JPH06234727A - 置換されたベンゾイルグアニジン、それらの製法、医薬または診断剤としてのそれらの使用およびそれらを含有する医薬 - Google Patents
置換されたベンゾイルグアニジン、それらの製法、医薬または診断剤としてのそれらの使用およびそれらを含有する医薬Info
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Abstract
チル−3−メチルスルホニル−ベンゾイルグアニジン塩
酸塩〕のベンゾイルグアニジンおよびこの化合物の医薬
的に許容し得る塩。 【効果】 化合物(I)は、非常に良好な抗不整脈性を有
しておりそして望ましくない塩利尿剤を有していない。
さらに、これらの化合物は、細胞の増殖に対する強力な
阻害作用を有する。
Description
容し得る塩に関するものである。
l、Br、I、−NO2、−C≡N、−CF3、R(4)−
SOmまたはR(5)R(6)N−SO2−〔式中、mは0、
1または2であり、R(4)およびR(5)は(C1〜C8)
−アルキル、(C3〜C6)−アルケニル、−CnH2n−R
(7)またはCF3(式中nは0、1、2、3または4で
あり、R(7)は、(C3〜C7)−シクロアルキルまたは
置換されていないかもしくはF、Cl、CF3、メチ
ル、メトキシおよびNR(8)R(9)(式中、R(8)およ
びR(9)はHまたは(C1〜C4)−アルキルである)か
らなる群からの1〜3個の置換分により置換されている
フェニルである)であり、R(5)は、またHの意義を有
し、R(6)は、Hまたは(C1〜C4)−アルキルであ
り、R(5)およびR(6)は、また、一緒になって4個ま
たは5個のメチレン基(1個のCH2基は酸素、S、N
H、N−CH3またはN−ベンジルにより置換されてい
てもよい)であってもよい〕であり、R(2)は、−SR
(10)、−OR(10)、−NHR(10)、−NR(10)
R(11)、−CHR(10)R(12)、
なりて−〔CHR(16)〕s−(CH2)p−(CHOH)q−
(CH2)r−(CH2OH)t−R(21)−(CH2)p−O−
(CH2−CH2O)q−R(21)、であり、R(21)は、
水素またはメチルであり、p、qおよびrは、同一また
は異なりて、0、1、2、3または4であり、sは0ま
たは1であり、tは1、2、3または4であり、R(1
2)およびR(13)は、同一または異なりて、水素、
(C1〜C6)−アルキルであるかまたはこれらが結合し
ている炭素原子と一緒になって、(C3〜C8)−シクロア
ルキルであり、R(13′)は、水素または(C1〜C4)
−アルキルであり、R(14)は、H、(C1〜C6)−ア
ルキル、(C3〜C8)−シクロアルキルまたは−CaH
2a−R(15)(aは0、1、2、3または4である)で
あり、
F、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R
(9)(式中R(8)およびR(9)はHまたは(C1〜C4)
−アルキルである)からなる群からの1〜3個の置換分
により置換されているフェニル、置換されていないかも
しくはフェニルのように置換されている(C1〜C9)−
ヘテロアリール、置換されていないかもしくは1〜3個
のOHにより置換されている(C1〜C6)−アルキルで
あり、R(16)、R(17)、R(18)およびR(20)
は、水素または(C1〜C3)−アルキルであり、R(3)
は、R(1)として定義した通りであるか、または(C1
〜C6)−アルキルまたは−X−R(22)〔式中、X
は、酸素、SまたはNR(16)であり、R(16)はH、
(C1〜C3)−アルキルであり、R(22)およびR(1
6)は、また一緒になって41個または5個のメチレン
基(1個のCH2基は、酸素、S、NH、N−CH3また
はN−ベンジルにより置換されていてもよい)であって
もよく、R(22)は、R(14)として定義した通りであ
る〕である。
Cl、−C≡N、−CF3、R(4)−SOmまたはR(5)
R(6)N−SO2−〔式中、mは0、1または2であ
り、R(4)およびR(5)は(C1〜C8)−アルキル、
(C3〜C4)−アルケニル、−CnH2n−R(7)または
−CF3(式中、nは0または1であり、R(7)は、
(C3〜C6)−シクロアルキルまたは置換されていない
かもしくはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよび
NR(8)R(9)(式中、R(8)およびR(9)はHまたは
メチルである)からなる群からの1〜3個の置換分によ
り置換されているフェニルである)であり、R(5)は、
またHの意義を有し、R(6)はHまたはメチルである〕
であり、R(3)が水素、メチル、シアノ、またはF、C
l、−CF3でありそして他の基が上述した通りである
化合物およびこの化合物の医薬的に許容し得る塩であ
る。
l、−C≡N、−CF3、R(4)−SOmまたはR(5)R
(6)N−SO2−〔式中、mは0、1または2であり、
R(4)はメチルまたは−CF3であり、R(5)およびR
(6)は、相互に独立してHまたはメチルである〕であ
り、R(2)が−SR(10)、−OR(10)、NHR(1
0)、−NR(10)R(11)、−CHR(10)R(1
2)、
りて、−CH2−(CHOH)q−CHOH−CHOH−C
HOH−CH2OH、−CH2−CHOH−CH2OH、
−〔CHR(16)〕s−CH2−CHOH−R(21)また
は−(CH2)p−O−(CH2−CH2−O)q−CH3であ
り、pが0、1または2であり、qが0、1または2で
あり、sが0または1であり、R(21)が水素またはメ
チルであり、R(12)およびR(13)が同一または異な
りて、水素、メチルであるかまたはこれらが結合してい
る炭素原子と一緒になって、(C3〜C8)−シクロアル
キルであり、R(13′)が水素またはメチルであり、R
(14)がH、(C1〜C6)−アルキル、(C3〜C8)−
シクロアルキル、−CaH2a−R(15)であり、aが0
または1であり、
F、Cl、CF3および−CH3からなる系からの1〜2
個の基により置換されているフェニル、または置換され
ていないかもしくはF、Cl、CF3および−CH3から
なる系からの基により置換されているフラニル、チエニ
ル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリ
ル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チ
アゾリル、イソチアゾリル、ピリジン、ピラジニル、ピ
リミジニルおよびピリダジニルからなる系からのヘテロ
アリール、またはOHにより置換されている(C1〜
C4)−アルキルであり、R(16)が水素またはメチル
であり、R(3)がメチル、シアノ、トリフルオロメチ
ル、F、Clまたは水素である化合物およびこの化合物
の医薬的に許容し得る塩である。
置換されていないかもしくはF、ClおよびCF3から
なる系からの1〜2個の基により置換されているフェニ
ル、置換されていないかまたはF、Cl、CF3および
CH3からなる系からの基により置換されているイミダ
ゾリル、テトラゾリル、ピリジニルまたはピリミジニル
である化合物である。(C1〜C9)−ヘテロアリール
は、特に1個または2個以上のCH基がNにより置換さ
れているおよび(または)少なくとも2個の隣接CH基
がS、NHまたOにより置換されている(5員芳香族環
を形成する)フェニルまたはナフチルから誘導された基
を意味するものとして理解されるべきである。さらに、
二環式基の縮合部位の1個または2個の原子は、また
(インドリジニルのように)窒素原子であってもよい。
ニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾ
リル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、
チアゾリル、イソチアゾリル、ピリジル、ピラジニル、
ピリミジニル、ピリダジニル、インドリル、インダゾリ
ル、キノリル、イソキノリル、フタラジニル、キノキサ
リニル、キナゾリニルおよびシンノリニルである。置換
分R(1)〜R(22)の1個が1または2以上の不斉中心
を含有する場合は、これはSまたはR配置を有すること
ができる。化合物は、光学異性体として、ジアステレオ
マーとして、セラミ体としてまたはこれらの混合物とし
て存在することができる。アルキル基は、直鎖状または
分枝鎖状の形態で存在することができる。
は、容易に求核的に置換することのできる離脱基であ
る)の化合物をグアニジンと反応させることからなる化
合物Iの製法に関するものである。
基、フェノキシ基、フェニルチオ、メチルチオまたは2
−ピリジルチオ基、または窒素複素環基、好ましくは1
−イミダゾリルである式IIの活性化酸誘導体は、有利に
は、それ自体知られている方法で、ベースとなるカルボ
ニルクロライド(式II、L=Cl)から得られる。そし
て、このカルボニルクロライド化合物は、それ自体知ら
れている方法で、例えば塩化チオニルを使用してベース
となるカルボン酸(式II、L=OH)から製造すること
ができる。
のほかに、式IIの他の活性化酸誘導体も、また、それ自
体知られている方法で、ベースとなる安息香酸誘導体
(式II、L=OH)から直接製造することができる。例
えばメタノール中におけるガス状HClによる処理によ
って式IIのメチルエステル(L=OCH3)を、カルボ
ニルジイミダゾールによる処理によって式IIのイミダゾ
リド〔L=1−イミダゾリル,Staab, Angew. Chem. In
t. Ed. Engl. 1, 351〜367 (1962)〕を、不活性溶剤中
でトリエチルアミンの存在下でCl−COOC2H5また
は塩化トシルを使用して混合酸無水物IIを製造すること
ができそして、また、ジシクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)を使用してまたはO−〔(シアノ−(エトキ
シカルボニル)メチレン)アミノ〕−1,1,3,3−テ
トラメチルウロニウムテトラフルオボレート(“TOT
U”)〔Weiss および Krommer, Chemiker Zeitung 98,
817(1974)〕を使用して安息香酸の活性化を行うことが
できる。式IIの活性化カルボン酸誘導体を製造する多数
の適当な方法が、文献、例えば J. March, Advanced Or
ganic Chemistry, Third Edition (John Wiley & Sons,
1985) p. 350 に詳細に説明されている。
ンとの反応は、それ自体知られている方法で、プロトン
性または非プロトン性の極性の不活性有機溶剤中で実施
される。20℃と溶剤の沸点との間のメタノール、イソ
プロパノールまたはTHFが、安息香酸メチル(II、L
=OMe)とグアニジンとの反応において適当であるこ
とが証明された。化合物IIと塩でない(salt-free)グ
アニジンとの大部分の反応においては、反応は、有利に
は、THF、ジメトキシエタンまたはジオキサンのよう
な非プロトン性不活性溶剤中で実施される。しかしなが
ら、例えばNaOHのような塩基が使用される場合は、
水もまた、IIおよびグアニジンの反応における溶剤とし
て使用することができる。L=Clである場合は、反応
は、有利には酸スカベンジャーを添加して、例えばハロ
ゲン化水素酸を結合するための過剰のグアニジンの形態
で実施される。
おりそして文献に記載されている。式IIの未知の化合物
は、文献から知られている方法によって、例えば4−
(または5−)ハロ−3−クロロスルホニル安息香酸
を、アンモニアまたはアミンにより3−アミノスルホニ
ル−4−(または5−)ハロ安息香酸に、または、酸性
亜硫酸ナトリウムのような弱還元剤および次のアルキル
化により3−アルキルスルホニル−4−(または5−)
ハロ安息香酸に変換しそして得られた安息香酸を上述し
た方法変形の一つの方法によって反応させて本発明によ
る化合物Iを得ることにより製造することができる。4
−位および5−位におけるある置換分の導入は、文献か
ら知られている方法によって、例えば有機錫化合物、有
機ボロン酸または有機ボランまたは有機銅または亜鉛化
合物によるアリールハライドのパラジウム−媒介クロス
−カップリングによって実施される。
基でありそして酸と結合して塩を形成することができ
る。可能な酸付加塩は、すべての薬理学的に許容し得る
酸の塩、例えばハロゲン化水素酸塩、特に塩酸塩、乳酸
塩、硫酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、酢酸塩、燐酸塩、
メタンスルホン酸塩およびp−トルエンスルホン酸塩で
ある。化合物Iは、置換されたアシルグアニジンであ
る。アシルグアニジンのもっとも有望な代表的化合物
は、カリウム保持性利尿薬として治療に使用されるピラ
ジン誘導体アミロリドである。例えばジメチルアミロリ
ドまたはエチルイソプロピルアミロリドのようなアミロ
リド型の多数の他の化合物が文献に記載されている。
CH(CH3)2
る調査結果が開示されている〔Circulation 79, 1257〜
63 (1989)〕。しかしながら、抗不整脈薬としての広い
使用に対する障害は、この効果は僅かに顕著であるにす
ぎずそして血圧低下作用および塩排泄作用を伴なって起
きそしてそれらの副作用は心臓不整脈の治療に望ましく
ないということである。
単離された動物の心臓に対する実験において得られてい
る〔Eur. Heart J. 9 (suppl. 1): 167 (1988)〕(book
ofabstracts)。例えば、ラットの心臓において、人工
的に誘発された心室細動はアミロリドにより完全に抑制
できるということが見出された。上述したアミロリド誘
導体であるエチルイソプロピルアミロリドは、このモデ
においてアミロリドよりより強力でさえある。米国特許
第5,091,394号(HOE 89/F 288)は、
基R(1)に相当する位置に水素原子を有するベンゾイル
グアニジンを記載している。ドイツ特許出願P 42 0
4 575.4(HOE 92/F 034)は、置換分R
(2)およびR(3)が本発明によりクレームされている意
義を有していない3,5−置換ベンゾイルグアニジンを
提案している。
は、式Iの化合物と構造的に類似しておりそしてブメタ
ニドのような商業的に入手できるループ利尿薬から誘導
されるアシルグアニジンがクレームされている。同様
に、強力な塩利尿活性(salidiuretic activity)が、
これらの化合物について報告されている。
酸素欠乏症候の場合において起るような望ましくないそ
して不利な塩利尿性を有しておらずそして非常に良好な
抗不整脈性を有しているということは驚くべきことであ
る。化合物の薬理学的性質の結果として、化合物は、梗
塞予防および梗塞治療に対するおよび狭心症の治療に対
する心臓保護成分を有する抗不整脈薬剤として顕著に適
している。この場合、化合物は、また、虚血的に誘発さ
れる損傷の形成、特に虚血的に誘発される心臓不整脈の
生成における病理生理学的プロセスを予防的に阻害また
は非常に減少させる。病理学的低酸素および虚血情況に
対する化合物の保護作用のために、本発明による式Iの
化合物は、細胞Na+/H+交換機構の阻害の結果とし
て、虚血により起るすべての急性もしくは慢性損傷また
はそれにより誘発される一次的もしくは二次的疾患の治
療に対する薬剤として使用することができる。これは、
例えば器官移植における外科介入に対して薬剤としての
化合物を使用することに関係する。この場合、化合物
は、除去前および除去中の供与者の器官の保護ならびに
例えば生理学的浴液による器官の処理またはこの浴液中
の器官の貯蔵中におけるおよび受容者の体への移植中の
除去された器官の保護の両方に使用することができる。
化合物は、また、例えば心臓および末梢血管における血
管形成術外科介入の遂行中の有用な保護薬剤である。虚
血的に誘発される損傷に対する化合物の保護作用によっ
て、化合物は、また、神経系、特にCNSの虚血症を貯
蔵する薬剤として適している。この場合、化合物は、例
えば発作または脳浮腫の治療に対して適している。さら
に、本発明による式Iの化合物は、また、アレルギー
性、心臓性、血液量不足および細菌性ショックのような
形態のショックの治療にも適している。
胞の増殖、例えば線維芽細胞増殖および平滑筋細胞の増
殖に対する強力な阻害作用により特徴づけられる。それ
故に、式Iの化合物は、細胞増殖が一次的または二次的
原因である疾患に対する有用な治療薬とみなすことがで
き、そしてそれ故に、抗アテローム性動脈硬化症剤、糖
尿病後発併発症、癌、線維症疾患、例えば肺線維症、肝
臓の線維症または腎臓の線維症、器官肥大および過形
成、特に前立腺肥大または前立腺過形成に対する剤とし
て使用することができる。
小板または白血球のような容易に測定できる細胞におい
てさえも、多数の疾患(本態性高血圧症、アテローム性
動脈硬化症、糖尿病など)において起る細胞のナトリウ
ム−プロトン交互輸送機構(Na+/H+交換)の活性な
阻害剤である。それ故に、本発明による化合物は、例え
ばある形態の高血圧そしてまたアテローム性動脈硬化
症、糖尿病、増殖性疾患などの決定および鑑別に対する
診断剤として使用されるすぐれた且つ簡単な科学的道具
(tool)として適している。さらに、式Iの化合物は、
高血圧、例えば本態性高血圧の形成を予防する予防的治
療に適している。
合物は、有意に改善された水溶性を有す。それ故に、こ
れらの化合物は、静脈内投与するのに、有意により高度
に適している。化合物Iを含有する医薬は、経口的に、
非経口的に、静脈内的に、直腸的にまたは吸入により投
与することができ、そして好ましい投与は、疾患の特定
の型に依存する。化合物Iは、それ自体でまたは医薬補
助剤と一緒に、獣医医薬およびヒト医薬に使用すること
ができる。所望の医薬処方に適した補助剤は、当業者の
知識に基づき当業者によく知られている。溶剤、ゲル化
剤、坐剤基剤、打錠補助剤および他の活性化合物賦形剤
のほかに、例えば抗酸化剤、分散剤、乳化剤、泡止め
剤、風味矯正剤、防腐剤、可溶化剤または着色剤を使用
することができる。
形剤、安定剤または不活性希釈剤のようなこの目的に適
した添加剤と混合しそして慣用の方法により、錠剤、被
覆錠剤、硬質ゼラチンカプセルまたは水性、アルコール
性または油性溶液のような適当な投与形態にする。使用
することのできる不活性賦形剤は例えばアラビヤゴム、
マグネシア、炭酸マグネシウム、燐酸カリウム、ラクト
ース、グルコースまたは澱粉、特にとうもろこし澱粉で
ある。製造は、乾燥顆粒および湿潤顆粒として実施する
ことができる。適当な油性賦形剤または溶剤は、例えば
ヒマワリ油または魚肝油のような植物油または動物油で
ある。
要に応じて可溶化剤、乳化剤または他の補助剤のような
この目的に対して慣用の物質を使用して、活性化合物を
溶液、懸濁液または乳濁液にする。適当な溶剤は、例え
ば、水、生理食塩溶液またはアルコール、例えばエタノ
ール、プロパノール、グリセロール、そしてまた、グル
コースもしくはマンニトール溶液のような糖溶液または
上述した種々な溶剤の混合物である。
るのに適した医薬処方は、例えば、特にエタノールもし
くは水またはこれらの溶剤の混合物のような医薬的に許
容し得る溶剤中の式Iの活性化合物の溶液、懸濁液また
は乳濁液である。必要に応じて、処方は、また、他の医
薬補助剤、例えば界面活性剤、乳化剤および安定剤、な
らびに発射ガスを含有することができる。このような製
剤は、慣用的に約0.1〜10重量%、特に約0.3〜3
重量%の濃度の活性化合物を含有する。
び投与の頻度は、使用される化合物の力価および作用期
間および追加的に、処理される疾患の型および程度およ
び処理される哺乳動物の性別、年令、体重および個々の
応答に依存する。平均して、約75kgの体重の患者にお
ける式Iの化合物の1日の投与量は、体重1kg当り少な
くとも0.001mg、好ましくは0.01mg/kg〜せいぜ
い10mg/kg、好ましくは1mg/kgである。疾患の急性
エピソードの場合においては、例えば心筋梗塞にかかっ
た直後、より高いそして特により頻度の多い投与量、例
えば1日当り4回までの個々の投与量が必要である。特
に、例えば、集中治療の梗塞患者の場合において静脈内
的に投与される場合、1日当り200mgまでが必要であ
る。
0mlに溶解または懸濁しそしてそれからカルボニルジイ
ミダゾール1.78g(0.011モル)で処理する。室
温で2時間撹拌した後、グアニジン2.95g(0.05
モル)を、反応溶液に導入する。一夜撹拌した後、TH
Fを減圧下で溜去〔ロータベーパー(Rotavapor)〕
し、残留物を水で処理し、混合物を2N HClでpH6
〜7に調節しそして相当するベンゾイルグアニジン(式
I)を濾去する。このようにして得られたベンゾイルグ
アニジンは、水性またはメタノール性またはエーテル性
塩酸または他の薬理学的に許容し得る酸で処理すること
によって相当する塩に変換することができる。
般的操作 変形法B:安息香酸アルキル(II、L=O−アルキル)
から 式IIの安息香酸アルキル5ミリモルおよびグアニジン
(遊離塩基)25ミリモルを、イソプロパノール15ml
に溶解するかまたはTHF 15mlに懸濁しそして変換
が完了する(薄−層検査)まで、還流下で沸騰させる
(典型的な反応時間2〜5時間)。溶剤を減圧蒸留(ロ
ータベーパー)により除去し、残留物をEA300mlに
とりそして溶液を1回につきNaHCO3溶液50mlを
使用して3回洗浄する。それをNa2SO4上で乾燥し、
溶剤を真空蒸留により除去しそして残留物を、適当な溶
離剤、例えば5:1のEA/MeOHを使用してシリカ
ゲル上でクロマトグラフィー処理する。(塩形成につい
ては、変形法Aを参照されたい)。
メチルスルホニル−ベンゾイルグアニジン塩酸塩
ーマンガネート(2:1 当量)を使用して氷酢酸中で
室温で2日間4−エチル−3−メチルスルホニル安息香
酸メチルを酸化して4−アセチル−3−メチルスルホニ
ル安息香酸メチルを得、水およびNaHCO3の添加後
EAで抽出しそして有機相を乾燥(MgSO4)し、エ
タノール中ですりつぶし、無色の結晶を濾去する。mp
111℃。
−(1′−ヒドロキシ−1′−メチル)エチル−3−メ
チルスルホニル安息香酸メチルを、−20℃でジメチル
亜鉛2当量およびTiCl4 2当量の溶液に加えそして
室温で3時間加温し、混合物を水に注加し、CH2Cl2
と一緒に振盪することにより抽出し、乾燥(MgSO4)
しそして真空中で溶剤を除去する。無色の結晶。mp 1
33〜135℃。 (c) 一般的操作B(上記参照)によって、(b)か
ら4−(1′−ヒドロキシ−1′−メチル)エチル−3
−メチルスルホニルベンゾイルグアニジン塩酸塩を得
た。無色の結晶。mp 219〜220℃。
ルホニルベンゾイルグアニジンメタンスルホン酸塩
酸メチル 4−クロロ−3−メチルスルホニル安息香酸メチル6ミ
リモルおよびH2O 6ミリモルを、テトラメチル尿素3
0mlに溶解し、K2CO3 18ミリモルを加え、そして
それから、混合物を130℃で2時間撹拌する。冷却し
た反応混合物を、飽和NaHCO3水溶液100mlに注
加しそして1回につきEA 100mlを使用して5回抽
出する。この抽出液を、Na2SO4上で乾燥し、溶剤を
真空中で除去しそして残留物を、EAを使用してシリカ
ゲル上でクロマトグラフィー処理する。Rf(EA)=0.
36。MS(DCI):231(M+1)。
トキシ−3−メチルスルホニル安息香酸メチル 2(a)からのフェノール2.2ミリモルおよびエチルジ
イソプロピルアミン4.4ミリモルを、CH2Cl2 10
mlに溶解し、そしてそれから、(2−メトキシエトキ
シ)メチルクロライド3.3ミリモルを室温で加える。
混合物を、室温で3日間撹拌し、それから、溶剤を真空
中で除去しそして残留物をEA 100mlにとる。溶液
を、1回につき0.3M KH2PO4 50mlを使用して
3回洗浄し、それから1回につきNa2CO3の溶液50
mlを使用して2回洗浄する。それをNa2SO4上で乾燥
し、溶剤を真空中で除去しそして物質を、さらに、追加
的な精製なしに使用する。Rf(EA)=0.45。MS
(DCI):319(M+1)。 (c) 一般的操作Bによって(b)から実施例2の標
記化合物を得た。この遊離塩基をMeOHに溶解しそし
てメタンスルホン酸1当量で処理する。この塩を、DI
Pを使用して沈殿させそして吸引濾去する。無色の結
晶。mp 167℃。MS(DCI):346(M+
1)。
キシヘキシルアミノ〕−3−メチルスルホニルベンゾイ
ルグアニジン塩酸塩
(R),5(R),6−ペンタヒドロキシヘキシル〕アミン
2,3:5,6−ジアセトニド N−ベンズヒドリルマンノフラノシルアミン2,3:5,
6−ジアセトニド(J.Med. Chem. 1992, 35, 559)24
ミリモルを、THF 150mlに溶解しそして室温でL
iAlH4 60ミリモルで処理する。混合物を室温で2
時間撹拌し、それからNaHCO3溶液250mlに注加
しそして1回につきEA 200mlを使用して3回抽出
する。この抽出液をNa2SO4上で乾燥し、溶剤を真空
中で除去しそして残留物を、さらに、追加的に精製する
ことなしに使用する。無色の油状物。Rf(DIP)=0.
33。MS(FAB):428(M+1)。
6−ペンタヒドロキシヘキシル〕アミン2,3:5,6−
ジアセトニド 化合物3(a)24ミリモルをMeOH 200mlに溶解
しそしてギ酸アンモニウム240ミリモルおよびPd/
C 2gで処理しそして混合物を室温で4時間撹拌す
る。混合物を濾過しそして溶剤を真空中で除去し、それ
から、残留物をEA 100ml/Na2CO3 100mlの
溶液にとる。溶液を、さらに、1回につきEA 200m
lを使用して2回抽出しそしてNa2SO4上で乾燥し次
に溶剤を真空中で除去する。残留物を、1:1のEA/
MeOHを使用してシリカゲル上でクロマトグラフィー
処理する。無色の無色の油状物。Rf(1:1のEA/M
eOH)=0.2。MS(DCI):262(M+1)。
(R),6−ペンタヒドロキシヘキシルアミノ〕−3−メ
チルスルホニル安息香酸2,3:5,6−ジアセトニド 3(b)からのアミン2.3ミリモル、4−フルオロ−3
−メチルスルホニル安息香酸2.3ミリモルおよびジイ
ソプロピルエチルアミン4.6ミリモルを、テトラメチ
ル尿素10mlに溶解しそして混合物を、120℃で3時
間撹拌する。それから、溶剤を真空中で除去しそして残
留物を、10:1のEA/MeOHを使用してシリカゲ
ル上でクロマトグラフィー処理する。明るい褐色の油状
物が得られる。Rf(5:1のEA/MeOH)=0.5。
MS(FAB):460(M+1)。
(R),6−ペンタヒドロキシヘキシルアミノ〕−3−メ
チルスルホニルベンゾイルグアニジン2,3:5,6−ジ
アセトニド 安息香酸2(c)2ミリモルを一般的操作Aによって反応
させそして生成物を、10:1のEA/MeOHを使用
してシリカゲル上でクロマトグラフィー処理する。無色
の油状物。Rf(10:1のEA/MeOH)=0.14。
MS(FAB):501(M+1)。
ために、ジアセトニド3(d)0.6ミリモルを、p−ト
ルエン−スルホン酸2.4ミリモルと一緒に、MeOH
10mlに溶解しそして混合物を室温で2時間撹拌する。
それを、塩基性イオン交換体を通して濾過しそして溶剤
を真空中で除去する。無色の吸湿性の油状物。Rf(1
0:1のアセトン/H2O)=0.09。MS(FA
B):421(M+1)。貯蔵のために、生成物を塩酸
塩に変換する。mp 188℃。
ルスルホニルベンゾイルグアニジン塩酸塩
3−メチルスルホニル安息香酸 2(S)−ヒドロキシプロピルアミン10ミリモルを、3
(c)と同様にして、4−フルオロ−3−メチルスルホニ
ル安息香酸と反応させる。茶褐色の結晶。mp158〜1
60℃。MS(DCI):274(M+1)。
ルアミノ〕−3−メチルスルホニル安息香酸メチル 安息香酸4(a)7ミリモルを、SOCl2 14ミリモル
と一緒に、MeOH30mlに溶解しそして混合物を3時
間還流下で沸騰させる。それから、溶剤を真空中で除去
し、残留物をEA 100mlにとりそして溶液を1回に
つきNa2CO 3溶液50mlを使用して3回洗浄する。そ
れをNa2SO4上で乾燥し、溶剤を真空中で除去しそし
てそれから、残留物をEA/HEPから再結晶する。mp
95℃。Rf(MTB)=0.30。MS(DCI):2
88。
ために、メチルエステル4(b) 5ミリモルを、一般的
操作Bにより反応させそして5:1のEA/MeOHを
使用してシリカゲル上でクロマトグラフィー処理する。
mp 136〜140℃。Rf(5:1のEA/MeOH)=
0.14。塩酸塩に変換して無色の結晶を得た。mp24
0℃。MS(DCI):315(M+1)。実施例5の
標記化合物は、実施例4と同様にして合成した。
ルスルホニルベンゾイルグアニジン塩酸塩
ドロキシプロピル〕チオベンゾイルグアニジン
(R,S),3−ジヒドロキシプロピル〕チオ安息香酸
メチル 4−クロロ−3−メチルスルホニル安息香酸メチル20
ミリモル、1−チオグリセロール20ミリモルおよびK
2CO3(無水)60ミリモルを、テトラメチル尿素70
ml中において室温で24時間撹拌する。反応生成物を、
Na2CO3溶液30mlに注加し、そしてEA 300ml
で3回抽出する。抽出液をNa2SO4上で乾燥しそして
溶剤を真空中で除去する。EAを使用してシリカゲル上
でクロマトグラフィー処理して無色の結晶を得る。mp
136℃。Rf(EA)=0.23。MS(DCI):32
1(M+1)。
(R,S),3−ジヒドロキシプロピル〕チオベンゾイ
ルグアニジン メチルエステル(a)5ミリモルおよびグアニジン25
ミリモルを、THF(無水)40ml中において6時間還
流下で加熱する。混合物を飽和Na2CO3溶液100ml
に注加しそしてEA 150mlを使用して3回抽出す
る。この抽出液をNa2SO4上で乾燥しそして溶剤を真
空中で除去する。3:1のEA/MeOHを使用してシ
リカゲル上でクロマトグラフィー処理して、無色のフオ
ーム状物質として実施例6の標記化合物を得た。R
f(3:1のEA/MeOH)=0.23。MS(DC
I):348(M+1)。
ェニルエチル〕ベンゾイルグアニジン塩酸塩 無色の結晶。融点198℃。
−カストロカップリングさせ、THF中で接触量(5モ
ル%)のビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム
(II)クロライド、15モル%の沃化銅(I)およびn
−ブチルアミン3当量の存在下において室温で24時間
撹拌し、水性塩化アンモニウム処理し、酢酸エチルで抽
出しそして次に酢酸エチル/シクロヘキサン(3:7)
を使用してシリカゲル上でカラムクロマトグラフィー処
理することにより、4−ブロモ−3−メチルスルホニル
安息香酸メチルから3−メチルスルホニル−4−
〔(2′−フェニル)エチニル〕安息香酸メチルを製造
する。無色の結晶。融点138〜139℃。
I)を有する酢酸溶液の処理および次の80℃での3時
間の加熱によって、(a)から3−メチルスルホニル−
4−〔1′−オキソ−2′−フェニルエチル〕−安息香
酸メチルを製造する。濾過および水による稀釈後、混合
物を酢酸エチルで抽出しそして有機抽出液を飽和NaH
CO3溶液で中性になるまで洗浄しそして溶離剤混合物
として1:1のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用して
しカラムクロマトグラフィー処理する。無色の結晶。融
点160〜161℃。
することによって、メタノール中の(b)から3−メチル
スルホニル−4−〔1′−オキソ−2′−フェニルエチ
ル〕安息香酸を製造する。無色の結晶。融点229℃。 (d) 変形法Aと同様にして、(c)から3−メチル
スルホニル−4−〔1′−オキソ−2′−フェニルエチ
ル〕ベンゾイルグアニジン塩酸塩を製造した。
−3−メチルスルホニルベンゾイルグアニジン塩酸塩 無色の結晶。融点224〜225℃。
レンを使用して7(a)に記載したステファンス−カスト
ロカップリングによって、4−ブロモ−3−メチルスル
ホニル安息香酸メチルから4−〔(2′−シクロヘキシ
ル)エチニル〕−3−メチルスルホニル安息香酸メチル
を製造する。無色の結晶。mp 81〜82℃。 (b) 7(b)と同様にして8(a)から3−メチルスル
ホニル−4−〔2′−シクロヘキシル−1′−オキソエ
チル〕安息香酸メチルを製造する。無色の結晶。融点1
30〜131℃。
−メチルスルホニル−4−〔2′−シクロヘキシル−
1′−オキソエチル〕安息香酸を製造する。無色の結
晶。融点174℃。 (d) 変形法Aによって8(c)から4−〔2′−シク
ロヘキシル−1′−オキソエチル〕−3−メチルスルホ
ニルベンゾイルグアニジン塩酸塩を製造した。
ルスルホニルベンゾイルグアニジン塩酸塩 無色の結晶。融点204〜206℃。
ジメチル複合体0.35当量を使用して2日間ハイドロ
ボレーション(hydroboration)することによって、4
−イソプロペニル−3−メチルスルホニル安息香酸メチ
ル(予備工程2参照)から4−〔1′−ヒドロキシ−
2′−プロピル〕−3−メチルスルホニル安息香酸を製
造する。2N NaOHでアルカリ性にした後、混合物
を、30%H2O2溶液を使用して酸化する。水性処理
し、酢酸エチルで抽出し、蒸発させそしてエーテルと一
緒にすりつぶすことによって、無色の結晶を得る。融点
187〜189℃。
ムの存在下において沃化メチル1.2当量を使用して、
9(a)から4−〔1′−ヒドロキシ−2′−プロピル〕
−3−メチルスルホニル安息香酸メチルを製造する。水
性処理、1:1のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用し
たカラムクロマトグラフィー処理する。無色の結晶。融
点127〜129℃。 (c) 変形法Bと同様にして、9(b)から4−〔1′
−ヒドロキシ−2′−プロピル〕−3−メチルスルホニ
ルベンゾイルグアニジン塩酸塩を製造した。
モルを、ジエチルエーテル50ml中で反応させてグリニ
ヤール化合物を得る。この懸濁液を、−60℃で、ジエ
チルエーテル100ml中の硼酸トリメチル90ミリモル
の溶液に徐々に滴加する。混合物を、室温で1時間撹拌
し、溶剤を真空中で除去しそして4NNaOH溶液30
0mlを加える。それから、Mg(OH)2を吸引濾去しそ
してH2O 100mlで洗浄しそして濾液を、1回につき
DIP 100mlを使用して2回抽出する。それから水
性相をpH=1に調節しそして1回につきEA 200ml
を使用して4回抽出する。EA相をMgSO4上で乾燥
しそして溶剤を真空中で除去する。無定形の固体2.0
gを得、これを、さらに、精製することなしに反応させ
る。
チル 4−ブロモ−3−メチルスルホニル安息香酸メチル23
ミリモル、Na2CO354ミリモル、トリフェニルホス
フィン2.9ミリモルおよびPd(OAc)2 1.5ミリモ
ルを、トルエン200mlおよびH2O 15ml中で、室温
で5分はげしく撹拌する。予備工程1によるボロン酸2
3ミリモルの溶液をEtOH 50ml中に加えそして混
合物を1.5時間還流下で沸騰させる。相分離後、有機
相をNaCl溶液50mlで2回洗浄しそして水性相をE
A 100mlで2回抽出する。合した有機相を、Na2S
O4上で乾燥し、溶剤を真空中で除去しそして残留物
を、DIPを使用してシリカゲル上でクロマトグラフィ
ー処理する。無色の油状物1.4gを得た。Rf(DIP)
=0.46。MS(DCI):255(M+1)。
スルホニルベンゾイルグアニジン塩酸塩 無色の結晶。融点190℃。
ることによって沃化メチル1.5当量の存在下で水素化
ナトリウムを使用して9(b)から4−〔1′−メトキシ
−2′−プロピル〕−3−メチルスルホニル安息香酸メ
チルを得る。水性処理しそして8:2のシクロヘキサン
/酢酸エチルを使用したカラムクロマトグラフィー処理
する。無色の結晶。無定形。 (b) 変形法Bと同様にして、10(a)から4−
〔1′−メトキシ−2′−プロピル〕−3−メチルスル
ホニルベンゾイルグアニジン塩酸塩を得た。
Claims (10)
- 【請求項1】 式I 【化1】 の化合物または該化合物の医薬的に許容し得る塩。上記
式において、 R(1)は、水素、F、Cl、Br、I、−NO2、−C
≡N、−CF3、R(4)−SOmまたはR(5)R(6)N−
SO2−〔式中、mは0、1または2であり、R(4)お
よびR(5)は(C1〜C8)−アルキル、(C3〜C6)−
アルケニル、−CnH2n−R(7)またはCF3(式中nは
0、1、2、3または4であり、R(7)は、(C3〜
C7)−シクロアルキルまたは置換されていないかもし
くはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR
(8)R(9)(式中、R(8)およびR(9)はHまたは(C
1〜C4)−アルキルである)からなる群からの1〜3個
の置換分により置換されているフェニルである)であ
り、 R(5)は、またHの意義を有し、 R(6)は、Hまたは(C1〜C4)−アルキルであり、 R(5)およびR(6)は、また、一緒になって4個または
5個のメチレン基(1個のCH2基は酸素、S、NH、
N−CH3またはN−ベンジルにより置換されていても
よい)であってもよい〕であり、 R(2)は、−SR(10)、−OR(10)、−NHR(1
0)、−NR(10)R(11)、−CHR(10)R(1
2)、 【化2】 であり、 R(10)およびR(11)は、同一または異なりて−〔C
HR(16)〕s−(CH2)p−(CHOH)q−(CH2)r−
(CH2OH)t−R(21)−(CH2)p−O−(CH2−CH
2O)q−R(21)、であり、 R(21)は、水素またはメチルであり、 p、qおよびrは、同一または異なりて、0、1、2、
3または4であり、sは0または1であり、tは1、
2、3または4であり、 R(12)およびR(13)は、同一または異なりて、水
素、(C1〜C6)−アルキルであるかまたはこれらが結
合している炭素原子と一緒になって、(C3〜C8)−シク
ロアルキルであり、 R(13′)は、水素または(C1〜C4)−アルキルであ
り、 R(14)は、H、(C1〜C6)−アルキル、(C3〜
C8)−シクロアルキルまたは−CaH2a−R(15)(a
は0、1、2、3または4である)であり、 R(15)は、置換されていないかもしくはF、Cl、C
F3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)(式中R
(8)およびR(9)はHまたは(C1〜C4)−アルキルで
ある)からなる群からの1〜3個の置換分により置換さ
れているフェニル、置換されていないかもしくはフェニ
ルのように置換されている(C1〜C9)−ヘテロアリー
ル、置換されていないかもしくは1〜3個のOHにより
置換されている(C1〜C6)−アルキルであり、 R(16)、R(17)、R(18)、R(19)およびR(2
0)は、水素または(C 1〜C3)−アルキルであり、 R(3)は、R(1)として定義した通りであるか、または
(C1〜C6)−アルキルまたは−X−R(22)〔式中、
Xは、酸素、SまたはNR(16)であり、R(16)は
H、(C1〜C3)−アルキルであり、R(22)およびR
(16)は、また一緒になって41個または5個のメチレ
ン基(1個のCH2基は、酸素、S、NH、N−CH3ま
たはN−ベンジルにより置換されていてもよい)であっ
てもよく、R(22)は、R(14)として定義した通りで
ある〕である。 - 【請求項2】 R(1)が水素、F、Cl、−C≡N、−
CF3、R(4)−SOmまたはR(5)R(6)N−SO2−
〔式中、mは0、1または2であり、R(4)およびR
(5)は(C1〜C8)−アルキル、(C3〜C4)−アルケ
ニル、−CnH2n−R(7)または−CF3(式中、nは0
または1であり、R(7)は、(C3〜C6)−シクロアルキ
ルまたは置換されていないかもしくはF、Cl、C
F3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)(式中、
R(8)およびR(9)はHまたはメチルである)からなる
群からの1〜3個の置換分により置換されているフェニ
ルである)であり、R(5)は、またHの意義を有し、R
(6)はHまたはメチルである〕であり、R(3)が水素、
メチル、シアノ、またはF、Cl、−CF3であり、そ
して他の基が請求項1において定義した通りである請求
項1記載の式Iの化合物。 - 【請求項3】 特に好ましい化合物Iが、 R(1)がF、Cl、−C≡N、−CF3、R(4)−SOm
またはR(5)R(6)N−SO2−〔式中、mは0、1ま
たは2であり、R(4)はメチルまたは−CF3であり、
R(5)およびR(6)は相互に独立してHまたはメチルで
ある〕であり、 R(2)が−SR(10)、−OR(10)、NHR(10)、
−NR(10)R(11)、−CHR(10)R(12)、 【化3】 R(10)およびR(11)が同一または異なりて、−CH
2−(CHOH)q−CHOH−CHOH−CHOH−CH
2OH、−CH2−CHOH−CH2OH、−〔CHR(1
6)〕s−CH2−CHOH−R(21)または−(CH2)p
−O−(CH2−CH2−O)q−CH3であり、 pが0、1または2であり、qが0、1または2であ
り、sが0または1であり、 R(21)が、水素またはメチルであり、 R(12)およびR(13)が同一または異なりて、水素、
メチルであるかまたはこれらが結合している炭素原子と
一緒になって(C3〜C8)−シクロアルキルであり、 R(13′)が水素またはメチルであり、 R(14)がH、(C1〜C6)−アルキル、(C3〜C8)
−シクロアルキル、−CaH2a−R(15)であり、 aが0または1であり、 R(15)が置換されていないかもしくはF、Cl、CH
3および−CH3からなる系からの1〜2個の基により置
換されているフェニル、または置換されていないかもし
くはF、Cl、CH3および−CH3からなる系からの基
により置換されているフラニル、チエニル、ピロリル、
イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリ
ル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソ
チアゾリル、ピリジン、ピラジニル、ピリミジニルおよ
びピリダジニルからなる系からのヘテロアリールまたは
OHにより置換されている(C1〜C4)−アルキルであ
り、 R(3)がメチル、シアノ、トリフルオロメチル、F、C
l、または水素である化合物である請求項1記載の式I
の化合物または該化合物の医薬的に許容し得る塩。 - 【請求項4】 R(15)が置換されていないかもしくは
F、ClおよびCF 3からなる系からの1〜2個の基に
より置換されているフェニル、置換されていないかもし
くはF、Cl、CF3およびCH3からなる系からの基に
より置換されているイミダゾリル、テトラゾリル、ピリ
ジニルまたはピリミジニルである請求項1記載の式Iの
化合物。 - 【請求項5】 式II 【化4】 (式中、R(1)〜R(3)は、上述した意義を有しそして
Lは容易に求核的に置換することのできる離脱基であ
る)の化合物をグアニジンと反応させることからなる請
求項1記載の式Iの化合物の製法。 - 【請求項6】 不整脈を治療するための医薬の製造に対
する請求項1記載の式Iの化合物の使用。 - 【請求項7】 慣用の添加剤と混合しそして適当な投与
形態にした請求項1記載の式Iの化合物の有効量を投与
することからなる不整脈の治療方法。 - 【請求項8】 心筋梗塞を治療または予防するための請
求項1記載の化合物Iの使用。 - 【請求項9】 狭心症を治療または予防するための請求
項1記載の化合物Iの使用。 - 【請求項10】 心臓の虚血性疾患を治療または予防す
るための請求項1記載の化合物Iの使用。
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