JPH06240135A - 高度に難燃性のポリアミド系成形用組成物 - Google Patents
高度に難燃性のポリアミド系成形用組成物Info
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- JPH06240135A JPH06240135A JP5346987A JP34698793A JPH06240135A JP H06240135 A JPH06240135 A JP H06240135A JP 5346987 A JP5346987 A JP 5346987A JP 34698793 A JP34698793 A JP 34698793A JP H06240135 A JPH06240135 A JP H06240135A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリアミド、水酸化マグネシウム及びノボラ
ック型の多価ヒドロキシ化合物を基礎にした、良好な機
械的性能および電気的性能並びにすぐれた表面特性を有
する易加工性のポリアミド系成形用組成物を提供する。 【構成】 Ａ）３５−５５重量％の熱可塑性で、一部結
晶化しているポリアミド、 Ｂ）１−１０重量％の重合度が３−２０のノボラック型
多価ヒドロキシ化合物、 Ｃ）０−３０重量％の強化用材料類、 Ｄ）０−１５重量％のエラストマー改質剤、 Ｅ）４０−６０重量％の水酸化マグネシウムおよび Ｆ）０−２重量％の加工用添加剤類 を含んでなる高度に難燃性のポリアミド系成形用組成
物。
ック型の多価ヒドロキシ化合物を基礎にした、良好な機
械的性能および電気的性能並びにすぐれた表面特性を有
する易加工性のポリアミド系成形用組成物を提供する。 【構成】 Ａ）３５−５５重量％の熱可塑性で、一部結
晶化しているポリアミド、 Ｂ）１−１０重量％の重合度が３−２０のノボラック型
多価ヒドロキシ化合物、 Ｃ）０−３０重量％の強化用材料類、 Ｄ）０−１５重量％のエラストマー改質剤、 Ｅ）４０−６０重量％の水酸化マグネシウムおよび Ｆ）０−２重量％の加工用添加剤類 を含んでなる高度に難燃性のポリアミド系成形用組成
物。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はポリアミド、水酸化マグ
ネシウムおよびノボラック型の多価ヒドロキシ化合物類
を基礎とする非常に良好な機械的性能および電気的性能
ならびに高度な表面特性を有する易加工性のポリアミド
系成形用組成物に関する。
ネシウムおよびノボラック型の多価ヒドロキシ化合物類
を基礎とする非常に良好な機械的性能および電気的性能
ならびに高度な表面特性を有する易加工性のポリアミド
系成形用組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】ポリアミド類は高級な熱可塑性樹脂であ
り、 − 易加工性、 − 非常に良好な機械的性能、 − 非常に良好な電気的性能、 − 高耐熱性、 − 高耐薬品性および − 非常に優れた表面特性 を持つことで特に名高い樹脂である。
り、 − 易加工性、 − 非常に良好な機械的性能、 − 非常に良好な電気的性能、 − 高耐熱性、 − 高耐薬品性および − 非常に優れた表面特性 を持つことで特に名高い樹脂である。
【０００３】ガラス繊維、ガラスビーズ、鉱物質充填剤
またはそれらの混合物を強化用材料として使用するとポ
リアミド類の諸性能を著しく変えることができる。例え
ば、エラストマー類の添加により、強化ポリアミド類の
衝撃強度を改善できる。多くの可能な組合せにより、広
範でさまざまな性能を有する多岐にわたる製品類を得る
ことができる。
またはそれらの混合物を強化用材料として使用するとポ
リアミド類の諸性能を著しく変えることができる。例え
ば、エラストマー類の添加により、強化ポリアミド類の
衝撃強度を改善できる。多くの可能な組合せにより、広
範でさまざまな性能を有する多岐にわたる製品類を得る
ことができる。
【０００４】表面特性は、例えば、鉱物質充填剤および
／またはガラス繊維を使用すると悪影響を受ける。ポリ
アミド類は長いこと電気産業分野で首尾よく使用されて
きている。難燃性ポリアミド類は主にこの産業分野で使
用される。
／またはガラス繊維を使用すると悪影響を受ける。ポリ
アミド類は長いこと電気産業分野で首尾よく使用されて
きている。難燃性ポリアミド類は主にこの産業分野で使
用される。
【０００５】またポリアミドの難燃剤として次の難燃剤
が知られており、長いこと使用されてきている：赤りん 赤りんをポリアミド類に添加することは、例えば、ドイ
ツ特許出願公開第３，７１３，７４６号（米国特許第
４，８７７，８２３号に対応）およびヨーロッパ特許出
願公開第２９９，４４４号（米国特許第５，０８１，２
２２号に対応）から知ることができる。それは主にガラ
ス繊維で強化されたＰＡ ６６及び６／６Ｔに添加され
る。元来りんは赤色をしており、これが顔料様の性質を
発揮することから、このような組成物（混合物）は暗い
色物としてしか供給できない。またこれらりんは湿気と
熱によりホスフィン及びりん酸塩を発生する傾向をもっ
ている（りんの不均化による）。ホスフィンは例えば電
気設備や装置の中の銅含有接点を腐食し、他方、りん酸
塩は電気接点間に導電性の沈着物を生成する。適当な安
定剤を使用すると、このりんの不均化反応を遅延させる
ことはできるが、抑制することはできない。
が知られており、長いこと使用されてきている：赤りん 赤りんをポリアミド類に添加することは、例えば、ドイ
ツ特許出願公開第３，７１３，７４６号（米国特許第
４，８７７，８２３号に対応）およびヨーロッパ特許出
願公開第２９９，４４４号（米国特許第５，０８１，２
２２号に対応）から知ることができる。それは主にガラ
ス繊維で強化されたＰＡ ６６及び６／６Ｔに添加され
る。元来りんは赤色をしており、これが顔料様の性質を
発揮することから、このような組成物（混合物）は暗い
色物としてしか供給できない。またこれらりんは湿気と
熱によりホスフィン及びりん酸塩を発生する傾向をもっ
ている（りんの不均化による）。ホスフィンは例えば電
気設備や装置の中の銅含有接点を腐食し、他方、りん酸
塩は電気接点間に導電性の沈着物を生成する。適当な安
定剤を使用すると、このりんの不均化反応を遅延させる
ことはできるが、抑制することはできない。
【０００６】有機ハロゲン化合物 ポリアミド用の添加剤として臭素化ジフェニル類または
ジフェニルエーテル類が三酸化アンチモンと組み合わせ
て長いこと使用されてきている。
ジフェニルエーテル類が三酸化アンチモンと組み合わせ
て長いこと使用されてきている。
【０００７】次のハロゲン化合物類の使用がだんだん増
えてきている： − 塩素化脂環族炭化水素類（Ｄｅｃｈｌｏｒａｎｅ
（商標） ｐｌｕｓ Ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌ Ｃｈｅｍ
ｉｃａｌｓ Ｃｏ．製） − 臭素化スチレンオリゴマー類（例えばドイツ特許出
願公開第２，７０３，４１９号明細書中に記載のもの）
および − 環臭素化ポリスチレン類（例えばＰＹＲＯ−ＣＨＥ
Ｋ ６８（商標） ，ＦＥＲＲＯ Ｃｈｅｍｉｃａｌｓ
Ｃｏ．製）。
えてきている： − 塩素化脂環族炭化水素類（Ｄｅｃｈｌｏｒａｎｅ
（商標） ｐｌｕｓ Ｏｃｃｉｄｅｎｔａｌ Ｃｈｅｍ
ｉｃａｌｓ Ｃｏ．製） − 臭素化スチレンオリゴマー類（例えばドイツ特許出
願公開第２，７０３，４１９号明細書中に記載のもの）
および − 環臭素化ポリスチレン類（例えばＰＹＲＯ−ＣＨＥ
Ｋ ６８（商標） ，ＦＥＲＲＯ Ｃｈｅｍｉｃａｌｓ
Ｃｏ．製）。
【０００８】亜鉛塩類または酸化鉄類もまた上述したハ
ロゲン化合物の相乗化剤として使用できる。ハロゲン−
ベース難燃剤の大部分はポリアミドの加工温度で分解を
始め、それにより腐食性のガスが生成する。この結果と
して、例えば、スイッチ類の電気接点および電気装置類
が破壊される。
ロゲン化合物の相乗化剤として使用できる。ハロゲン−
ベース難燃剤の大部分はポリアミドの加工温度で分解を
始め、それにより腐食性のガスが生成する。この結果と
して、例えば、スイッチ類の電気接点および電気装置類
が破壊される。
【０００９】またポリアミド類の電気的性能は無機の分
解生成物により損なわれる。
解生成物により損なわれる。
【００１０】しかしながらこれら不利益な点も、薄色の
成形物を製造する場合には目をつぶらなければならな
い。
成形物を製造する場合には目をつぶらなければならな
い。
【００１１】窒素化合物 非強化ポリアミド類用に限定されるが、窒素含有化合物
の中でもメラミン塩類が難燃剤として特に有用であるこ
とが知られている。これら製品は薄い自然色をしてお
り、また電気的性能も良好である。相対的に低い分解温
度であることがメラミン塩の不利な点である。
の中でもメラミン塩類が難燃剤として特に有用であるこ
とが知られている。これら製品は薄い自然色をしてお
り、また電気的性能も良好である。相対的に低い分解温
度であることがメラミン塩の不利な点である。
【００１２】水酸化マグネシウム 水酸化マグネシウムは長いことポリオレフィン類やエラ
ストマー類の難燃剤として首尾よく使用されてきてい
る。水酸化物添加剤として従来から使用されている水酸
化アルミニウムと比較して、水酸化マグネシウムは水脱
離温度（＞３４０゜Ｃ）が高いという利点を持ってい
る。水酸化マグネシウムをポリアミド類に使用すること
は公知であるが、ＵＬ９４（Ｕｎｄｅｒｗｒｉｔｅｒ
ｓ’ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｉｅｓで考案された米国燃焼
試験法）による１．６ｍｍ厚さでの評価でＶ０値を達成
するためには５５％以上の添加濃度が必要である。この
ような製品はその成形性が問題になる。またこのような
製品から製造された成形物の機械的性能は低水準のもの
になり、さらに表面特性も著しく低下してしまう。
ストマー類の難燃剤として首尾よく使用されてきてい
る。水酸化物添加剤として従来から使用されている水酸
化アルミニウムと比較して、水酸化マグネシウムは水脱
離温度（＞３４０゜Ｃ）が高いという利点を持ってい
る。水酸化マグネシウムをポリアミド類に使用すること
は公知であるが、ＵＬ９４（Ｕｎｄｅｒｗｒｉｔｅｒ
ｓ’ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｉｅｓで考案された米国燃焼
試験法）による１．６ｍｍ厚さでの評価でＶ０値を達成
するためには５５％以上の添加濃度が必要である。この
ような製品はその成形性が問題になる。またこのような
製品から製造された成形物の機械的性能は低水準のもの
になり、さらに表面特性も著しく低下してしまう。
【００１３】ヨーロッパ特許出願公開第３３５，１６５
号（米国特許第４，９６３，６１０号に対応）明細書中
に、４０−７０重量％の特殊タイプの水酸化マグネシウ
ム（比表面積が１８ ／ｇ以下）を用いて難燃性組成物
を製造するのに、ポリアミドに０．１−２０重量％の官
能基が導入されたオレフィンの単独重合体または共重合
体および３−３０重量％の強化用繊維を混合することが
開示されている。他の水酸化マグネシウム類を用いた
り、もしくは該オレフィン系添加剤を使用しない場合に
はＵＬ９４の１．６ｍｍ厚さによる試験でＶ０値を達成
することができない。またかかる組成物はその特殊なポ
リオレフィン類がポリアミドとカップリングを起こして
しまうことおよび充填剤濃度が高いことから加工が容易
ではない。
号（米国特許第４，９６３，６１０号に対応）明細書中
に、４０−７０重量％の特殊タイプの水酸化マグネシウ
ム（比表面積が１８ ／ｇ以下）を用いて難燃性組成物
を製造するのに、ポリアミドに０．１−２０重量％の官
能基が導入されたオレフィンの単独重合体または共重合
体および３−３０重量％の強化用繊維を混合することが
開示されている。他の水酸化マグネシウム類を用いた
り、もしくは該オレフィン系添加剤を使用しない場合に
はＵＬ９４の１．６ｍｍ厚さによる試験でＶ０値を達成
することができない。またかかる組成物はその特殊なポ
リオレフィン類がポリアミドとカップリングを起こして
しまうことおよび充填剤濃度が高いことから加工が容易
ではない。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はりんおよびハ
ロゲンを用いない易加工性のポリアミド系成形用組成物
の製造およびその組成物から周知の不利益な点を持た
ず、かつＵＬ９４の１．６ｍｍ厚さによる試験ではＶ０
クラスの難燃性を有し、さらに良好な機械的、電気的性
能ならびに高品質の表面を有する成形物を製造すること
を目的としている。
ロゲンを用いない易加工性のポリアミド系成形用組成物
の製造およびその組成物から周知の不利益な点を持た
ず、かつＵＬ９４の１．６ｍｍ厚さによる試験ではＶ０
クラスの難燃性を有し、さらに良好な機械的、電気的性
能ならびに高品質の表面を有する成形物を製造すること
を目的としている。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、熱可塑性
のポリアミドと、１−１０重量％の重合度が３−２０の
ノボラック型の多価ヒドロキシ化合物、強化用材料類、
エラストマー性改質剤、水酸化マグネシウム、添加剤、
滑剤、安定剤および核剤とを組み合わせることにより上
述した性能が得られることを見いだした。
のポリアミドと、１−１０重量％の重合度が３−２０の
ノボラック型の多価ヒドロキシ化合物、強化用材料類、
エラストマー性改質剤、水酸化マグネシウム、添加剤、
滑剤、安定剤および核剤とを組み合わせることにより上
述した性能が得られることを見いだした。
【００１６】即ち本発明は Ａ）３５−５５重量％、好ましくは４０−５３重量％、
の熱可塑性で一部分結晶化しているポリアミド、 Ｂ）１−１０重量％、好ましくは３−６重量％、の重合
度が３−２０であるノボラック型の多価ヒドロキシ化合
物、 Ｃ）０−３０重量％の強化用材料類、 Ｄ）０−１５重量％、好ましくは０−１０重量％、のエ
ラストマー改質剤、 Ｅ）４０−６０重量％、好ましくは４５−５５重量％、
の水酸化マグネシウム及び Ｆ）０−２重量％の加工用添加剤類 を含んでなる高度に難燃性のポリアミド系成形用組成
物、成形物を製造するための該ポリアミド系成形用組成
物の用途および本発明による成形用組成物から製造され
る成形物に関する。
の熱可塑性で一部分結晶化しているポリアミド、 Ｂ）１−１０重量％、好ましくは３−６重量％、の重合
度が３−２０であるノボラック型の多価ヒドロキシ化合
物、 Ｃ）０−３０重量％の強化用材料類、 Ｄ）０−１５重量％、好ましくは０−１０重量％、のエ
ラストマー改質剤、 Ｅ）４０−６０重量％、好ましくは４５−５５重量％、
の水酸化マグネシウム及び Ｆ）０−２重量％の加工用添加剤類 を含んでなる高度に難燃性のポリアミド系成形用組成
物、成形物を製造するための該ポリアミド系成形用組成
物の用途および本発明による成形用組成物から製造され
る成形物に関する。
【００１７】本発明による該組成物は従来からの単軸ス
クリュウまたは２軸スクリュウ押出機または混合機を用
いて製造できる。水酸化マグネシウムは粒子ホッパーお
よび／または側面に設置されたスクリューから溶融した
ポリアミドに添加される。
クリュウまたは２軸スクリュウ押出機または混合機を用
いて製造できる。水酸化マグネシウムは粒子ホッパーお
よび／または側面に設置されたスクリューから溶融した
ポリアミドに添加される。
【００１８】強化用材料類 Ｃ）（例えばガラス繊維）
は、先行技術の方法に従って、ダイの少し上流側にある
ガラス繊維入口から添加する。樹脂温度は使用するポリ
アミドによってきまるが、２２０から３４０゜Ｃの間で
ある。
は、先行技術の方法に従って、ダイの少し上流側にある
ガラス繊維入口から添加する。樹脂温度は使用するポリ
アミドによってきまるが、２２０から３４０゜Ｃの間で
ある。
【００１９】本発明による成形用組成物で使用する適当
な熱可塑性ポリアミド類 Ａ）は一部結晶化したポリア
ミド類（ＰＡ）であり、特にＰＡ６，ＰＡ６６，ＰＡ４
６，ＰＡ６１０，ＰＡ６／６Ｔまたはこれらを成分とす
る一部結晶化したポリアミド共重合体である。本発明に
よる成形用組成物で使用する適当な多価ヒドロキシ化合
物類 Ｂ）は、ヨーロッパ特許出願公開第４２３，５６
４号明細書に記載されているようなビスフェノール類ま
たは多価フェノール類であり、好ましくはフェノールま
たはクレゾールとホルムアルデヒドとの重縮合物または
ビスフェノール類である。
な熱可塑性ポリアミド類 Ａ）は一部結晶化したポリア
ミド類（ＰＡ）であり、特にＰＡ６，ＰＡ６６，ＰＡ４
６，ＰＡ６１０，ＰＡ６／６Ｔまたはこれらを成分とす
る一部結晶化したポリアミド共重合体である。本発明に
よる成形用組成物で使用する適当な多価ヒドロキシ化合
物類 Ｂ）は、ヨーロッパ特許出願公開第４２３，５６
４号明細書に記載されているようなビスフェノール類ま
たは多価フェノール類であり、好ましくはフェノールま
たはクレゾールとホルムアルデヒドとの重縮合物または
ビスフェノール類である。
【００２０】本発明による成形用組成物に適した強化用
材料類 Ｃ）は、場合によってはポリアミド用に表面処
理されている、商業的に利用できるガラス繊維及び／ま
たは炭素繊維及び／または鉱物質繊維であり、好ましく
はガラス繊維である。
材料類 Ｃ）は、場合によってはポリアミド用に表面処
理されている、商業的に利用できるガラス繊維及び／ま
たは炭素繊維及び／または鉱物質繊維であり、好ましく
はガラス繊維である。
【００２１】本発明で使用に適したエラストマー改質剤
は、官能性のカップリング基を持っていても持っていな
くてもよい商業的に利用可能なＥＰ（Ｄ）Ｍゴム、アク
リルゴムまたはＥＶＡ共重合体である。
は、官能性のカップリング基を持っていても持っていな
くてもよい商業的に利用可能なＥＰ（Ｄ）Ｍゴム、アク
リルゴムまたはＥＶＡ共重合体である。
【００２２】表面処理を施されていてもよいし、施され
ていなくてもよい商業的に利用可能な水酸化マグネシウ
ムが、本発明での水酸化マグネシウム Ｅ）として使用
できる。アミノシランまたはエポキシド類で水酸化マグ
ネシウムの表面を処理することにより機械的性能はかな
り改善される。本発明では微小に粉砕された（０．４−
１０ミクロン）、かさ密度が０．３から０．８ｇ／ｍｌ
の間にある水酸化マグネシウムが使用に適している。
ていなくてもよい商業的に利用可能な水酸化マグネシウ
ムが、本発明での水酸化マグネシウム Ｅ）として使用
できる。アミノシランまたはエポキシド類で水酸化マグ
ネシウムの表面を処理することにより機械的性能はかな
り改善される。本発明では微小に粉砕された（０．４−
１０ミクロン）、かさ密度が０．３から０．８ｇ／ｍｌ
の間にある水酸化マグネシウムが使用に適している。
【００２３】加工用添加剤類 Ｆ）は商業的に利用可能
な滑剤、熱安定剤および／または核剤である。
な滑剤、熱安定剤および／または核剤である。
【００２４】
【実施例】次の製品を実施例中で使用した： ＰＡ６＝Ｄｕｒｅｔｈａｎ（商標） Ｂ３１Ｆ，バイエ
ル社製、 Ｖｕｌｋａｄｕｒ ＲＢ（商標）＝ノボラック，バイエ
ル社製、 水酸化マグネシウム＝Ｍａｇｎｅｆｉｎ Ｈ１０Ｂ（商
標），ＳｅｃｕｒｏｃＰＡ（商標）、 ガラス繊維＝Ｂａｙｅｒｇｌａｓ ＣＳ ７９１９（商
標）、 エラストマー改質剤＝Ｅｘｘｅｌｏｒ ＶＡ １８０１
（商標）または１８０３（商標）、エクソン社製、およ
び アミド ワックス ＝Ａｂｒｉｌ ｗａｘ（商標）実施例１〜１０ 出発原料を幾分か予備混合してから、バルク（溶融樹
脂）温度を２５０から２９０゜Ｃの間として二軸スクリ
ュー混練機で押し出し、粒子化した。得られた粒子を真
空乾燥箱で７０゜Ｃ、４時間乾燥し、しかる後アーブル
グ射出成形機を用いバルク温度２９０゜Ｃとして試験片
を射出成形した。
ル社製、 Ｖｕｌｋａｄｕｒ ＲＢ（商標）＝ノボラック，バイエ
ル社製、 水酸化マグネシウム＝Ｍａｇｎｅｆｉｎ Ｈ１０Ｂ（商
標），ＳｅｃｕｒｏｃＰＡ（商標）、 ガラス繊維＝Ｂａｙｅｒｇｌａｓ ＣＳ ７９１９（商
標）、 エラストマー改質剤＝Ｅｘｘｅｌｏｒ ＶＡ １８０１
（商標）または１８０３（商標）、エクソン社製、およ
び アミド ワックス ＝Ａｂｒｉｌ ｗａｘ（商標）実施例１〜１０ 出発原料を幾分か予備混合してから、バルク（溶融樹
脂）温度を２５０から２９０゜Ｃの間として二軸スクリ
ュー混練機で押し出し、粒子化した。得られた粒子を真
空乾燥箱で７０゜Ｃ、４時間乾燥し、しかる後アーブル
グ射出成形機を用いバルク温度２９０゜Ｃとして試験片
を射出成形した。
【００２５】機械的、電気的諸性能、ＵＬ９４による燃
焼挙動および表面特性を測定した（表１および２を参
照）。
焼挙動および表面特性を測定した（表１および２を参
照）。
【００２６】
【表１】
【００２７】
【表２】
【００２８】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
である。
【００２９】１．Ａ）３５−５５重量％の熱可塑性で、
一部結晶化しているポリアミド、 Ｂ）１−１０重量％の重合度が３−２０のノボラック型
多価ヒドロキシ化合物、 Ｃ）０−３０重量％の強化用材料類、 Ｄ）０−１５重量％のエラストマー改質剤、 Ｅ）４０−６０重量％の水酸化マグネシウムおよび Ｆ）０−２重量％の加工用添加剤類 を含んでなる高度に難燃性のポリアミド系成形用組成
物。
一部結晶化しているポリアミド、 Ｂ）１−１０重量％の重合度が３−２０のノボラック型
多価ヒドロキシ化合物、 Ｃ）０−３０重量％の強化用材料類、 Ｄ）０−１５重量％のエラストマー改質剤、 Ｅ）４０−６０重量％の水酸化マグネシウムおよび Ｆ）０−２重量％の加工用添加剤類 を含んでなる高度に難燃性のポリアミド系成形用組成
物。
【００３０】２．１０−３０重量％の強化用材料を含有
していることを特徴とする上記１記載の成形用組成物。
していることを特徴とする上記１記載の成形用組成物。
【００３１】３．４−１０重量％のエラストマー改質剤
を含有していることを特徴とする上記１記載の成形用組
成物。
を含有していることを特徴とする上記１記載の成形用組
成物。
【００３２】４．ガラス繊維、炭素繊維、鉱物質繊維ま
たはそれらの混合物を強化用材料 Ｃ） として使用す
ることを特徴とする上記１．記載の成形用組成物。
たはそれらの混合物を強化用材料 Ｃ） として使用す
ることを特徴とする上記１．記載の成形用組成物。
【００３３】５．成形物を製造するための上記１記載の
成形用組成物の用途。
成形用組成物の用途。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０８Ｋ 7/14 ＫＬＣ 7242−4Ｊ //(Ｃ０８Ｌ 77/00 61:10） (31)優先権主張番号 Ｐ４３２３６７６．６ (32)優先日 1993年７月15日 (33)優先権主張国 ドイツ（ＤＥ） (72)発明者 カルステン−ヨゼフ・イデル ドイツ連邦共和国47802クレーフエルト・ アムシユバルツカンプ38 (72)発明者 デイーター・フライターク ドイツ連邦共和国47802クレーフエルト・ ハーゼンハイデ10
Claims (2)
- 【請求項１】 Ａ）３５−５５重量％の熱可塑性で、一
部結晶化しているポリアミド、 Ｂ）１−１０重量％の重合度が３−２０のノボラック型
多価ヒドロキシ化合物類、 Ｃ）０−３０重量％の強化用材料類、 Ｄ）０−１５重量％のエラストマー改質剤、 Ｅ）４０−６０重量％の水酸化マグネシウムおよび Ｆ）０−２重量％の加工用添加剤類 を含んでなる高度に難燃性のポリアミド系成形用組成
物。 - 【請求項２】 成形物を製造するための請求項１記載の
成形用組成物の用途。
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