JPH0625235B2 - 硬化性弾性組成物 - Google Patents
硬化性弾性組成物Info
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- JPH0625235B2 JPH0625235B2 JP63152862A JP15286288A JPH0625235B2 JP H0625235 B2 JPH0625235 B2 JP H0625235B2 JP 63152862 A JP63152862 A JP 63152862A JP 15286288 A JP15286288 A JP 15286288A JP H0625235 B2 JPH0625235 B2 JP H0625235B2
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- JP
- Japan
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- parts
- component
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- acrylate
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F230/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and containing phosphorus, selenium, tellurium or a metal
- C08F230/04—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and containing phosphorus, selenium, tellurium or a metal containing a metal
- C08F230/08—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and containing phosphorus, selenium, tellurium or a metal containing a metal containing silicon
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は硬化性弾性組成物、特にはシロキサン変性アク
リル組成物を主材としてなる、耐熱性、耐油性、耐寒性
のすぐれた硬化性弾性組成物に関するものである。
リル組成物を主材としてなる、耐熱性、耐油性、耐寒性
のすぐれた硬化性弾性組成物に関するものである。
(従来の技術) アクリルゴムについてはエチルアクリレート、n−ブチ
ルアクリレート、メトキシエチルアクリレート、エトキ
シエチルアクリレートなどのアクリル系モノマーに架橋
点となるモノマーを共重合して得られる重合体が用いら
れているが、このエチルアクリレートから得られる重合
体は耐油性、耐熱性にすぐれているが耐寒性が劣り、n
−ブチルアクリレートから得られる重合体は耐熱性、耐
寒性にすぐれているが耐油性がわるく、またメトキシエ
チルアクリレート、エトキシエチルアクリレートから得
られる重合体は耐油性、耐寒性にすぐれているが耐熱性
に劣るという不利があり、耐油性、耐熱性、耐寒性のい
ずれにもすぐれた物性を示すものは末だに得られていな
い。
ルアクリレート、メトキシエチルアクリレート、エトキ
シエチルアクリレートなどのアクリル系モノマーに架橋
点となるモノマーを共重合して得られる重合体が用いら
れているが、このエチルアクリレートから得られる重合
体は耐油性、耐熱性にすぐれているが耐寒性が劣り、n
−ブチルアクリレートから得られる重合体は耐熱性、耐
寒性にすぐれているが耐油性がわるく、またメトキシエ
チルアクリレート、エトキシエチルアクリレートから得
られる重合体は耐油性、耐寒性にすぐれているが耐熱性
に劣るという不利があり、耐油性、耐熱性、耐寒性のい
ずれにもすぐれた物性を示すものは末だに得られていな
い。
(発明の構成) 本発明はこのような物性を満足するアクリル酸エステル
を主剤とする硬化性弾性組成物に関するもので、これは
1)一般式 (こゝにR1は炭素数1〜6の非置換または置換のアル
キル基、n=1〜5の整数、m=1〜5の整数)で示さ
れるシロキサン単位を少なくとも1個含有するアクリル
酸エステルを主成分とする単量体 10〜100重量
部、2)一般式 CH2=CH−COOR2(こゝにR
2は炭素数1〜6のアルキル基および/またはアルコキ
シアルキル基)で示されるアクリル酸エステルを主成分
とする単量体 0〜90重量部、で1)及び2)のアク
リル酸エステルの合計量が100重量部、3)エポキシ
基含有単量体またはハロゲン化物含有単量体 0.1〜
5重量部、4)ラジカル重合開始剤 0〜5重量部とか
らなることを特徴とするものである。
を主剤とする硬化性弾性組成物に関するもので、これは
1)一般式 (こゝにR1は炭素数1〜6の非置換または置換のアル
キル基、n=1〜5の整数、m=1〜5の整数)で示さ
れるシロキサン単位を少なくとも1個含有するアクリル
酸エステルを主成分とする単量体 10〜100重量
部、2)一般式 CH2=CH−COOR2(こゝにR
2は炭素数1〜6のアルキル基および/またはアルコキ
シアルキル基)で示されるアクリル酸エステルを主成分
とする単量体 0〜90重量部、で1)及び2)のアク
リル酸エステルの合計量が100重量部、3)エポキシ
基含有単量体またはハロゲン化物含有単量体 0.1〜
5重量部、4)ラジカル重合開始剤 0〜5重量部とか
らなることを特徴とするものである。
すなわち、本発明者らは耐油性、耐熱性、耐寒性のいず
れについてもすぐれた物性を示すアクリル系ゴムの開発
について種々検討した結果、このアクリル系ゴム成分を
上記した。
れについてもすぐれた物性を示すアクリル系ゴムの開発
について種々検討した結果、このアクリル系ゴム成分を
上記した。
一般式 で示されるシロキサン基を1分子中に少なくとも1個有
するアクリル酸エステルを主成分とする単量体と、一般
式 CH2=CH−COOR2 …(2) で示されるアクリル酸エステルを主成分とする単量体を
ラジカル重合開始剤の存在下で重合して得られるものと
し、これに架橋点となるエポキシ基含有単量体またはハ
ロゲン化合物含有単量体を添加し加硫すると、このもの
はガラス点移点が低く、耐油性、耐熱性、耐寒性のすぐ
れた弾性体になるということを見出し、こゝに使用する
各成分の種類、配合量についての検討を進めて本発明を
完成させた。
するアクリル酸エステルを主成分とする単量体と、一般
式 CH2=CH−COOR2 …(2) で示されるアクリル酸エステルを主成分とする単量体を
ラジカル重合開始剤の存在下で重合して得られるものと
し、これに架橋点となるエポキシ基含有単量体またはハ
ロゲン化合物含有単量体を添加し加硫すると、このもの
はガラス点移点が低く、耐油性、耐熱性、耐寒性のすぐ
れた弾性体になるということを見出し、こゝに使用する
各成分の種類、配合量についての検討を進めて本発明を
完成させた。
以下にこれを詳述する。
本発明の組成物を構成する第1成分としてのアクリル酸
エステル単量体は、前記した般式(1) で示され、このR1がメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基などの炭素数1〜6のアルキル基またはこ
れらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部または全
部をハロゲン原子、シアノ基などで置換したクロロメチ
ル基、トルフルオロプロピル基、シアノエチル基などの
炭素数1〜6の置換アルキル基から選択されたものであ
り、このn、m値についてはこれが5より多くなるとガ
ソリンやゴム揮発油などに溶解されるシロキシ成分が増
加して、本発明の組成物が耐油性のわるいものになるこ
とから1〜5、好ましくは1であるものとされるシロキ
サン基、例えばペンタメチルジシロキシメチル基、ペン
タメチルジシロキシプロピル基を1分子中に少なくとも
1個含有するアクリル酸エステルを主成分とする単量体
とされる。
エステル単量体は、前記した般式(1) で示され、このR1がメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基などの炭素数1〜6のアルキル基またはこ
れらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部または全
部をハロゲン原子、シアノ基などで置換したクロロメチ
ル基、トルフルオロプロピル基、シアノエチル基などの
炭素数1〜6の置換アルキル基から選択されたものであ
り、このn、m値についてはこれが5より多くなるとガ
ソリンやゴム揮発油などに溶解されるシロキシ成分が増
加して、本発明の組成物が耐油性のわるいものになるこ
とから1〜5、好ましくは1であるものとされるシロキ
サン基、例えばペンタメチルジシロキシメチル基、ペン
タメチルジシロキシプロピル基を1分子中に少なくとも
1個含有するアクリル酸エステルを主成分とする単量体
とされる。
また、本発明の組成物を構成する第2成分としてのアク
リル酸エステル単量体は、前記した一般式(2)CH2
=CH−COOR2で示され、このR2がメチル基、プ
ロピル基、ブチル基などのような炭素数1〜6のアルキ
ル基またはメトキシメチル基、エトキシメチル基、エト
キシエチル基、プロポキシエチル基などのアルコキシア
ルキル基であるアクリル酸エステル、例えばメチルアク
リレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレ
ート、イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレ
ート、第2ブチルアクリレート、イソブチルアクリレー
ト、n−アミルアクリレート、メトキシメチルアクリレ
ート、エトキシメチルアクリレート、エトキシエチルア
クリレート、プロポキシエチルアクリレートなどとされ
るが、これらのなかでは最適釣合の性質を与えるし、人
手も容易であるエチルアクリレート、メトキシエチルア
クリレート、n−ブチルアクリレートが好ましいものと
される。この第1成分と第2成分との配合量は両者の合
計量が100重量部とすればよく、したがって第1成分
が100重量部であるときは第2成分は添加する必要は
ない。しかし、この第1成分を10重量部より少なくし
て第2成分を90重量部以上とすると硬化した弾性体の
耐熱性、耐油性、耐寒性を同時に満足することができな
くなるので、第1成分は10〜100重量部とし第2成
分を0〜90重量部とすることがよい。
リル酸エステル単量体は、前記した一般式(2)CH2
=CH−COOR2で示され、このR2がメチル基、プ
ロピル基、ブチル基などのような炭素数1〜6のアルキ
ル基またはメトキシメチル基、エトキシメチル基、エト
キシエチル基、プロポキシエチル基などのアルコキシア
ルキル基であるアクリル酸エステル、例えばメチルアク
リレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレ
ート、イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレ
ート、第2ブチルアクリレート、イソブチルアクリレー
ト、n−アミルアクリレート、メトキシメチルアクリレ
ート、エトキシメチルアクリレート、エトキシエチルア
クリレート、プロポキシエチルアクリレートなどとされ
るが、これらのなかでは最適釣合の性質を与えるし、人
手も容易であるエチルアクリレート、メトキシエチルア
クリレート、n−ブチルアクリレートが好ましいものと
される。この第1成分と第2成分との配合量は両者の合
計量が100重量部とすればよく、したがって第1成分
が100重量部であるときは第2成分は添加する必要は
ない。しかし、この第1成分を10重量部より少なくし
て第2成分を90重量部以上とすると硬化した弾性体の
耐熱性、耐油性、耐寒性を同時に満足することができな
くなるので、第1成分は10〜100重量部とし第2成
分を0〜90重量部とすることがよい。
つぎに本発明の組成物を構成する第3成分としてのエポ
キシ基含有単量体またはハロゲン化合物含有単量体は、
ポリマー内に架橋点を導入する目的において前記した第
1成分としてのアクリル酸エステル単量体と共重合させ
る成分であり、これらはいずれも公知のものでよいが、
このエポキシ基含有単量体についてはアリルグリシジル
エーテル、グリシジルメタクリレートが、またハロゲン
化合物含有単量体についてはクロル酢酸ビニル、クロル
エチルビニルエーテルなどが例示され、これらの配合量
は第1成分と第2成分との合計量100重量部に対して
0.1重量部より少ないと加硫させる場合に架橋点が少
なくなって十分な強度が得られなくなり、5重量部より
多くすると架橋点が多すぎるために十分な伸びが得られ
なくなるので、0.1〜5重量部の範囲とする必要があ
る。
キシ基含有単量体またはハロゲン化合物含有単量体は、
ポリマー内に架橋点を導入する目的において前記した第
1成分としてのアクリル酸エステル単量体と共重合させ
る成分であり、これらはいずれも公知のものでよいが、
このエポキシ基含有単量体についてはアリルグリシジル
エーテル、グリシジルメタクリレートが、またハロゲン
化合物含有単量体についてはクロル酢酸ビニル、クロル
エチルビニルエーテルなどが例示され、これらの配合量
は第1成分と第2成分との合計量100重量部に対して
0.1重量部より少ないと加硫させる場合に架橋点が少
なくなって十分な強度が得られなくなり、5重量部より
多くすると架橋点が多すぎるために十分な伸びが得られ
なくなるので、0.1〜5重量部の範囲とする必要があ
る。
なお、本発明の組成物を構成する第4成分としてのラジ
カル重合開始剤は上記した第1〜第3成分を重合させる
ためのものであるが、これは第1成分、第2成分の合計
量100重量部に対して0〜5重量部とすればよい。こ
の第1〜第3成分の重合は従来公知の方法で行なえばよ
く、したがってこれは熱あるいは活性光線の適用による
か、またはラジカル重合開始剤の存在下で溶液系あるい
は塊状系で行なわせればよいが、好ましくは乳化剤、重
合開始剤、そしてもし所望であれば重合調節剤の存在下
での乳濁水溶液において重合させることがよい。この乳
濁水溶液に使用される乳化剤としてはオレイン酸ソー
ダ、パルミチン酸ナトリウムなどのような脂肪族石け
ん、ジエチルアミノエチルオレイルアミドの塩酸塩、セ
チルトリメチルアンモニウムメチルサルフェートおよび
ラウリルアミンヒドロクロライドのような高分子量の塩
はもちろん、ラウリル硫酸ナトリウム、イソプロピルナ
フタレンスルホン酸ナトリウムなどのような高分子量脂
肪族硫酸塩およびアルキルスルホン酸塩を含む。このラ
ジカル重合開始剤としては過酸化ベンゾイル、過硫酸ナ
トリウム、過酸化水素、クメンヒドロパーオキサイド、
ジアゾアミノベンゼンなどが例示され、これらは炭化水
素に可溶なものが好ましい水溶性のものとしてもよい。
カル重合開始剤は上記した第1〜第3成分を重合させる
ためのものであるが、これは第1成分、第2成分の合計
量100重量部に対して0〜5重量部とすればよい。こ
の第1〜第3成分の重合は従来公知の方法で行なえばよ
く、したがってこれは熱あるいは活性光線の適用による
か、またはラジカル重合開始剤の存在下で溶液系あるい
は塊状系で行なわせればよいが、好ましくは乳化剤、重
合開始剤、そしてもし所望であれば重合調節剤の存在下
での乳濁水溶液において重合させることがよい。この乳
濁水溶液に使用される乳化剤としてはオレイン酸ソー
ダ、パルミチン酸ナトリウムなどのような脂肪族石け
ん、ジエチルアミノエチルオレイルアミドの塩酸塩、セ
チルトリメチルアンモニウムメチルサルフェートおよび
ラウリルアミンヒドロクロライドのような高分子量の塩
はもちろん、ラウリル硫酸ナトリウム、イソプロピルナ
フタレンスルホン酸ナトリウムなどのような高分子量脂
肪族硫酸塩およびアルキルスルホン酸塩を含む。このラ
ジカル重合開始剤としては過酸化ベンゾイル、過硫酸ナ
トリウム、過酸化水素、クメンヒドロパーオキサイド、
ジアゾアミノベンゼンなどが例示され、これらは炭化水
素に可溶なものが好ましい水溶性のものとしてもよい。
なお、過酸化水素を使用する場合にはこれを還元剤のよ
うな反応を速める他の物質と組合わせてもよく、脂肪族
メルカプタンなどの硫黄含有調節剤のような重合調節剤
を用いるとアルキルアクリレートやアルコキシアクリレ
ートの重合に多くの効果がもたらされ、非常に軟い重合
体が得られる。この重合温度は通常20〜80℃の温度
の範囲で行なえばよく、100℃以上の高温、または0
℃あるいは−10℃のような低温で行なってもよいが、
20〜80℃の温度で乳化重合すれば1〜15時間で定
量的に重合体を得ることができる。
うな反応を速める他の物質と組合わせてもよく、脂肪族
メルカプタンなどの硫黄含有調節剤のような重合調節剤
を用いるとアルキルアクリレートやアルコキシアクリレ
ートの重合に多くの効果がもたらされ、非常に軟い重合
体が得られる。この重合温度は通常20〜80℃の温度
の範囲で行なえばよく、100℃以上の高温、または0
℃あるいは−10℃のような低温で行なってもよいが、
20〜80℃の温度で乳化重合すれば1〜15時間で定
量的に重合体を得ることができる。
本発明の硬化性弾性組成物は上記した第1〜第4成分か
らなるものであるが、この組成物は第1〜第3成分の混
合物を第4成分の存在下に重合して得られたポリマー
を、エポキシ基またはハロゲン原子を含む官能基と反応
する加硫剤の存在下で架橋したゴム弾性体は耐油性、耐
熱性、耐寒性のすぐれたゴム弾性体となる。また、この
加硫前の重合体に補強剤、充填剤、可塑剤、老化防止剤
を添加することは任意とされるが、補強剤としてシリカ
を使用した場合にはこれに含有されているシロキサン変
性アクリルポリマーがシリカとの親和性にすぐれたもの
なのでこのものはロール加工性、貯蔵安定性のすぐれた
ものになる。また、この重合体は加硫剤を配合して熱処
理することによって弾性体とされるが、この加硫剤とし
てはイオウ、イオウ化合物、脂肪酸塩、トリアジン化合
物、ジチオカルバミン酸塩、有機カルボン酸アンモニウ
ム、ジアミンカーバメート、ポリアミン、無水フタール
酸とイミダゾール化合物、多価カルボン酸化合物または
多価カルボン酸無水物と第4級アンモニウム塩、第4級
ホスホニウム塩、グアニジン化合物とイオウまたはイオ
ウ化合物などが例示される。
らなるものであるが、この組成物は第1〜第3成分の混
合物を第4成分の存在下に重合して得られたポリマー
を、エポキシ基またはハロゲン原子を含む官能基と反応
する加硫剤の存在下で架橋したゴム弾性体は耐油性、耐
熱性、耐寒性のすぐれたゴム弾性体となる。また、この
加硫前の重合体に補強剤、充填剤、可塑剤、老化防止剤
を添加することは任意とされるが、補強剤としてシリカ
を使用した場合にはこれに含有されているシロキサン変
性アクリルポリマーがシリカとの親和性にすぐれたもの
なのでこのものはロール加工性、貯蔵安定性のすぐれた
ものになる。また、この重合体は加硫剤を配合して熱処
理することによって弾性体とされるが、この加硫剤とし
てはイオウ、イオウ化合物、脂肪酸塩、トリアジン化合
物、ジチオカルバミン酸塩、有機カルボン酸アンモニウ
ム、ジアミンカーバメート、ポリアミン、無水フタール
酸とイミダゾール化合物、多価カルボン酸化合物または
多価カルボン酸無水物と第4級アンモニウム塩、第4級
ホスホニウム塩、グアニジン化合物とイオウまたはイオ
ウ化合物などが例示される。
(発明の効果) 本発明の硬化性弾性組成物は上記した第1〜第4成分か
らなるものであるが、この第1〜第3成分の混合物を第
4成分の存在下に重合して得られるアクリル酸エステル
系重合体は官能基としてエポキシ基またはハロゲン原子
を含んでおり、このような官能基と反応する加硫剤の存
在下に加熱処理すると、ゴム弾性体となり、この弾性体
はアクリル酸エステル基とシロキシ基を有しているので
耐油性、耐熱性、耐寒性がすぐれ、かつすぐれた機械的
物性を示すので、このものは各種シール材、O−リン
グ、ガスケット、耐油性ホース、電線シースなどに有利
に使用できるという工業的有利性をもつものとされる。
らなるものであるが、この第1〜第3成分の混合物を第
4成分の存在下に重合して得られるアクリル酸エステル
系重合体は官能基としてエポキシ基またはハロゲン原子
を含んでおり、このような官能基と反応する加硫剤の存
在下に加熱処理すると、ゴム弾性体となり、この弾性体
はアクリル酸エステル基とシロキシ基を有しているので
耐油性、耐熱性、耐寒性がすぐれ、かつすぐれた機械的
物性を示すので、このものは各種シール材、O−リン
グ、ガスケット、耐油性ホース、電線シースなどに有利
に使用できるという工業的有利性をもつものとされる。
(実施例) つぎに本発明の実施例をあげるが例中の部は重量部を示
したものである。
したものである。
実施例1、比較例1〜3 撹拌機、コンデンサー、温度計および窒素ガス導入口を
取りつけた500mlの三ツ口フラスコに、純水250
g、ラウリル硫酸ナトリウム3gを仕込み、窒素ガス気
流下に内温を10℃に調整したのち、t−ブチルハイド
ロパーオキサイド0.1g、l−アスコルビン酸 0.
5gおよび硫酸第1鉄7水和物0.0005gを加え、
ついでこゝにアクリロキシメチルペンタメチルジシロキ
サン(以下DM−100と略記する)98.5gとビニ
ルクロルアセテート(以下VCAと略記する)1.5g
との混合物を3時間にわたって滴下した。
取りつけた500mlの三ツ口フラスコに、純水250
g、ラウリル硫酸ナトリウム3gを仕込み、窒素ガス気
流下に内温を10℃に調整したのち、t−ブチルハイド
ロパーオキサイド0.1g、l−アスコルビン酸 0.
5gおよび硫酸第1鉄7水和物0.0005gを加え、
ついでこゝにアクリロキシメチルペンタメチルジシロキ
サン(以下DM−100と略記する)98.5gとビニ
ルクロルアセテート(以下VCAと略記する)1.5g
との混合物を3時間にわたって滴下した。
滴下終了後、さらに1時間撹拌をつづけて反応を完了さ
せたのち、この重合系に飽和塩化カルシウム水溶液を加
え過、水洗し、乾燥したところ、98.5g重合体が
得られ、この重合体はムーニー粘度〔ML1+4(10
0℃)〕が41でガラス転移点(Tg)は−56℃であ
った。
せたのち、この重合系に飽和塩化カルシウム水溶液を加
え過、水洗し、乾燥したところ、98.5g重合体が
得られ、この重合体はムーニー粘度〔ML1+4(10
0℃)〕が41でガラス転移点(Tg)は−56℃であ
った。
ついで、この重合体100部にシリカ系充填剤・ニプシ
ルLP〔日本シリカ(株)製商品名〕50部と老化防止剤
・ナウガード445〔ユニロイヤル社製商品名〕2部お
よびステアリン酸1部を添加し、65℃の2本ロールで
十分混練りしたのち放冷し、酸化マグネシウム(Mg
O)3部とトリアジントリチオール・ジスネットF〔三
協化成(株)製商品名〕1部を加え再び2本ロールで混練
りしてシート状とし、165℃、30kg/cm2の条件で1
2分間プレス加硫し、得られたシートを180℃で8時
間熱オーブン中で後加硫したものをNo3オイル中に15
0℃で70時間浸積してその耐油性を、また180℃に
70時間処理してその耐熱性をしらべると共に、このも
のの耐寒性をゲーマンテスト法でしらべたところ第1表
に示したとおりの結果が得られ、これはすぐれた耐油
性、耐熱性、耐寒性を示した。
ルLP〔日本シリカ(株)製商品名〕50部と老化防止剤
・ナウガード445〔ユニロイヤル社製商品名〕2部お
よびステアリン酸1部を添加し、65℃の2本ロールで
十分混練りしたのち放冷し、酸化マグネシウム(Mg
O)3部とトリアジントリチオール・ジスネットF〔三
協化成(株)製商品名〕1部を加え再び2本ロールで混練
りしてシート状とし、165℃、30kg/cm2の条件で1
2分間プレス加硫し、得られたシートを180℃で8時
間熱オーブン中で後加硫したものをNo3オイル中に15
0℃で70時間浸積してその耐油性を、また180℃に
70時間処理してその耐熱性をしらべると共に、このも
のの耐寒性をゲーマンテスト法でしらべたところ第1表
に示したとおりの結果が得られ、これはすぐれた耐油
性、耐熱性、耐寒性を示した。
しかし、比較のために上記で使用したDM−100をエ
チルアクリレート、n−ブチルアクリレートまたはメト
キシエチルアクリレートとしたほかは上記と同様に処理
して得たシートについての物性をしらべたところ、第1
表に併記した通りの結果が得られ、これは耐油性、耐熱
性、耐寒性のいずれかに劣るものであった。
チルアクリレート、n−ブチルアクリレートまたはメト
キシエチルアクリレートとしたほかは上記と同様に処理
して得たシートについての物性をしらべたところ、第1
表に併記した通りの結果が得られ、これは耐油性、耐熱
性、耐寒性のいずれかに劣るものであった。
実施例2〜4、比較例4 実施例1で使用したアクリル酸エステル単量体をDM−
100 49.25gとエチルアクリレート49.25
gとしたほかは実施例1と同様に処理して得たシート
(実施例2)、前記実施例1におけるVCA1.5gを
アリルグリシジルエーテル(以下AGEと略記する)2
gとし実施例1と同様に重合して得た重合体100部に
カーボンブラック旭#60・FEFブラック(旭カーボ
ン社製商品名)60部と老化防止剤・ナウガード445
(前出)2部およびステアリン酸1部を添加し、65℃
の2本ロールで十分混練りしたのち放冷し、ジメチルジ
チオカルバメート亜鉛2部を加え再び2本ロールで混練
りしてシート状とし、165℃、30kg/cm2で12分間
プレス加硫し、180℃で8時間後加硫して得たシート
(実施例3)、この実施例3におけるアクリル酸エステ
ル単量体DM100をアクリロキシプロピルペンタメチ
ルジシロキサン(以下DM−300と略記する)とした
ほかは実施例3と同様に処理して得たシート(実施例
4)についての物性を実施例1と同じ方法でしらべたと
ころ、第2表に示したとおりの結果が得られ、これらは
いずれもすぐれた耐油性、耐熱性、耐寒性を示した。
100 49.25gとエチルアクリレート49.25
gとしたほかは実施例1と同様に処理して得たシート
(実施例2)、前記実施例1におけるVCA1.5gを
アリルグリシジルエーテル(以下AGEと略記する)2
gとし実施例1と同様に重合して得た重合体100部に
カーボンブラック旭#60・FEFブラック(旭カーボ
ン社製商品名)60部と老化防止剤・ナウガード445
(前出)2部およびステアリン酸1部を添加し、65℃
の2本ロールで十分混練りしたのち放冷し、ジメチルジ
チオカルバメート亜鉛2部を加え再び2本ロールで混練
りしてシート状とし、165℃、30kg/cm2で12分間
プレス加硫し、180℃で8時間後加硫して得たシート
(実施例3)、この実施例3におけるアクリル酸エステ
ル単量体DM100をアクリロキシプロピルペンタメチ
ルジシロキサン(以下DM−300と略記する)とした
ほかは実施例3と同様に処理して得たシート(実施例
4)についての物性を実施例1と同じ方法でしらべたと
ころ、第2表に示したとおりの結果が得られ、これらは
いずれもすぐれた耐油性、耐熱性、耐寒性を示した。
しかし、比較のために実施例3におけるDM−100を
トリメチルシリルメチルアクリレート(以下BM−10
0と略記する)としたほかは実施例1と同様に処理して
得たシートについての物性をしらべたところ、第2表に
併記したとおりの結果が得られ、このものはBM−10
0がシロキシ基をもたないものであるために耐寒性の劣
るものであった。
トリメチルシリルメチルアクリレート(以下BM−10
0と略記する)としたほかは実施例1と同様に処理して
得たシートについての物性をしらべたところ、第2表に
併記したとおりの結果が得られ、このものはBM−10
0がシロキシ基をもたないものであるために耐寒性の劣
るものであった。
フロントページの続き (72)発明者 奥田 治和 福井県武生市北府2丁目17番33号 日信化 学工業株式会社内 (72)発明者 大畠 宏之 福井県武生市北府2丁目17番33号 日信化 学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−219207(JP,A) 特開 昭60−260946(JP,A) 特開 昭62−294201(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】1)一般式 (ここにR1は炭素数1〜6の非置換または置換のアル
キル基、n=1〜5の整数、m=1〜5の整数)で示さ
れるシロキサン単位を少なくとも1個含有するアクリル
酸エステルを主成分とする単量体 10〜100重量
部、 2)一般式 CH2=CH−COOR2(ここにR2は
炭素数1〜6のアルキル基および/またはアルコキシア
ルキル基)で示されるアクリル酸エステルを主成分とす
る単量体 0〜90重量部、 で1)及び2)のアクリル酸エステルの合計量が100
重量部、 3)エポキシ基含有単量体またはハロゲン化合物含有単
量体 0.1〜5重量部、 4)ラジカル重合開始剤 0〜5重量部、 とからなることを特徴とする硬化性弾性組成物。 - 【請求項2】第1成分がアクリロキシメチルペンタメチ
ルジシロキサンおよび/またはアクリロキシプロピルペ
ンタメチルジシロキサンである請求項1に記載の硬化性
弾性組成物。 - 【請求項3】第2成分がエチルアクリレート、n−ブチ
ルアクリレート、メトキシエチルアクリレート、エトキ
シエチルアクリレートから選択されたものである請求項
1に記載の硬化性弾性組成物。 - 【請求項4】第3成分のエポキシ基含有単量体がアリル
グリシジルエーテルおよび/またはグリシジルメタクリ
レートである請求項1に記載の硬化性弾性組成物。 - 【請求項5】第3成分のハロゲン化合物含有単量体がク
ロル酢酸ビニルである請求項1に記載の硬化性弾性組成
物。
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- 1989-06-15 DE DE8989306085T patent/DE68906204T2/de not_active Expired - Fee Related
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