JPH11277362A - シール構造 - Google Patents

シール構造

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JPH11277362A
JPH11277362A JP10084242A JP8424298A JPH11277362A JP H11277362 A JPH11277362 A JP H11277362A JP 10084242 A JP10084242 A JP 10084242A JP 8424298 A JP8424298 A JP 8424298A JP H11277362 A JPH11277362 A JP H11277362A
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JP
Japan
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shaft
shaft body
seal structure
gas
main shaft
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Pending
Application number
JP10084242A
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English (en)
Inventor
Seizo Takamura
誠三 高村
Toshihide Inoue
敏英 井上
Koji Tanaka
浩司 田中
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Toyo Advanced Technologies Co Ltd
Original Assignee
Toyo Advanced Technologies Co Ltd
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Publication date
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触で、しかも特別のポンプ等を要するこ
となく、回転駆動される軸体のシールを効果的に達成す
る。 【解決手段】 支持部材16の中空部17に主軸15を
挿通し、この主軸15をベアリング20a,20bを介
して支持部材16に回転自在に支持した。主軸15の前
端には砥石軸3を、後端にはプーリ24を取付け、この
プーリ24を介して主軸15を回転駆動して砥石軸3を
回転させるようにした。支持部材16には、内外を連通
する通路32を形成し、主軸15には、該主軸15の回
転駆動に伴い通路32を介して中空部17に空気を導入
しつつ、その空気を主軸15に沿って圧送するような前
後方向に細長の細溝33を周方向に並設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークや工作工具
を取付けて回転駆動する工作機械等の主軸のシール構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、旋盤等、ワークや工作工具を
取付けて回転駆動するための主軸(軸体)を有する工作
機械において、主軸は、軸保持部材に対して軸受を介し
て回転可能に支持され、伝達機構等を介してモータ等の
駆動源に接続されている。
【0003】このような構造では、加工による粉塵やク
ーラント等の異物が主軸と軸保持部材との隙間を通じて
軸保持部材内に侵入する虞れがあり、機械の正常動作や
耐久性を確保する観点からは主軸をシールして異物の侵
入を防ぐ必要がある。
【0004】ここで、上記主軸の支持構造では、主軸を
円滑に回転させるべく潤滑を行うのが一般的であり、例
えば、潤滑油を軸受部分に向けて供給する工作機械で
は、通常、軸保持部材内部側から軸受部分にオイルミス
トが吹き付けられるため、その外向き流れによって外部
からの異物の侵入が防止され、これにより主軸のシール
が達成される。
【0005】これに対し、軸受部分にグリースを塗布す
るグリース潤滑や、フッ素系樹脂等の樹脂材料により構
成される自己潤滑機能を有する軸受等を用いる場合に
は、オイルミストを圧送するためのポンプ等の設備は不
要となるが、シール効果は到底望めず、通常は、リップ
シールやラビリンスシール等のシール構造により主軸を
シールして異物の侵入を防止するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらリップシールお
よびラビリンスシールのうち、リップシールはリップを
主軸に接触させるため、主軸の回転速度が速くなると焼
付けを起こし易くなり、高速回転型の工作機械には不向
きである。そのため、高速回転型の工作機械では、一般
に、非接触のシール構造であるラビリンスシールが用い
られている。
【0007】ところが、ラビリンスシールは非接触のシ
ール構造であるがために、機械内部から軸受部分に向け
てオイルミストを吹き付けるものや、接触型のリップシ
ールに比べるとシール性が低く、異物の侵入を高いレベ
ルで防止しようとする場合には必ずしも十分ではない。
【0008】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、非接触で、しかも特別なポンプ等を要
することなく、回転駆動される軸体のシールを効果的に
達成することができるシール構造を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のシール構造は、軸保持部材に形成した中空
部分に軸体を挿通し、この軸体を所定の間隔で配設した
軸受部材を介して軸保持部材に回転可能に支持するとと
もに、軸方向におけるこれら軸受部材の間に上記中空部
分に通じる気体の導入通路を設け、軸体の回転駆動に伴
いこの軸体が上記導入通路を通じて中空部内に気体を導
入しつつその気体を軸端部に向かって圧送するように上
記軸体を構成したものである(請求項1)。
【0010】この構造によれば、軸体の回転に伴い軸端
部に向かって気体が圧送され、この気体圧により、軸保
持部材の内周面と軸体との隙間への外部からの異物の侵
入が阻止され、軸保持部材の内周面と軸体との間のシー
ルが達成される。
【0011】このような構成において、上記導入通路を
介して導入する気体を軸方向両側に向かって圧送するよ
うに軸体を構成するようにすれば(請求項2)、軸体の
両側(軸方向両側)でシール機能が発揮される。
【0012】特に、工作機械では、作動時に切粉やクー
ラント等の軸保持部材内部への異物の侵入が懸念される
ため、ワークおよび工作工具のいずれかを取り付ける工
作機械の主軸のシール構造として上記のシール構造を適
用するのが有用である(請求項3)。この場合、工作機
械を覆うカバー部材の外部から空気を導入するように気
体の導入通路を設けるようにすれば(請求項4)、空気
圧により主軸のシールを達成することができ、しかも、
該空気として切粉等の異物の含まれない空気を中空部分
に導入することができる。
【0013】軸体の構成としては、回転駆動に伴い軸体
の周囲の気体を軸方向に圧送する圧送部を軸体の周面に
形成するようにすればよく(請求項5)、具体的には、
圧送部として、上記軸体の周面に溝を形成するようにし
てもよい(請求項6)。この場合、上記導入通路とし
て、軸体の外周面の接線方向に延びる通路を形成するよ
うにすれば(請求項7)、導入通路を通じて気体がスム
ーズに中空部分に導入されて圧送される。そのため、気
体の圧送を効率良く行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。図1及び図2は、本発明が適用され
る内面研削盤の一例を示したものである。この内面研削
盤(以下、研削盤と略す)1は、ベッド6を備え、この
ベッド6上に砥石テーブル8及びテーブル台10が設置
されている。
【0015】砥石テーブル8は、砥石テーブル駆動モー
タ9によりベッド6上をX軸方向にスライド駆動される
ようになっており、この砥石テーブル8上には、砥石軸
3を保持するホイールヘッド7と、このホイールヘッド
7の砥石軸3を回転駆動する砥石駆動モータ7aとが固
定されている。上記砥石軸3はX軸方向に延び、その先
端に砥石3aが固定されている。本発明のシール構造は
このホイールヘッド7に適用されており、その構造につ
いては後に詳述する。
【0016】テーブル台10上には切込みテーブル2が
Y軸方向にスライド可能に設置され、切込みモータ5に
よってスライド駆動されるようになっている。切込みテ
ーブル2上には、X軸方向に延びる軸を保持する軸ヘッ
ド4と、その軸を回転駆動する軸駆動モータ4aとが固
定され、上記軸の先端に、ワークWを保持するチャック
4bが設けられている。
【0017】従って、この研削盤1では、砥石軸3を回
転駆動し、かつワークWを回転駆動しながら、ワークW
内に砥石3aを挿入し、かつ切込みモータ5によりワー
クWをY軸方向に移動させてその内周面に砥石3aを押
付けることによりワークWの内周面を研削できるように
なっている。
【0018】また、上記砥石3aの側方には、ドレス用
ダイヤモンド11aを保持するドレス装置11が配置さ
れている。このドレス装置11は、前記切込みテーブル
2側に固定され、この切込みテーブル2の駆動により、
砥石3aに対して接離できるようになっている。そし
て、砥石3aを回転駆動した状態で上記ドレス用ダイヤ
モンド11aに砥石3aの外周面を接触させることによ
り、砥石3aをドレス(目立て)できるようになってい
る。
【0019】なお、同図中12は、カバーで、上記主軸
ヘッド4やホイールヘッド7等はいずれもこのカバー1
2内に配置されており、主軸ヘッド4へのワークWの脱
着は、カバー12に設けられた開閉カバー13を介して
行われるようになっている。このように研削盤1のほぼ
全体がカバー12で覆われていることにより研削により
発生する粉塵の外部飛散が防止されるようなっている。
【0020】図3は、上記ホイールヘッド7の具体的な
構成を示している。この図に示すように、ホイールヘッ
ド7には、主軸15を支持する支持部材(軸保持部材)
16が設けられ、これが砥石テーブル8上にボルトナッ
ト等により固定されている。
【0021】支持部材16には、X軸方向(同図では左
右方向)に貫通する中空部17が形成されている。そし
て、上記主軸15がこの中空部17に挿通され、その両
端部分がそれぞれボールベアリング20a,20bを介
して支持されている。これにより、主軸15が支持部材
16に対して回転可能となっている。なお、ベアリング
20a,20bは、本実施の形態ではボールベアリング
を使用しているが、これ以外にも、例えば、含油ベアリ
ング、あるいはフッ素系樹脂製のベアリング等、いわゆ
る自己潤滑機能を有したベアリングを使用することも可
能である。
【0022】主軸15の前後両端部は支持部材16から
突出しており、前端部(同図では左側端部)には砥石軸
3の取付部22が設けられている。取付部22には、詳
しく図示していないが、主軸15と同軸上にねじ孔22
aが形成されており、このねじ孔22aに砥石軸3が螺
合装着されるようになっている。また、ボス25および
ナット26が主軸15に装着され、これによりベアリン
グ20aの内輪が主軸15に固定されている。
【0023】一方、主軸15の後端部にはプーリ24が
装着されている。そして、このプーリ24と砥石駆動モ
ータ7aのプーリ7bとにわたって平ベルト24aが装
着され、これにより砥石駆動モータ7aの回転力が主軸
15に伝達されるようになっている。また、主軸15に
ナット27が螺合装着されてベアリング20bの内輪が
主軸15に固定されている。
【0024】上記支持部材16において、中空部17の
前端縁部にはリング28が装着され、これによりベアリ
ング20aの外輪を支持部材16に固定している。一
方、中空部17の後端縁部にはリング29が装着されて
いる。そして、これらリング28,29と上記ボス2
5、ナット27とがそれぞれ図3に示すように対向配置
されるとともに、それぞれ対向面に凹凸が形成されるこ
とにより、リング28とボス25との間およびリング2
9とナット27との間にそれぞれラビリンス状の隙間3
0,31を形成している。
【0025】なお、図3中、符号32はスプリングで、
ベアリング20bを介して主軸15を上記プーリ24側
に付勢するようになっている。
【0026】上記支持部材16には、さらに、上記ベア
リング20aおよびベアリング20bの間において支持
部材16の内外を連通する通路32が形成されている。
この通路32は、図4に示すように、主軸外周面の接線
方向に延びるように形成されている。この通路32は、
支持部材16に装着されたホース34に通じており、こ
のホース34は、図1に示すようにフィルター35を介
して上記カバー12の外部に至っている。これにより支
持部材16の上記中空部17がカバー12の外部に連通
されている。
【0027】また、上記主軸15において、上記通路3
2の中空部17への開口箇所には溝が形成されている。
この溝は、主軸15の回転に伴い上記通路32およびホ
ース34を介して外部の空気を中空部17に導入すると
ともに、その空気を主軸15に沿って前後両側に圧送し
得るように形成されており、例えば、当実施の形態で
は、軸方向に延びる細溝33が周方向に所定の間隔で平
行に形成されている。
【0028】このように構成された研削盤1のホイール
ヘッド7では、研削加工中、主軸15が回転駆動される
と、これに伴い図3中に矢印で示すように空気が主軸1
5に沿って前後両側に圧送されベアリング20a,20
bにおける外輪と内輪の隙間、さらにはラビリンス状の
隙間30,31から外部に噴出され、これによって隙間
30,31を通じてクーラントやクーラントに混入した
粉塵等の異物が支持部材16内へ侵入することが阻止さ
れる。つまり、空気圧によって主軸15のシールが達成
されることとなる。そのため、非接触でありながらも高
いシール性を得ることができ、支持部材16内への異物
の侵入による故障、例えばベアリング20a,20bに
異物が詰まる等することによる主軸15の動作不良等の
発生を効果的に防止することができる。しかも、主軸1
5の回転エネルギーを利用して空気を圧送するため、コ
ンプレッサ等の特別の駆動手段は必要なく、従って、簡
単、かつ安価な構成で高いシール性を得ることができ
る。
【0029】特に、上記ホイールヘッド7では、上述の
ようにボス25とリング28との隙間30やナット27
とリング29との隙間31がそれぞれラビリンス形状と
されているため、支持部材16内に異物が侵入し難く、
そのため、上記のような空気圧によるシールと相俟って
支持部材16内への異物の侵入をより確実に防止するこ
とができるという特徴もある。
【0030】また、圧送される空気がベアリング20
a,20bを介して外部に噴出されることでベアリング
20a,20bに対する冷却効果が得られ、これにより
ベアリング20a,20bの焼付き等を防止することも
できる。
【0031】なお、上記実施の形態は、本発明のシール
構造が適用される内面研削装置であってその具体的な構
成やシール構造の細部の構成は、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更可能である。
【0032】例えば、上記研削盤1では、通路32、ホ
ース34およびフィルター35を介してカバー12の外
部の空気を支持部材16に導入するようにしているが、
空気の導入口はクーラント等の飛散状態に応じて適宜選
定すればよい。但し、異物の侵入を防止するという観点
からは、実施の形態のように加工箇所、つまり砥石3a
から離れた場所からフィルター35を介して空気を取り
入れるようにするのが最も望ましい。
【0033】また、上記研削盤1では、前後方向に細長
の多数の細溝33を主軸15の周方向に並設するように
しているが、例えば、図5に示すように、V字型の複数
の溝36を周方向に並設するようにしたり、あるいは図
6に示すように螺旋状の溝37を形成するようにしても
よい。また、図示を省略するが、主軸15に羽根状の突
部を形成するようにしてもよい。要は、主軸15の回転
に伴い効果的に中空部17に空気を導入しつつ、その空
気を主軸15に沿って圧送できるように主軸15を形成
するようにすればよい。この場合、ホイールヘッド7の
配置によっては実施の形態のように中空部17に導入し
た空気を主軸15の前後両側に向かって圧送する以外
に、いずれか一方にのみ圧送するように主軸15を形成
してもよい。
【0034】なお、上記実施の形態では、本発明のシー
ル構造を内面研削盤1に適用した例について説明した
が、本発明のシール構造は、内面研削盤1以外の工作機
械や、その他の機械装置の軸体のシール構造としても、
勿論、適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、軸保持
部材の中空部分に軸体を挿通し、この軸体を軸受部材を
介して回転可能に支持するとともに、中空部分に通じる
気体の導入通路を設け、軸体の回転駆動に伴いこの軸体
によって上記導入通路を通じて気体を導入しつつ軸端部
に向かって気体を圧送することにより、該気体圧により
外部からの異物の侵入を阻止するようにしたので、非接
触でありながも軸体のシールが効果的に達成される。し
かも、軸体の回転を利用して空気を圧送するため、コン
プレッサ等の特別の駆動手段は必要なく、従って、簡
単、かつ安価な構成で高いシール性を得ることができ
る。
【0036】このような構成において、上記導入通路を
介して導入する気体を軸方向両側に向かって圧送するよ
うに軸体を構成するようにすれば、軸体の両側でシール
機能を発揮させることができる。
【0037】特に、工作機械では、作動時に切粉やクー
ラント等の支持部材内部への異物の侵入が懸念されるた
め、ワークおよび工作工具のいずれかを取り付ける工作
機械の主軸のシール構造として上記のシール構造を適用
するのが有用である。この場合、工作機械を覆うカバー
部材の外部から空気を導入するように気体の導入通路を
設けるようにすれば、空気圧により主軸のシールを達成
することができ、しかも、該空気として切粉等の異物の
含まれない空気を中空部分に導入することができる。
【0038】軸体の構成としては、回転駆動に伴い軸体
の周囲の気体を軸方向に圧送する圧送部を軸体の周面に
形成するようにすればよく、例えば、圧送部として、上
記軸体の周面に溝を形成することができる。この場合、
上記導入通路として、軸体の外周面の接線方向に延びる
通路を形成するようにすれば、導入通路を通じて気体が
スムーズに中空部分に導入されて圧送される。そのた
め、気体の圧送を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるシール構造が適用される内面研
削盤を示す平面図である。
【図2】上記内面研削盤を示す正面図である。
【図3】上記内面研削盤におけるホイールヘッドの構造
を示す断面図である。
【図4】ホイールヘッドの構造を示す図3のA−A断面
図である。
【図5】砥石軸の他の例を示す図3に対応する図であ
る。
【図6】砥石軸の他の例を示す図3に対応する図であ
る。
【符号の説明】
1 内面研削盤 3 砥石軸 3a 砥石 7 ホイールヘッド 15 主軸 16 支持部材 17 中空部 20a,20b ボールベアリング 22 取付部 24 プーリ 32 通路 33 細溝 W ワーク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸保持部材に形成した中空部分に軸体を
    挿通し、この軸体を所定の間隔で配設した軸受部材を介
    して上記軸保持部材に回転可能に支持するとともに、軸
    方向におけるこれら軸受部材の間に上記中空部分に通じ
    る気体の導入通路を設け、上記軸体の回転駆動に伴いこ
    の軸体が上記導入通路を通じて中空部内に気体を導入し
    つつその気体を軸端部に向かって圧送するように上記軸
    体を構成したことを特徴とするシール構造。
  2. 【請求項2】 上記導入通路を通じて導入する気体を軸
    方向両側に向かって圧送するように上記軸体を構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のシール構造。
  3. 【請求項3】 上記軸体は、ワークおよび工作工具のい
    ずれかを取り付ける工作機械の主軸であることを特徴と
    する請求項1又は2記載のシール構造。
  4. 【請求項4】 上記工作機械を覆うカバー部材の外部か
    ら空気を導入するように上記気体の導入通路を設けたこ
    とを特徴とする請求項3記載のシール構造。
  5. 【請求項5】 上記軸体に、回転駆動に伴い軸体の周囲
    の気体を軸方向に圧送する圧送部を上記軸体の周面に形
    成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載のシール構造。
  6. 【請求項6】 上記圧送部は、上記軸体の周面に形成さ
    れる溝であることを特徴とする請求項5記載のシール構
    造。
  7. 【請求項7】 上記軸体の外周面の接線方向に延びるよ
    うに上記導入通路を形成したことを特徴とする請求項5
    又は6のいずれかに記載のシール構造。
JP10084242A 1998-03-30 1998-03-30 シール構造 Pending JPH11277362A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005219154A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Okamoto Machine Tool Works Ltd 主軸装置のシ−ル構造

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JPS62117048U (ja) * 1986-01-14 1987-07-25
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