JPH06238543A - 工作機械の切削剤供給装置 - Google Patents

工作機械の切削剤供給装置

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Publication number
JPH06238543A
JPH06238543A JP2837193A JP2837193A JPH06238543A JP H06238543 A JPH06238543 A JP H06238543A JP 2837193 A JP2837193 A JP 2837193A JP 2837193 A JP2837193 A JP 2837193A JP H06238543 A JPH06238543 A JP H06238543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting agent
cutting
rotary ring
tool
rotating ring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2837193A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiji Miyajima
義嗣 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Kiko Co Ltd
Original Assignee
Osaka Kiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Kiko Co Ltd filed Critical Osaka Kiko Co Ltd
Priority to JP2837193A priority Critical patent/JPH06238543A/ja
Publication of JPH06238543A publication Critical patent/JPH06238543A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/08Protective coverings for parts of machine tools; Splash guards
    • B23Q11/0858Protective coverings for parts of machine tools; Splash guards using a liquid bath or a liquid curtain

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切削剤を工具によるワークの切削部位に対し
て効果的に供給するとともに、切屑の飛散を防止する。 【構成】 ハウジング(2)の前端面に主軸キャップ
(6)を取付け、この主軸キャップ(6)に回転リング
(9)を回転自在に設け、この回転リング(9)の後側
面に環状通路(10)を形成するとともに回転リング
(9)の前側面に開口するノズル孔(11)を形成し、回
転リング(9)を動力伝達機構を介して外部駆動源に連
結し、この外部駆動源により回転させるとともに、回転
リング(9)の環状通路(10)に切削剤を供給する。回
転リング(9)のノズル孔(11)から噴射される切削剤
が回転リング(9)の回転に伴い略円筒形ないし円錐形
のカーテン状となって工具によるワークの切削部位の周
囲を包囲する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械における工具
の切削性の向上と切屑の飛散防止とを行なわせる切削剤
供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタ等の各種工作機械にお
いては、工具の切削性を良くして加工精度や工具寿命を
向上させる目的で、大量の切削剤を工具によるワークの
切削部位に供給する切削剤供給装置が設けられている。
【0003】従来の切削剤供給装置は、工具が装着され
る主軸の周辺部噴射ノズルを設け、この噴射ノズルから
工具によるワークの切削部位に向けて切削剤を噴射する
ことによって切削剤を供給するようにしている。
【0004】一方、この種の工作機械においては、切削
時に発生する切屑が周囲に飛散するため、工具およびワ
ークの周囲をカバーで包囲し、このカバーで切屑の飛散
を防止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の切削剤供給
装置においては、切削剤の噴射ノズルが固定式であるた
め、切削剤が直接に供給される範囲が限られており、切
削方向の変化によっては工具とワークの接触部位に直接
に切削剤を供給することができなく、その度に方向を調
整しなければならないという不都合があった。
【0006】また、切削時に発生する切屑の飛散を防止
するために工具およびワークの周囲をカバーで包囲する
ようにしているが、これでは設備が概して大型化かつ高
価になるという不都合があった。また、切屑を頻繁に清
掃・回収する必要があった。
【0007】本発明は上記の問題点を解決するために提
案されたもので、その目的とするところは、切削剤を工
具によるワークの切削部位に対して効果的に供給すると
ともに、切屑の飛散を防止するようにした工作機械の切
削剤供給装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、工具を装着する主軸をハウジングに回転自在
に支持させた工作機械において、前記ハウジングの前端
面に主軸キャップを取付け、この主軸キャップに回転リ
ングを回転自在に設け、この回転リングの後側面に環状
通路を形成するとともに、この環状通路の数個所に当該
回転リングの前側面に開口するノズル孔を形成し、前記
回転リングの環状通路へ切削剤を供給させる切削剤供給
口を前記主軸キャップに形成し、かつ、前記回転リング
を適宜の動力伝達機構を介して外部駆動源に連結し、こ
の外部駆動源により回転リングを回転させている。
【0009】また、本発明は前記回転リングに形成した
複数個のノズル孔をお互いに角度の異なるノズル孔の組
合せにすることもできる。
【0010】
【作用】本発明によれば、前記主軸キャップの切削剤供
給口に高圧の切削剤を供給すると同時に、前記外部駆動
源によって前記回転リングを回転させると、切削剤供給
口から回転リングの環状通路を経てノズル孔から切削剤
が噴射され、この切削剤は回転リングの回転に伴って略
円筒形ないし円錐形の膜状あるいはカーテン状となり、
工具によるワークの切削部位に対して全周から切削剤が
供給され切削部位の周囲を包囲する。これによって、工
具によるワークの切削部位に対して効果的に切削剤を供
給することができるとともに、切削時に発生した切屑の
飛散を防止する。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0012】図1は切削剤供給装置の縦断面図であり、
図2はA矢視図である。
【0013】図1および図2において、(1)は主軸
で、ハウジング(2)内に貫通状態で軸受(3)を介し
て回転自在に支承され、その後端において主軸駆動部
(図示せず)に連結されている。この主軸(1)の先端
にはテーパ孔(4)が形成されており、このテーパ孔
(4)に工具(図示せず)がツールホルダ(5)を介し
て装着される。
【0014】(6)は環状の主軸キャップで、ハウジン
グ(2)の前端面に取付けられ、シール(7)を介して
軸受(3)をハウジング(2)に保持させている。主軸
キャップ(6)の前側面にはボス(8)が突出形成され
ており、このボス(8)の外周に回転リング(9)が回
転自在に嵌合している。
【0015】回転リング(9)の後側面には環状通路
(10)が形成されており、この環状通路(10)の複数個
所に回転リング(9)の前側面に開口するノズル孔(1
1)が形成されている。
【0016】また、回転リング(9)の外周面には歯車
(12)が形成されており、この歯車(12)と噛合する歯
車(13)が主軸キャップ(6)に支持ブラケット(14)
を介して支持された外部駆動源、例えば電動モータ(1
5)の出力軸(16)に固設されている。尚、上に例示し
た歯車に限らずベルトその他の動力伝達機構を採用する
こともできる。
【0017】一方、主軸キャップ(6)には回転リング
(9)の環状通路(10)と連通するように切削剤供給口
(17)が形成されており、この切削剤供給口(17)に切
削剤供給ポンプ(図示せず)によって高圧の切削剤が供
給されるようになっている。
【0018】尚、図1および図2中、(18)は主軸
(1)に装着されたツールホルダ(5)をドライブする
ためのドライブキー、(19)および(20)は回転リング
(9)を主軸キャップ(6)のボス(8)から抜脱しな
いように支持する支持リングで、その間には環状隙間
(21)が形成されている。
【0019】次に、上記実施例の動作を説明する。
【0020】主軸(1)を回転させて工具によりワーク
を切削加工する際に、切削剤供給ポンプで高圧の切削剤
を主軸キャップ(6)の切削剤供給口(17)に供給する
と同時に、電動モータ(15)により歯車(12)(13)を
介して回転リング(9)を回転させると、切削剤供給口
(17)から環状通路(10)を経てノズル孔(11)から切
削剤が噴射される。切削剤は回転リング(9)の回転に
伴いノズル孔(11)の角度によって略円筒形ないし円錐
形のカーテン状となって工具によるワークの切削部位の
周囲を包囲する。従って、工具によるワークの切削部位
に対して全周から切削剤が供給され、切削部位に対して
効果的に切削剤を供給することができる。また、切削時
に発生した切屑は切削剤からなるカーテンによって捕捉
され、それ以上外側に飛散することなく切削剤に吸収さ
れて加工テーブル上に落下することになる。尚、ワーク
の材料によっては切削剤のカーテンでは捕捉しきれない
切屑もあるが、そのような場合でも切屑が遠くまで飛散
するのを防止することができる。
【0021】回転リング(9)のノズル孔(11)を互い
に角度の異なるノズル孔(11)の組合せとすることによ
り、切削剤からなるカーテンが多重構造(図1は三重構
造の場合を例示している。)となって切屑の飛散を確実
に防止することができる。また、このように多重構造と
することにより、例えば工具の長さにより切削部位が移
動しても当該切削部位がいずれかの切削剤のカーテンに
よって包囲された状態を確保することができるため、異
種の工具にも対応できる。この後、切削剤は適宜な手段
によって1箇所に回収され、フィルタによって切屑等を
除去した後に切削剤供給ポンプによって再び主軸キャッ
プ(6)の切削剤供給口(17)に供給される。
【0022】図3は本発明の他の実施例を示すもので、
この実施例は外部駆動源として切削剤の流力を動力とす
る流体駆動モータ(22)を用い、この流体駆動モータ
(22)の入口側(22a)を切削剤供給ポンプに接続する
とともに、出口側(22b)を主軸キャップ(6)の切削
剤供給口(17)に接続することによって、切削剤供給ポ
ンプから供給される高圧の切削剤によって流体駆動モー
タ(22)を駆動して回転リング(9)を回転させるよう
になっている。なお、流体駆動モータ(22)と主軸キャ
ップ(6)の切削剤供給口(17)に共通の供給経路で切
削剤を供給するようにしているが、個別の経路で別々に
供給することも勿論可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、切削時に回転リングを
回転させると同時に当該回転リングに形成した複数個の
ノズル孔から切削剤を噴射するから、切削剤が工具によ
るワークの切削部位に対して全周から供給され、しか
も、略円筒形ないし円錐形のカーテン状となって工具に
よるワークの切削部位の周囲を包囲することになり、こ
れによって工具によるワークの切削部位に対して効果的
に切削剤を供給することができるとともに、切屑の飛散
を防止することができ、切屑の回収が容易である。ま
た、切削剤を噴射させる構造も簡単であって工作機械全
体の小型化、低コスト化が可能である。また、流体駆動
モータを用いることにより、回転リングを切削剤の流力
を利用して回転することができて経済的である。更に、
回転リングに形成した複数個のノズル孔をお互いに角度
異なるノズル孔の組合せにすることにより、例えば工具
の長さにより切削部位が移動しても当該切削部位がいず
れかの切削剤のカーテンによって包囲された状態を確保
することができるため、異種の工具にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る工作機械の切削剤供給装置を示す
縦断面図である。
【図2】本発明の実施例の側面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 主軸 6 主軸キャップ 9 回転リング 10 環状通路 11 ノズル孔 12 歯車 13 歯車 15 電動モータ 17 切削剤供給口 22 流体駆動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具を装着する主軸をハウジングに回転
    自在に支持させた工作機械において、前記ハウジングの
    前端面に主軸キャップを取付け、この主軸キャップに回
    転リングを回転自在に設け、この回転リングの後側面に
    環状通路を形成するとともに、この環状通路の数個所に
    当該回転リングの前側面に開口するノズル孔を形成し、
    前記回転リングの環状通路へ切削剤を供給させる切削剤
    供給口を前記主軸キャップに形成し、かつ、前記回転リ
    ングを適宜の動力伝達機構を介して外部駆動源に連結
    し、この外部駆動源により回転リングを回転させること
    を特徴とする工作機械の切削剤供給装置。
  2. 【請求項2】 前記回転リングに形成した複数個のノズ
    ル孔をお互いに角度の異なるノズル孔の組合せにしたこ
    とを特徴とする請求項1ないし3の工作機械の切削剤供
    給装置。
JP2837193A 1993-02-18 1993-02-18 工作機械の切削剤供給装置 Withdrawn JPH06238543A (ja)

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JP2837193A JPH06238543A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 工作機械の切削剤供給装置

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JPH06238543A true JPH06238543A (ja) 1994-08-30

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JP2837193A Withdrawn JPH06238543A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 工作機械の切削剤供給装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6409641B1 (en) 1998-08-10 2002-06-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Cleaning device for machine tool
KR20020059107A (ko) * 2000-12-31 2002-07-12 양재신 스핀들 헤드의 칩 비산방지장치
JP2017052057A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 有限会社金井精密 クーラント用ノズル
JP2018183851A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 モバック株式会社 主軸装置

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KR20020059107A (ko) * 2000-12-31 2002-07-12 양재신 스핀들 헤드의 칩 비산방지장치
JP2017052057A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 有限会社金井精密 クーラント用ノズル
JP2018183851A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 モバック株式会社 主軸装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000509