JP2900959B2 - クランプ回路 - Google Patents
クランプ回路Info
- Publication number
- JP2900959B2 JP2900959B2 JP4121884A JP12188492A JP2900959B2 JP 2900959 B2 JP2900959 B2 JP 2900959B2 JP 4121884 A JP4121884 A JP 4121884A JP 12188492 A JP12188492 A JP 12188492A JP 2900959 B2 JP2900959 B2 JP 2900959B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- signal
- power supply
- clamp circuit
- input signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランプ回路に関し、
特にビデオアンプに用いられるクランプ回路に関する。
特にビデオアンプに用いられるクランプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクランプ回路は、図3に
示すように、入力端子31に入力された入力信号Vi を
増幅して出力端子32に出力信号Vo を出力するフィー
ドバックアンプ33と、出力信号Vo と基準電圧Vref
とを入力として双方の直流レベルを比較し、その誤差電
圧ΔVを出力してフィードバックアンプ33に帰還させ
る差動増幅器34と、差動増幅器34の出力端に接続さ
れ誤差電圧ΔVを保持するホールド用コンデンサ35と
を有している。
示すように、入力端子31に入力された入力信号Vi を
増幅して出力端子32に出力信号Vo を出力するフィー
ドバックアンプ33と、出力信号Vo と基準電圧Vref
とを入力として双方の直流レベルを比較し、その誤差電
圧ΔVを出力してフィードバックアンプ33に帰還させ
る差動増幅器34と、差動増幅器34の出力端に接続さ
れ誤差電圧ΔVを保持するホールド用コンデンサ35と
を有している。
【0003】また、フィードバックアンプ33と差動増
幅器34との一方の電源端子には、駆動用共通電源36
が接続されており、フィードバックアンプ33の他方の
電源端子はアースされ、差動増幅器34の他方の電源端
子にはスイッチ37を有する電流源38が接続されてい
る。
幅器34との一方の電源端子には、駆動用共通電源36
が接続されており、フィードバックアンプ33の他方の
電源端子はアースされ、差動増幅器34の他方の電源端
子にはスイッチ37を有する電流源38が接続されてい
る。
【0004】次に動作を説明する。入力端子31に入力
信号Vi が入力されると、フィードバックアンプ33は
出力端子32に出力信号Vo を出力する。出力信号Vo
は、差動増幅器34にも入力され、差動増幅器34は、
出力信号Vo と基準電圧VREF との直流レベルを比較
し、その差に応じた誤差電圧ΔVを出力する。誤差電圧
ΔVは、コンデンサ35を充電すると共に入力端子31
に与えられ、入力信号Vi をバイアスする。こうして、
出力信号Vo の直流レベルが、基準電圧VREF に等しく
なるように制御される。
信号Vi が入力されると、フィードバックアンプ33は
出力端子32に出力信号Vo を出力する。出力信号Vo
は、差動増幅器34にも入力され、差動増幅器34は、
出力信号Vo と基準電圧VREF との直流レベルを比較
し、その差に応じた誤差電圧ΔVを出力する。誤差電圧
ΔVは、コンデンサ35を充電すると共に入力端子31
に与えられ、入力信号Vi をバイアスする。こうして、
出力信号Vo の直流レベルが、基準電圧VREF に等しく
なるように制御される。
【0005】入力信号Viが存在しないときには、スイ
ッチ37がオフして差動増幅器の出力はなくなるが、ホ
ールド用コンデンサ35の働きにより、出力信号の直流
レベルは一定に保たれる。
ッチ37がオフして差動増幅器の出力はなくなるが、ホ
ールド用コンデンサ35の働きにより、出力信号の直流
レベルは一定に保たれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クランプ回路では、入力信号がないときホールド用コン
デンサで直流レベルを保持するため、時間経過に伴い、
直流レベルが変動するという問題点がある。
クランプ回路では、入力信号がないときホールド用コン
デンサで直流レベルを保持するため、時間経過に伴い、
直流レベルが変動するという問題点がある。
【0007】また、直流レベルの変動抑制するために、
時定数を長くする(コンデンサの容量を大にする)とコ
ンデンサの充電に時間がかかるため、立上がりが遅くな
るという問題点もある。
時定数を長くする(コンデンサの容量を大にする)とコ
ンデンサの充電に時間がかかるため、立上がりが遅くな
るという問題点もある。
【0008】本発明は、ホールド用コンデンサの時定数
による出力信号の直流レベルの変動を抑制するととも
に、立上がり時間を短くするクランプ回路を提供するこ
とを目的とする。
による出力信号の直流レベルの変動を抑制するととも
に、立上がり時間を短くするクランプ回路を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力信
号を増幅した出力信号を出力する帰還型増幅手段と、前
記入力信号があるときに前記出力信号と基準信号とを比
較しその差に基づく誤差信号を出力端から出力して前記
帰還型増幅手段に帰還させ、前記入力信号が無いときに
前記誤差信号を出力しない差動増幅手段と、一端が前記
差動増幅手段の前記出力端に接続され他端が一定電圧に
保持されたコンデンサと、前記出力端に接続され前記入
力信号が無いときに前記誤差信号に代わる所定の電圧を
与えるレベル保持回路とを備えたことを特徴とするクラ
ンプ回路が得られる。
号を増幅した出力信号を出力する帰還型増幅手段と、前
記入力信号があるときに前記出力信号と基準信号とを比
較しその差に基づく誤差信号を出力端から出力して前記
帰還型増幅手段に帰還させ、前記入力信号が無いときに
前記誤差信号を出力しない差動増幅手段と、一端が前記
差動増幅手段の前記出力端に接続され他端が一定電圧に
保持されたコンデンサと、前記出力端に接続され前記入
力信号が無いときに前記誤差信号に代わる所定の電圧を
与えるレベル保持回路とを備えたことを特徴とするクラ
ンプ回路が得られる。
【0010】また、本発明によれば、前記レベル保持回
路として、一端が前記出力端に接続され他端が電源に接
続された抵抗と、一端が前記出力端に接続された電流源
とを備えているクランプ回路が得られる。
路として、一端が前記出力端に接続され他端が電源に接
続された抵抗と、一端が前記出力端に接続された電流源
とを備えているクランプ回路が得られる。
【0011】さらに、本発明によれば、前記電源とし
て、前記帰還型増幅手段や前記差動増幅手段の少なくと
も一方を駆動するための駆動用電源を用いたクランプ回
路が得られる。
て、前記帰還型増幅手段や前記差動増幅手段の少なくと
も一方を駆動するための駆動用電源を用いたクランプ回
路が得られる。
【0012】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1の本発明の一実施例を示す。なお、従来と同
一のものには同一番号を付しその説明を省略する。
する。図1の本発明の一実施例を示す。なお、従来と同
一のものには同一番号を付しその説明を省略する。
【0013】本実施例のクランプ回路は、一端が駆動用
共通電源36に接続され、他端が差動増幅器の出力端に
接続された抵抗11と、差動増幅器の出力端に接続され
た電流源12とを有している。
共通電源36に接続され、他端が差動増幅器の出力端に
接続された抵抗11と、差動増幅器の出力端に接続され
た電流源12とを有している。
【0014】入力信号Vi が入力されているときは、ス
イッチ37がオンとなり、従来と同様の動作を行う。す
なわち、入力信号Vi はフィードバックアンプ33によ
って増幅され、出力端子32に出力信号Vo を出力す
る。差動増幅器34は、出力信号Vo と基準電圧VREF
との直流レベルの差に基づき誤差電圧ΔVを出力する。
この誤差電圧ΔVによって、入力信号Vi はバイアスさ
れ、出力信号の直流レベルが一定となるように制御され
る。
イッチ37がオンとなり、従来と同様の動作を行う。す
なわち、入力信号Vi はフィードバックアンプ33によ
って増幅され、出力端子32に出力信号Vo を出力す
る。差動増幅器34は、出力信号Vo と基準電圧VREF
との直流レベルの差に基づき誤差電圧ΔVを出力する。
この誤差電圧ΔVによって、入力信号Vi はバイアスさ
れ、出力信号の直流レベルが一定となるように制御され
る。
【0015】また、入力信号がなくスイッチ13がオフ
となっているときには、電源36と電流源12とによっ
て、誤差電圧ΔVに代わる電圧を入力端子31及びコン
デンサ35に与えることができるので、出力信号の直流
レベルを一定に保つことができる。なお、抵抗11の抵
抗値及び電流源12の出力電流値を変更することによ
り、直流レベルを調整することが可能である。
となっているときには、電源36と電流源12とによっ
て、誤差電圧ΔVに代わる電圧を入力端子31及びコン
デンサ35に与えることができるので、出力信号の直流
レベルを一定に保つことができる。なお、抵抗11の抵
抗値及び電流源12の出力電流値を変更することによ
り、直流レベルを調整することが可能である。
【0016】最後に、差動増幅器の回路図を図2に示
す。ここで、図の端子P1、P2、P3、及びP4はそ
れぞれ、図1の点P1、P2、P3、及びP4に対応す
る。
す。ここで、図の端子P1、P2、P3、及びP4はそ
れぞれ、図1の点P1、P2、P3、及びP4に対応す
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、電源及び電流源を差動
増幅器の出力端に接続し、差動増幅器から誤差信号が得
られなくても、所定の電圧を入力端子及びコンデンサに
与えるようにしたことで、コンデンサの時定数による出
力信号の直流レベルの変動がなく、かつ立上がりが早い
クランプ回路を提供することができる。
増幅器の出力端に接続し、差動増幅器から誤差信号が得
られなくても、所定の電圧を入力端子及びコンデンサに
与えるようにしたことで、コンデンサの時定数による出
力信号の直流レベルの変動がなく、かつ立上がりが早い
クランプ回路を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の差動増幅器の回路図である。
【図3】従来のクランプ回路のブロック図である。
11 抵抗 12 電流源 31 入力端子 32 出力端子 33 フィードバックアンプ 34 差動増幅器 35 ホールド用コンデンサ 36 駆動用共通電源 37 スイッチ 38 電流源
Claims (3)
- 【請求項1】 入力信号を増幅した出力信号を出力する
帰還型増幅手段と、前記入力信号があるときに前記出力
信号と基準信号とを比較しその差に基づく誤差信号を出
力端から出力して前記帰還型増幅手段に帰還させ、前記
入力信号が無いときに前記誤差信号を出力しない差動増
幅手段と、一端が前記差動増幅手段の前記出力端に接続
され他端が一定電圧に保持されたコンデンサと、前記出
力端に接続され前記入力信号が無いときに前記誤差信号
に代わる所定の電圧を与えるレベル保持回路とを備えた
ことを特徴とするクランプ回路。 - 【請求項2】 前記レベル保持回路が、一端が前記出力
端に接続され他端が電源に接続された抵抗と、一端が前
記出力端に接続された電流源とを備えたことを特徴とす
る請求項1のクランプ回路。 - 【請求項3】 前記電源が前記帰還型増幅手段や前記差
動増幅手段の少なくとも一方を駆動する駆動用電源であ
ることを特徴とする請求項2のクランプ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4121884A JP2900959B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | クランプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4121884A JP2900959B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | クランプ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05315877A JPH05315877A (ja) | 1993-11-26 |
JP2900959B2 true JP2900959B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=14822305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4121884A Expired - Fee Related JP2900959B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | クランプ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2900959B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006191211A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Thine Electronics Inc | クランプ回路 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP4121884A patent/JP2900959B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05315877A (ja) | 1993-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1115360A (en) | Pwm signal power amplifier | |
JP2000295049A (ja) | ディジタルスイッチングアンプ | |
US4472687A (en) | Audio power amplifier for supplying electric power to a load by switching of power supply voltage | |
JP2900959B2 (ja) | クランプ回路 | |
JPH0799859B2 (ja) | 偏向用パワートランジスタの駆動回路 | |
GB2256552A (en) | Audio system with transient tracking dual voltage power supply | |
JP2812103B2 (ja) | スルーレート増大回路 | |
JPS58103207A (ja) | 増幅器の電源供給回路 | |
KR100271590B1 (ko) | 차동 증폭 장치 | |
JP3071256B2 (ja) | 増幅回路 | |
US5014019A (en) | Amplifier circuit operable at low power source voltage | |
US4476444A (en) | Power amplifier circuit | |
JPH0989944A (ja) | ウインドーコンパレータ | |
JP2731070B2 (ja) | ベース電流安定化回路 | |
JP2555107B2 (ja) | 波形整形回路 | |
JPH02257318A (ja) | 誤差増幅器 | |
JP2739953B2 (ja) | ビデオ信号クランプ装置 | |
JPH09294033A (ja) | 電力増幅装置 | |
KR0140375B1 (ko) | 비티엘 드라이버의 전압안정화 회로 | |
JPS61157175A (ja) | ペデスタル・クランプ回路 | |
JP2000134690A (ja) | 超音波機器の出力制御装置 | |
JP2757704B2 (ja) | Pwm制御装置 | |
JPH10107551A (ja) | 電力増幅装置 | |
JP2638498B2 (ja) | レーザ駆動回路 | |
JPH10135833A (ja) | A/d変換デバイス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990217 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |