JPH06248688A - 騒音の発生しない側溝 - Google Patents
騒音の発生しない側溝Info
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- JPH06248688A JPH06248688A JP8105093A JP8105093A JPH06248688A JP H06248688 A JPH06248688 A JP H06248688A JP 8105093 A JP8105093 A JP 8105093A JP 8105093 A JP8105093 A JP 8105093A JP H06248688 A JPH06248688 A JP H06248688A
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- Japan
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- side ditch
- gutter
- contact surface
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- ditch cover
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 側溝の蓋と溝とを密着させ、自動車等の通過
時に発生する、騒音を発しない側溝を提供する。 【構成】 蓋1の接面部を曲面に成形加工し、溝2の接
面部を幾何学的に相似の曲面に成形加工し密着させる。
時に発生する、騒音を発しない側溝を提供する。 【構成】 蓋1の接面部を曲面に成形加工し、溝2の接
面部を幾何学的に相似の曲面に成形加工し密着させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般道路側溝、特に
幅員の狭い道路において、有蓋側溝の上を車両が通過す
る可能性の高い道路の側溝に関する。
幅員の狭い道路において、有蓋側溝の上を車両が通過す
る可能性の高い道路の側溝に関する。
【0002】
【従来の技術】従来土木工事において側溝を設置する場
合、通常、フラットなコンクリート面で側溝蓋を支えて
おり、特に平面精度を要求される。従来の側溝蓋受け部
のフラット部については、その構造上の特性から土や小
石が溜りやすく、人の手で清掃しなければならなかっ
た。発生する騒音の解消についてはゴムパッキング等を
挟み騒音の軽減を計っている。また設置工事の際、側溝
蓋の脱着作業は垂直方向になされる必要が有る。
合、通常、フラットなコンクリート面で側溝蓋を支えて
おり、特に平面精度を要求される。従来の側溝蓋受け部
のフラット部については、その構造上の特性から土や小
石が溜りやすく、人の手で清掃しなければならなかっ
た。発生する騒音の解消についてはゴムパッキング等を
挟み騒音の軽減を計っている。また設置工事の際、側溝
蓋の脱着作業は垂直方向になされる必要が有る。
【0003】
【発明が解消しようとする課題】側溝蓋のガタッキによ
る騒音防止のため、特にフラット部の平面精度が要求さ
れるが、満足されていない。また二次原因として異物が
挟み込まれた場合、平面機能が損なわれ、側溝蓋の騒音
発生の原因となり、更にコンクリート面同志がぶつかり
合う事になり側溝蓋の破損、及び側溝蓋受け部の破損に
つながっている。
る騒音防止のため、特にフラット部の平面精度が要求さ
れるが、満足されていない。また二次原因として異物が
挟み込まれた場合、平面機能が損なわれ、側溝蓋の騒音
発生の原因となり、更にコンクリート面同志がぶつかり
合う事になり側溝蓋の破損、及び側溝蓋受け部の破損に
つながっている。
【0004】この発明は、このような従来の技術の欠点
を除去して、新規な形状の、騒音の発生しない側溝を提
供するものである。
を除去して、新規な形状の、騒音の発生しない側溝を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1はこの発明の原理を
説明する図である。まず図1の正面図で示すように、接
面部を曲面に成形加工した側溝蓋1を、幾何学的に相似
な曲面に成形加工した接面部を持つ側溝2に、密着する
ように設置する。
説明する図である。まず図1の正面図で示すように、接
面部を曲面に成形加工した側溝蓋1を、幾何学的に相似
な曲面に成形加工した接面部を持つ側溝2に、密着する
ように設置する。
【0006】
【作用】この様にして幾何学的に相似した曲面を持った
側溝蓋1と側溝2を設置すると、両者は側溝蓋1の自重
により密着する。
側溝蓋1と側溝2を設置すると、両者は側溝蓋1の自重
により密着する。
【0007】
【実施例】具体的な実施例について説明すれば、側溝蓋
1のコンクリート製のものは、型枠成形とし、鉄製のも
のについても型枠成形とし、素材は鋳鉄による。側溝2
についてもコンクリート型枠成形による。また、合成樹
脂、セラミックス等の新素材であっても、強度が許容さ
れれば選択される。
1のコンクリート製のものは、型枠成形とし、鉄製のも
のについても型枠成形とし、素材は鋳鉄による。側溝2
についてもコンクリート型枠成形による。また、合成樹
脂、セラミックス等の新素材であっても、強度が許容さ
れれば選択される。
【0008】
【発明の効果】この発明は側溝蓋の接面部とと側溝の接
面部が曲面で密着することに特徴が有る。これにより車
両等の通過騒音を解消することが可能になり、側溝蓋、
及び側溝の破損の発生をも防ぐ。
面部が曲面で密着することに特徴が有る。これにより車
両等の通過騒音を解消することが可能になり、側溝蓋、
及び側溝の破損の発生をも防ぐ。
【0009】例えば、側溝に棚受け部が無いことから設
置時に側溝蓋との底面接触が無くなり側溝蓋の接面部と
側溝の接而部で支え合うことになり、底面に土、小石等
の異物を挟み込むことが無くなった。また側溝蓋と側溝
の接触面積が広くなり安定性が増す。
置時に側溝蓋との底面接触が無くなり側溝蓋の接面部と
側溝の接而部で支え合うことになり、底面に土、小石等
の異物を挟み込むことが無くなった。また側溝蓋と側溝
の接触面積が広くなり安定性が増す。
【0010】また、側溝蓋に垂直加重がかかった場合、
接触面が曲面であるために、力線が分散され、側溝蓋に
かかる負担が軽減され耐用年数が延びる。
接触面が曲面であるために、力線が分散され、側溝蓋に
かかる負担が軽減され耐用年数が延びる。
【0011】更に、曲面の持つ特性により、側溝清掃時
の蓋上げ作業が容易である。又、設置工事も簡略化でき
る。
の蓋上げ作業が容易である。又、設置工事も簡略化でき
る。
【0012】以上のようにこの発明は側溝蓋の接面部、
側溝の接面部を曲面に成形加工することにより側溝蓋、
側溝の密着を計るものであり、少ないコストで大きな効
果を生むものである。土木工事の分野において広く利用
できるものと期待できる。
側溝の接面部を曲面に成形加工することにより側溝蓋、
側溝の密着を計るものであり、少ないコストで大きな効
果を生むものである。土木工事の分野において広く利用
できるものと期待できる。
【図1】この図は、四面図と断面図である。
【図2】この図は、側溝の正面図である。
【図3】この図は、側溝蓋の正面図である。
1:側溝蓋 2:側溝 3:内部鉄筋 4:手掛穴 5:接面部a 6:接面部b 7:鋳鉄蓋
Claims (1)
- 【請求項1】 側溝蓋の接面部a5を曲面に成形加工
し、幾何学的に相似な曲面に成形加工された接面部b6
を持つ側溝2の側溝蓋1となし、側溝蓋1と側溝2の密
着性を高めた側溝。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5081050A JP2514918B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 騒音の発生しない側溝 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5081050A JP2514918B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 騒音の発生しない側溝 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06248688A true JPH06248688A (ja) | 1994-09-06 |
JP2514918B2 JP2514918B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=13735593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5081050A Expired - Lifetime JP2514918B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 騒音の発生しない側溝 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514918B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09158119A (ja) * | 1995-12-04 | 1997-06-17 | Junichi Hirata | 曲面接合による建築土木構造 |
JPH09242169A (ja) * | 1996-03-10 | 1997-09-16 | Junichi Hirata | 被包型側溝 |
WO1998023821A1 (fr) * | 1996-11-29 | 1998-06-04 | Toshizo Nishikawa | Bloc de beton pourvu d'une plaque de recouvrement |
JPH10280517A (ja) * | 1997-04-03 | 1998-10-20 | Ishida Tekko Kk | グレーチング |
WO2005124041A1 (ja) * | 2004-06-15 | 2005-12-29 | Chuetsu Seito Co., Ltd. | 側溝及び桝 |
JP2009046939A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Maeda Seikan Kk | 側溝蓋及び該側溝蓋によるコンクリート製側溝ブロックの閉蓋構造 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5872286U (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-16 | 川良 フミエ | 取外しの容易な溝蓋 |
JPS5969280U (ja) * | 1982-10-30 | 1984-05-10 | 緒方 淳一 | 縦断面に不等辺四角型の面を持つコンクリ−ト製側溝蓋 |
JPS59107679U (ja) * | 1982-12-31 | 1984-07-20 | 西沢 忠弘 | 改良型ふた付側こう |
JPS61128474A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-16 | Hitachi Ltd | 燃料電池 |
JPS6235091U (ja) * | 1985-08-12 | 1987-03-02 | ||
JPS6250285U (ja) * | 1985-09-13 | 1987-03-28 | ||
JPS62176280U (ja) * | 1986-04-26 | 1987-11-09 | ||
JPS6336587U (ja) * | 1986-08-23 | 1988-03-09 |
-
1993
- 1993-03-01 JP JP5081050A patent/JP2514918B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (8)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2514918B2 (ja) | 1996-07-10 |
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