JP5499431B2 - 三角波発生回路 - Google Patents

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本発明は、PWM(Pulse Width Modulation)変調等に使用する三角波信号を生成する三角波発生回路に関する。
PWM変調等に使用する三角波信号を生成する三角波発生回路は、例えば、D級増幅器に使用される。このD級増幅器は、消費電力が少ないことから最近では、携帯電話機等の携帯端末に搭載されている。
従来の三角波発生回路の構成の一例を図6に示す(例えば、特許文献1参照)。
同図において、電源電圧VCCが供給される電源端子100と接地間に抵抗R20、R21、R22、R23の直列回路が接続されており、抵抗R20、21との接続点はスイッチ101を介してコンパレータを構成するオペアンプ103の非反転入力端子に接続されている。
また、抵抗R22、23との接続点はスイッチ102を介してオペアンプ103の非反転入力端子に接続されている。オペアンプ103の出力端は、インバータ104、105、106を介して端子108に接続されている。
また、インバータ104の出力間は、インバータ107、抵抗R24を介して三角波信号の出力端子109に接続されており、出力端子109は、コンデンサC10を介して接地されている。端子108から出力される信号CLKによりスイッチ101、102のオン、オフ状態が制御されるようになっている。すなわち、スイッチ101は、信号CLKがローレベルのときにオン状態、ハイレベルでオフ状態となり、スイッチ102は、信号CLKがハイレベルのときにオン状態、ローレベルでオフ状態となるように制御される。
また、出力端子109は、オペアンプ103の反転入力端子に接続されている。
上記構成において、図7に示すように端子108から出力される信号CLKがローレベルになると、スイッチ101がオン状態、スイッチ102がオフ状態となり、オペアンプ103の非反転入力端子の比較電圧は、VREF1となる。このとき、スイッチ102がオフ状態になるまでの出力端子109の出力レベルはVREF2となっている。したがって、オペアンプ103の出力は上昇し、コンデンサC10は抵抗R24を介して充電され、コンデンサC10の端子電圧である出力端子109の電位は、上昇する。
したがって、オペアンプ103の反転入力端子の電圧レベルが比較電圧VREF1に達すると、オペアンプ103の出力はローレベルになるので、端子108から出力される信号CLKはハイレベルとなり、スイッチ101がオフ状態となり、スイッチ102がオン状態となる。
この結果、コンデンサC10の充電電荷は抵抗R24を介して放電され、コンデンサC10の端子電圧は低下し始める。
コンデンサC10の端子電圧がVREF2に達すると、オペアンプの出力はハイレベルになるので、信号CLKのレベルはローレベルとなり、スイッチ101がオン状態、スイッチ102がオフ状態となり、オペアンプ103の非反転入力端子の比較電圧は、VREF1に切り替わる。このようにして、コンデンサC10、抵抗Rの充放電が繰り返し行われることにより三角波信号TRIPが出力端子109より出力される。
特開2004−104645号公報
しかしながら、図6に示した従来の三角波発生回路にあっては、三角波信号を生成するのに、その波高値を規定するコンパレータの比較電圧を、電源電圧を分圧することにより得ているため、図8に示すように、電源電圧VCCが変動すると、三角波信号TRIPの波高値が変化してしまい、また三角波信号の中心レベルも電源電圧の変動により変化してしまうという問題が有った。
携帯端末等に搭載されるD級増幅器では、PWM変調を行うのに、三角波発生回路から出力される三角波信号を使用しているが、三角波発生回路から出力される三角波信号は、この他に、出力信号がクリップされるのを防止するための制御を行なうクリップ防止回路にも使用されている。
このクリップ防止回路を有するD級増幅器の構成例を図9に示す。同図において、D級増幅器は、アンプ部200と、三角波発生回路250と、クリップ防止回路300とから構成されている。アンプ部200は、入力アナログ信号から負荷を駆動するディジタル信号を生成する回路であり、主要構成要素として、誤差積分器204と、パルス幅変調器205とを有している。
また、三角波発生回路250は、0Vから電源電圧VCCの範囲内で直線状のスロープを描いて変化する一定周期の三角波信号を生成し、アンプ部200と、クリップ防止回路300に供給する回路である。クリップ防止回路300は、アンプ部200内の所定のノードから取り出される信号を監視し、この信号レベルが所定の範囲から外れた場合に出力ディジタル信号VOpまたは、VOnがクリップ状態またはそれに近い状態になったとみなし、入力アナログ信号を断続的に減衰させることを指令する減衰出力信号SWを発生し、アンプ部200に供給する回路である。
クリップ防止回路は、アンプ部200内の所定のノードから取り出される信号を監視し、出力ディジタル信号VOpまたは、VOnがクリップ状態またはそれに近い状態になった場合に、上記所定範囲から外れた信号レベルに応じた比較信号VCを生成するVC生成回路301と、VC生成回路301の出力と、三角波発生回路250から出力される三角波信号とを比較し、減衰指令信号SWを出力するコンパレータ302とを有している。
また、正相入力端子201と、逆相入力端子202との間には抵抗R30、R33を介してスイッチ素子203が接続されている。
上記構成からなるD級増幅器の動作波形を図10に示す。入力端子201、202より正相、逆相2相の入力信号VIp,VInが入力されるが、ここでは、説明の便宜上、入力信号VIpについてのみ示す。入力端子201から入力される入力信号(図10A)のレベルが所定範囲を超えると、該所定範囲を超えたレベルに応じた大きさの比較信号VCがVC生成回路により生成され、コンパレータ302の非反転入力端子に入力される。
他方、コンパレータ302の反転入力端子には三角波発生回路250から出力される三角波信号TRIP(図10(B))が基準信号として入力される。
コンパレータ302では、比較信号VCと基準信号である三角波信号TRIPとが比較され、その結果得られる減衰指令信号SW(図10(C))を正相入力端子201と、逆相入力端子202との間に接続されたスイッチ素子203のゲートに出力する。
上記減衰指令信号SWにより、入力信号は間引かれた状態で誤差積分器204に入力される(図10(D))。この信号が誤差積分器204で積分され、元の入力信号より減衰された出力ディジタル信号にクリップを発生させないレベルの信号となり(図10(E))、パルス幅変調器205に入力される。
このようにして、出力端子207から出力される出力ディジタル信号VOpがクリップ状態となるのが回避される。
ここで、携帯通信端末では、データの送受信時に電源電圧が周期的に低下するような電源変動が発生する。図6に示した構成の三角波発生回路では、三角波信号の波高値を、電源電圧を分圧した電圧で決定しているために、この三角波発生回路を上述したクリップ防止回路を有するD級増幅器に適用した場合には電源電圧が低下した場合に、三角波信号の波高値が低下し、減衰指令信号SWのパルス幅が大きくなり、それ故、入力信号の間引き幅が大きくなり、必要以上に入力信号を減衰させることとなり、クリップ防止のための入力信号の減衰制御を適切に行なえず、また、三角波信号の中心レベルが変動しても上記減衰制御を適切に行なえないという問題が有った。
また、クリップ防止回路に使用する三角波信号として正相、逆相の2相の三角波信号を使用したい場合がある。この場合に、2つの電流源を、スイッチを介してコンデンサに充放電して三角波信号を生成する三角波信号発生回路を2組、設けて、それぞれ、互いに逆相の信号で、上記スイッチを動作させて正相、逆相の三角波信号を生成することができるが、電源電圧が変動すると、正相、逆相の2つの三角波信号にオフセットが生じるという問題がある。
正相、逆相の2つの三角波信号を生成する三角波生成回路として、図11に示す回路構成が考えられる。
同図において、電源電圧VCCが供給される端子400は定電流源401と、スイッチ402、スイッチ403、定電流源404を介して接地されている。
スイッチ402とスイッチ403の接続点はコンデンサC22を介して接地されている。
また、スイッチ402とスイッチ403の接続点は正相の三角波信号TRIPを出力する出力端子409に接続されている。
さらに、スイッチ402とスイッチ403の接続点はバッファとして機能するオペアンプ405の非反転入力端子に接続され、オペアンプ405の出力端は、抵抗R41、42の直列回路を介して逆相の三角波信号TRINを出力する出力端子410に接続されている。オペアンプ405の反転入力端子は出力端子に短絡されている。
抵抗R41と抵抗R42の接続点はオペアンプ407の反転入力端子に接続され、オペアンプ407の非反転入力端子は基準電圧VREFを供給する基準電源408を介して接地され、かつオペアンプ407の出力端子は、出力端子410に接続されている。ここで、抵抗R41と抵抗R42の抵抗値は同一とし、抵抗R41、R42及びオペアンプ407からなる反転増幅器のゲインは1に設定されている。
また、バッファとして機能するオペアンプ406の非反転入力端子は、基準電源408を介して接地され、オペアンプ406の反転入力端子はその出力端子に短絡され、オペアンプ406の出力端子は、抵抗R40を介して出力端子409に接続されている。
上記構成において、基準電源408により基準電圧VREFがバッファとして機能するオペアンプ406、抵抗R40を介してスイッチ402とスイッチ403の接続点の電位に加算されるように供給される。したがって、スイッチ402をオン状態として、定電流源401によりコンデンサC22の端子電圧が基準電圧VREFを中心レベルとして、正方向の所定の波高値になるまで充電し、コンデンサC22の端子電圧が所定の波高値となった時点で、スイッチ402をオフ状態とし、かつスイッチ403をオン状態とする。
これによりコンデンサC22は定電流源404を介して放電され、コンデンサC22の端子電圧が基準電圧VREFを中心レベルとして、負方向の所定の波高値になった時点で、スイッチ403をオフ状態とし、スイッチ402をオン状態とする。
このようにして、コンデンサC22の充放電を繰り返すことにより、基準電圧VREFを中心レベルとして、正相の三角波信号TRIPが出力端子409より出力される。
他方、この正相の三角波信号TRIPは、バッファとして機能するオペアンプ405を介して、抵抗R41、R42及びオペアンプ407からなる反転増幅器に入力される。
抵抗R41とR42の接続点は、非反転入力端子と同電位になるので、三角波信号TRIPは、上記反転増幅器により基準電圧VREFを中心レベルとして、反転された逆相の三角波信号TRINが出力端子410より出力される。
上述したように、図11に示す回路構成で正相、逆相の2つの三角波信号を生成する場合には、回路構成が複雑化し、部品点数が多くなり、消費電力が多くなるという問題が有った。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、電源電圧の変動の影響をうけにくく、かつ電源電圧変動時に三角波信号の中心レベルの変動が小さい三角波発生回路を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、簡単な構成で正相、逆相の2つの三角波信号を出力することができる三角波発生回路を提供することを第2の目的とする。
本発明の三角波発生回路は、コンデンサと、前記コンデンサに一定電流を供給して充電する第1の定電流源と、前記コンデンサの充電電荷を放電させる第2の定電流源と、前記第1の定電流源と前記コンデンサとの間に接続される第1のスイッチ手段と、前記第2の定電流源と前記コンデンサとの間に接続される第2のスイッチ手段と、を有し、前記第1のスイッチ手段と前記第2のスイッチ手段を交互に一定周期でオンオフ制御させることにより前記コンデンサの端子電圧を三角波信号として出力する三角波発生回路であって、前記三角波信号の出力端に調整抵抗を介して接続され、該三角波信号の中心電圧となる基準電圧を前記出力端へ供給する基準電圧生成回路を有し、前記基準電圧生成回路は、電源電圧を分圧して得られる電圧を入力電圧とし、電源電圧の変動に比して十分、時定数の大きい時定回路と、前記時定回路を介して出力される前記入力電圧を基準電圧として前記三角波信号の出力端に前記調整抵抗を介して出力するバッファとを有することを特徴とする。
上記構成からなる本発明の三角波発生回路によれば、電源電圧の変動に影響を受けずに一定電流を供給することができる第1の定電流源によりコンデンサに一定電流を供給して正方向の所定の波高値まで充電し、第2の定電流源により上記コンデンサの充電電荷を負方向の所定の波高値まで放電させ、この充放電を一定周期で繰り返すことにより、電源電圧の影響の少ない基準電圧を中心レベルとして電源電圧の変動を受けることなく、所定の波高値の三角波信号を生成することができる。
また、電源電圧の変動により、中心レベルの変動が少ない三角波信号を生成することができる。
記構成の本発明の三角波発生回路によれば、三角波信号の中心レベルとなる基準電圧が電源回路の変動に比して十分、時定数の大きい時定回路によりバッファを介して供給されるので、電源電圧が変動しても三角波信号の中心レベルの変動が小さくなり、電源電圧の変動の影響を抑制することができる。
また、本発明の三角波発生回路は、前記コンデンサの端子電圧を第1の三角波信号として出力し、前記第1の三角波信号を出力する第1出力端電気的に接続され、該第1の三角波信号を入力信号とし、該第1の三角波信号と位相が180°異なる第2の三角波信号を第2出力端子より出力する反転増幅器を有することを特徴とする。
また、本発明の三角波発生回路は、前記反転増幅器は、一端が前記コンデンサの前記第1出力端子と接続される側の端子に接続され、他端が帰還抵抗を介して前記第2出力端子に接続される入力抵抗と、前記時定回路の出力が非反転入力端子に接続され、かつ前記入力抵抗と前記帰還抵抗の一端との接続点が反転入力端子に接続され、出力端が前記帰還抵抗の他端及び前記第2出力端子に接続されるオペアンプを有する、ことを特徴とする。
上記構成からなる本発明の三角波発生回路によれば、電源電圧の変動に影響を受けずに一定電流を供給することができる第1の定電流源によりコンデンサに一定電流を供給して正方向の所定の波高値まで充電し、第2の定流源により上記コンデンサの充電電荷を負方向の所定の波高値まで放電させ、この充放電を一定周期で繰り返すことにより、電源電圧の影響の少ない基準電圧を中心レベルとして電源電圧の変動を受けることなく、所定の波高値の第1の三角波信号を生成することができる。
また、上記第1の三角波信号を入力信号とし、該第1の三角波信号と位相が180°異なる第2の三角波信号を第2出力端子より出力する反転増幅器を設け、この反転増幅器の入力抵抗と基準電圧供給用の抵抗とを兼用するように構成したので、簡単な構成で正相、逆相の2つの三角波信号を生成することができる三角波生成回路を実現することができる。
また、部品点数が少なくて済み、消費電力の低減が図れる。
以上説明したように、本発明によれば、電源電圧の変動の影響をうけにくく、かつ電源電圧変動時に三角波信号の中心レベルの変動が小さい三角波発生回路を実現することができる。
また、本発明によれば、簡単な構成で正相、逆相の2つの三角波信号を出力することができる三角波発生回路を実現することができる。また、部品点数が少なくて済み、消費電力の低減が図れる。
以下、本発明の実施形態に係る三角波発生回路を、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る三角波発生回路の構成を図1に示す。同図において、電源電圧VCCが供給される電源端子10は、定電流源11、スイッチ12、13、定電流源14を介して接地されている。スイッチ12とスイッチ13の接続点はコンデンサC1を介して接地されると共に、三角波信号TRIPを出力する出力端子15に接続されている。
また、電源電圧VCCが供給される電源端子17は抵抗R1、R2の直列回路を介して接地されている。抵抗R1、R2の接続点はR0を介してオペアンプ16の非反転入力端子に接続されている。また、オペアンプ16の非反転入力端子は、コンデンサC0を介して接地されている。抵抗R0及びコンデンサC0は時定回路20を構成しており、電源電圧の変動に比して十分、時定数が大きくなるように、抵抗R0の抵抗値及びコンデンサC0の容量値が選択されている。
オペアンプ16の非反転入力端子に接続されるノードN1には、電源電圧VCCを分圧して得られる電圧が、時定回路20を介して基準電圧VREFとして供給される。
また、オペアンプ16の反転入力端子とオペアンプ16の出力端子は短絡されており、オペアンプ16の出力端子は抵抗R3を介してスイッチ12とスイッチ13の接続点に接続されている。
また、スイッチ12は制御信号CSにより、またスイッチ13は制御信号CSを反転した制御信号/CSによりスイッチング制御されるようになっている。
上記構成において、スイッチ12とスイッチ13の接続点にはバッファとして機能するオペアンプ16、抵抗R3を介して基準電圧VREFが供給されている。この状態で、制御信号CSによりスイッチ12がオン状態となり、定電流源11よりコンデンサC1に電流が供給され、コンデンサC1の充電が開始される。
この結果、コンデンサC1の端子電圧が基準電圧VREFを中心レベルとして、上昇を開始し、正方向の所定の波高値に達すると、制御信号CSによりスイッチ12がオフ状態となり、制御信号/CSによりスイッチ13がオン状態となり、コンデンサC1の充電電荷が定電流源14を介して放電を開始する。
コンデンサC1の端子電圧が基準電圧VREFを中心レベルとして、負方向の所定の波高値に達すると、制御信号/CSによりスイッチ13がオフ状態となり、コンデンサC1の放電が停止されると共に、制御信号CSによりスイッチ12がオン状態となり、コンデンサC1の充電が開始される。
このようにして、定電流源11、14によりコンデンサC1を一定周期で充放電を繰り返すことにより、基準電圧VREFを中心レベルにして所定の波高値の三角波信号TRIPが出力端子15より出力される。
このような状態下において、図2(A)に示すように電源電圧VCCのレベルが時刻t1と時刻t2との間で低下すると、三角波信号の中心レベルとなる基準電圧VREFは、電源電圧の変動に比して、十分、時定数が大きくなるように設定された時定回路20を介してスイッチ12とスイッチ13の接続点に供給されるので、出力される三角波信号TRIPの中心レベルの変動が極めて少なくなる(図2(B))。
また、定電流源11、14によりコンデンサC1を一定周期で充放電を繰り返すようにしているので、三角波信号TRIPの波高値は電源電圧の変動の影響を受けず、一定に保持される(図2(C))。
上記構成からなる本発明の第1実施形態に係る三角波発生回路を既述したD級増幅器のクリップ防止回路に適用した例を図3に示す。D級増幅器の構成は、図9と基本的に同一であるが、重複する説明を避けるため、要部の構成のみを示す。
図3において、電源電圧VCCが供給される電源端子30は、定電流源31、スイッチ32、コンデンサC10を介して接地されている。スイッチ32とコンデンサC10との接続点は抵抗R10を介して接地されている。
また、スイッチ32とコンデンサC10の接続点はコンパレータ34の非反転入力端子に接続されており、コンパレータ34の反転入力端子には、本発明の第1実施形態に係る三角波発生回路33の出力信号である三角波信号TRIPが入力されるようになっている。
また、コンパレータ34の出力端は出力端子35に接続されている。スイッチ32は、図示してないD級増幅器のアンプ部に入力された入力信号が過大となり、アンプ部の出力信号がクリップ状態となったときにのみ制御信号CPによりオン状態となるように制御されるようになっており、通常はオフ状態となっている。
上記構成において、D級増幅器のアンプ部に入力された入力信号が所定の範囲を超えた場合に制御信号CPによりスイッチ32がオン状態となり、定電流源31よりコンデンサC10に電流が供給され、コンデンサC10の端子電圧が上昇し、上記アンプ部の出力信号のクリップレベルに応じたレベルに達した時点でスイッチ32はオフ状態となり、コンパレータ34の非反転入力端子には上記クリップレベルに応じた比較電圧VCが入力される。
他方、コンパレータ34の反転入力端子には、三角波発生回路33の出力信号TRIPが入力され、コンパレータ34では比較信号VCと三角波信号TRIPとの大小関係が比較され、この結果、比較信号VCがVC>TRIPとなる期間ハイレベルとなるパルス列信号が減衰指令信号SWとしてコンパレータ34より出力端子35に出力される。このときの動作波形は図10に示した通りである。
このクリップ防止回路に用いられる三角波発生回路33は、その出力である三角波信号の波高値が電源電圧の変動の影響を受けにくく、かつ電源電圧変動時に三角波信号の中心レベルの変動が小さいので、本実施形態に係る三角波発生回路を用いることにより、D級増幅器のアンプ部の入力信号が過大となった場合に入力信号の減衰制御を行なうのに適切なパルス幅の減衰指令信号SWを出力することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る三角波発生回路の構成を図4に示す。同図において、電源電圧VCが供給される電源端子40は、定電流源41、スイッチ42、43及び定電流源44の直列回路を介して接地されている。また、スイッチ42とスイッチ43との接続点はコンデンサC20を介して接地されていると共に、正相の三角波信号TRIPを出力する出力端子47に接続されている。
また、スイッチ42とスイッチ43との接続点は抵抗R20、R21の直列回路を介して逆相の三角波信号TRINを出力する出力端子48に接続されている。
抵抗R20と抵抗R21の接続点はオペアンプ45の反転入力端子に接続され、オペアンプ45の非反転入力端子は基準電圧VREFを供給する基準電源46を介して接地されている。
また、オペアンプ45の出力端は出力端子48に接続されている。抵抗R20、R21及びオペアンプ45で反転増幅器を構成しており、抵抗R20は反転増幅器のゲインを帰還抵抗であるR21と共に決定する入力抵抗であると同時に、スイッチ42とスイッチ43との接続点、すなわち、正相の三角波信号TRIPを出力する出力端子47に基準電圧を供給する抵抗との機能を兼ねている。抵抗R20、R21の抵抗値は同一であり、上記反転増幅器のゲインは1である。
上記構成において、制御信号CSによりスイッチ42がオン状態となると、定電流源41よりコンデンサC20に電流が供給され、コンデンサC20の充電が開始される。
一方、抵抗R20、R21の接続点には、抵抗R20、R21及びオペアンプ45から構成される反転増幅器により基準電圧VREFが供給される。すなわち、抵抗R20、R21の接続点は、反転増幅器において、非反転入力端子の電位とイマジナリーショートにより同電位となるため、抵抗R20を介してスイッチ42とスイッチ43の接続点に発生する電圧が加算された電圧が出力端子47に出力されることになる。
この結果、コンデンサC20の端子電圧が基準電圧VREFを中心レベルとして、上昇を開始し、正方向の所定の波高値に達すると、制御信号CSによりスイッチ42がオフ状態となり、制御信号/CSによりスイッチ43がオン状態となり、コンデンサC20の充電電荷が定電流源44を介して放電を開始する。
コンデンサC20の端子電圧が基準電圧VREFを中心レベルとして、負方向の所定の波高値に達すると、制御信号/CSによりスイッチ43がオフ状態となり、コンデンサC20の放電が停止されると共に、制御信号CSによりスイッチ42がオン状態となり、コンデンサC20の充電が開始される。
このようにして、定電流源41、44によりコンデンサC20を一定周期で充放電を繰り返すことにより、基準電圧VREFを中心レベルにして所定の波高値の正相の三角波信号TRIPが出力端子47より出力される。
この正相の三角波信号TRIPは、抵抗R20、R21及びオペアンプ45から構成されるゲイン1の反転増幅器に抵抗R20を介して入力され、抵抗R20、R21の接続点の電位が、基準電圧VREFであるので、出力端子48には、基準電圧VREFに三角波信号TRIPを反転した信号が加算された信号が出力される。すなわち、基準電圧VREFを中心レベルにして所定の波高値の逆相の三角波信号TRINが出力端子48から出力される。
本発明の第2実施形態に係る三角波発生回路によれば、電源電圧の変動に影響を受けずに一定電流を供給することができる第1の定電流源によりコンデンサに一定電流を供給して正方向の所定の波高値まで充電し、第2の定電流源により上記コンデンサの充電電荷を負方向の所定の波高値まで放電させ、この充放電を一定周期で繰り返すことにより、電源電圧の影響の少ない基準電圧を中心レベルとして電源電圧の変動を受けることなく、所定の波高値の第1の三角波信号を生成することができる。
また、上記第1の三角波信号を入力信号とし、該第1の三角波信号と位相が180°異なる第2の三角波信号を第2出力端子より出力する反転増幅器を設け、この反転増幅器の入力抵抗と基準電圧供給用の抵抗とを兼用するように構成したので、簡単な構成で正相、逆相の2つの三角波信号を生成することができる三角波生成回路を実現することができる。
また、部品点数が少なくて済み、消費電力の低減が図れる。
次に、本発明の第2実施形態に係る三角波発生回路をD級増幅器のクリップ防止回路に適用した構成例を図5に示す。同図において、D級増幅器は、アンプ部50と、三角波発生回路60と、クリップ防止回路70とから構成されている。アンプ部50は、入力アナログ信号から負荷を駆動するディジタル信号を生成する回路であり、主要構成要素として、誤差積分器55と、パルス幅変調器56とを有している。
また、三角波発生回路60は、0Vから電源電圧VCCの範囲内で直線状のスロープを描いて変化する一定周期の正相、逆相の2つの三角波信号を生成し、アンプ部50と、クリップ防止回路70に供給する回路である。クリップ防止回路70は、アンプ部50内の所定のノード、具体的にはノードN53,N54を監視し、この信号レベルが所定の範囲から外れた場合に出力端子57、58より出力される出力ディジタル信号VOnまたは、VOpがクリップ状態またはそれに近い状態になったとみなし、入力アナログ信号を断続的に減衰させることを指令する減衰出力信号SWを発生し、アンプ部50に供給する回路である。
クリップ防止回路は、誤差積分器55の入力端から取り出される信号を監視し、出力ディジタル信号VOpまたは、VOnがクリップ状態またはそれに近い状態になった場合に、上記所定範囲から外れた信号レベルに応じた比較信号VCを生成するVC生成回路700と、三角波発生回路60から出力される正相、逆相の三角波信号TRIP,TRINをそれぞれ、基準電圧とし、かつVC生成回路700の出力を比較電圧とするコンパレータ72、73と、コンパレータ72、73の出力の論理和をとり,減衰指令信号SWを出力するNORゲート74とを有している。
VC生成回路700は、出力ディジタル信号VOpまたは、VOnがクリップ状態またはそれに近い状態になった場合に動作する、電流源を内蔵するコンパレータ71と、コンパレータ71の出力端と接地間に接続されるコンデンサC30と、抵抗R56とを有している。
また、正相入力端子51と、逆相入力端子52との間には抵抗R50、R53を介してスイッチ素子54が接続されている。
上記構成からなるD級増幅器の動作について説明する。入力端子51、52より正相、逆相2相の入力信号VIp,VInが入力されると、その入力信号のレベルが所定範囲を超えると、具体的には誤差積分器55の入力信号VDN,VDPが基準電圧レベルVLEVを超えると、該所定範囲を超えたレベルに応じた大きさの比較信号VCがVC生成回路700により生成され、コンパレータ72、73の反転入力端子に入力される。
他方、コンパレータ72の非反転入力端子には三角波発生回路60から出力される正相の三角波信号TRIPが基準信号として入力される。
また、コンパレータ73の非反転入力端子には三角波発生回路60から出力される逆相の三角波信号TRINが基準信号として入力される。
コンパレータ72では、比較信号VCと基準信号である三角波信号TRIPとが、またコンパレータ73では、比較信号VCと基準信号である三角波信号TRINとが、比較され、その比較結果がNORゲートにより論理和がとられ、パルス列信号が出力端子75より減衰指令信号SWとして入力端子53を介してスイッチ素子54のゲートに入力される。
上記減衰指令信号SWにより、入力端子51、52より入力される入力信号は間引かれた状態で誤差積分器55に入力され、この信号が誤差積分器55で積分され、元の入力信号より減衰された出力ディジタル信号にクリップを発生させないレベルの信号となり、パルス幅変調器56に入力される。
このようにして、出力端子57から出力される出力ディジタル信号VOpがクリップ状態となるのが回避される。
本発明の第2実施形態に係る三角波発生回路を、正相、逆相の2つの三角波信号を必要とするD級増幅器のクリップ防止回路に使用すると、正相、逆相の2つの三角波信号を簡単な構成で、かつ部品点数が少なくて済み、消費電力の低減が図れる。
本発明の第1実施形態に係る三角波発生回路の構成を示す回路図。 図1に示した本発明の第1実施形態に係る三角波発生回路の動作を示す波形図。 図1に示した本発明の第1実施形態に係る三角波発生回路をD級増幅器に適用した構成例を示す回路図。 本発明の第2実施形態に係る三角波発生回路の構成を示す回路図。 本発明の第2実施形態に係る三角波発生回路をD級増幅器に適用した構成例を示す回路図。 従来の三角波発生回路の構成例を示す回路図。 図6に示した従来の三角波発生回路の動作を示す波形図。 図6に示した従来の三角波発生回路の電源電圧の変動時の動作を示す波形図。 クリップ防止回路を有するD級増幅器の構成例を示す回路図。 図9に示したD級増幅器におけるクリップ防止回路の動作を示す波形図。 正相、逆相の2つの三角波信号を生成する三角波発生回路の構成例を示す回路図。
符号の説明
10、30、40…電源端子、11、14、31、41、44…定電流源、12、13、42、43…スイッチ、20…時定回路、33、60…三角波発生回路、34、71、72、73…コンパレータ、35、47、48、57、58、75…出力端子、45…オペアンプ、46…基準電源、51、52…入力端子、54…スイッチ素子、55…誤差積分器、56…パルス幅変調回路(PWM)、74…NORゲート

Claims (3)

  1. コンデンサと、
    前記コンデンサに一定電流を供給して充電する第1の定電流源と、
    前記コンデンサの充電電荷を放電させる第2の定電流源と、
    前記第1の定電流源と前記コンデンサとの間に接続される第1のスイッチ手段と、
    前記第2の定電流源と前記コンデンサとの間に接続される第2のスイッチ手段と、
    を有し、
    前記第1のスイッチ手段と前記第2のスイッチ手段を交互に一定周期でオンオフ制御させることにより前記コンデンサの端子電圧を三角波信号として出力する三角波発生回路であって、
    前記三角波信号の出力端に調整抵抗を介して接続され、該三角波信号の中心電圧となる基準電圧を前記出力端へ供給する基準電圧生成回路を有し、
    前記基準電圧生成回路は、電源電圧を分圧して得られる電圧を入力電圧とし、電源電圧の変動に比して十分、時定数の大きい時定回路と、
    前記時定回路を介して出力される前記入力電圧を基準電圧として前記三角波信号の出力端に前記調整抵抗を介して出力するバッファとを有することを特徴とする三角波発生回路。
  2. 前記コンデンサの端子電圧を第1の三角波信号として出力し、
    前記第1の三角波信号を出力する第1出力端子に電気的に接続され、該第1の三角波信号を入力信号とし、該第1の三角波信号と位相が180°異なる第2の三角波信号を第2出力端子より出力する反転増幅器を有することを特徴とする請求項1に記載の三角波発生回路。
  3. 前記反転増幅器は、
    一端が前記コンデンサの前記第1出力端子と接続される側の端子に接続され、他端が帰還抵抗を介して前記第2出力端子に接続される入力抵抗と、
    前記時定回路の出力が非反転入力端子に接続され、かつ前記入力抵抗と前記帰還抵抗の一端との接続点が反転入力端子に接続され、出力端が前記帰還抵抗の他端及び前記第2出力端子に接続されるオペアンプを有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の三角波発生回路。
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