JP3301435B1 - ボルト接合構造、及びこの接合構造に用いるボルト部品 - Google Patents

ボルト接合構造、及びこの接合構造に用いるボルト部品

Info

Publication number
JP3301435B1
JP3301435B1 JP2001064048A JP2001064048A JP3301435B1 JP 3301435 B1 JP3301435 B1 JP 3301435B1 JP 2001064048 A JP2001064048 A JP 2001064048A JP 2001064048 A JP2001064048 A JP 2001064048A JP 3301435 B1 JP3301435 B1 JP 3301435B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
steel pipe
screw hole
fixing
steel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001064048A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002266425A (ja
Inventor
博信 黒田
Original Assignee
博信 黒田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 博信 黒田 filed Critical 博信 黒田
Priority to JP2001064048A priority Critical patent/JP3301435B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3301435B1 publication Critical patent/JP3301435B1/ja
Publication of JP2002266425A publication Critical patent/JP2002266425A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 鋼管の強度低下を招くことなく省力的かつ正
確に鋼材の接合作業を行なうことができるボルト接合構
造とこの接合構造に用いるボルト部品を提供すること。 【解決手段】 予めネジ孔21にボルト部品3を螺着して
おいた固定部品2を、鋼管1の外側から固定ネジ孔10に
ねじ込んで鍔部22を鋼管1の外面に掛止せしめ、次い
で、ボルト部品3の雄ネジ部32を鋼管1の外側へ突出さ
せて、このボルト部品3の雄ネジ部32を鋼材Sの止着孔
に通してナット部品4を螺合し、破断ピンテール33が破
断するまでナット部品4を締め付けることによって、鋼
管1と鋼材Sとを接合するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルト接合構造、
及びこの接合構造に用いるボルト部品に関し、例えば、
鋼管柱と鉄骨梁とを接合するボルト接合構造とこの接合
構造に用いるボルト部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼管柱にH形鋼等の鉄骨梁を接合
する方法としては、鋼管柱の梁接合部に水平ダイヤフラ
ムを介在させ、この水平ダイヤフラムに鉄骨梁を溶接接
合するのが一般的である。しかし、この方法は、多くの
切断・溶接工程が必要で手間が掛かるうえに、作業者の
技量に負うところが大きく精度確保が困難である問題が
あった。
【0003】そこで、現在までに、溶接作業を必要とし
ない柱接合方法として、鋼管柱の梁接合部分に補強部品
を内装し、この補強部品を利用して鉄骨梁をボルト接合
する方法が提案されている(特開平5-263468号、特開平
11−324226号公報等参照)。しかしながら、この方法
は、鋼管柱内に補強部品を挿入し、そして、この補強部
品を梁接合部に確実に固定する作業に手間が掛かり、精
度の確保が困難であることに変わりはなく、しかも、こ
の補強部品に梁材をボルト接合する際に、鋼管柱の内側
の手の届かない場所においては、高価なワンサイドボル
トを使用せざるを得ず、また、通常の高力ボルトを使用
する場合には、鋼管柱の強度を犠牲にして鋼管柱に手を
差し入れるための開口部を設けなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の鋼管
柱の接合構造に上記のような難点があったことに鑑みて
為されたもので、鋼管の強度低下を招くことなく省力的
かつ正確に鋼材の接合作業を行うことができるボルト接
合構造とこの接合構造に用いるボルト部品を提供するこ
とを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、鋼管1に鋼材Sを接合するボルト接合構
造であって、鋼材Sを接合すべき部位に固定ネジ孔10が
開設された鋼管1と;軸心にネジ孔21を備え、外周部に
前記固定ネジ孔10に螺合可能な固定雄ネジ20が形成され
ていると共に、後端側には前記鋼管1の外面に掛止可能
な鍔部22が形成された固定部品2と;この固定部品2の
ネジ孔21に螺合可能な雄ネジ部32を備え、ボルト頭部30
が前記鋼管1の固定ネジ孔10に挿通可能なように固定ネ
ジ孔10より小さく形成されたトルシア形ボルト部材であ
って、ボルト軸部には、先端に掛合部34が形成された破
断ピンテール33を備えていると共に、ボルト頭部側の非
ネジ部31の径が前記雄ネジ部32のネジ谷径より小さく形
成されて成るボルト部品3と;このボルト部品3の雄ネ
ジ部32に螺合可能なナット部品4と;から構成されてお
り、予め前記ボルト部品3を固定部品2のネジ孔21に鍔
部22の反対側から螺着しておき、このボルト部品3の頭
部30を鋼管1の外側から固定ネジ孔10へ挿通して固定部
品2の固定雄ネジ20を鋼管1の外側から固定ネジ孔10に
ねじ込むことにより固定部品2の鍔部22を鋼管1の外面
に掛止させると共にボルト部品3の頭部30を鋼管1の内
側に位置させ、次いで、掛合部34を利用してボルト部品
3を螺進させることによりボルト部品3の雄ネジ部32と
固定部品2のネジ孔21との螺合を外して、ボルト部品3
が非ネジ部31で空回り可能な状態で当該ボルト部品3の
雄ネジ部32を鋼管1の外側へ突出させ、然る後、このボ
ルト部品3の雄ネジ部32を鋼材Sの止着孔に通してナッ
ト部品4を螺合し、破断ピンテール33が破断するまでナ
ット部品4を締め付けることによって鋼管1と鋼材Sと
を接合するという技術的手段を採用した。
【0006】また、本発明は上記課題を解決するため
に、鋼材Sを接合すべき部位に固定ネジ孔10が開設され
た鋼管1と;軸心にネジ孔21を備え、外周部に前記固定
ネジ孔10に螺合可能な固定雄ネジ20が形成されていると
共に、後端側には前記鋼管1の外面に掛止可能な鍔部22
が形成された固定部品2と;から構成されるボルト接合
構造に用いるトルシア形ボルト部品3であって、ボルト
頭部30が前記鋼管1の固定ネジ孔10に挿通可能なように
固定ネジ孔10より小さく形成されており、ボルト軸部に
は、前記固定部品2のネジ孔21に螺合可能な雄ネジ部32
を備えていると共に、先端に掛合部34が形成された破断
ピンテール33を備え、そして、ボルト頭部側の非ネジ部
31の径が前記雄ネジ部32のネジ谷径より小さく形成され
ており、このボルト部品3を予め固定部品2のネジ孔21
に鍔部22の反対側から螺着しておき、ボルト部品3の頭
部30を鋼管1の外側から固定ネジ孔10へ挿通して固定部
品2の固定雄ネジ20を鋼管1の外側から固定ネジ孔10に
ねじ込むことにより固定部品2の鍔部22を鋼管1の外面
に掛止させると共にボルト部品3の頭部30を鋼管1の内
側に位置させ、次いで、掛合部34を利用してボルト部品
3を螺進させることによりボルト部品3の雄ネジ部32と
固定部品2のネジ孔21との螺合を外して、ボルト部品3
が非ネジ部31で空回り可能な状態で当該ボルト部品3の
雄ネジ部32を鋼管1の外側へ突出させ、然る後、このボ
ルト部品3の雄ネジ部32を鋼材Sの止着孔に通してナッ
ト部品4を螺合し、破断ピンテール33が破断するまでナ
ット部品4を締め付けることによって鋼管1と鋼材Sと
を接合するという技術的手段を採用した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す第
一実施形態〜第三実施形態に基づいて詳しく説明する。
なお、図1は本発明に係る第一実施形態のボルト接合構
造の部分縦断面図、図2は同接合構造の部分横断面図、
図3〜図8は同接合構造の組立工程を示す部分拡大縦断
面図、図9は同接合構造の実施変形例の組立工程を示す
部分拡大縦断面図である。また、図10〜図15は本発明に
係る第二実施形態のボルト接合構造の組立工程を示す部
分拡大縦断面図である。また、図16〜図22は本発明に係
る第三実施形態のボルト接合構造の組立工程を示す部分
拡大縦断面図である。
【0008】『第一実施形態』 本実施形態は、図1〜図8に示すように、鋼管1たる鋼
管柱と鋼材SたるH形鋼製の鉄骨梁とをボルト接合する
ものである。
【0009】図中、符号1で指示するものは角形鋼管で
あり、この鋼管1の管壁における鋼材Sを接合すべき部
位には複数の固定ネジ孔10・10…が開設されている。
【0010】図中、符号2で指示するものは上記鋼管1
の固定ネジ孔10・10…に固定されるべき固定部品であ
り、この固定部品2は軸心にネジ孔21を備え、外周部に
当該鋼管1の固定ネジ孔10に螺合可能な固定雄ネジ20が
形成されていると共に後端側には鋼管1の外面に掛止可
能な鍔部22が形成されている。また、本実施形態では、
固定部品2のネジ孔21の後端開口部分に、六角孔形状の
掛合凹部23が形成されており、図3及び図4に示すよう
に、この掛合凹部23に六角レンチWを差し込んで回転さ
せることによって固定部品2を鋼管1の外側から鋼管1
の固定ネジ孔10にねじ込むことができるようになってい
る。
【0011】なお、この掛合凹部23は、鋼管1の外側か
ら固定部品2を回転操作できさえすれば、種々の設計変
更が可能であり、例えば、この掛合凹部23を−溝形状や
+溝形状に形成しても良く、また、鍔部22の後端面に偏
心させて設けた複数の小孔を掛合凹部23としても良い。
更にまた、この掛合凹部23を設ける代わりに、鍔部22の
外周縁を六角形状等の角形に形成し、この角形の鍔部22
にスパナ等を嵌めて固定部品2を回転させるようにして
も良い。鍔部22の外周径を大きくして、鋼材Sと鋼管1
の当接面積を大きくし、摩擦接合面積を増やしても良
い。
【0012】図中、符号3で指示するものは、上記固定
部品2のネジ孔21に螺合可能な雄ネジ部32を備え、ボル
ト頭部30が前記鋼管1の固定ネジ孔10に挿通可能なよう
に固定ネジ孔10よりも小さく形成されたトルシア形ボル
ト部材であり、そのボルト軸部には、先端に掛合部34が
形成された破断ピンテール33を備えていると共に、ボル
ト頭部30側の非ネジ部31の径が雄ネジ部32のネジ谷径よ
り小さく形成されている。本実施形態では破断ピンテー
ル33の先端の掛合部34が六角孔形状に形成されており、
図5に示すように、この掛合部34に六角レンチXを差し
込んで回転させることによって、ネジ孔21に螺着したボ
ルト部品3を鋼管1の外側から操作して螺進させること
ができるようになっている。
【0013】なお、この掛合部34は、鋼管1の外側から
ボルト部品3を回転操作できさえすれば、種々の設計変
更が可能であり、例えば、この掛合部34を−溝形状や+
溝形状に形成しても良く、また、破断ピンテール33の後
端面に偏心させて設けた複数の小孔を掛合部34としても
良い。
【0014】図中、符号4で指示するものは、上記ボル
ト部品3の雄ネジ部32に螺合可能なナット部品であり、
符号40で指示するものはワッシャーである。
【0015】しかして、本実施形態のボルト接合構造に
あっては、まず、図3に示すように予めボルト部品3を
固定部品2のネジ孔21に鍔部22の反対側から螺着してお
き、この固定部品2に螺着したボルト部品3の頭部30を
鋼管1の外側から固定ネジ孔10に挿通する。そして、こ
の固定部品2を、図4に示すように、掛合凹部23に六角
レンチWを差し込んで回転操作することによって鋼管1
の外側から固定ネジ孔10にねじ込み、固定部品2の鍔部
22を鋼管1の外面に掛止させると共に、ボルト部品3の
頭部30を鋼管1の内側に位置させる。尚、図3中、符号
26で指示するものは、必要に応じて鍔部22と鋼管1との
間に介在させるスペーサーである。
【0016】次いで、図5に示すように、ボルト部品3
の掛合部34に鋼管1の外側から六角レンチXを差し込ん
で回転操作することによってボルト部品3を鋼管1の外
側へ螺進させ、図6に示すように、ボルト部品3の雄ネ
ジ部32と固定部品2のネジ孔 21との螺合を外して、ボル
ト部品3が非ネジ部31で空回り可能な状態でボルト部品
3の雄ネジ部32を鋼管1の外側へ突出させる。
【0017】然る後、図7に示すように、ボルト部品3
の雄ネジ部32を鋼材Sの端部のエンドプレートの止着孔
に通して、エンドプレートの外側から雄ネジ部32にナッ
ト部品4を螺合し、トルシア型ボルト専用レンチYのイ
ンナーソケットy1で破断ピンテール33を保持固定しな
がら、アウターソケットy2でナット部品4を回し、破
断ピンテール33が破断するまで締め付けることによっ
て、鋼管1と鋼材Sとを確実にボルト接合するのである
(図8参照)。
【0018】このように、本実施形態のボルト接合構造
にあっては、鋼管1の外側から行なう回転操作だけで簡
単に固定部品2を鋼管1の鋼材接合部位にねじ込むこと
ができ、しかも、その鍔部22を鋼管1の外面に掛止させ
て固定部品2を確実に固定することができるので、従来
のように、鋼管柱内に補強部品を圧入するなどの多大な
労力を要する作業や、補強部品を固定するための溶接作
業を行う必要もなく、また、補強部品をボルト止めする
ために強度を犠牲にして鋼管に開口部を設ける必要もな
いのである。
【0019】また、本実施形態のボルト接合構造は、予
め固定部品2に螺着したボルト部品3を鋼管1の外側か
ら行なう回転操作だけで簡単に鋼管1の外側へ突出させ
ることができ、このボルト部品3に鋼管1の外側からナ
ット部品4を螺合して鋼材Sをボルト接合することがで
きるので、従来のように、鋼管の内側でボルトを保持す
るための開口部を鋼管に開設して強度の低下を招くこと
もない。
【0020】更にまた、本実施形態のボルト接合構造に
あっては、鋼管1の固定ネジ孔10がボルト部品3の雄ネ
ジ部32のネジ径よりも大きく形成されているので、この
固定ネジ孔10のネジ周長を大きくとることが可能とな
り、鋼管1と固定部品2とを十分な強度で接合すること
ができる。しかも、このように強度十分に固定された固
定部品2の端面にボルト部品3の頭部30が掛止された状
態で鋼材Sがボルト接合されるので、固定部品2に直
接、ボルト部品を螺着する場合に比べ、より強固に鋼管
1と鋼材Sとをボルト接合することができる。
【0021】更にまた、本実施形態のボルト接合構造に
あっては、所定の締付けトルクで破断ピンテール33が破
断するトルシア型ボルト部品3を使用しているので、従
来の高力ボルトのように電動レンチのトルク調整や締付
け後のトルク検査を行う必要がなく、現場の施工管理が
容易になり、鋼管1と鋼材Sとの接合作業をより省力化
できる。
【0022】更にまた、本実施形態のボルト部品3は、
ボルト頭部30側の非ネジ部31の径が雄ネジ部32のネジ谷
径よりも小さく形成されているので、六角レンチXを差
し込んで固定部品2のネジ孔21と雄ネジ部32との螺合を
外せば、ボルト部品3を固定部品2に装填したまま、非
ネジ部31で空回りさせることが可能となり、しかも、こ
のボルト部品3が固定部品2から脱落してしまう惧れも
ないので、安全な作業が可能である。
【0023】本発明の具体例である第一実施形態は、概
ね上記のように構成されているが、本発明はこの実施形
態に限定されるものではなく「特許請求の範囲」の記載
内において種々の変更が可能である。
【0024】例えば、上記実施形態では、鋼管1の外側
へ突出させたボルト部品3の雄ネジ部32に、そのまま鋼
材Sのエンドプレートの止着孔を被嵌してボルト接合し
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、図
9に示すように、固定部品2の後端に嵌合筒部24を突設
し、この嵌合筒部24を通してボルト部品3の雄ネジ部32
を鋼管1の外側へ突出させ、然る後、この嵌合筒部24に
鋼材Sのエンドプレートの止着孔を被嵌してボルト接合
するようにしても良い。このように嵌合筒部24を突設す
ることによって、ナット締結時に鋼材Sを安定に保持す
ることが可能となり、施工性および安全性をより向上さ
せることができる。
【0025】また、本実施形態では、予め端部に接合金
物としてエンドプレートが溶接された鉄骨梁の鋼材Sを
鋼管1に接合しているが、決してこれに限定されるもの
ではなく、予め端部にT形接合金物がボルト接合された
鉄骨梁の鋼材を鋼管1に接合することも勿論可能であ
る。
【0026】『第二実施形態』 第二実施形態のボルト接合構造は、図10〜図15に示すよ
うに、固定部品2の先端にかしめ片25が設けられてお
り、鋼管1と鋼材Sとをボルト締結する際、このかしめ
片25を変形させて鋼管1の内面に掛止させるようにした
点に特徴があり、他の構成は上述した第一実施形態と同
様である。
【0027】即ち、本実施形態では、図10に示すよう
に、固定部品2の先端にネジ孔21を囲むように塑性変形
可能なかしめ片25を設けている。本実施形態のかしめ片
25は、その長さ方向の中間部分の肉厚が小さくなってお
り、図15に示すようにボルト部品3で押圧して長さ方向
に外力を加えたとき、この中間部分が屈曲するように構
成されている。
【0028】しかして、本実施形態のボルト接合構造に
あっては、まず、図10に示すように予めボルト部品3を
固定部品2のネジ孔21に鍔部22の反対側から螺着してお
き、この固定部品2に螺着したボルト部品3の頭部30を
鋼管1の外側から固定ネジ孔10に挿通する。そして、
の固定部品2を、図11に示すように、掛合凹部23に六角
レンチWを差し込んで回転操作することによって鋼管1
の外側から固定ネジ孔10にねじ込み、固定部品2の鍔部
22をスペーサ26を介して鋼管1の外面に掛止させると共
に、ボルト部品3の頭部30を鋼管1の内側に位置させ
る。
【0029】次いで、図12に示すように、ボルト部品3
の掛合部34に鋼管1の外側から六角レンチXを差し込ん
で回転操作することによってボルト部品3を鋼管1の外
側へ螺進させ、図13に示すように、ボルト部品3の雄ネ
ジ部32と固定部品2のネジ孔21との螺合を外して、ボル
ト部品3が非ネジ部31で空回り可能な状態でボルト部品
3の雄ネジ部32を鋼管1の外側へ突出させる。
【0030】然る後、図14に示すように、ボルト部品3
の雄ネジ部32に鋼材Sの端部のエンドプレートの止着孔
を被嵌して、このエンドプレートの外側から雄ネジ部32
にナット部品4を螺合し、トルシア型ボルト専用レンチ
Yのインナーソケットy1で破断ピンテール33を保持固
定しながら、アウターソケットy2でナット部品4を回
し、破断ピンテール33が破断するまで締め付けることに
よって鋼管1と鋼材Sとを確実にボルト接合する(図15
参照)。
【0031】このボルト部品3の雄ネジ部32にナット部
品4を螺合して鋼管1と鋼材Sとを締結する際に、図15
に示すように、ボルト部品3の頭部30がかしめ片25を圧
縮変形させ、この変形したかしめ片25が鋼管1の内面に
掛止される。このことによって、鋼管1と固定部品2と
をより強固に接合することが可能となり、上述した第一
実施形態に比べてより強固に鋼管1と鋼材Sとをボルト
接合することが可能となる。
【0032】本発明の具体例である第二実施形態は、概
ね上記のように構成されているが、本発明はこの実施形
態に限定されるものではなく「特許請求の範囲」の記載
内において種々の変更が可能であり、例えば、上記実施
形態では、かしめ片25の中間部分の肉厚を小さくし、こ
の中間部分で屈曲変形させるようにしているが、勿論こ
れに限定されるものではなく、かしめ片25が変形したと
き、固定部品2の外周部の固定雄ネジ20の外径より拡が
って鋼管1の内面に掛止可能であれば、かしめ片の形状
等については種々の設計変更が可能である。
【0033】『第三実施形態』 第三実施形態のボルト接合構造は、図16〜図22に示すよ
うにボルト部品3の頭部30にアンカー部35が設けられて
おり、鋼管1と鋼材Sとをボルト接合した後、鋼管1内
にコンクリートCを充填し固化させたとき、このアンカ
ー部35に投錨効果を発揮させるようにした点に特徴があ
り、他の構成は上述した第一実施形態と同様である。
【0034】しかして、本実施形態のボルト接合構造
は、まず、図16に示すように予め頭部30にアンカー部35
を備えたボルト部品3を固定部品2のネジ孔21に鍔部22
の反対側から螺着しておき、この固定部品2に螺着した
ボルト部品3の頭部30を鋼管1の外側から固定ネジ孔10
に挿通する。そして、この固定部品2を、図17に示すよ
うに、掛合凹部23に六角レンチWを差し込んで回転操作
することによって鋼管1の外側から固定ネジ孔10にねじ
込み、固定部品2の鍔部22をスペーサ26を介して鋼管1
の外面に掛止させると共に、ボルト部品3の頭部30を鋼
管1の内側に位置させる
【0035】次いで、図18に示すように、ボルト部品3
の掛合部34に鋼管1の外側から六角レンチXを差し込ん
で回転操作することによってボルト部品3を鋼管1の外
側へ螺進させ、図19に示すように、ボルト部品3の雄ネ
ジ部32と固定部品2のネジ孔21との螺合を外して、ボル
ト部品3が非ネジ部31で空回り可能な状態でボルト部品
3の雄ネジ部32を鋼管1の外側へ突出させる。
【0036】然る後、図20に示すように、ボルト部品3
の雄ネジ部32を鋼材Sの端部のエンドプレートの止着孔
に通して、このエンドプレートの外側から雄ネジ部32に
ナット部品4を螺合し、トルシア型ボルト専用レンチY
のインナーソケットy1で破断ピンテール33を保持固定
しながら、アウターソケットy2でナット部品4を回
し、破断ピンテール33が破断するまで締め付けることに
よって、鋼管1と鋼材Sとを確実にボルト接合する(図
21参照)。
【0037】その後、図22に示すように、鋼管1内にコ
ンクリートCを充填し、固化させることによって、頭部
30に設けられたアンカー部35がコンクリートC内で投錨
効果を発揮して更に強固な鋼管1と鋼材Sとの接合を実
現できるのである。
【0038】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明に係るボルト接合構造にあっては、鋼管の外
側から行なう回転操作だけで簡単に固定部品を鋼管の鋼
材接合部位にねじ込むことができ、しかも、その鍔部を
鋼管の外面に掛止させて固定部品を確実に固定すること
ができるので、従来のように、鋼管柱内に補強部品を圧
入するなどの多大な労力を要する作業や、補強部品を固
定するための溶接作業を行う必要もなく、また、補強部
品をボルト止めするために強度を犠牲にして鋼管に開口
部を設ける必要もないのである。
【0039】また、本発明は、予め固定部品に螺着した
ボルト部品を鋼管の外側から行う回転操作だけで簡単に
鋼管の外側へ突出させることができ、このボルト部品に
鋼管の外側からナット部品を螺合して鋼材をボルト接合
することができるので、従来のように、鋼管の内側でボ
ルトを保持するための開口部を鋼管に開設して強度の低
下を招くこともない。
【0040】更にまた、本発明は、鋼管の固定ネジ孔が
ボルト部品の雄ネジ部のネジ径よりも大きく形成されて
いるので、この固定ネジ孔のネジ周長を大きくとること
が可能となり、鋼管と固定部品とを十分な強度で接合す
ることができる。しかも、このように強度十分に固定さ
れた固定部品の端面にボルト部品の頭部が掛止された状
態で鋼材がボルト接合されるので、固定部品に直接、ボ
ルト部品を螺着する場合に比べ、より強固に鋼管と鋼材
とをボルト接合することができる。
【0041】更にまた、本発明は、鋼管と固定部品とを
直接固定することができるので、鋼管の外側から固定ボ
ルトの追加や仮固定ボルトの取付けも必要でなく、ま
た、従来のように、梁接合部に水平ダイヤフラムを介在
させるべく鋼管を各階毎に切断する必要もないので、鋼
管の加工も最小限で済み、切断加工や溶接による製品精
度の低下を防ぐことができると共に大幅なコスト削減を
図ることができる。
【0042】更にまた、本発明は、固定部品およびボル
ト部品を用いるだけで、例えば、鋼管と鉄骨梁との接
合、鋼管同士の突合せ接合、鋼管と柱脚部品との接合等
の殆ど全ての鋼管の接合構造に適用できるので、その適
用範囲が極めて広く、また、従来のように大型の工作機
械や特殊機械等を用いる必要がないので、中小規模の工
場での実施も容易であり、産業上の利用価値は頗る高い
ものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一実施形態のボルト接合構造の
部分縦断面図である。
【図2】第一実施形態のボルト接合構造の部分横断面図
である。
【図3】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大縦
断面図である。
【図4】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大縦
断面図である。
【図5】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大縦
断面図である。
【図6】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大縦
断面図である。
【図7】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大縦
断面図である。
【図8】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大縦
断面図である。
【図9】同接合構造の実施変形例の組立工程を示す部分
拡大縦断面図である。
【図10】本発明に係る第二実施形態のボルト接合構造
の組立工程を示す部分拡大縦断面図である。
【図11】第二実施形態のボルト接合構造の組立工程を
示す部分拡大縦断面図である。
【図12】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大
縦断面図である。
【図13】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大
縦断面図である。
【図14】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大
縦断面図である。
【図15】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大
縦断面図である。
【図16】本発明に係る第三実施形態のボルト接合構造
の組立工程を示す部分拡大縦断面図である。
【図17】第三実施形態のボルト接合構造の組立工程を
示す部分拡大縦断面図である。
【図18】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大
縦断面図である。
【図19】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大
縦断面図である。
【図20】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大
縦断面図である。
【図21】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大
縦断面図である。
【図22】同ボルト接合構造の組立工程を示す部分拡大
縦断面図である。
【符号の説明】
S 鋼材 1 鋼管 10 固定ネジ孔 2 固定部品 20 固定雄ネジ 21 ネジ孔 22 鍔部 23 掛合凹部 24 嵌合筒部 25 かしめ片 3 ボルト部品 30 頭部 31 非ネジ部 32 雄ネジ部 33 破断ピンテール 34 掛合部 35 アンカー部 4 ナット部品

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管1に鋼材Sを接合するボルト接合構
    造であって、 鋼材Sを接合すべき部位に固定ネジ孔10が開設された鋼
    管1と; 軸心にネジ孔21を備え、外周部に前記固定ネジ孔10に螺
    合可能な固定雄ネジ20が形成されていると共に、後端側
    には前記鋼管1の外面に掛止可能な鍔部22が形成された
    固定部品2と; この固定部品2のネジ孔21に螺合可能な雄ネジ部32を備
    、ボルト頭部30が前記鋼管1の固定ネジ孔10に挿通可
    能なように固定ネジ孔10より小さく形成されたトルシア
    形ボルト部材であって、ボルト軸部には、先端に掛合部
    34が形成された破断ピンテール33を備えていると共に、
    ボルト頭部側の非ネジ部31の径が前記雄ネジ部32のネジ
    谷径より小さく形成されて成るボルト部品3と; このボルト部品3の雄ネジ部32に螺合可能なナット部品
    4と;から構成されており、 予め前記ボルト部品3を固定部品2のネジ孔21に鍔部22
    の反対側から螺着しておき、このボルト部品3の頭部30
    を鋼管1の外側から固定ネジ孔10へ挿通して固定部品2
    の固定雄ネジ20を鋼管1の外側から固定ネジ孔10にねじ
    込むことにより固定部品2の鍔部22を鋼管1の外面に掛
    させると共にボルト部品3の頭部30を鋼管1の内側に
    位置させ、次いで、掛合部34を利用してボルト部品3を
    螺進させることによりボルト部品3の雄ネジ部32と固定
    部品2のネジ孔21との螺合を外して、ボルト部品3が非
    ネジ部31で空回り可能な状態で当該ボルト部品3の雄ネ
    ジ部32を鋼管1の外側へ突出させ、然る後、このボルト
    部品3の雄ネジ部32を鋼材Sの止着孔に通してナット部
    品4を螺合し、破断ピンテール33が破断するまでナット
    部品4を締め付けることによって鋼管1と鋼材Sとを接
    合することを特徴としたボルト接合構造。
  2. 【請求項2】 固定部品2の後端に掛合凹部23が形成さ
    れており、この掛合凹部23を利用することにより固定部
    品2を鋼管1の外側から固定ネジ孔10にねじ込むことを
    特徴とした請求項1記載のボルト接合構造。
  3. 【請求項3】 固定部品2の後端に嵌合筒部24が突設さ
    れており、この嵌合筒部24を鋼材Sの止着孔内へ嵌合さ
    せた状態で、ボルト部品3の雄ネジ部32にナット部品4
    を螺合して鋼管1と鋼材Sとを接合することを特徴とし
    た請求項1または請求項2記載のボルト接合構造。
  4. 【請求項4】 固定部品2の先端にかしめ片25が設けら
    れており、ボルト部品3の雄ネジ部32にナット部品4を
    螺合して鋼管1と鋼材Sとを締結する際に、ボルト部品
    3の頭部30でかしめ片25を変形させることによって当該
    かしめ片25を鋼管1の内面に掛止させることを特徴とし
    た請求項1〜請求項3の何れか一つに記載のボルト接合
    構造。
  5. 【請求項5】 ボルト部品3の頭部30にアンカー部35が
    設けられていることを特徴とした請求項1〜請求項4の
    何れか一つに記載のボルト接合構造。
  6. 【請求項6】 鋼材Sを接合すべき部位に固定ネジ孔10
    が開設された鋼管1と;軸心にネジ孔21を備え、外周部
    に前記固定ネジ孔10に螺合可能な固定雄ネジ20が形成さ
    れていると共に、後端側には前記鋼管1の外面に掛止可
    能な鍔部22が形成された固定部品2と;から構成される
    ボルト接合構造に用いるトルシア形ボルト部品3であっ
    て、ボルト頭部30が前記鋼管1の固定ネジ孔10に挿通可能な
    ように固定ネジ孔10より小さく形成されており、 ボルト
    軸部には、前記固定部品2のネジ孔21に螺合可能な雄ネ
    ジ部32を備えていると共に、先端に掛合部34が形成され
    た破断ピンテール33を備え、そして、ボルト頭部側の非
    ネジ部31の径が前記雄ネジ部32のネジ谷径より小さく形
    成されており、 このボルト部品3を予め固定部品2のネジ孔21に鍔部22
    の反対側から螺着しておき、ボルト部品3の頭部30を鋼
    管1の外側から固定ネジ孔10へ挿通して固定部品2の固
    定雄ネジ20を鋼管1の外側から固定ネジ孔10にねじ込む
    ことにより固定部品2の鍔部22を鋼管1の外面に掛止
    せると共にボルト部品3の頭部30を鋼管1の内側に位置
    させ、次いで、掛合部34を利用してボルト部品3を螺進
    させることによりボルト部品3の雄ネジ部32と固定部品
    2のネジ孔21との螺合を外して、ボルト部品3が非ネジ
    部31で空回り可能な状態で当該ボルト部品3の雄ネジ部
    32を鋼管1の外側へ突出させ、然る後、このボルト部品
    3の雄ネジ部32を鋼材Sの止着孔に通してナット部品4
    を螺合し、破断ピンテール33が破断するまでナット部品
    4を締め付けることによって鋼管1と鋼材Sとを接合す
    ることを特徴としたボルト接合構造に用いるボルト部
    品。
  7. 【請求項7】 ボルト部品3の頭部30にアンカー部35が
    設けられていることを特徴とした請求項6記載のボルト
    接合構造に用いるボルト部品。
JP2001064048A 2001-03-07 2001-03-07 ボルト接合構造、及びこの接合構造に用いるボルト部品 Expired - Fee Related JP3301435B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001064048A JP3301435B1 (ja) 2001-03-07 2001-03-07 ボルト接合構造、及びこの接合構造に用いるボルト部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001064048A JP3301435B1 (ja) 2001-03-07 2001-03-07 ボルト接合構造、及びこの接合構造に用いるボルト部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3301435B1 true JP3301435B1 (ja) 2002-07-15
JP2002266425A JP2002266425A (ja) 2002-09-18

Family

ID=18922935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001064048A Expired - Fee Related JP3301435B1 (ja) 2001-03-07 2001-03-07 ボルト接合構造、及びこの接合構造に用いるボルト部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3301435B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130255064A1 (en) * 2010-12-20 2013-10-03 Thomas W. McMahon Industrial-piping system attachment devices for seismic bracing and methods of use

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5569514U (ja) * 1978-11-02 1980-05-13
JP2705746B2 (ja) * 1992-08-04 1998-01-28 ユニタイト株式会社 締結構造およびそれに使用するナット
JP3225398B2 (ja) * 1997-11-25 2001-11-05 良子 岩崎 ワンサイドボルト
JPH11269986A (ja) * 1998-03-23 1999-10-05 Nippon Steel Corp 角鋼管柱と梁の接合方法および接合構造
JP4053145B2 (ja) * 1998-07-15 2008-02-27 大和ハウス工業株式会社 高力ボルト接合構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002266425A (ja) 2002-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0131772Y2 (ja)
KR100618660B1 (ko) 고장력 볼트 접합 구조 및 그 접합 구조용 너트의 고정 방법
EP0856670A1 (en) Clinch-type fastener member
EP0804688B1 (en) Blind fastener and blind fixing method
JPS62242112A (ja) 切出しボルト取付ユニツト
JP2005214415A (ja) 急速締結ナット
JP2016121800A (ja) トルクシェアーボルト、固定ナット、及びこれを含むボルト組立体
JP2705746B2 (ja) 締結構造およびそれに使用するナット
JP3502892B1 (ja) 二鋼材締結構造と、その締結構造に用いる締結部品
JP3301435B1 (ja) ボルト接合構造、及びこの接合構造に用いるボルト部品
JP3358182B1 (ja) 鉄骨柱の接合構造
JP2000027315A (ja) 高力ボルト接合構造
JP3252961B2 (ja) 鋼管柱接合に用いる固定部品とボルト部品
JP4286090B2 (ja) パイプの継手構造およびこれを用いたパイプの連結構造
CN110268171B (zh) 紧固构造及紧固方法
JPH07331749A (ja) 鋼管柱相互のワンサイドボルト接合構造
JP2006132161A (ja) 鋼管柱接合構造物の施工方法と装着治具、ボルト止め金具
JPH0732647Y2 (ja) 密閉形鋼管柱の接合部材
JP2021060095A (ja) ダブルナット機構、並びにこれを備えた締結ネジ機構および金属製アンカー
JP3506242B2 (ja) 共廻り防止装置
JPH08193609A (ja) 特殊高力ボルト
JP3487311B2 (ja) 角形鋼管柱とh形鋼梁との心ずれ無溶接ピン接合構造
JP2001159214A (ja) 定着板の鉄筋取付法
JPH0860676A (ja) 鉄骨基礎梁施工構造
JP2002005138A (ja) 片締め式ボルト締結装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees