JPH0625615A - プライマー組成物 - Google Patents
プライマー組成物Info
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- JPH0625615A JPH0625615A JP4114074A JP11407492A JPH0625615A JP H0625615 A JPH0625615 A JP H0625615A JP 4114074 A JP4114074 A JP 4114074A JP 11407492 A JP11407492 A JP 11407492A JP H0625615 A JPH0625615 A JP H0625615A
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- C09D183/04—Polysiloxanes
- C09D183/06—Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
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- C09J2421/008—Presence of unspecified rubber in the pretreated surface to be joined
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- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
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- C09J2483/008—Presence of polysiloxane in the pretreated surface to be joined
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 下記式(1)
【化1】
(但し、R1は置換もしくは非置換の一価炭化水素基又
はQSi(R4O)a(R5)3-a(Qは二価の有機基、R
4,R5は置換もしくは非置換の一価炭化水素基、aは0
〜3の整数)で示される基、R2,R3 は水素原子又は置
換もしくは非置換の一価炭化水素基、nは0,1又は2
である。)で示される基を1分子中に少なくとも1個有
する有機ケイ素化合物を配合してなることを特徴とする
プライマー組成物。 【効果】 本発明のプライマー組成物は、塗装金属、各
樹脂等の接着用基体にシリコーンエラストマー等の被着
体を満足に接着され得る上、接着用耐久性に優れた接着
物を与えるもので、接着剤などとして広い分野で有効に
利用することができる。
はQSi(R4O)a(R5)3-a(Qは二価の有機基、R
4,R5は置換もしくは非置換の一価炭化水素基、aは0
〜3の整数)で示される基、R2,R3 は水素原子又は置
換もしくは非置換の一価炭化水素基、nは0,1又は2
である。)で示される基を1分子中に少なくとも1個有
する有機ケイ素化合物を配合してなることを特徴とする
プライマー組成物。 【効果】 本発明のプライマー組成物は、塗装金属、各
樹脂等の接着用基体にシリコーンエラストマー等の被着
体を満足に接着され得る上、接着用耐久性に優れた接着
物を与えるもので、接着剤などとして広い分野で有効に
利用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装金属等の接着用基
体にシリコーンエラストマー等の被着体を良好に接着さ
せるために有用なプライマー組成物に関する。
体にシリコーンエラストマー等の被着体を良好に接着さ
せるために有用なプライマー組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
建築用の外壁材としては耐候性、外観などの面から金属
材の表面にフッ素樹脂系、ウレタン樹脂系、アクリル樹
脂系の塗料を塗布したものが汎用されており、この種の
塗装金属にはこれに縮合型の室温硬化性シリコーンエラ
ストマーからなるシーラント材などを接合させることも
行われている。
建築用の外壁材としては耐候性、外観などの面から金属
材の表面にフッ素樹脂系、ウレタン樹脂系、アクリル樹
脂系の塗料を塗布したものが汎用されており、この種の
塗装金属にはこれに縮合型の室温硬化性シリコーンエラ
ストマーからなるシーラント材などを接合させることも
行われている。
【0003】また、電気・電子用に使用されるポリカー
ボネイト、PBT樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂など
に対しても同様に室温硬化性又は加熱硬化性シリコーン
エラストマーを接着させることが行われている。
ボネイト、PBT樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂など
に対しても同様に室温硬化性又は加熱硬化性シリコーン
エラストマーを接着させることが行われている。
【0004】このように近年、多くの用途に多種多様の
素材が使用されており、特にプラスチックスの各産業へ
の浸透は著しく、これに伴いシリコーンエラストマーを
これらの基体に接着させる必要性が生じている。
素材が使用されており、特にプラスチックスの各産業へ
の浸透は著しく、これに伴いシリコーンエラストマーを
これらの基体に接着させる必要性が生じている。
【0005】しかし、シリコーンエラストマーは塗装金
属、ポリカーボネイト、PBT樹脂、アクリル樹脂、プ
ラスチック等に対する接着性が十分とは言い難い。そこ
で一般的には、基体に前もつて各種シラン又はその加水
分解縮合物等を主成分とするプライマー組成物を塗布し
てからシリコーンエラストマーを接着させるという方法
が採られている。
属、ポリカーボネイト、PBT樹脂、アクリル樹脂、プ
ラスチック等に対する接着性が十分とは言い難い。そこ
で一般的には、基体に前もつて各種シラン又はその加水
分解縮合物等を主成分とするプライマー組成物を塗布し
てからシリコーンエラストマーを接着させるという方法
が採られている。
【0006】従来、このようにシリコーンエラストマー
を接着対象に接着させるプライマー組成物は数多く提案
されており、例えば特開昭52−32030号公報には
テトラオルガノチタネート、エポキシ基含有アルコキシ
シラン、不飽和結合含有有機珪素化合物、白金化合物、
有機溶剤に可溶な重合体、有機溶剤からなる組成物が、
特公昭61−2107号公報にはアルコキシ基含有有機
珪素化合物、有機チタン化合物、ヒドロシリル基含有有
機珪素化合物からなる組成物がそれぞれ提案されてい
る。
を接着対象に接着させるプライマー組成物は数多く提案
されており、例えば特開昭52−32030号公報には
テトラオルガノチタネート、エポキシ基含有アルコキシ
シラン、不飽和結合含有有機珪素化合物、白金化合物、
有機溶剤に可溶な重合体、有機溶剤からなる組成物が、
特公昭61−2107号公報にはアルコキシ基含有有機
珪素化合物、有機チタン化合物、ヒドロシリル基含有有
機珪素化合物からなる組成物がそれぞれ提案されてい
る。
【0007】しかしながら、このようなプライマー組成
物を使用しても満足な接着性が得られない場合がある
上、最近では接着後の接着耐久性の要求も高度になって
おり、それ故、より接着性及び接着耐久性に優れたプラ
イマー組成物の開発が望まれていた。
物を使用しても満足な接着性が得られない場合がある
上、最近では接着後の接着耐久性の要求も高度になって
おり、それ故、より接着性及び接着耐久性に優れたプラ
イマー組成物の開発が望まれていた。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
優れた接着性及び接着耐久性を有するプライマー組成物
を提供することを目的とする。
優れた接着性及び接着耐久性を有するプライマー組成物
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、下記一般式
(1)で示される基を1分子中に少なくとも1個有する
有機ケイ素化合物、特に下記一般式(2)の構造を有す
る有機ケイ素化合物を用いること、またより好ましくは
チタンもしくは錫を含有する有機金属化合物を併用する
ことにより、塗装金属、各種樹脂等の接着用基体へのシ
リコーンエラストマーなどの被着体を良好に接着させる
上、接着耐久性に優れた接着物を与えるプライマー組成
物が得られることを知見した。
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、下記一般式
(1)で示される基を1分子中に少なくとも1個有する
有機ケイ素化合物、特に下記一般式(2)の構造を有す
る有機ケイ素化合物を用いること、またより好ましくは
チタンもしくは錫を含有する有機金属化合物を併用する
ことにより、塗装金属、各種樹脂等の接着用基体へのシ
リコーンエラストマーなどの被着体を良好に接着させる
上、接着耐久性に優れた接着物を与えるプライマー組成
物が得られることを知見した。
【0010】
【化4】 (但し、R1は置換もしくは非置換の一価炭化水素基又
はQSi(R4O)a(R5)3-a(Qは二価の有機基、R
4,R5は置換もしくは非置換の一価炭化水素基、aは0
〜3の整数)で示される基、R2,R3 は水素原子又は置
換もしくは非置換の一価炭化水素基、nは0,1又は2
である。)
はQSi(R4O)a(R5)3-a(Qは二価の有機基、R
4,R5は置換もしくは非置換の一価炭化水素基、aは0
〜3の整数)で示される基、R2,R3 は水素原子又は置
換もしくは非置換の一価炭化水素基、nは0,1又は2
である。)
【0011】
【化5】 (但し、R6は置換もしくは非置換の一価炭化水素基、
R1,R2,R3 ,nは上記と同様の意味を示す。)
R1,R2,R3 ,nは上記と同様の意味を示す。)
【0012】更に、本発明者は、上記成分に加えて下記
式(3)で示される有機珪素化合物を配合することによ
り、かかるプライマー組成物の接着性及び接着耐久性が
より向上することを知見し、本発明をなすに至った。
式(3)で示される有機珪素化合物を配合することによ
り、かかるプライマー組成物の接着性及び接着耐久性が
より向上することを知見し、本発明をなすに至った。
【0013】
【化6】 (但し、式中R7は置換もしくは非置換の一価炭化水素
基、R8は付加反応性又は縮合反応性官能基を含有する
一価炭化水素基、R9は置換もしくは非置換の一価炭化
水素基であり、bは0≦b≦3、cは0≦c≦3、dは
2≦d≦4かつ2≦b+c+d≦4で示される数であ
る。)
基、R8は付加反応性又は縮合反応性官能基を含有する
一価炭化水素基、R9は置換もしくは非置換の一価炭化
水素基であり、bは0≦b≦3、cは0≦c≦3、dは
2≦d≦4かつ2≦b+c+d≦4で示される数であ
る。)
【0014】従って、本発明は、上記式(1)で示され
る基を1分子中に少なくとも1個有する有機ケイ素化合
物を配合してなることを特徴とするプライマー組成物、
或いは上記式(2)で表わされる構造を1分子中に少な
くとも1個有する有機ケイ素化合物を配合してなること
を特徴とするプライマー組成物、更に、これらの組成物
に上記式(3)の有機ケイ素化合物を配合したプライマ
ー組成物を提供する。
る基を1分子中に少なくとも1個有する有機ケイ素化合
物を配合してなることを特徴とするプライマー組成物、
或いは上記式(2)で表わされる構造を1分子中に少な
くとも1個有する有機ケイ素化合物を配合してなること
を特徴とするプライマー組成物、更に、これらの組成物
に上記式(3)の有機ケイ素化合物を配合したプライマ
ー組成物を提供する。
【0015】以下、本発明につき更に詳述すると、本発
明のプライマー組成物の第1の必須成分は下記一般式
(1)或いは(2)で示される基もしくは構造を1分子
中に少なくとも1個有する有機ケイ素化合物である。
明のプライマー組成物の第1の必須成分は下記一般式
(1)或いは(2)で示される基もしくは構造を1分子
中に少なくとも1個有する有機ケイ素化合物である。
【0016】
【化7】
【0017】ここで、R1は置換もしくは非置換の一価
炭化水素基又はQSi(R4O)a(R5)3-a(Qは二価
の有機基、R4,R5は置換もしくは非置換の一価炭化水
素基、aは0〜3の整数)で示される基であるが、上記
R1,R4,R5の一価炭化水素基としては炭素数1〜1
6のもの、特に炭素数1〜8のものが好ましく、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基等の
アルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、
ビニル基等のアルケニル基、フェニル基等のアリール基
などが挙げられ、またこれらの水素原子の一部又は全部
をハロゲン原子やシアノ基などで置換したものも使用さ
れる。なお、R4としてはアルコキシ置換のものであっ
てもよい。また、二価の有機基としては、炭素数1〜8
の二価の炭化水素基が好ましく、この場合酸素原子や硫
黄原子を有するものであってもよい。
炭化水素基又はQSi(R4O)a(R5)3-a(Qは二価
の有機基、R4,R5は置換もしくは非置換の一価炭化水
素基、aは0〜3の整数)で示される基であるが、上記
R1,R4,R5の一価炭化水素基としては炭素数1〜1
6のもの、特に炭素数1〜8のものが好ましく、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基等の
アルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、
ビニル基等のアルケニル基、フェニル基等のアリール基
などが挙げられ、またこれらの水素原子の一部又は全部
をハロゲン原子やシアノ基などで置換したものも使用さ
れる。なお、R4としてはアルコキシ置換のものであっ
てもよい。また、二価の有機基としては、炭素数1〜8
の二価の炭化水素基が好ましく、この場合酸素原子や硫
黄原子を有するものであってもよい。
【0018】一方、R2,R3 は水素原子又は置換もしく
は非置換の一価炭化水素基であり、一価炭化水素基とし
てはR1と同様のものが挙げられるが、特に低級アルキ
ル基であることが好ましい。
は非置換の一価炭化水素基であり、一価炭化水素基とし
てはR1と同様のものが挙げられるが、特に低級アルキ
ル基であることが好ましい。
【0019】更に、R6は置換もしくは非置換の一価炭
化水素基であり、上記R4と同様のものが挙げられる。
化水素基であり、上記R4と同様のものが挙げられる。
【0020】なお、nは0,1又は2である。
【0021】このような上記式(1)或いは(2)の基
もしくは構造を1分子中に少なくとも1個有する有機ケ
イ素化合物として具体的には、下記化合物を挙げること
ができる(なお、式中のMeはメチル基、Etはエチル
基、Buはブチル基、Prはプロピル基である。以下同
様)。
もしくは構造を1分子中に少なくとも1個有する有機ケ
イ素化合物として具体的には、下記化合物を挙げること
ができる(なお、式中のMeはメチル基、Etはエチル
基、Buはブチル基、Prはプロピル基である。以下同
様)。
【0022】
【化8】
【0023】
【化9】
【0024】
【化10】
【0025】
【化11】
【0026】
【化12】
【0027】
【化13】
【0028】上記有機ケイ素化合物は公知の方法で合成
することができ、例えばα−ハロエステルとトリメトキ
シクロルシランとを亜鉛化合物の存在下レフォマトスキ
ー反応により脱塩酸によって得ることが可能であるが、
アクリル酸エステルとハイドロトリメトキシシランとを
白金化合物を触媒として用いるハイドロサイレーション
のα付加により、より容易に得ることが可能である。
することができ、例えばα−ハロエステルとトリメトキ
シクロルシランとを亜鉛化合物の存在下レフォマトスキ
ー反応により脱塩酸によって得ることが可能であるが、
アクリル酸エステルとハイドロトリメトキシシランとを
白金化合物を触媒として用いるハイドロサイレーション
のα付加により、より容易に得ることが可能である。
【0029】次に、本発明のプライマー組成物には、有
機金属化合物を配合することが好ましい。有機金属化合
物は、本発明組成物を硬化させ、風乾性を良好にさせる
だけでなく、密着性の向上に著しく効果のある作用を有
するもので、この有機金属化合物としては、有機チタン
化合物、有機錫化合物が好適に用いられる。
機金属化合物を配合することが好ましい。有機金属化合
物は、本発明組成物を硬化させ、風乾性を良好にさせる
だけでなく、密着性の向上に著しく効果のある作用を有
するもので、この有機金属化合物としては、有機チタン
化合物、有機錫化合物が好適に用いられる。
【0030】ここで、有機チタン化合物として具体的に
は、テトライソプロピルチタネート,テトラノルマルブ
チルチタネート,ブチルチタネートダイマー,テトラ
(2−エチルヘキシル)チタネート,ジエトキトチタン
アセチルアセトナート,チタンジアセチルアセトナー
ト,チタンオクチルグリコート,チタンラクテート,チ
タンラクテートエチルエステル,チタントリエタノール
アミネート、これらの部分加水分解縮合物等のチタン酸
エステル類、チタンの部分アルコキシ化キレート化合
物、チタンキシート化合物、チタンの珪酸エステルやそ
のキレート化物などが例示される。また、有機錫化合物
としては、一般に縮合型室温硬化性シリコーン組成物に
用いられるものであればよく、ジブチル錫ジラウレー
ト,ジブチル錫ジベンジルマレート,ジブチル錫ジオク
トエート,ジオクチル酸錫,ジn−ブチルジメトキシ
錫,ビスエチルマレイルジブチル錫オキサイド,ジブチ
ル錫ベンジルマレート,テトラブチルビス(エチルマレ
ート)ジ錫オキサイド,ジブチル錫ビス(イソオクチル
フタレート),ジブチル錫ビス(3,メチル3,メトキ
シブチルマレート),ジオクチル錫ビス(ベンジルマレ
ート),ジオクチル錫ジラウレートなどが例示される。
なお、これらは単独で使用してもよいし二種以上を併用
することもできる。
は、テトライソプロピルチタネート,テトラノルマルブ
チルチタネート,ブチルチタネートダイマー,テトラ
(2−エチルヘキシル)チタネート,ジエトキトチタン
アセチルアセトナート,チタンジアセチルアセトナー
ト,チタンオクチルグリコート,チタンラクテート,チ
タンラクテートエチルエステル,チタントリエタノール
アミネート、これらの部分加水分解縮合物等のチタン酸
エステル類、チタンの部分アルコキシ化キレート化合
物、チタンキシート化合物、チタンの珪酸エステルやそ
のキレート化物などが例示される。また、有機錫化合物
としては、一般に縮合型室温硬化性シリコーン組成物に
用いられるものであればよく、ジブチル錫ジラウレー
ト,ジブチル錫ジベンジルマレート,ジブチル錫ジオク
トエート,ジオクチル酸錫,ジn−ブチルジメトキシ
錫,ビスエチルマレイルジブチル錫オキサイド,ジブチ
ル錫ベンジルマレート,テトラブチルビス(エチルマレ
ート)ジ錫オキサイド,ジブチル錫ビス(イソオクチル
フタレート),ジブチル錫ビス(3,メチル3,メトキ
シブチルマレート),ジオクチル錫ビス(ベンジルマレ
ート),ジオクチル錫ジラウレートなどが例示される。
なお、これらは単独で使用してもよいし二種以上を併用
することもできる。
【0031】有機金属化合物の配合量は、第1必須成分
の有機ケイ素化合物100部(重量部、以下同様)に対
して10〜500部、特に10〜200部とすることが
好ましい。配合量が10部に満たないと接着が悪くなる
場合があり、500部を超えると経済的に不利になる場
合がある。
の有機ケイ素化合物100部(重量部、以下同様)に対
して10〜500部、特に10〜200部とすることが
好ましい。配合量が10部に満たないと接着が悪くなる
場合があり、500部を超えると経済的に不利になる場
合がある。
【0032】更に、本発明の組成物には有機溶剤を配合
することができる。有機溶剤は、組成物の作業条件など
を考慮してその種類及び配合量を調整することができ
る。有機溶剤としては、例えばキシレン、トルエン、ベ
ンゼン、ヘプタン、ヘキサン、トリクロロエチレン、パ
ークロロエチレン、塩化メチレン、酢酸エチル、エタノ
ール、イソプロパノール、ブタノール、フロン113、
リグロイン、ゴム揮発油、シリコーン系溶剤等が挙げら
れ、プライマー塗布作業時の蒸発速度に応じ一種または
それ以上を組み合わせて混合溶剤として用いてもよい。
することができる。有機溶剤は、組成物の作業条件など
を考慮してその種類及び配合量を調整することができ
る。有機溶剤としては、例えばキシレン、トルエン、ベ
ンゼン、ヘプタン、ヘキサン、トリクロロエチレン、パ
ークロロエチレン、塩化メチレン、酢酸エチル、エタノ
ール、イソプロパノール、ブタノール、フロン113、
リグロイン、ゴム揮発油、シリコーン系溶剤等が挙げら
れ、プライマー塗布作業時の蒸発速度に応じ一種または
それ以上を組み合わせて混合溶剤として用いてもよい。
【0033】本発明組成物には、第1必須成分の式
(1)或いは(2)の基もしくは構造を有する有機ケイ
素化合物に加えて下記平均組成式(3)で表わされる一
分子中にケイ素原子に結合するアルコキシ基を少なくと
も2個有する有機ケイ素化合物を配合することが好まし
く、この化合物の添加により接着性及び接着耐久性をよ
り向上させることができる。
(1)或いは(2)の基もしくは構造を有する有機ケイ
素化合物に加えて下記平均組成式(3)で表わされる一
分子中にケイ素原子に結合するアルコキシ基を少なくと
も2個有する有機ケイ素化合物を配合することが好まし
く、この化合物の添加により接着性及び接着耐久性をよ
り向上させることができる。
【0034】
【化14】 (但し、式中R7は置換もしくは非置換の一価炭化水素
基、R8は付加反応性又は縮合反応性官能基を含有する
一価炭化水素基、R9は置換もしくは非置換の一価炭化
水素基、特にアルキル基で、bは0≦b≦3、cは0≦
c≦3、dは2≦d≦4かつ2≦b+c+d≦4で示さ
れる数である。)
基、R8は付加反応性又は縮合反応性官能基を含有する
一価炭化水素基、R9は置換もしくは非置換の一価炭化
水素基、特にアルキル基で、bは0≦b≦3、cは0≦
c≦3、dは2≦d≦4かつ2≦b+c+d≦4で示さ
れる数である。)
【0035】ここで、式中のR7は例えばメチル、エチ
ル、プロピル等のアルキル基、ビニル、アリル、ブテニ
ル等のアルケニル基、フェニル、トルイル等のアリール
基やこれらの水素原子をハロゲン原子、シアノ基等で置
換した基などの置換もしくは非置換の炭素数1〜8の一
価の炭化水素基である。また、R8は例えばH、メタク
リロキシ基、ビニル基、アリル基、アミノ基、エポキシ
基、メルカプト基等の付加もしくは縮合反応性基が直
接、或いは二価の置換又は非置換の炭化水素基(エーテ
ル結合を含む)を介して珪素原子に結合した炭素数1〜
8の一価の炭化水素基である。R9は例えばメチル、エ
チル、プロピル、ブチル、ペンチル、オクチル、メトキ
シエチル基等の炭素数1〜8の置換もしくは非置換の一
価炭化水素基である。
ル、プロピル等のアルキル基、ビニル、アリル、ブテニ
ル等のアルケニル基、フェニル、トルイル等のアリール
基やこれらの水素原子をハロゲン原子、シアノ基等で置
換した基などの置換もしくは非置換の炭素数1〜8の一
価の炭化水素基である。また、R8は例えばH、メタク
リロキシ基、ビニル基、アリル基、アミノ基、エポキシ
基、メルカプト基等の付加もしくは縮合反応性基が直
接、或いは二価の置換又は非置換の炭化水素基(エーテ
ル結合を含む)を介して珪素原子に結合した炭素数1〜
8の一価の炭化水素基である。R9は例えばメチル、エ
チル、プロピル、ブチル、ペンチル、オクチル、メトキ
シエチル基等の炭素数1〜8の置換もしくは非置換の一
価炭化水素基である。
【0036】即ち、この成分は、テトラアルコキシシラ
ン、オルガノトリアルコキシシラン、ジオルガノジアル
コキシシラン、珪素原子を二個乃至数個有するオルガノ
アルコキシシロキサン、珪素原子を二個乃至数個有する
アルコキシシロキサンに分類される。オルガノアルコキ
シシロキサン、アルコキシシロキサンとしては直鎖状、
環状、分岐状及び網状のいずれの構造を有するものであ
ってもよく、また単一重合体でも共重合体であってもよ
いが、通常常温で液体のものが好ましい。
ン、オルガノトリアルコキシシラン、ジオルガノジアル
コキシシラン、珪素原子を二個乃至数個有するオルガノ
アルコキシシロキサン、珪素原子を二個乃至数個有する
アルコキシシロキサンに分類される。オルガノアルコキ
シシロキサン、アルコキシシロキサンとしては直鎖状、
環状、分岐状及び網状のいずれの構造を有するものであ
ってもよく、また単一重合体でも共重合体であってもよ
いが、通常常温で液体のものが好ましい。
【0037】このような上記式(3)の有機ケイ素化合
物として具体的には、トリメトキシシラン、ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルト
リス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシ
プロピルトリエトキシシラン、γ−アクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、ア
リルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリ
メトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、メルカプトエチルトリエトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、β
−(3.4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメト
キシシラン、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシ
ラン、テトラプロポキシシシン、テトラブトキシシラン
及びこれらのシランの1種又は2種以上の部分加水分解
縮合物などが例示される。
物として具体的には、トリメトキシシラン、ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルト
リス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシ
プロピルトリエトキシシラン、γ−アクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、ア
リルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリ
メトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、メルカプトエチルトリエトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、β
−(3.4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメト
キシシラン、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシ
ラン、テトラプロポキシシシン、テトラブトキシシラン
及びこれらのシランの1種又は2種以上の部分加水分解
縮合物などが例示される。
【0038】式(3)の有機ケイ素化合物の配合量は、
式(1)或いは(2)の有機ケイ素化合物の配合量に応
じて調整することが好ましく、通常式(1)或いは
(2)の有機ケイ素化合物と式(3)の有機ケイ素化合
物とが重量比で5:95〜95:5の割合となるように
配合することが望ましい。
式(1)或いは(2)の有機ケイ素化合物の配合量に応
じて調整することが好ましく、通常式(1)或いは
(2)の有機ケイ素化合物と式(3)の有機ケイ素化合
物とが重量比で5:95〜95:5の割合となるように
配合することが望ましい。
【0039】本発明組成物においては、特にこれを付加
硬化型のシリコーンエラストマー用の接着剤として利用
する場合、上記成分に加えて白金又は白金族化合物とヒ
ドロシリル基を含有するオルガノポリシロキサンとを添
加することが接着性向上の点から好ましい。
硬化型のシリコーンエラストマー用の接着剤として利用
する場合、上記成分に加えて白金又は白金族化合物とヒ
ドロシリル基を含有するオルガノポリシロキサンとを添
加することが接着性向上の点から好ましい。
【0040】この場合、白金化合物としては白金ブラッ
ク、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール変性物、塩化
白金酸とオレフィン、アルデヒド、ビニルシロキサン又
はアセチレンアルコール類等との錯体が例示される。
ク、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール変性物、塩化
白金酸とオレフィン、アルデヒド、ビニルシロキサン又
はアセチレンアルコール類等との錯体が例示される。
【0041】ヒドロシリル基含有オルガノポリシロキサ
ンとしては以下のような構造の化合物等が例示として挙
げられる。
ンとしては以下のような構造の化合物等が例示として挙
げられる。
【0042】
【化15】
【0043】なお、白金酸又は白金族化合物の添加量は
触媒量とすることができ、また上記ヒドロシリル基含有
オルガノポリシロキサンの配合量も適宜選定することが
でき、ヒドロシリル化反応の公知の配合量とすることが
できる。
触媒量とすることができ、また上記ヒドロシリル基含有
オルガノポリシロキサンの配合量も適宜選定することが
でき、ヒドロシリル化反応の公知の配合量とすることが
できる。
【0044】また、本発明において、塗膜の厚みを厚く
したい場合に、ビニル基含有オルガノポリシロキサンを
添加することが有効であり、更に塗膜の強度を向上させ
る目的で各種の無機充填剤、例えば微粉末シリカ等を添
加混合してもよい。
したい場合に、ビニル基含有オルガノポリシロキサンを
添加することが有効であり、更に塗膜の強度を向上させ
る目的で各種の無機充填剤、例えば微粉末シリカ等を添
加混合してもよい。
【0045】本発明組成物には、その他の任意成分とし
て例えばベンガラ、酸化セリウム、水酸化セリウム、酸
化チタン、カーボンブラック等従来公知の耐熱剤、着色
剤などの添加剤を本発明の効果を損なわない範囲で添加
することができる。
て例えばベンガラ、酸化セリウム、水酸化セリウム、酸
化チタン、カーボンブラック等従来公知の耐熱剤、着色
剤などの添加剤を本発明の効果を損なわない範囲で添加
することができる。
【0046】本発明のプライマー組成物は、前記成分を
常温又は加熱下で均一に混合することにより容易に得る
ことができるが、この際に必要に応じて極微量の水を添
加してもよい。
常温又は加熱下で均一に混合することにより容易に得る
ことができるが、この際に必要に応じて極微量の水を添
加してもよい。
【0047】本発明のプライマー組成物を接着に使用す
る場合は、これを清浄にした接着用基体面に適宜の方
法、例えばはけ塗りなどの手段で薄く塗布すればよい。
この場合、塗布量は接着用基体表面にプライマー薄膜を
形成させるのに十分な量とすればよく、多量の塗布はか
えって基体とシリコーンエラストマーとの接着を阻害す
るので好ましくない。更に塗布後は、30分乃至はそれ
以上時間をかけて風乾を行ってから被着体を接着させる
ことが好ましく、更にその後にプライマー組成物の硬化
を確実にするために必要に応じて50〜150℃程度に
加熱して焼き付けを行ってもよい。
る場合は、これを清浄にした接着用基体面に適宜の方
法、例えばはけ塗りなどの手段で薄く塗布すればよい。
この場合、塗布量は接着用基体表面にプライマー薄膜を
形成させるのに十分な量とすればよく、多量の塗布はか
えって基体とシリコーンエラストマーとの接着を阻害す
るので好ましくない。更に塗布後は、30分乃至はそれ
以上時間をかけて風乾を行ってから被着体を接着させる
ことが好ましく、更にその後にプライマー組成物の硬化
を確実にするために必要に応じて50〜150℃程度に
加熱して焼き付けを行ってもよい。
【0048】ここで、接着用基体としては例えば鉄、ス
テンレス、アルミニウム、窒化処理鋼等の金属形成品の
外表面にその耐候性、外観を向上させるためにフッ素樹
脂系、ウレタン樹脂系、アクリル樹脂系などの各種合成
樹脂系の塗料を塗布したもの、ポリカーボネイト、アク
リル樹脂、ABS樹脂、PBT(ポリブチレンテレフタ
レート)樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリ
エステル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、66ナ
イロン等の樹脂、PFAフィルムなどが挙げられる。
テンレス、アルミニウム、窒化処理鋼等の金属形成品の
外表面にその耐候性、外観を向上させるためにフッ素樹
脂系、ウレタン樹脂系、アクリル樹脂系などの各種合成
樹脂系の塗料を塗布したもの、ポリカーボネイト、アク
リル樹脂、ABS樹脂、PBT(ポリブチレンテレフタ
レート)樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリ
エステル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、66ナ
イロン等の樹脂、PFAフィルムなどが挙げられる。
【0049】また被着体としては、公知のシリコーンエ
ラストマーを使用することができ、例えばジオルガノポ
リシロキサン生ゴムと充填剤との主成分として有機過酸
化物で硬化させる熱硬化型のもの、ビニル基含有ジオル
ガノポリシロキサン生ゴムもしくはオイルとオルガノハ
イドロジェンポリシロキサンと充填剤とを主成分とし白
金系触媒によって室温ないし加熱硬化させる付加硬化型
のもの、シラノール基含有ジオルガノポリシロキサンと
加水分解性のシランもしくはシロキサンと充填剤とを主
成分とし有機錫もしくは有機チタン化合物で硬化させる
縮合硬化型のものなどが挙げられる。
ラストマーを使用することができ、例えばジオルガノポ
リシロキサン生ゴムと充填剤との主成分として有機過酸
化物で硬化させる熱硬化型のもの、ビニル基含有ジオル
ガノポリシロキサン生ゴムもしくはオイルとオルガノハ
イドロジェンポリシロキサンと充填剤とを主成分とし白
金系触媒によって室温ないし加熱硬化させる付加硬化型
のもの、シラノール基含有ジオルガノポリシロキサンと
加水分解性のシランもしくはシロキサンと充填剤とを主
成分とし有機錫もしくは有機チタン化合物で硬化させる
縮合硬化型のものなどが挙げられる。
【0050】
【発明の効果】本発明のプライマー組成物は、塗装金
属、各樹脂等の接着用基体にシリコーンエラストマー等
の被着体を満足に接着させ得る上、接着用耐久性に優れ
た接着物を与えるもので、接着剤などとして広い分野で
有効に利用することができる。
属、各樹脂等の接着用基体にシリコーンエラストマー等
の被着体を満足に接着させ得る上、接着用耐久性に優れ
た接着物を与えるもので、接着剤などとして広い分野で
有効に利用することができる。
【0051】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
【0052】〔実施例1〜4、比較例1〕下記成分を常
温で均一になるように撹拌し、5種類のプライマー組成
物を調製した。 エトキシカルボニルエチルトリメトキシシラン 10g テトラn−ブチルチタネート 10g n−ヘプタン 80g エトキシカルボニルエチルトリメトキシシラン 2g テトラn−ブチルチタネート 10g n−ヘプタン 80g テトラエトキシシラン 8g オクトキシカルボニルエチルトリメトキシシラン 2g テトラn−ブチルチタネート 10g トルエン 80g テトラエトキシシラン 8g エトキシカルボニルエチルトリメトキシシラン 2g ジブチル錫ジラウレート 10g n−ヘプタン 80g ビニルトリメトキシシラン 8g テトラn−ブチルチタネート 10g n−ヘプタン 80g テトラエトキシシラン 10g
温で均一になるように撹拌し、5種類のプライマー組成
物を調製した。 エトキシカルボニルエチルトリメトキシシラン 10g テトラn−ブチルチタネート 10g n−ヘプタン 80g エトキシカルボニルエチルトリメトキシシラン 2g テトラn−ブチルチタネート 10g n−ヘプタン 80g テトラエトキシシラン 8g オクトキシカルボニルエチルトリメトキシシラン 2g テトラn−ブチルチタネート 10g トルエン 80g テトラエトキシシラン 8g エトキシカルボニルエチルトリメトキシシラン 2g ジブチル錫ジラウレート 10g n−ヘプタン 80g ビニルトリメトキシシラン 8g テトラn−ブチルチタネート 10g n−ヘプタン 80g テトラエトキシシラン 10g
【0053】更に、接着用基体としては、金属として
鉄、アルミ、窒化処理鋼,プラスチックスとして66ナ
イロン、表面ナトリウム蒸気処理を施したPFAフィル
ムを選択使用し、また、シリコーンゴム組成物としては
下記のものを選択使用した。 付加硬化型−KE1330A/B(信越化学工業(株)
社製) 配合比100/100,硬化条件:金型にインサート
し、120℃/10分プレスキュアー 縮合硬化型−KE17/CATRM(信越化学工業
(株)社製) 配合比100/0.5,硬化条件:ポッティングし、室
温/24時間キュアー 有機過酸化物硬化型−KE951U/C−8A(信越化
学工業(株)社製) 配合比100/0.2,硬化条件:金型にインサート
し、170℃/10分プレスキュアー
鉄、アルミ、窒化処理鋼,プラスチックスとして66ナ
イロン、表面ナトリウム蒸気処理を施したPFAフィル
ムを選択使用し、また、シリコーンゴム組成物としては
下記のものを選択使用した。 付加硬化型−KE1330A/B(信越化学工業(株)
社製) 配合比100/100,硬化条件:金型にインサート
し、120℃/10分プレスキュアー 縮合硬化型−KE17/CATRM(信越化学工業
(株)社製) 配合比100/0.5,硬化条件:ポッティングし、室
温/24時間キュアー 有機過酸化物硬化型−KE951U/C−8A(信越化
学工業(株)社製) 配合比100/0.2,硬化条件:金型にインサート
し、170℃/10分プレスキュアー
【0054】上記接着用基体の表面をエタノールで清拭
し、その上に上記プライマー組成物を塗布し、30分間
常温で風乾後、上記各未硬化のシリコーンゴム組成物を
乗せ、それぞれの硬化方法に応じて接着硬化させた。
し、その上に上記プライマー組成物を塗布し、30分間
常温で風乾後、上記各未硬化のシリコーンゴム組成物を
乗せ、それぞれの硬化方法に応じて接着硬化させた。
【0055】接着性は、接着初期と230℃/1000
時間経過後(耐熱後)とについて接着用基体とシリコー
ンゴム硬化物とを180°ピール剥離することにより確
認し、ゴム破壊モードを○、界面剥離モードを×、混合
破壊モードを△とした。結果を表1に示す。
時間経過後(耐熱後)とについて接着用基体とシリコー
ンゴム硬化物とを180°ピール剥離することにより確
認し、ゴム破壊モードを○、界面剥離モードを×、混合
破壊モードを△とした。結果を表1に示す。
【0056】
【表1】
【0057】表1の結果より、本発明のプライマー組成
物は各種の接着用基体への接着性及び接着耐久性に優
れ、基体へのシリコーンエラストマーを良好に接着させ
ることができることが確認された。
物は各種の接着用基体への接着性及び接着耐久性に優
れ、基体へのシリコーンエラストマーを良好に接着させ
ることができることが確認された。
【0058】〔実施例5、比較例2〕 (MeO)3SiCMeHCOOEt 5g γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン 6g テトラプロポキシチタン 10g ヘキサン 100g 上記成分を混合し、プライマー組成物Aを調製した(実
施例5)。また、(MeO)3SiCMeHCOOEt
を除いた上記成分を混合し、プライマー組成物Bを調製
した(比較例2)。
施例5)。また、(MeO)3SiCMeHCOOEt
を除いた上記成分を混合し、プライマー組成物Bを調製
した(比較例2)。
【0059】次いで、アルミ製の建材にフッ素樹脂系塗
料を塗布して作った塗装金属の外表面を清浄にし、これ
に上記プライマー組成物A,Bをはけ塗りしてフッ素塗
装金属面に薄く塗装してから1時間風乾し、更にこの面
に室温で硬化してN,N−ジエチルヒドロキシアミンを
放出する二液縮合型シリコーンエラストマー組成物を塗
布して硬化させた。
料を塗布して作った塗装金属の外表面を清浄にし、これ
に上記プライマー組成物A,Bをはけ塗りしてフッ素塗
装金属面に薄く塗装してから1時間風乾し、更にこの面
に室温で硬化してN,N−ジエチルヒドロキシアミンを
放出する二液縮合型シリコーンエラストマー組成物を塗
布して硬化させた。
【0060】14日後にこの硬化したシリコーンエラス
トマーと塗装金属との接着性をJIS−A578の方法
に準じて調べた。その結果、プライマー組成物Aで処理
したものは最大引張応力が7.9kg/cm2でこのも
のは100%がエラストマー凝集破壊したが、プライマ
ー組成物Bで処理したものは最大引張応力が1.7kg
/cm2でこれは100%が界面破壊した。従って、本
発明のプライマー組成物は比較例のものに比べて優れた
接着性を示すことが確認された。
トマーと塗装金属との接着性をJIS−A578の方法
に準じて調べた。その結果、プライマー組成物Aで処理
したものは最大引張応力が7.9kg/cm2でこのも
のは100%がエラストマー凝集破壊したが、プライマ
ー組成物Bで処理したものは最大引張応力が1.7kg
/cm2でこれは100%が界面破壊した。従って、本
発明のプライマー組成物は比較例のものに比べて優れた
接着性を示すことが確認された。
【0061】また、接着性基体としてポリカーボネイト
を使用してプライマー組成物A,Bそれぞれを上記と同
様に塗布し、更に一般品の加熱硬化型シリコーンエラス
トマー組成物を100℃で1時間かけて硬化させた。こ
のポリカーボネイトとシリコーンエラストマーとの接着
性を上記と同様に調べたところ、プライマー組成物Aで
処理したものは最大引張応力が18.7kg/cm2で
100%がエラストマー凝集破壊したが、プライマー組
成物Bで処理したものは最大引張応力が5.7kg/c
m2で100%が界面破壊したものであった。
を使用してプライマー組成物A,Bそれぞれを上記と同
様に塗布し、更に一般品の加熱硬化型シリコーンエラス
トマー組成物を100℃で1時間かけて硬化させた。こ
のポリカーボネイトとシリコーンエラストマーとの接着
性を上記と同様に調べたところ、プライマー組成物Aで
処理したものは最大引張応力が18.7kg/cm2で
100%がエラストマー凝集破壊したが、プライマー組
成物Bで処理したものは最大引張応力が5.7kg/c
m2で100%が界面破壊したものであった。
【0062】〔実施例6〜12、比較例3〜9〕表2に
示す成分を配合してプライマー組成物C〜Pを調製し
た。次いで、アルミ製の建材にフッ素樹脂系塗料、ウレ
タン樹脂系塗料又はアクリル樹脂系塗料を塗布して3種
の塗装金属材を作り、これに上記プライマー組成物C〜
Pをはけ塗りして塗装金属面に薄く塗装し、この面に実
施例5で使用した二液縮合型シリコーンエラストマー組
成物を塗布して硬化させ、14日後におけるシリコーン
エラストマー硬化物と塗装金属の接着性を調べた。この
結果を表3に示す。
示す成分を配合してプライマー組成物C〜Pを調製し
た。次いで、アルミ製の建材にフッ素樹脂系塗料、ウレ
タン樹脂系塗料又はアクリル樹脂系塗料を塗布して3種
の塗装金属材を作り、これに上記プライマー組成物C〜
Pをはけ塗りして塗装金属面に薄く塗装し、この面に実
施例5で使用した二液縮合型シリコーンエラストマー組
成物を塗布して硬化させ、14日後におけるシリコーン
エラストマー硬化物と塗装金属の接着性を調べた。この
結果を表3に示す。
【0063】次に、接着用基体としてポリカーボネイ
ト、ABS樹脂を用い、これらに前記と同様にプライマ
ー組成物C〜Pを塗布し、更に加熱硬化型シリコーンエ
ラストマーを塗布して120℃,1時間で硬化させ、上
記と同様に接着性試験を行った。結果を表4に示す。
ト、ABS樹脂を用い、これらに前記と同様にプライマ
ー組成物C〜Pを塗布し、更に加熱硬化型シリコーンエ
ラストマーを塗布して120℃,1時間で硬化させ、上
記と同様に接着性試験を行った。結果を表4に示す。
【0064】
【表2】
【0065】
【表3】
【0066】
【表4】
【0067】表3,4の結果より、式(1)の有機ケイ
素化合物を配合したプライマー組成物C〜I(実施例6
〜12)を用いた場合は最大引張応力が大きく、ゴム質
破壊したが、式(1)の有機ケイ素化合物を無配合のプ
ライマー組成物(比較例3〜9)を用いた場合は最大引
張応力が小さく、いずれも界面破壊した。従って、本発
明組成物は接着性及び接着耐久性に優れていることがわ
かった。
素化合物を配合したプライマー組成物C〜I(実施例6
〜12)を用いた場合は最大引張応力が大きく、ゴム質
破壊したが、式(1)の有機ケイ素化合物を無配合のプ
ライマー組成物(比較例3〜9)を用いた場合は最大引
張応力が小さく、いずれも界面破壊した。従って、本発
明組成物は接着性及び接着耐久性に優れていることがわ
かった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 武男 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 井上 義文 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 荒井 正俊 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 下記式(1) 【化1】 (但し、R1は置換もしくは非置換の一価炭化水素基又
はQSi(R4O)a(R5)3-a(Qは二価の有機基、R
4,R5は置換もしくは非置換の一価炭化水素基、aは0
〜3の整数)で示される基、R2,R3 は水素原子又は置
換もしくは非置換の一価炭化水素基、nは0,1又は2
である。)で示される基を1分子中に少なくとも1個有
する有機ケイ素化合物を配合してなることを特徴とする
プライマー組成物。 - 【請求項2】 下記式(2) 【化2】 (但し、R6は置換もしくは非置換の一価炭化水素基、
R1,R2,R3 ,nは上記と同様の意味を示す。)で表
わされる構造を1分子中に少なくとも1個有する有機ケ
イ素化合物を配合してなることを特徴とするプライマー
組成物。 - 【請求項3】 チタンもしくは錫を含有する有機金属化
合物を配合した請求項1又は2に記載の組成物。 - 【請求項4】 下記平均組成式(3) 【化3】 (但し、式中R7は置換もしくは非置換の一価炭化水素
基、R8は付加反応性又は縮合反応性官能基を含有する
一価炭化水素基、R9は置換もしくは非置換の一価炭化
水素基であり、bは0≦b≦3、cは0≦c≦3、dは
2≦d≦4かつ2≦b+c+d≦4で示される数であ
る。)で示される有機ケイ素化合物を配合した請求項1
乃至3のいずれか1項に記載の組成物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4114074A JPH0625615A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | プライマー組成物 |
EP93302646A EP0565327A1 (en) | 1992-04-07 | 1993-04-05 | Primer compositions |
US08/043,852 US5326844A (en) | 1992-04-07 | 1993-04-07 | Primer compositions |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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