JPH10273589A - 難燃性ポリアミド組成物 - Google Patents
難燃性ポリアミド組成物Info
- Publication number
- JPH10273589A JPH10273589A JP10010877A JP1087798A JPH10273589A JP H10273589 A JPH10273589 A JP H10273589A JP 10010877 A JP10010877 A JP 10010877A JP 1087798 A JP1087798 A JP 1087798A JP H10273589 A JPH10273589 A JP H10273589A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- resin composition
- retardant
- composition according
- molding resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/32—Phosphorus-containing compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/01—Use of inorganic substances as compounding ingredients characterized by their specific function
- C08K3/016—Flame-proofing or flame-retarding additives
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
リアミド組成物の耐トラッキング性を高める。 【解決手段】 ポリアミド樹脂、難燃量のハロゲン化難
燃剤、繊維状ガラスおよび/または鉱物質充填剤、およ
び有効量のピロ/ポリ燐酸塩を含み、そして随意に強化
用ガラス繊維または電気的特性を増強するためにオレフ
ィンポリマーを含んだ、電気的特性の向上された難燃性
成形樹脂組成物。
Description
組成物に係わる。発明の背景 ポリアミド−6,6のような樹脂は強度、耐溶剤性等の
多くの優れた特性のために成形組成物中に使用されてい
る。良好な電気的特性が要求される用途では、成形部品
は放電への露出あるいは表面における過度の漏電への露
出のような過酷な条件に曝される可能性がある。このよ
うな条件下では成形部品が難燃性を有することのみなら
ず、成形部品が高電圧への露出における炭化に対しての
高度の抵抗性即ち良好な耐トラッキング性および放電に
対する高度の抵抗性を有することをも要求される。
樹脂は難燃性にされていないこの樹脂に比べて耐トラッ
キング性に乏しいということが問題であった。Giroud-A
belに対する米国特許4,559,372 は(i)ポリアミド、
(ii)耐火量の赤燐および(iii )有効量の少なくとも
一種のランタニド化合物を含む組成物が改善された電気
的特性を有すると記載している。そこに述べられている
他の物質には改善されたアーク抵抗のために導入される
酸化第二銅および酸化カドミウムが含まれている。この
米国特許の焦点は赤燐の利用にある。
特に難燃性ポリアミド組成物の耐トラッキング性を高め
ることのできる別の成分を提供することが望ましい。発明の要約 本発明の目的は改善された電気的特性を有する、難燃性
とされ、強化されたポリアミド樹脂成形組成物並びにこ
れから成形された物品を提供することである。
ミド樹脂成形物品および電気引出し口、回路遮断器、ス
イッチ、ヒューズホルダ、ランプソケット、ディストリ
ビュータキャップまたは点火コイルのような成形電気デ
バイスに適した成形組成物を提供することである。本発
明によれば、ポリアミド、難燃量のハロゲン化難燃剤、
繊維状ガラスおよび/または鉱物質充填剤、および電気
的特性を改善するための有効量のピロ/ポリ燐酸塩を含
んだ、電気的特性特に耐トラッキング性の向上された難
燃性成形樹脂組成物が提供される。このピロ/ポリ燐酸
塩はピロ燐酸金属塩、ポリ燐酸金属塩、酸性ピロ燐酸金
属塩または酸性ポリ燐酸金属塩でよい。
増強するためにこの組成物中に、ピロ/ポリ燐酸塩に加
えて、オレフィンポリマーが含まれる。好適な実施の態様の記述 本発明の原則に従えば、組成物が電気デバイスに適しそ
して改善されたトラッキング指数(Comparative Tracki
ng Index :CTI)を有するように成分の組合せが選択
される。CTIは典型的にはUL-746A又はASTM-D3638-85
又はIEC-112-3rd 刊行物に従い測定される。この試験法
は電気的応力下で水または周囲からのその他の汚染物質
に暴露されたときの表面トラッキングに対する感受性に
関して固体電気絶縁材料の相対的挙動を表示することが
意図されている。この方法は合成樹脂成形物を試験する
のに殊に適している。トラッキング指数(この試験法に
規定された条件下で測定される、試験標本への50滴の
電解質の滴下により故障を生ずる電圧)が材料のトラッ
キングに対する感受性の尺度として使用される。
ボルト以上であり、より好ましくは約450ボルトより
大きい。典型的にはニートのポリアミド6,6は約50
0乃至約600ボルトのCTI値を有するが、しかし難
燃剤およびガラス繊維を添加するとCTI値は約275
乃至350ボルトに減少する傾向がある。それ故に、所
望の難燃性および機械的特性を損なわずに最終組成物の
CTIを高めるように残りの成分を選択することが望ま
しい。
rs Laboratories Test No. 94 によりV−0である。高
いCTIおよび難燃性の他に、重要な特性として良好な
機械的特性、良好な加工性即ち短い成形サイクル時間、
良好な流れおよび良好な絶縁特性が含まれる。難燃剤お
よびガラス繊維のような強化用物質は望ましくはそれぞ
れ難燃特性および強度特性を高めるために樹脂中に別個
の成分として存在する。
燐酸金属塩、ポリ燐酸金属塩、酸性ピロ燐酸金属塩、酸
性ポリ燐酸金属塩並びにこれらの混合物からなる群から
選ばれるピロ/ポリ燐酸塩を含む。好ましくはこのピロ
/ポリ燐酸塩は式(I) (I) Mz xHyPnO3n+1 (式中、Mは金属であり、xは1〜12の数であり、y
は0〜12の数であり、nは2〜10の数であり、zは
1〜5の数であり、そして(xz)+yの合計はn+2
に等しい)を有する。Mは好ましくは周期律表第IA、
IIA、IBまたはIIB族の金属であり、より好ましくは
ナトリウムまたはカリウムである。
O7;K2H2P2O7;KNaH2P2O7およびNa2H2P
2O7のピロ燐酸塩、Na3H2P3O10あるいはヘキサメ
タ燐酸ナトリウムNa8P6O19が含まれる。代表的に
は、ピロ/ポリ燐酸金属塩は水和物でありそして粉末形
態であることができる。酸性ピロ燐酸ナトリウムが最も
好ましい。
上するのに有効な量であるが、しかし成形組成物の他の
必須な特性が実質的に低下されないような量にて、難燃
性成形組成物に添加される。好ましくは、最終組成物は
CTIを改善するために約0.5乃至約40、より好ま
しくは約0.5乃至約20%のピロ/ポリ燐酸塩を含ん
でいる。
フィンタイプのポリマーを添加できることが分かった。
代表的なオレフィンタイプのポリマーはオレフィンの付
加ポリマーである。適当なオレフィンにはエチレン、プ
ロピレン、ブチレン、ヘキセン、オクテンあるいはこれ
らの組合せが含まれる。ポリオレフィンは高密度ポリエ
チレン(d=>0.94)、低密度ポリエチレン(d=
約0.92)、線状低密度ポリエチレン(d=0.91
6〜0.940)、あるいはポリプロピレンであること
ができる。オレフィンポリマーは、エチレン−プロピレ
ンあるいはエチレン−ブチレンコポリマー、および例え
ばアクリル酸、メタクリル酸、アクリルエステル、メタ
クリルエステル、アルキルビニルエステル等から誘導さ
れた酸またはエステル構造単位を約5〜25重量%、好
ましくは10〜25重量%含有するコポリマーを含めた
コポリマーでよい。最も好ましいのはエチレンとエチル
アクリレートまたはメタクリレートとのコポリマーであ
る。
はCTIを改善する有効量として最終組成物中にこの組
成物の約1乃至約10、より好ましくは約3乃至約7重
量%の量含まれる。本発明の樹脂組成物中にはピロ/ポ
リ燐酸塩と共に耐トラッキング性を向上する働きをする
鉱物質充填剤物質が含まれる。好ましい鉱物質充填剤は
CTIを高める。代表的な鉱物質充填剤には硫酸金属
塩、雲母、アルミノ珪酸塩およびアルミノマグネシウム
珪酸塩のような粘土、タルク、ガラスフレーク、ウォラ
ストナイト、二酸化チタンのような金属酸化物、硫化亜
鉛、粉砕石英等が含まれる。好適な鉱物質充填剤はタル
ク、粘土および硫酸金属塩である。代表的な珪酸塩はウ
ォラストナイトのような珪酸カルシウム、細粒状鉱物質
カオリナイトからなる粘土物質であるカオリンのような
珪酸アルミニウム、タルクとして知られる水化珪酸マグ
ネシウム、シリカおよびアルミナタイプの鉱物質物質お
よび水和アルミノ珪酸塩物質である雲母が含まれる。粘
土は式Al2O3SiO2・xH2Oにより一般化されてい
る水化珪酸アルミニウムである。タルクが好ましい鉱物
質充填剤である。
い鉱物質充填剤である。好ましい硫酸金属塩は周期律表
第IAおよびIIA族の金属の硫酸塩であり、硫酸バリウ
ム、硫酸カルシウムおよび硫酸マグネシウムが好まし
い。毒性がなくそして希釈された酸に不溶である硫酸バ
リウムが特に好ましい。硫酸バリウムは天然産のバライ
トの形態あるいは周知の合成技術を使用して合成により
誘導された硫酸バリウムとしてでよい。粒度は0.5〜
50ミクロン、好ましくは1〜15ミクロンの範囲でよ
く最も好ましくは8ミクロンである。
質充填剤およびガラス繊維のような強化用物質が充填剤
物質を構成し、そして組成物の合計重量%の望ましくは
5〜70%そして好ましくは10〜50%を占める。組
成物の合計重量に基づき、強化用物質は好ましくは5〜
30重量%の量で存在し、鉱物質充填剤は3〜30重量
%の量で存在しそしてピロ/ポリ燐酸塩は0.5〜20
重量%の量で存在する。
望ましくはガラス繊維強化剤である。前に論じたよう
に、ガラス繊維を含有させるとCTIを有害に減少する
可能性がある。それ故、CTIを高めるために他の成分
が望ましく選択される。ガラス繊維または線状ガラスは
本発明の組成物中に強化剤として使用される。究極的に
電気的用途に使用される組成物に対しては、比較的にソ
ーダを含まない硼珪酸ガラスからなる繊維状ガラスフィ
ラメントを使用するのが好ましい。これは”E”ガラス
として知られている。このフィラメントは標準の方法例
えば蒸気または空気吹付法、火炎吹付法およぞ機械的引
延法によって製造される。プラスチック強化に好適なフ
ィラメントは機械的引延法によって製造される。フィラ
メントの直径は好ましくは約3〜30ミクロンの範囲で
ある。
乃至約1/2″長の切断されたストランド形態の線状ガ
ラスを使用するのが便宜である。他方、組成物から成形
された物品においては、配合中にかなりの破砕が起こる
ために更に短い長さに遭遇することになる。ガラスフィ
ラメントは典型的には単繊維であるが、他の繊維形態に
はヤーン、ロープあるいはロービングのような繊維束が
含まれる。
性を好ましくはUL94のV−0等級に減少するのに少
なくとも十分な量で存在すべきである。この量は樹脂の
性質および添加剤の効率により変動する。しかし一般に
は、この添加剤の量は樹脂の重量に基づいて2〜20重
量%となろう。好ましい範囲は約5〜15%であろう。
ラブロモビスフェノールAポリカーボネートオリゴマ
ー、ポリブロモフェニルエーテル、臭素化ポリスチレ
ン、臭素化BPAポリエポキシド、臭素化イミド、臭素
化ポリカーボネート、ポリ(ハロアリールアクリレー
ト)、ポリ(ハロアリールメタクリレート)、或いはこ
れらの混合物を含む。ポリ(ハロアリールアクリレー
ト)が好ましく、最も好ましいのはポリ(ペンタブロモ
ベンジルアクリレート)である。PBB−PAは以前か
ら知られており多くの合成樹脂に有用な価値ある難燃剤
物質である。PBB−PAはペンタブロモベンジルアク
リレートエステル(PBB−MA)の重合によって調製
される。PBB−PA重合体状難燃剤物質は処理中に合
成樹脂に導入されて難燃特性を付与する。
モスチレンおよびポリトリブロモスチレンのような臭素
化ポリスチレン、デカブロモビフェニルエタン、テトラ
ブロモビフェニル、臭素化α,ω−アルキレン−ビス−
フタルイミド例えばN,N′−エチレン−ビス−テトラ
ブロモフタルイミド、オリゴマー状臭素化カーボネート
特に所望によりフェノキシ基あるいは臭素化フェノキシ
基で末端キャップされたテトラブロモビスフェノールA
から誘導されたカーボネート、または臭素化エポキシ樹
脂である。更に他の芳香族カーボネート難燃剤がHeppに
対する米国特許4,636,544 に開示されている。
モン化合物と共に使用される。このような化合物は広く
入手可能でありまた既知の方法で製造できる。典型的に
は、無機相乗剤化合物にはSb2O5、SbS3 等が含ま
れる。特に好ましいのは三酸化アンチモン(Sb2O3)
である。酸化アンチモンのような相乗剤は典型的には最
終組成物中の樹脂の重量%に基づいて約0.5〜15重
量%、より好ましくは1〜6重量%使用される。
下を減少するために使用されるポリテトラフルオロエチ
レン(PTFE)タイプの樹脂あるいはコポリマー類を
含有することができる。適当なポリアミド成分にはポリ
アミド−6、ポリアミド−6,6、ポリアミド−11、
ポリアミド−12、ポリアミド−4,6、ポリアミド−
6,10、およびポリアミド−6,12、並びにテレフ
タル酸および/またはイソフタル酸およびトルメチルヘ
キサメチレンジアミンから調製されたポリアミド、アジ
ピン酸およびm−キシリレンジアミンから調製されたポ
リアミド、アジピン酸、アゼライン酸および2,2−ビ
ス−(p−アミノシクロヘキシル)プロパンから調製さ
れたポリアミド、およびテレフタル酸および4,4′−
ジアミノジシクロヘキシルメタンから調製されたポリア
ミドが含まれる。上記のポリアミドあるいはそのプレポ
リマーそれぞれの2種以上の混合物および/またはコポ
リマーも又本発明の範囲内である。
ル酸基との間に少なくとも2個の炭素原子を有するモノ
アミノモノカルボン酸またはそのラクタムの重合、アミ
ノ基間に少なくとも2つの炭素原子を含有するジアミン
とジカルボン酸との実質的に等モル割合での重合、或い
は上記に定義したモノアミノモノカルボン酸またはその
ラクタムの、実質的に等モル割合のジアミンおよびジカ
ルボン酸を伴った、重合を含めた任意の既知の方法によ
って製造しうる。ジカルボン酸は例えば塩、エステルあ
るいは酸クロライドのようなその官能性誘導体の形態で
使用することができる。
ついての詳細な記述はYates に対する米国特許4,755,56
6 に提供されている。しばしば”ナイロン”とも呼ばれ
るポリアミドのその他の有用なものがGrant 等に対する
米国特許4,732,938、Van derMeer に対する米国特許4,65
9,760、およびUeno等に対する米国特許4,315,086 に開
示されている。使用されるポリアミドはまたしばしば一
種以上のポリアミドを一種以上の重合体状または共重合
体状エラストマー性の強靱化剤とブレンドすることによ
り調製される”強靱化ナイロン”と呼ばれるものの一種
以上でもよい。こうしたタイプの物質の例は米国特許4,
174,358;4,474,927;4,346,194;4,251,644;3,884,882;4,
147,740 並びにGallucci等による刊行物である”エポキ
シ変性ポリエチレンの調製および反応(Preparation an
d Reactions of Epoxy-ModifiedPolyethylene)”,APP
L. POLY. SCI., V.27, PP425-437(1982)に与えられてい
る。
6、6,6、11および12であり、最も好ましいのは
ポリアミド−6,6である。本発明に使用されるポリア
ミドは好ましくは60:40のm−クレゾール混合物あ
るいは類似の溶媒中で23〜30℃で測定して約0.4
乃至約2.0dl/gの固有粘度を有する。
脂のブレンドが使用される場合は、両成分を組み合わせ
た合計100重量部に基づき、上記に示したような好適
なポリアミド約1乃至約99重量部およびその他のポリ
アミド約99乃至約1重量部を含むことができる。追加
の成分には調合組成物の重量に基づいて約50重量%ま
での量の他の熱可塑性樹脂を含むことができる。使用で
きるこのような他の熱可塑性樹脂の適当なものにはポリ
エステル、アクリルおよびメタクリルポリマーまたはコ
ポリマー、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリエー
テルイミド、ポリフェニレンオキシドおよびポリフェニ
レンオキシドとスチレン樹脂とのブレンドのようなフェ
ニレンオキシドに基づく樹脂、ポリアリールエーテル、
ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルケトン、脂肪
族ポリケトン、ポリスルホンおよび整列構造の芳香族コ
ポリマー特に液晶ポリマーが含まれる。
およびポリアミドブレンドに対し有用な既知の耐衝撃性
改良剤のいずれかの有効量を含むことができる。これら
はそれ自体であるいは前述の樹脂と組み合わせて組成物
に加えることができる。好ましい耐衝撃性改良剤は一般
に無水物またはカルボン酸で変性されたオレフィン系ゴ
ムを含む。
で使用される他の成分には安定剤、潤滑剤、着色剤、可
塑剤、核形成剤、酸化防止剤およびUV吸収剤が含まれ
る。これらの成分は成形樹脂の所望な特性に有害な影響
を与えないように選択されるべきである。必須ではない
が、成分を予め配合し、ペレット化し、それから成形す
ると最良の結果が得られる。予備的な配合は慣用装置で
行うことができる。例えば、ポリアミド樹脂、他の成分
および随意にはその他の添加剤および/または強化剤を
予め乾燥した後に、この組成物の乾燥ブレンドを単軸ス
クリュー押出機に供給する。他方、二軸スクリュー押出
機の供給ポートに樹脂および添加剤を供給しそして下流
で強化剤を供給することができる。
組成物の残部と共に押し出し、次いで標準の技術により
慣用の顆粒、ペレット等の成形コンパウンドに切断でき
る。この組成物は従来熱可塑性樹脂組成物に使用されて
いる如何なる装置によっても成形できる。例えば、80
トンのVan Dornタイプのような射出成形機械で、使用さ
れる特定の熱可塑性樹脂に応じた慣用温度により良好な
結果が得られる。必要なら、ポリアミドの成形特性、添
加剤および/または強化用充填剤の量およびポリアミド
成分の結晶化速度に応じて、当業者は組成物に適合する
ように成形サイクルに慣用の調整を加えることができよ
う。
試験(Combustion Tests for Classification of Mater
ials),UL-94”と題するUnderwriter's Laboratory Bul
letin 94の手順に則り行った。この手順により、材料は
10個の試料に対して得られた試験結果に基づいてUL-9
4 V-0、UL-94 V-1またはUL-94 V-2 のいずれかに分類し
た。UL-94 によるこれらの有炎燃焼性等級のそれぞれに
対する基準は簡単に述べれば以下の通りである。
焼および/または燻焼時間が5秒を超えてはならずそし
て試料のいずれも脱脂綿を着火する粒子の滴下を発生し
てはならない。 V−1:着火火炎を取り除いた後の発炎燃焼および/ま
たは燻焼時間が25秒を超えてはならずそして試料のい
ずれも脱脂綿を着火する粒子の滴下を発生してはならな
い。
焼および/または燻焼時間が25秒を超えてはならない
が、試料は脱脂綿を着火する燃焼粒子の滴下を発生する
可能性がある。 以下の実験例では本発明の範囲に入るある種組成物の調
製を例示する。しかし、これらの実験例は本発明を如何
様にも限定するべく解釈されるべきではない。別段の表
示がない限り、部は全て重量部である。
ンチ30:1L/DのHPM単軸スクリュー押出機で押
し出した。この押出物を水浴に通して冷却してからペレ
ット化にかけた。試験部品は80トンのVan Dorn成形機
で射出成形した。ペレットは射出成形に先立ち強制空気
循環オーブン中で250°Fで3〜4時間乾燥した。
した。これらの対照試験に比べて、ピロ/ポリ燐酸塩お
よび硫酸塩または鉱物質を含有する1−7と記した本発
明の調合物は改善されたCTIを示した。ピロ/ポリ燐
酸塩はピロ燐酸金属塩、ポリ燐酸金属塩、酸性ピロ燐酸
金属塩または酸性ポリ燐酸金属塩である。調合物Aはエ
チレンコポリマーおよび充填剤を含まず、ポリアミド
6,6樹脂と、30%のガラスと、難燃剤とを含んでい
た。その難燃剤系はポリ(ペンタブロモベンジルアクリ
レート)およびSb2O3であった。CTIは275ボル
トであった。
ラスは10%少なく、タルク25%が添加されていた。
タルクはCTIに対して有益な効果を示しており、CT
Iは350ボルトに改善されていた。調合物1は調合物
Bと類似しているが、タルクは4%少なくされ酸性ピロ
燐酸ナトリウム(SAPP)で置き換えられていた。タ
ルクとSAPPの組合せはCTIに対して有益な効果を
示しており、CTIは375ボルトに改善されていた。
ルクは4.5%少なくされエチレンエチルアクリレート
(EEA)で置き換えられていた。タルクとEEAの組
合せはCTIに対して有益な効果を示しており、CTI
は425ボルトに改善されていた。調合物3は調合物1
と類似しているが、エチレンエチルアクリレート(EE
A)4.5%が添加されていた。タルク、SAPPおよ
びEEAの組合せはCTIに対して有益な効果を示して
おり、CTIは475ボルトに改善されていた。
剤を含まず、ポリアミド6樹脂と、30%のガラスと、
難燃剤とを含んでいた。その難燃剤系はブロモアクリレ
ートとアンチモン相乗剤の組合せであった。CTIは3
00ボルトであった。調合物Dは調合物Cと類似してい
るが、ガラスは10%少なく、タルク25%が添加され
ていた。タルクはCTIに対して有益な効果を示してお
り、CTIは400ボルトに改善されていた。
ルクは4%少なくされ酸性ピロ燐酸ナトリウム(SAP
P)で置き換えられていた。タルクとSAPPの組合せ
はCTIに対して有益な効果を示しており、CTIは4
75ボルトに改善されていた。調合物5は調合物4と類
似しているが、エチレンエチルアクリレート(EEA)
4.5%が添加されていた。タルク、SAPPおよびE
EAの組合せはCTIに対して有益な効果を示してお
り、CTIは500ボルトに改善されていた。
剤を含まず、ポリアミド6樹脂と、30%のガラスと、
難燃剤とを含んでいた。その難燃剤系はブロモエポキシ
とアンチモン相乗剤の組合せであった。CTIは300
ボルトであった。調合物Fは調合物Eと類似している
が、ガラスは10%少なく、タルク25%が添加されて
いた。タルクはCTIに対して有益な効果を示してお
り、CTIは375ボルトに改善されていた。
ルクは4%少なくされ酸性ピロ燐酸ナトリウム(SAP
P)で置き換えられていた。タルクとSAPPの組合せ
はCTIに対して有益な効果を示しており、CTIは4
25ボルトに改善されていた。調合物7は調合物6と類
似しているが、エチレンエチルアクリレート(EEA)
4.5%が添加されていた。タルク、SAPPおよびE
EAの組合せはCTIに対して有益な効果を示してお
り、CTIは475ボルトに改善されていた。
は電気引出し口、回路遮断器、スイッチ、ヒューズホル
ダ、ランプソケット、ディストリビュータキャップ、エ
ンクロージャまたは点火コイルのような電気デバイス内
にまたは電気デバイスとして使用するのに適している。
このような物品は慣用の成形技術によって形成できる。
Claims (25)
- 【請求項1】 ポリアミド樹脂、難燃量のハロゲン化難
燃剤、繊維状ガラスおよび/または鉱物質充填剤、およ
びピロ燐酸金属塩、ポリ燐酸金属塩、酸性ピロ燐酸金属
塩、酸性ポリ燐酸金属塩並びにこれらの混合物からなる
群から選ばれた有効量のピロ/ポリ燐酸塩を含んだ、電
気的特性の向上された難燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項2】 前記ピロ/ポリ燐酸塩が式 Mz xHyPnO3n+1 (式中、Mは金属であり、zは1〜5であり、xは1〜
12の数であり、yは0〜12の数であり、そしてnは
2〜10の数である)を有する請求項1記載の難燃性成
形樹脂組成物。 - 【請求項3】 前記向上された電気的特性が改善された
トラッキング指数(CTI)を含む請求項2記載の難燃
性成形樹脂組成物。 - 【請求項4】 最終組成物の前記CTIが約400ボル
トより大きい請求項3記載の難燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項5】 Mが周期律表第IA、IIA、IBまたは
IIB族の金属である請求項2記載の難燃性成形樹脂組成
物。 - 【請求項6】 前記ピロ/ポリ燐酸塩が酸性ピロ燐酸ナ
トリウムである請求項2記載の難燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項7】 Mがナトリウムまたはカリウムである請
求項2記載の難燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項8】 前記ポリアミドがポリアミド−6、6,
6、11、12並びにこれらの混合物からなる群から選
ばれ、最も好ましくはポリアミド−6,6である請求項
1記載の難燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項9】 前記難燃性がUnderwriters Laboratorie
s Test No. 94 によりV−0である請求項1記載の難燃
性成形樹脂組成物。 - 【請求項10】 前記難燃剤がポリ(ハロアリールメタ
クリレート)、ハロゲン化ポリスチレンまたはポリ(ハ
ロアリールアクリレート)難燃剤である請求項1記載の
難燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項11】 前記難燃剤がポリブロモベンジルアク
リレート難燃剤である請求項10記載の難燃性成形樹脂
組成物。 - 【請求項12】 前記鉱物質充填剤が硫酸金属塩、タル
ク、粘土、雲母またはウォラストナイトを含む請求項1
記載の難燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項13】 前記鉱物質充填剤がタルクを含む請求
項12記載の難燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項14】 前記鉱物質充填剤が周期律表第IAお
よびIIA族金属の硫酸金属塩を含む請求項12記載の難
燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項15】 強化用物質を含む請求項1記載の難燃
性成形樹脂組成物。 - 【請求項16】 前記強化用物質がガラス繊維物質を含
む請求項1記載の難燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項17】 前記ピロ/ポリ燐酸塩、前記鉱物質充
填剤および前記ガラス繊維が前記樹脂組成物の充填剤含
有分を構成しそしてこの充填剤含有分が前記樹脂組成物
の合計重量%の10〜50%を占めている請求項16記
載の難燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項18】 前記組成物の合計重量に基づいてそれ
ぞれ、前記ガラス繊維が5〜30重量%の量で存在し、
前記鉱物質充填剤が3〜30重量%の量で存在し、そし
て前記ピロ/ポリ燐酸塩が0.5〜20重量%の量で存
在している請求項17記載の難燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項19】 電気的特性を改善するために有効量の
オレフィンポリマーを更に含んでいる請求項1記載の難
燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項20】 前記オレフィンポリマーがエチレンと
アルキルアクリレートまたはアルキルメタクリレートエ
ステルのコポリマーを含む請求項19記載の難燃性成形
樹脂組成物。 - 【請求項21】 前記オレフィンポリマーが約3乃至約
10重量%の量で存在する請求項19記載の難燃性成形
樹脂組成物。 - 【請求項22】 前記オレフィンポリマーがエチレン、
プロピレン、ブチレン、ヘキセン、オクテン並びにこれ
らの混合物の付加重合体からなる群から選ばれる付加重
合体である請求項19記載の難燃性成形樹脂組成物。 - 【請求項23】 請求項1記載の難燃性成形樹脂組成物
から成形された物品。 - 【請求項24】 請求項1記載の組成物を使用して作成
された電気回路遮断器デバイス。 - 【請求項25】 請求項17記載の組成物を使用して作
成された電気回路遮断器デバイス。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/790,012 US5863974A (en) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | Flame retardant polyamide composition |
US08/790012 | 1997-01-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10273589A true JPH10273589A (ja) | 1998-10-13 |
JP4246281B2 JP4246281B2 (ja) | 2009-04-02 |
Family
ID=25149388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01087798A Expired - Fee Related JP4246281B2 (ja) | 1997-01-28 | 1998-01-23 | 難燃性ポリアミド組成物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5863974A (ja) |
EP (1) | EP0855421B1 (ja) |
JP (1) | JP4246281B2 (ja) |
DE (1) | DE69823245T2 (ja) |
ES (1) | ES2218765T3 (ja) |
SG (1) | SG65728A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006090751A1 (ja) * | 2005-02-23 | 2006-08-31 | Polyplastics Co., Ltd. | 難燃性樹脂組成物 |
WO2007007663A1 (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-18 | Polyplastics Co., Ltd. | 難燃性樹脂組成物 |
JP2007070615A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-03-22 | Polyplastics Co | 難燃性樹脂組成物 |
JP2007246645A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアミド樹脂組成物およびその製造方法 |
WO2015088239A1 (ko) * | 2013-12-10 | 2015-06-18 | (주) 엘지화학 | 할로겐계 난연 유리섬유 강화 폴리아미드 수지 조성물, 및 제조방법 |
KR20190132488A (ko) * | 2017-04-07 | 2019-11-27 | 이머리스 탈크 아메리카, 인코포레이티드 | 난연성 중합체 조성물 |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3016344B2 (ja) * | 1994-12-19 | 2000-03-06 | 三菱電機株式会社 | 開閉器 |
NL1008443C2 (nl) * | 1998-03-02 | 1999-09-03 | Dsm Nv | Hoogsmeltende polyamidesamenstelling voor electronicatoepassingen. |
US6308142B1 (en) | 1999-02-12 | 2001-10-23 | General Electric Company | Method for determining flame retardance of polymer compositions |
US20020086927A1 (en) * | 1999-07-23 | 2002-07-04 | De Schryver Daniel A. | Flame retardant compositions |
US6753367B2 (en) | 2001-08-20 | 2004-06-22 | General Electric Company | Flame retardant polycarbonate compositions with improved weathering performance containing cyanoacrylic esters |
US20060205872A1 (en) * | 2003-08-16 | 2006-09-14 | General Electric Company | Reinforced Poly(Arylene Ether)/Polyamide Composition and Articles Thereof |
US7166243B2 (en) * | 2003-08-16 | 2007-01-23 | General Electric Company | Reinforced poly(arylene ether)/polyamide composition |
EP1719796A1 (en) * | 2005-05-03 | 2006-11-08 | DSM IP Assets B.V. | A polyester moulding composition for use in electrical devices |
WO2008006443A1 (en) * | 2006-07-11 | 2008-01-17 | Dsm Ip Assets B.V. | Lamp sockets |
CN101490472B (zh) * | 2006-07-11 | 2016-08-17 | 帝斯曼知识产权资产管理有限公司 | 灯座 |
DE102008016436A1 (de) * | 2008-03-31 | 2009-10-01 | Ems-Patent Ag | Polyamidformmasse für lackfreie, zähe Gehäuse mit Hochglanz-Oberfläche |
TWI379860B (en) | 2008-06-24 | 2012-12-21 | Univ Chung Yuan Christian | Modified clay and clay-polymer composite |
EP2516529B1 (en) * | 2009-12-24 | 2015-02-25 | Bromine Compounds Ltd. | Flame retardant compositions |
EP2627699A1 (en) * | 2010-10-13 | 2013-08-21 | Solvay Specialty Polymers USA, LLC. | Stain-resistant articles |
JP6211419B2 (ja) * | 2010-10-13 | 2017-10-11 | ソルベイ スペシャルティ ポリマーズ ユーエスエー, エルエルシー | 耐汚染性物品 |
KR101333579B1 (ko) * | 2010-12-15 | 2013-11-28 | 제일모직주식회사 | 반사성, 내열성 및 내습성이 우수한 폴리아마이드 수지 조성물. |
CN102911480A (zh) * | 2011-08-05 | 2013-02-06 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 树脂组合物及应用该树脂组合物所制得的复合体 |
US8865807B2 (en) | 2011-12-29 | 2014-10-21 | Cheil Industries Inc. | Polyamide resin composition having improved physical properties including thin-wall moldability |
CN102618026B (zh) * | 2012-04-25 | 2014-07-02 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种高cti值的无卤阻燃尼龙母料及制备方法 |
EP2940076A4 (en) * | 2012-12-28 | 2016-09-14 | Kolon Plastics Inc | POLYAMIDE RESIN COMPOSITION |
KR101566063B1 (ko) | 2012-12-31 | 2015-11-04 | 제일모직주식회사 | 표면광택도, 반사성, 내황변성 및 성형성이 우수한 열가소성 수지 조성물 |
CN103102680B (zh) * | 2013-02-20 | 2017-08-01 | 合肥杰事杰新材料股份有限公司 | 一种低成本阻燃耐磨高抗冲聚酰胺6复合材料及制备方法 |
WO2015077053A1 (en) | 2013-11-21 | 2015-05-28 | Sabic Global Technologies B.V. | Reduced density article |
US10301449B2 (en) | 2013-11-29 | 2019-05-28 | Lotte Advanced Materials Co., Ltd. | Thermoplastic resin composition having excellent light stability at high temperature |
KR101690829B1 (ko) | 2013-12-30 | 2016-12-28 | 롯데첨단소재(주) | 내충격성 및 내광성이 우수한 열가소성 수지 조성물 |
EP3113934B1 (en) | 2014-03-06 | 2018-04-11 | SABIC Global Technologies B.V. | Additive manufactured items with flame resistance, process for making and process for testing their flame performance |
US10636951B2 (en) | 2014-06-27 | 2020-04-28 | Lotte Advanced Materials Co., Ltd. | Thermoplastic resin composition having excellent reflectivity |
US9840610B2 (en) | 2014-09-30 | 2017-12-12 | Lotte Advanced Materials Co., Ltd. | Thermoplastic resin composition and molded article using the same |
KR101793319B1 (ko) | 2014-12-17 | 2017-11-03 | 롯데첨단소재(주) | 폴리에스테르 수지 조성물 및 이로부터 제조된 성형품 |
CN107406672B (zh) * | 2015-02-23 | 2020-01-10 | 沙特基础工业全球技术有限公司 | 耐漏电起痕组合物、由其形成的制品及其制造方法 |
WO2016137878A1 (en) | 2015-02-23 | 2016-09-01 | Sabic Global Technologies B.V. | Electrical tracking resistance compositions, articles formed therefrom, and methods of manufacture thereof |
CN107250268B (zh) | 2015-02-23 | 2019-12-27 | 沙特基础工业全球技术有限公司 | 耐漏电起痕组合物、由其形成的制品及其制造方法 |
WO2016137861A1 (en) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | Sabic Global Technologies B.V. | Electrical tracking resistance compositions, articles formed therefrom, and methods of manufacture thereof |
KR101849830B1 (ko) | 2015-06-30 | 2018-04-18 | 롯데첨단소재(주) | 내충격성 및 광신뢰성이 우수한 폴리에스테르 수지 조성물 및 이를 이용한 성형품 |
GB201809830D0 (en) * | 2018-06-15 | 2018-08-01 | Hexcel Composties Ltd | Epoxy resin formulations |
Family Cites Families (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2465319A (en) * | 1941-07-29 | 1949-03-22 | Du Pont | Polymeric linear terephthalic esters |
US3047539A (en) * | 1958-11-28 | 1962-07-31 | Goodyear Tire & Rubber | Production of polyesters |
NL270023A (ja) * | 1960-10-06 | 1900-01-01 | ||
US3425986A (en) * | 1965-07-28 | 1969-02-04 | Firestone Tire & Rubber Co | Process and composition of matter |
FR1464645A (fr) * | 1965-08-25 | 1967-01-06 | Firestone Tire & Rubber Co | Composition de résines de polyamide stabilisée à l'égard de la chaleur et de la lumière |
FR1545754A (fr) * | 1966-09-22 | 1968-11-15 | Perfectionnements apportés aux procédés de stabilisation de polyamides linéairessynthétiques et produits ainsi obtenus | |
US3479319A (en) * | 1967-09-19 | 1969-11-18 | Firestone Tire & Rubber Co | Polyethylene terephthalate stabilized with sodium pyrophosphate |
US3808180A (en) * | 1970-04-13 | 1974-04-30 | Rohm & Haas | Composite interpolymer and low haze impact resistant thermoplastic compositions thereof |
GB1485271A (en) * | 1974-08-05 | 1977-09-08 | Ici Ltd | Thermoplastic polyester composition |
CH595416A5 (ja) * | 1975-04-18 | 1978-02-15 | Ciba Geigy Ag | |
DE2524121C2 (de) * | 1975-05-30 | 1986-02-06 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verwendung von Polybutylenterephthalat-Formmassen zur Herstellung von Formteilen durch Spritzguß |
US4096202A (en) * | 1976-06-09 | 1978-06-20 | Rohm And Haas Company | Impact modified poly(alkylene terephthalates) |
US4296021A (en) * | 1976-12-06 | 1981-10-20 | General Electric Company | Reinforced thermoplastic polyester compositions having improved high voltage breakdown resistance |
US4180494A (en) * | 1977-08-15 | 1979-12-25 | Rohm And Haas Company | Thermoplastic polyesters |
DE2905253C3 (de) * | 1979-02-12 | 1986-01-09 | Chemische Fabrik Kalk GmbH, 5000 Köln | Brandschutzkomponenten für thermoplastische Kunststoffe |
DE2927576A1 (de) * | 1979-07-07 | 1981-01-15 | Bayer Ag | Hochschlagzaehes polybutylenterephthalat |
US4260693A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-07 | General Electric Company | Polycarbonate compositions |
US4376188A (en) * | 1980-03-10 | 1983-03-08 | Allied Corporation | High melt strength composition comprising modified polycaprolactam and impact modifier |
EP0065932B1 (de) * | 1981-05-25 | 1985-11-13 | Ciba-Geigy Ag | Thermoplastische Polyesterformmasse und deren Verwendung |
US4456723A (en) * | 1981-10-28 | 1984-06-26 | Ciba-Geigy Corporation | Thermoplastic moulding composition and the use thereof |
DE3150272A1 (de) * | 1981-12-18 | 1983-06-30 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Polyamidformmassen |
US4421888A (en) * | 1982-03-30 | 1983-12-20 | Celanese Corporation | Sustained high arc resistant polyester composition |
FR2553783B1 (fr) * | 1983-10-21 | 1986-01-17 | Rhone Poulenc Spec Chim | Compositions a base de polyamide ignifuge |
US4544695A (en) * | 1984-09-13 | 1985-10-01 | The B. F. Goodrich Company | Low melting phosphate-sulfate glasses as intumescent flame and/or smoke retardants for polymers |
DE3443154A1 (de) * | 1984-11-27 | 1986-05-28 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Selbstverloeschende thermoplastische polyamid-formmassen |
US4636544A (en) * | 1985-02-25 | 1987-01-13 | General Electric Company | Flame retarded polyester molding composition with improved electrical performance |
US4687802A (en) * | 1985-02-25 | 1987-08-18 | General Electric Company | Glass fiber reinforced polyester molding compositions containing metal salts |
US4717751A (en) * | 1985-03-29 | 1988-01-05 | General Electric Company | Linear polyester resin blends with high impact resistance |
GB8725744D0 (en) * | 1987-11-03 | 1987-12-09 | Du Pont Canada | Dual-ovenable nylon container |
GB8725745D0 (en) * | 1987-11-03 | 1987-12-09 | Du Pont Canada | High viscosity nylon |
US4981898A (en) * | 1987-12-31 | 1991-01-01 | General Electric Company | Polycarbonate-polyester blends |
US4981897A (en) * | 1989-06-28 | 1991-01-01 | Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Aromatic polyester film containing orthophosphate powder |
US5149734A (en) * | 1989-10-20 | 1992-09-22 | General Electric Company | Highly filled thermoplastic polyester molding compositions |
US5026760A (en) * | 1989-11-02 | 1991-06-25 | General Electric Company | Warpage controlled polyesters |
US5162412A (en) * | 1991-07-26 | 1992-11-10 | General Electric Company | Polyester compositions having improved wear characteristics |
US5441997A (en) * | 1992-12-22 | 1995-08-15 | General Electric Company | High density polyester-polycarbonate molding composition |
CA2103420A1 (en) * | 1992-12-22 | 1994-06-23 | Eileen B. Walsh | Stabilization of low molecular weight polybutylene terephthalate/polyester blends with phosphorus compounds |
US5554674A (en) * | 1995-04-07 | 1996-09-10 | General Electric Company | Flame retardant molding thermoplastics |
-
1997
- 1997-01-28 US US08/790,012 patent/US5863974A/en not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-01-23 SG SG1998000168A patent/SG65728A1/en unknown
- 1998-01-23 JP JP01087798A patent/JP4246281B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-01-28 EP EP98300624A patent/EP0855421B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-01-28 ES ES98300624T patent/ES2218765T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-01-28 DE DE69823245T patent/DE69823245T2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5405738B2 (ja) * | 2005-02-23 | 2014-02-05 | ポリプラスチックス株式会社 | 難燃性樹脂組成物 |
WO2006090751A1 (ja) * | 2005-02-23 | 2006-08-31 | Polyplastics Co., Ltd. | 難燃性樹脂組成物 |
WO2007007663A1 (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-18 | Polyplastics Co., Ltd. | 難燃性樹脂組成物 |
JPWO2007007663A1 (ja) * | 2005-07-08 | 2009-01-29 | ポリプラスチックス株式会社 | 難燃性樹脂組成物 |
JP5186210B2 (ja) * | 2005-07-08 | 2013-04-17 | ポリプラスチックス株式会社 | 難燃性樹脂組成物 |
JP2007070615A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-03-22 | Polyplastics Co | 難燃性樹脂組成物 |
JP2007246645A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアミド樹脂組成物およびその製造方法 |
WO2015088239A1 (ko) * | 2013-12-10 | 2015-06-18 | (주) 엘지화학 | 할로겐계 난연 유리섬유 강화 폴리아미드 수지 조성물, 및 제조방법 |
JP2016502587A (ja) * | 2013-12-10 | 2016-01-28 | エルジー・ケム・リミテッド | ハロゲン系難燃ガラス繊維強化ポリアミド樹脂組成物、及び製造方法 |
JP2017057417A (ja) * | 2013-12-10 | 2017-03-23 | エルジー・ケム・リミテッド | ハロゲン系難燃ガラス繊維強化ポリアミド樹脂組成物、及び製造方法 |
US9670361B2 (en) | 2013-12-10 | 2017-06-06 | Lg Chem, Ltd. | Halogen based flame retardant glass fiber reinforced polyamide resin composition and method for preparing the same |
KR20190132488A (ko) * | 2017-04-07 | 2019-11-27 | 이머리스 탈크 아메리카, 인코포레이티드 | 난연성 중합체 조성물 |
JP2020513053A (ja) * | 2017-04-07 | 2020-04-30 | アイメリーズ タルク アメリカ,インコーポレーテッド | 難燃性ポリマー組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5863974A (en) | 1999-01-26 |
EP0855421A1 (en) | 1998-07-29 |
DE69823245T2 (de) | 2005-04-14 |
DE69823245D1 (de) | 2004-05-27 |
SG65728A1 (en) | 1999-06-22 |
EP0855421B1 (en) | 2004-04-21 |
ES2218765T3 (es) | 2004-11-16 |
JP4246281B2 (ja) | 2009-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10273589A (ja) | 難燃性ポリアミド組成物 | |
US8138245B2 (en) | Halogen free flame retardant polyester composition | |
CA2036253C (en) | Thermoplastic resin composition | |
US4552912A (en) | Flame retardent polyamide compositions | |
CN102604377A (zh) | 一种阻燃热塑性聚酰胺组合物 | |
JP2003510396A (ja) | 改善された特性を有する難燃性熱可塑性組成物 | |
WO2003020826A1 (en) | Flame retardant compositions | |
US20140005303A1 (en) | Antimony trioxide free flame retardant thermoplastic composition | |
WO2013085789A1 (en) | Low antimony or antimony trioxide-free flame retarded thermoplastic composition | |
EP0001322B1 (en) | Fire retardant polyamide composition | |
JP4033520B2 (ja) | 難燃性ポリエステル組成物 | |
JPH1067932A (ja) | 改良された熱安定性を有する難燃性高温ポリフタルアミド類 | |
EP1070745A1 (en) | Flame retardant compositions | |
US4548972A (en) | Flame retardant polyamide compositions | |
JP4307882B2 (ja) | 難燃性ポリアミド樹脂組成物 | |
US5389712A (en) | Difficultly flammable polyamide moulding materials | |
US4525513A (en) | Flame retardant polyamide composition | |
US20020086927A1 (en) | Flame retardant compositions | |
JPH03100064A (ja) | 難燃性熱可塑性コンパウンドおよびその製造方法 | |
JP3951451B2 (ja) | 耐トラッキング特性に優れた難燃性熱可塑性樹脂組成物 | |
JP4072242B2 (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
JPH10251528A (ja) | 耐トラッキング性に優れる難燃性熱可塑性樹脂組成物 | |
EP0960161B1 (en) | High-melting polyamide resin compositions and molded articles thereof | |
CA2322286A1 (en) | Synergist for flame retardant nylons | |
JPH11100498A (ja) | 難燃性ポリアミド樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050119 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080304 |
|
RD13 | Notification of appointment of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433 Effective date: 20080304 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080304 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080611 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080903 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081210 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090108 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |