JPH06229777A - センサのオフセット調整装置 - Google Patents

センサのオフセット調整装置

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JPH06229777A
JPH06229777A JP5036178A JP3617893A JPH06229777A JP H06229777 A JPH06229777 A JP H06229777A JP 5036178 A JP5036178 A JP 5036178A JP 3617893 A JP3617893 A JP 3617893A JP H06229777 A JPH06229777 A JP H06229777A
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JP
Japan
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converter
sensor
offset
output
output terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5036178A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhide Yoshikawa
康秀 吉川
Takashi Yanada
貴 簗田
Homare Masuda
誉 増田
Shunji Ichida
俊司 市田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブリッジ構成されたセンサのオフセット調整
値を自動的に得るとともに、微調整が容易で、かつ長期
にわたって安定な装置を提供する。 【構成】 ブリッジ構成された圧力センサにおいて、そ
のブリッジの片側出力にあらかじめメモリに記憶された
オフセットデータを出力するD/Aコンバータあるいは
PWMを接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はブリッジ抵抗で構成さ
れたセンサのオフセット調整装置に関するもので、例え
ば圧力センサ等に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のオフセット調整装置は、
図3に示すように、ブリッジ構成されたセンサ1の各抵
抗R1,R2,R3と、そのR2,R4にボリューム抵
抗Rv1,Rv2を並列に設けたり、もしくはレーザー
等によるトリミング抵抗によりアナログ的に調整を行っ
ていた。
【0003】そして、ボリューム抵抗Rv1,Rv2に
よる調整は人間が行うためミス等が生じ易く、また人件
費も高くつくおそれがあり、さらに長期安定性が非常に
悪い欠点がある。このため、性能の高いボリュームでな
いと微調整が難しい。
【0004】またレーザー等によるトリミング調整は高
価な設備投資が必要である。しかも、レーザー停止後に
クラックが微小に進み、抵抗値が少しずれる等の理由に
より微調整が難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ボリュ
ーム抵抗による調整は長期安定性が非常に悪いというこ
とである。
【0006】またレーザー等によるトリミング調整はレ
ーザー停止後にクラックが微小に進み、抵抗値が少しず
れるおそれがある。
【0007】請求項1の発明は、このような課題に鑑
み、ブリッジ構成されたセンサのオフセットの調整値を
自動的に行うとともに、微調整が容易で、かつ長期にわ
たって安定した装置を提供することを目的とする。
【0008】請求項2の発明は、あらかじめ適切なデー
タを装置内に記憶させておくことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、ブリッジ構成された圧力センサ
において、そのブリッジ片側出力に、あらかじめ不揮発
性メモリに記憶されたオフセットデータを出力するD/
AコンバータあるいはPWMを接続するものである。
【0010】請求項2の発明は、D/Aコンバータにセ
ットするディジタル値を変化させて最適な調整値となる
ディジタル値を見つけ出し、そのディジタル値をあらか
じめ不揮発性メモリに記憶させるものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明は、ブリッジ構成された圧力セ
ンサのオフセットをD/AコンバータあるいはPWMと
組み合わせてディジタル的に調整する。あらかじめ不揮
発性メモリに記憶されたオフセットデータはD/Aコン
バータまたはPWMから出力され、この値は圧力センサ
等のブリッジ構成のセンサの片側出力に抵抗を通して入
力され、これによって圧力センサのオフセットはディジ
タル的に調整される。
【0012】請求項2の発明は、D/Aコンバータにセ
ットされるディジタル値は自動的に調整され、その最適
値が不揮発性メモリに記憶される。
【0013】
【実施例】以下、図によってこの発明の一実施例につい
て説明する。すなわち図1において、センサ1たとえば
圧力センサは圧力によって変化する抵抗R1,R2,R
3およびR4をブリッジ2に組み、入力端を電源に接続
する。このブリッジ2すなわちセンサ1の出力端は差動
増幅回路3の入力端に接続される。差動増幅回路3の出
力端はA/Dコンバータ5に接続される。このA/Dコ
ンバータ5の出力端は演算器7たとえばワンチップマイ
クロコンピュータに接続され、さらにその演算器7は出
力回路9に接続される。また演算器7にはオフセット調
整スイッチ11および不揮発性メモリ13たとえばE2
PROMが接続される。また演算器7の出力端にはD/
Aコンバータ15が接続され、このD/Aコンバータの
出力端は抵抗RTを介してブリッジ2の一方の出力端に
接続される。このD/Aコンバータはたとえばフィルタ
回路により構成され、演算器7から出力される信号がP
WM(パルス幅変調)信号のときに用いられる。したが
って演算器7からの出力がディジタル信号であれば不要
である。
【0014】上記構成において、不揮発性メモリ13に
はあらかじめ適切なデータが記憶されている。センサ1
の出力は差動増幅回路3によ増幅され、A/Dコンバー
タ5に入力され、ここでディジタル値に変換される。こ
のA/Dコンバータ5の出力は演算器7に入力される。
演算器7派はA/Dコンバータ5の出力と不揮発性メモ
リ13との値から調整信号を出力する。この調整信号は
D/Aコンバータ15を通して抵抗RTに印加される。
図2に示すように、この回路では抵抗RTの値により調
整幅が自由に選択できD/Aコンバータ15の0〜Nカ
ウントまでの全ての値を調整に使えるので調整分解能は
すなわちD/Aコンバータ15の分解能となる。またこ
のD/Aコンバータ15は正、負両方のいずれにも対応
できる。抵抗RTをブリッジ2の抵抗よりも十分大きく
取った場合、出力電圧は下式に近似できる。
【0015】
【数1】 ここで、N:D/Aコンバータ15の最大のディジタル
値 n:D/Aコンバータ15にセットするディジタル値で
ある。 そして式(1)の第2項目が調整項となる。
【0016】また、この発明におけるセンサのオフセッ
ト調整回路は工場調整時にあらかじめ次のように調整さ
れる。まず、圧力センサ1を大気開放とする。次に演算
器7の出力を変化させ、A/Dコンバータ5の出力値が
最適な値となる出力値を見つける。この最適な出力値を
不揮発性メモリ13に記憶させる。
【0017】なお、工場出荷時の調整については、PW
M信号のデューティー比を変化させA/Dコンバータ5
の出力が最適な値となるデューティー比を見つけ、この
最適なデューティー比を不揮発性メモリ13に記憶させ
る。さらに出荷後は不揮発性メモリ13に記憶されたデ
ューティー比にてPWM信号を常に出力する。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明は、ブリッジ回路で構成
されたセンサの出力端に差動増幅回路、A/Dコンバー
タ、演算器を接続し、またこの演算器にセンサを構成す
る各抵抗値のばらつき等により発生するオフセットの調
整値を記憶する不揮発性メモリを接続し、この不揮発性
メモリに記憶された調整値にもとづいて、ディジタル的
に調整するD/Aコンバータを介してブリッジ回路の一
方の出力端に接続しているので、センサのオフセットは
ディジタル的に調整され、最適なディジタル値は演算器
により見つけ出すのでその作業を自動化でき、しかも長
期にわたって安定に動作する。また要求される調整精度
によりD/Aコンバータの分解能を決めれば微調整を簡
単に行うことができる。
【0019】請求項2の発明は、ブリッジ回路で構成さ
れたセンサの出力端に差動増幅回路、A/Dコンバー
タ、演算器を接続し、またこの演算器にセンサを構成す
る各抵抗値のばらつき等により発生するオフセットの調
整値を記憶する不揮発性メモリを接続し、この不揮発性
メモリに記憶された調整値にもとづいて、ディジタル的
に調整するD/Aコンバータを介してブリッジ回路の一
方の出力端に接続し、D/Aコンバータにセットするデ
ィジタル値を変化させて最適な調整値となるディジタル
値を見つけ出し、そのディジタル値をあらかじめ不揮発
性メモリに記憶させたため、この記憶作業を演算器によ
り自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明におけるセンサのオフセット調整装置
の一実施例を示すブロック回路図である。
【図2】この発明におけるセンサのオフセット調整装置
の他の実施例を示すブロック回路図である。
【図3】従来のセンサのオフセット調整装置を示すブロ
ック回路図である。
【符号の説明】
1 センサ 2 ブリッジ 3 差動増幅回路 5 A/Dコンバータ 7 演算器 9 出力回路 11 オフセット調整スイッチ 13 不揮発性メモリ 15 D/Aコンバータ 17 フィルタ回路 R1,R2,R3,R4 抵抗 RT 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市田 俊司 神奈川県藤沢市川名1丁目12番2号 山武 ハネウエル株式会社藤沢工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブリッジ回路で構成されたセンサと、こ
    のセンサの出力端に接続された差動増幅回路と、この差
    動増幅回路の出力端に接続されたA/Dコンバータと、
    このA/Dコンバータの出力端に接続された演算器と、
    この演算器に接続された不揮発性メモリと、上記センサ
    を構成する各抵抗値のばらつき等により発生するオフセ
    ットを上記不揮発性メモリに記憶された調整値にもとづ
    いて、ディジタル的に調整するD/Aコンバータ、およ
    びこのD/Aコンバータの出力端と上記ブリッジ回路の
    一方の出力端間に接続した抵抗を備えたセンサのオフセ
    ット調整装置。
  2. 【請求項2】 ブリッジ回路で構成されたセンサと、こ
    のセンサの出力端に接続された差動増幅回路と、この差
    動増幅回路の出力端に接続されたA/Dコンバータと、
    このA/Dコンバータの出力端に接続された演算器と、
    この演算器に接続された不揮発性メモリと、上記センサ
    を構成する各抵抗値のばらつき等により発生するオフセ
    ットを上記不揮発性メモリに記憶された調整値にもとづ
    いて、ディジタル的に調整するD/Aコンバータと、こ
    のD/Aコンバータの出力端と上記ブリッジ回路の一方
    の出力端間に接続した抵抗、および上記演算器に接続さ
    れ、上記ブリッジ回路のオフセットを調整するオフセッ
    ト調整スイッチとを備え、上記ブリッジ回路へのオフセ
    ット調整スイッチの信号入力において、上記ブリッジ回
    路のオフセットを自動的に調整し、上記D/Aコンバー
    タへの出力データを上記不揮発性メモリに記憶すること
    を特徴とするセンサのオフセット調整装置。
JP5036178A 1993-02-02 1993-02-02 センサのオフセット調整装置 Pending JPH06229777A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5036178A JPH06229777A (ja) 1993-02-02 1993-02-02 センサのオフセット調整装置

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JPH06229777A true JPH06229777A (ja) 1994-08-19

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ID=12462489

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JP5036178A Pending JPH06229777A (ja) 1993-02-02 1993-02-02 センサのオフセット調整装置

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JP (1) JPH06229777A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5812427A (en) * 1995-04-24 1998-09-22 Nippondenso Co., Ltd. Physical quantity detecting apparatus
US6082196A (en) * 1996-04-26 2000-07-04 Denso Corporation Physical quantity detecting device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5812427A (en) * 1995-04-24 1998-09-22 Nippondenso Co., Ltd. Physical quantity detecting apparatus
US6082196A (en) * 1996-04-26 2000-07-04 Denso Corporation Physical quantity detecting device

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