部12が貫通方
向に対し円錐型に形成されている。上述の間隔はプレセ
ットされる部材の厚さとほぼ一致するようにしてもよい
が、座金等で調整できる間隔でもよい。また、挟持部1
2は部分的に突起が形成されたものでもよい。但し、挟
持部12の外径はプレセットされる部材のボルト孔の径
よりも大きいものとされる。図3は、本発明の他の実施
例を示す図であり、本実施例の挟持部は突起13が円弧
状に形成されている。
る。図1は、本発明のプレセットボルトの実施例を示す
図である。図において、11はボルト頭部、13は軸部
である。軸部13の先端にはネジ部10が形成され、ボ
ルト頭部11から所定の間隔を以て挟持部12が貫通方
向に対し円錐型に形成されている。上述の間隔はプレセ
ットされる部材の厚さとほぼ一致するようにしてもよい
が、座金等で調整できる間隔でもよい。また、挟持部1
2は部分的に突起が形成されたものでもよい。但し、挟
持部12の外径はプレセットされる部材のボルト孔の径
よりも大きいものとされる。図3は、本発明の他の実施
例を示す図であり、本実施例の挟持部は突起13が円弧
状に形成されている。
【0007】図2は、上記プレセットボルトを部材1に
貫通した状態を示した図である。プレセットボルトはハ
ンマー等で叩き込むことにより部材1にプレセットする
ことができる。そして、挟持部12が部材2のボルト孔
により係止されることにより、プレセットボルト1は外
れないようになされている。このようにしてボルトがプ
リセットされた部材1は、部材2と接合され、ナット3
にボルト・ナット接合される。
貫通した状態を示した図である。プレセットボルトはハ
ンマー等で叩き込むことにより部材1にプレセットする
ことができる。そして、挟持部12が部材2のボルト孔
により係止されることにより、プレセットボルト1は外
れないようになされている。このようにしてボルトがプ
リセットされた部材1は、部材2と接合され、ナット3
にボルト・ナット接合される。
【0008】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ボルト
の軸部の周囲に挟持部を設けたため、容易にボルトを部
材のボルト孔にセットすることができ、セットしたのち
には外れにくいという効果を奏する。
の軸部の周囲に挟持部を設けたため、容易にボルトを部
材のボルト孔にセットすることができ、セットしたのち
には外れにくいという効果を奏する。
【図1】本発明のプレセットボルトの実施例を示す図で
ある。
ある。
【図2】本発明のプレセットボルトを部材にセットした
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図3】本発明のプレセットボルトの他の実施例を示す
図である。
図である。
1、2 部材 3 ナット 10 ネジ部 11 ボルト頭部 12 挟持部
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の部材のボルト孔を貫通してネジ部
を突出させた状態で該第1の部材に固定され、前記第1
の部材と第2の部材をボルト・ナット接合するためのプ
レセットボルトにおいて、 前記第1の部材をボルト頭部の底面と挟持するための挟
持部を前記ネジ部が形成された軸部に設けたことを特徴
とするプレセットボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5080193A JPH06264910A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | プレセットボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5080193A JPH06264910A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | プレセットボルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264910A true JPH06264910A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12868885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5080193A Withdrawn JPH06264910A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | プレセットボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06264910A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030086869A (ko) * | 2002-05-07 | 2003-11-12 | 한국항공우주산업 주식회사 | 마모 방지용 연결수단 |
JP2011043233A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Kobe Steel Ltd | スタッドボルト及びスタッドボルトを備えた構造体 |
WO2015151567A1 (ja) * | 2014-03-31 | 2015-10-08 | キョーラク株式会社 | ねじ部材、締結構造及びソーラパネル用フロートの連結構造 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP5080193A patent/JPH06264910A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030086869A (ko) * | 2002-05-07 | 2003-11-12 | 한국항공우주산업 주식회사 | 마모 방지용 연결수단 |
JP2011043233A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Kobe Steel Ltd | スタッドボルト及びスタッドボルトを備えた構造体 |
WO2015151567A1 (ja) * | 2014-03-31 | 2015-10-08 | キョーラク株式会社 | ねじ部材、締結構造及びソーラパネル用フロートの連結構造 |
JPWO2015151567A1 (ja) * | 2014-03-31 | 2017-04-13 | キョーラク株式会社 | ねじ部材、締結構造及びソーラパネル用フロートの連結構造 |
US10520008B2 (en) | 2014-03-31 | 2019-12-31 | Kyoraku Co., Ltd. | Screw member, fastening structure, and connection structure for solar panel float |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |