JPH06232729A - 論理スイッチング回路及びbicmos回路 - Google Patents

論理スイッチング回路及びbicmos回路

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JPH06232729A
JPH06232729A JP5274681A JP27468193A JPH06232729A JP H06232729 A JPH06232729 A JP H06232729A JP 5274681 A JP5274681 A JP 5274681A JP 27468193 A JP27468193 A JP 27468193A JP H06232729 A JPH06232729 A JP H06232729A
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logic
bipolar transistor
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JP5274681A
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Timothy C Buchholtz
クライド バックホールツ ティモスィー
Phan Nghia Van
ヴァン ファン ギア
Michael J Rohn
ジェイムズ ローン マイケル
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K19/08Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
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    • H03K19/01707Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits in asynchronous circuits
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低電源電圧において下側レール電圧と上側レ
ール電圧との間で迅速に切り替わる出力波形を提供す
る。 【構成】 ドライビング回路が、直列に接続されたバイ
ポーラトランジスタT1、T2と、出力信号を提供する
ためにバイポーラトランジスタT1とT2の間に配置さ
れた出力ノード10と、バイポーラトランジスタT2の
ベースへ接続され、論理入力信号に応じて切り替わる電
界効果トランジスタN4とを含み、スイッチング回路
が、出力ノード10の出力信号を電源電圧VDDとグラ
ンド電圧GNDとの間で完全にスイングさせるドライビ
ング回路を構成する電界効果トランジスタP5、N3
と、出力ノード10の出力信号に応答してドライビング
回路をオン、オフする感知回路を構成する電界効果トラ
ンジスタP4、N5を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には論理スイッチ
ング回路に関し、特に下側レール電圧と上側レール電圧
との間で切り替わる出力波形を提供する論理スイッチン
グ回路に関する。さらに詳細には、本発明は低電源電圧
で下側レール電圧と上側レール電圧との間で迅速に切り
替わる出力波形を提供する改良型論理スイッチング回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】バイポーラと金属酸化膜半導体(MO
S)技術の両方の利点を有する高性能の超大規模集積回
路(VLSI)回路は、共通の半導体基板上にバイポー
ラトランジスタとMOSトランジスタを形成し、かつ、
いわゆるバイポーラ相補形金属酸化膜半導体(BICM
OS)を形成するために回路にこれらのトランジスタを
配置することによって、実現可能である。通常のBIC
MOS論理スイッチング回路は2つの異なるステージを
含んでいる。第1ステージは所望の論理機能を達成する
ためにCMOS電界効果トランジスタ(FET)を含ん
でおり、一方第2ステージは通常論理スイッチング回路
のドライビングステージとして動作するための少なくと
も一つのバイポーラトランジスタを含んでいる。
【0003】バイポーラトランジスタはそれらの能力が
同一動作条件下でFETよりも高電流を供給することで
知られている。さらに、バイポーラトランジスタはFE
Tよりも少ない空間で済み、かつ、FETよりも低い入
力キャパシタンスを示す。他方、FETは、回路で低レ
ベルの電力消費を必要とする場合にこのFETが優れた
集積密度を有していることから、所望の論理機能を達成
するためにBICMOS論理スイッチング回路の第1ス
テージに好ましく利用される。さらにまた、FETはバ
イポーラトランジスタよりも優れた論理効率を与える。
【0004】図1を参照すると、2入力NAND機能を
実施する従来技術のBICMOS論理スイッチング回路
を図示する概要ダイアグラムが示されている。BICM
OS論理スイッチング回路100では、トランジスタP
1、P2、N1、N2、N3及びN4がNAND論理機
能を提供している。トランジスタP1及びP2はp−チ
ャネルFETであり、一方トランジスタN1、N2、N
3及びN4はn−チャネルFETである。トランジスタ
T1及びT2はT1とT2間に位置するノード10と直
列に接続されているNPNバイポーラトランジスタであ
る。ノード10はこの論理スイッチング回路用の出力ノ
ードである。
【0005】トランジスタP3、N5、P4及びN7は
BICMOS論理スイッチング回路100の出力におけ
るレールからレールへの出力スイングを提供する回路を
備えている。「レールからレールへの」出力スイング
は、出力電圧が第1電圧VDDから第2電圧GNDに又
はその反対にシフトする場合に生じる。トランジスタP
3及びP4はp−チャネルFETであり、一方トランジ
スタN5及びN7はn−チャネルFETである。トラン
ジスタN6はT1がオンとなっている場合にT2がオフ
となることを保証するn−チャネルFETであり、出力
が第1電圧VDDから第2電圧GNDへシフトするのを
許容する。
【0006】この従来の回路は、下側レールからのVBE
と上側レールからのVBE間のアクティブバイポーラ領域
間で迅速に切り替わるレールからレールへの出力を提供
する。バイポーラトランジスタT1及びT2が全レール
からレールへの遷移を通じてアクティブ領域に存在しな
いという事実は、スイングを完了するための2つの小さ
な終了(フィニシング)FETであるP3及びN5を必
要とする。またこれらのFETは、この回路によりドラ
イブされるBICMOS論理スイッチング回路により消
費されるであろう潜在DC電力を除去し、結果としてこ
の回路の出力電圧スイングはレールからレールへとなら
ない。
【0007】図1に示される論理スイッチング回路は
1.0マイクロメータBICMOS技術による5ボルト
付近の動作電圧に適している。しかしながら、終了FE
Tがレールからレールへの電圧スイングをあまりにゆっ
くり達成するので、2.5ボルト位の低い供給電圧で動
作されるサブミクロン技術に対しては、この回路技術は
不適切となる。サブミクロンは0.5ミクロン未満を意
味し、サブミクロン技術は0.5ミクロン未満のFET
チャネル長を含んでいる。
【0008】従って、低圧レベルで迅速なレールからレ
ールへの応答を実施する論理スイッチング回路技術を有
することが望まれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、改良型BIC
MOS論理スイッチング回路を提供することが本発明の
一つの目的である。
【0010】また、下側レール電圧と上側レール電圧と
の間で迅速に切り替わる出力波形を提供するBICMO
S論理スイッチング回路を提供することが本発明の別の
目的である。
【0011】さらに、低電源電圧で下側レール電圧と上
側レール電圧との間で迅速に切り替わる出力波形を提供
するBICMOS論理スイッチング回路を提供すること
が本発明のもう一つの目的である。
【0012】2.5ボルトのような低電源電圧で迅速な
レールからレールへの電圧出力スイング消失を提供する
BICMOS論理スイッチング回路を提供することが本
発明の別の目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上側供給電圧と下側供給電圧との間でバイアスされた論
理スイッチング回路であって、複数の論理入力信号によ
ってドライブされるCMOS論理回路と、前記CMOS
論理回路と結合されるドライビング回路と、を備え、前
記ドライビング回路が、第1バイポーラトランジスタ
と、前記第1バイポーラトランジスタと直列に結合さ
れ、ベースを有する第2バイポーラトランジスタと、出
力信号を提供するために前記第1バイポーラトランジス
タと前記第2バイポーラトランジスタとの間に配置され
る出力ノードと、前記第2バイポーラトランジスタの前
記ベースを前記上側供給電圧へ結合し、前記複数の論理
入力信号に応じて切り替わる少なくとも一つの制御可能
な電界効果トランジスタスイッチと、を有し、更に、前
記出力ノードの出力信号を前記論理入力信号の変化に応
じて前記上側供給電圧と前記下側供給電圧との間で完全
にスイングさせるために前記上側供給電圧と前記下側供
給電圧と前記出力ノードとへ結合されるスイッチング回
路と、を備えることを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の論
理スイッチング回路であって、前記第2バイポーラトラ
ンジスタをクランプするために前記第2バイポーラトラ
ンジスタへ結合されたクランピング回路を更に備え、前
記第2バイポーラトランジスタは飽和外に保持されるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明は、前記スイッチング
回路が、前記出力ノードと前記第1バイポーラトランジ
スタのベースへ結合され、前記出力ノードの前記出力信
号を前記上側供給電圧と前記下側供給電圧との間で完全
にスイングさせるドライビング回路と、前記出力ノード
と前記上側供給電圧と前記下側供給電圧へ結合され、前
記出力ノードの前記出力信号に応じて前記ドライビング
回路をオン及びオフとする感知回路と、を備えることを
特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明は、上側供給電圧と下
側供給電圧との間でバイアスされたBICMOS回路で
あって、複数の論理入力信号によってドライブされるC
MOS論理回路と、前記CMOS論理回路へ結合され、
第1及び第2バイポーラトランジスタを含み、前記第1
バイポーラトランジスタと前記第2バイポーラトランジ
スタは両者の間で出力ノードと直列に結合される前記出
力ノードへ出力信号を提供するためのドライビング回路
とを備え、前記第2バイポーラトランジスタは前記上側
供給電圧へ結合される少なくとも一つの電界効果トラン
ジスタスイッチと直接結合するベースを有し、前記少な
くとも一つの電界効果トランジスタスイッチは前記複数
の論理入力信号の一つによって制御され、更に、前記出
力ノードの出力信号を前記論理入力信号の変化に応じて
前記上側供給電圧と前記下側供給電圧との間で完全にス
イングさせるために、前記上側供給電圧と前記下側供給
電圧と前記出力ノードとへ結合されるスイッチング回路
と、を備えることを特徴とする。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4記載のB
ICMOS回路であって、前記スイッチング回路が、前
記出力ノードと前記第1バイポーラトランジスタのベー
スへ結合され、前記出力ノードの前記出力信号を前記上
側供給電圧と前記下側供給電圧との間で完全にスイング
させるドライビング回路と、前記出力ノードと前記上側
供給電圧と前記下側供給電圧へ結合され、前記出力ノー
ドの前記出力信号に応じて前記ドライビング回路をオン
及びオフとする感知回路と、を備えることを特徴とす
る。
【0018】
【作用】前記目的は、以下のように達成される。本発明
は上側供給電圧と下側供給電圧との間でバイアスされた
BICMOS論理スイッチング回路を開示する。その回
路は複数の論理入力信号によりドライブされるCMOS
論理回路を含んでいる。またその回路は、そのCMOS
論理回路ヘ結合されているドライビング回路を有してお
り、出力ノードと第1バイポーラトランジスタと第2バ
イポーラトランジスタとを含んでいる。第1バイポーラ
トランジスタは、出力ノードの出力信号を提供するため
に出力ノードによって第2バイポーラトランジスタへ直
列に結合されており、第2バイポーラトランジスタは、
上側供給電圧へ結合されている電界効果トランジスタス
イッチと直接結合されるベースを有している。電界効果
トランジスタスイッチは論理入力信号によって制御され
ている。また、本発明の回路は、論理入力信号の変化に
応じて上側供給電圧と下側供給電圧との間で出力ノード
の出力信号を完全にスイングさせるために、上側供給電
圧と下側供給電圧と出力ノードとへ結合されるスイッチ
ング回路を含んでいる。
【0019】また、本発明のBICMOS論理スイッチ
ング回路は第2バイポーラトランジスタをクランプする
ために、第2バイポーラトランジスタへ結合されるクラ
ンピング回路を含んでいてもよく、その場合第2バイポ
ーラトランジスタは飽和から外れるように持続される。
このクランピング回路は、ドレインとゲートとソースと
を有する電界効果トランジスタを含んでいてもよく、そ
の場合電界効果トランジスタのドレインとゲートとは第
2バイポーラトランジスタのベースへ結合され、電界効
果トランジスタのソースは下側供給電圧と接続される。
【0020】また、本発明のスイッチング回路は、出力
ノードと第1バイポーラトランジスタのベースとへ結合
されるドライビング回路を含んでいてもよい。そのドラ
イビング回路は上側供給電圧と下側供給電圧との間で出
力ノードの出力信号を完全にスイングさせる。また、ス
イッチング回路は出力ノードと上側供給電圧と下側供給
電圧とへ結合される感知回路を含んでいてもよい。その
感知回路は出力ノードの出力信号に応じて、ドライビン
グ回路をオンとオフに切り換える。
【0021】
【実施例】本発明は論理入力に応じて回路のDC電力消
費がなく、従来の回路よりも低い電源電圧で動作される
迅速なレールからレールへの出力電圧スイングを提供す
る。本発明の回路は約2.5ボルトの低圧で動作され
る。
【0022】図面、特に図2を参照すると、本発明の好
ましい実施例に従って論理NAND回路を実施する2入
力BICMOS回路の概要ダイアグラムが示されてい
る。トランジスタP1、P2、N1及びN2がBICM
OS回路200の2入力NAND機能を構成する。トラ
ンジスタP1及びP2はp−チャネルFETであり、一
方トランジスタN1及びN2はn−チャネルFETであ
る。トランジスタT1及びT2は、本発明の好ましい実
施例に従って、出力ノード10へ接続される共通ノード
3と「トーテムポール」構成で一緒に接続されるNPN
バイポーラトランジスタである。示されている概要ダイ
アグラムでは、共通ノード3は出力ノード10とは別の
ポイントとして示されているが、実際にはそれらは両方
とも同じノードである。示された実施例では、T2はN
PNバイポーラトランジスタであるが、プッシュプル型
配列を形成するためにPNPバイポーラトランジスタを
使用してもよい。
【0023】トランジスタT1及びT2は電源電圧VD
Dとグランド電圧GND間でバイアスされている。トラ
ンジスタT1はエミッタホロワ構成で構成されており、
トランジスタT2は共通エミッタ増幅器構成で構成され
ている。トランジスタT1がオンとなって導通される場
合、ノード10における出力信号はVDDまで上昇す
る。他方、トランジスタT2がオンとなって導通される
場合、ノード10における出力信号はGNDまで下降す
る。n−チャネルFETであるトランジスタN4は出力
が論理1から論理0までスイングする場合にトランジス
タT2をオフにするために使用される。
【0024】トランジスタP4のドレインとトランジス
タN5のドレインは、p−チャネルFETであるトラン
ジスタP3とn−チャネルFETであるトランジスタN
3のゲートに対して回路のレールからレールへの電圧ス
イングのためのフィードバックを提供する。
【0025】入力A0及びA1の両方が論理レベル
「1」である場合、トランジスタN1及びN2はトラン
ジスタT1のベースへバイアス電流を供給するためにオ
ンになり、図1に示す従来技術の回路において見いださ
れるVBEクランプ挙動なしに、下側レール電圧又はGN
Dへ出力を滑らかに下降させる。トランジスタN4はト
ランジスタT2をオフにし、トランジスタT2が飽和す
るのを妨げ、トランジスタN4のしきい値電圧Vt(N4)
でバイポーラトランジスタT2のベースをクランプす
る。飽和防止に加えて、出力が高くなった場合にバイポ
ーラトランジスタT2がオフになることを確保するため
に、トランジスタN4はバイポーラトランジスタT2を
オフにする。トランジスタN3はACスイッチングノイ
ズを除去するために利用される。
【0026】A0又はA1のいずれかが論理0であり、
他の入力が論理1である場合、トランジスタP1又はP
2はそれぞれオンになり、ノード1をVDDまで充電す
る。さらにA0及びA1の両方が論理0である場合、ト
ランジスタP1及びP2は両方ともオンにされ、ノード
1をVDDまで充電する。ノード1の電圧がVDDまで
上昇するとT1はノード10における出力を上側レール
電圧又はVDDまで充電し始める。P4及びN5によっ
て形成されるフィードバックインバータはP3をドライ
ブし、出力をVDDとし、T1をオフにする。
【0027】NAND機能以外の論理機能も本発明の好
ましい実施例に従ってBICMOS論理スイッチング回
路で実施できる。例えば、図3は本発明の好ましい実施
例に従って論理NOR回路を実施する2入力BICMO
S回路の概要ダイアグラムを示している。図3におい
て、論理機能はトランジスタP1、P2、N1及びN2
によって提供されている。
【0028】図4を参照すると、2入力BICMOS回
路の概要ダイアグラムが示されており、本発明の好まし
い実施例に従って「AND−OR−INVERTER
(インバータ)」論理を実施するためにその回路を利用
できる。この回路では、論理機能はトランジスタP1、
P2、P3、P4、N1、N2、N3及びN4によって
提供されている。当業者は多くの他の論理機能が本発明
の好ましい実施例に従って実施できることを理解するで
あろう。
【0029】大きいRCロードをドライブする場合、図
2に示されるBICMOS回路を、本発明の好ましい実
施例に従って重いRCロードをドライブするために強化
された論理NAND回路を実施する2入力BICMOS
回路の概要ダイアグラムを示す図5に示すように修正す
ることができる。性能上の改良は、プルダウンバイポー
ラトランジスタT2のベースへの電流を増加するため
に、VDDとトランジスタP3とを直接結合しp−チャ
ネルFETであるP5を追加することにより実現でき
る。
【0030】開示されたBICMOS回路の性能はさら
にトランジスタN1及びN2に対する下側しきい値電圧
(下側VT )を有するn−チャネルFETを利用するこ
とで強化できる。これらの下側VT n−チャネルFET
を実施するBICMOS回路は、標準電圧VT を有する
nーチャネルFETを使用する回路を2.5ボルトで動
作する場合に、BICMOS回路の立ち下り出力遅延を
35%まで改良できる。
【0031】図6を参照すると、NAND機能を実施す
るために利用できる2つのBICMOS論理スイッチン
グ回路のブロックダイアグラムが示されている。論理ブ
ロック600、602、604及び606はBICMO
S論理NAND回路である。論理ブロック600及び6
02は、本発明の好ましい実施例に従って構成されるB
ICMOS論理NAND回路であり、一方論理ブロック
604及び606は従来のBICMOS論理NAND回
路である。
【0032】各論理ブロックは2つの入力A0及びA1
を有している。入力A1は4つの論理ブロック全てにお
いてVDDへ結合されている。論理ブロック600及び
論理ブロック604の入力A0は入力リード608に結
合されている。入力リード608は論理「1」又は論理
「0」信号の入力を供給する。論理ブロック604の出
力ノード10は論理ブロック606の入力A0へ結合さ
れている。論理ブロック602の出力ノード10は出力
リード610へ結合されており、論理ブロック606の
出力ノード10は出力リード612へ結合されている。
【0033】図7を参照すると、図1に示される従来の
BICMOS論理スイッチング回路及び図2に示され、
図6に図示される構成で実施される本発明のBICMO
S論理スイッチング回路からの入出力波形のグラフが示
されている。図7の波形は従来回路及び本発明の回路の
両方の回路シミュレーションから発生している。波1及
び波2はそれぞれ論理ブロック600及び604からの
出力信号である。これらの2つの出力信号は論理ブロッ
ク602へ送られる波1及び論理ブロック606へ送ら
れる波2を有する論理ブロック602及び606への入
力信号を形成する。波3は出力リード612で生じる出
力信号であり、一方波4は出力リード610で生じる出
力信号である。
【0034】波3は従来のBICMOS論理スイッチン
グ回路の論理ブロック606からの出力であり、論理ブ
ロック604からの波2により図示される入力の結果で
ある。波4は本発明の好ましい実施例を実施するBIC
MOS論理スイッチング回路の論理ブロック602から
の出力である。波4は波1に応じて発生し、論理ブロッ
ク600の出力から生じている。
【0035】図1のトランジスタT2のアクティブバイ
ポーラ領域を表す出力波形の部分が、VDDが5.0ボ
ルトであった場合から、さらに2.5ボルト低減するの
で、出力が上側レール電圧VDDから下側レール電圧G
NDへ切り替わる場合に、2.5ボルトにおいて従来技
術の回路は非常にゆっくりした応答を示す。
【0036】波2はバイポーラトランジスタT2の出力
とベース間のn−チャネルFETであるN3及びN4の
直接結合によって生じる図2のバイポーラトランジスタ
T2におけるVBEクランプ挙動を示す。他方、波1はV
BEクランプ効果(効率)の除去のためグランドへの滑ら
かな出力立ち下げ遷移を示しており、このクランプ効果
の除去は本発明の好ましい実施例に従って構成されるB
ICMOS論理スイッチング回路によって実施される。
上昇波形である波4の切り替え速度におけるドラマチッ
クな改良が見いだされる。
【0037】さらに、回路シミュレーションから、上側
FETにより支配される波4における波形領域は、波1
の立ち下げ波形によって提供される追加のオーバードラ
イブのために、略200ミリボルト低減される。本発明
の好ましい実施例に従って構成されるBICMOS回路
の結果の出力波形において観察されるこれらの組み合わ
された改良は大きいRCを有するネットをドライブする
場合にもっと重要となるであろう。
【0038】示された例はNAND、NOR及び反転さ
れたAND ORのような種々の論理機能を実施するB
ICMOS論理スイッチング回路を示している。当業者
は迅速なレールからレールへの出力電圧スイングを有す
る多くの他の論理機能が本発明の好ましい実施例に従っ
て実施されることを理解するであろう。さらにまたA0
及びA1以外の多くの入力を本発明の好ましい実施例に
従って使用することもできる。
【0039】
【発明の効果】本発明は上記構成としたため、低電源電
圧で下側レール電圧と上側レール電圧との間で迅速に切
り替わる出力波形を提供できるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】2入力NANDを実施する従来技術のBICM
OS論理スイッチング回路の概要ダイアグラムを示す。
【図2】本発明の好ましい実施例に従って論理NAND
回路を実施する2入力BICMOS回路の概要ダイアグ
ラムを示す。
【図3】本発明の好ましい実施例に従って論理NOR回
路を実施する2入力BICMOS回路の概要ダイアグラ
ムを示す。
【図4】本発明の好ましい実施例に従って「AND−O
R−INVERTER(インバータ)」論理を実施する
2入力BICMOS回路の概要ダイアグラムを示す。
【図5】本発明の好ましい実施例に従って、重いRCロ
ードをドライブするために強化された論理NAND回路
を実施する2入力BICMOS回路の概要ダイアグラム
を示す。
【図6】NADN機能を実施する2つのBICMOS論
理スイッチング回路のブロックダイアグラムを示す。
【図7】図1に示された従来のBICMOS論理スイッ
チング回路と、図2に示され、図6に図示された構成で
実施される本発明のBICMOS論理スイッチング回路
の入出力波形のグラフを示す。
【符号の説明】
1 ノード 2 ノード 3 共通ノード 10 ノード 600 論理ブロック 602 論理ブロック 604 論理ブロック 606 論理ブロック 608 入力リード 610 出力リード 612 出力リード A0 入力 A1 入力 B0 入力 B1 入力 GND グランド電圧 N1 トランジスタ N2 トランジスタ N3 トランジスタ N4 トランジスタ N5 トランジスタ N6 トランジスタ N7 トランジスタ P1 トランジスタ P2 トランジスタ P3 トランジスタ P4 トランジスタ P5 トランジスタ P6 トランジスタ P7 トランジスタ T1 トランジスタ T2 トランジスタ VDD 電源電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギア ヴァン ファン アメリカ合衆国55902、ミネソタ州ロチェ スター、デル レイン サウスウエスト 2217 (72)発明者 マイケル ジェイムズ ローン アメリカ合衆国55901、ミネソタ州ロチェ スター、ヒルズボロ レイン ノースウエ スト 6019

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側供給電圧と下側供給電圧との間でバ
    イアスされた論理スイッチング回路であって、 複数の論理入力信号によってドライブされるCMOS論
    理回路と、 前記CMOS論理回路と結合されるドライビング回路
    と、 を備え、前記ドライビング回路が、 第1バイポーラトランジスタと、 前記第1バイポーラトランジスタと直列に結合され、ベ
    ースを有する第2バイポーラトランジスタと、 出力信号を提供するために前記第1バイポーラトランジ
    スタと前記第2バイポーラトランジスタとの間に配置さ
    れる出力ノードと、 前記第2バイポーラトランジスタの前記ベースを前記上
    側供給電圧へ結合し、前記複数の論理入力信号に応じて
    切り替わる少なくとも一つの制御可能な電界効果トラン
    ジスタスイッチと、 を有し、 更に、前記出力ノードの出力信号を前記論理入力信号の
    変化に応じて前記上側供給電圧と前記下側供給電圧との
    間で完全にスイングさせるために前記上側供給電圧と前
    記下側供給電圧と前記出力ノードとへ結合されるスイッ
    チング回路と、 を備えることを特徴とする論理スイッチング回路。
  2. 【請求項2】 前記第2バイポーラトランジスタをクラ
    ンプするために前記第2バイポーラトランジスタへ結合
    されたクランピング回路を更に備え、前記第2バイポー
    ラトランジスタは飽和外に保持される請求項1記載の論
    理スイッチング回路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチング回路が、 前記出力ノードと前記第1バイポーラトランジスタのベ
    ースへ結合され、前記出力ノードの前記出力信号を前記
    上側供給電圧と前記下側供給電圧との間で完全にスイン
    グさせるドライビング回路と、 前記出力ノードと前記上側供給電圧と前記下側供給電圧
    へ結合され、前記出力ノードの前記出力信号に応じて前
    記ドライビング回路をオン及びオフとする感知回路と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の論理スイッチ
    ング回路。
  4. 【請求項4】 上側供給電圧と下側供給電圧との間でバ
    イアスされたBICMOS回路であって、 複数の論理入力信号によってドライブされるCMOS論
    理回路と、 前記CMOS論理回路へ結合され、第1及び第2バイポ
    ーラトランジスタを含み、前記第1バイポーラトランジ
    スタと前記第2バイポーラトランジスタは両者の間で出
    力ノードと直列に結合される前記出力ノードへ出力信号
    を提供するためのドライビング回路とを備え、 前記第2バイポーラトランジスタは前記上側供給電圧へ
    結合される少なくとも一つの電界効果トランジスタスイ
    ッチと直接結合するベースを有し、前記少なくとも一つ
    の電界効果トランジスタスイッチは前記複数の論理入力
    信号の一つによって制御され、 更に、前記出力ノードの出力信号を前記論理入力信号の
    変化に応じて前記上側供給電圧と前記下側供給電圧との
    間で完全にスイングさせるために、前記上側供給電圧と
    前記下側供給電圧と前記出力ノードとへ結合されるスイ
    ッチング回路と、 を備えることを特徴とするBICMOS回路。
  5. 【請求項5】 前記スイッチング回路が、 前記出力ノードと前記第1バイポーラトランジスタのベ
    ースへ結合され、前記出力ノードの前記出力信号を前記
    上側供給電圧と前記下側供給電圧との間で完全にスイン
    グさせるドライビング回路と、 前記出力ノードと前記上側供給電圧と前記下側供給電圧
    へ結合され、前記出力ノードの前記出力信号に応じて前
    記ドライビング回路をオン及びオフとする感知回路と、 を備えることを特徴とする請求項4記載のBICMOS
    回路。
JP5274681A 1992-12-04 1993-11-02 論理スイッチング回路及びbicmos回路 Pending JPH06232729A (ja)

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