JP2757704B2 - Pwm制御装置 - Google Patents
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- JP2757704B2 JP2757704B2 JP4242280A JP24228092A JP2757704B2 JP 2757704 B2 JP2757704 B2 JP 2757704B2 JP 4242280 A JP4242280 A JP 4242280A JP 24228092 A JP24228092 A JP 24228092A JP 2757704 B2 JP2757704 B2 JP 2757704B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング素子をオン
・オフ制御するPWM制御装置に関するものである。
・オフ制御するPWM制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のPWM制御回路は、図6に示すよ
うに、誤差増幅回路1と三角波出力回路2とコンパレー
タ3とドライブ回路4とから構成されている。そして、
前記ドライブ回路4によってインバータ回路7のパワー
トランジスタ8をオン・オフ制御するようになってい
る。
うに、誤差増幅回路1と三角波出力回路2とコンパレー
タ3とドライブ回路4とから構成されている。そして、
前記ドライブ回路4によってインバータ回路7のパワー
トランジスタ8をオン・オフ制御するようになってい
る。
【0003】前記誤差増幅回路1におけるオペアンプ5
の負極と出力端子との間には抵抗R1が接続されるとと
もに、該抵抗R1には直列接続された抵抗R2及びコン
デンサCが並列接続されている。そして、前記オペアン
プ5の負極には抵抗R3を介して基準値Iref が入力さ
れている。従って、前記誤差増幅回路1は負帰還回路に
構成されている。又、前記オペアンプ5の正極には前記
インバータ回路7のパワートランジスタ8に流れる平均
電流Ia が入力される。
の負極と出力端子との間には抵抗R1が接続されるとと
もに、該抵抗R1には直列接続された抵抗R2及びコン
デンサCが並列接続されている。そして、前記オペアン
プ5の負極には抵抗R3を介して基準値Iref が入力さ
れている。従って、前記誤差増幅回路1は負帰還回路に
構成されている。又、前記オペアンプ5の正極には前記
インバータ回路7のパワートランジスタ8に流れる平均
電流Ia が入力される。
【0004】そのため、誤差増幅回路1は予め設定され
た基準値Iref と平均電流Ia との誤差を求めその誤差
を増幅し、その比較値SOUT1は前記コンパレータ3の負
極に出力される。前記コンパレータ3は三角波出力回路
2からの三角波信号SOUT2と前記誤差増幅回路1からの
比較値SOUT1とを比較する。
た基準値Iref と平均電流Ia との誤差を求めその誤差
を増幅し、その比較値SOUT1は前記コンパレータ3の負
極に出力される。前記コンパレータ3は三角波出力回路
2からの三角波信号SOUT2と前記誤差増幅回路1からの
比較値SOUT1とを比較する。
【0005】そして、コンパレータ3は誤差増幅回路1
からの比較値SOUT1のレベルより三角波信号SOUT2のレ
ベルが高くなったとき、Hレベル(高電位)の切換信号
SOUT3が前記ドライブ回路4に出力される。又、コンパ
レータ3は誤差増幅回路1からの比較値SOUT1のレベル
より三角波SOUT2のレベルが低くなったとき、Lレベル
(低電位)の切換信号SOUT3が前記ドライブ回路4に出
力される。すると、前記ドライブ回路4はコンパレータ
3からHレベルの信号が出力されたとき、インバータ回
路7のパワートランジスタ8をオンさせる。
からの比較値SOUT1のレベルより三角波信号SOUT2のレ
ベルが高くなったとき、Hレベル(高電位)の切換信号
SOUT3が前記ドライブ回路4に出力される。又、コンパ
レータ3は誤差増幅回路1からの比較値SOUT1のレベル
より三角波SOUT2のレベルが低くなったとき、Lレベル
(低電位)の切換信号SOUT3が前記ドライブ回路4に出
力される。すると、前記ドライブ回路4はコンパレータ
3からHレベルの信号が出力されたとき、インバータ回
路7のパワートランジスタ8をオンさせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インバ
ータ回路7におけるパワートランジスタ8のオン・オフ
動作によるスイッチングノイズが平均電流Ia に含まれ
て誤差増幅回路1に入力される場合がある。このとき、
図7に示すように、誤差増幅回路1はスイッチングノイ
ズN1が含まれた比較値SOUT1をコンパレータ3に出力
する。すると、コンパレータ3は三角波信号SOUT2の一
周期の間に複数回オン・オフする切換信号SOUT3をドラ
イブ回路4に出力する。
ータ回路7におけるパワートランジスタ8のオン・オフ
動作によるスイッチングノイズが平均電流Ia に含まれ
て誤差増幅回路1に入力される場合がある。このとき、
図7に示すように、誤差増幅回路1はスイッチングノイ
ズN1が含まれた比較値SOUT1をコンパレータ3に出力
する。すると、コンパレータ3は三角波信号SOUT2の一
周期の間に複数回オン・オフする切換信号SOUT3をドラ
イブ回路4に出力する。
【0007】又、オペアンプ5に入力される基準値Ire
f のレベルが変動する場合がある。すると、誤差増幅回
路1から出力される比較値SOUT1のレベルが変動してし
まう。この場合も、コンパレータ3は三角波信号SOUT2
の一周期の間に複数回オン・オフする切換信号SOUT3を
ドライブ回路4に出力する。
f のレベルが変動する場合がある。すると、誤差増幅回
路1から出力される比較値SOUT1のレベルが変動してし
まう。この場合も、コンパレータ3は三角波信号SOUT2
の一周期の間に複数回オン・オフする切換信号SOUT3を
ドライブ回路4に出力する。
【0008】更に、インバータ回路7におけるパワート
ランジスタ8のオン・オフによるスイッチングノイズN
2が三角波信号SOUT2に含まれてコンパレータ3に出力
される場合がある。このとき、コンパレータ3は三角波
信号SOUT2の一周期の間に複数回オン・オフする切換信
号SOUT3をドライブ回路4に出力する。
ランジスタ8のオン・オフによるスイッチングノイズN
2が三角波信号SOUT2に含まれてコンパレータ3に出力
される場合がある。このとき、コンパレータ3は三角波
信号SOUT2の一周期の間に複数回オン・オフする切換信
号SOUT3をドライブ回路4に出力する。
【0009】従って、ドライブ回路4はインバータ回路
7のパワートランジスタ8を三角波(キャリア)信号S
OUT2の一周期の間に複数回オン・オフさせてしまうた
め、パワートランジスタ8のスイッチング損失が増えて
しまうという問題がある。
7のパワートランジスタ8を三角波(キャリア)信号S
OUT2の一周期の間に複数回オン・オフさせてしまうた
め、パワートランジスタ8のスイッチング損失が増えて
しまうという問題がある。
【0010】又、パワートランジスタ8が短い周期でオ
ン・オフされた場合、パワートランジスタ8が破損する
おそれがあるという問題がある。本発明は上記問題点を
解決するためになされたものであって、その目的は三角
波の一周期内で2回以上の異常なインバータ回路におけ
るスイッチング素子のオン・オフを防止し、スイッチン
グ損失の低減及びスイッチング素子の破壊を防止するこ
とができるPWM制御装置を提供することにある。
ン・オフされた場合、パワートランジスタ8が破損する
おそれがあるという問題がある。本発明は上記問題点を
解決するためになされたものであって、その目的は三角
波の一周期内で2回以上の異常なインバータ回路におけ
るスイッチング素子のオン・オフを防止し、スイッチン
グ損失の低減及びスイッチング素子の破壊を防止するこ
とができるPWM制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、基準となる三角波信号を出力する三角波出
力回路と、レベルが可変可能な比較値を出力する比較レ
ベル生成回路と、前記三角波信号のレベルと比較値のレ
ベルとを比較し、前記三角波信号のレベルが比較値のレ
ベルを超えたときスイッチング素子をオン又はオフさ
せ、三角波信号のレベルが比較値のレベルを超えなかっ
たとき前記スイッチング素子をオフ又はオンさせるため
の切換信号を出力する比較切換回路と、前記三角波信号
の立上がり区間に対応して第1のレベルとなり、該三角
波信号の立下がり区間に対応して前記第1のレベルと異
なる第2のレベルとなる方形波信号を出力する方形波出
力回路と、前記方形波信号の第1のレベル区間又は第2
のレベル区間毎にその区間における前記切換信号の変化
を検出してパルス信号を生成する検出回路と、前記検出
回路から出力されるパルス信号と方形波信号とを比較
し、その区間毎の最初のパルス信号に基づいて前記スイ
ッチング素子のオン又はオフの切換を行わせるためのス
イッチング信号を出力する駆動制御回路とを備えたこと
をその要旨とする。
決するため、基準となる三角波信号を出力する三角波出
力回路と、レベルが可変可能な比較値を出力する比較レ
ベル生成回路と、前記三角波信号のレベルと比較値のレ
ベルとを比較し、前記三角波信号のレベルが比較値のレ
ベルを超えたときスイッチング素子をオン又はオフさ
せ、三角波信号のレベルが比較値のレベルを超えなかっ
たとき前記スイッチング素子をオフ又はオンさせるため
の切換信号を出力する比較切換回路と、前記三角波信号
の立上がり区間に対応して第1のレベルとなり、該三角
波信号の立下がり区間に対応して前記第1のレベルと異
なる第2のレベルとなる方形波信号を出力する方形波出
力回路と、前記方形波信号の第1のレベル区間又は第2
のレベル区間毎にその区間における前記切換信号の変化
を検出してパルス信号を生成する検出回路と、前記検出
回路から出力されるパルス信号と方形波信号とを比較
し、その区間毎の最初のパルス信号に基づいて前記スイ
ッチング素子のオン又はオフの切換を行わせるためのス
イッチング信号を出力する駆動制御回路とを備えたこと
をその要旨とする。
【0012】
【作用】三角波出力回路は基準となる三角波信号を出力
する。比較レベル生成回路はレベルが可変可能な比較値
を出力する。比較切換回路は三角波信号と比較値とを比
較し、三角波信号のレベルが比較値のレベルを超えたと
きスイッチング素子をオン又はオフさせ、三角波信号の
レベルが比較値のレベルを超えなかったとき前記スイッ
チング素子の状態を反転させる。
する。比較レベル生成回路はレベルが可変可能な比較値
を出力する。比較切換回路は三角波信号と比較値とを比
較し、三角波信号のレベルが比較値のレベルを超えたと
きスイッチング素子をオン又はオフさせ、三角波信号の
レベルが比較値のレベルを超えなかったとき前記スイッ
チング素子の状態を反転させる。
【0013】方形波出力回路は前記三角波信号の立上が
り区間に対応して第1のレベルとなり、該三角波信号の
立下がり区間に対応して第1のレベルと異なる第2のレ
ベルとなる方形波信号を出力する。検出回路は前記方形
波信号の第1のレベル区間又は第2のレベル区間に対応
した前記切換信号の変化を検出してパルス信号を生成す
る。
り区間に対応して第1のレベルとなり、該三角波信号の
立下がり区間に対応して第1のレベルと異なる第2のレ
ベルとなる方形波信号を出力する。検出回路は前記方形
波信号の第1のレベル区間又は第2のレベル区間に対応
した前記切換信号の変化を検出してパルス信号を生成す
る。
【0014】駆動制御回路は前記パルス信号と方形波信
号とを比較し、その区間毎の最初のパルス信号に基づい
て前記スイッチング素子をオン又はオフさせるためのス
イッチング信号を出力する。
号とを比較し、その区間毎の最初のパルス信号に基づい
て前記スイッチング素子をオン又はオフさせるためのス
イッチング信号を出力する。
【0015】従って、方形波信号のその区間毎の最初の
パルス信号に基づいてスイッチング素子はオン又はオフ
を行うため、最初以外のパルス信号ではスイッチング素
子がオン又はオフに切り換えられない。
パルス信号に基づいてスイッチング素子はオン又はオフ
を行うため、最初以外のパルス信号ではスイッチング素
子がオン又はオフに切り換えられない。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1,
図2に基づいて説明する。尚、前記従来技術と同一回路
及び同一信号は同一番号を付してその詳細な説明を省略
し、異なる部分のみ説明する。
図2に基づいて説明する。尚、前記従来技術と同一回路
及び同一信号は同一番号を付してその詳細な説明を省略
し、異なる部分のみ説明する。
【0017】比較切換回路としてのコンパレータ3の切
換信号SOUT3は検出回路としてのエクスクルーシブ・オ
ア回路9の一端に出力される。又、方形波出力回路を兼
ねる三角波出力回路2から出力される三角波信号SOUT2
は方形波信号SOUT4を積分して形成しており、この方形
波信号SOUT4が前記エクスクルーシブ・オア回路9の他
端に出力される。尚、前記方形波信号SOUT4は三角波信
号SOUT2の屈曲点aにて立上がり又は立下がりが行われ
るようになっている。つまり、三角波信号SOUT2の立上
がり区間が第1のレベルとなり、方形波信号SOUT4のレ
ベルはLレベルとなる。又、三角波信号SOUT2の立下が
り区間が第2のレベルとなり、方形波信号SOUT4のレベ
ルはHレベルとなる。
換信号SOUT3は検出回路としてのエクスクルーシブ・オ
ア回路9の一端に出力される。又、方形波出力回路を兼
ねる三角波出力回路2から出力される三角波信号SOUT2
は方形波信号SOUT4を積分して形成しており、この方形
波信号SOUT4が前記エクスクルーシブ・オア回路9の他
端に出力される。尚、前記方形波信号SOUT4は三角波信
号SOUT2の屈曲点aにて立上がり又は立下がりが行われ
るようになっている。つまり、三角波信号SOUT2の立上
がり区間が第1のレベルとなり、方形波信号SOUT4のレ
ベルはLレベルとなる。又、三角波信号SOUT2の立下が
り区間が第2のレベルとなり、方形波信号SOUT4のレベ
ルはHレベルとなる。
【0018】そして、前記エクスクルーシブ・オア回路
9のパルス信号SOUT5は駆動制御回路としてのD形フリ
ップフロップ回路10のクロック端子CLKに入力され
る。又、前記方形波信号SOUT4はD形フリップフロップ
回路10のデータ入力端子Dに入力される。尚、D形フ
リップフロップ回路10のリセット端子バーR及びプリ
セット端子バーPRは電源VDDに接続されている。
9のパルス信号SOUT5は駆動制御回路としてのD形フリ
ップフロップ回路10のクロック端子CLKに入力され
る。又、前記方形波信号SOUT4はD形フリップフロップ
回路10のデータ入力端子Dに入力される。尚、D形フ
リップフロップ回路10のリセット端子バーR及びプリ
セット端子バーPRは電源VDDに接続されている。
【0019】前記D形フリップフロップ回路10の出力
端子バーQから出力されるスイッチング信号SOUT6はド
ライブ回路4に出力される。ドライブ回路4はこのスイ
ッチング信号SOUT6に基づいてインバータ7内のスイッ
チング素子としてのトランジスタ8をオン・オフ制御す
るようになっている。
端子バーQから出力されるスイッチング信号SOUT6はド
ライブ回路4に出力される。ドライブ回路4はこのスイ
ッチング信号SOUT6に基づいてインバータ7内のスイッ
チング素子としてのトランジスタ8をオン・オフ制御す
るようになっている。
【0020】前記エクスクルーシブ・オア回路9はコン
パレータ3からの切換信号SOUT3と三角波出力回路2か
らの方形波信号SOUT4とに基づいてパルス信号SOUT5を
生成し、このパルス信号SOUT5はD形フリップフロップ
回路10のクロック端子CLKに出力される。つまり、
切換信号SOUT3及び方形波信号SOUT4が互いにHレベル
(高電位)又はLレベル(低電位)のとき、エクスクル
ーシブ・オア回路9はLレベルのパルス信号SOUT5をク
ロック端子CLKに出力する。そして、切換信号SOUT3
又は方形波信号SOUT4のいずれかがHレベルのとき、エ
クスクルーシブ・オア回路9はHレベルのパルス信号S
OUT5をクロック端子CLKに出力する。
パレータ3からの切換信号SOUT3と三角波出力回路2か
らの方形波信号SOUT4とに基づいてパルス信号SOUT5を
生成し、このパルス信号SOUT5はD形フリップフロップ
回路10のクロック端子CLKに出力される。つまり、
切換信号SOUT3及び方形波信号SOUT4が互いにHレベル
(高電位)又はLレベル(低電位)のとき、エクスクル
ーシブ・オア回路9はLレベルのパルス信号SOUT5をク
ロック端子CLKに出力する。そして、切換信号SOUT3
又は方形波信号SOUT4のいずれかがHレベルのとき、エ
クスクルーシブ・オア回路9はHレベルのパルス信号S
OUT5をクロック端子CLKに出力する。
【0021】前記D形フリップフロップ回路10のクロ
ック端子CLKに立ち上がるパルス信号SOUT5が入力さ
れると、そのときデータ入力端子Dに入力されているレ
ベルの方形波信号SOUT4の反転信号をスイッチング信号
SOUT6としてドライブ回路4に出力するようになってい
る。
ック端子CLKに立ち上がるパルス信号SOUT5が入力さ
れると、そのときデータ入力端子Dに入力されているレ
ベルの方形波信号SOUT4の反転信号をスイッチング信号
SOUT6としてドライブ回路4に出力するようになってい
る。
【0022】つまり、D形フリップフロップ回路10の
クロック端子CLKに立ち上がるパルス信号SOUT5が入
力されたとき、データ入力端子Dに入力される方形波信
号SOUT4がHレベルであれば、D形フリップフロップ回
路10は出力端子バーQから反転したLレベルのスイッ
チング信号SOUT6を出力する。逆に、D形フリップフロ
ップ回路10のクロック端子CLKに立ち上がるパルス
信号SOUT5が入力されたとき、データ入力端子Dに入力
される方形波信号SOUT4がLレベルであれば、D形フリ
ップフロップ回路10は出力端子バーQから反転したH
レベルのスイッチング信号SOUT6を出力する。
クロック端子CLKに立ち上がるパルス信号SOUT5が入
力されたとき、データ入力端子Dに入力される方形波信
号SOUT4がHレベルであれば、D形フリップフロップ回
路10は出力端子バーQから反転したLレベルのスイッ
チング信号SOUT6を出力する。逆に、D形フリップフロ
ップ回路10のクロック端子CLKに立ち上がるパルス
信号SOUT5が入力されたとき、データ入力端子Dに入力
される方形波信号SOUT4がLレベルであれば、D形フリ
ップフロップ回路10は出力端子バーQから反転したH
レベルのスイッチング信号SOUT6を出力する。
【0023】そして、前記D形フリップフロップ回路1
0から出力されるスイッチング信号SOUT6にがHレベル
のとき、ドライブ回路4はインバータ回路7中のパワー
トランジスタ8をオンする。逆に、D形フリップフロッ
プ回路10から出力されるスイッチング信号SOUT6がL
レベルのとき、ドライブ回路4はパワートランジスタ8
をオフする。
0から出力されるスイッチング信号SOUT6にがHレベル
のとき、ドライブ回路4はインバータ回路7中のパワー
トランジスタ8をオンする。逆に、D形フリップフロッ
プ回路10から出力されるスイッチング信号SOUT6がL
レベルのとき、ドライブ回路4はパワートランジスタ8
をオフする。
【0024】次に、上記のように構成されたPWM制御
装置の作用について説明する。誤差増幅回路1は予め設
定された基準値Iref と平均電流Ia との誤差を求めそ
の誤差を増幅する。増幅された比較値SOUT1は前記コン
パレータ3の負極に出力される。このとき、インバータ
回路7におけるパワートランジスタ8のスイッチングノ
イズN1が平均電流Ia に含まれると、図2に示すよう
な比較値SOUT1がコンパレータ3の負極に出力される。
又、三角波出力回路2の三角波信号SOUT2はコンパレー
タ3の正極に出力される。
装置の作用について説明する。誤差増幅回路1は予め設
定された基準値Iref と平均電流Ia との誤差を求めそ
の誤差を増幅する。増幅された比較値SOUT1は前記コン
パレータ3の負極に出力される。このとき、インバータ
回路7におけるパワートランジスタ8のスイッチングノ
イズN1が平均電流Ia に含まれると、図2に示すよう
な比較値SOUT1がコンパレータ3の負極に出力される。
又、三角波出力回路2の三角波信号SOUT2はコンパレー
タ3の正極に出力される。
【0025】前記コンパレータ3はパワートランジスタ
8のスイッチングノイズN1の影響を受けた比較値SOU
T1と三角波出力回路2からの三角波信号SOUT2とを比較
する。そのため、図2に示すような切換信号SOUT3がエ
クスクルーシブ・オア回路9の一端に出力される。一
方、三角波出力回路2からの方形波信号SOUT4がエクス
クルーシブ・オア回路9の他端に出力される。
8のスイッチングノイズN1の影響を受けた比較値SOU
T1と三角波出力回路2からの三角波信号SOUT2とを比較
する。そのため、図2に示すような切換信号SOUT3がエ
クスクルーシブ・オア回路9の一端に出力される。一
方、三角波出力回路2からの方形波信号SOUT4がエクス
クルーシブ・オア回路9の他端に出力される。
【0026】前記エクスクルーシブ・オア回路9は前記
切換信号SOUT3及び方形波信号SOUT4に基づいて図2に
示すようなパルス信号SOUT5を生成し、このパルス信号
SOUT5はD形フリップフロップ回路10のクロック端子
CLKに出力される。又、三角波出力回路2からの方形
波信号SOUT4はデータ入力端子Dに入力される。
切換信号SOUT3及び方形波信号SOUT4に基づいて図2に
示すようなパルス信号SOUT5を生成し、このパルス信号
SOUT5はD形フリップフロップ回路10のクロック端子
CLKに出力される。又、三角波出力回路2からの方形
波信号SOUT4はデータ入力端子Dに入力される。
【0027】そして、立ち上がるパルス信号SOUT5がD
形フリップフロップ回路10のクロック端子CLKに出
力されると、そのとき方形波信号SOUT4のレベルの反転
したスイッチング信号SOUT6を出力端子バーQからドラ
イブ回路4に出力する。
形フリップフロップ回路10のクロック端子CLKに出
力されると、そのとき方形波信号SOUT4のレベルの反転
したスイッチング信号SOUT6を出力端子バーQからドラ
イブ回路4に出力する。
【0028】例えば、時間t1において、立ち上がるパ
ルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のクロ
ック端子CLKに出力される。このとき、方形波信号S
OUT4はLレベルとなっているため、D形フリップフロッ
プ回路10は反転したHレベルとなるスイッチング信号
SOUT6が出力端子バーQからドライブ回路4に出力され
る。
ルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のクロ
ック端子CLKに出力される。このとき、方形波信号S
OUT4はLレベルとなっているため、D形フリップフロッ
プ回路10は反転したHレベルとなるスイッチング信号
SOUT6が出力端子バーQからドライブ回路4に出力され
る。
【0029】ここで、パワートランジスタ8のスイッチ
ングノイズN1の影響により、時間t2においても立ち
上がるパルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路1
0のクロック端子CLKに出力される。しかし、方形波
信号SOUT4はLレベルを継続しているため、出力端子バ
ーQからドライブ回路4に出力されるスイッチング信号
SOUT6のHレベルは変化しない。
ングノイズN1の影響により、時間t2においても立ち
上がるパルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路1
0のクロック端子CLKに出力される。しかし、方形波
信号SOUT4はLレベルを継続しているため、出力端子バ
ーQからドライブ回路4に出力されるスイッチング信号
SOUT6のHレベルは変化しない。
【0030】そして、時間t3において、立ち上がるパ
ルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のクロ
ック端子CLKに出力される。このとき、方形波信号S
OUT4はHレベルとなっているため、D形フリップフロッ
プ回路10は反転したLレベルとなるスイッチング信号
SOUT6が出力端子バーQからドライブ回路4に出力され
る。
ルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のクロ
ック端子CLKに出力される。このとき、方形波信号S
OUT4はHレベルとなっているため、D形フリップフロッ
プ回路10は反転したLレベルとなるスイッチング信号
SOUT6が出力端子バーQからドライブ回路4に出力され
る。
【0031】又、上記と同様に、パワートランジスタ8
のスイッチングノイズN1の影響により、時間t4にお
いても立ち上がるパルス信号SOUT5がD形フリップフロ
ップ回路10のクロック端子CLKに出力される。しか
し、方形波信号SOUT4はHレベルを継続しているため、
出力端子バーQからドライブ回路4に出力されるスイッ
チング信号SOUT6のLレベルは変化しない。
のスイッチングノイズN1の影響により、時間t4にお
いても立ち上がるパルス信号SOUT5がD形フリップフロ
ップ回路10のクロック端子CLKに出力される。しか
し、方形波信号SOUT4はHレベルを継続しているため、
出力端子バーQからドライブ回路4に出力されるスイッ
チング信号SOUT6のLレベルは変化しない。
【0032】そして、ドライブ回路4はスイッチング信
号SOUT6のHレベルに基づいてインバータ回路7のパワ
ートランジスタ8をオンさせ、スイッチング信号SOUT6
のLレベルに基づいてインバータ回路7のパワートラン
ジスタ8をオフさせる。
号SOUT6のHレベルに基づいてインバータ回路7のパワ
ートランジスタ8をオンさせ、スイッチング信号SOUT6
のLレベルに基づいてインバータ回路7のパワートラン
ジスタ8をオフさせる。
【0033】又、基準値Iref が変動すると、図3に示
すような比較値SOUT1がコンパレータ3の負極に出力さ
れる。前記コンパレータ3は基準値Iref の変動を受け
た比較値SOUT1と三角波信号SOUT2とを比較する。その
ため、図3に示すような切換信号SOUT3がエクスクルー
シブ・オア回路9の一端に出力される。
すような比較値SOUT1がコンパレータ3の負極に出力さ
れる。前記コンパレータ3は基準値Iref の変動を受け
た比較値SOUT1と三角波信号SOUT2とを比較する。その
ため、図3に示すような切換信号SOUT3がエクスクルー
シブ・オア回路9の一端に出力される。
【0034】前記エクスクルーシブ・オア回路9は前記
切換信号SOUT3及び方形波信号SOUT4に基づいて図4に
示すようなパルス信号SOUT5を生成し、このパルス信号
SOUT5はD形フリップフロップ回路10のクロック端子
CLKに出力される。又、三角波出力回路2からの方形
波信号SOUT4はデータ入力端子Dに入力される。
切換信号SOUT3及び方形波信号SOUT4に基づいて図4に
示すようなパルス信号SOUT5を生成し、このパルス信号
SOUT5はD形フリップフロップ回路10のクロック端子
CLKに出力される。又、三角波出力回路2からの方形
波信号SOUT4はデータ入力端子Dに入力される。
【0035】そして、立ち上がるパルス信号SOUT5がD
形フリップフロップ回路10のクロック端子CLKに出
力されると、そのとき方形波信号SOUT4のレベルの反転
したスイッチング信号SOUT6を出力端子バーQからドラ
イブ回路4に出力する。
形フリップフロップ回路10のクロック端子CLKに出
力されると、そのとき方形波信号SOUT4のレベルの反転
したスイッチング信号SOUT6を出力端子バーQからドラ
イブ回路4に出力する。
【0036】例えば、時間t8において、立ち上がるパ
ルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のクロ
ック端子CLKに出力される。このとき、方形波信号S
OUT4はLレベルとなっているため、D形フリップフロッ
プ回路10は反転したHレベルとなるスイッチング信号
SOUT6が出力端子バーQからドライブ回路4に出力され
る。
ルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のクロ
ック端子CLKに出力される。このとき、方形波信号S
OUT4はLレベルとなっているため、D形フリップフロッ
プ回路10は反転したHレベルとなるスイッチング信号
SOUT6が出力端子バーQからドライブ回路4に出力され
る。
【0037】又、基準値Iref の変動の影響により、時
間t9においても立ち上がるパルス信号SOUT5がD形フ
リップフロップ回路10のクロック端子CLKに出力さ
れる。しかし、方形波信号SOUT4はLレベルを継続して
いるため、出力端子バーQからドライブ回路4に出力さ
れるスイッチング信号SOUT6のHレベルは変化しない。
間t9においても立ち上がるパルス信号SOUT5がD形フ
リップフロップ回路10のクロック端子CLKに出力さ
れる。しかし、方形波信号SOUT4はLレベルを継続して
いるため、出力端子バーQからドライブ回路4に出力さ
れるスイッチング信号SOUT6のHレベルは変化しない。
【0038】そして、時間t10において、立ち上がる
パルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のク
ロック端子CLKに出力される。このとき、方形波信号
SOUT4はHレベルとなっているため、D形フリップフロ
ップ回路10は反転したLレベルとなるスイッチング信
号SOUT6が出力端子バーQからドライブ回路4に出力さ
れる。
パルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のク
ロック端子CLKに出力される。このとき、方形波信号
SOUT4はHレベルとなっているため、D形フリップフロ
ップ回路10は反転したLレベルとなるスイッチング信
号SOUT6が出力端子バーQからドライブ回路4に出力さ
れる。
【0039】又、上記と同様に、基準値Iref の変動の
影響により、時間t11においても立ち上がるパルス信
号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のクロック端
子CLKに出力される。しかし、方形波信号SOUT4はH
レベルを継続しているため、出力端子バーQからドライ
ブ回路4に出力されるスイッチング信号SOUT6のLレベ
ルは変化しない。
影響により、時間t11においても立ち上がるパルス信
号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のクロック端
子CLKに出力される。しかし、方形波信号SOUT4はH
レベルを継続しているため、出力端子バーQからドライ
ブ回路4に出力されるスイッチング信号SOUT6のLレベ
ルは変化しない。
【0040】そして、ドライブ回路4はスイッチング信
号SOUT6のHレベルに基づいてインバータ回路7のパワ
ートランジスタ8をオンさせ、スイッチング信号SOUT6
のLレベルに基づいてインバータ回路7のパワートラン
ジスタ8をオフさせる。
号SOUT6のHレベルに基づいてインバータ回路7のパワ
ートランジスタ8をオンさせ、スイッチング信号SOUT6
のLレベルに基づいてインバータ回路7のパワートラン
ジスタ8をオフさせる。
【0041】更に、前記パワートランジスタ8のスイッ
チングノイズN2が三角波信号SOUT2に含まれると、図
4に示すような三角波信号SOUT2がコンパレータ3の正
極に出力される。前記コンパレータ3はパワートランジ
スタ8のスイッチングノイズN2の影響を受けた三角波
信号SOUT2と比較値SOUT1とを比較する。そのため、図
4に示すような切換信号SOUT3がエクスクルーシブ・オ
ア回路9の一端に出力される。
チングノイズN2が三角波信号SOUT2に含まれると、図
4に示すような三角波信号SOUT2がコンパレータ3の正
極に出力される。前記コンパレータ3はパワートランジ
スタ8のスイッチングノイズN2の影響を受けた三角波
信号SOUT2と比較値SOUT1とを比較する。そのため、図
4に示すような切換信号SOUT3がエクスクルーシブ・オ
ア回路9の一端に出力される。
【0042】前記エクスクルーシブ・オア回路9は前記
切換信号SOUT3及び方形波信号SOUT4に基づいて図4に
示すようなパルス信号SOUT5を生成し、このパルス信号
SOUT5はD形フリップフロップ回路10のクロック端子
CLKに出力される。又、三角波出力回路2からの方形
波信号SOUT4はデータ入力端子Dに入力される。
切換信号SOUT3及び方形波信号SOUT4に基づいて図4に
示すようなパルス信号SOUT5を生成し、このパルス信号
SOUT5はD形フリップフロップ回路10のクロック端子
CLKに出力される。又、三角波出力回路2からの方形
波信号SOUT4はデータ入力端子Dに入力される。
【0043】そして、立ち上がるパルス信号SOUT5がD
形フリップフロップ回路10のクロック端子CLKに出
力されると、そのとき方形波信号SOUT4のレベルの反転
したスイッチング信号SOUT6が出力端子バーQからドラ
イブ回路4に出力される。
形フリップフロップ回路10のクロック端子CLKに出
力されると、そのとき方形波信号SOUT4のレベルの反転
したスイッチング信号SOUT6が出力端子バーQからドラ
イブ回路4に出力される。
【0044】例えば、時間t8において、立ち上がるパ
ルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のクロ
ック端子CLKに出力される。このとき、方形波信号S
OUT4はLレベルとなっているため、D形フリップフロッ
プ回路10は反転したHレベルとなるスイッチング信号
SOUT6が出力端子バーQからドライブ回路4に出力され
る。
ルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のクロ
ック端子CLKに出力される。このとき、方形波信号S
OUT4はLレベルとなっているため、D形フリップフロッ
プ回路10は反転したHレベルとなるスイッチング信号
SOUT6が出力端子バーQからドライブ回路4に出力され
る。
【0045】ここで、パワートランジスタ8のスイッチ
ングノイズN2の影響により、時間t9においても立ち
上がるパルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路1
0のクロック端子CLKに出力される。しかし、方形波
信号SOUT4はLレベルを継続しているため、出力端子バ
ーQからドライブ回路4に出力されるスイッチング信号
SOUT6のHレベルは変化しない。
ングノイズN2の影響により、時間t9においても立ち
上がるパルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路1
0のクロック端子CLKに出力される。しかし、方形波
信号SOUT4はLレベルを継続しているため、出力端子バ
ーQからドライブ回路4に出力されるスイッチング信号
SOUT6のHレベルは変化しない。
【0046】そして、時間t10において、立ち上がる
パルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のク
ロック端子CLKに出力される。このとき、方形波信号
SOUT4はHレベルとなっているため、D形フリップフロ
ップ回路10は反転したLレベルとなるスイッチング信
号SOUT6が出力端子バーQからドライブ回路4に出力さ
れる。
パルス信号SOUT5がD形フリップフロップ回路10のク
ロック端子CLKに出力される。このとき、方形波信号
SOUT4はHレベルとなっているため、D形フリップフロ
ップ回路10は反転したLレベルとなるスイッチング信
号SOUT6が出力端子バーQからドライブ回路4に出力さ
れる。
【0047】又、上記と同様に、パワートランジスタ8
のスイッチングノイズN2の影響により、時間t11に
おいても立ち上がるパルス信号SOUT5がD形フリップフ
ロップ回路10のクロック端子CLKに出力される。し
かし、方形波信号SOUT4はHレベルを継続しているた
め、出力端子バーQからドライブ回路4に出力されるス
イッチング信号SOUT6のLレベルは変化しない。
のスイッチングノイズN2の影響により、時間t11に
おいても立ち上がるパルス信号SOUT5がD形フリップフ
ロップ回路10のクロック端子CLKに出力される。し
かし、方形波信号SOUT4はHレベルを継続しているた
め、出力端子バーQからドライブ回路4に出力されるス
イッチング信号SOUT6のLレベルは変化しない。
【0048】そして、ドライブ回路4はスイッチング信
号SOUT6のHレベルに基づいてインバータ回路7のパワ
ートランジスタ8をオンさせ、スイッチング信号SOUT6
のLレベルに基づいてインバータ回路7のパワートラン
ジスタ8をオフさせる。
号SOUT6のHレベルに基づいてインバータ回路7のパワ
ートランジスタ8をオンさせ、スイッチング信号SOUT6
のLレベルに基づいてインバータ回路7のパワートラン
ジスタ8をオフさせる。
【0049】従って、スイッチングノイズN1,N2の
影響や基準値Iref の変動により、不安定な切換信号S
OUT3が形成されてもエクスクルーシブ・オア回路9及び
D形フリップフロップ回路10によってこれらの影響を
受けず、三角波信号SOUT2の一周期の間でインバータ回
路7のパワートランジスタ8を一回だけオン・オフを行
わせるスイッチング信号SOUT6を生成することができ
る。
影響や基準値Iref の変動により、不安定な切換信号S
OUT3が形成されてもエクスクルーシブ・オア回路9及び
D形フリップフロップ回路10によってこれらの影響を
受けず、三角波信号SOUT2の一周期の間でインバータ回
路7のパワートランジスタ8を一回だけオン・オフを行
わせるスイッチング信号SOUT6を生成することができ
る。
【0050】この結果、パワートランジスタ8のスイッ
チングノイズN1,N2及び基準値Iref の変動に関係
なく、三角波信号SOUT2の一周期の間でパワートランジ
スタ8のオン・オフを1回のみにすることができる。つ
まり、キャリア(三角波)の一周期の間にパワートラン
ジスタ8のオン・オフが1回のみとなる。
チングノイズN1,N2及び基準値Iref の変動に関係
なく、三角波信号SOUT2の一周期の間でパワートランジ
スタ8のオン・オフを1回のみにすることができる。つ
まり、キャリア(三角波)の一周期の間にパワートラン
ジスタ8のオン・オフが1回のみとなる。
【0051】よって、パワートランジスタ8のオンデュ
ーティが0〜100%で三角波の一周期内で2回以上の
パワートランジスタ8のオン・オフを防止することがで
きる。
ーティが0〜100%で三角波の一周期内で2回以上の
パワートランジスタ8のオン・オフを防止することがで
きる。
【0052】この結果、パワートランジスタ8の異常な
オン・オフの動作を防止してスイッチング損失を防止す
ることができるとともに、異常なオン・オフの防止によ
りパワートランジスタ8の破損を防止することができ
る。
オン・オフの動作を防止してスイッチング損失を防止す
ることができるとともに、異常なオン・オフの防止によ
りパワートランジスタ8の破損を防止することができ
る。
【0053】又、パワートランジスタ8のスナバをキャ
リアの一周期にパワートランジスタ8の1回のオン・オ
フという条件で設計することができるので、スナバ回路
の小形化が可能となる。
リアの一周期にパワートランジスタ8の1回のオン・オ
フという条件で設計することができるので、スナバ回路
の小形化が可能となる。
【0054】更に、パワートランジスタ8の2回以上の
オン・オフが短い間隔で行われるとスナバが十分に効か
ず、パワートランジスタ8が破損してしまうことがある
が、これも防止することができる。
オン・オフが短い間隔で行われるとスナバが十分に効か
ず、パワートランジスタ8が破損してしまうことがある
が、これも防止することができる。
【0055】又、このPWM制御装置において、コンパ
レータ3からの切換信号SOUT3のオンデューティが10
0%になれば、パワートランジスタ8のオンデューティ
を100%にすることができる。
レータ3からの切換信号SOUT3のオンデューティが10
0%になれば、パワートランジスタ8のオンデューティ
を100%にすることができる。
【0056】本実施例においては、平均電流Ia と基準
値Iref とに基づいて誤差増幅を行ったが、インバータ
回路7の出力電圧Vとこれに対応する比較値Vref とに
基づいて誤差増幅を行う誤動作増幅回路1に構成するこ
とも可能である。
値Iref とに基づいて誤差増幅を行ったが、インバータ
回路7の出力電圧Vとこれに対応する比較値Vref とに
基づいて誤差増幅を行う誤動作増幅回路1に構成するこ
とも可能である。
【0057】そして、オンデューティを0〜100%で
PWM制御するチョッパ回路にも同様の効果がある。
又、本実施例の以外に図3に示す回路として構成するこ
とも可能である。つまり、エクスクルーシブ・オア回路
9の代わりにエクスクルーシブ・ノア回路12を使用
し、三角波出力回路2から出力される方形波信号SOUT4
をインバータ11を介して前記エクスクルーシブ・ノア
回路12の他端及びD形フリップフロップ回路10のデ
ータ入力端子Dに出力する。
PWM制御するチョッパ回路にも同様の効果がある。
又、本実施例の以外に図3に示す回路として構成するこ
とも可能である。つまり、エクスクルーシブ・オア回路
9の代わりにエクスクルーシブ・ノア回路12を使用
し、三角波出力回路2から出力される方形波信号SOUT4
をインバータ11を介して前記エクスクルーシブ・ノア
回路12の他端及びD形フリップフロップ回路10のデ
ータ入力端子Dに出力する。
【0058】通常、三角波出力回路2の方形波信号SOU
T4のレベルはデジタル回路の信号レベルと異なり、方形
波信号SOUT4のレベルが高くなる場合が多い。そのた
め、インバータ11によってデジタル回路に出力する方
形波信号SOUT4のレベルとD形フリップフロップ回路1
1の信号レベルとの整合を取ることができる。又、イン
バータ11を使用したことにより、論理動作の整合を取
るため、エクスクルーシブ・ノア回路12を使用した。
T4のレベルはデジタル回路の信号レベルと異なり、方形
波信号SOUT4のレベルが高くなる場合が多い。そのた
め、インバータ11によってデジタル回路に出力する方
形波信号SOUT4のレベルとD形フリップフロップ回路1
1の信号レベルとの整合を取ることができる。又、イン
バータ11を使用したことにより、論理動作の整合を取
るため、エクスクルーシブ・ノア回路12を使用した。
【0059】又、インバータ11をバッファにすればエ
クスクルーシブ・オア回路9を使用することができる。
本実施例においては、インバータ回路7のパワートラン
ジスタ8をオン・オフ制御をするPWM制御装置に具体
化したが、この他に直流モータを駆動制御するためのパ
ワートランジスタをオン・オフ制御するPWM制御装置
として使用することも可能である。
クスクルーシブ・オア回路9を使用することができる。
本実施例においては、インバータ回路7のパワートラン
ジスタ8をオン・オフ制御をするPWM制御装置に具体
化したが、この他に直流モータを駆動制御するためのパ
ワートランジスタをオン・オフ制御するPWM制御装置
として使用することも可能である。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、キ
ャリアの一周期内で2回以上の異常なインバータ回路に
おけるスイッチング素子のオン・オフを防止し、スイッ
チング損失の低減及びスイッチング素子の破壊を防止す
ることができる優れた効果がある。
ャリアの一周期内で2回以上の異常なインバータ回路に
おけるスイッチング素子のオン・オフを防止し、スイッ
チング損失の低減及びスイッチング素子の破壊を防止す
ることができる優れた効果がある。
【図1】本発明にかかるPWM制御装置の電気ブロック
図である。
図である。
【図2】誤差増幅回路からの比較値SOUT1にスイッチン
グノイズが含まれたときのタイムチャート図である。
グノイズが含まれたときのタイムチャート図である。
【図3】基準値の変動により比較値SOUT1が変動したと
きのタイムチャート図である。
きのタイムチャート図である。
【図4】三角波信号にスイッチングノイズが含まれたと
きのタイムチャート図である。
きのタイムチャート図である。
【図5】PWM制御装置の別例を示す電気ブロック図で
ある。
ある。
【図6】従来のPWM制御装置を示す電気ブロック図で
ある。
ある。
【図7】従来のPWM制御装置の動作を示すタイムチャ
ート図である。
ート図である。
1…比較レベル生成回路としての誤差増幅回路、2…方
形波出力回路を兼用した三角波出力回路、3…比較切換
回路としてのコンパレータ、8…スイッチング素子とし
てのパワートランジスタ、9…検出回路としてのエクス
クルーシブ・オア回路、10…反転制御回路としてのD
形フリップフロップ回路、SOUT1…比較値、SOUT2…三
角波信号、SOUT3…切換信号、SOUT4…方形波信号、S
OUT5…パルス信号、SOUT6…スイッチング信号
形波出力回路を兼用した三角波出力回路、3…比較切換
回路としてのコンパレータ、8…スイッチング素子とし
てのパワートランジスタ、9…検出回路としてのエクス
クルーシブ・オア回路、10…反転制御回路としてのD
形フリップフロップ回路、SOUT1…比較値、SOUT2…三
角波信号、SOUT3…切換信号、SOUT4…方形波信号、S
OUT5…パルス信号、SOUT6…スイッチング信号
Claims (1)
- 【請求項1】 基準となる三角波信号を出力する三角波
出力回路と、 レベルが可変可能な比較値を出力する比較レベル生成回
路と、 前記三角波信号のレベルと比較値のレベルとを比較し、
前記三角波信号のレベルが比較値のレベルを超えたとき
スイッチング素子をオン又はオフさせ、三角波信号のレ
ベルが比較値のレベルを超えなかったとき前記スイッチ
ング素子をオフ又はオンさせるための切換信号を出力す
る比較切換回路と、 前記三角波信号の立上がり区間に対応して第1のレベル
となり、該三角波信号の立下がり区間に対応して前記第
1のレベルと異なる第2のレベルとなる方形波信号を出
力する方形波出力回路と、 前記方形波信号の第1のレベル区間又は第2のレベル区
間毎にその区間における前記切換信号の変化を検出して
パルス信号を生成する検出回路と、 前記検出回路から出力されるパルス信号と方形波信号と
を比較し、その区間毎の最初のパルス信号に基づいて前
記スイッチング素子のオン又はオフの切換を行わせるた
めのスイッチング信号を出力する駆動制御回路とを備え
たPWM制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4242280A JP2757704B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | Pwm制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4242280A JP2757704B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | Pwm制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0698549A JPH0698549A (ja) | 1994-04-08 |
JP2757704B2 true JP2757704B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=17086916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4242280A Expired - Lifetime JP2757704B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | Pwm制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2757704B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP4242280A patent/JP2757704B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0698549A (ja) | 1994-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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|
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