JP4955580B2 - スイッチングアンプ - Google Patents

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Description

本発明は、回路規模を縮小可能なパルス幅変調回路を有するスイッチングアンプに関する。
近年、携帯機器は多機能化している。このため、各部品は電力効率の良いものが求められる。例えば、消費電力の大きな拡声用スピーカを駆動するアンプとしては、電力効率の良さからスイッチングアンプが着目され普及しつつある。
一方、携帯機器の筐体は小型、薄型化の傾向にある。この点からすれば、スイッチングアンプとしては、スピーカとの間に挿入しているLCフィルタを不用とするフィルタレスであることが更に望ましい。ところが、従来方式のスイッチングアンプにおいて、LCフィルタを介在させずスピーカを直接接続した場合、信号無入力時にもスピーカには大きなリプル電流が流れるため、無駄な損失を発生し更にはスピーカを熱破壊する場合がある。また、スイッチングアンプの駆動周波数とその高調波成分が放射するノイズが他の電子機器に誤動作などの悪影響を与えることがある。このためにもLCフィルタの搭載が必須となっている。
このLCフィルタが必須であるという原因は、従来方式のスイッチングアンプの出力状態が2値であることによる。すなわち、この従来方式は、入力信号の振幅が大きくなるに従い1フレーム周期に対するパルス幅の占める割合が大きくなってパルス幅と1フレーム周期の比であるパルス幅変調信号のデューティ比が大きくなる。一方、入力信号の振幅が小さくなっても上記出力が2値であるためパルス幅変調信号のデューティ比が50%に近づくだけである。このことは、負荷に供給される電力は2値の電力の平均であるため、入力信号の無入力時であっても平均電力がゼロになるように負荷には無駄に大きなリプル電流が流れ電力が消費されている状態となっている。つまり、常に大きなリプル電流が流れて電力損失も大きく、またリプル電流の駆動周波数とその高調波成分がノイズを放射することになる。
この点に着目して、特許文献1では、不要な大きなリプル電流を発生することなく、電力供給に必要な期間だけ電力を供給することによりフィルタレスを実現した3値の出力状態を有するスイッチングアンプが例示されている。すなわち、図9は、特許文献1のスイッチングアンプを駆動装置として例示した回路図であり、図10は、図9の三角波発生器41の回路図であり、図11は、図9の回路各部の信号波形図である。
図9において、駆動装置4は、三角波(立上り傾斜/立下り傾斜の波形が対称となっているランプ波)発生器41と、この三角波発生器41からのランプ波と信号基準レベルを中心として上レベル及び下レベルを相補的に交互に推移する二種類のレベル信号POS、NEGとを比較する比較器42、43と、比較器42の出力であるパルス幅変調信号CMP1でV1P、V1Nを生成するゲートドライブ回路44、比較器43の出力であるパルス幅変調信号CMP2でV2P、V2Nを生成するゲートドライブ回路45、ゲートドライブ回路44の出力V1P,V1Nにて駆動され出力POUTを生成するハーフブリッジ増幅器46と、ゲートドライブ回路45の出力V2P、V2Nにて駆動され出力NOUTを生成するハーフブリッジ増幅器47とを備えている。
図10において、三角波発生器41は、電源VCCから定電流を供給する電流源51と、グランドに定電流を放出する電流源52と、定電流で充放電することにより電圧ランプ波形RAMP2を生成するキャパシタCr2と、電流源51、52を切り替えるためのクロックCLKを発生させるクロック発生器55と、クロックCLKがLのときに電流源51とキャパシタCr2を接続するトランジスタ53と、クロックCLKがHのときに電流源52とキャパシタCr2を接続するトランジスタ54とを有することで実現できる。
この回路によって、クロックCLKがLのときキャパシタCr2を定電流で充電し、クロックCLKがHのときキャパシタCr2を定電流で放電することにより、三角波RAMP2(立上り傾斜/立下り傾斜の波形が対称となっているランプ波)を発生している。
図9に示す回路構成においては、各部の信号波形は図11のようになる。すなわち、比較器42及び43には、図11(a)に示すように三角波発生器41から基準信号である三角波が入力されると共に二種類の相補的なレベル信号POS及びNEGがそれぞれ入力される。図11(b)において、比較器42からはパルス幅変調信号CMP1が出力され、比較器43からはパルス幅変調信号CMP2が出力される。このパルス幅変調信号CMP1に基づきゲートドライブ回路44からは出力信号V1P、V1Nが得られ、パルス幅変調信号CMP2に基づきゲートドライブ回路45からは出力信号V2P、V2Nが得られる。そして、出力信号V1P、V1Nによりハーフブリッジ増幅器46から出力信号POUT、出力信号V2P、V2Nによりハーフブリッジ増幅器47から出力信号NOUTがそれぞれ得られる。
出力信号V1P、V1N、V2P、V2Nは、例えば図12に示すFET101、102からなるハーフブリッジ増幅器46と、FET103、104からなるハーフブリッジ増幅器47とが接続されたブリッジにあって駆動コイルL1を負荷とした回路の各FETのゲートに加えられ、FET101,102のオンオフ、FET103、104のオンオフを制御する。すなわち、出力信号の極性がPOUT-NOUTの場合を正極性とした場合、状態T8a(正極性側から負荷L1に電流を供給)、状態T8b(負極性側から負荷L1に電流を供給)、状態T8cまたはT8d(直流電圧源VCCからの電流供給なし)の3値の出力状態がある。出力信号が正極性の場合はT8aとT8cまたはT8dの比率により出力振幅が決まり、出力信号が負極性の場合はT8bとT8cまたはT8dの比率により出力振幅が決まり、信号無入力時はT8a、T8bの割合が最も小さく、T8c、T8dの割合が最も大きくなる。
従って、このスイッチングアンプは3値の出力状態を有し、その上信号無入力時は、直流電圧源VCCから電流が供給される状態T8a、T8bの期間が最小となり、無電流の状態T8c、T8dの期間が最大となるため、負荷には大きなリプル電流を流すことなくしかも必要な場合のみ電流を流すために、無駄な電力損失もなくノイズの発生も抑えられてスイッチングアンプのフィルタレス構成を可能としている。
US6614297B2明細書
このように特許文献1に例示される従来技術では、3値の出力状態に起因して大きなリプル電流を抑え必要時にのみ電流を流す構成であるため、無駄な電力損失もなくノイズの発生も抑えられたフィルタレス構成を可能とした。
ところが、ここでは三角波(立上り傾斜/立下り傾斜の波形が対称となっているランプ波)を得るための三角波発生器41が必要不可欠である。ここで、この三角波は、図10に示す電流源51がキャパシタCr2に供給する電流と電流源52が放出する電流のバランスによって中心電位が決まるため非常に不安定であり、三角波の中心電位を任意に決めることは困難である。従って、パルス幅変調回路の基準信号とするためには、三角波の中心電位を決定するための付加回路が必要となる。
付加回路を追加した構成の例としてPLL(フェーズ・ロックド・ループ)のように、生成された三角波を矩形波に変換し、変換した矩形波を入力側にフィードバックして、位相比較器によりキャパシタを充放電するための2つの電流源を選択制御するクロックと比較して、位相誤差が最小になるように三角波の中点電位を安定させる方法がある。この構成ではフィードバックを有するため位相補償のためのフィルタが必要であり、大きな抵抗、キャパシタが必要である。このように基準信号として使用できる安定した三角波を生成するためには、決して小さくはない付加回路が必要となるため回路規模が大きい。
このように、三角波発生器は、三角波の中心電位を決定するための付加回路が必要であるので、この三角波発生器41の存在が小型化のネックとなっており、更に集積化したLSIを得る場合の障害となっている。すなわち、回路規模の縮小化の障害となっている。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであって、出力側をフィルタレスとすることを前提に、回路規模を縮小化したスイッチングアンプを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の請求項1に記載のスイッチングアンプは、1フレーム期間内の基準信号として半フレームは第1のランプ波を生成し他の半フレームは前記第1のランプ波の次に続く第2のランプ波を生成するランプ波発生器を具え、
信号基準レベルを中心として上下レベルを相補的に交互に推移する二種類のレベル信号のうち片方のレベル信号と前記第1及び第2のランプ波とを比較する第1の比較器と、他の片方のレベル信号と前記第1及び第2のランプ波とを比較する第2の比較器とを具え、
前記第1のランプ波と交差する前記片方のレベル信号を検出する前記第1の比較器の出力変化と前記第2のランプ波と交差する他の片方のレベル信号を検出する前記第2の比較器の出力変化とによって生成される第1のパルス幅変調信号と、
前記第1のランプ波と交差する前記他の片方のレベル信号を検出する前記第2の比較器の出力変化と前記第2のランプ波と交差する前記片方のレベル信号を検出する前記第1の比較器の出力変化とによって生成される第2のパルス幅変調信号とを生成するパルス幅変調信号生成器を具えることを特徴とする。
また、請求項2に記載のスイッチングアンプは、請求項1に記載の発明において、第1と第2のランプ波の波高値の変動に追従して、前記信号基準レベルとして常に前記第1と第2ランプ波高値の中点レベルを生成する手段を具えることを特徴とする。
また、請求項3に記載のスイッチングアンプは、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記第1及び第2のランプ波の立下りエッジ毎に前記第1と第2の比較器の出力を初期化する手段を具え、
前記第1と第2の比較器が前記レベル信号と前記第1及び第2のランプ波とを比較する前に、前記第1と第2の比較器の出力を初期化することで、前記第1と第2の比較器の出力を立下がることを特徴とする。
また、請求項4に記載のスイッチングアンプは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、前記レベル信号の最大レベルを制限する手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項5に記載のスイッチングアンプは、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の発明において、駆動信号生成機能を有するパルス幅変調回路と、
このパルス幅変調回路の後段にあって負荷に電力を供給する駆動手段と、
前記負荷の両端の出力端子に現われる出力信号を入力信号が入力される入力端子側ヘフィードバックさせるフィードバック手段と、
前記フィードバック手段によりフィードバックされた出力信号を前記入力信号と比較して信号間の誤差を検出し、該信号間の誤差量に対応した誤差抑圧信号を生成する誤差抑圧手段と、を具えたことを特徴とする。
請求項1に記載のスイッチングアンプは、入力信号をパルス幅変調するために必要な基準信号発生器として、回路面積の小さなランプ波発生回路を使用しているため、LSIとして製造した場合小型化が可能である。
請求項2に記載のスイッチングアンプは、ランプ波の波高値にばらつきがあっても基準レベルとして常に中点レベルを得ることができる。
請求項3に記載のスイッチングアンプは、ランプ波の立下りエッジを正確なものとして、正確な比較器の出力を得ることができる。
請求項4に記載のスイッチングアンプは、レベル信号の大きさを制限することでランプ波の波高値からの逸脱を防止することができる。
請求項5に記載のスイッチングアンプは、直流電圧変動などの波高レベル変化や歪を低減することができる。
(第1実施形態)
以下、図を参照して本発明に係るスイッチングアンプの一実施形態を説明する。
図1は、本実施形態のスイッチングアンプを説明するための回路図であり、スイッチングアンプを駆動装置として例示した図である。図1において、駆動装置2を構成するスイッチングアンプは、ランプ波発生器21と、比較器22、23、パルス幅変調信号生成器24、ゲートドライブ回路25、26からなるパルス幅変調回路20と、ハーフブリッジ増幅器27、28にて構成されている。ランプ波(立上り傾斜と急峻な立下りエッジの波形)発生器21と、このランプ波発生器21からのランプ波と信号基準レベルを中心として上レベル及び下レベルを相補的に交互に推移する二種類のレベル信号POS、NEGとを比較する比較器22、23と、比較器22の出力信号CMP1及び比較器23の出力信号CMP2を入力してパルス幅変調信号PG及びNGを出力するパルス幅変調信号生成器24と、パルス幅変調信号PGでVP1P、VP1Nを生成するゲートドライブ回路25、パルス幅変調信号NGでVP2P、VP2Nを生成するゲートドライブ回路26、ゲートドライブ回路25の出力VP1P,VP1Nにて駆動され出力POUTを生成するハーフブリッジ増幅器27と、ゲートドライブ回路26の出力VP2P、VP2Nにて駆動され出力NOUTを生成するハーフブリッジ増幅器28とを備えている。
ここで、ランプ波発生器21は、半フレームにおいて、立上り傾斜を有するランプ波RAMPと急峻な立下りエッジに基づく初期化のためのパルス信号RSTを出力し、ランプ波RAMPはレベル信号POS、NEGとの比較のために比較器22、23に入力され、パルス信号RSTは比較器22、23の出力を初期化(立下げ)して、ランプ波RAMPとレベル信号POS、NEGとの正確な比較を行っている。また、パルス幅変調信号生成器24は、あるランプ波RAMPにて得られた比較器22、23の出力信号CMP1、CMP2を次のランプ波RAMPまで持続させて、あたかも従来の三角波の比較器出力(図10のCMP1、CMP2)と同等のパルス幅変調信号PG、NGを得るものである。そして、このランプ波発生器21及びパルス幅変調信号生成器24を設けることで従来の三角波発生器の設置よりも回路規模の縮小を図ろうとするものである。
なお、パルス信号RSTによる初期化を除き比較器22、23自体の機能、ゲートドライブ回路25、26の機能、ハーフブリッジ増幅器27、28の機能は、図9及び図11の場合と同様である。
このような図1に示す回路構成においては、各部の信号波形は図2のようになる。すなわち、比較器22及び23には、図2(a)に示すようにランプ波発生器21から基準信号であるランプ波RAMPが入力されると共にこのランプ波RAMPに続いて急峻な立下りエッジに伴うパルス信号RSTが初期化のために入力され、同時に二種類の相補的なレベル信号POS及びNEGがそれぞれ入力される。そして、比較器22ではランプ波RAMPとレベル信号POSとが比較され、比較器23ではランプ波RAMPとレベル信号NEGとが比較される。
ここで、パルス信号RSTは、急峻な立下りエッジの立下り期間をパルス幅としており、この立下りエッジのタイミングで図2(b)のRSTであるパルス波形を得ている。
図2(b)において、比較器22の出力信号CMP1は、ランプ波発生器21のランプ波RAMPとレベル信号POSとを比較した結果であり、パルス信号RSTにて終端する。また、比較器23の出力信号CMP2は、ランプ波発生器21のランプ波RAMPとレベル信号NEGとを比較した結果であり、パルス信号RSTにて終端する。この二つの出力信号CMP1、CMP2は、パルス幅変調信号生成器24に入力されてパルス幅変調信号PG、NGを出力する。ここでは、例えばランプ波RAMPとレベル信号POSとの交点から最大点(立下り開始点)までの出力信号CMP1を、隣接する次のランプ波RAMPとレベル信号NEGの交点まで持続させたパルス幅変調信号NGと、ランプ波RAMPとレベル信号NEGとの交点から最大点(立下り開始点)までの出力信号CMP2を隣接する次のランプ波RAMPとレベル信号POSの交点まで持続させたパルス幅変調信号PGとを得る。なお、ランプ波発生器21及びパルス幅変調信号生成器24の詳細は後述する。
このパルス幅変調信号PGに基づきゲートドライブ回路25からは出力信号VP1P、VP1Nが得られ、パルス幅変調信号NGに基づきゲートドライブ回路26からは出力信号VP2P、VP2Nが得られる。そして、出力信号VP1P、VP1Nによりハーフブリッジ増幅器27から出力信号POUT、出力信号VP2P、VP2Nによりハーフブリッジ増幅器28から出力信号NOUTがそれぞれ得られる。
出力信号POUT-NOUTについては、出力信号の極性がPOUT-NOUTの場合を正極性とした場合、状態T2a(正極性側から負荷に電流を供給)、状態T2b(負極性側から負荷に電流を供給)、状態T2cまたはT2d(直流電圧源からの電流供給なし)の3値の出力状態を有している。出力信号が正極性の場合はT2aとT2cまたはT2dの比率により出力振幅が決まり、出力信号が負極性の場合はT2bとT2cまたはT2dの比率により出力振幅が決まり、信号無入力時はT2a、T2bの割合が最も小さく、T2c、T2dの割合が最も大きくなる。
次に、ランプ波発生器21及びパルス幅変調信号生成器24について、図3及び図4を参照して説明する。
図3(a)は、ランプ波発生器21を例示したものである。ランプ波発生器21は、VCCから定電流を供給する電流源211と、定電流を供給することにより電圧ランプ波形RAMPを生成するキヤパシタCrと、電圧ランプ波形RAMPと基準レベルREFRとを比較する比較器212と、この比較器212の出力CNTRを遅延させてパルス出力RSTを生成する遅延回路213と、この遅延回路213のパルス出力RSTによる制御によりキャパシタCrに蓄積された電荷を放電するスイッチSWDとを有する。この回路によって、ランプ波RAMPが形成されると共にスイッチSWDの投入にてランプ波の急峻な立下りエッジが得られる。
図3(b)に示すパルス幅変調信号生成器24は、Dフリップフロップ(D−FFという)の組み合わせにて構成され、四つのD−FF241、242、243、244のうちD−FF241、244のクロック端子には比較器23からの出力信号CMP2が入力され、D−FF242、243のクロック端子には比較器22からの出力信号CMP1が入力される。したがって、各D−FFではクロック端子へ入力されるCMP1、CMP2の立上りのタイミングにて各D端子のH入力またはL入力の信号状態がQ端子に現れ保持されることになる。
一方、各D−FF241−244のD端子及びR端子には、ランプ波RAMPと同期して相互に反転状態にある二種類のクロック信号CLKP、CLKNが加えられる。この場合、R端子は、リセット端子であり、H入力にてD−FFのリセット状態、L入力にてD−FFのリセット解除状態となる。各D−FF241−244では、D−FF241、243にてクロック信号CLKPがD端子に、クロック信号CLKNがR端子に加えられ、また、D−FF242、244にてクロック信号CLKNがD端子に、クロック信号CLKPがR端子に加えられる。
更に、パルス幅変調信号生成器24には、D―FF245、246が備えられる。このD−FF245、246の各D端子にはVCCが加えられる。D−FF245のクロック端子にはD−FF241のQ出力ST1が加えられ、R端子にはD−FF242のQ出力RT1が加えられる。また、D−FF246のクロック端子にはD−FF243のQ出力ST2が加えられ、R端子にはD−FF244のQ出力RT2が加えられる。そして、D−FF245、246のQ出力からはパルス幅変調信号PG、NGが出力される。
かかるパルス幅変調信号生成器24の回路構成によれば、各D−FF241―244のD端子とR端子との関係は、片方がH入力であれば他の片方はL入力であり、しかもクロック信号CLKPとCLKNとはランプ波RAMPと同期して交互にHあるいはL状態となる。このため、例えば、クロック信号CLKPがHで比較器23の出力信号CMP2が入力した時点で、D−FF241からのQ出力ST1がD−FF245のクロック端子に出力し、D−FF245のQ出力であるパルス幅変調信号PGが立上がる。そして、次のランプ波RAMPでのクロック信号CLKNのHで比較器22の出力信号CMP1が入力した時点で、D―FF242からのQ出力RT1がD−FF245のR端子に出力してリセット状態となり、D−FF245のQ出力であるパルス幅変調信号PGが立下がる。
同様に、例えば、クロック信号CLKPがHで比較器22の出力信号CMP1が入力した時点で、D−FF243からのQ出力ST2がD−FF246のクロック端子に出力し、D−FF246のQ出力であるパルス幅変調信号NGが立上がる。そして、次のランプ波RAMPでのクロック信号CLKNのHで比較器23の出力信号CMP2が入力した時点で、D―FF244からのQ出力RT2がD−FF246のR端子に出力してリセット状態となり、D−FF246のQ出力であるパルス幅変調信号NGが立下がる。
ここで、従来の三角波発生器の場合とランプ波発生器21の場合における回路規模について比較する。従来の三角波発生器は、前述したように、三角波の中心電位を決定するための付加回路が必要となる。
一方、ランプ波発生器21は、比較器212においてランプ波RAMPと比較される基準レベルREFRによってランプ波RAMPの中心電位を決定することができ、三角波発生器が有する規模の大きい負荷回路を必要としない。ここで、ランプ波発生器21及びパルス幅変調信号生成器24を構成する素子は、電流源、小容量のキャパシタ、比較器、キャパシタに蓄積した電荷を放出するスイッチと6つのDフリップフロップであり、前述した三角波の中心電位を決定するための付加回路に比べると、いずれも規模の小さな素子や回路である。このように、ランプ波発生器とすることで従来の三角波発生器の設置よりも回路規模の縮小を図ることができる。
図4は、パルス幅変調信号PG、NGを生成する場合のパルス幅変調信号生成器24の各部の波形を示す。図4(a)及び図4(b)のパルス信号RST、比較器22の出力信号CMP1、比較器23の出力信号CMP2は図2と同じである。また、クロック信号CLKP、CLKNは相互に反転しており、ランプ波RAMPに同期するようにパルス信号RSTに基づき形成される。図4(b)に示すQ出力の波形ST1、RT1、ST2、RT2によるパルス幅変調信号PG、NGの生成は前述のとおりである。すなわち、クロック信号CLKPのH状態における比較器23の出力信号CMP2の立上り時点TN1にてST1がH状態となり、また比較器22の出力信号CMP1の立上り時点TP1にてST2がH状態になる。そして、このST1、ST2の立下りは、クロック信号CLKNのH状態でのリセットによる。また、クロック信号CLKNのH状態における比較器23の出力信号CMP2の立上り時点TN2にてRT2がH状態となり、また比較器22の出力信号CMP1の立上り時点TP2にてRT1がH状態になる。そして、このRT1、RT2の立下りは、クロック信号CLKPのH状態でのリセットによる。
この結果、パルス幅変調信号PGの立上りはST1の立上りにより、立下りはRT1の立上りによる。また、パルス幅変調信号NGの立上りはST2の立上りにより、立下りはRT2の立上りによる。こうして、比較器22、23の各出力信号CMP1、CMP2を次のランプ波RAMPまで持続させることができる。
これまでの説明においては、二種類の相補的なレベル信号POS及びNEGは、適切な位置にあるものとして説明してきた。しかし、これらレベル信号POS、NEGの誤差を抑制する回路を図5にて述べる。
図5は、本実施形態のスイッチングアンプを説明するための回路図であり、スイッチングアンプを駆動装置として例示した図である。図5において、駆動装置1を構成するスイッチングアンプは、ランプ波発生器21と、パルス幅変調回路20と、ハーフブリッジ増幅器27、28、フィードバック回路15と、誤差抑圧回路と、反転増幅回路により構成されている。アナログ信号である入力信号VINをパルス幅変調回路20によりパルス幅変調し、パルス幅変調信号に応じてハーフブリッジ増幅器27、28によりPOUT、NOUTに接続される駆動コイルL1(図示せず)を駆動している。図5において、ランプ波発生器21、パルス幅変調回路20、ハーフブリッジ増幅器27、28は、図1と同じであり、説明を省略する。
この回路構成では、レベル信号POS、NEGの入力信号供給部分と出力信号POUT、NOUTとの間にフィードバック回路を設けると共にフィードバック信号と入力信号VINとの誤差を抑圧する回路を備えたものである。すなわち、出力信号POUT、NOUTの高周波成分を除去し差動信号をシングルエンドとしたフィードバック信号151を出力するフィードバック回路15と、このフィードバック信号151と入力信号VINとの誤差を検出しその誤差量に応じたレベル信号POSを出力するための抵抗器R2、R3、キャパシタCiを備えたオペアンプ10からなる誤差抑圧回路と、レベル信号POSに対して反転信号NEGを得る抵抗器R3、R4を備えたオペアンプ11からなる反転増幅回路を有する。ここで、VCOMは入力信号の基準レベルであり、RCOMは相補的なレベル信号のPOS、NEGの信号基準レベルであり、ランプ波RAMPの中点電位になるように設定されている。
この回路構成にてフィードバック信号と入力信号VINとの誤差が抑圧されたレベル信号POS、NEGを得ることができ、直流電圧変動による波形のレベル変化やひずみを低減することができる。
(第2実施形態)
通常、相補的なレベル信号のPOS、NEGの信号基準レベルは、ランプ波RAMPの中点電位になるように設定する。しかし、ランプ波RAMPの製造プロセスによるばらつきや温度変化によるばらつきなどの影響により、ランプ波RAMPの頂点の電位が設定値から変動することになる。その結果、ランプ波RAMPの中点電位からランプ波RAMPの頂点までの範囲が変動し、ランプ波RAMPの中点電位からランプ波RAMPの頂点までの範囲(上位の範囲)と、この中点位置からグランドレベルまでの範囲(下位の範囲)が非対称になる。
こうして相補的なレベル信号のPOS、NEGの信号基準レベルは、ランプ波RAMPの中点電位から変動した値になる。この場合、最大信号レベル時にパルス幅変調信号の変調度が70%にも到達しない仕様では信号の正極と負極の最大レベルでのデューティが非対称となることはない。このため、スイッチングアンプの出力信号が歪むことはなく問題にはならない。
ところが、最大信号レベル時にパルス幅変調信号の変調度が90%を越える仕様においては、前記上位範囲と下位範囲とが非対称である場合、信号の正極または負極のどちらか一方の極性の最大レベルが上昇し、もう−方の極性の最大レベルは下降することになる。このため、信号波形の正極と負極のレベルが非対称になり結果的に出力信号が歪む。
この実施形態では、最大信号レベル時の正極と負極の振幅の最大値の非対称性を抑えるために、ランプ波RAMPの中点電位を生成するランプ波中点電位生成回路をランプ波発生器210に加えた構造を述べる。
図6では、ランプ波発生器210とランプ波中点電位生成回路30とを例示したものである。このうち、ランプ波発生器210は、図3(a)のランプ波発生器21からランプ波中点生成回路に必要な回路を付加したものであり、ランプ波生成器21と同じ回路については、説明を省略する。ランプ波発生器210は、比較器212の出力CMPRを遅延させて出力CMPRDを生成する遅延回路214と、比較器212の出力CMPRと遅延出力CMPRDの2つの入力からスイッチSWRをオンオフ制御する信号CNTRを出力する論理回路216と、遅延出力CMPRDをさらに遅延させて、キャパシタCrに蓄積された電荷を放出するスイッチSWDをオンオフ制御する信号RST出力する遅延回路215を有する。
ランプ波中点電位生成回路30には、ランプ波発生器210のランプ波RAMP及び論理回路216の出力CNTRが入力される。そして、ランプ波中点電位生成回路30は、ランプ波発生器210の出力RAMPをキャパシタChに接続するスイッチSWRと、スイッチSWRがオンしている期間中にランプ波RAMPに接続されるキャパシタChと、キャパシタChの電位を記憶するバッファ31と、このバッファ31の出力RBUFとグランドレベルの中点電位RMIDを生成する抵抗器Rm1、Rm2とを備えている。そして、スイッチSWRはランプ波発生器210の出力CNTRによって投入制御される。
図7は、ランプ波RAMP、基準電位REFR、電位HLD(RBUF)、中点電位RMID、出力CMPR、出力CMPRの遅延出力CMPRD、スイッチSWRのオンオフ制御信号CNTR、パルス出力RSTのタイミング波形を示す。
図6に示すランプ波中点電位生成回路30及びランプ波発生器210において、電圧ランプ波形RAMPが基準電位REFRまで達すると、比較器212の出力CMPRはHに変化する。論理回路216は、出力CMPRがHに変化することによりCNTRをHに変化させて、スイッチSWRを投入する。この時、ランプ波生成用キャパシタCrとランプ波頂点サンプル&ホールド用キャパシタChとが並列に接続される。このキャパシタCr、Chによる電荷再分配と電流源211からの電荷供給によりキャパシタChの電位HLDが変動する。
遅延回路214により出力CMPRよりも遅延してCMPRDがHに変化すると、論理回路216はCNTRをLに変化させて、スイッチSWRがオフし、キャパシタChの電荷は保持される。その後、遅延回路215により遅延出力CMPRDよりも遅延したRSTがHに変化すると、スイッチSWDがオンしてキャパシタCrに蓄積された電荷は放出されランプ波形RAMPはグランドレベルになる。
ランプ波形RAMPが基準電位REFRより下がると、比較器212の出力CMPRはHからLに変化し、遅延回路214、215により出力CMPRよりも遅延したRSTがHからLに変化して、スイッチSWDがオフして、ランプ波形RAMPは電流源211からの充電によりグランドレベルから上昇し始める。
上述の電圧ランプ波形RAMPのサイクルを繰り返すことにより、キャパシタChの電位HLDはランプ波RAMPの頂点の電位に漸近する。ランプ波RAMPの中点電位RMIDは、キャパシタChの電位HLDを同じ抵抗値の抵抗器Rm1、Rm2で分圧することにより発生する。なお、バッファ31は、抵抗器Rm1、Rm2を介してキャパシタChに保持された電荷が放出されることにより、キャパシタChの電位HLDが低下するのを防止するためにある。
図8は、図5と同様のフィードバック回路を有するスイッチングアンプを示すものであるが、図5のランプ波発生器21の代わりに図6に示すランプ波発生器210とランプ波中点電位生成回路30からなるランプ波発生・中点電位生成回路12を備え、中点電位RMIDはオペアンプ11の非反転入力となっている。
フィードバック構成のスイッチングアンプである駆動装置3のように入力信号がシングルエンドの場合は、誤差抑圧手段としての誤差抑圧回路の出力を反転させる反転増幅回路の非反転入力の信号基準レベルとしてランプ波中点電位RMIDを入力することで、レベル信号POS、NEGの正極と負極の絶対値の最大を共に等しくランプ波形RAMPの振幅の半分にでき、デューティ100%近傍におけるレベル信号POS、NEGの正極と負極の対称性をよくする効果が得られるため、最大出力時の波形品質の劣化を防止することができる。
また、入力信号が差動の場合は、誤差抑圧手段としての全差動アンプのコモンモードレベルとして入力することで、レベル信号POS、NEGの信号基準レベルがランプ波形中点電位になり、入力信号がシングルエンドの場合と同様の効果が得られるため、最大出力時の波形品質の劣化を防止することができる。
本発明の一実施形態のスイッチングアンプを説明するための回路ブロック図である。 図1の各部信号波形図である。 ランプ波発生器及びパルス幅変調信号生成器の一例の回路ブロック図である。 主に図3の各部信号波形図である。 フィードバック構成のスイッチングアンプを例示する回路ブロック図である。 本発明の第二実施形態のランプ波発生器とランプ波中点電位生成回路を例示する回路図である。 図6のランプ波発生器の各部信号波形図である。 図6を用いたフィードバック構成のスイッチングアンプを例示する回路ブロック図である。 従来のスイッチングアンプの回路ブロック図である。 従来の三角波発生器の図である。 主に図9の各部信号波形図である。 図9のスイッチングアンプの一例の負荷回路図である。
符号の説明
2 駆動回路
21、210 ランプ波発生器
22、23 比較器
24 パルス波幅変調信号生成器
241、242、243、244、245、246 D−FF
30 ランプ波中点電位生成回路
15 フィードバック回路

Claims (5)

  1. 1フレーム期間内の基準信号として半フレームは第1のランプ波を生成し他の半フレームは前記第1のランプ波の次に続く第2のランプ波を生成するランプ波発生器を具え、
    信号基準レベルを中心として上下レベルを相補的に交互に推移する二種類のレベル信号のうち片方のレベル信号と前記第1及び第2のランプ波とを比較する第1の比較器と、他の片方のレベル信号と前記第1及び第2のランプ波とを比較する第2の比較器とを具え、
    前記第1のランプ波と交差する前記片方のレベル信号を検出する前記第1の比較器の出力変化と前記第2のランプ波と交差する他の片方のレベル信号を検出する前記第2の比較器の出力変化とによって生成される第1のパルス幅変調信号と、
    前記第1のランプ波と交差する前記他の片方のレベル信号を検出する前記第2の比較器の出力変化と前記第2のランプ波と交差する前記片方のレベル信号を検出する前記第1の比較器の出力変化とによって生成される第2のパルス幅変調信号とを生成するパルス幅変調信号生成器を具える、ことを特徴とするスイッチングアンプ。
  2. 前記第1と第2のランプ波の波高値の変動に追従して、前記信号基準レベルとして常に前記第1と第2ランプ波高値の中点レベルを生成する手段を具えることを特徴とする請求項1に記載のスイッチングアンプ。
  3. 前記第1及び第2のランプ波の立下りエッジ毎に前記第1と第2の比較器の出力を初期化する手段を具え、
    前記第1と第2の比較器が前記レベル信号と前記第1及び第2のランプ波とを比較する前に、前記第1と第2の比較器の出力を初期化することで、前記第1と第2の比較器の出力を立下がることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のスイッチングアンプ。
  4. 前記レベル信号の最大レベルを制限する手段を備えたことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスイッチングアンプ。
  5. 駆動信号生成機能を有するパルス幅変調回路と、
    このパルス幅変調回路の後段にあって負荷に電力を供給する駆動手段と、
    前記負荷の両端の出力端子に現われる出力信号を入力信号が入力される入力端子側ヘフィードバックさせるフィードバック手段と、
    前記フィードバック手段によりフィードバックされた出力信号を前記入力信号と比較して信号間の誤差を検出し、該信号間の誤差量に対応した誤差抑圧信号を生成する誤差抑圧手段と、を具えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスイッチングアンプ。
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